JPS62105613A - ライナ−素材供給装置 - Google Patents

ライナ−素材供給装置

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JPS62105613A
JPS62105613A JP24624885A JP24624885A JPS62105613A JP S62105613 A JPS62105613 A JP S62105613A JP 24624885 A JP24624885 A JP 24624885A JP 24624885 A JP24624885 A JP 24624885A JP S62105613 A JPS62105613 A JP S62105613A
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Japan
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liner material
inner member
flow path
container lid
supply device
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JP24624885A
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Kashiwa Murayama
村山 柏
Masakazu Tatsuta
立田 雅一
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Nippon Closures Co Ltd
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Japan Crown Cork Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、ライナー素材供給装置、更に詳しくは、容器
蓋の天面壁内面に環形状のライナー素材を供給するため
のライナー素材供給装置に関する。
〈従来技術〉 周知の如く、種々の形態の容器蓋においては、容器開口
端を充分確実に密封するために、容器蓋の天面壁内面に
ライナーを形成することが重要である。そして、かかる
ライナーは、一般に、加熱溶融状態のライナー素材(か
かるライナー素材はボレオレフィン又は塩化ビニルの如
き熱可塑性樹脂でよい)を天面壁円面に供給し、次いで
適宜の型押工具によって上記ライナー素材を所要形状に
型押成形することによって形成される。
而して、容器蓋の天面壁内面において、確実な密封を達
成するためにライナーが存在することが本質的に必要な
部位は、容器開口端に対応する周縁部のみである。ゆれ
故に、特に大径の容器蓋においては、ライナー素材の使
用量を必要最小限度にせしめてコストの低減を図る等の
見地から、天面壁内面の中央部には全く存在せず周縁部
のみに存在する環形状、通常は円環形状、のライナーを
形成することが望まれる。然るに、特開昭55−775
23号公報に開示されている如く、環形状のライナーを
型押成形によって形成するためには、天面壁内面に環形
状のライナーを供給することが必要であり、上記特開昭
55−77523号公報には、かような要件を満たす独
特なライナー素材供給装置が開示されている。
上記ライナー素材供給装置は、倒立状態(即ち天面壁内
面を上方に向けた状態)の容器蓋を支持するための容器
蓋支持手段と、押出機と、上記容器蓋支持手段の上方に
配設された供給機構とを具備している。供給機構は、押
出機から押出される加熱溶融状態のライナー素材が流動
せしめられる環状流路と、かかる環状流路の下端部を選
択的に開閉するための開閉弁手段とを含んでいる。
〈解決すべき問題点〉 然るに、本発明者等の経験によれば、上記ライナー素材
供給装置には、次の通りの解決すべき問題が存在するこ
とが判明した。即ち、環状流路を選択的に開閉するため
の手段として通常の弁手段を使用しているが、押出機か
ら環状流路を通して流動せしめられる加熱溶融状態のラ
イナー素材は相当高圧である等に起因して、上記弁手段
によって環状流路を充分確実に閉じることが困難であり
、それ故に個々の容器蓋に供給されるライナー素材の量
が大幅に変動し、或いは弁手段の主要部が比較的短期間
のうちに摩耗して使用し得ないものになってしまう傾向
がある。更に、環状流路から流出したライナー素材が容
器蓋に位置付けられた後に環状流路を規定している分村
から容器蓋を離隔する際に、流出したライナー素材の実
質上全てが容器蓋と共に上記部材から離隔されず、流出
したライナー素材の一部が上記部材に残留する傾向があ
り、これに起因しても個々の容器蓋に供給されるライナ
ー素材の量が大幅に変動され得る。
く本発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、従来のライナー素材供給装置に存在する上記問
題を解決し、個々の容器蓋に供給されるライナー素材の
量が充分精密に所定量に維持され且つ長期間に渡って安
定して作動し得る、改良されたライナー素材供給装置を
提供することである。
本発明のその他の目的は、添付図面を参照して本発明に
従って構成されたライナー素材供給装置の好適具体例に
ついて詳細に説明する後の記載から明らかになるであろ
う。
く本発明の要約〉 本発明者等は鋭意研究及び実験の結果、相対的に昇降動
せしめられる柱状内側部材と筒状外側部材との間に環状
流路を規定し、かかる環状流路の下端を上記内側部材の
外面と上記外側部材の内面との協働によって閉じるよう
にせしめれば、充分確実に環状流路を閉じることができ
、そしてまた主要部の摩耗を回避して長期間に渡って安
定して使用し得ることを見出した。
本発明者等が見出したかかる他見に基き、本発明によれ
ば、容器蓋の天面壁内面に環形状のライナー素材を供給
するためのライナー素材供給装置にして、 倒立状態の容器蓋を支持するための上面を有する支持台
を含む容器蓋支持手段と、 押出機と、 該容器蓋支持手段の上方に配設された供給機構と、を具
備し、 該供給機構は、柱状内側部材と、筒状外側部材と、該外
側部材に対して相対的に該内側部材を昇降動せしめるた
めの昇降動手段とを含み、該内側部材が該外側部材に対
して相対的に下降せしめられた状態において、上部領域
及び下部領域では該内側部材の外面と該外側部材の内面
との間には実質上間隙が存在しないが、中間領域では該
内側部材の外面と該外側部材の内側との間には環状流路
が規定されており、該環状流路の少なくとも下端□ 部
において、該外側部材はその内径が該内側部材の該下部
領域に位置する下端部の外径より大きくせしめられてい
る大径部を有し、該内側部材が該外側部材に対して相対
的に上昇せしめられると、該内側部材の下端部は該外側
部材の該大径部に対応して位置し、かくして該環状流路
の下端が開放されるように構成されており、更に、該外
側部材と該内側部材との少なくとも一方には、該押出機
から押出されるライナー素材を該環状流路に導く導入路
が形成されている、ことを特徴とするライナー素材供給
装置が提供される。
更に、本発明者等は、上記環状流路から流出したライナ
ー素材が容器蓋に位置付けられた後に上記内側部材及び
上記外側部材から容器蓋を離隔する際に、容器蓋を回転
せしめれば、流出したライナー素材の一部を上記内側部
材及び上記外側部材に残留せしめることなく、流出した
ライナー素材の実質上全てを容器蓋に供給することがで
きることを見出した。
本発明者等が見出したかかる知見に基き、本発明の好適
実施形態においては、該容器蓋支持手段の該支持台は、
回転自在に装着されており、該容器蓋支持手段は、更に
、該支持台を回転せしめるための回転手段を含む。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
ライナー素材供給装置の好適具体例について詳細に説明
する。
く好適具体例の構成〉 第1図を参照して説明すると、図示のライナー素材供給
装置は、全体を番号2で示す容器蓋支持手段と、全体を
番号4で示す押出機と、全体を番号6で示す供給機構と
を具備している。
最初に、容器蓋支持手段2について説明すると、図示の
容器蓋支持手段2は、下部支持基板8と適宜の支持構造
(図示していない)によって支持されている中間部支持
基板10とを含んでいる。中間部支持基板lOには大径
上部12と小径下部14を有する開口が形成されており
、かかる開口は支持台16が昇降自在に且つ回転自在に
装着されている。この支持台16は、上記開口16の大
径上部12に対応した寸法の円盤部18とその下面から
下方に延びる軸部20とを有する。円盤部18には、そ
の上面に載置される容器蓋を吸着保持するための永久磁
石22が埋設されている。容器蓋が非磁性体から形成さ
れている場合には、円盤部18に磁石22を埋設するこ
とに代えて、円盤部18にその上面に開口する吸引孔を
形成すると共にかかる吸引孔を吸引源に連通せしめ、円
盤部18上に載置された容器蓋を真空吸着することがで
きる。容器蓋支持手段2は、更に、上記支持台16を回
転せしめるための回転手段24と上記支持台16を昇降
動せしめるための昇降動手段26とを含んでいる。詳述
すると、上記下部支持基板8上には、共通駆動源を構成
する電動モータ28が装着されている。このモータ28
の出力軸30には、プーリ32及び34が固定されてい
る。上記回転手段24は、下部支持基板10に固定され
た支持枠36に装着されたクラッチ機構38を有する。
このクラッチ機構38の入力軸40にはブー+J42が
固定されており、このプーリ42と上記プーリ32とに
は無端ベルト44が巻掛けられている。クラッチ機構3
8の出力軸46には歯車48が固定されている。上記下
部支持基板8と上記中間部支持基板10との間には回転
軸50が回転自在に装着されており、この回転軸50に
上記歯車48と係合する歯車52が固定されている。
更に、上記支持台16の軸部20には、上記歯車52と
係合する歯車54が固定されている。かくして、上記ク
ラッチ機構38が連結状態にせしめられると、モータ2
8の回転がプーリ32、ベルト44、ブー1J42、歯
車48.52及び54を介して支持台16に伝動され、
支持台1Gが例えば第1図において上方から見て時計方
向に回転せしめられる。上記下部支持基板s上には、軸
支部材56も固定されており、この軸支部材56には回
転軸60が回転自在に装着されている。回転軸60には
、プーリ62及びカム板64が固定されている。プーリ
62と上記プーリ34とには無端ベルト66が巻掛けら
れている。上記カム板64の上方には、適宜の支持構造
(図示していない)を介して上記下部支持基板8に固定
された支持板6日が配設されており、この支持板68に
はカム従動節70が昇降自在に装着されている。カム従
動節70の下端には、上記カム板68のカム面即ち周面
に接触せしめられるローラ72が回転自在に装着されて
いる。また、カム従動節70の上端には円板74が固定
されている。そして、上記支持台16の軸部20の下端
には上記円板74と協mする円板76が固定されている
。円板74と円板76との間には両者の相対的回転を許
容するベアリング(図示していない)が介在せしめられ
ている。かくの通りであるので、モータ28の回転がプ
ーリ34、ベルト66及びプーリ62を介してカム板6
4に伝動されてカム板64が回転され、カム板64の回
転に応じてカム従動節70を介して支持台16が昇降動
せしめられる。尚、上記回転手段24における歯車52
は上下方向に充分大きな厚さを有する故に、支持台16
が昇降動せしめられても、上記歯車52と上記歯車54
との保合が解除されることはない。
次に、主として第2図を参照して、上記容器蓋゛支持手
段2の上方に配設された供給機構6について詳述する。
図示の供給機構6は、略円筒状の外側部材78と略円柱
状の内側部材80とを含んでいる。外側部材78は、上
部部材82とその下端に固定された下部部材84とから
構成されている。
上部部材82は、上記押出機4を介して上記中間部支持
基板10に固定されている(この点については後に更に
言及する。下部部材84には2個の段部が形成されてお
り、下部部材84は上方から下方に向って順次に大径部
86、中径部88及び小径部90を有する。小径部90
の外径は容器蓋の内径に対応せしめられている。上部部
材82と下部部材84の大径部86との外周面には、加
熱バンド92が装着され、そしてまた下部部材84の中
径部86の外周面にも加熱バンド94が装着されている
。加熱バンド92及び94は、周知の電気抵抗式のもの
でよい。内側部材80は、上部部材96と締結ボルト9
日によって上記上部部材96の下端に固定された下部部
材100とから形成されている。上部部材96の上端部
は、上記外側部材78の上端を越えて上方に突出せしめ
られている。そして、かかる上端部には昇降動手段10
2(第1図)が接続されている。第1図に図示する如く
、昇降動手段102は、シリンダ104とピストン10
6を有する油圧シリンダ機構から構成することができる
。シリンダ104は、適宜の支持構造を介して上記中間
部支持基板10に固定された上部支持基板108に固定
されており、ピストン106は、上部支持基板108に
形成されている開口を通って下方に延び、その下端部が
上記上部部材96の上端部に連結されている。従って、
油圧シリンダ機構のピストン106の昇降に応じて内側
部材80が昇降動せしめられる。再び第2図を参照して
説明すると、内側部材80の下端には、半径方向外方及
び下方に開口されている円環状凹部110が形成されて
いる。
上記外側部材78の内周面と上記内側部材80の外周面
との間には、円環状流路112が規定されていることが
重要である。第2図を参照して説明を続けると、図示の
具体例においては、符号Aで示す位置から符号Bで示す
位置までの領域において、内側部材80の外周面の外径
が低減せしめられている。そしてまた、符号Cで示す位
置から符号りで示す位置までの領域において、外側部材
78の内周面の内径が増大せしめられている。かくして
、外側部材78に対して内側部材80が第2図に図示す
る位置に位置付けられている状態において、外側部材7
8の内周面と内側部材80の外周面との間には、符号イ
で示す中間領域において円環状流路112が規定されて
いる。上記中間領域イ中の符号口で示す上端部において
は、他の部材に比べて内側部材80の外径が大幅に低減
せしめられていて、半径方向寸法が増大せしめられた溜
114が形成されている。上記中間領域イよりも上方に
位置する上部領域ハ及び上記中間領域イよりも上方に位
置する下部領域二においては、外側部材78の外径と内
側部材80の内径とが実質上同一にせしめられており、
従って外側部材78の内周面と内側部材80の外周面と
の間には間隙が存在せず、第2図に図示する状態におい
ては、上記円環状流路112の上端と共に下端も閉じら
れている。上記中間領域イの少なくとも上下方向中間部
においては、内側部材80の外周面に螺条116が形成
されているのが好都合である。
図示の具体例においては、更に、上記溜114に対応し
て、外側部材80にはその内周面から外周面まで半径方
向に延びる導入路118が形成されている。この導入路
118は比較的小径の内側部119と比較的大径の外側
部120を有する。
上記溜114は、導入路118の内側部119に対して
充分に大きい上下方向寸法を有し、それ故に内側部材8
0が昇降動されても、導入路118と溜114とは連通
され続ける。第1図に図示する如く、上記導入路118
の外側部には押出機4の押出口部122が螺着される。
押出機4の本体部124は、適宜の支持構造(図示して
いない)を介して上記中間部支持基板10に装着される
所望ならば、外側部材78に導入路118を形成するこ
とに代えて、内側部材80に上記溜114まで延びる導
入路を形成し、かかる導入路に押出機4の押出口部12
2を接続することもできる。
く好適具体例の作用効果〉 次に、上述した通りのライナー素材供給装置の作用効果
について説明する。供給機構6における内側部材80の
昇降動、並びに容器蓋支持手段2における支持台16の
昇降動及び回転を示す第4図と共に第3−A図乃至第3
−D図を参照して説明すると、ライナー素材開始時にお
いては、供給機構6における内側部材80及び容器蓋支
持手段2における支持台16は、第3−A図に図示する
位置に位置付けられている。第3−A図と共に第2図を
参照することによって容易に理解される如く、かかる状
態において、押出機4の押出口部122を通して押出さ
れた加熱溶融状態のライナー素材126は、導入路11
8を通って溜114に流入し、次いで円環状流路112
を上方から下方へ流動し、かくして円環状流路112は
ライナー素材126によって満たされている。ライナー
素材126が円環状流路112内を流下する際には、内
側部材80の外周面に形成されている螺条116に沿っ
てライナー素材126は螺条に流動し、かくして円環状
流路112におけるライナー素材126の周方向流動分
布が充分に均一化される。
次いで、供給機構6における内側部材80が第3−B図
に図示する位置まで上昇せしめられ、所定時間間隔t1
だけこの上昇位置に維持される。
かくすると、内側部材80の下端部、更に詳しくは円環
状凹部110が、外側部材78の内周面における大径部
、即ち位置Cから位置りまでの部分に対応して位置し、
かくして、それまで閉じられていた円環状流路112の
下端が開放される。従って、第3−B図に図示する如く
、円環状流路112の下流から上記円環状凹部110に
所定量のライナー素材126が流出する。流出するライ
ナー素材126の量は上記所定時間間隔11を調節する
ことによって適宜に設定することができる。
また、この間には、第3−B図に図示する如く、容器蓋
支持手段2における支持台16の円盤部18上に、適宜
の送給機構(図示していない)によって倒立状態(即ち
その天面壁内面を上方に向けた状態)の容器蓋128が
供給され、磁石22によって磁気的に吸着される。
しかる後に、供給機構6における内側部材80が下降さ
れ始め、次いで、容器蓋支持手段2における支持台16
が上昇され始める。図示の具体例においては、内側部材
80は第3−A図に示す位置を越えて第3−C図に示す
位置まで下降される。
そして、支持台16は第3−C図に示す位置まで上昇さ
れる。内側部材80が第3−B図に示す位置から所定量
以上下降せしめられると、第3−A図及び第3−C図を
参照することによって理解される如く、実質上同一の径
を有する外側部材78の下端部(即ち位置りよりも下方
の部分)内周面と内側部材80の下端部(即ち位WBよ
りも下方の部分)外周面との協働によって、円環状流路
112の下端が閉じられる。かように、円環状流路11
2の下端の閉鎖は、充分な面積にせしめることができる
外側部材78の内周面と内側部材80の外周面との協働
によって遂行される故に、ライナー素材126の圧力が
相当高くても、円環状流路112から流出したライナー
素材126を円環状流路112内のライナー素材126
から完全に切断分離して、円環状流路112の下端を充
分確実に閉じることができる。また、外側部材78の内
周面と内側部材80の外周面が短期間のうちに摩耗され
てしまうこともない。
一方、支持台16が所定量以上上昇せしめられると、第
3−C図を参照することによって理解される如く、支持
台16の円盤部18上に位置する容!S蓋128内に、
供給機構6における外側部材78の小径部90の下端部
が挿入され、かくして供給機構6の外側部材78及び内
側部材80に対して容器蓋128が充分精密に同心状に
位置付けられる。
供給機構6における内側部材80が第3−C図に図示す
る位置まで下降されると共に容器蓋支持手段2における
支持台16が第3−C図に図示する位置まで上昇される
と、内側部材80の下端に形成されている・円環状凹部
110に収容されている流出ライナー素材126が容器
蓋128の天面壁内面に押付られてそこに接合される(
通常、容器1i128の天面壁内面にはライナー素材1
26に対して接着特性を有する塗膜が施されており、か
かる塗膜によってライナー素材126が容器蓋128の
天面壁内面に充分強固に接合される)。
図示の具体例においては、内側部材80の下端に円環状
凹部110が形成されており、流出ライナー素材126
はかかる円環状凹部110内に拘束される故に、所要通
りの円環形状ライナー素材126が容器蓋128の天面
壁内面に供給される。
次いで、容器蓋支持手段2の支持台16及びその円盤部
1日上に位置せしめられている容器11128が第3−
D図に示す位置(かかる位置は第3−A図及び第3−B
図に示す位置と同一である)まで下降される。そして、
かかる下降の際には、支持台16及びその円盤部18上
に位置せしめられている容器蓋128が比較的低速(例
えば60乃至80rmp程度)で回転せしめられる。か
くして、天面壁内面に円環状ライナー素材126を有す
る容器蓋128が得られる0本発明者等の実験によれば
、支持台16を下降せしめる際に、支持台16を回転せ
しめない場合には、流出ライナー126の一部が内側部
材80の円環状凹部110に残留する傾向があるが、支
持台16を回転せしめると、流出ライナー126が充分
確実に円環状凹部110から分離されて流出ライナー1
26の実質上全てが容器M128に供給されることが確
認されている。
しかる後に、円環状ライナー素材126を有する容器蓋
128は、適宜の取出機構(図示していない)によって
、支持台16の円盤部18上から取出され、次いで、適
宜の型押成形機(図示していない)に送給され、円環状
ライナー素材126が所要状のライナーに型押成形され
る。他方、供給機構6における内側部材80は、第3−
A図に示す位置まで上昇せしめられる。
〈変形例〉 第5図は、供給機構6における外側部材78と内側部材
80の変形例を図示している。この変形例においては、
内側部材80の外周面の外径を低減せしめることなく、
外側部材78の内周面の内径を増大せしめることによっ
て、円環状流路112が規定されている。即ち、符号A
で示す位置から符号Bで示す位置までの領域において、
外側部材78の内径が増大せしめられており、中間領域
イにおいて円環状流路112が規定されている。
そして、上記中間領域イの上端部口においては、外側部
材78の内径が他の部分に比べて大幅に増大せしめられ
ていて溜114が形成されている。
第5図に図示する変形例における上述した点以外の構成
は、上述した好適具体例と実質上同一でよい。第5図に
図示する変形例においても、容器蓋の天面壁内面にライ
ナー素材を供給する時には、内側部材80を実線で示す
位置から2点鎖線80Aで示す位置まで上昇せしめ、次
いで2点鎖線80Bで示す位置まで下降せしめ、しかる
後に実線で示す位置まで戻すことができる。
而して、上述した具体例及び変形例においては、供給機
構6の内側部材80を昇降動せしめているが、所望なら
ば、これに代えて或いはこれに加えて外側部材78を昇
降動せしめることもできる。
また、容器蓋が載置される支持台16を昇降動せしめる
ことに代えて或いはこれに加えて、内側部材80と共に
外側部材78を昇降動せしめることもできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明に従って構成されたライナー素材供給
装置の好適具体例を示す簡略図。 第2図は、第1図のライナー素材供給装置における供給
機構の主部を示す断面図。 第3−A図、第3−B図、第3−C図及び第3−D図は
、第1図のライナー素材供給装置の作用を説明するため
の部分断面図。 第4図は、第1図のライナー素材供給装置の主要部の移
動状況をしめす線図。 第5図は、供給機構の変形例の主部を示す断面図。 2・・・・・・容器蓋支持手段 4・・・・・・押出機 6・・・・・・供給機構 16・・・・・・支持台 24・・・・・・回転手段 26・・・・・・昇降動手段 78・・・・・・外側部材 80・・・・・・内側部材 102・・・・・・昇降動手段 110・・・・・・円環状凹部 112・・・・・・円環状流路 114・・・・・・溜 118・・・・・・導入路 126・・・・・・ライナー素材 128・・・・・・容器蓋 特許出願人 日本クラウンコルク株式会社−一゛−1 ピリ」、じ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、容器蓋の天面壁内面に環形状のライナー素材を供給
    するためのライナー素材供給装置にして、倒立状態の容
    器蓋を支持するための上面を有する支持台を含む容器蓋
    支持手段と、 押出機と、 該容器蓋支持手段の上方に配設された供給機構と、を具
    備し、 該供給機構は、柱状内側部材と、筒状外側部材と、該外
    側部材に対して相対的に該内側部材を昇降動せしめるた
    めの昇降動手段とを含み、該内側部材が該外側部材に対
    して相対的に下降せしめられた状態において、上部領域
    及び下部領域では該内側部材の外面と該外側部材の内面
    との間には実質上間隙が存在しないが、中間領域では該
    内側部材の外面と該外側部材の内面との間には環状流路
    が規定されており、該環状流路の少なくとも下端部にお
    いて、該外側部材はその内径が該内側部材の該下部領域
    に位置する下端部の外径より大きくせしめられている大
    径部を有し、該内側部材が該外側部材に対して相対的に
    上昇せしめられると、該内側部材の下端部は該外側部材
    の該大径部に対応して位置し、かくして該環状流路の下
    端が開放されるように構成されており、更に、該外側部
    材と該内側部材との少なくとも一方には、該押出機から
    押出されるライナー素材を該環状流路に導く導入路が形
    成されている、ことを特徴とするライナー素材供給装置
    。 2、該環状流路は円環形状であり、該環状流路の下端が
    開放されると、円環形状のライナー素材が該環状流路か
    ら流出せしめられる、特許請求の範囲大1項記載のライ
    ナー素材供給装置。 3、該内側部材の下端には、半径方向外方及び下方に開
    放された環状凹部が形成されており、該環状流路の下端
    が開放されると、該環状流路から該環状凹部にライナー
    素材が流出せしめられる、特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載のライナー素材供給装置。 4、該環状流路の上端部には、半径方向寸法が増大せし
    められた溜が形成されており、該導入路は該溜に接続さ
    れている、特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
    に記載のライナー素材供給装置。 5、該環状流路の少なくとも中間部において、該内側部
    材の外面には螺条が形成されている、特許請求の範囲第
    1項乃至第4項のいずれかに記載のライナー素材供給装
    置。 6、該外側部材の下端部は、容器蓋の内径に対応した外
    径を有する、特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれ
    かに記載のライナー素材供給装置。 7、該容器蓋支持手段の該支持台は、昇降自在に装着さ
    れており、該容器蓋支持手段は、更に、該支持台を昇降
    動せしめるための昇降動手段を含む、特許請求の範囲第
    1項乃至第6項のいずれかに記載のライナー素材供給装
    置。 8、該容器蓋支持手段の該支持台は、回転自在に装着さ
    れており、該容器蓋支持手段は、更に、該支持台を回転
    せしめるための回転手段を含む、特許請求の範囲第1項
    乃至第7項のいずれかに記載のライナー素材供給装置。 9、該容器蓋支持手段は、更に、該支持台の該上面に容
    器蓋を吸着せしめる吸着手段を含む、特許請求の範囲第
    1項乃至第8項のいずれかに記載のライナー素材供給装
    置。 10、該吸着手段は、該支持台の該上面に埋設された磁
    石から成る、特許請求の範囲第9項記載のライナー素材
    供給装置。 11、該吸着手段は、該支持台に形成され且つ該支持台
    の上面に開口された吸引孔と、該吸引孔を通して空気を
    吸引するための吸引源とから成る、特許請求の範囲第9
    項記載のライナー素材供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120191179A1 (en) * 2010-09-09 2012-07-26 Yasuhide Nakayama Base material for forming valved lumen shape tissue, method for producing valved lumen shape tissue, and valved artificial blood vessel
CN103568179A (zh) * 2012-07-20 2014-02-12 蔡鸿森 罐盖密封胶层制造方法

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