JPS6210248Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210248Y2 JPS6210248Y2 JP3019283U JP3019283U JPS6210248Y2 JP S6210248 Y2 JPS6210248 Y2 JP S6210248Y2 JP 3019283 U JP3019283 U JP 3019283U JP 3019283 U JP3019283 U JP 3019283U JP S6210248 Y2 JPS6210248 Y2 JP S6210248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- shaft
- plate
- scraping plate
- scraping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 19
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims description 7
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 7
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Screw Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ねじコンベヤの改良に関する。
一般にねじコンベヤは、粉粒状物の移送に適し
たものであつて、少なくとも断面の下半部が半円
形をした筒体の中にねじ羽根をもつ軸を回動可能
に嵌挿し、粉粒状物を筒体の一端からホツパー、
または、シユートを介して投入し、軸の回転によ
り粉粒状物はねじ羽根の送り作用により移送せし
められる。
たものであつて、少なくとも断面の下半部が半円
形をした筒体の中にねじ羽根をもつ軸を回動可能
に嵌挿し、粉粒状物を筒体の一端からホツパー、
または、シユートを介して投入し、軸の回転によ
り粉粒状物はねじ羽根の送り作用により移送せし
められる。
また、この種のねじコンベヤは一般に長尺であ
るので、使用にあたつて、熱や荷重による大きな
変形が生じやすいため、ねじ羽根と筒体内面との
間隙をコンベヤや全長にわたつて小さく維持する
ことは困難である。このような変形のため、ねじ
羽根と筒体内面との間隙がなくなり、ねじ羽根と
筒体とが接触するようになると、回転に支障をき
たし、騒音が発生するばかりでなく、当該部が発
熱し、粉粒状物の焼付きその他の不都合が生ずる
し、また、逆に間隔が大きくなつた個所では、粉
粒状物が筒体とねじ羽根の間隙部に滞留し、移送
効率が阻害されるなどの問題点がある。
るので、使用にあたつて、熱や荷重による大きな
変形が生じやすいため、ねじ羽根と筒体内面との
間隙をコンベヤや全長にわたつて小さく維持する
ことは困難である。このような変形のため、ねじ
羽根と筒体内面との間隙がなくなり、ねじ羽根と
筒体とが接触するようになると、回転に支障をき
たし、騒音が発生するばかりでなく、当該部が発
熱し、粉粒状物の焼付きその他の不都合が生ずる
し、また、逆に間隔が大きくなつた個所では、粉
粒状物が筒体とねじ羽根の間隙部に滞留し、移送
効率が阻害されるなどの問題点がある。
本考案は、このような実情に鑑みなされたもの
で、簡単な而も合理的手段によつて従来技術の問
題点を解消せしめ、被移送物をねじ羽根による移
送作用と、掻上げ板とこれに設けた誘導傾斜板と
の併合作用によつて行わせ、移送効率の向上を計
るとともに、ねじ羽根と筒体内面との間隙を意識
的に大きくしうるようになし、ねじコンベヤの設
計を容易にするとともに、被移送物の筒体内面へ
の付着、および、滞留のないねじコンベヤを提供
せんとするものである。
で、簡単な而も合理的手段によつて従来技術の問
題点を解消せしめ、被移送物をねじ羽根による移
送作用と、掻上げ板とこれに設けた誘導傾斜板と
の併合作用によつて行わせ、移送効率の向上を計
るとともに、ねじ羽根と筒体内面との間隙を意識
的に大きくしうるようになし、ねじコンベヤの設
計を容易にするとともに、被移送物の筒体内面へ
の付着、および、滞留のないねじコンベヤを提供
せんとするものである。
従来技術の問題点を解決する本考案の構成は、
一端にホツパー１ａを、他端に供給口を備えた筒
体１内に、駆動機４により回転するねじ羽根２を
もつ軸３を嵌挿したねじコンベヤであつて、各ピ
ツチに対応する上記ねじ羽根２の縁部間に、上記
軸３の軸線と平行する軸６を回動可能に夫々橋架
するとともに、この各軸６に、遊動端縁１０が上
記筒体１の内面に接離する掻上げ板５を夫々とり
つけ、該各掻上げ板５の上記軸３に対向する板面
に、該掻上げ板５の移送上手側外側端ａから、移
送下手側内側端ｂに至る誘導傾斜板１１を垂設
し、更に、上記各ピツチに対応するねじ羽根２の
側面に、適当な間隔を介して２個の制限突体８，
９を設けるとともに、この両制限突体８，９間
に、上記掻上げ板５の一側縁を当接可能に介入せ
しめたことを特徴とするものである。
一端にホツパー１ａを、他端に供給口を備えた筒
体１内に、駆動機４により回転するねじ羽根２を
もつ軸３を嵌挿したねじコンベヤであつて、各ピ
ツチに対応する上記ねじ羽根２の縁部間に、上記
軸３の軸線と平行する軸６を回動可能に夫々橋架
するとともに、この各軸６に、遊動端縁１０が上
記筒体１の内面に接離する掻上げ板５を夫々とり
つけ、該各掻上げ板５の上記軸３に対向する板面
に、該掻上げ板５の移送上手側外側端ａから、移
送下手側内側端ｂに至る誘導傾斜板１１を垂設
し、更に、上記各ピツチに対応するねじ羽根２の
側面に、適当な間隔を介して２個の制限突体８，
９を設けるとともに、この両制限突体８，９間
に、上記掻上げ板５の一側縁を当接可能に介入せ
しめたことを特徴とするものである。
次に図面について実施例の詳細を説明する。
第１図は一部切欠側面図、第２図は要部の斜視
図、第３図は縦断正面図、第４図は掻上げ板の正
面図である。
図、第３図は縦断正面図、第４図は掻上げ板の正
面図である。
一端にホツパー１ａ、他端に被移送物の供給口
（図示略）を備えた筒体１内に、駆動機４により
回転するねじ羽根２をもつ軸３を嵌挿してねじコ
ンベヤＡが構成されている。
（図示略）を備えた筒体１内に、駆動機４により
回転するねじ羽根２をもつ軸３を嵌挿してねじコ
ンベヤＡが構成されている。
本考案はこのようなねじコンベヤＡにおいて、
上記ねじ羽根２の各ピツチに対応するねじ羽根の
縁部間に、上記軸３の軸線と平行する軸６の両端
を、ねじ羽根２に設けた軸受孔７に回動可能に遊
嵌させるとともに、この各軸６に遊動端縁１０が
上記筒体１の内面に接離する掻上げ板５を夫々と
りつける。
上記ねじ羽根２の各ピツチに対応するねじ羽根の
縁部間に、上記軸３の軸線と平行する軸６の両端
を、ねじ羽根２に設けた軸受孔７に回動可能に遊
嵌させるとともに、この各軸６に遊動端縁１０が
上記筒体１の内面に接離する掻上げ板５を夫々と
りつける。
そして、上記各掻上げ板５の一側板面、詳しく
は、上記軸３に対向する板面に、掻上げ板５の移
送上手側外側端ａから、移送下手側内側端ｂに至
る誘導傾斜板１１を垂設せしめ、更に、上記各ピ
ツチに対応するねじ羽根２の側面に、適当な間隔
を介して、掻上げ板５の回動範囲を規制する２個
の制限突体８，９を設けるとともに、この両制限
突体８，９間に掻上げ板５の一側縁を当接可能に
介入したものである。尚ねじ羽根２の各ピツチ間
に設ける掻上げ板５は、第１図に示すように、相
隣れる掻上げ板５を180゜位相をずらしてとりつ
けるものである。図中１２は補助撹拌板で、被移
送物の補助的移送作用をなすものである。
は、上記軸３に対向する板面に、掻上げ板５の移
送上手側外側端ａから、移送下手側内側端ｂに至
る誘導傾斜板１１を垂設せしめ、更に、上記各ピ
ツチに対応するねじ羽根２の側面に、適当な間隔
を介して、掻上げ板５の回動範囲を規制する２個
の制限突体８，９を設けるとともに、この両制限
突体８，９間に掻上げ板５の一側縁を当接可能に
介入したものである。尚ねじ羽根２の各ピツチ間
に設ける掻上げ板５は、第１図に示すように、相
隣れる掻上げ板５を180゜位相をずらしてとりつ
けるものである。図中１２は補助撹拌板で、被移
送物の補助的移送作用をなすものである。
次に、上記実施例に基づいて被移送物の移送作
用を説明する。
用を説明する。
第１図において、１ａから投入された粉粒状物
などの被移送物は、ねじ羽根２の回転により、従
来公知のスクリユウ移送体と同じ原理で紙面左側
から右方向に移送される。
などの被移送物は、ねじ羽根２の回転により、従
来公知のスクリユウ移送体と同じ原理で紙面左側
から右方向に移送される。
そして、第３図に示すように、ねじ羽根２が矢
印方向に回動している場合、図のように一方の掻
上げ板５は自動によつて筒体１の内面方向に傾倒
され、一方の制限突体８によつて制御されるとと
もに、掻上げ板５の遊動端縁１０が筒体１の内面
に摺接して、該内面に付着せる被移送物を掻き落
としながら掻上げるとともに、筒体１の下底部に
ある被移送物を掻上げて、これらを誘導傾斜板１
１に誘導する。誘導された被移送物は、第４図の
矢印で示すように移送下手側方向に向けて流動
し、上記ねじ羽根２のスクリユウ移送作用と併せ
て被移送物を効率よく移送する。
印方向に回動している場合、図のように一方の掻
上げ板５は自動によつて筒体１の内面方向に傾倒
され、一方の制限突体８によつて制御されるとと
もに、掻上げ板５の遊動端縁１０が筒体１の内面
に摺接して、該内面に付着せる被移送物を掻き落
としながら掻上げるとともに、筒体１の下底部に
ある被移送物を掻上げて、これらを誘導傾斜板１
１に誘導する。誘導された被移送物は、第４図の
矢印で示すように移送下手側方向に向けて流動
し、上記ねじ羽根２のスクリユウ移送作用と併せ
て被移送物を効率よく移送する。
第３図仮想線で示すように、ねじ羽根２の回動
により上方に位置した掻上げ板５は、自重によつ
て軸３方向に傾倒し、制限突体９によつて回動が
規制される。
により上方に位置した掻上げ板５は、自重によつ
て軸３方向に傾倒し、制限突体９によつて回動が
規制される。
上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
(a) ねじ羽根のスクリユウ移送作用により、被移
送物を連続的に移送しうることは勿論のこと、
このスクリユウ移送作用に加え、ねじ羽根の各
ピツチ間に設けた掻上げ板による被移送物の掻
上げ作用と、掻上げ板に設けた誘導傾斜板の誘
導移送作用とにより、粉粒状の被移送物を有効
に移送することができるとともに、筒体の内面
に付着せる被移送物の除去がなし得られ、更
に、被移送物の筒体内面への付着が防げる。
送物を連続的に移送しうることは勿論のこと、
このスクリユウ移送作用に加え、ねじ羽根の各
ピツチ間に設けた掻上げ板による被移送物の掻
上げ作用と、掻上げ板に設けた誘導傾斜板の誘
導移送作用とにより、粉粒状の被移送物を有効
に移送することができるとともに、筒体の内面
に付着せる被移送物の除去がなし得られ、更
に、被移送物の筒体内面への付着が防げる。
(b) ねじ羽根と筒体内面との間隙を大きく形成す
ることができ、製作精度の要求が緩和され、コ
ストダウンが計れるとともに、ねじ羽根と筒体
との接触によるトラブルが未然に防止しうる。
ることができ、製作精度の要求が緩和され、コ
ストダウンが計れるとともに、ねじ羽根と筒体
との接触によるトラブルが未然に防止しうる。
(c) 掻上げ板を設けたねじコンベヤは、被移送物
の撹拌作用が大きいので、被移送物の混合，加
熱，加湿，乾燥などの均一性加工に有効であ
る。
の撹拌作用が大きいので、被移送物の混合，加
熱，加湿，乾燥などの均一性加工に有効であ
る。
第１図は一部切欠側面図、第２図は要部の斜視
図、第３図は縦断正面図、第４図は掻上げ板の正
面図である。 Ａ……ねじコンベヤ、１……筒体、１ａ……ホ
ツパー、２……ねじ羽根、３……軸、４……駆動
機、５……掻上げ板、６……軸、７……軸受孔、
８，９……制限突体、１０……掻上げ板の遊動端
縁、１１……誘導傾斜板。
図、第３図は縦断正面図、第４図は掻上げ板の正
面図である。 Ａ……ねじコンベヤ、１……筒体、１ａ……ホ
ツパー、２……ねじ羽根、３……軸、４……駆動
機、５……掻上げ板、６……軸、７……軸受孔、
８，９……制限突体、１０……掻上げ板の遊動端
縁、１１……誘導傾斜板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 一端にホツパー１ａを、他端に供給口を備え
た筒体１内に、駆動機４により回転するねじ羽
根２をもつ軸３を嵌挿したねじコンベヤであつ
て、 (b) 各ピツチに対応する上記ねじ羽根２の縁部間
に、上記軸３の軸線と平行する軸６を回動可能
に夫々橋架するとともに、この各軸６に、遊動
端縁１０が上記筒体１の内面に接離する掻上げ
板５を夫々とりつけ、 (c) 該各掻上げ板５の上記軸３に対向する板面
に、該掻上げ板５の移送上手側外側端ａから、
移送下手側内側端ｂに至る誘導傾斜板１１を垂
設し、 (d) 更に、上記各ピツチに対応するねじ羽根２の
側面に、適当な間隔を介して２個の制限突体
８，９を設けるとともに、この両制限突体８，
９間に、上記掻上げ板５の一側縁を当接可能に
介入せしめたことを特徴とするねじコンベヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3019283U JPS59137212U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | ねじコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3019283U JPS59137212U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | ねじコンベヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59137212U JPS59137212U (ja) | 1984-09-13 |
| JPS6210248Y2 true JPS6210248Y2 (ja) | 1987-03-10 |
Family
ID=30161056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3019283U Granted JPS59137212U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | ねじコンベヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59137212U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101678386B1 (ko) * | 2015-03-03 | 2016-11-22 | 주식회사 다인씨앤에프 | 미세분말 이송장치 |
-
1983
- 1983-03-01 JP JP3019283U patent/JPS59137212U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59137212U (ja) | 1984-09-13 |
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