JPS62105146A - 転写マスクとその使用方法 - Google Patents

転写マスクとその使用方法

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JPS62105146A
JPS62105146A JP60244720A JP24472085A JPS62105146A JP S62105146 A JPS62105146 A JP S62105146A JP 60244720 A JP60244720 A JP 60244720A JP 24472085 A JP24472085 A JP 24472085A JP S62105146 A JPS62105146 A JP S62105146A
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JP
Japan
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pattern
patterns
mask
pixel
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Pending
Application number
JP60244720A
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English (en)
Inventor
Sadao Sasaki
佐々木 貞夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP60244720A priority Critical patent/JPS62105146A/ja
Publication of JPS62105146A publication Critical patent/JPS62105146A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶パネル、エレクトロルミネセンスパネル
及びプラズマディスプレイパネル等の画素を形成するパ
ターンを作成する転写マスクとその使用方法に関し、特
に大形であり、かつ画素数の多いパネルの前述したパタ
ーンを形成する転写マスクとその使用方法に関する。
〔従来の技術〕
この種のパネルとしては、第8図に模式的に示す液晶パ
ネルがある。すなわち、1は透光性下基板、2は絶縁膜
、3は液晶駆動電極、4は液晶、5は共通電極及び6は
透光性上基板である。そして、この液晶パネルは、液晶
駆動電極3と共通電極5との間に電圧を印加すると、液
晶4が配向し、透光性下基板1から入射する入射光7は
、透光性上基板6から出射され、液晶駆動電極3に対応
する画素が表示される。すなわち、液晶駆動電極3は画
素を形成するパターン(以下、「画素用パターン」とい
う。)となっている。
従来、この様な画素用パターン(液晶駆動電極3)を形
成する方法として光学式パターンジェネレータを使用す
る方法が知られている。このパターンジェネレータは、
キセノンランプなどの光源から発光する光をコンデンサ
レンズで集光し、バリアプルアパーチャを通して拡大(
例:5〜10倍)された矩形を形成し、この矩形を縮小
投影レンズを通して縮小(例:115〜1/10倍)し
て、XYステージ上に設置された、レジストを塗布した
被転写板(例えば、前述した透光性下基板1上に絶縁膜
2、透明導電膜を順次積層した被転写板。)に露光する
装置である。ここで、バリアプルアパーチャは4枚のブ
レードで矩形を形成し、向かいあったブレードの間隔を
調整することにより、任意の矩形が得られる。そして、
XYステージは、光波干渉を利用した測長機やリニアエ
ンコーダ等の測長機と接続されて、XとYの各テーブル
を駆動調整して、被転写板に露光すべきパターンを位置
決めする。上記露光後、現像・エツチング・レジスト剥
離の所定の工程を経て、被転写板上に画素用パターンを
形成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の方法では、例えば、画素用パター
ンが640X 480個もあると、そのパターンの製作
に10時間以上もかかつてしまう欠点があった。すなわ
ち、量産性が著しく低かった。また、大形のパネルのと
きには、当然透光性下基板も大きくなることから、これ
に見合った測長機の大型化が必要になり、この大型化に
伴って、機械加工精度の限界により測長機の精度が低下
し、結局パターンの位置決め精度の低下を余儀なくされ
る。
また、バリアプルアパーチャによる矩形の位置決め精度
の低下により解像度が低下し、更に投影レンズにおいて
も解像度が低下してしまう。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記した欠点を除去するためになされたもの
で、その第1発明は、複数の画素用パターンを設けた被
転写板の領域を、互いに重複する区域を設けて複数の区
域に分割し、前記分割区域内の重複区域外の区域の画素
用パターンに対応する転写パターンと、前記重複区域内
の画素用パターンに対応する転写パターンの一部とを有
することを特徴とする転写マスクであり、その第2発明
は、複数の画素用パターンを設けた被転写板の領域を、
互いに重複する区域を設けて複数の区域に分割し、前記
分割区域内の重複区域外の区域の画素用パターンに対応
する転写パターンと、前記重複区域内の画素用パターン
に対応する転写パターンの一部とを有する転写マスクを
前記分割区域数と同一数製作し、次に、レジストを塗布
した被転写板の分割区域に、所定の前記転写マスクを介
して露光し、前記転写パターンを転写することを特徴と
する転写マスクの使用方法である。また、その第3発明
は、複数の画素用パターンを設けた被転写板の領域を、
互いに重複する区域を設けて複数の区域に分割し、前記
分割区域内の重複区域外の区域の画素用パターンに対応
する転写パターンと、前記重複区域内の画素用パターン
に対応する転写パターンの一部とを有する転写マスクを
前記分割区域数と同一数製作し、次に、レジストを塗布
した中間被転写板の主表面の領域を前記分割区域数と同
一数に分割し、かつ前記中間被転写板の分割区域に、所
定の前記転写マスクを介して露光し、前記転写パターン
を転写し、前記中間被転写板を現像し、エツチングし、
レジスト剥離をし、前記転写パターンを設けた中間転写
マスクを製作し、次に、レジストを塗布した被転写板に
、前記中間転写マスクを介して露光し、前記中間転写マ
スクの転写パターンを転写することを特徴とする転写マ
スクの使用方法である。
〔実施例) 本例の転写マスクとその使用方法を第1図〜第6図に基
づき以下に詳述する。なお、本例においては、前述した
液晶パネルの液晶駆動電極を画素用パターンとし、その
画素用パターンを形成するための転写マスクとその使用
方法について述べる。
先ず、本例のインジウム・ティン・オキサイド(ITO
)からなる全画素用パターン8は第3図(a) 、 (
b)に示すとおり、ソーダライムガラスからなる透光性
基板9 (270×210mmで、全画素用パターン8
が設けられる範囲(第3図(a)のCコで示される範囲
)は224X 168111mである。)上にSi 0
2からなる絶縁膜10を積層し、この絶縁膜10上に設
けられている。
この断面一部切欠矩形状の全画素用パターン8は640
×480(IliI設けられている(ただし第3図(a
) 、 (b)には8×6個しか示していない。以下、
この8×6個に従って説明する。)。そしてこの全画素
用パターン8の個々の画素用パターン11゜12、13
.14.15.16.17.18.19.20.21.
22゜23、24.25.26.27.28.29.3
0.31.32.33゜34、35.36.37.38
.39.40.41.42.43.44゜45、46.
47.48.49.50.51.52.53.54.5
5゜56、57及び58は、それぞれ第3図(a)のX
方向の寸法B1及びY方向の寸法B2が約330μmで
ある。また、X方向のピッチC1及びY方向のピッチC
2は約350μmである。
次に、前述した全画素用パターン8の形成方法を述べる
先ず、前述した画素用パターン11〜58を第3図(a
)の左上の破線で示す区域59.右上の二点鎖線で示す
区域60.左下の一点鎖線で示す区域61及び右下の破
線で示す区域62の4分割とし、かつ、重複区域A+ 
 (区域59と区域60との重複区域)1重複区域A2
  (区域59と区域61との重複区域)9重複区域A
3  (区域61と区域62との重複区域)1重複区域
Aa  (区域60と区域62との重複区域)1重複区
域A5  (区域599区域601区域61及び区域6
2の重複区域)を設けて分割している。そして、この4
分割区域に対応した、第1図に示す転写マスク63.6
4.65.66を作成する。なお、第1図(a)。
(b) 、 (c) 、 (d)はそれぞれ、転写マス
ク63、転Vマスク64、転写マスク65及び転写マス
ク66を示す平面図であり、転写マスク63.64.6
5.66はそれぞれ、前述した区域59.60.61.
62に対応する。
この転写マスク63〜66は、次のようなパターンを有
している。
先ず、転写マスク63は、画素用パターン11〜13及
び19〜21に対応する転写パターン11〜73及び1
6〜78と、重複区域A1.A2 、A5内の画素用パ
ターン15.22.23.27.31.36に対応する
転写パターン75.79.80.81.85.87と、
重複区域A1゜A2 、A5内の画素用パターン14.
28.29.30゜35、37.38.39を形成する
ための、それぞれに対応する転写パターン用の矩形状の
予備パターン74゜82、83.84.86.88.8
9.90と、十字状のアライメントマーク 151. 
152とを一主表面上に有している。転写マスク64は
、画素用パターン16〜18及び24〜26に対応する
転写パターン93〜95及び98〜100と、重複区域
A1.A4.As内の画素用パターン14.32.34
.38.41.42に対応する転写パターン91. 1
03. 105. 106. 109. 110と、重
複区域A+ 、A4 、A5内の画素用パターン30゜
33、39.40を形成するための、それぞれに対応す
る転写パターン用の矩形状の予備パターン101゜10
4、 107. 108と、十字状のアライメントマー
ク153. 154とを一主表面上に有している。
また、転写マスク65は、画素用パターン43〜45及
び51〜53に対応する転写パターン121〜123及
び126〜128と、重複区域A2 、A3 、As内
の画素用パターン28.29.35.37.39.46
に対応する転写パターン112. 113. 116.
 118. 120゜124と、重複区域A2 、A3
 、As内の画素用パターン30.47.54.55を
形成するための、それぞれに対応する転写パターン用の
矩形状の予備パターン114. 125. 129. 
130と、十字状のアライメントマーク155. 15
6とを一生表面上に有している。さらに、転写マスク6
6は、画素用パターン48〜50及び56〜58に対応
する転写パターン143〜145及び148〜150と
、重複区域A3 、 Aa 、 A5内の画素用パター
ン30.33.40.47.54.55に対応する転写
パターン131. 134. 138. 142゜14
6、 147と、十字状のアライメントマーク 157
゜158とを一生表面上に有している。そして、以上の
パターン及びアライメントマークは、後記するようにク
ロムからなっている。
また、前述したように重複区域A1〜A5内の画素用パ
ターン14.15.22.23.27〜42.46.4
7゜54、55に対応する転写パターンは、次のような
方法により転写マスク63〜66に配分されて設けられ
た。
すなわち、先ず、二つの分割区域に重複する区[A+ 
、A2 、A3 、Aa内の画素用パターンの転写パタ
ーンは、乱数表から選択した二指の数字の列から、画素
用パターン14.15.22.23.27゜28、29
.32.33.34.35.36.37.40.41.
42゜46、47.54.55の順に数字を選択し、こ
の数字の奇数又は偶数によって、二つの分割区域に対応
する転写マスクの一方又はもう一方に配分した。また、
四つの分割区域に重複する区域A5内の画素用パターン
の転写パターンは、前述したと同様に乱数表から選択し
た二指の数字の列から、画素用パターン30.31.3
8.39の順に数字を選択し、この数字の十位の数の奇
数、偶数と、−位の数の奇数、偶数の四通りの組み合わ
せによって配分した。
これら転写マスク63.64.65.66の製作方法は
、下記のとおりである。
先ず、転写マスク63は、第2図に示すように、石英ガ
ラスからなる透光性基板67 (140mmx 110
mm)上にクロムからなる遮光性膜68(膜厚ニア00
人)を積層し、この遮光性膜68上にスピンコータ法に
よりポジ型の電子ビームレジスト69(本例では、チッ
ソ社製のPBSであり、膜厚は4000人である。〉を
塗布した転写マスク用レジスト付ブランク70から製作
する。先ず、このブランク70から第1図(a)に示す
転写マスク63を製作するために、転写パターン71〜
73.75〜81.85.87の寸法D+。
B2をそれぞれ330μmとし、かつピッチE1゜B2
をそれぞれ約350μmとし、また、予備バタン74.
82.83.84.86.88.89.90のX方向と
Y方向の寸法を、転写パターンよりも若干大きくするよ
うに340μmとし、電子線描画装置を制御するパター
ンデータを作成する。また、アライメントマーク151
. 152のデータも作成する。すなわち、前述した画
素用パターン11〜13.15.19〜27゜31及び
36の寸法B1.B2及びピッチC+ 、C2に対応す
るデータと、予備パターンのデータと、各パターンの位
置、形状のデータとを作成する。
次に、転写マスク64のために、画素用パターン14゜
16〜18.24〜26.32.34.38.41.4
2の寸法B1゜B2及びピッチC1,C2に対応する転
写パターン91.93〜95.98〜100. 103
. 105. 106゜109、 110のデータと、
予備パターン101. 104゜107、 108の寸
法(340μm )のデータと、各パターンの位置、形
状のデータとを作成する。さらにアライメントマーク1
53. 154を形成するデータも作成する。また、転
写マスク65.66の製作のためにも前述した転写マス
ク63.64と同様に、それぞれ転写パターン112.
 113. 116. 118゜120、 121〜1
24. 126〜128、予備パターン114、 12
5. 129. 130.アライメントマーク155、
 156を形成するデータ、及び転写パターン131、
 134. 138. 142〜150、アライメント
マーク 157. 158を形成するデータを作成する
次に、転写マスク63は、前述したブランクス70に、
前述したパターンデータの入力操作により電子線描画装
置を制御し、レジスト69に電子線を照射して露光し、
専用現像液(例: PBS専用デベロッパ(チッソ社製
))で現像し、ポストベーク、ディスカミングの各工程
を行った後、エツチング液(例:硝酸第二セリウムアン
モニウムと過塩素酸とからなる水溶液)を用いてエツチ
ングを行い、次に剥離液(例:濃硫酸と過酸化水素水と
の混合液)を用いてレジスト剥離を行う所定のりソゲラ
フイエ程を経て製作した。なお、転写パターン、予備パ
ターン及びアライメントマークは、クロムからなるもの
である。他の転写マスク64.65.66も同様の工程
により製作した。
次に、第3図に示した全画素用パターン8を設ける被転
写板は、第4図に示すような、ソーダライムガラスから
なる透光性基板9 (270mm x21On+m)上
に、真空蒸着法によりSi 02からなる絶縁膜10(
膜厚: 5000人)、ITOからなる透明導電膜15
9(膜厚ニア00人)を順次積層したものとし、次に透
明導電膜159上にロールコータ法によりポジ型のフォ
トレジスト 160(例:ヘキスト社製のA Z −1
30027,膜厚:  12000人)を塗布したレジ
スト付被転写板161を用意し、これを第5図に示す定
盤162上に真空吸着して固定する。
この定盤162には、真空吸着用の貫通孔162a。
162b 、  162c 、  162dとレジスト
付被転写板161の4辺中心線上外側に4個のアライメ
ントマーク 163. 164. 165. 166が
設けられている。
これらのアライメントマーク 163〜166は、レジ
スト付被転写板161の厚さより 0.1mmはど薄く
、小片状の透光性基板(例:石英ガラス、5 mm口)
を使用し、白抜き十字状のアライメントマークを、第1
図に示したアライメントマーク(151,152)、(
153,154)、(155,156)、(157゜1
58)と対応するように形成したものである。そして、
これらのアライメントマーク163. 164゜165
、 166はそれぞれ、第1図に示したアライメントマ
ーク 151(153) 、  152(156) 、
  155(157) 、  154(158)に適合
した位置関係に設置されるように、マイクロメータ等の
調整治具により位置を調整したうえで、定盤162上に
固定される。
次に、レジスト付被転写板161上の左側上部に第1図
(a)で示した転写マスク63を密着固定する。
その際、光学顕微鏡を通して、転写マスク63のアライ
メントマーク 151. 152を定盤162上のアラ
イメントマーク163. 164にそれぞれ位置合わせ
して設置する。そして、この転写マスク63以外の領域
を遮光し、紫外線光を上方から転写マスク63を介して
、レジスト付被転写板161のレジスト160を露光し
て、第6図(a)に示すような、転写マスク63の転写
パターン71.72.73.75.76、77゜78、
79.80.81.85.87と予備パターン74.8
2゜83、84.86.88.89.90とにそれぞれ
対応した画素用パターンを形成するための骨未露光部分
く以下、[画素パターン用未露光部分」という。)71
’ 、 72’ 、 73’ 、 75’ 、 76’
 、 77’ 、 78’ 。
79’ 、 80’ 、 81’ 、 85’ 、 8
7’ と予備パターンによって遮光された未露光部分く
以下、「予備未露光部分」という。) 74’ 、 8
2’ 、 83’ 、 84’ 。
86’ 、 88’ 、 89’ 、 90’ を設け
る。なお、167は露光部分である。
次に、先の転写マスク63を取り外して、第1図(b)
に示した転写マスク64をレジスト付被転写板161上
に設置する。その際にも、前述と同様に転写マスク64
のアライメントマーク 153. 154と定盤162
上のアライメントマーク 163. 166とをそれぞ
れ位置合わせをする。そして、この転写マスク64以外
の領域を遮光して、前述と同様に紫外線光によりレジス
ト 160を露光し、第6図(b)に示す、転写マスク
64の転写パターン93.94.95.98゜99、 
100. 103. 105. 109. 110と予
備パターン104. 108にそれぞれ対応した画素パ
ターン用未露光部分93’ 、 94’ 、 95’ 
、 98’ 、 99’ 。
100’ 、  103’ 、  105’ 、  1
09’ 、  110’ と予備未露光部分104’ 
、  108’ とを設ける。また、転写マスク64の
転写パターン91. 106が、それぞれ前述した予備
未露光部分74’ 、 89’上に1μmの精度で位置
し、露光されることから、予備未露光部分74’ 、 
89’ は、それぞれ画素パターン用未露光部分91’
 、  106’ となる。さらに、予備パターン10
1. 107が、それぞれ前述した予備未露光部分84
’ 、 90’上に前述の精度で位置し、露光されるこ
とから、予備未露光部分84’ 、 90’ は、それ
ぞれ予備未露光部分101’ 、  107’ となる
。なお、168は露光部分となる。
次に、先の転写マスク64を取り外して、第1図(C)
に示した転写マスク65をレジスト付被転写板161上
に設置する。その際にも、前述したと同様に転写マスク
65のアライメントマーク 156. 155と定盤1
62上のアライメントマーク 164. 165とをそ
れぞれ位置合わせをする。そして、この転写マスク65
以外の領域を遮光し、前述と同様に露光し、第6図(C
)に示す、転写マスク65の転写パターン121. 1
22. 123. 124. 126. 127. 1
28と予備パターン125. 129. 130とにそ
れぞれ対応した画素パターン用未露光部分121’ 、
  122’ 。
123’ 、  124’ 、  126’ 、  1
27’ 、  128’ と予備未露光部分125’ 
、  129’ 、  130’ とを設ける。
また、転写マスク65の転写パターン112. 113
゜116、 118. 120が、それぞれ前述した予
備未露光部分82’ 、 83’ 、 86’ 、 8
8’ 、  107’上に位置し、露光されることから
、予備未露光部分82′。
83’ 、 86’ 、 88’ 、  107’ は
、それぞれ画素パターン用未露光部分112’ 、  
113’ 、  116’ 。
118’ 、  120’ となる。さらに、予備パタ
ーン114が、前述した予備未露光部分101′上に位
置し、露光されることから、予備未露光部分101′は
、予備未露光部分114′ となる。なお、169は露
光部分である。
そして、最後に、先の転写マスク65を取り外して、第
1図(d)に示した転写マスク66をレジスト付被転写
板161上に設置する。その際にも前述したと同様に転
写マスク66のアライメントマーク157、 158と
定盤162上のアライメントマーク165、 166と
をそれぞれ位置合わせをする。そして、この転写マスク
66以外の領域を遮光し、前述と同様に露光し、第6図
(d)に示す、転写マスク66の転写パターン143.
 144. 145. 148. 149゜150にそ
れぞれ対応した画素パターン用未露光部分143’ 、
 144’ 、 145’ 、 148’ 、 149
’ 。
150′ を設ける。さらに、転写マスク66の転写パ
ターン131. 134. 138. 142. 14
6. 147が、それぞれ前述した予備未露光部分11
4’ 、  104’ 。
108’ 、  125’ 、  129’ 、  1
30’上に1μmの精度で位置し、露光されることから
、予備未露光部分114’ 、 104’ 、 108
’ 、 125’ 、 129’ 。
130′ は、それぞれ画素パターン用未露光部分13
1’  、   134’  、   138’  、
   142’  、  146’  。
147′ となる。なお、170は露光部分である。
次に、転写パターン用未露光部分71′〜73′。
91’ 、 75’ 、 93’〜95’ 、 76’
〜80’ 、 98’〜100’ 、 81’ 、  
112’ 、  113’ 、  131’ 、 85
’ 。
103’ 、  134’ 、  105’ 、  1
16’ 、 87’ 、  118’ 。
106’ 、  120’ 、  138’ 、  1
09’ 、  110’ 。
121′〜124’ 、  142’〜145’ 、 
 126’〜128’ 、  146’〜150′が設
けられたレジスト付被転写板161を定盤162から取
り外し、専用現像液にて現像し、第4図に示す透明導電
膜159を、塩酸と塩化第2鉄との混合液でエツチング
し、水酸化ナトリウムによりレジストを剥離し、第3図
に示した全画素用パターン8を形成した。
本例によれば、転写パターンを有する転写マスクを製作
しておけば、転写マスクから被転写板への転写は位置合
わせを含めても10分以内ででき、作業性を向上させる
ことができる。さらに、通常、全画素用パターン8(液
晶駆動電極3)が規則的に配置され、その画素用パター
ン8と共通電極5とに電圧を印加して、光を透過させて
透光性上基板6側からその像を目視する(第8図の矢印
7′)。しかしながら、面積が大きい被転写板を単に分
割して接合するとき、その接合部分が、位置合わせ精度
等によって正確に接合されず、約2μm以上のパターン
間隔のずれが生じる。そして、そのずれによって、目視
された像に違和感を生ずる。
一方、本例によれば、重複区域を設け、その重複区域内
の画素用パターンに対応する転写パターンを隣り合う転
写マスクに不規則に配分し、その転写マスクによって、
画素用パターンを形成している。したがって、転写マス
ク間の接合部分の位置合わせ精度(1μl)や、転写マ
スクの転写パターンを製作した電子線描画装置の精度(
0,3μm)等を総合した精度が2μmであっても、重
複区域内の画素用パターンが不規則に配列することとな
り、その接合部分を意識することがない。すなわち、像
を目視しても違和感を与えず、良質な像にすることがで
きる。
以上、本発明は前記実施例に限らず、次のようなもので
あってもよい。
前記実施例では転写マスクから、直接画素用パターンを
設ける被転写板に転写パターンを転写したが、これに限
らず、下記のような使用方法にしてもよい。すなわち、
被転写板の一主表面(画素用パターンを設ける面)とほ
ぼ同一寸法を有する石英ガラスからなる透光性基板上に
、クロム膜と酸化クロム膜とを順次積層した遮光性膜を
設けた中間被転写板を製作し、この中間被転写板上にポ
ジ型レジストを塗布し、このレジスト付中間被転写板を
前記実施例で示した定盤上に配置し、前記実施例と同様
の転写マスクの4個を一個ずつ介して、レジスト付中間
被転写板のレジストを前記実施例と同様に露光し、現像
し、エツチングし、レジスト剥離をして、中間被転写板
に転写パターンを設け、中間転写マスクを製作する。次
に、この中間転写マスクをマスターマスクとし、前記実
施例と同様のレジスト付被転写板を用いて、ミラープロ
ジェクションアライナ−により中間転写マスクの転写パ
ターンをレジスト付被転写板のレジストに転写し、前記
実施例と同様に現像、エツチング及びレジスト剥離の工
程を経て、画素用パターンを形成した。
また、重複区域内の画素用パターンに対応する転写パタ
ーンを乱数表により配分したが、これに限らず他の方法
であってもよい。
また、前記実施例は、断面一部切欠矩形状の画素用パタ
ーンについて説明したが、これに限らず、第7図(模式
図)に示すように短冊状のX電極171を複数設けた透
光性下基板1と、短冊状の複数のY電極172. 17
3. 174. 175. 176、 177゜178
を設けた透光性上基板6と、この間に液晶4を介在させ
た液晶パネルにも本発明は適用することができる。すな
わち、X電極171とY電極172〜178とが、画素
を目視する方向く第8図の矢印7′)において、交差す
ることとなり、この交差したところが画素を形成すると
ころになることから、X電極171及びY電極172〜
178が画素用パターンとなる。したがって、Y電極1
74. 175゜116を重複区域内の画素用パターン
とし、Y電極172、 173及び175に対応する転
写パターンを有する転写マスクと、Y電極174. 1
76、 177及び178に対応する転写パターンを有
する転写マスクとによって、Y電極172〜178を透
光性上基板6上に形成することができる。なお、X電極
も前述したYffi極と同様に形成することができる。
また、転写マスク及び中間被転写板の透光性基板は石英
ガラスに限らず、ソーダライムガラス、アルミノシリケ
ートガラス等の多成分系ガラスであってもよく、これら
の上に設ける遮光性膜も、Ta、 )4o、 Ni、 
Si、 Ge等又はこれらの合金や酸化物、窒化物、炭
化物、珪化物若しくはこれらの混合物(例:窒化炭化物
)からなり、単層又は複層にしたものでもよい。被転写
板の透光性基板もソーダライムガラスに限らず、石英ガ
ラス、アルミノシリケートガラス等であってもよい。
また画素用パターンの材質は、ITOの代わりにIn2
  o3若しくはこれにWを添加したもの又はSn 0
2にSb、 F等を添加したものでもよい。さらに、こ
の画素用パターンは電極に限らず、この電極と同様に画
素の形成に寄与するもの、例えばプラズマディスプレイ
パネルのときの表示セルであってもよい。
また、前記実施例ではポジ型のレジストを用いたが、ネ
ガ型のレジストを用いてもよく、また、転写マスクを形
成するときは、ポジ型レジストを用い、転写パターンの
ところを白抜きにし、他のところを例えばクロム膜を被
膜した転写マスクとし、被転写板に転写パターンを転写
するときはネガ型レジストを用いてもよい。また、被転
写板に対する転写マスク(中間転写マスク)の転写方法
としては、プロキシミティ露光法、1倍投影レンズ露光
法等であってもよい。さらに、前記実施例では、全ての
転写マスクを介して露光した後、現像等を行ったが、−
個の転写マスクごとに露光、現像、エツチング等を行っ
てもよい。
また、被転写板(中間被転写板)と転写マスクとの位置
合わせをするときに、定盤上にアライメントマークを配
置したが、被転写板(中間被転写板)の表示領域外のと
ころにアライメントマークを設けて位置合わせをしても
よい。また、分割数は4個に限らず、6個、9個等の所
望する個数にしてもよい。
さらに、本発明は、エレクトロルミネセンスディスプレ
イパネルやプラズマディスプレイパネル等のパネルにも
適用することができ、また画素数が640X 480個
に限らず、780X 420個、1400x1024個
等のものや、表示面積が380x 290mm2.76
8X 575mm2.1400X1024mm2等のも
のにも適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のような構成であるから、画素数の多いパ
ネルを製造するどき量産性に優れ、また大型のパネルの
パターン形成にも、大型の装置を必要とせず、さらに像
の品質を向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、本発明の一実施例を示す図であり、
第1図は4個の転写マスクを示す平面図、第2図は転写
マスクを製作するためのレジスト付フォトマスクブラン
クを示す断面図、第3図(a)は画素用パターンの配置
を示す平面図、同図(b)は同図(a)のX3−X3線
断面図、第4図は画素用パターンを製作するだめのレジ
スト付被転写板を示す断面図、第5図は転写マスクと被
転写板とを配置する定盤を示す斜視図及び第6図は転写
パターンを被転写板へ転写する工程を示す平面図である
。第7図は他の実施例を示す模式斜視図であり、第8図
は液晶パネルを示す模式斜視図である。 3.8.11〜58・・・画素用パターン、63〜66
・・・転写マスク、69. 160・・・レジスト、7
0・・・転写マスク用レジスト付ブランク、11〜73
゜75〜81.85.87.91.93〜95.98〜
100. 103゜105、 106. 109. 1
10. 112. 113. 116゜118、 12
0〜124. 126〜128. 131. 134゜
138、 142〜150・・・転写パターン、161
・・・レジスト付被転写板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の画素用パターンを設けた被転写板の領域を
    、互いに重複する区域を設けて複数の区域に分割し、前
    記分割区域内の重複区域外の区域の画素用パターンに対
    応する転写パターンと、前記重複区域内の画素用パター
    ンに対応する転写パターンの一部とを有することを特徴
    とする転写マスク。
  2. (2)複数の画素用パターンを設けた被転写板の領域を
    、互いに重複する区域を設けて複数の区域に分割し、前
    記分割区域内の重複区域外の区域の画素用パターンに対
    応する転写パターンと、前記重複区域内の画素用パター
    ンに対応する転写パターンの一部とを有する転写マスク
    を前記分割区域数と同一数製作し、次に、レジストを塗
    布した被転写板の分割区域に、所定の前記転写マスクを
    介して露光し、前記転写パターンを転写することを特徴
    とする転写マスクの使用方法。
  3. (3)複数の画素用パターンを設けた被転写板の領域を
    、互いに重複する区域を設けて複数の区域に分割し、前
    記分割区域内の重複区域外の区域の画素用パターンに対
    応する転写パターンと、前記重複区域内の画素用パター
    ンに対応する転写パターンの一部とを有する転写マスク
    を前記分割区域数と同一数製作し、次に、レジストを塗
    布した中間被転写板の主表面の領域を前記分割区域数と
    同一数に分割し、かつ前記中間被転写板の分割区域に、
    所定の前記転写マスクを介して露光し、前記転写パター
    ンを転写し、前記中間被転写板を現像し、エッチングし
    、レジスト剥離をし、前記転写パターンを設けた中間転
    写マスクを製作し、次に、レジストを塗布した被転写板
    に、前記中間転写マスクを介して露光し、前記中間転写
    マスクの転写パターンを転写することを特徴とする転写
    マスクの使用方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02968A (ja) * 1988-06-08 1990-01-05 Fujitsu Ltd フォトマスク
US7279257B2 (en) 2003-01-27 2007-10-09 Sharp Kabushiki Kaisha Pattern forming method, method of manufacturing thin film transistor substrate, method of manufacturing liquid crystal display and exposure mask

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