JPS6210633Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210633Y2 JPS6210633Y2 JP16915282U JP16915282U JPS6210633Y2 JP S6210633 Y2 JPS6210633 Y2 JP S6210633Y2 JP 16915282 U JP16915282 U JP 16915282U JP 16915282 U JP16915282 U JP 16915282U JP S6210633 Y2 JPS6210633 Y2 JP S6210633Y2
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- JP
- Japan
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- case
- support rod
- fluid
- filled
- cylindrical
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- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 12
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 12
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 5
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は流体を封入したケースを貫通して小
物部品を挿入する挿入装置において、流体の充満
したままで小物部品を挿入および取外すことがで
きるように改良したものに関する。
物部品を挿入する挿入装置において、流体の充満
したままで小物部品を挿入および取外すことがで
きるように改良したものに関する。
流体封入ケースの小物部品挿入装置の従来例を
第1図にもとづいて説明する。この図は冷却水に
海水を使用する熱交換器の要部を示し、海水によ
るケース1の腐蝕を防止するための亜鉛製防蝕片
2が第2図に拡大して示すように防蝕片2に埋設
したねじ3で支持具4に取付けられ、この支持具
4がケース1の貫通部に設けた円筒状部1aに外
側からねじ込み固定されている。
第1図にもとづいて説明する。この図は冷却水に
海水を使用する熱交換器の要部を示し、海水によ
るケース1の腐蝕を防止するための亜鉛製防蝕片
2が第2図に拡大して示すように防蝕片2に埋設
したねじ3で支持具4に取付けられ、この支持具
4がケース1の貫通部に設けた円筒状部1aに外
側からねじ込み固定されている。
このような構造では電気的に陰極として作用す
る防蝕片2が減耗するので減耗に伴つて防蝕片2
を取替える必要があるが、器内の冷却水を排出し
てから支持具を取外すようにしていたので防蝕片
2の取替え作業に多くの手数を要するという欠点
があつた。
る防蝕片2が減耗するので減耗に伴つて防蝕片2
を取替える必要があるが、器内の冷却水を排出し
てから支持具を取外すようにしていたので防蝕片
2の取替え作業に多くの手数を要するという欠点
があつた。
この考案は前記の欠点を除去するために、流体
を排出することなく小物部品を挿入および取外す
ことができるようにした流体封入ケースの小物部
品挿入装置を提供することを目的とする。
を排出することなく小物部品を挿入および取外す
ことができるようにした流体封入ケースの小物部
品挿入装置を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
第3図はこの考案による流体封入ケースの小物
部品挿入装置を示すもので、図の上半分は小物部
品の挿入時の状態を、また下半分は取外し時の状
態を示す。この図における挿入装置は、冷却水に
海水を使用する熱交換器のケース31を貫通して
海水によるケース31の防蝕部材(小物部品)3
2を支持するフランジ付支持棒34が固定取付け
されている。前記ケース31の貫通部には円筒状
部31aが設けられ、この円筒状部31aの内周
の内側端部に斜面31cが形成され、外側端部に
はねじ31bが設けられている。前記防蝕部材3
2は円筒状をなし、前記支持棒34で挿通して支
持するようになつている。この支持棒34はケー
ス31の内側から円筒状部31aに挿入され、フ
ランジ34aの外周には前記円筒状部31aの斜
面31cと係合する斜面34bが設けられてい
る。また支持棒34の先端部にはねじ34cが設
けられ、支持棒34に防蝕部材32を挿入した後
前記ねじ34cに環状固定具35がねじ込まれ
る。この固定具35はゆるみ止めナツト36で支
持棒34に固定されている。前記固定具35の外
周にはねじ35aが設けられ、このねじ35aを
前記円筒状部31aのねじ31bにねじ込むこと
により支持棒34とともに防蝕部材32をケース
31の内部に挿入するようになつている。
部品挿入装置を示すもので、図の上半分は小物部
品の挿入時の状態を、また下半分は取外し時の状
態を示す。この図における挿入装置は、冷却水に
海水を使用する熱交換器のケース31を貫通して
海水によるケース31の防蝕部材(小物部品)3
2を支持するフランジ付支持棒34が固定取付け
されている。前記ケース31の貫通部には円筒状
部31aが設けられ、この円筒状部31aの内周
の内側端部に斜面31cが形成され、外側端部に
はねじ31bが設けられている。前記防蝕部材3
2は円筒状をなし、前記支持棒34で挿通して支
持するようになつている。この支持棒34はケー
ス31の内側から円筒状部31aに挿入され、フ
ランジ34aの外周には前記円筒状部31aの斜
面31cと係合する斜面34bが設けられてい
る。また支持棒34の先端部にはねじ34cが設
けられ、支持棒34に防蝕部材32を挿入した後
前記ねじ34cに環状固定具35がねじ込まれ
る。この固定具35はゆるみ止めナツト36で支
持棒34に固定されている。前記固定具35の外
周にはねじ35aが設けられ、このねじ35aを
前記円筒状部31aのねじ31bにねじ込むこと
により支持棒34とともに防蝕部材32をケース
31の内部に挿入するようになつている。
前記実施例によれば防蝕部材32の挿入状態で
はケース31の円筒状部31aおよび支持棒34
と固定具35のねじ結合部で封止して冷却水の流
出を防止することができる。また防蝕部材32を
取外す場合には固定具35を円筒状部31aから
ゆるめて支持棒34を引出し、フランジ34aの
斜面34bと円筒状部31aの斜面31cを当接
させた後ナツト36をゆるめて固定具35を取外
せば支持棒34から防蝕部材32を取出すことが
できる。この際に斜面34bと31cのくさび作
用で支持棒34がケース31に固定され、かつ接
合面で封止作用を行うので冷却水を充満したまま
でも流出を防止することができる。
はケース31の円筒状部31aおよび支持棒34
と固定具35のねじ結合部で封止して冷却水の流
出を防止することができる。また防蝕部材32を
取外す場合には固定具35を円筒状部31aから
ゆるめて支持棒34を引出し、フランジ34aの
斜面34bと円筒状部31aの斜面31cを当接
させた後ナツト36をゆるめて固定具35を取外
せば支持棒34から防蝕部材32を取出すことが
できる。この際に斜面34bと31cのくさび作
用で支持棒34がケース31に固定され、かつ接
合面で封止作用を行うので冷却水を充満したまま
でも流出を防止することができる。
前記実施例では熱交換器の場合について説明し
たが、ガスを封入したケースに計器等の小物部品
を挿入する場合についても実施することができ
る。
たが、ガスを封入したケースに計器等の小物部品
を挿入する場合についても実施することができ
る。
以上述べたように、この考案によれば流体封入
ケースの小物部品挿入装置において、円筒状小物
部品の支持棒の両端部に外周にねじを有する環状
固定具と外周に斜面を形成したフランジとを設
け、小物部品の挿入時にはねじ部でまた取外し時
には斜面でケースと接合させて封止するように構
成したので、流体を充満したままで小物部品を挿
入および取外すことができるという効果が得られ
る。
ケースの小物部品挿入装置において、円筒状小物
部品の支持棒の両端部に外周にねじを有する環状
固定具と外周に斜面を形成したフランジとを設
け、小物部品の挿入時にはねじ部でまた取外し時
には斜面でケースと接合させて封止するように構
成したので、流体を充満したままで小物部品を挿
入および取外すことができるという効果が得られ
る。
第1図は従来の流体封入ケースの小物部品挿入
装置を示す縦断面図、第2図は第1図のA部を拡
大して示す縦断面図、第3図はこの考案による流
体封入ケースの小物部品挿入装置を示す縦断面図
である。 31……ケース、31a……円筒状部、31
c,34b……斜面、32……小物部品、34…
…支持棒、34a……フランジ、35……固定
具。
装置を示す縦断面図、第2図は第1図のA部を拡
大して示す縦断面図、第3図はこの考案による流
体封入ケースの小物部品挿入装置を示す縦断面図
である。 31……ケース、31a……円筒状部、31
c,34b……斜面、32……小物部品、34…
…支持棒、34a……フランジ、35……固定
具。
Claims (1)
- 流体を封入したケースを貫通して小物部品を挿
入する挿入装置において、前記ケースの貫通部に
円筒状部を設けるとともに、その内周の内側端部
に斜面を形成し、円筒状の小物部品を挿通して支
持するフランジ付支持棒のフランジの外周に前記
斜面と係合する斜面を設け、前記支持棒をケース
の内側から円筒状部に挿入するとともに、支持棒
の先端部にねじ込まれた環状固定具を円筒状部の
内周端部にねじ込み固定したことを特徴とする流
体封入ケースの小物部品挿入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16915282U JPS5976895U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 流体封入ケ−スの小物部品插入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16915282U JPS5976895U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 流体封入ケ−スの小物部品插入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5976895U JPS5976895U (ja) | 1984-05-24 |
JPS6210633Y2 true JPS6210633Y2 (ja) | 1987-03-12 |
Family
ID=30369609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16915282U Granted JPS5976895U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 流体封入ケ−スの小物部品插入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5976895U (ja) |
-
1982
- 1982-11-08 JP JP16915282U patent/JPS5976895U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5976895U (ja) | 1984-05-24 |
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