JPS62104278A

JPS62104278A - 電子式ビユ−フアインダ装置

Info

Publication number: JPS62104278A
Application number: JP60241701A
Authority: JP
Inventors: Fumio Okano; 文男岡野; Junji Kumada; 純二熊田
Original assignee: Nippon Hoso Kyokai NHK; Japan Broadcasting Corp
Current assignee: Japan Broadcasting Corp
Priority date: 1985-10-30
Filing date: 1985-10-30
Publication date: 1987-05-14
Anticipated expiration: 2010-07-31
Also published as: JPH0771200B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、原映像信号からエツジ信号を抽出し、そのエ
ツジ信号を原映像信号と合成して得たファインダ映像信
号に基づいてファインダ映像を表示する電子式ビューフ
ァインダ装置に関するものである。

［従来の技術１テレビジョンカメラを用いて被写体を撮像する場合、カ
メラマンはいわゆる電子式ビューファインダ等の小型の
テレビジ宜ンモニタを用いて、テレビジョンカメラに装
着されているレンズのピントを合せている。

一般に、この種の電子式ビューファインダ等の小型モニ
タは１画面が小さく、また解像度もあまりよくないこと
が多く、熟練しないとピント合せを行うことが難しい欠
点がある。そのために、従来は、被写体映像信号の輪郭
信号や高周波信号であるエツジ信号を原映像信号に付加
してファインダ映像の輪郭を強調することによりピント
合せを容易にする方法が用いられているが、それでも、
ピント合せにト分でないことが多い。

［発明が解決しようとする問題点］そこで、本発明の目的は、テレビジョンカメラのピント
合せが容易であり、合焦状態をカメラマンが容易に視認
できるように原映像信号を適切に処理するようにした電
子式ビューファインダ装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、原映像信号に対して、エツジ信号
を視覚的に強調することができるようなエツジ信号を付
加するようにした電子式ビューファインダ装置を提供す
ることにある。

［問題点を解決するための手段］このような目的を達成するために、本発明は、原映像信
号からエツジ信号を抽出し、そのエツジ信号を原映像信
号と合成して得たファインダ映像信号に基づいてファイ
ンダ映像を表示する電子式ビューファインダ装置におい
て、エツジ信号を視感度の高い繰返し周期の間欠エツジ
信号に変換し、その間欠エツジ信号を原映像信号と合成
し。

その合成信号をファインダ映像信号として表示すること
を特徴とする。

ここで、テレビジョンカメラの焦点合せ操作期間および
操作終了後の一定期間にわたって、原映像信号と間欠エ
ツジ信号を合成するようにするのが好適である。

ｋ、述した繰返し周期を１０Ｈｚ〜５０Ｈｚの間に定め
るのが好適である。

［作　用］本発明では、輪郭信号や高周波信号であるエツジ信号を
単純に付加するのではなく、たとえば繰返し周期１０Ｈ
ｚ〜５０Ｈｚ程度で時間的に間欠的に付加し、それによ
って、輪郭信号や高周波信号であるエツジ信号をいわゆ
るフリッカ状に表示すること＋、それら付加したエツジ
信号を強調し、ピント合せを一層容易に行うことができ
るようにする。

なお、フリッカ−状のエツジ信号は、目に疲労を感じや
すいことを考慮して、フォーカス位置情報から取り出し
たフォーカシング操作情報に応じて・フリッカ−状のエ
ツジを、フオーカシンク操作に関連する所定期間のみ付
加することにより、カメラマンの長時間の労働に起因す
る目の疲労を除去することができる。

［実施例］以ｆに図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例を示し、ここで、ｌは輪郭ま
たは高周波成分抽出回路、２は間欠処理回路、３は合成
回路、４はビューファインダ部、５はカメラレンズ系、
６は変化検出器、７は時間窓発生器である。

テレビジョンカメラ（不図示）から出力された原映像信
号は、輪郭または高周波成分抽出回路ｌに導かれ、ここ
で輪郭信号あるいは高周波成分の形態でいわゆるエツジ
成分の抽出を行う、その抽出されたエツジ信号は１次に
１間欠処理回路２に供給される０間欠処理回路２では、
回路ｌから出力された間欠エツジ信号を、原映像信号に
常時付加するのではなく、フォーカス調節時にのみ繰返
し周期１０Ｈｚから５０Ｈｚ程度で時間的に間欠的に付
加するべく、エツジ信号の「間引き」を行う。たとえば
、エツジ信号の剥落としを行い、数フィールドに１回づ
つエツジ信号を出力する。このように間欠処理すること
により、エツジ信号は、ビューファインダ部４の画面り
で、フリッカ−状にちらついて見え、視覚的に非常に目
につくことになる。なお１間欠処理回路２における間欠
処理は必ずしもフィールドレートにロックして行う必要
はない。

この間欠処理された間欠エツジ信号は合成回路３に供給
され、ここで原映像信号に合成される。

その合成信号をビューファインダ部４に供給して輪郭の
強調されたファインダ映像を表示する。これによれば、
カメラマンは、このフリッカ−状の間欠エツジ信号によ
り一番目につくように映出される映像の輪郭部について
焦点を合わせることで、良好なピント合わせ操作を行う
ことができる。

一方、カメラレンズ系５からのフォーカス位置情報、た
とえばフォーカシング操作に連動するポテンショメータ
等から取り出した信号を変化検出器６に供給し、ここで
フォーカス位置の変化したとき、つまり、カメラマンが
フォーカシング操作を行った旨を検出する。その検出出
力を、フォーカシング操作信号として、蒔間窓発生器７
に供給、シ、フォーカシング操作中およびフォーカシン
グ操作終了後のある一定の期間、たとえば１〜２秒の間
にわたって間欠処理回路２を動作させるための窓信号を
形成する。

この窓信号を間欠処理回路２に供給し、その窓信号の生
起期間中のみ、間欠処理されたエツジ信号を取り出す、
この間欠的なエツジ信号を原映像信号と合成する。この
ように、フリ７カー状のエツジ信号が原映像信号に重畳
されることによって、カメラマンにとっては、映像中の
エツジがフリッカ−するので視覚的に非常に目につく、
一方、このようなフリッカ−状のエツジは目の疲労を感
じやすいので、フォーカシング操作を行わないときには
、映像のエツジをフリッカ−させて表示させない、すな
わち、エツジ信号をフリッカ−させることなしに原映像
信号に重畳して表示するためである。このようにして、
本発明ではカメラマンは良好なピント合わせを行うこと
ができる。

次に、上述したように、変化検出器６においてフォーカ
ス位置情報からフォーカス位置変化情報を検出するため
には、いくつかの方法が考えられるが、ここでは、その
２例を第２図および第３図に示す。

第２図の例では、フォーカス位置に連動したポテンショ
メータ８によりフォーカス位置情報の電圧を検出し、そ
の出力をナイキストサンプリング用ローパスフィルタ９
に通してからサンプルホールド回路ＩＯにより適当な周
波数でサンプルホールドする。このサンプルホールド出
力、すなわちｌクロ７り前の位置情報をコンパレータ１
０の一方の入力端ｆに入力する。他方の入力端子には、
ローパスフィルタ９の出力、すなわち現在の位置情報を
直接入力して両信号を比較し、両信号の間に差が生じた
場合にはフォーカシング操作中であるとみなして、その
比較出力をフォーカス位置変化情報として取り出す。

第３図の例では、第２図と同様にポテンショメータ８か
らの出力をローパスフィルタ９に通す０次いで、Ａ／Ｄ
変換器１２でＡ１０変換して、現在の位置情報を得る。

　Ａ／Ｄ変換器１２の出力をコンパレータ１４に直接に
供給すると共に、ラッチ１３に供給し、このラッチ１３
から１サンプル前の位を情報をコンパレータ１４の他方
の入力端子に供給する。

したがって、コンパレータ目においては、現在およびｌ
サンプル前の位置情報を比較し、両者に差があるときに
フォーカシング操作中の旨を示す出力、すなわちフォー
カス位置変化情報を得る。ここで、ラッチ１３およびコ
ンパレータ１４はマイクロプロセッサで構成してもよい
。

次に、パン、ズーム等のように、鏡胴位置が変化するこ
となしに画像内容が変化する場合には。

基本的にはフィールドメモリによって動画である旨のｒ
１定を行い、動画モードのときにフリッカ−状の輪郭ま
たは高周波成分の表示を行えばよたとえば、第４図に示
すように、入力映像信号をナイキスト用２次元ローパス
フィルタ１５に通し、ついで、フィールドメモリ１６に
よって１フイールドのｄ延を行った信号と、２次元ロー
パスフィルタ１５の出力とを減算回路１７に供給して減
算を行ってフィールド差信号を求める。このフィールド
差信号を２値化回路１８に供給し、そのフィールド差信
号がある程度以上になった場合に動画であると判断し、
その出力を時間窓発生器７に導き、動画の期間およびそ
の後一定の期間にわたって輪郭または高周波成分である
エツジ成分をフリッカ−状に表示する。なお、ここで、
フィールドメモリ１６は、各絵素分のデータを記憶する
ほど大容量のものである必要はなく、粗い絵素数に対応
したものでよい。

ざらにまた、ピント調節を容易にするためには、たとえ
ば第５図に示すように、抽出回路ｌの出力をノンリニア
特性を有する回路１９を介して間欠処理回路２に供給す
ればよい。

ノンリニア特性については、たとえば第６図に示すよう
に、エツジ信ｔ）が小さいときには付加せず、あるレベ
ル以にのエツジ信号についてのみ付加するようにしても
よい、第６図において、ｔｉ軸は輪郭または高周波成分
の入力レベル、縦軸は出力レベルである。

［発明の効果］以りから明らかなように、＊発明によれば、カメラマン
のピント合わせに重要なｆ掛りとなるエツジ信号を視覚
的に強調されたフリッカ−状の信号となし１　ファイン
タ映像中の輪郭をフリッカさせながらビューファインダ
等に表示でき、それにより、最良の合焦状態をカメラマ
ンが判断しやすくなる。

しかもまた、フリー２カー状のエツジ信号は、目に疲労
を感じやすいことを考慮して、フォーカス位置情報から
取り出したフォーカシング操作情報に応じてフリッカ−
状のエツジを、フォーカシング操作に関連する所定期間
のみ付加することにより、カメラマンの長時間の労働に
起因する目の疲労を除去する効果がある。その結果、カ
メラマンの疲労軽減の効果が大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図〜第４図はその変化検出回路の３例を示すブロッ
ク図、第５１ｆｆｌはノンリニア回路の一例を示すブロック図
、第６図はノンリニア特性例を示す特性図である。ｌ・・・輪郭または高周波成分抽出回路。２・・・間欠処理回路。３・・・合成回路、４・・・ビューファインダ部、５・・・カメラレンズ系、６・・・変化検出器、７・・・時間窓発生器、８・・・ポテンショメータ。９・・・ローパスフィルタ、ＩＯ・・・サンプルホールド回路、１１・・・コンパレータ、１２・・・Ａ／Ｄ変換器、 ■３・・・ラッチ、１４・・・コンパレータ、１５・・・２次元ローパスフィルタ、１６・・・フィールドメモリ、１７・・・減算回路、１８・・・２イ１化回路。１９・・・ノンリニア回路。特許出願人　　日　本　放　送　協　会代　理　人　　
弁理上　谷　　義　− 更゛夛化オ東水回％４列Ｑフ゛ロプノ図第２図麦化検出回メを（７１Ｊ　ｔｙ）゛Ｏツク図第３間第　４　図

Claims

【特許請求の範囲】１）原映像信号からエッジ信号を抽出し、そのエッジ信
号を前記原映像信号と合成して得たファインダ映像信号
に基づいてファインダ映像を表示する電子式ビューファ
インダ装置において、前記エッジ信号を視感度の高い繰
返し周期の間欠エッジ信号に変換し、その間欠エッジ信
号を前記原映像信号と合成し、その合成信号を前記ファ
インダ映像信号として表示することを特徴とする電子式
ビューファイダ装置。２）特許請求の範囲第１項記載の電子式ビューファイン
ダ装置において、テレビジョンカメラの焦点合せ操作期
間および該操作終了後の一定期間にわたって、前記原映
像信号と前記間欠エッジ信号を合成するようにしたこと
を特徴とする電子式ビューファインダ装置。３）特許請求の範囲第１項または第２項のいずれかの項
に記載の電子式ビューファインダ装置において、前記繰
返し周期を１０Ｈｚ〜５０Ｈｚの間に定めたことを特徴
とする電子式ビューファインダ装置。