JPS6210480Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6210480Y2 JPS6210480Y2 JP19717182U JP19717182U JPS6210480Y2 JP S6210480 Y2 JPS6210480 Y2 JP S6210480Y2 JP 19717182 U JP19717182 U JP 19717182U JP 19717182 U JP19717182 U JP 19717182U JP S6210480 Y2 JPS6210480 Y2 JP S6210480Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plate
- blower
- outer periphery
- centripetal
- blades
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、天井用扇風機、壁取付型扇風機とし
て用いる薄型化を指向した送風機に関する。
て用いる薄型化を指向した送風機に関する。
従来例の構成とその問題点
従来の求心形送風機は、第１図に示すように、
案内翼１０１から吸い込まれた空気が案内用の傾
斜１０２をつたい実線矢印のように流れ、かつ送
風機中心部に向いつつ前方に押し出されるが、そ
の際に送風機中心付近に空気吐出流に沿つたカル
マン渦が点線矢印のように発生し、送風量の減衰
を招いており、実際上第４図の従来の風速分布８
のように送風機中心付近の風速が極端に少ない欠
点を有していた。
案内翼１０１から吸い込まれた空気が案内用の傾
斜１０２をつたい実線矢印のように流れ、かつ送
風機中心部に向いつつ前方に押し出されるが、そ
の際に送風機中心付近に空気吐出流に沿つたカル
マン渦が点線矢印のように発生し、送風量の減衰
を招いており、実際上第４図の従来の風速分布８
のように送風機中心付近の風速が極端に少ない欠
点を有していた。
考案の目的
本考案はこのような従来の欠点を解消するもの
で、従来の求心送風機の薄型を損こねることな
く、かつカルマン渦等による吐出流の減衰を少な
くし、送風機中心線上の風速を増加し、全体的に
均一化し、風量の増加も図れる送風機を提供する
ことを目的とする。
で、従来の求心送風機の薄型を損こねることな
く、かつカルマン渦等による吐出流の減衰を少な
くし、送風機中心線上の風速を増加し、全体的に
均一化し、風量の増加も図れる送風機を提供する
ことを目的とする。
考案の構成
前記目的を達成するため、本考案は電動機で回
転される端面板を備え、前記端面板の外周部を端
面板の主面より後方に位置させるとともに、外周
部を主面に対し曲面よりなる案内用傾斜で連続さ
せ、前記外周部の前面に求心送風機の動翼を設
け、端面板における案内用傾斜より内方部の裏側
に遠心送風翼を設け、その吹出口を端面板におけ
る案内用傾斜の内方位置に設け、動翼の外周に静
止した案内翼を設けてなる送風機の構成としたも
のであり、この構成により求心送風機のみによる
送風のときのようなカルマン渦による風速の減衰
を少なくすることができるものである。
転される端面板を備え、前記端面板の外周部を端
面板の主面より後方に位置させるとともに、外周
部を主面に対し曲面よりなる案内用傾斜で連続さ
せ、前記外周部の前面に求心送風機の動翼を設
け、端面板における案内用傾斜より内方部の裏側
に遠心送風翼を設け、その吹出口を端面板におけ
る案内用傾斜の内方位置に設け、動翼の外周に静
止した案内翼を設けてなる送風機の構成としたも
のであり、この構成により求心送風機のみによる
送風のときのようなカルマン渦による風速の減衰
を少なくすることができるものである。
実施例の説明
以下本考案の実施例を第２図〜第３図にもとづ
いて説明する。
いて説明する。
図において２は電動機であり、端面板１を回転
自在に結合している。この端面板１ａの外周部は
端面板１ａの主面より後方に位置し、主面に対し
曲面で形成される案内用傾斜５で連続している。
そして端面板１ａの外周部の前面には求心送風機
の動翼１を設けている。前記端面板１ａにおける
案内用傾斜５より中央側の裏面には遠心送風翼４
を設けるとともに、この遠心送風翼４を囲むケー
シング６を設けてあり、遠心送風翼４による送風
の吹出口７は端面板１ａの案内用傾斜５に近い位
置に形成されている。そして前記動翼１の外周部
には静止している案内翼３を配置している。
自在に結合している。この端面板１ａの外周部は
端面板１ａの主面より後方に位置し、主面に対し
曲面で形成される案内用傾斜５で連続している。
そして端面板１ａの外周部の前面には求心送風機
の動翼１を設けている。前記端面板１ａにおける
案内用傾斜５より中央側の裏面には遠心送風翼４
を設けるとともに、この遠心送風翼４を囲むケー
シング６を設けてあり、遠心送風翼４による送風
の吹出口７は端面板１ａの案内用傾斜５に近い位
置に形成されている。そして前記動翼１の外周部
には静止している案内翼３を配置している。
上記構成において、電動機２により第３図矢印
回転方向に求心送風機の動翼１を回転すると、そ
の吸込み空気は案内翼３を通つて動翼１により加
速され、案内用傾斜５に沿つて第２図矢印Ｘのよ
うに流れる。
回転方向に求心送風機の動翼１を回転すると、そ
の吸込み空気は案内翼３を通つて動翼１により加
速され、案内用傾斜５に沿つて第２図矢印Ｘのよ
うに流れる。
一方、遠心送風翼４による吸込み空気は第２図
矢印Ｙのように、案内翼３を通り、ケーシング６
に案内されて、端面板１ａ、吹出口７より前方
で、かつ、前述の動翼１の吹込み空気Ｘの内方位
置に吐出される。
矢印Ｙのように、案内翼３を通り、ケーシング６
に案内されて、端面板１ａ、吹出口７より前方
で、かつ、前述の動翼１の吹込み空気Ｘの内方位
置に吐出される。
考案の効果
以上のことから、本考案によれば求心送風機の
動翼で囲まれた中央部付近のスペースに求心送風
翼、ケーシングを組み合せ、したがつて機体を大
きくすることなく求心送風機と遠心送風機の組合
せ体を構成できる。そして、第４図に示すように
求心送風機のみの送風時のような中心付近のカル
マン渦による風速低下８を補ぎなうことができ、
求心送風機の動翼外径の幅に近い範囲の風速分布
は第４図９に示すようにより平均化され、結果的
に風量増加に結びつかせることができる。
動翼で囲まれた中央部付近のスペースに求心送風
翼、ケーシングを組み合せ、したがつて機体を大
きくすることなく求心送風機と遠心送風機の組合
せ体を構成できる。そして、第４図に示すように
求心送風機のみの送風時のような中心付近のカル
マン渦による風速低下８を補ぎなうことができ、
求心送風機の動翼外径の幅に近い範囲の風速分布
は第４図９に示すようにより平均化され、結果的
に風量増加に結びつかせることができる。
第１図は従来例の断面図、第２図は本考案の一
実施例の断面図、第３図は本考案一実施例の正面
図、第４図は従来および本考案による送風機の風
速分布図である。 １……動翼、１ａ……端面板、２……電動機、
３……案内翼、４……遠心送風翼、５……案内用
傾斜、６……ケーシング、７……吹出口。
実施例の断面図、第３図は本考案一実施例の正面
図、第４図は従来および本考案による送風機の風
速分布図である。 １……動翼、１ａ……端面板、２……電動機、
３……案内翼、４……遠心送風翼、５……案内用
傾斜、６……ケーシング、７……吹出口。
Claims (1)
- 電動機で回転される端面板を備え、前記端面板
の外周部を端面板の主面より後方に位置させると
ともに、外周部を主面に対し曲面よりなる案内用
傾斜で連続させ、前記外周部の前面に求心送風機
の動翼を設け、端面板における案内用傾斜より内
方部の裏側に遠心送風翼を設け、その吹出口を端
面板における案内用傾斜の内方位置に設け、動翼
の外周に静止した案内翼を設けてなる送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19717182U JPS59105097U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19717182U JPS59105097U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 送風機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59105097U JPS59105097U (ja) | 1984-07-14 |
| JPS6210480Y2 true JPS6210480Y2 (ja) | 1987-03-11 |
Family
ID=30422506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19717182U Granted JPS59105097U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59105097U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5647039B2 (ja) * | 2011-03-11 | 2014-12-24 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービン |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP19717182U patent/JPS59105097U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59105097U (ja) | 1984-07-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2014032A (en) | An and the like | |
| US3009630A (en) | Axial flow fans | |
| JP3575891B2 (ja) | ブースターファン | |
| GB1171001A (en) | Axial Flow Propeller Fan. | |
| JP2001271790A (ja) | 遠心型羽根車および空気清浄装置 | |
| JPS60145497A (ja) | 遠心送風機 | |
| JP3629690B2 (ja) | 多翼送風機 | |
| WO1990009524A1 (en) | Centrifugal fan and diffuser with accumulating volute | |
| JPS6210480Y2 (ja) | ||
| US4576549A (en) | Vortex generator for centrifugal fans | |
| KR970020018A (ko) | 전기청소기 | |
| JP2702755B2 (ja) | 軸流ファン | |
| JPH0786358B2 (ja) | ファン | |
| JPS59105998A (ja) | 軸流フアン | |
| JP2718943B2 (ja) | 軸流ファン | |
| JP3191516B2 (ja) | 電動送風機のインペラ | |
| JP2753182B2 (ja) | 軸流ファン | |
| JPS6241997A (ja) | 電動送風機 | |
| JPH0121198Y2 (ja) | ||
| JP3607769B2 (ja) | 遠心形送風機 | |
| GB2064668A (en) | Fan Blade | |
| CN220505410U (zh) | 一种风机及应用有该风机的清洁装置 | |
| JPS5851435Y2 (ja) | エンジンレイキヤクヨウスイコミガタサイレントフアン | |
| CN217462651U (zh) | 叶轮、叶轮叶片及离心风机 | |
| JPH02157496A (ja) | 送風機 |