JPH0923369A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JPH0923369A
JPH0923369A JP7169740A JP16974095A JPH0923369A JP H0923369 A JPH0923369 A JP H0923369A JP 7169740 A JP7169740 A JP 7169740A JP 16974095 A JP16974095 A JP 16974095A JP H0923369 A JPH0923369 A JP H0923369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
circuit
evaluation value
luminance
image pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7169740A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Ikeyama
ちあき 池山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7169740A priority Critical patent/JPH0923369A/ja
Publication of JPH0923369A publication Critical patent/JPH0923369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビカメラの自動焦点動作を、単色系の対
象物に対しても精度良く行う。 【構成】 撮像装置1の画像信号からRGB成分を抽出
する信号処理回路2と、輝度および色差を算出するマト
リクス回路3と、自動焦点制御の対象物の色を抽出する
色抽出回路4と、前記制御対象物の色情報に重み付けを
する係数を算出する係数演算回路5と、前記RGB成分
と重み付け係数から評価値を得るための輝度信号Y′を
得るための輝度マトリクス回路6と、画像信号の特定画
像領域におけるY′から高周波成分を抽出する評価値算
出回路7と、評価値を基準として合焦点位置の情報を算
出するピーク値検出回路8と、その合焦点位置の情報に
基づいて自動焦点制御の機構を駆動する撮像装置制御回
路9とを具備する。前記重み付け係数を算出する重み付
けの方法は色成分の総和を分母とし、各々の色成分を分
子として算出する係数可変型の係数演算回路5から構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動焦点制御の機能を有
する撮像装置に関し、更に詳しくは制御対象物の映像の
色成分抽出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮影画像内のある特定した対
象物を目標とした自動焦点機能を有した撮像装置があっ
た。その回路ブロックは図3に示すように撮像装置1か
らの映像信号を信号処理回路2でRGBの信号に分離
し、次段の輝度・色差マトリクス回路3に入力して輝度
Yおよび色差R−Y、B−Yを得る。
【0003】また、自動焦点制御の対象物を定めるため
に、取り込み手段24を操作して制御対象物の色成分で
あるRGB信号を信号処理回路2から色抽出回路4に取
り込み、後述する評価値の判定に供される。
【0004】一方、輝度・色差マトリクス回路3で求め
られた輝度Yは評価値算出回路7に入力され撮像装置の
焦点状態をあらわす評価値が算出される。評価値算出回
路7の構成と動作については後述するも、前記評価値算
出回路7で算出された評価値はピーク検出回路8で撮像
装置の合焦点の状態を判定して、その結果を撮像装置制
御回路9に入力し、ピーク検出回路8で常に合焦点の状
態であるという検出結果が得られるように撮像装置を制
御するものである。尚、前記評価値算出回路7およびピ
ーク検出回路8で構成する回路ブロックに、撮像装置の
焦点状態を判定する際の制御対象情報、例えば評価値を
算出する評価領域や対象物の色等の情報が加えられるも
のである。
【0005】つぎに図4を参照して前述した評価値算出
回路7について説明する。輝度信号YはA/Dコンバー
タ10でサンプリングパルス16に同期してデジタルデ
ータに変換され、デジタル技術で構成されたハイパスフ
ィルター11で高周波成分を取り出し、絶対値処理回路
12において絶対値を求め、その出力を図5に示す画面
20の指定した評価領域21の全域にわたって積分して
自動焦点制御のための評価値を算出している。
【0006】即ち、この積分は符号13Hの水平方向の
枠制御信号により設定された範囲の水平ライン内の全デ
ータを加算し(符号14H)、その後、符号13Vの垂
直方向の枠制御信号により設定された範囲において、水
平同期信号15で同期を取りながら垂直方向に積分され
て(符号14V)評価値を得るものである。
【0007】さて、NTSCの規格においては、輝度信
号Yは色成分R、G、Bとの間で Y=0.3R+0.59G+0.11B (1) で定められる関係がある。即ち(1)式から分かるよう
に、各色成分はその成分に固有の重み付けがされてい
て、視覚上の輝度と色合いの整合性を採っている。
【0008】しかしながら前記NTSCの規格に基づい
た輝度Yをそのまま評価値算出の信号として用いた場
合、対象物の色によっては輝度Yのレベルが極めて低下
することがあり、正確な評価値を算出する上において不
都合であった。
【0009】例えば、対象物の色が青の単色系で占めら
れている場合、(1)式によれば輝度Yは11%の構成
成分であるB(青)を主として決定される。即ちR
(赤)、G(緑)の成分は殆どないため、構成比率の大
きなR、Gが寄与せず、その輝度Yのレベルは極めて低
いものになる。更に、通常の撮影条件である輝度Yがフ
ルスケールの1/4〜1/2程度の状態を想定すると、
Bの出力は11/4〜11/2%、即ち2.8〜5.5
%になり、輝度Yのレベルもこれに応じて低下してしま
うことになる。
【0010】従って、このレベルの低い輝度Yから自動
焦点制御の基準となる評価値を得ることは種々の問題を
包含することになる。例えば、この状態において量子化
誤差を考えてみると、輝度Yを8bitで変換し、輝度
Yのレベルをフルスケールの2.8%(青の成分のみ)
とした場合、 (0.5×LSB)/(255×2.8%)≒7% と、その誤差は極めて大きな値となるものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、テレビカメラ等、電気的手段によるカラー撮像装置
からの映像信号に含まれている同色系で差の少ない被写
体においても、その輪郭部を精度良く検出し、前記被写
体を対象とした撮像装置の自動焦点制御の性能向上を図
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】撮像装置の画像信号から
輝度および色差を算出する手段と、自動焦点制御の制御
対象となる対象物の色を抽出する手段と、画像信号の特
定画像領域における高周波成分を抽出して評価値を算出
する手段と、評価値を基準として合焦点位置の情報を算
出する手段と、その合焦点位置の情報に基づいて自動焦
点制御の機構を駆動する手段とを具備した撮像装置にお
いて、自動焦点制御の制御対象となる対象物の色成分の
構成に応じて、各々の色成分に重み付けをする係数の演
算手段と、重み付けされた色成分から輝度信号を算出す
る手段とを設け、前記算出された輝度信号から自動焦点
制御のための評価値を得る構成にする。
【0013】各々の色成分の重み付け係数を算出する前
記重み付け手段は色成分の総和を分母とし、各々の色成
分を分子として算出する係数可変型の算出手段を構成し
て上記課題を解決する。
【0014】
【作用】自動焦点制御の制御対象となる対象物の色に重
み付けをし、その重み付けした色成分から輝度信号を生
成して評価値を求めるので、対象物の色が単色系でしか
も出力レベルが小さい場合であっても、制御対象物の輪
郭部を精度良く検出する。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について図1および図2を参
照して説明する。
【0016】本実施例の回路ブロックは図1に示す構成
になっている。まず、撮像装置1からの映像信号は信号
処理回路2でRGBの信号を分離し、次段の輝度・色差
マトリクス回路3で輝度Yおよび色差R−Y、B−Yを
得ている。一方、前記信号処理回路2からのRGB信号
は輝度マトリクス回路6に入力されると共に、色抽出回
路4に入力されて自動焦点制御の対象物の色情報を分離
する。即ち、取り込み手段24を操作して対象物を指定
し、信号処理回路2から出力される対象物の色成分であ
るRGB信号を取り込むと共に、そのRGB信号は係数
演算回路5に入力され、そのRGB信号から各々の色に
対応した係数が重み付け係数として算出される。
【0017】その後、前記係数演算回路5で算出された
重み付け係数も前記輝度マトリクス回路6に入力され、
前記信号処理回路2からのRGB信号に、その色に対応
した係数が掛けられ、新しいR′G′B′信号を求める
と共に、前記R′G′B′信号から輝度Y′を算出する
ものである。
【0018】前記輝度Y′は従来例における輝度Yに替
わって評価値算出回路7に入力され、撮像装置の合焦点
の状態をあらわす評価値が算出される。尚、評価値算出
回路7の構成と回路動作は、従来例において図4を参照
して説明したものと同一であり、ここでの説明は省略す
る。
【0019】つぎに、本発明の特徴を形成する重み付け
について説明する。前記係数演算回路5において、aを
Rの係数、bをGの係数、cをBの係数として、次式の
ように定める。 a=R0 /(R0 +G0 +B0 ) (2) b=G0 /(R0 +G0 +B0 ) (3) c=B0 /(R0 +G0 +B0 ) (4) 尚、ここでR0 、G0 、B0 は色抽出回路4によって取
り込まれた制御対象物の色成分を表す。
【0020】前記係数a、b、cは輝度マトリクス回路
6に入力され、信号処理回路2から入力されてくるR、
G、B信号に掛け合わされて重み付けされた後、次式で
定められるように、新しい輝度Y′が求められる。 Y′=aR+bG+cB (5) 前述したように、(5)式で求められた輝度Y′が後段
に続く評価算出回路7に入力され、制御対象物に対する
撮像装置の合焦点の状態を判別するものである。
【0021】図2は前記輝度マトリクス回路6の演算回
路の構成例を示し、掛け算器31で係数aとRが、掛け
算器32で係数bとGが、更に掛け算器33で係数cと
Bが掛け合わされた後、加算器34で合成されて輝度
Y′を得るものである。
【0022】ここで上述した重み付けの方法に基づい
て、青の単色系の物体を自動焦点の対象物にした場合の
効果について説明する。対象物の色成分は輝度に対し
て、例えば、 R0 =1%、G0 =1%、B0 =8% のレベル比であるとすると、(2)式、(3)式および
(4)式から、 a=0.1、b=0.1、c=0.8 となる。ここでつぎに対象物を探索するための画像が入
力され、その色成分が輝度に対して、例えば、 R=10%、G=10%、B=10% と各色が同一レベルであったとしても、係数を掛けた値
はそれぞれ aR=1%、bG=1%、cB=8% となり、対象物となる青色系の成分を(5)式で示す輝
度Y′に赤色系、緑色系の成分より多くの比率で反映す
ることができる。
【0023】従って、その輝度Y′に基づいて評価値を
得ることにより制御の目標とする青色対象物の輪郭部の
周波数成分をより正確に効率よく抽出することができ
る。尚、上述した例は青色単色系の対象物について効果
の大きいことを示したが、赤色系、緑色系についても同
様の効果のあることは論を待たない。
【0024】
【発明の効果】従って本発明によると、テレビカメラ
等、電気的手段によるカラー撮像装置からの映像信号に
含まれている同色系で差の少ない制御対象物の輪郭部を
精度良く判別することができ、この輪郭部を目標とする
撮像装置の自動焦点動作の精度および応答速度の向上を
図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による、RGB信号に重み付けして評
価値を得る方法を用いた制御系の回路ブロック図であ
る。
【図2】 本発明のRGB信号に重み付けし、評価値を
得るための輝度信号を算出する回路構成例である。
【図3】 従来の制御系の構成を示す回路ブロック図で
ある。
【図4】 評価値を算出する回路例である。
【図5】 評価値を求める評価領域について説明するた
めの図である。
【符号の説明】 1 撮像装置 2 信号処理回路 3 輝度・色差マトリクス回路 4 色抽出回路 5 係数演算回路 6 輝度マトリクス回路 7 評価値算出回路 8 ピーク値検出回路 9 撮像装置制御回路 10 A/Dコンバータ 11 ハイパスフィルター 12 絶対値処理回路 13H、13V 枠制御信号 20 画面 21 評価領域 24 取り込み手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的手段による撮像装置の画像信号か
    ら輝度および色差を算出する手段と、 自動焦点制御の制御対象となる対象物の色を抽出する手
    段と、 前記画像信号の特定画像領域における高周波成分を抽出
    して評価値を算出する手段と、 前記評価値を基準として合焦点位置の情報を算出する手
    段と、 前記合焦点位置の情報に基づいて自動焦点制御の機構を
    駆動する手段とを具備した自動焦点制御の機能を有する
    撮像装置において、 前記自動焦点制御の制御対象となる対象物の色成分の構
    成に応じて、該色成分に重み付けをする手段を設けると
    共に、 前記重み付けをした色成分から輝度を生成する手段を設
    けたこと、 を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記色成分の重み付けをする手段は、 前記色成分の総和を分母とし、各々の色成分を分子とし
    て算出する係数可変型の算出手段により構成されるこ
    と、 を特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
JP7169740A 1995-07-05 1995-07-05 撮像装置 Pending JPH0923369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7169740A JPH0923369A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7169740A JPH0923369A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0923369A true JPH0923369A (ja) 1997-01-21

Family

ID=15891973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7169740A Pending JPH0923369A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0923369A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429858B1 (ko) * 1997-05-21 2004-06-16 삼성전자주식회사 적응적 필터를 이용한 촛점 조절장치 및 방법
JP2005354515A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Sony Corp 撮像装置及び携帯端末装置
JP2006267261A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Victor Co Of Japan Ltd オートフォーカス装置
JP2009232342A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Seiko Epson Corp 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429858B1 (ko) * 1997-05-21 2004-06-16 삼성전자주식회사 적응적 필터를 이용한 촛점 조절장치 및 방법
JP2005354515A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Sony Corp 撮像装置及び携帯端末装置
JP2006267261A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Victor Co Of Japan Ltd オートフォーカス装置
JP2009232342A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Seiko Epson Corp 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1431912B1 (en) Method and system for determining an area of importance in an archival image
US8073207B2 (en) Method for displaying face detection frame, method for displaying character information, and image-taking device
US8305484B2 (en) Manual focus adjustment apparatus and focus assisting program
JP2931520B2 (ja) 単板式カラービデオカメラの色分離回路
TWI508555B (zh) 用於進行影像合成的影像處理設備和影像處理方法
EP3361717B1 (en) Image processing apparatus, image processing method, program and imaging apparatus
US20150278996A1 (en) Image processing apparatus, method, and medium for generating color image data
JP2004207985A (ja) デジタルカメラ
JP2003061105A (ja) 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置およびそれを用いたディジタルスチルカメラ
JPH06261336A (ja) ビデオ撮像装置
WO2008129926A1 (ja) 映像処理装置、映像処理プログラム及び映像処理方法
JP4710960B2 (ja) 映像表示装置、撮像装置及び映像表示方法
JP2000069488A (ja) デジタルカメラおよび画像信号処理用記憶媒体
JP2921973B2 (ja) 特定物体の画像抽出方法及び画像抽出装置
US20080158382A1 (en) Focus-adjustment signal generating apparatus and method, and imaging apparatus and method
JPH0923369A (ja) 撮像装置
JP2000165896A (ja) ホワイトバランス制御方法及びその装置
JP2010213105A (ja) 撮像装置
JP2006222816A (ja) 撮像装置及び撮像システム
JP2003348382A (ja) 輪郭強調回路
JPH1070675A (ja) アスペクト比変換機能を有するビデオカメラのビューファインダーの有効エリア表示方法および表示装置
JP2001008216A (ja) 画像処理装置
JP2004173151A (ja) デジタルカメラ
WO2024034390A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP3183916B2 (ja) 色抽出装置