JPS62102761A - 賦香緩衝材 - Google Patents

賦香緩衝材

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JPS62102761A
JPS62102761A JP60243488A JP24348885A JPS62102761A JP S62102761 A JPS62102761 A JP S62102761A JP 60243488 A JP60243488 A JP 60243488A JP 24348885 A JP24348885 A JP 24348885A JP S62102761 A JPS62102761 A JP S62102761A
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JP
Japan
Prior art keywords
fragrance
cushioning material
containing film
film
barrier film
Prior art date
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Pending
Application number
JP60243488A
Other languages
English (en)
Inventor
新保 祥一
駒杵 信之
計一 本田
斎藤 由紀子
乾 全良
大西 重樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 未発IJ1は、枕カバー、クッション等に用いられる緩
衝材に関し、特に使用者の身体に押圧されることにより
芳香を拡散できるようにした賦香緩衝材に関する。
〔従来技術〕
従来、家屋の室内や自動車笠の車内の異臭等を解消する
方法として、容器内に固体状、液体状或いはゲル状をし
た芳香剤を収容したものを該室内等に設置することが行
なわれている。この種芳香剤の香りは室内や!lj内に
一定の強さで発散され続けるものであり、その発散を調
節するためには。
開閉Iif fEな通気孔を設けた容器を用いて適宜該
通気孔を開閉しなければならず調整が面倒であるという
欠点がある。しかも、人間は一定時間以上粛続して同じ
香りを嗅いでいるとその嗅覚が麻痺してしまうため、香
りの濃度が高くなっても香りの発散を調節することをあ
まり行なわないという問題がある。このため、芳香剤を
無駄に揮散させたり、香りが強過ぎて他人に不快感をI
j−えたりするという問題がある。
また、近年、携9;2用ティッシュペーパー袋、ごみ袋
1食品用包装袋Tに好ましい芳香を付享するために香料
含有フィルム、例えばカルポキシルノ^含有エチレン共
屯合体等の軟質性樹脂フィルムに天然香料或いは人造香
料を含浸させたものが使用yれている。この香料含有フ
ィルムを用いて例えばごみ袋を形成することにより、前
述し7こ容器収納型芳香剤に代えることができるという
利点があるが、該香料含有フィルムから発散する芳香を
人為的に制御することはできないという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は北述した各従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、本発明は常時は芳香の発散を抑制し、人体の動きに
応じて芳香を発散できるようにすることにより、枕カバ
ー、クッション等に用いて好適な賦香緩衝材を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために構成された本発明の手
段は、連通した多数の気孔と弾力性を有する緩衝材本体
と、該緩衝材本体の一側面に配設された香料含有フィル
ム及び該香料含有フィルムを覆うバリアー性フィルムと
、前記緩衝材本体の他側面に配設された香料含有フィル
ム及び該香料含有フィルムを覆うバリアー性フィルム、
又はバリアー性フィルム弔体と、前記緩衝材本体の少な
くとも片側に位置する前記香料含有フィルム及びバリア
ー性フィルム、又はバリアー性フィルム単体に形成した
呼吸孔とからなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面にノふづき詳述する。
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示す0図に
おいて、lは多孔質で弾力性を有する緩衝材本体で、該
緩衝材本体1は例えばポリウレタンフォームのように互
いに連通した多数の気孔を有する多孔質で、かつ、人の
押圧力により変形し、該抑圧力を除いた時には元の形状
に復元する弾力性を有する材料からなっている。そして
、該緩衝材本体lは所定の厚さを有し、両面IA。
IBがモ坦な平板状に形成されているが、当該厚さは用
途に応じて適宜選定できるものであり、その形状も片面
波型等所望の形状に形成できるものである。
2は前記緩衝材本体lの一側面IAに熱溶着、接若材等
の接着r段によって全面的に接着された香料含有フィル
ムである。ここで、該香料含有フィルム2は香料を含有
させた軟質性樹脂と熱可塑性樹脂との混合物をフィルム
状に形成したものからなっている。軟質性樹脂としては
、石油樹脂、未加硫ゴム、ポリ塩化ビニル樹脂、カルボ
キシル基含有エチレン共重合体等があるが、特にカルボ
キシル基含有エチレン共重合体は後述する香料との相溶
性に優れている。
次に、熱可塑性樹脂は前記軟質性樹脂の表面から揮散し
難い香料の芳香性を1−分に発揮させると共に、芳香の
強弱及び持続性を制御するために該軟質性樹脂に溶融混
合したものである。熱1i7塑性樹脂としては、エチレ
ン単独重合体、エチレン−プロピレン共重合体等のポリ
オレフィン系樹脂、ナイロン−6等のポリアミド系樹脂
、ポリ、ビニルアルコール系樹脂、ポリエステル系樹脂
等が用いられる。
また、香料としては動物性香料及び植物性香料の天然香
料や単離香料、合成香料、調合香料等の人造香料が用い
られる。そして、該香料の含右轡は賦香緩衝材の用途等
により、軟質性樹脂及び熱可塑性樹脂の種類に従って定
められ、また、これら各成分の種類と混合比率によって
芳香の持続性が定められている。
3.4は前記香料含有フィルム2の外面及び緩衝材本体
1の他側面IBに全面的に密着された気密性を有するバ
リアー性フィルムで、該各バリアー性フィルム3.4は
ポリビニルアルコール或いはポリ塩化ビニリデンからな
っている。そして、香料含有フィルム2の外面に密着さ
れたm個バリアー性フィルム3は該香料含有フィルム2
全面からの芳香の発散を抑制するようになっている。一
方、緩衝材本体lの他側面IBに密着された他側バリア
ー性フィルム4は該緩衝材本体lの外面に開孔する気孔
を密閉しており、該緩衝材本体lが押圧された時緩衝材
本体lの各気孔内に滞留していた空気がその他側面IB
からは噴出しないようになっている。
5,5.・・・は前記各気孔内の空気を排出し、又該気
孔内に空気を吸入するための複数の呼吸孔で、該各呼吸
孔5は香料含有フィルム2及びバリアー性フィルム3に
形成した小孔5A、5Bからなっている。
本実施例の賦香緩衝材は上述の如く構成されるが、次に
その製造法について説明する。
まず、枕カバー、椅子のクッション等の各用途に応じた
孔径と弾力性を有するポリウレタンフォームを所望の厚
さと大きさに裁断して緩衝材本体1を形成する。一方、
該緩衝材本体lの一側面IAk:接着する香料含有フィ
ルム2と一側バリアー性フィルム3は予めインフレーシ
ョン?1.T’1イ法等の方法を用いて全面的に接着或
いは溶着し、一体内に成形されている。そして、該香料
含有フィルム2とバリアー性フィルム3とには熱溶解或
いは打抜き等の適宜の孔空は手段によって各呼吸孔5を
形成する各小孔5A、Bが一体的に設けられている。
次に、緩衝材本体lの−・側面IAには前述の如く呼吸
孔5を形成した香料含有フィルム2を熱溶ノi)iυ、
或いは接着剤により全面的に接着し、他側++’ii 
I Bには呼吸孔5が設けられていないバリアー性フィ
ルム4を貼着、溶着その他の接着手段によって接着する
。最後に、」二連の如く一体的に積層した緩衝材本体l
、香料含有フィルム2及び一対のバリアー性フィルム3
,4の側面を非通気性テープ部材等で囲繞したり、或い
は熱溶解して該各個面から芳香や空気が逃げないように
する。
1−述した本実施例による賦香緩衝材によれば、該賦香
緩衝剤を例えば椅子のクッションとして用いた場合、人
が着座しない時には香料含有フィルム2から発散した芳
香は各呼吸孔5を介して外部に自然発散していくだけで
あり、その芳香の強さは極めて弱いものである。一方、
′5該クッションに人が着座した時には、押圧力により
緩衝材本体lは圧縮され、各気孔内に滞留していた空気
の空気流が発生する。この時、他側バリアー性フィルム
4には呼吸孔5が設けられていないから、当該空気流は
香料含有フィルム2と一側バリアー性フィルム3に連接
した各呼吸孔5を介して外部に噴出し、この際、香料含
有フィルム2から発散した香料も当該空気流に従って外
部に噴出することができる。そして、当該クッション上
に着座した人が自然に身体を動かすだけで緩衝材本体1
からは空気流が発生し、芳香を噴出させることができる
次に、第3図及び第4図に本発明の第2の実施例を示す
。なお、本実施例及び後述する他の実施例において、前
述した第1の実施例の構成要素と同一構成要素には同一
符号を付し、その説明を省略する。
而して、本実施例の特徴は緩衝材本体1の他側面lBに
他の香料含有フィルム11を全面的に貼着し、かつ該香
料含有フィルム11の外面を他のバリアー性フィルム1
2で覆ったことにある。
上述の如く構成した本実施例によれば他側の香料含有フ
ィルム11の外面はバリアー性フィルム12で覆ったか
ら該香料含有フィルム11から発散した芳香は緩衝材本
体1の気孔内に次第に蓄積した状1ムになる。そして、
外力によって緩衝材本体lが押圧されると、蓄積した状
態にある芳香は空気流と共に一気に各呼吸孔5から外部
に噴出する結果、一時的に強い芳香を得ることができる
また、該他側の香料含有フィルム11からは常時芳香が
発散され、該芳香は一側の香料含有フィルム2から発散
した芳香と相俟って各呼吸孔5から外部に噴出されるか
ら、第1の実施例よりも強い芳香を得ることができる。
また、第5図及び第6図は本発明の第3の実施例を示す
而して1本実施例の特徴とするところは、緩衝材本体l
の他側面IBには他側香料含有フィルム21を全面的に
貼着し、該フィルム21の外面には他側バリアー性フィ
ルム22を付着すると共に、該各フィルム21.22に
は呼吸孔23゜23、・・・を形成する複数の小孔23
A 、23A 。
・・・及び23B 、23B 、・・・をそれぞれ設け
たことにある。
叙にの如く構成される本実施例によれば、緩衝材本体1
の他側面IHにも香料含有フィルム21、バリアー性フ
ィルム22を順次積層すると共に、複数の呼吸孔23 
、23 、・・・を設けたか材 ら、賦香緩衝鋸の両面から芳香を発散させることができ
るし、該両面のいずれの面も表側として使用することが
できる。
更に第7図及び第8図は本発明の第4の実施例を示す。
而して、本実施例の特徴とするところは、緩衝材本体l
の一側面IAにはm個バリアー性フィルム31を貼着し
、他側面IBには香料含有フィルム32を貼着すると共
に該香料含有フィルム32の外面には他のバリアー性フ
ィルム33を被着し、かつ、前記−側バリアー性フィル
ム31には小孔からなる複数の呼吸孔34,34.・・
・を設けたことにある。
本実施例によれば、外部から押圧力を受けた時の空気流
による芳香の発散性は前述した他の実施例に比して弱い
が、香料含有フィルム32から自然発散した芳香は緩衝
材本体1の各気孔内に貯蔵することができ、賦香緩衝材
への押圧力に応じて該容気孔内の芳香を空気流と共に拡
散することができる。
なお、前述した各実施例において、香料含有フィルム2
,11,21.32とバリアー性フィルム3,12,2
2.32はインフレーション法或いはTダイ法等の方法
により全面的に付着して一体的に成形すると共に、該各
香料含有フィルム2.11,21.32及び他のバリア
ー性フィルム4.31は緩衝材本体lの各面IA、1B
に全面的に貼着したから、緩衝材本体l、各香料含有フ
ィルム2,11,21.32及びバリアー性フィルム3
,4,12,22.33は実質的に一体物に成形するこ
とができる。この結果、被抑圧時に材質の異なる各フィ
ルム2,11,21.32及び3,4,22.33から
異音が発生するのを完全に防IFでき、賦香緩衝材を枕
カバー、クッシゴン等として好適に用いることができる
また、上述の如く、緩衝材本体l、各香料含有フィルム
2,11,21.32及びバリアー性フィルム3,4,
12,22.33は圧いに全面的に密着したから、賦香
緩衝材は適宜の大きさ及び形状に裁断するだけで使用す
ることができ、裁断後にこれらを再度貼着したりする必
要がなく加工性に優れている。
〔発明の効果〕
以−L詳述した如く構成される本発明によれば、常時は
芳香の発散を抑制し、身体等による押圧力を受けた時に
のみ空気流を介して芳香を拡散することができるから、
窮続した芳香によって嗅覚が麻痺することはなく常に新
鮮な芳香を楽しむことができるし、芳香の濃度が多角な
り過ぎたりするのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示し、第1
図は賦香緩衝材の外観斜視図、第2図は賦香緩衝材の分
解斜視図、第3図及び第4図は本発明の第2の実施例を
示し、第3図は賦香緩衝材の外観斜視図、:tS4図は
賦香緩衝材の分解斜視図、第5図及び第6図は本発明の
第3の実施例を示し、第5図は賦香緩衝材の外観斜視図
、第6図は賦香緩衝材の分解斜視図、第7図及び第8図
は未発IIの第4の実施例を示し、第7図は賦香緩衝材
の外観斜視図、第8図は賦香緩衝材の分解斜視図である
。 l・・・緩衝材本体、2,11,21.32・・・香料
含有フィルム、3,4,12,22.33・・・/丸す
アー性フィルム、5.23.34・・・呼吸孔。 4v訂出願人   鐘 紡 株式会社 代理人 弁理1:   広 瀬 和 彦回      
   中  村  直  樹第1図 第3図 第5図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連通した多数の気孔と弾力性を有する緩衝材本体と、該
    緩衝材本体の一側面に配設された香料含有フィルム及び
    該香料含有フィルムを覆うバリアー性フィルムと、前記
    緩衝材本体の他側面に配設された香料含有フィルム及び
    該香料含有フィルムを覆うバリアー性フィルム、又はバ
    リアー性フィルム単体とを有し、前記緩衝材本体の少な
    くとも片側に位置する前記香料含有フィルム及びバリア
    ー性フィルム、又はバリアー性フィルム単体に呼吸孔を
    形成してなる賦香緩衝材。
JP60243488A 1985-10-30 1985-10-30 賦香緩衝材 Pending JPS62102761A (ja)

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JP60243488A JPS62102761A (ja) 1985-10-30 1985-10-30 賦香緩衝材

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014161671A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Daio Paper Corp 薬剤揮散装置
JP2014162546A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Daio Paper Corp 香り付き包装フィルム、香り付き包装袋及び香り付きラベル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014161671A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Daio Paper Corp 薬剤揮散装置
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