JPH02157496A - 送風機 - Google Patents

送風機

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JPH02157496A
JPH02157496A JP31263588A JP31263588A JPH02157496A JP H02157496 A JPH02157496 A JP H02157496A JP 31263588 A JP31263588 A JP 31263588A JP 31263588 A JP31263588 A JP 31263588A JP H02157496 A JPH02157496 A JP H02157496A
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JP
Japan
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slit
opening
edge side
pressure
blower
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JP31263588A
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English (en)
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JPH06100193B2 (ja
Inventor
Kanjiro Kinoshita
歓治郎 木下
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、動翼を備えて構成される送風機に関するもの
である。
(従来技術) 一般に動翼(ブレード)を備えた軸流型送風機などの所
謂ターボ系送風機では一当該動翼の揚力を用いて送風機
能を実現するようになっているので空気等流体への連動
エネルギー1の伝達、変換効率は極めて高く、例えば空
気調和機用の送風機などとして多く使用されている。
しかし、この種の動翼型送風機(ターボファン)は、送
風効率が高い反面、例えば流体の粘性を利用して送風を
行う多板型ファン(マルチプルディスクファン)などに
較べて騒音が大きい欠点を有している。
この送風41騒音は、一応(1)  動翼の回転自体に
よって発生ずる騒音(翼軸の回転数がN rpm、動翼
枚数がZの峙に回転数Nと動翼枚数Zに比例した周波数
で発生ずる音で通称NZ音と呼ばれているものである)
、(2)  動翼が発生する渦(一般にはカルマン渦)
によって生じる騒音、(3)空気の流れか乱れることに
よって生じる騒音の3Nに大別することができる。最近
では、これらの各々に対して種々の観点からの検討がな
され、各種の騒音低減手段が開発されている。中でも聴
感的に比較的騒音レベルが高く感じられる上記(2)の
カルマン渦による騒音の低減対策として、従来例えば特
開昭63−45493号公報に記載されているような動
翼構造を採用したものがある。
先ず一般論として例えば第5図に示すように送風機の動
翼20の前後には当然のことながら所定の圧力勾配(p
+>pm)がある。しかし、本来空気の流れが定常流で
あって、しかも動翼20の後縁20aで全熱はく離を生
じないような完全な層流である場合ならば勿論騒音も殆
んど発生しない。
しかし、実際には上記動翼20の後縁側背面あるいは腹
面で多少とも流れのはく離を生じて図示のようにカルマ
ン渦を発生する。この現象は、該動翼20が回転運動を
するものであるところから特に当該動翼後縁のチップ側
はど顕著である。一方、ベルヌーイの定理から明らかな
ように上記動rIt20の短面面側正圧面21と長面面
側負圧面22とによって翼表面には圧力境界層が形成さ
れ、上記後縁側で当該圧力境界層と上記カルマン渦とが
干渉することにより、うなりを生じる問題がある。
そこで、上記従来技術の構成では、例えば第6図に示す
如く当該動翼20の後縁側チップ部23とそれに対応す
る前縁側チップ部24とを共にスリット構造として相互
に連通させ、そのまま空気流を後方に吹き出させるよう
にすることによって後方側の圧力を高くして圧力勾配を
なくし、カルマン渦を発生させないようにしている。ま
た、それと同時に長面側負圧面22にもスリットを形成
し、該スリットから空気を吹き出させることによって上
記負圧面22そのものを生じにり<シている。
(発明が解決しようとする課911) ところが、上記従来技術の構造の場合だと、成る程度の
カルマン渦解消効果は認められるとしても、動翼背後へ
の空気流速が遅く(どのように速くしたとしても動翼の
回転速度を越えることはできない)、しかも動翼回転時
の遠心力により空気流が外方側に逃げてしまう傾向があ
るために必ずしし十分に圧力勾配を解消する効果は期待
できない問題があった。
すなわち、今例えば、上述の第6図の構成において、動
翼前縁側スリットの空気流入速度をベクトルUとすると
、該ベクトルUは形状抵抗ベクトルを無視するとしてら
本来の空気流速ベクトルWから分流ベクトル■を減じた
ものとなるので必然的に流速は低下し、上記本来の効果
は期待できない。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の問題を解決することを目的としてなさ
れたものであって、例えば第1図〜第4図に示すように
動g2.2・・を備えた軸流型送風機において、上記動
翼2.2・・の後縁側チップ部4にスリット5を形成す
る一方、他方同動翼2.2・・の前縁側基部に開口部6
゛を形成し、該開口部6と上記スリット5とを空気流通
路10を介して相互に連通せしめたことを特徴とするも
のである。
(作 用) 上記本発明の送風機では、動翼2.2・・の後縁側チッ
プ部4にスリット5が形成されており、該スリット5が
空気流通路10を介して当該動翼2.2・・前縁側基部
に形成された開口部6に連通せしめられている。
従って、送風機駆動時に上記動翼2.2・・前縁側基部
の上記開口部6に作用する動圧が上記空気流入速度0を
通ることにより遠心力の作用を受けて更に昇圧増速され
た上で上記後縁側スリット5より高流速で吹き出される
ようになる。この結果、動翼2.2・・の前端側と後端
側との圧力勾配が略々完全に解消され、流れのはく離が
生じないようになる。そのため従来のようなカルマン渦
や大きな圧力境界層の発生、又それらの間での干渉もな
くなる。
(発明の効果) 従って、本発明の送風機の構成によると、従来のような
カルマン渦に起因する騒音発生のない低騒音の送風機を
提供することができるようになる。
(実遮例) 第1図〜第3図は、本発明の第1実施例に係る送風機を
示している。
先ず第1図は、同送風機の全体的な概略構造を示してお
り、図中符号目上当該送風機本体の翼軸(ハブ)であり
、該翼軸監の一端は図示しない駆動用のモータ軸に連結
されて回転駆動されるようになっている。また該翼軸1
の外周には複数枚の動翼2.2・・が設けられている。
該動翼2は、例えば第2図に示すように上記翼軸lの回
転方向に対して所定の傾斜角を有して取付けられており
、例えば内部が中空のもので構成されている。そして、
その後縁側チップ部4には所定幅のスリット5が形成さ
れている。
一方、符号6は駆動R2の前縁側基部7に寄せて形成さ
れた動圧取り込み用のスリット状開口部であり、該開口
部6は当該動翼2内の遠心力の作用方向に傾斜した2枚
のガイド壁8a、8bによって形成された空気流通路1
0を介して上記後縁側グ・ツブll14の上記スリット
5と連通仕しめられている。
従って、今例えば上記翼軸1を介して動りz2が回転さ
れると、第3図に示すように該動翼2のOf1部側には
回転数に応じて決定される所定の値の動圧P1が、他方
同後部側には負圧P、が生じることになり、所定の圧力
勾配が発生する。
その結果、当該動翼2の表裏面を流れる層流が当該負圧
部側に巻き込まれてカルマン渦を発生する。また同時に
該動翼2の表裏面には、その曲率差に基く圧力境界層が
形成されるとともに特に該圧力境界層が後縁部の所で上
記カルマン渦と干渉する。このカルマン渦と圧力境界層
との干渉は、当該後縁部のチップ部4よりも内側では比
較的小さく騒音対策土中り問題とはならない。
ところが、チップf14の背後では比較的大きく、しか
もそれがファンガイド9の内周面側に巻き込まれた時の
該圧力境界層とカルマン渦との干渉が特に大きな騒音の
発生源となる。
しかし、該本実施例の構成の場合には、上述のように動
翼2の前縁側基部7寄りに動圧P、取り込み用のスリッ
ト状のOH口部6が形成されており、該開口部6で取り
込まれた動圧P1が上記空気流通路10で遠心力により
更に昇圧増速されながら後縁側チップ部4のスリット5
から矢印で示すように高流速で吹き出される。
その結果、上記動翼2の後縁側チップ部4の後部の圧力
P、′は上記前部側の圧力P1よりらむしろ高目となり
、従来のようにカルマン渦を発生させるような圧力勾配
は完全に解消される。従って、騒音も生じなくなる。
なお、上記実施例における動圧取り込み用の開口部6は
、上述のように基部側寄りの一部だけでなく、その金縁
に亘って形成してもよいことは言うまでもなく、全く同
様の作用を得ることができる。
さらに、また該開口部6は、例えば第2実施例として第
4図に示すようにIIAIJ翼取付部の翼軸lのハブ面
内側に連通させ内側から空気を取入れるように形成して
らよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例に係る送風機の全体構成
を示す断面図、第2図は、同要部の斜視図、第3図は、
同実施例の作用効果を示す説明用断面図、第4図は、本
発明の第2の実施例に係る第2図と同様の斜視図、第5
図は、従来の一般的な動翼構造下における騒音発生メカ
ニズムを示した説明図、第6図は、従来例の原理図であ
る。 1・・・・・翼軸 2・・・・・動翼 4・・・・・後縁側チップ部 5・・・・・スリット 6・・・・・開口部 7・・・・・前締側基部 10・・・・空気流通路 λ 10空侃流通路 第3図 第5図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、動翼(2)、(2)・・を備えた軸流型送風機にお
    いて、上記動翼(2)、(2)・・の後縁側チップ部(
    4)にスリット(5)を形成する一方、他方同動翼(2
    )、(2)・・の少なくとも前縁側基部に開口部(6)
    を形成し、該開口部(6)と上記スリット(5)とを空
    気流通路(10)を介して相互に連通せしめたことを特
    徴とする送風機。
JP63312635A 1988-12-09 1988-12-09 送風機 Expired - Lifetime JPH06100193B2 (ja)

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JP63312635A JPH06100193B2 (ja) 1988-12-09 1988-12-09 送風機

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JP63312635A JPH06100193B2 (ja) 1988-12-09 1988-12-09 送風機

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JPH02157496A true JPH02157496A (ja) 1990-06-18
JPH06100193B2 JPH06100193B2 (ja) 1994-12-12

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