JPS6210440A - エンジンのスロツトル開度制御装置 - Google Patents
エンジンのスロツトル開度制御装置Info
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- JPS6210440A JPS6210440A JP14852685A JP14852685A JPS6210440A JP S6210440 A JPS6210440 A JP S6210440A JP 14852685 A JP14852685 A JP 14852685A JP 14852685 A JP14852685 A JP 14852685A JP S6210440 A JPS6210440 A JP S6210440A
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- Japan
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- opening
- throttle valve
- closing position
- throttle opening
- throttle
- Prior art date
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、主として自動車のエンジンに適用されるスロ
ットル開度制御l装置に関するものである。
ットル開度制御l装置に関するものである。
[従来の技術]
近時の自動車用エンジンには、燃料経済性を向上させる
ための種々の装置が組み込まれているが、その一つとし
て回転数フィードバック制御手段を備えたアイドル回転
数制御装置を設けているものが少なくない。
ための種々の装置が組み込まれているが、その一つとし
て回転数フィードバック制御手段を備えたアイドル回転
数制御装置を設けているものが少なくない。
しかして、この種の制御装置に関する先行技術としては
、例えば、先に出願した特願昭59−135522号に
示されるものがある。すなわち。
、例えば、先に出願した特願昭59−135522号に
示されるものがある。すなわち。
このアイドル回転数制御装置は、実際のエンジン回転数
を検出する回転数検出手段と、エンジンの運転状態に応
じた最適回転数を選定しその最適回転数を目・標回転数
と定める目標回転数設定手段と、スロットルバルブの閉
止位置を調節する開度調節機構と、この開度調節機構を
作動させてアイドリング時の実際のエンジン回転数を前
記目標回転数に収束制御するフィードバック制御手段と
を具備してなるもので、エンジンストールを招かない範
囲で、アイドル回転数を可及的に低い値に安定維持し得
るようになっている。
を検出する回転数検出手段と、エンジンの運転状態に応
じた最適回転数を選定しその最適回転数を目・標回転数
と定める目標回転数設定手段と、スロットルバルブの閉
止位置を調節する開度調節機構と、この開度調節機構を
作動させてアイドリング時の実際のエンジン回転数を前
記目標回転数に収束制御するフィードバック制御手段と
を具備してなるもので、エンジンストールを招かない範
囲で、アイドル回転数を可及的に低い値に安定維持し得
るようになっている。
ところが、単にこれだけのものでは、前記目標回転数が
急激に変化した場合に不都合が生じる。
急激に変化した場合に不都合が生じる。
すなわち、前述したアイドル回転数制御装置では、アイ
ドリング時にエアコンスイッチをOFFからONに切換
えたような場合、目標回転数が1例えば、600 rp
mから1200 rpmにまで高められるので、その時
点から、開度調節機構を作動させてエンジン回転数がこ
の新たな目標回転数に収束するようにスロットルバルブ
の閉止位置を開成方向に移行させていく、シかしながら
、エンジン回転数に基くフィードバック制御は、アイド
ル回転数を所要の値に安定保持するために実施されるも
のであるため、前記開度mW1機構によるスロットルバ
ルブの開閉動作は比較的長い周期をもって一定時間(例
えば、1秒)毎に少しずつ行なわれる。そのため、目標
回転数が60 Orpmから1200rp腸へと大幅に
変化した場合には、エンジン回転数が変化後の目標回転
数に達するのに時間がかかるという不具合を招く。
ドリング時にエアコンスイッチをOFFからONに切換
えたような場合、目標回転数が1例えば、600 rp
mから1200 rpmにまで高められるので、その時
点から、開度調節機構を作動させてエンジン回転数がこ
の新たな目標回転数に収束するようにスロットルバルブ
の閉止位置を開成方向に移行させていく、シかしながら
、エンジン回転数に基くフィードバック制御は、アイド
ル回転数を所要の値に安定保持するために実施されるも
のであるため、前記開度mW1機構によるスロットルバ
ルブの開閉動作は比較的長い周期をもって一定時間(例
えば、1秒)毎に少しずつ行なわれる。そのため、目標
回転数が60 Orpmから1200rp腸へと大幅に
変化した場合には、エンジン回転数が変化後の目標回転
数に達するのに時間がかかるという不具合を招く。
また、レーシング時や通常走行運転時などのようにスロ
ットルバルブが開成している際にエアコンのON・OF
F切換え等により目標回転数が変更されても、前述した
アイドル回転数制御装置は作動し得ない、そのため、ス
ロットルバルブが閉止位置に復帰した直後はスロットル
開度が適正でなく、一時的にエンジンの不調を招いたり
、不必要な吹上がりを招来する恐れがある。
ットルバルブが開成している際にエアコンのON・OF
F切換え等により目標回転数が変更されても、前述した
アイドル回転数制御装置は作動し得ない、そのため、ス
ロットルバルブが閉止位置に復帰した直後はスロットル
開度が適正でなく、一時的にエンジンの不調を招いたり
、不必要な吹上がりを招来する恐れがある。
このような不都合を解消するために、例えば。
先に出願した特願昭59−280950号に示されるよ
うに、前記アイドル回転数制御装置にスロットル開度制
御装置を付設し、エアコンのON・OFFが変化したリ
フユーエッカット状態が切換って前記目標回転数が変更
された場合に、エンジン回転数に基くフィードバック制
御を一時的に休止させて、スロットル開度制御(以下r
TAS制御」と略称する場合がある)によりスロット
ルバルブの閉止位置を迅速に変化させ得るようにしたも
のが考えられている。すなわち、このものは、エンジン
の負荷条件の変化に対応して変更される目標スロットル
開度と、開度調m機構により規定されるスロットルバル
ブの閉止位置に対応するメモリスロットル開度とを比較
し、゛その差が許容値以内に収るまで前記開度調節機構
を高速作動させて、スロットルバルブの閉止位置を前記
目標スロットル開度に収束させるようにしたものである
。しかして、前記メモリスロットル開度は、マイクロコ
ンピュータシステム等のメモリ内に保存された値であり
、スロットルバルブの閉止位置の変化に対応させて次の
ように更新される。まず、アイドルスイッチがONの場
合には、スロットル開度センサにより検出される実際の
スロットル開度と同一の値をメモリスロットル開度にセ
ットする。アイドルスイッチがOFFの状態で開度vs
m機構が作動した場合には、この開度調節機構に駆動用
パルス電圧が印加される毎に一定角度(開度調m機構が
1パルス分駆動された場合に変化すると予想されるスロ
ットルバルブの変化に対応する値)だけメモリスロット
ル開度を更新する。そして、前記目標スロットル開度と
前記メモリスロットル開度との差が許容値以内に収って
τ^S制御が終了した段階で、このメモリスロットル開
度を前記[4スロットル開度と同一の値に更新するよう
にしている。
うに、前記アイドル回転数制御装置にスロットル開度制
御装置を付設し、エアコンのON・OFFが変化したリ
フユーエッカット状態が切換って前記目標回転数が変更
された場合に、エンジン回転数に基くフィードバック制
御を一時的に休止させて、スロットル開度制御(以下r
TAS制御」と略称する場合がある)によりスロット
ルバルブの閉止位置を迅速に変化させ得るようにしたも
のが考えられている。すなわち、このものは、エンジン
の負荷条件の変化に対応して変更される目標スロットル
開度と、開度調m機構により規定されるスロットルバル
ブの閉止位置に対応するメモリスロットル開度とを比較
し、゛その差が許容値以内に収るまで前記開度調節機構
を高速作動させて、スロットルバルブの閉止位置を前記
目標スロットル開度に収束させるようにしたものである
。しかして、前記メモリスロットル開度は、マイクロコ
ンピュータシステム等のメモリ内に保存された値であり
、スロットルバルブの閉止位置の変化に対応させて次の
ように更新される。まず、アイドルスイッチがONの場
合には、スロットル開度センサにより検出される実際の
スロットル開度と同一の値をメモリスロットル開度にセ
ットする。アイドルスイッチがOFFの状態で開度vs
m機構が作動した場合には、この開度調節機構に駆動用
パルス電圧が印加される毎に一定角度(開度調m機構が
1パルス分駆動された場合に変化すると予想されるスロ
ットルバルブの変化に対応する値)だけメモリスロット
ル開度を更新する。そして、前記目標スロットル開度と
前記メモリスロットル開度との差が許容値以内に収って
τ^S制御が終了した段階で、このメモリスロットル開
度を前記[4スロットル開度と同一の値に更新するよう
にしている。
したがって、このような構成のものであれば、スロット
ルバルブが閉止位置に復帰している否かを問わず、目標
スロットル開度が変更された場合には、前記開度mm機
構が速やかに駆動されてスロットルバルブの閉止位置が
新たな目標スロットル開度の近傍にまで移動調節される
。つまり、エアコンON時のアイドルアップ動作や、ツ
ユ−二ルカット時のダッシュポット動作に相当する動作
が行なわれることになる。
ルバルブが閉止位置に復帰している否かを問わず、目標
スロットル開度が変更された場合には、前記開度mm機
構が速やかに駆動されてスロットルバルブの閉止位置が
新たな目標スロットル開度の近傍にまで移動調節される
。つまり、エアコンON時のアイドルアップ動作や、ツ
ユ−二ルカット時のダッシュポット動作に相当する動作
が行なわれることになる。
[発明が解決しようとする問題点J
ところが、このような構成のものでは、スロットルバル
ブが開成している際に、前記開度調節機構が作動した場
合には、前述のように開度iA節機構の作動量に見合っ
た値だけ前記メモリスロットル開度を予想により更新す
るようにしている。そツタめ、スロットルバルブが開成
中に前記開度調節機構が頻繁に作動すると、実際のスロ
ットルバルブの閉止位置(開度調節機構の作動位置)と
。
ブが開成している際に、前記開度調節機構が作動した場
合には、前述のように開度iA節機構の作動量に見合っ
た値だけ前記メモリスロットル開度を予想により更新す
るようにしている。そツタめ、スロットルバルブが開成
中に前記開度調節機構が頻繁に作動すると、実際のスロ
ットルバルブの閉止位置(開度調節機構の作動位置)と
。
前記メモリスロットル開度との間の誤差が集積して適正
な制御を行なうことができなくなる場合がある。
な制御を行なうことができなくなる場合がある。
本発明は、このような問題点を簡単な構成により確実に
解消することを目的としている。
解消することを目的としている。
[問題を解決するための手段]
本発明は、このような目的を達成するために、第1図に
示すように、スロットルバルブ(2)を係止する作動子
(9)を移動させて該スロットルバルブ(2)の閉止位
置をm節する開度調節機構(5)と、エンジンの負荷条
件に応じた最適なスロットルバルブ(2)の閉止位置を
逐次選定しその選定値を目標スロットル開度と定める目
標スロットル開度設定手段(A)と、前記開度調節機構
(5)に設けられ前記作動子(9)の位置を計測してス
ロットルバルブ(2)の閉止位置を検出する閉止位置検
出手段(15)と、少なくともスロットルバルブ(2)
が開成している運転域で前記目標スロットル開度が変化
した場合に前記閉止位置検出手段(15)により検出さ
れるスロットルバルブ閉止位置と前記目標スロットル開
度の差を求めその差が許容範囲内に収るように前記開度
調節機構(5)を作動させる閉止位置制御手段(B)と
を具備してなるものにしたことを特徴とする。
示すように、スロットルバルブ(2)を係止する作動子
(9)を移動させて該スロットルバルブ(2)の閉止位
置をm節する開度調節機構(5)と、エンジンの負荷条
件に応じた最適なスロットルバルブ(2)の閉止位置を
逐次選定しその選定値を目標スロットル開度と定める目
標スロットル開度設定手段(A)と、前記開度調節機構
(5)に設けられ前記作動子(9)の位置を計測してス
ロットルバルブ(2)の閉止位置を検出する閉止位置検
出手段(15)と、少なくともスロットルバルブ(2)
が開成している運転域で前記目標スロットル開度が変化
した場合に前記閉止位置検出手段(15)により検出さ
れるスロットルバルブ閉止位置と前記目標スロットル開
度の差を求めその差が許容範囲内に収るように前記開度
調節機構(5)を作動させる閉止位置制御手段(B)と
を具備してなるものにしたことを特徴とする。
[作用]
このような構成のものであれば、閉止位置検出手段によ
り開度検出機構の作動子の位置を計測することによって
常に実際のスロットルバルブの閉止位置を正確に検出す
ることができる。そのため、スロットルバルブが閉止位
置に復帰している際だけでなく、スロットルバルブが開
成している際にも、実際のスロットルバルブの閉止位置
と目標スロットル開度とを比較して該閉止位置を移動調
整することができる。そのため5スロツトルバルブが開
成している際に目標スロットル開度が頻繁に変化して開
度調節機構がその都度作動しても、誤差が集積して制御
の正確さが損なわれるようなことがなく、実際のスロッ
トルバルブの閉止位置を精度よく目標スロットル開度に
追従制御することができる。
り開度検出機構の作動子の位置を計測することによって
常に実際のスロットルバルブの閉止位置を正確に検出す
ることができる。そのため、スロットルバルブが閉止位
置に復帰している際だけでなく、スロットルバルブが開
成している際にも、実際のスロットルバルブの閉止位置
と目標スロットル開度とを比較して該閉止位置を移動調
整することができる。そのため5スロツトルバルブが開
成している際に目標スロットル開度が頻繁に変化して開
度調節機構がその都度作動しても、誤差が集積して制御
の正確さが損なわれるようなことがなく、実際のスロッ
トルバルブの閉止位置を精度よく目標スロットル開度に
追従制御することができる。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を第2図および第3図を参照し
て説明する。
て説明する。
図中1は自動車用エンジンの気化器、2はスロットルバ
ルブ、3はこのスロットルバルブ2と共に回動するスロ
ットルレバー、4は前記スロットルバルブ2を閉止方向
に付勢するスプリングである。そして、5は前記スロッ
トルレバー3を係止して前記スロットルバルブ2の閉止
位置を調節する開度調節機構である。
ルブ、3はこのスロットルバルブ2と共に回動するスロ
ットルレバー、4は前記スロットルバルブ2を閉止方向
に付勢するスプリングである。そして、5は前記スロッ
トルレバー3を係止して前記スロットルバルブ2の閉止
位置を調節する開度調節機構である。
開度調節機構5は、DCモータ6の出力軸7に送りねじ
部8を設け、この送りねじ部8に袋ナツト状の作動子9
を螺合させたもので、前記DCモータ6を作動させるこ
とによって作動子9を軸心方向に螺合進退させ得るよう
になっている。すなわち、この作動子9は、モータフレ
ーム11の前面に装着した絶縁材製の円筒カバー12内
に軸心方向へスライド可能に収容されており、その外周
に設けた突起13を前記円筒カバー12の内周に設けた
軸方向溝14に係合させることによって回転を禁止され
ている。
部8を設け、この送りねじ部8に袋ナツト状の作動子9
を螺合させたもので、前記DCモータ6を作動させるこ
とによって作動子9を軸心方向に螺合進退させ得るよう
になっている。すなわち、この作動子9は、モータフレ
ーム11の前面に装着した絶縁材製の円筒カバー12内
に軸心方向へスライド可能に収容されており、その外周
に設けた突起13を前記円筒カバー12の内周に設けた
軸方向溝14に係合させることによって回転を禁止され
ている。
そして、この円筒カバー12部分に、閉止位置検出手段
15を設けている。閉止位置検出手段15は、前記円筒
カバー12の内周に帯状の抵抗体16を保持した軸方向
n17を設け、前記作動子9の外周に固着した可動接点
18をこの抵抗体16に摺接させてなるポテンショメー
タ19と、このポテンショメータ19の出力をデジタル
信号に変換するAI口変換器(図示せず)とを具備して
なる。しかして、前記抵抗体16の一端には定電圧Vc
cを印加し、他端を接地させている。
15を設けている。閉止位置検出手段15は、前記円筒
カバー12の内周に帯状の抵抗体16を保持した軸方向
n17を設け、前記作動子9の外周に固着した可動接点
18をこの抵抗体16に摺接させてなるポテンショメー
タ19と、このポテンショメータ19の出力をデジタル
信号に変換するAI口変換器(図示せず)とを具備して
なる。しかして、前記抵抗体16の一端には定電圧Vc
cを印加し、他端を接地させている。
また、21は、前記開度調節機構5を制御するためのマ
イクロコンピュータシステムであり、本発明に係る目標
スロットル開度設定手段Aおよび閉止位置制御手段Bと
しての役割をも担っている、このマイクロコンピュータ
システム21は、中央演算処理装置22と、メモリ23
と、インターフェース24.25とをAllしている。
イクロコンピュータシステムであり、本発明に係る目標
スロットル開度設定手段Aおよび閉止位置制御手段Bと
しての役割をも担っている、このマイクロコンピュータ
システム21は、中央演算処理装置22と、メモリ23
と、インターフェース24.25とをAllしている。
そして、入力側のインターフェース24に前記閉止位置
検出手段15からの信号a、アイドルスイッチ26から
の信号b、回転数検出手段27からの信号C5伝動状態
検出手段28からの信号d、温度検出手段29からの信
号e、スロットル開度検出手段31からの信号f、エア
コンスイッチ32からの信号g等がそれぞれ入力される
とともに、出力側インターフェース25から前記開度調
me構5に向けて駆動信号りが出力されるようになって
いる。アイドルスイッチ26は、スロットルバルブ2が
閉止位置に復帰しているか否かを検出するためのもので
、前記スロットルレバー3が前記開度調m機構5の作動
子9に係止されている場合にのみON状愚に切換わるよ
うになっている0回転数検出手段27は、エンジンの回
転数を検出するためのもので、イグニッションパルス等
を利用している。伝動状態検IB手段28は、エンジン
と駆動車輪との伝動状態が断たれているか否かを検出す
るためのもので、クラッチスイッチおよびニュートラル
スイッチ等がこれに相当する。温度検出手段29は、機
関温度を検出するためのもので、例えば、エンジンの冷
却水温をアナログ電気信号に変換するサーミスタと、こ
のサーミスタ(図示せず)の出力をデジタル電気信号に
変換するA/Il変換器(図示せず)とを具備してなる
。スロットル開度検出手段31は、スロットルバルブ2
の開度をアナログ電気信号に変換するポテンショメータ
(図示せず)と、このポテンショメータの出力をデジタ
ル電気信号に変換するA/D変換器(図示せず)とを具
備してなる。エアコンスイッチ32は、エアーコンディ
ショナを作動または停止させるためのON、OFFスイ
ッチである。
検出手段15からの信号a、アイドルスイッチ26から
の信号b、回転数検出手段27からの信号C5伝動状態
検出手段28からの信号d、温度検出手段29からの信
号e、スロットル開度検出手段31からの信号f、エア
コンスイッチ32からの信号g等がそれぞれ入力される
とともに、出力側インターフェース25から前記開度調
me構5に向けて駆動信号りが出力されるようになって
いる。アイドルスイッチ26は、スロットルバルブ2が
閉止位置に復帰しているか否かを検出するためのもので
、前記スロットルレバー3が前記開度調m機構5の作動
子9に係止されている場合にのみON状愚に切換わるよ
うになっている0回転数検出手段27は、エンジンの回
転数を検出するためのもので、イグニッションパルス等
を利用している。伝動状態検IB手段28は、エンジン
と駆動車輪との伝動状態が断たれているか否かを検出す
るためのもので、クラッチスイッチおよびニュートラル
スイッチ等がこれに相当する。温度検出手段29は、機
関温度を検出するためのもので、例えば、エンジンの冷
却水温をアナログ電気信号に変換するサーミスタと、こ
のサーミスタ(図示せず)の出力をデジタル電気信号に
変換するA/Il変換器(図示せず)とを具備してなる
。スロットル開度検出手段31は、スロットルバルブ2
の開度をアナログ電気信号に変換するポテンショメータ
(図示せず)と、このポテンショメータの出力をデジタ
ル電気信号に変換するA/D変換器(図示せず)とを具
備してなる。エアコンスイッチ32は、エアーコンディ
ショナを作動または停止させるためのON、OFFスイ
ッチである。
しかして、前記マイクロコンピュータシステム21は、
第3図a、bに概略的に示す手順に沿って作動するよう
にプログラムされている。
第3図a、bに概略的に示す手順に沿って作動するよう
にプログラムされている。
まず、ステップ51で閉止位置検出手段15からの信号
a、アイドルスイッチ26からの信号b、回転数検出検
出手段からの信号C1伝動状態検出手段27からの信号
d、温度検出手段29からの信号e、スロー2トル開度
検出手段31からの信号f、エアコンスイッチ32かも
の信号g等をそれぞれ入力する0次いで、ステップ52
で基準位置設定完了フラグYREFがセットされている
か否かを判断し、セットされている場合には直接ステッ
プ56へ移行するが、セットされていない場合にはステ
ップ53へ進む、ステップ53では、アイドルスイッチ
(LL−8W ) 26がOFFか否かを判断し、 O
FFの場合には設定操作は行なわずにステップ56へ移
行するが、OFFでない場合には、つまり、スロットル
バルブ2が閉止位置に復帰している場合にはステップ5
4へ進む、ステップ54では、スロットル開度検出手段
31の検出値V丁AIと閉止位置検出手段15の検出値
VTA2との間の差を求め、その差の値を基準位置設定
用の補正値αにセットしてステップ55へ進む、ステッ
プ55では、基準位置設定用了フラグYREFに1をセ
ットする0次いで、ステップ56で、後述する低回転数
制御を実行するための条件が成立しているか否かを判断
し、条件が成り立っている場合にはステップ57へ進ん
で低回転数制御を実行し、条件が成立していない場合に
は、ステップ58へ進む。
a、アイドルスイッチ26からの信号b、回転数検出検
出手段からの信号C1伝動状態検出手段27からの信号
d、温度検出手段29からの信号e、スロー2トル開度
検出手段31からの信号f、エアコンスイッチ32かも
の信号g等をそれぞれ入力する0次いで、ステップ52
で基準位置設定完了フラグYREFがセットされている
か否かを判断し、セットされている場合には直接ステッ
プ56へ移行するが、セットされていない場合にはステ
ップ53へ進む、ステップ53では、アイドルスイッチ
(LL−8W ) 26がOFFか否かを判断し、 O
FFの場合には設定操作は行なわずにステップ56へ移
行するが、OFFでない場合には、つまり、スロットル
バルブ2が閉止位置に復帰している場合にはステップ5
4へ進む、ステップ54では、スロットル開度検出手段
31の検出値V丁AIと閉止位置検出手段15の検出値
VTA2との間の差を求め、その差の値を基準位置設定
用の補正値αにセットしてステップ55へ進む、ステッ
プ55では、基準位置設定用了フラグYREFに1をセ
ットする0次いで、ステップ56で、後述する低回転数
制御を実行するための条件が成立しているか否かを判断
し、条件が成り立っている場合にはステップ57へ進ん
で低回転数制御を実行し、条件が成立していない場合に
は、ステップ58へ進む。
ステップ58では後述するアイドル回転数制御を実行す
るための条件が成立しているか否かを判断し、条件が成
り立っている場合にはステップ59へ進んでアイドル回
転数制御を実行し1条件が成立していない場合にはステ
ップ61へ進む、ステップ61では、後述するスロット
ル開度制御(以下r TAS制御」と略称する)を実行
するための条件が成立しているか否かを判断し、条件が
成り立っている場合にはステップ62へ進んでTAS
ftj制御を実行する。
るための条件が成立しているか否かを判断し、条件が成
り立っている場合にはステップ59へ進んでアイドル回
転数制御を実行し1条件が成立していない場合にはステ
ップ61へ進む、ステップ61では、後述するスロット
ル開度制御(以下r TAS制御」と略称する)を実行
するための条件が成立しているか否かを判断し、条件が
成り立っている場合にはステップ62へ進んでTAS
ftj制御を実行する。
ここで、低回転数制御の実行条件とは、[エンジンが完
爆してから一定時間が経過している」。
爆してから一定時間が経過している」。
「エンジン回転数が450rp嘗以下となった」という
条件が共に成立することを苫う、そして、低回転数制御
は、エンジン回転数が、 45Orpm以上になるまで
一定時111+毎に前記開度調ma構5にパルス電圧を
印加してスロットルバルブ2の閉止位置を開成方向に移
行させるようにしたものである。
条件が共に成立することを苫う、そして、低回転数制御
は、エンジン回転数が、 45Orpm以上になるまで
一定時111+毎に前記開度調ma構5にパルス電圧を
印加してスロットルバルブ2の閉止位置を開成方向に移
行させるようにしたものである。
また、アイドル回転数制御の実行条件としては、「アイ
ドルスイッチ26のON状態が5秒以上継続している」
、「車速が2.8に■/hr未満である」、「伝動状態
が断たれている」、「エアコンの0N−OFF切換えあ
るいは図示しないフューエルカットバルブの切換えがな
されてから3秒以上経過している」という条件が挙げら
れ、これらの条件がすべて成立した場合にアイドル回転
数制御を実行する。アイドル回転数制御は、回転数検出
手段27により検出される実際のエンジン回転数MEと
、運転状態に応じて設定される目標回転数とを比較し、
その差が許容値以上の場合には、その差を小さくする方
向に開度調節機構5を作動させる。すなわち、その比較
動作は、例えば、1秒毎に実行され、その比較結果が出
る毎に前記開度調frJJa構5のDCモータ6にパル
ス電圧を印加してスロットバルブ2の閉止位置を移動さ
せる。
ドルスイッチ26のON状態が5秒以上継続している」
、「車速が2.8に■/hr未満である」、「伝動状態
が断たれている」、「エアコンの0N−OFF切換えあ
るいは図示しないフューエルカットバルブの切換えがな
されてから3秒以上経過している」という条件が挙げら
れ、これらの条件がすべて成立した場合にアイドル回転
数制御を実行する。アイドル回転数制御は、回転数検出
手段27により検出される実際のエンジン回転数MEと
、運転状態に応じて設定される目標回転数とを比較し、
その差が許容値以上の場合には、その差を小さくする方
向に開度調節機構5を作動させる。すなわち、その比較
動作は、例えば、1秒毎に実行され、その比較結果が出
る毎に前記開度調frJJa構5のDCモータ6にパル
ス電圧を印加してスロットバルブ2の閉止位置を移動さ
せる。
さらに、↑AS im御を行なうための実行条件として
°は、「アイドル回転数制御中でない」、「低回転数制
御中でない」、「エアコンの0N−OFF9’J換やフ
ューエルカット状態の切換えにより目標スロットル開度
TAGETが変化した」という条件が挙げられ、これら
の条件がすべて成立した場合に。
°は、「アイドル回転数制御中でない」、「低回転数制
御中でない」、「エアコンの0N−OFF9’J換やフ
ューエルカット状態の切換えにより目標スロットル開度
TAGETが変化した」という条件が挙げられ、これら
の条件がすべて成立した場合に。
TAS制御を実行する。 TAS制御は、第3図に示す
ように、ステップ71で目標スロットル開度TAGET
を演算する。すなわち、目標スロットル開度TAGET
は、基本目標スロットル開度TACETIと、学習値T
AIDGとの和である。そして、前記基本目標スロット
ル開度TAGET 1には、「水温マツプ値TAFr(
暖機後はゼロ)とエアコン用アイドルアップ値TAAC
(エアコンOFF時はゼロ)との和」、「フューエルカ
ット時用アイドルアップ値TADP(フューエルカット
解除時は原則としてゼロ)」または「高温時用アイドル
アップ値TAHT (異常高温時以外はゼロ)」の内最
も大きな値のものが選択的にセットされる。一方、学習
値↑AIDCは、完全暖機状態で目標回転数を、例えば
、800rpmとするアイドル回転数制御が実行され、
その制御が安定した際におけるスロットル開度VTAI
を学習した値であり、バックアップメモリに格納されて
いる0次いで、ステップ72で、アイドルスイッチ26
がONか否かを判断し、ONの場合にはステップ73へ
進み、 ONでない場合にはステップ74へ進む、ステ
ップ74では、基準位置設定完了フラグYREFがセッ
トされているか否かを判断し、セットされている場合に
限ってステップ75へ進む、ステー2ブ75では、閉止
位置検出手段15による閉止位置検出値VTA2を前述
した補正値αだけ異なった値に更新する。つまり、この
操作によって、基準位置における(スロットルバルブ2
が閉止位置に保持される状態における)スロットル開度
検出手段31の検出値VTAIと閉止位置検出手段の検
出f直VTA2とが等しい値となるように補正が加えら
れる0次いで、ステップ76で、補正後の閉止位置検出
値VT^1と目標スロットル開度TAGETとを比較し
、その差の絶対値が許容値βを上まわっている場合には
ステップ77へ進み、開度tJR節機構5をその差を小
さくする方向に作動させる。一方、スロットルバルブ2
が閉止位置に保持されていると判断されステップ73へ
進んだ場合には、スロットル開度検出手段31によるス
ロットル開度検出値VTA 1と目標スロットル開度丁
AGETとを比較し、その差の絶対値が許容値βを上ま
わっている場合にはステップ78へ進み、開度調節機構
5をその差を小さくする方向に作動させる。
ように、ステップ71で目標スロットル開度TAGET
を演算する。すなわち、目標スロットル開度TAGET
は、基本目標スロットル開度TACETIと、学習値T
AIDGとの和である。そして、前記基本目標スロット
ル開度TAGET 1には、「水温マツプ値TAFr(
暖機後はゼロ)とエアコン用アイドルアップ値TAAC
(エアコンOFF時はゼロ)との和」、「フューエルカ
ット時用アイドルアップ値TADP(フューエルカット
解除時は原則としてゼロ)」または「高温時用アイドル
アップ値TAHT (異常高温時以外はゼロ)」の内最
も大きな値のものが選択的にセットされる。一方、学習
値↑AIDCは、完全暖機状態で目標回転数を、例えば
、800rpmとするアイドル回転数制御が実行され、
その制御が安定した際におけるスロットル開度VTAI
を学習した値であり、バックアップメモリに格納されて
いる0次いで、ステップ72で、アイドルスイッチ26
がONか否かを判断し、ONの場合にはステップ73へ
進み、 ONでない場合にはステップ74へ進む、ステ
ップ74では、基準位置設定完了フラグYREFがセッ
トされているか否かを判断し、セットされている場合に
限ってステップ75へ進む、ステー2ブ75では、閉止
位置検出手段15による閉止位置検出値VTA2を前述
した補正値αだけ異なった値に更新する。つまり、この
操作によって、基準位置における(スロットルバルブ2
が閉止位置に保持される状態における)スロットル開度
検出手段31の検出値VTAIと閉止位置検出手段の検
出f直VTA2とが等しい値となるように補正が加えら
れる0次いで、ステップ76で、補正後の閉止位置検出
値VT^1と目標スロットル開度TAGETとを比較し
、その差の絶対値が許容値βを上まわっている場合には
ステップ77へ進み、開度tJR節機構5をその差を小
さくする方向に作動させる。一方、スロットルバルブ2
が閉止位置に保持されていると判断されステップ73へ
進んだ場合には、スロットル開度検出手段31によるス
ロットル開度検出値VTA 1と目標スロットル開度丁
AGETとを比較し、その差の絶対値が許容値βを上ま
わっている場合にはステップ78へ進み、開度調節機構
5をその差を小さくする方向に作動させる。
このような構成のものであれば、エンジンの負荷条件が
一定しているアイドリング運転時には、通常、アイドル
回転数制御が実行され、実際のエンジン回転数がその負
荷条件に対応した目標回転数に収束するように、スロッ
トルバルブ2の閉止位置が制御される。この状態から、
エアコンの0N−OFFが切換わったり、フューエルカ
ット状態が切換わったような場合には、一旦前記アイド
ル回転数制御が休止され、↑AS制御が実行される。
一定しているアイドリング運転時には、通常、アイドル
回転数制御が実行され、実際のエンジン回転数がその負
荷条件に対応した目標回転数に収束するように、スロッ
トルバルブ2の閉止位置が制御される。この状態から、
エアコンの0N−OFFが切換わったり、フューエルカ
ット状態が切換わったような場合には、一旦前記アイド
ル回転数制御が休止され、↑AS制御が実行される。
しかして、このTAS制御は、スロットルバルブ2が閉
止位nに保持されている際には、従来のものと同様に、
スロットル開度検出手段31の検出値VTAIをフィー
ドバック情報として、スロットルバルブ2の閉止位置が
迅速に目標スロットル開度TACETに収束制御される
。一方、スロットルバルブ2が開成している際のTAS
制御は、従来のもののように予想に基いて更新されるメ
モリ上の値ではなく、開度調節機構5の作動子9の動き
を実際に計測することにより得られるスロットルバルブ
2の閉止位t!IVTA2をフィードバック情報として
、スロットルバルブ2の閉止位置が迅速に目標スロット
ル開度TACETに収束制御される。そのため、°スロ
ットルバルブ2が開成している際にエアコンのON・O
FF切換え等により目標スロットル開度TAGETが頻
繁に変化しても誤差が集積するようなことがなく、スロ
ットルバルブ2の閉止位置を正確に目標スロットル開度
TAGETに収束させることができる。また、このよう
なものであれば、スロットルバルブ2が開成している際
にも、BM度調me構5の実際の動きを閉止位置検出手
段15からの信号9により検知することができるので、
開度調節機構5の故障を検出して対策を構じるようにし
たいわゆるフェイルセー゛フシステムをより充実させる
ことができる。すなわち、従来のものは、スロットルバ
ルブ2が閉止位置に保持されている場合にしか開度′1
Af15機構5の実際の動きを検知することができない
ので、スロットルバルブ2が開いている際にはフェイル
セーフを実行することが不可能であるが、本発明装置で
は、スロットルバルブ2が開いているか否かを問わず開
度調節機構5の実際の動作位置を知ることができるので
、常時、フェイルセーフを実行することができる。具体
的には、例えば、第3図Cに示すようなルーチンを所要
時間毎に実行すれば、スロットルバルブ2が開成してい
る際の開度調節機構5の故障にも対処することができる
。つまり、このルーチンは、まず、ステップ81で、ア
イドルスイッチ26がONか否かを判断し、ONでない
場合にステップ82に進んで開度鋼m機構5を開成方向
に一定時間Tだけ駆動する0次いで、ステップ83で閉
止位置検出手段15による閉止位置検出値VTA2が変
化したか否かを判断する。そして、変化した場合には開
度鋼m機構5が正常であるとしてステップ84へ進み該
開度調節機構5を元の位置に戻すが、前記閉止位置検出
値VTA2が変化しない場合にはステップ85へ進んで
開度m筒機構5が故障である旨の判定をなす、そして、
ステップ86でエンジンの暴走を防止するための適宜な
フェイルセーフを実行する。
止位nに保持されている際には、従来のものと同様に、
スロットル開度検出手段31の検出値VTAIをフィー
ドバック情報として、スロットルバルブ2の閉止位置が
迅速に目標スロットル開度TACETに収束制御される
。一方、スロットルバルブ2が開成している際のTAS
制御は、従来のもののように予想に基いて更新されるメ
モリ上の値ではなく、開度調節機構5の作動子9の動き
を実際に計測することにより得られるスロットルバルブ
2の閉止位t!IVTA2をフィードバック情報として
、スロットルバルブ2の閉止位置が迅速に目標スロット
ル開度TACETに収束制御される。そのため、°スロ
ットルバルブ2が開成している際にエアコンのON・O
FF切換え等により目標スロットル開度TAGETが頻
繁に変化しても誤差が集積するようなことがなく、スロ
ットルバルブ2の閉止位置を正確に目標スロットル開度
TAGETに収束させることができる。また、このよう
なものであれば、スロットルバルブ2が開成している際
にも、BM度調me構5の実際の動きを閉止位置検出手
段15からの信号9により検知することができるので、
開度調節機構5の故障を検出して対策を構じるようにし
たいわゆるフェイルセー゛フシステムをより充実させる
ことができる。すなわち、従来のものは、スロットルバ
ルブ2が閉止位置に保持されている場合にしか開度′1
Af15機構5の実際の動きを検知することができない
ので、スロットルバルブ2が開いている際にはフェイル
セーフを実行することが不可能であるが、本発明装置で
は、スロットルバルブ2が開いているか否かを問わず開
度調節機構5の実際の動作位置を知ることができるので
、常時、フェイルセーフを実行することができる。具体
的には、例えば、第3図Cに示すようなルーチンを所要
時間毎に実行すれば、スロットルバルブ2が開成してい
る際の開度調節機構5の故障にも対処することができる
。つまり、このルーチンは、まず、ステップ81で、ア
イドルスイッチ26がONか否かを判断し、ONでない
場合にステップ82に進んで開度鋼m機構5を開成方向
に一定時間Tだけ駆動する0次いで、ステップ83で閉
止位置検出手段15による閉止位置検出値VTA2が変
化したか否かを判断する。そして、変化した場合には開
度鋼m機構5が正常であるとしてステップ84へ進み該
開度調節機構5を元の位置に戻すが、前記閉止位置検出
値VTA2が変化しない場合にはステップ85へ進んで
開度m筒機構5が故障である旨の判定をなす、そして、
ステップ86でエンジンの暴走を防止するための適宜な
フェイルセーフを実行する。
なお1以上の実施例では、スロットルバルブが開成して
いる状態で目標スロットル開度が変化した場合にだけ、
閉止位置検出手段からの検出信号を用いてスロットルバ
ルブ閉止位置の制御を行なうようにした場合について説
明したが1本発明はかならずしもこのようなものに限ら
れないのは勿論であり、例えば、スロットルバルブが閉
止位置に復帰している際のスロットル開度制御にも、閉
止位置検出手段の検出信号を用いるようにしてもよい。
いる状態で目標スロットル開度が変化した場合にだけ、
閉止位置検出手段からの検出信号を用いてスロットルバ
ルブ閉止位置の制御を行なうようにした場合について説
明したが1本発明はかならずしもこのようなものに限ら
れないのは勿論であり、例えば、スロットルバルブが閉
止位置に復帰している際のスロットル開度制御にも、閉
止位置検出手段の検出信号を用いるようにしてもよい。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明は、開度調節機構の作動位
置を実際に計測することによってスロットルバルブ開成
時におけるスロットルバルブ閉止位置をも確実に検知す
ることができるようにしてい・るので、スロットルバル
ブ開成時に、エアコン用のアイドルアップ動作やツーニ
ルカット時用のダッシュポット動作等に対応するスロッ
トル開度制御を頻繁に行なっても、常にそのスロットル
バルブ閉止位置を正確に目標スロットル開度に収束させ
ることがでさるという優れた効果が得られる。また、ス
ロットルバルブ開成時にも開度調節機構のフェイルセー
フを実行することができるという効果をも奏し得る。
置を実際に計測することによってスロットルバルブ開成
時におけるスロットルバルブ閉止位置をも確実に検知す
ることができるようにしてい・るので、スロットルバル
ブ開成時に、エアコン用のアイドルアップ動作やツーニ
ルカット時用のダッシュポット動作等に対応するスロッ
トル開度制御を頻繁に行なっても、常にそのスロットル
バルブ閉止位置を正確に目標スロットル開度に収束させ
ることがでさるという優れた効果が得られる。また、ス
ロットルバルブ開成時にも開度調節機構のフェイルセー
フを実行することができるという効果をも奏し得る。
第1図は本発明を明示するための構成説明図である。第
2図は本発明の一実施例を示すシステム説明図、第3図
a、b、cは同実施例における制御の手順を示すフロー
チャート図である。 A・・・目標スロットル開度設定手段 B・・・閉止位置制御手段 l・・合気化器 21111φスロットルバルブ 5・・・開度調iti機構 9・・・作動子 11・争・マイクロコンピュータシステム15・・・閉
止位置検出手段
2図は本発明の一実施例を示すシステム説明図、第3図
a、b、cは同実施例における制御の手順を示すフロー
チャート図である。 A・・・目標スロットル開度設定手段 B・・・閉止位置制御手段 l・・合気化器 21111φスロットルバルブ 5・・・開度調iti機構 9・・・作動子 11・争・マイクロコンピュータシステム15・・・閉
止位置検出手段
Claims (1)
- スロットルバルブを係止する作動子を移動させて該スロ
ットルバルブの閉止位置を調節する開度調節機構と、エ
ンジンの負荷条件に応じた最適なスロットルバルブの閉
止位置を逐次選定しその選定値を目標スロットル開度と
定める目標スロットル開度設定手段と、前記開度調節機
構に設けられ前記作動子の位置を計測してスロットルバ
ルブの閉止位置を検出する閉止位置検出手段と、少なく
ともスロットルバルブが開成している運転域で前記目標
スロットル開度が変化した場合に前記閉止位置検出手段
により検出されるスロットルバルブ閉止位置と前記目標
スロットル開度との差を求めその差が許容範囲内に収る
ように前記開度調節機構を作動させる閉止位置制御手段
とを具備してなることを特徴とするエンジンのスロット
ル開度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14852685A JPS6210440A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | エンジンのスロツトル開度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14852685A JPS6210440A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | エンジンのスロツトル開度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6210440A true JPS6210440A (ja) | 1987-01-19 |
Family
ID=15454750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14852685A Pending JPS6210440A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | エンジンのスロツトル開度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6210440A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716231A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-27 | Nissan Motor Co Ltd | Safety device for engine controller |
JPS5825853A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-16 | アルマックス・インコ−ポレイテッド | 金属鋳造装置およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP14852685A patent/JPS6210440A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716231A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-27 | Nissan Motor Co Ltd | Safety device for engine controller |
JPS5825853A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-16 | アルマックス・インコ−ポレイテッド | 金属鋳造装置およびその製造方法 |
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