JPS62101556A - 薄型照明付計器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｌｌ上立皿朋±１ 本発明は、自動二輪車および自動三輪車にＪ３けるスピ
ードメータ等の計器類の薄型化に関するものである。

【米及薯 自動二輪車の場合、第１図に示すようにスピードメータ
０１、エンジン回転計０２等の計器はハンドル０３の中
央前方に位置して、フロントフォーク０４等に固定され
ている。

同図のように、スピードメータ０１等は外部に露出した
状態で運転者の見易いように計器盤を上面上向きとして
いる。

したがって夜間に、計器盤を照明するのに上方から照ら
すわけにはいかず、その照明手段はメータ内の計器文字
盤の下部に内蔵されて、反射光および透過光を利用する
ことになる。

従来におけるスピードメータ０１の一般例を断面図で第
２図に示す。

スピードメータ０１は頂面に透明レンズ０５を嵌め込ん
だ上ケース０６ど＋ケース０７とで外観が構成されてい
る。

メータ内部はレンズ０５に平行に文字板０８が配置され
、レンズ０５と文字板０８の間で指針０９が回Ｗ）＋　
＝Ｊるようになっている。

指針０９はその回動中心の指針軸０１０が文字板０８の
下方の駆動装置０１１によって駆動させられることにに
す、文字板０８上の所定目盛を指し示すものである。

そして下ウース０７内には前記駆動装置０１１以外に夜
間照明用の電球０１２が納められており、同電球０１２
は下ケース０７の下面に固定されたソケット０１３に取
り付けられるようになっている。

下ケース０１内の電球０１２の周囲は光が１箇所に偏ら
ないように配光調整用の空間となっており、電球０１２
から出た光は、同空間の配光調整を受け、文字板０８の
周縁部の上ケース０６との間隙を抜けて、同上ケース０
６の内周面で反射した光が文字板０８の表面および指針
０９を周囲から照らすようにしていｌζ。

また文字板０８を半透明の樹脂製のものとし、透過光に
より文字板の目盛を浮き上がらけるようにもしている。

１　　　　　゛　し　　　　と　　　　　。　　　−こ
のように従来の照明計器は、文字板下部に照明装置とと
もに配光゛調整用の空間を必要としたので、全体的にあ
る程度の厚さを有して計器全体の体積も大きなものであ
った。

本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的とす
る処は、照明装置を文字板上に設置し、照明方法を工夫
することにより、小型化および薄型化を実現した計器を
供する点にある。

７４　　　−、’ｌｉ°７ための一部　゛よ本発明は自
動二輪車および自動三輪車において、計器の文字板上に
光源が位置するように固定された照明装置と、同照明手
段の光を指針および文字板中心部に導く導光体および反
射手段とから構成されている。

前記照明手段が文字板上に固定されるので文字板下方の
照明手段および配光調整用の空間が不要となり、計器の
小型化および薄型化が可能である。

史Ｊｕｔ 以下第３図ないし第５図に図示した本発明に係る一実施
例について説明する。

第３図は本実施例に係るスピードメータ１の平面図、第
４図はその断面図である。

同メータ１は頂面に透明樹脂によりなる円形の導光体レ
ンズ２が嵌め込まれた上ケース３と指針４の円筒形をな
す駆動装置５を蓋う下ケース６とから外観が構成されて
いる。

レンズ２に平行に文字板７が下ケース６の上方において
円形に展開された鍔部６ａに支持されて固定されている
。

駆動装置５から同文字板７を貫通した指針軸１２の先端
に摺割４が取り付けられている。

そして指針４の回動中心より運転者から見て手前側の文
字板７上にソケット８が固定され、同ソケット８に電球
９が取り付けられる。

このソケット８に取り付けられた電球９の位置は導光体
２が円筒状にくり抜かれた内孔部分１０に当り、同内孔
１０の内周而と電球とは略同じ高さにある。

その内孔１０の上方は上ケース３によって蓋われている
。

ソケット８のコード１１は文字板７および下ケース６の
鍔部６ａを貫通して外部に引き出され、所定の電源に配
線される。

そして電球９の上方の上ケース３の内面は内孔１０の中
央（中心軸Ｘ−Ｘ）に近づくにしたがって徐々に下方に
突出していて、その曲面は放物線が中心軸Ｘ−ｘを中心
に回転された場合の回転面をしている。

すなわち第５図に示すように、電球９において光源の大
略の中心をＯとすると、同中心Ｏを焦点とする同断面図
における放物線２０の一部が中心軸ｘ−ｘを軸に回転さ
れた曲面をなしていて、同曲は光を反射するためアルミ
蒸着がなされている。

したがって電球９から路上方に出）１にした光は同放物
曲面で反射して中心軸Ｘ−Ｘに直角な方向に進む光とな
って導光体２の内孔１０の内周而に垂直に入射される。

また電球９から出射されたその他の方向の光は直接内孔
１０の内周面に入射されるので、出射された光の大部分
は内孔１０の内周面に略垂直に入射されることになる。

したがって導光体２に入射された光は導光体２内部を文
字板７と平行に進行し、上ケース３の内周面に至る。

上ケース３の内周面は傾斜４５″の円錐面を２つ上下に
重ねた形状をしており（第４図参照）、表面にアルミ蒸
着がなされているので、前記文字板７と平行に上ケース
３の内周面に向った光は、第４図に示すように、同内周
面に２度反射して、今度は方向を逆転して指針軸１２近
辺に集光するような光となって、導光体２の下面に円板
上にえぐられた空間２１に出射される。

同空間２１に指針４が存在するので、同指針４を光が照
射するとともに文字板７の目盛等も空ｍ２１内の乱反…
により明るく照らすことができる。

したがって運転者は夜間において、周囲から出射される
光によって照らされた指針４および文字板７を見ること
ができる。

以上のように本実施例ではソケット８が文字板７上に取
り付けられ、指針４と同じ高さ位置にあり、ソケット８
に取り付けられる電球９は導光体２の内孔１０に位置す
るのでソケット８と電球９からなる照明装置は指針４お
よび導光体２の同じ高さに収納されている。

したがって照明装置を文字板７上に設置することで文字
板７の下方の空間をメータから削除して薄型でかつ小型
のスピードメータとすることができる。

また従来と同様に照明装置の電流取入れ用コード１１を
メータ下方から引き出しているので自動二輪車のように
外部に露出されたメータの場合、雨等による水の侵入等
に強い構造となっている。

なお本実施例ではスピードメータを対象にしたが他のエ
ンジン回転計などにも適用可能である。

ｌ且立匁皿 本発明は、君１器の文字板上に照明装置を備えるので、
照明付計器の薄型かつ小型化が可能である。

ｉ！ｌ　２！；が薄型かつ小型化されることで、取り付
は位置の条件が緩和され、最も有効とされる位置に他の
装置に邪魔になることなく取り付けることが可能となり
、設計を容易とする。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動二輪車における計器類の取付は位置を示す
自動二輪車の一部外観図、第２図は従来のスピードメー
タの断面図、第３図は本発明に係る実施例のスピードメ
ータの平面図、第４図はその断面図、第５図は本実施例
の電球周辺の拡大図である。 １・・・スピードメータ、２・・・導光体、３・・・上
ケース、４・・・指針、５・・・駆動装置、６・・・下
ケース、７・・・文字板、８・・・ソケット、９・・・
電球、１ｏ・・・内孔、１１・・・コード、１２・・・
指針軸、２ｏ・・・放物線、２１・・・空間。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動二輪車および自動三輪車において、計器の文字板上
   に光源が位置するように固定された照明装置と、同照明
   装置の光を指針および文字板中心部に導く導光体および
   反射手段とからなることを特徴とする薄型照明付計器。