JPS62104285A

JPS62104285A - 映像スクランブル伝送装置

Info

Publication number: JPS62104285A
Application number: JP60243560A
Authority: JP
Inventors: Haruo Sakata; 坂田　晴夫
Original assignee: Clarion Co Ltd
Current assignee: Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Priority date: 1985-10-30
Filing date: 1985-10-30
Publication date: 1987-05-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Δ、産業上の利用分野本発明は、衛星放送等のために使用される映像スクラン
ブル伝送装置に関する。

Ｂ３発明の概要テレビ信号のパルス波形の同期信号に代って正弦波バー
ストを付加し、しかもその正弦波の周波ｎ：整数）に選
ぶ。このテレビ信号は通常の受信機では同期信号を取り
出すことができず、安定受像はできない。かかる信号を
安定に受像するために、受信側で周波数ｆ。のバースト
を取り出し、１ライン内の相関を利用して同期信号を発
生させ、それが映像信号に付加される。

Ｃ１従来の技術映像信号のスクランブル方式には種々の提案があるが、
ｆｆｆｆ単な装にで画質劣化の少ない方式が望まれる。

複雑な構成のものは価格が高くなり、例えば衛星放送受
信でのＣＡＴＶのヘッドエン１〜用にはよいが、一般の
直接骨（ａ者には不適当である。現行のもので簡単な方
式のものとして、つぎの２例を挙げることができる。

周（ｉ）坪期別伝送方式第６図に示すように、主伝送路１には同期部分を除いた
映像信号２を伝送する。この信号だけでは受像機３は同
期せず、画像内容が不明となる。

補助伝送路４に同期信号５を送り、加算器６で加算して
、同期付きの映像信号を復元して、受像機３に加えると
、安定した画像を再現することができる。補助伝送路に
スイッチ７を設けて、それをオン／オンすることでスク
ランブルをかけたり。

解除したりすることができる。

（］ｊ）フィールド極性反転式フィールド毎に映像信号の極性を反転することで、再現
画像をちらつき状態にしてスクランブルする。すなはち
、第７図に示すように、例えば奇数フィールドを正極性
に、偶数フィールドを負極性にする。

Ｄ５発明が解決しようとする問題点上記（ｉ）の方式では、衛星放送で、−膜受信者は別の
回線を用意せねばならず、また映像信号と同期信号の位
相合せも困難となる。また、（ｉｉ）に示す方式による
信号は正常信号に較べて振幅が大きくなり、ｔＸｊ星放
送の際には、　ＦＭの周波数偏移が大きくなるので、映
像信号の振幅を小さくせねばならず、最終画僅のＳ／Ｎ
比を劣化させる。

また、　ＦＭ変調機の変調特性が完全に線形でないと５
最終画像に３０　ｔｌｚの大面積フリッカが生じ、画質
を劣化させる。

本発明の目的は、衛星放送にスクランブルをかけて、受
信機でデスクランブルする際に１画質の劣化が少なく、
しかも簡易な装置で済む映像スクランブル伝送装置を提
供することである。

Ｅ１問題点を解決するための手段上記目的を達成するために１本発明による映像スクラン
ブル伝送装置は、テレビ信号の中の同期信号を除去する
、送信側に設けられた手段と、その同期信号部分に正弦
波バースト信号を付加する、送信側に設けられた手段と
、送信信号の中の上記正弦波バースト信号を除去する。

受信側に設けられた手段と、その除去された送信信号部
分に同期信号を付加する、受信側に設けられた手段とを
含むことを要旨とする。

本発明の有利な実施の態様においては、上記正弦波バー
スト信号の周波数は、ｆＨを水平走査周る。

Ｆ３作用送信側で同期信号を除去し、その代わりに正弦波パース
１−信号を付加することでスクランブルをかけ、受信側
でその正弦波信号を除去し、その代わりに同期信号を付
加することでデスクランブルをかける。

Ｇ、実施例第１図はスクランブラ（送り側）の系統図で。

図中、８はＮＴＳＣ信号入力、９は同期分離回路、１０
はｆｓＣ用帯域通過フィルタ、１１はバーストゲイト、
１２はｆ５ｃ発振器、１３は同期用正弦波発生器、１４
はバーストゲイト、１５は同期除去回路、１６はバース
ト同期付加回路、１７はスクランブル出力信号を表す。

第２図は本発明の伝送信号を示し１本来の破線で示す同
期信号に代って正弦波バーストを付加し、しかも、水平
走査線毎に位相を反転する。かかる信号を通常の受像機
で受信すると同期分離回路が動作せず１画面゛が安定し
ない。第３図は正常なＮＴＳＣの信号の１ライン（水平
走査）の波形を示す。

第１図を参照しながら、本発明による映像スクランブル
伝送装置の動作を説明する。久方には第３図のＮＴＳＣ
信号が加わる。同期信号分前回路９により、第２図の破
線で示す同期信号を取り出す。

第３図に示すカラーバースト（サブキャリヤ周波数ｆｓ
ｃ＝　３．５７９５４５　Ｍｔｌｚ　）の帯域通過フィ
ルタ１０でｆｓｃ成分を取り出し、バーストゲイト１１
で同期出力でゲイトして第３図に示すカラーバースト部
を取り出す。ｆｓｃ発振器１２をバーストゲイト１１の
出力で同期を取り、ｆ５ρ蓮続正弦波を得る。１３は伝
送用の同期バーストの正弦波の発生器であり、ｆｓｃと
水平同期周波数ｆｉ１がら演算処理で発生させる。因に
、であり、正弦波発生器１３の出力の周波数ｆ。はである
から、正弦波発生器１３の出力はｎ≠２２７　とする。

正弦波発生器１３は第１図の構成以外に、例えばｆＨか
らｆｏ／２をブリップフロップで発生さでもよい。

正弦波発生器１３の出力をバーストゲイト１４でゲイト
して第２図の同期の正弦波バーストを作り、同期除去回
路１５で同期部分を除去した信号にそれをバースト同期
付加回路１６で付加して、伝送信号として出力１７から
送出する。同期除去回路１５は同期分離回路９と兼ねる
こともできる。

第４図（ａ）は受は側（デスクランブラ）の系統図を示
し、１８は伝送回線、１９は入力信号、２０はバースト
同期用帯域通過フィルタ（ｆｏ）、２１は１ラインメモ
リ（１ライン遅延線）。

２２は差動増幅器、２３は検波器、２４はスライス、２
５は同期成形回路、２６はゲイト信号、２７はバースト
除去回路、２８は同期付加回路を示す。

第４図（ａ）に示すデスクランブラはつぎのように動作
する。伝送回線１８は例えば衛星通信回線であり、デス
クランブラ人力１９に第２図の信号が加わる。入力１９
から帯域通過フィルタ２゜（中心周波数ｆ。で、狭帯域
）によりｆ。の同期バーストを取り出し、１ラインメモ
リ２１に加える。２１は１水平走査線の遅延線でもよい
。１ラインメモリ２１の入力と出力の信号を差動増幅器
２２で引算すると、第５図に示すように、１ラインメモ
リ２１の入力と出力とは、例えばＡとＢのように極性が
反転しているので、差動増幅器２２の出力は第５図のＣ
のように振幅加算される。

これに対して、画面内にある縦縞では、仮りにその周波
数がｆ。であっても、垂直方向で同極性になり、Ａと同
じ信号が１ラインメモリ２１の入力と出力に生じるので
、この場合には、差動増幅器２２の出力は、第５図のＤ
のように、振幅は殆んど零となる。差動増幅器２２の出
力、すなわち第５図のＣを検波器２３に加えて第５図の
Ｆの波形を得る。同期部分の大振幅の他に１画像の周波
数ｆＯ附近の成分で、しかも走査線毎に極性が反転して
いる成分が加わっている。スライス２４はＥのａで切っ
て小レベルの成分を除き、同期信号成分を取り出す。一
方、ゲイト信号２６はＥの同期よりも幅の広い、ａで切
り取って、Ｇのパルスを作り、入力信号からゲイト回路
２７で正弦波同期バーストを除き、映像信号のみとし、
第５図Ｆの同期パルスを同期付加回路２８で付加し、通
常の受像機３に加えて、正規の同期をとり、安定した受
信が可能となる。

第４図（ｂ）に示すブロック図は水平同期の周期性を考
慮した構成であり、同期成形回路２５の出力でｆ１１位
相結合発振器の周波数ｆｉ１の発振器を位相結合させ、
パルス整形して、位相調整回路３０を経て、同期付加回
路２８に送る。発振器２９のｆｒＡ到期性で第５図のＥ
の同期部以外の成分に対する応答を除外する。

Ｈ、発明の効果以」二説明した通り、本発明によれば、比較的簡単な装
置でテレビ信号をスクランブルすることができ、しかも
受信側で安定受信する際にも簡単な回路構成でよい。受
信側の同期信号の発生には走査線内の相関も利用してい
るので１画像内の成分を同期信号と誤判定することも少
ない。

【図面の簡単な説明】

第１図はスクランブラ（送り側）の系統図。第２図は本発明の伝送信号を示す波形図、第３図は正常
なＮＴＳＣの信号の１ライン（水平走査）の波形図、第
４図は法受は側（デスクランブラ）の系統図、第５図は
同期信号の発生過程を説明するための波形図、第６図は
従来の同期信号を別に送る方式の説明図、第７図はフィ
ールド極性反転式を説明するための波形図である。８　　・・ＮＴＳＣ信号入力、９・・・　・・同期分離
回路、　　ｌ　０−−−　ｆｓｃ　ｌｌＮ１Ｆ域通過フ
ィルタ、１１・　　バース１−ゲイ１−１１２・・・・
・・・・ｆ５ｃ発振器。１３・・・・・・・同期用正弦波発生器、１４・・・・
・・・・バーストゲイト、１５・・・・・・・・同期除
去回路、１６・・・・・・・・バースト同期付加回路、
１７・・・・・・・・・スクランブル出力信号、１８・
・・・・・・・伝送回線、１９・・・・・・・・・入力
信号、２０　・・・・・・バースト同期用帯域通過フィ
ルタ（ｆ、）、２１・・・・・・・・・１ラインメモリ
（１ライン遅延線）、２２・・・・・・・・差動増幅器
、２３・・・・・・・・検波器、２４・・・・・・・・
スライス、２５・・・・・・・・・同期成形回路、２６
・・・・・・・・・ゲイト信号、２７・・・・・・・・
・バースト除去回路、２８・・・・・・・・・同期付加
回路、２９・・・・・・ｆＨ位相結合発振器、３０・・
・・・・・・・位相調整回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）（ａ）テレビ信号の中の同期信号を除去する、送信側に
設けられた手段、（ｂ）その同期信号部分に正弦波バースト信号を付加す
る、送信側に設けられた手段、（ｃ）送信信号の中の上記正弦波バースト信号を除去す
る、受信側に設けられた手段、および（ｄ）その除去さ
れた送信信号部分に同期信号を付加する、受信側に設け
られた手段を含むことを特徴とする映像スクランブル伝送装置。
（２）上記正弦波バースト信号の周波数が、ｆ＿Ｈを水
平走査周波数、ｎを整数として、（２ｎ＋１／２）ｆ＿
Ｈで与えられることを特徴とする、特許請求の範囲第１
項記載の映像スクランブル伝送装置。