JPS6210144A - 合成樹脂磁石用組成物 - Google Patents

合成樹脂磁石用組成物

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JPS6210144A
JPS6210144A JP14865385A JP14865385A JPS6210144A JP S6210144 A JPS6210144 A JP S6210144A JP 14865385 A JP14865385 A JP 14865385A JP 14865385 A JP14865385 A JP 14865385A JP S6210144 A JPS6210144 A JP S6210144A
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JP
Japan
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synthetic resin
formula
resin magnet
alkyl group
composition
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JP14865385A
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JPH057428B2 (ja
Inventor
Satoru Nakatsuka
哲 中塚
Naohisa Tomota
友田 直久
Fumihito Mori
毛利 文仁
Tadafumi Sakauchi
阪内 孚史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は合成樹脂磁石用組成物及びそれからなる合成樹
脂磁石に関し、更に詳しくは従前の合成樹脂磁石に比し
、著しく大なる最大エネルギー積(以下、BHmaxと
記す、)を有する合成樹脂磁石用組成物及び合成樹脂磁
石に関する。
「従来技術と問題点」 磁石の磁気性能を表す尺度としてBHmayがあるが、
これまでに提案された合成11(脂磁石としては実質的
に高々BH+*ax≦1.7メガガウスエルステツド(
以下、MGOeと記す、)でしか得られていない。
一般に、BHmaxは合成樹脂磁石中の磁性体粉末含量
に支配される。即ち、磁性体粉末含量が多い程、高くな
ることが知られている。然し乍ら、一般には磁性体粉末
含量を増すと加熱成型時の流動性が悪くなり、成型出来
なくなるか或いは成型出来たとしても磁場印加による配
向度(残留磁束密度を飽和磁束密度で除した値)は極端
に低下してしまい、その結果としてBHmaxは逆に低
下してしまう、そのため、これまでに得らているBHw
axは精々1.7 M G Oe程度にとどまっている
のが実情である。従って、実用上その用途は極めて制限
された狭い範囲となっている。
「問題点を解決するための手段」 本発明者らはかかる実情に鑑み鋭意研究の結果、特定化
合物の添加によりBHmaxは従来の1.7MGosを
はるかに越え、2.1MGOeと驚異的に大きなりHa
+axが得られることを見出し、本発明を完成させたも
のである。
即ち、本発明の第1はマグネトプラムバイト型フェライ
ト粉末と、式 (式中、R−よ炭素数4〜20のアルキル基又はアルコ
キシ基、〜、 R3,R4は炭素数1〜3のアルコキシ
基を1〜3個含むアルコキシ基とアルキル基の混合体) で表される物質と合成樹脂とを基本成分としてなる合成
樹脂磁石用組成物を、本発明の第2は第1の発明の組成
物を加熱熔融条件下で磁場をかけつつ冷却固化させてな
る合成樹脂磁石を内容とするものである。
本発明で用いられるマグネトプラムバイト型フェライト
粉末としては、MO・nFe2O3(MはBas Sr
で、nは4.5〜6.5)なる組成の粉末が好適に選ば
れる0本発明の組成物中の配合割合は、BHmaXを1
.8 M G Oe以上とする為には60体積パーセン
ト以上必要である。但し、94体積パーセントを越える
と熔融流動性が極端に低下し、成型し難くなるか或いは
成型できても配向度が低下する傾向を示す、従って、フ
ェライト粉末の配合量は60〜94体積パーセントが好
適である。ちなみに本発明の特定物質を添加しない場合
には、フェライト粉末の量が60体積パーセントを越え
ると流動性が不良となり、成型出来ないか或いは成型出
来たとしても配向度の著しい低下が観察され、目標とす
るBHmaX値は得られない。
本発明に用いられる特定物質は、式 で表されるものであり、ここでRは炭素数4〜20のア
ルキル基又はアルコキシ基であり、へ、R3゜R,lよ
炭素数1〜3のアルコキシ基を1〜3個含むアルコキシ
基とアルキル基の混合体であることを特徴とし、これら
は単独又は混合して用いられ、その配合量は0.1〜2
体積パーセントが適当である。0.1体積パーセント未
満では、混合体の溶融時の流動性が極端に悪くなり十分
な効果を発揮し得ない。又、2体積パーセントを越えて
も効果の増大は極めて僅かであり、コスト的に無意味で
ある。
上記特定物質の添加方法は特に制限されないが、どちら
かといえば予めフェライト粉末に塗布した方が、より少
ない添加量で効果が期待出来る。塗布方法は該物質をそ
のまま添加、或いは稀釈剤に稀釈した後添加し、回転刃
ミキサー、リボンブレ死 ンダー等該に知られた混合方法が採用出来る。稀釈剤を
使用した場合は、処理後減圧、加熱等の適当な方法で稀
釈剤を除去しておく方が良い。
本発明で用いられる合成樹脂としては、該に知られた熱
可塑性樹脂或いは熱硬化性樹脂が使用出来る。熱可塑性
樹脂としては、例えば塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン
樹脂、酢酸ビニル樹脂、ビニルアルコール樹脂、ビニル
アセタール樹脂、メチルメタアクリレート樹脂、ポリス
チレン樹脂、ポリアミド1封月υ、ポリエチレン)封脂
、ポリプロピレン樹脂、フッ素樹脂等が使用出来る。熱
硬化性樹脂としては、例えばフェノール樹脂、ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン系樹脂、メラミン
樹脂、アルキッド樹脂、多官能ビニル共重合体等の既に
知られたものが使用出来る。これらはそれぞれ単独で、
又は組合わせて用いることができる。合成樹脂の配合量
は、他の構成成分との関連で40〜6体積パーセントが
好適である。尚、安定剤、抗酸化剤、滑剤等の添加助剤
は適宜目的に応じて添加出来る。
本発明組成物の成型方法は、上記組成物を加熱溶融下で
磁場をかけ、フェライト粒子を配向させ、然る後冷却固
化させることを特徴とするものであり、その成型形態は
射出成型、押出成型、プレス成型等既に知られた公知の
方法のいずれでも使用出来る。印加磁場の強さは500
0工ルステツド以上必要であり、望ましくは1万エルス
テツド、更に望ましくは2万エルステツドである。配向
度はBHmax≧1.8とする為には0.85以上必要
である。
この様にして得られた高いBHmayをもつ合成樹脂磁
石は、リング状、歯車状、円盤状各種異型等目的に応じ
て任意の形状に作ることができる、従来の1.7MGO
e以下の合成樹脂磁石に比べた場合の用途としてはモー
ター、発電機、マグネットロール、電子ブザー、スピー
カー、ヘッドホン、有極リレー、センサーマグネット等
があげられ、特にこれらの分野での■小型化、■性能向
上(例えばモーターではトルクの向上)への貢献が期待
される。
本発明の特徴は、前記した特定物質を添加することであ
り、これにより磁性体粉末含量を増大させても加熱成型
時の流動性を良好に保つことが出来、従来以上のフェラ
イト含率にしても良好に成型出来る。又、加熱成型時の
流動性が良好ということは、またフェライト粒子の回転
を容易にさせることであり、磁場を印加した時のフェラ
イト粒子の配向度を著しく向上させることが出来るとい
うことになり、フェライト含率を増加出来ることと相乗
して、BHmaxを驚異的に向上させることが可能であ
る。
実施例1〜5 SrO・5.8 Fe2o3を主体とするマグネトプラ
ムバイト型フェライト粉末(平均粒径1.2μ)を第1
表の通りの配合割合で特定物質、合成樹脂、及び添加剤
とを混合し、32ミリ混練機で混練した後、冷却固化し
たものを粉砕しベレット化した、然る後、得られたベレ
ットを第1表に記した配向度になる様に加熱溶融させた
状態で第1表に記した磁場を印加した後、冷却した。
その結果、第1表に記した通り、その最大工ふルギー積
が1.8〜2.1MGOeと著しく高いものが得られた
比較例1 本発明の特定物質を使用せずに、第1表に示した配合割
合で、実施例と同じ操作を実施した。
その結果、得られた樹脂磁石の最大エネルギー積は1.
O3MC;Oeと極めて低いものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マグネトプラムバイト型フェライト粉末と、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は炭素数4〜20のアルキル基又はアル
    コキシ基、R_2、R_3、R_4は炭素数1〜3のア
    ルコキシ基を1〜3個含むアルコキシ基とアルキル基の
    混合体) で表される物質と合成樹脂とを基本成分としてなる合成
    樹脂磁石用組成物。 2、基本成分がマグネトプラムバイト型フェライト粉末
    60〜94体積パーセントと、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は炭素数4〜20のアルキル基又はアル
    コキシ基、R_2、R_3、R_4、は炭素数1〜3の
    アルコキシ基を1〜3個含むアルコキシ基とアルキル基
    の混合体) 表される物質0.1〜2体積パーセントと合成樹脂40
    〜6体積パーセントからなる特許請求の範囲第1項記載
    の組成物。 3、マグネトプラムバイト型フェライト粉末と、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は炭素数4〜20のアルキル基又はアル
    コキシ基、R_2、R_3、R_4は炭素数1〜3のア
    ルコキシ基を1〜3個含むアルコキシ基とアルキル基の
    混合体) で表される物質と合成樹脂とを基本成分としてなる合成
    樹脂磁石用組成物を加熱溶融条件下で磁場をかけつつ冷
    却固化させてなる合成樹脂磁石。 4、基本成分がマグネトプラムバイト型フェライト粉末
    60〜94体積パーセントと、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は炭素数4〜20のアルキル基又はアル
    コキシ基、R_2、R_3、R_4、は炭素数1〜3の
    アルコキシ基を1〜3個含むアルコキシ基とアルキル基
    の混合体) 表される物質0.1〜2体積パーセントと合成樹脂40
    〜6体積パーセントからなる特許請求の範囲第3項記載
    の合成樹脂磁石。 5、配向度が0.85以上である特許請求の範囲第3項
    又は第4項記載の合成樹脂磁石。
JP14865385A 1985-07-06 1985-07-06 合成樹脂磁石用組成物 Granted JPS6210144A (ja)

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JPS6210144A true JPS6210144A (ja) 1987-01-19
JPH057428B2 JPH057428B2 (ja) 1993-01-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56110204A (en) * 1980-02-06 1981-09-01 Joto Kagaku Kogyo Kk Manufacture of anisotropic plastic magnet
JPS59174636A (ja) * 1983-03-23 1984-10-03 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 樹脂磁石成形材料の製造法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56110204A (en) * 1980-02-06 1981-09-01 Joto Kagaku Kogyo Kk Manufacture of anisotropic plastic magnet
JPS59174636A (ja) * 1983-03-23 1984-10-03 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 樹脂磁石成形材料の製造法

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JPH057428B2 (ja) 1993-01-28

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