JPS6210062A - 置換されたインドリン類の製造方法 - Google Patents
置換されたインドリン類の製造方法Info
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- JPS6210062A JPS6210062A JP60259936A JP25993685A JPS6210062A JP S6210062 A JPS6210062 A JP S6210062A JP 60259936 A JP60259936 A JP 60259936A JP 25993685 A JP25993685 A JP 25993685A JP S6210062 A JPS6210062 A JP S6210062A
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- magnesium
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- carboxylate
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D209/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D209/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
- C07D209/04—Indoles; Hydrogenated indoles
- C07D209/10—Indoles; Hydrogenated indoles with substituted hydrocarbon radicals attached to carbon atoms of the hetero ring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D209/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D209/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
- C07D209/04—Indoles; Hydrogenated indoles
- C07D209/30—Indoles; Hydrogenated indoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
- C07D209/42—Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の概要]
本発明は、アル・コール溶媒中、マグネシウムを用いて
対応するインドール誘導体を還元する。医薬として重要
な中間体である式(1)で示されるインドリン誘導体の
新規な製造方法の改良に関する。
対応するインドール誘導体を還元する。医薬として重要
な中間体である式(1)で示されるインドリン誘導体の
新規な製造方法の改良に関する。
(式中、R1は、水素原子、低級アルキル基または低級
アルコキシ基を表わし、R2は、水素原子、または7セ
チル基を表わし、R3は、低級アルコキシ基、アミノ基
またはN−メチルアミン基を表わし、R4は、水素原子
または低級アルキル基を表わす、) [先行技術] インドリン−2−カルボン酸エステル又はアミドは、米
国特許t54,303,583号、同第4,350,8
33号、同第4.374.847号、日本国特許第82
81480号、西独国特許公開第2937779号公報
に記載されているように、種々のアンギオテンシン変換
酵素(ACE)阻害剤を製造するための出発原料として
使用される。インドリン−2−カルボン酸及びインドリ
ン−2−カルボキサミドの製法については、ハドソン(
Hudoson)とロバートソン(Robertson
)により記載されている[オーストラリアンφジャーナ
ル拳オプφケミストリー(Australian Jo
urnal of Chemistry) 、第20巻
、1935頁、1967年]、彼らは、まず、ヨウ化ホ
スホニウムを用いてインドール−2−カルボキサミドを
還元し、ついで発煙ヨウ化水素酸を用いて加水分解する
ことによりインドリン−2−カルボン酸を得ている。ニ
ーレイ(carev) 等【ジャーナル・オブ・ジ−ア
メリカン・ケミカル・ソサイエテ4 (Journal
of the AmericanChemical
5ociety) 、第92巻、2476頁、1970
年1には、高圧下、エタノール中、金属スズと乾燥塩化
水素を用いてインドール−2−カルボン酸エチルを36
時間かけて還元することが記載されている。Y、オモテ
等(日本化学雑誌、87巻、7−60頁、1966年)
は、1−7セチルインドールー2−カルポイン酸を酸化
白金の存在下に水素添加し、ついで加水分解するとイン
ドリン−2−カルボン酸が得られる報告をしている。上
述したような公知の方法を経るインドリン−2−カルボ
ン酸誘導体の製造法には、商業的生産において多くの問
題があることが判った。最近、アメリカン−ホーム・プ
ロダクツ(AmericanHome Product
s) (米国特許第4,485,241号)は、インド
リン−2−カルボン酸が対応するインドリン−2−カル
ボン酸及びエステルのバーチ(Birch)還元により
製造できることを報告している。これは大いに改良され
た方法であるが、反応は大規模な製造用としては数多く
の欠点を有している0本発明においては、インドール誘
導体をアルコール中、マグネシウムを用いて温和な条件
下に還元すると対応するインドリン誘導体が高収率で製
造される。
アルコキシ基を表わし、R2は、水素原子、または7セ
チル基を表わし、R3は、低級アルコキシ基、アミノ基
またはN−メチルアミン基を表わし、R4は、水素原子
または低級アルキル基を表わす、) [先行技術] インドリン−2−カルボン酸エステル又はアミドは、米
国特許t54,303,583号、同第4,350,8
33号、同第4.374.847号、日本国特許第82
81480号、西独国特許公開第2937779号公報
に記載されているように、種々のアンギオテンシン変換
酵素(ACE)阻害剤を製造するための出発原料として
使用される。インドリン−2−カルボン酸及びインドリ
ン−2−カルボキサミドの製法については、ハドソン(
Hudoson)とロバートソン(Robertson
)により記載されている[オーストラリアンφジャーナ
ル拳オプφケミストリー(Australian Jo
urnal of Chemistry) 、第20巻
、1935頁、1967年]、彼らは、まず、ヨウ化ホ
スホニウムを用いてインドール−2−カルボキサミドを
還元し、ついで発煙ヨウ化水素酸を用いて加水分解する
ことによりインドリン−2−カルボン酸を得ている。ニ
ーレイ(carev) 等【ジャーナル・オブ・ジ−ア
メリカン・ケミカル・ソサイエテ4 (Journal
of the AmericanChemical
5ociety) 、第92巻、2476頁、1970
年1には、高圧下、エタノール中、金属スズと乾燥塩化
水素を用いてインドール−2−カルボン酸エチルを36
時間かけて還元することが記載されている。Y、オモテ
等(日本化学雑誌、87巻、7−60頁、1966年)
は、1−7セチルインドールー2−カルポイン酸を酸化
白金の存在下に水素添加し、ついで加水分解するとイン
ドリン−2−カルボン酸が得られる報告をしている。上
述したような公知の方法を経るインドリン−2−カルボ
ン酸誘導体の製造法には、商業的生産において多くの問
題があることが判った。最近、アメリカン−ホーム・プ
ロダクツ(AmericanHome Product
s) (米国特許第4,485,241号)は、インド
リン−2−カルボン酸が対応するインドリン−2−カル
ボン酸及びエステルのバーチ(Birch)還元により
製造できることを報告している。これは大いに改良され
た方法であるが、反応は大規模な製造用としては数多く
の欠点を有している0本発明においては、インドール誘
導体をアルコール中、マグネシウムを用いて温和な条件
下に還元すると対応するインドリン誘導体が高収率で製
造される。
アルコール溶媒(メチル、エチル、イソプロピルアルコ
ール)中でマグネシウムが炭素−へテロ原子の二重結合
やN−オキシドを還元するために使用され得ることは以
前から知られている[ジョシュワ(Joshua)等著
、シンセシス(S7nthesis)、1974年、8
73頁]、さらに最近、ジー・ニー・オラー(G、A、
0lah)等[アンゲバンテ・ヘミ拳インターナショナ
ル、イングリシュ・エディシ厘ン(Angewante
Che+*ie International 。
ール)中でマグネシウムが炭素−へテロ原子の二重結合
やN−オキシドを還元するために使用され得ることは以
前から知られている[ジョシュワ(Joshua)等著
、シンセシス(S7nthesis)、1974年、8
73頁]、さらに最近、ジー・ニー・オラー(G、A、
0lah)等[アンゲバンテ・ヘミ拳インターナショナ
ル、イングリシュ・エディシ厘ン(Angewante
Che+*ie International 。
English Edition)、 92頁、198
1年及びその中に引用された参照例]には、α、β−不
飽和ニトリル、アミド及びアリール置換エチレンが表記
の試薬系により還元されることが報告されている。プロ
ア イー/ ) (Profitt)及びオング(au
g)[ザ・ジャーナル・オブ・オルガニック・ケミスト
リ − (The Journal of
Organic Che+wistry) 、44
巻、3972頁、1979年]には、最近、2−フェニ
ルインドールはメタノール中でマグネシウムにより2−
フェニルインドリンに還元できないことが報告されてい
る。今までのところは、アルコール溶媒中でマグネシウ
ムが芳香族系の一部である二重結合を還元できることは
知られていない0本発明によれば、好適に1.2−置換
されたいくつかのインドール類が、効果的にインドリン
誘導体に還元される。
1年及びその中に引用された参照例]には、α、β−不
飽和ニトリル、アミド及びアリール置換エチレンが表記
の試薬系により還元されることが報告されている。プロ
ア イー/ ) (Profitt)及びオング(au
g)[ザ・ジャーナル・オブ・オルガニック・ケミスト
リ − (The Journal of
Organic Che+wistry) 、44
巻、3972頁、1979年]には、最近、2−フェニ
ルインドールはメタノール中でマグネシウムにより2−
フェニルインドリンに還元できないことが報告されてい
る。今までのところは、アルコール溶媒中でマグネシウ
ムが芳香族系の一部である二重結合を還元できることは
知られていない0本発明によれば、好適に1.2−置換
されたいくつかのインドール類が、効果的にインドリン
誘導体に還元される。
次の反応式は、代表的な還元過程を表わす。
(エエ) (1)(式中、
R,R,R3およびR2は、それぞれ、前記した通りで
あり、Rは低級アルキル基を表わす、) ROMで示されるアルコールの例は、メタノール、エタ
ノール、n−プロパツール及びイソプロピルアルコール
である。メタノールが、最も好ましいものである。
R,R,R3およびR2は、それぞれ、前記した通りで
あり、Rは低級アルキル基を表わす、) ROMで示されるアルコールの例は、メタノール、エタ
ノール、n−プロパツール及びイソプロピルアルコール
である。メタノールが、最も好ましいものである。
本発明の還元工程においては、約0.5〜5当量のマグ
ネシウムが使用される。大部分のインドール誘導体は、
1〜2当量のマグネシウムを用いて完全に還元される。
ネシウムが使用される。大部分のインドール誘導体は、
1〜2当量のマグネシウムを用いて完全に還元される。
一般に、還元は、ある程度の誘導期後1発熱しつつ起こ
る0発熱反応は、マグネシウムの添加速度あるいは外部
冷却のいずれかにより簡易に調節することができる0反
応は0〜60℃の温度範囲で円滑に進み、90%を超え
る収率を与える0反応のもう一つの重要な側面は、還元
がエステル交換反応に付随して起こることにある。かく
して、メタノール溶媒中、インドール−2−カルボン酸
エチルはインドリン−2−カルボン酸メチルに還元され
、1−アセチルインドール−2−カルボン酸エチルも2
−インドリンカルボン酸メチルに還元される。この場合
、活性なl−アセチル基は、反応中、メタノールにより
脱アシル化される。一方、インドール−2−カルボキサ
ミド誘導体は、いかなる交換反応もなく、対応するイン
ドリン−2−カルボキサミド誘導体へ完全に還元される
0本発明においては、溶媒量は原料の溶解度による。か
くして本発明により、アンギオテンシン変換酵素(A
CE )阻害剤を製造するための重要な中間体であるイ
ンドリン誘導体を、アルコール中、マグネシウムを用い
て、温和で、かつ制御された反応下、高収率で製造する
ことができる。
る0発熱反応は、マグネシウムの添加速度あるいは外部
冷却のいずれかにより簡易に調節することができる0反
応は0〜60℃の温度範囲で円滑に進み、90%を超え
る収率を与える0反応のもう一つの重要な側面は、還元
がエステル交換反応に付随して起こることにある。かく
して、メタノール溶媒中、インドール−2−カルボン酸
エチルはインドリン−2−カルボン酸メチルに還元され
、1−アセチルインドール−2−カルボン酸エチルも2
−インドリンカルボン酸メチルに還元される。この場合
、活性なl−アセチル基は、反応中、メタノールにより
脱アシル化される。一方、インドール−2−カルボキサ
ミド誘導体は、いかなる交換反応もなく、対応するイン
ドリン−2−カルボキサミド誘導体へ完全に還元される
0本発明においては、溶媒量は原料の溶解度による。か
くして本発明により、アンギオテンシン変換酵素(A
CE )阻害剤を製造するための重要な中間体であるイ
ンドリン誘導体を、アルコール中、マグネシウムを用い
て、温和で、かつ制御された反応下、高収率で製造する
ことができる。
実施例1
インドール−2−カルボン酸メチルからのインドリン−
2−カルボン酸メチル 排出口と連通したコンデンサ、機械的攪拌機及び窒素導
入口を備えた1000−の三つ日丸底フラスコにインド
ール−2−カルボン酸メチル17:5g(001モル)
及び乾燥メタノール500−を入れた。
2−カルボン酸メチル 排出口と連通したコンデンサ、機械的攪拌機及び窒素導
入口を備えた1000−の三つ日丸底フラスコにインド
ール−2−カルボン酸メチル17:5g(001モル)
及び乾燥メタノール500−を入れた。
この溶液にマグネシウム4.88g (0,2モル)を
ゆっくり加えた。112時間、水素ガスを発生しながら
、温和な発熱反応が起った。マグネシウムが完全に消失
するまで、15℃で更に2時間攪拌を続けた。
ゆっくり加えた。112時間、水素ガスを発生しながら
、温和な発熱反応が起った。マグネシウムが完全に消失
するまで、15℃で更に2時間攪拌を続けた。
反応混合物を氷冷した3N塩酸300wJ中に注ぎ、つ
いで激しく攪拌して透明な溶液とした。この酸性溶液を
3N水酸化アンモニウムで処理して・P)! 8.5〜
960 とした、つぎに、溶液を塩化メチレン(300
d X 4)で抽出した。有機層を合わせて冷水(2o
oy )で洗浄し、ついで無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。1r!、圧下、溶媒を除去すると油状のインドリ
ン−2−カルボン酸メチル 17gが得られた。その収
率は96%であった。沸点=85〜86℃(0,03)
ル)、5E−25に基づくガスクロマトグラフィーによ
る分析により、98%を超える純度であることが判った
。
いで激しく攪拌して透明な溶液とした。この酸性溶液を
3N水酸化アンモニウムで処理して・P)! 8.5〜
960 とした、つぎに、溶液を塩化メチレン(300
d X 4)で抽出した。有機層を合わせて冷水(2o
oy )で洗浄し、ついで無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。1r!、圧下、溶媒を除去すると油状のインドリ
ン−2−カルボン酸メチル 17gが得られた。その収
率は96%であった。沸点=85〜86℃(0,03)
ル)、5E−25に基づくガスクロマトグラフィーによ
る分析により、98%を超える純度であることが判った
。
N M R(CDCl2);3.28 (2H9d 、
J−7,2Hz)、3.70(3H9s) 。
J−7,2Hz)、3.70(3H9s) 。
4.31(IH,t、J=7.2Hz)、 4.70(
IH。
IH。
brs) 、8.55−7.07(4)f、m)。
M” (χ) ; 17?(15) 。
実施例2
インドール−2−カルボン酸エチルからのインドリン−
2−カルボン酸エチル 実施例1と同様の装置を用いて、窒素下、インドール−
2−カルボン酸エチル18.9g(0,1モル)の乾燥
メタノール500−中の攪拌溶液にマグネシウム4.8
g (0,2モル)をゆっくり加えた。l/2時間の誘
導期を経た後、温和な発熱反応が水素ガスを発生しつつ
始まった。水浴を用いて10℃に温度を保持しつつ、攪
拌を更に2時間続けてマグネシウムを完全に溶かした。
2−カルボン酸エチル 実施例1と同様の装置を用いて、窒素下、インドール−
2−カルボン酸エチル18.9g(0,1モル)の乾燥
メタノール500−中の攪拌溶液にマグネシウム4.8
g (0,2モル)をゆっくり加えた。l/2時間の誘
導期を経た後、温和な発熱反応が水素ガスを発生しつつ
始まった。水浴を用いて10℃に温度を保持しつつ、攪
拌を更に2時間続けてマグネシウムを完全に溶かした。
実施例1と同様に操作を続けると、淡褐色油状のインド
リン−2−カルボン酸メチル17.3gが得られた。収
率は98%であった。ガスクロマトグラフィーによる分
析により、98%を超える純度であることが判った。
リン−2−カルボン酸メチル17.3gが得られた。収
率は98%であった。ガスクロマトグラフィーによる分
析により、98%を超える純度であることが判った。
NMR(CDCl2) 、M′″(z)は実施例1と
同じであった。
同じであった。
実施例3
1−アセチルインドール−2−カルボン酸エチルからの
インドリン−2−カルボン酸メチル実施例1と同様の装
置を用いて、窒素下、l−7セチルーインドールー2−
カルボン酸エチル23.1g(0,1モル)ノ乾燥メタ
/−ル500−中の攪拌溶液にマグネシウム4.88g
(0,2% ル) ヲ$っくり加えた。室温で1.5時
間の攪拌後、同じ操作手順を続けると、淡褐色油状のイ
ンドリン−2−カルボン酸メチルlegが得られた。収
率は90%であった。ガスクロマトグラフィーによる分
析により、99%を超える純度であることが判4た。
インドリン−2−カルボン酸メチル実施例1と同様の装
置を用いて、窒素下、l−7セチルーインドールー2−
カルボン酸エチル23.1g(0,1モル)ノ乾燥メタ
/−ル500−中の攪拌溶液にマグネシウム4.88g
(0,2% ル) ヲ$っくり加えた。室温で1.5時
間の攪拌後、同じ操作手順を続けると、淡褐色油状のイ
ンドリン−2−カルボン酸メチルlegが得られた。収
率は90%であった。ガスクロマトグラフィーによる分
析により、99%を超える純度であることが判4た。
N M R(CDCl2) 、 M+(1)は実施例1
と同じであった。
と同じであった。
実施例4
3−メチルインドール−2−カルボン酸エチルからの3
−メチルインドリン−2−カルボン酸メチル 実施例1と同様の装置を用いて、窒素下、3−メチルイ
ンドール−2−カルボン酸エチル20.3g(0,1モ
ル)の乾燥メタノール5ooml中の攪拌溶液にマグネ
シウム7.3 g (0,3モル)をゆっくり加えた。
−メチルインドリン−2−カルボン酸メチル 実施例1と同様の装置を用いて、窒素下、3−メチルイ
ンドール−2−カルボン酸エチル20.3g(0,1モ
ル)の乾燥メタノール5ooml中の攪拌溶液にマグネ
シウム7.3 g (0,3モル)をゆっくり加えた。
室温で20分間の誘導期を経た後、20”Oに温度を保
持しつつ、反応混合物を2時間攪拌した0次に、実施例
1と同様に操作を続けると、油状の3−メチルインドリ
ン−2−カルボン酸メチル18.9gが得られた。収率
は98%であった。ガスクロマトグラフィーによる分析
及びそのプロトンNMRスペクトルにより、生成物はシ
スとトランス異性体の割合が、それぞれ、75%と25
%との混合物であることが判った。
持しつつ、反応混合物を2時間攪拌した0次に、実施例
1と同様に操作を続けると、油状の3−メチルインドリ
ン−2−カルボン酸メチル18.9gが得られた。収率
は98%であった。ガスクロマトグラフィーによる分析
及びそのプロトンNMRスペクトルにより、生成物はシ
スとトランス異性体の割合が、それぞれ、75%と25
%との混合物であることが判った。
N M R(CDCl2) ; 1.33.1.43(
3H、各々s)、3.20−3.85(2H,s、AB
K)、3.55(3H,s) 、4.15(IH。
3H、各々s)、3.20−3.85(2H,s、AB
K)、3.55(3H,s) 、4.15(IH。
brs) 、4.20(IH,m、ABX)、8.35
−7.00(4H,m )* 実施例5 インドール−2−カルボキサミドからのインドリン−2
−カルボキサミド 実施例1と同様の装置を用いて、窒素下、インドール−
2−カルボキサミド18.0g(Q、 tモル)の乾燥
メタノール50〇−中の攪拌溶液にマグネシウム9.7
r: (0,4モル)をゆっくり加えた0反応混合物
を3時間15℃で攪拌してマグネシウム金属を完全に溶
解し、ついで氷冷した3N塩酸に注いだ、生成溶液を1
時間O℃で攪拌して沈澱物を得た。固体を濾過し、氷水
100−で洗浄し、真空下、乾燥して褐色固体のインド
リン−2−カルボキサミド 14.8gを得た。収率は
90%であった。
−7.00(4H,m )* 実施例5 インドール−2−カルボキサミドからのインドリン−2
−カルボキサミド 実施例1と同様の装置を用いて、窒素下、インドール−
2−カルボキサミド18.0g(Q、 tモル)の乾燥
メタノール50〇−中の攪拌溶液にマグネシウム9.7
r: (0,4モル)をゆっくり加えた0反応混合物
を3時間15℃で攪拌してマグネシウム金属を完全に溶
解し、ついで氷冷した3N塩酸に注いだ、生成溶液を1
時間O℃で攪拌して沈澱物を得た。固体を濾過し、氷水
100−で洗浄し、真空下、乾燥して褐色固体のインド
リン−2−カルボキサミド 14.8gを得た。収率は
90%であった。
沸点:202〜204℃。
N M R(DMSO−d6+C[1(:I3);2.
88−3.52(2H,m、ABX) 。
88−3.52(2H,m、ABX) 。
4.22(IH,m、ABX) 、4.50(IH。
brs) 、8.50−7.10(4H,m) 。
7.25(2H,brs)。
M” (X) ; 1f12(11) 。
実施例6
N−メチルインドール−2−カルボキサミドからのN−
メチルインドリン−2−カルボキサミド実施例1と同様
の装置を用いて、N−メチル−2−カルボキサミド17
.4g(0,1モル)の乾燥メタノール50〇−中の溶
液にマグネシウム24.3g(0,1モル)をゆっくり
加えた。15℃で3時間攪拌後、反応混合物を氷冷した
3N塩酸1000−中に注いだ、溶液を3N水厳化アン
モニウム溶液で処理してpH9とした。溶液を塩化メチ
レン(500aZ X 3)で抽出した。有機層を氷水
500−で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
メチルインドリン−2−カルボキサミド実施例1と同様
の装置を用いて、N−メチル−2−カルボキサミド17
.4g(0,1モル)の乾燥メタノール50〇−中の溶
液にマグネシウム24.3g(0,1モル)をゆっくり
加えた。15℃で3時間攪拌後、反応混合物を氷冷した
3N塩酸1000−中に注いだ、溶液を3N水厳化アン
モニウム溶液で処理してpH9とした。溶液を塩化メチ
レン(500aZ X 3)で抽出した。有機層を氷水
500−で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
真空下、溶媒を除去すると、白色固形状のN−メチルイ
ンドリン−2−カルボキサミド 18.5gが得られた
。収率は94%であった。沸点:111〜113℃。
ンドリン−2−カルボキサミド 18.5gが得られた
。収率は94%であった。沸点:111〜113℃。
N M R(CDC13);2.82(3H,d、J諺
5.5Hz)、 2.87−3.75(2H,m、A
BX)、 4.20(IH,brq、 J−5,5)1
z)、4.30(IH,m、ABX)、 8.87−7
.12(4)1.m)。
5.5Hz)、 2.87−3.75(2H,m、A
BX)、 4.20(IH,brq、 J−5,5)1
z)、4.30(IH,m、ABX)、 8.87−7
.12(4)1.m)。
M” ($) ; 17G(8)。
実施例フ
インドリンー2−カルボン酸メチルからのインドリン−
2−カルボン酸 インドリン−2−カルボン酸メチル17.1g(0,1
モル)のメタノール200−中の攪拌溶液に2ON水酸
化カリウム水溶液5−を5℃で滴下した。添加終了後、
反応混合物を窒素下、室温で3時間攪拌した。溶媒を除
去した後、油状残渣を濃塩酸で水浴中、酸性化してpH
4,7〜5.0とした。0℃で更に1時間攪拌し、生成
懸濁液を濾過し、冷水及び冷アセトンで洗浄するとイン
ドリン−2−カルボン酸15.5gが得られた。収率は
95%であった。沸点:168〜170℃(分解)。
2−カルボン酸 インドリン−2−カルボン酸メチル17.1g(0,1
モル)のメタノール200−中の攪拌溶液に2ON水酸
化カリウム水溶液5−を5℃で滴下した。添加終了後、
反応混合物を窒素下、室温で3時間攪拌した。溶媒を除
去した後、油状残渣を濃塩酸で水浴中、酸性化してpH
4,7〜5.0とした。0℃で更に1時間攪拌し、生成
懸濁液を濾過し、冷水及び冷アセトンで洗浄するとイン
ドリン−2−カルボン酸15.5gが得られた。収率は
95%であった。沸点:168〜170℃(分解)。
Claims (4)
- (1)次式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は、水素原子、低級アルキル基または低
級アルコキシ基を表わし、R_2は、水素原子、または
アセチル基を表わし、R_3は、低級アルコキシ基、ア
ミノ基またはN−メチルアミノ基を表わし、R_4は、
水素原子または低級アルキル基を表わす) で示されるインドリン誘導体の製造方法であって、 次式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は、それ
ぞれ、前記と同義である) で示されるインドール誘導体をアルコール溶媒中、マグ
ネシウムで還元して前記式( I )で示されるインドリ
ン誘導体とすることを特徴とする製造方法。 - (2)アルコール溶媒として、メタノール、エタノール
またはプロパノールを用いる特許請求の範囲第1項記載
の製造方法。 - (3)還元を、0〜60℃で行う特許請求の範囲第1項
記載の製造方法。 - (4)0.5〜5当量のマグネシウムを使用する特許請
求の範囲第1項記載の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019850004791A KR880001848B1 (ko) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 인돌린 유도체의 제조방법 |
KR4791/1985 | 1985-07-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6210062A true JPS6210062A (ja) | 1987-01-19 |
JPH0588223B2 JPH0588223B2 (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=19241707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60259936A Granted JPS6210062A (ja) | 1985-07-04 | 1985-11-21 | 置換されたインドリン類の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6210062A (ja) |
KR (1) | KR880001848B1 (ja) |
NL (1) | NL192985C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02191251A (ja) * | 1987-09-17 | 1990-07-27 | Adir | (2S,3↓aS,7↓aS)−2−カルボキシペルヒドロインドールの工業的合成法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4374847A (en) * | 1980-10-27 | 1983-02-22 | Ciba-Geigy Corporation | 1-Carboxyalkanoylindoline-2-carboxylic acids |
US4485241A (en) * | 1983-02-03 | 1984-11-27 | American Home Products Corporation | Reduction of indole-2-carboxylic acids to indoline-2-carboxylic acids with lithium, sodium, or potassium in ammonia |
-
1985
- 1985-07-04 KR KR1019850004791A patent/KR880001848B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1985-09-14 NL NL8502518A patent/NL192985C/nl not_active IP Right Cessation
- 1985-11-21 JP JP60259936A patent/JPS6210062A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02191251A (ja) * | 1987-09-17 | 1990-07-27 | Adir | (2S,3↓aS,7↓aS)−2−カルボキシペルヒドロインドールの工業的合成法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL8502518A (nl) | 1987-02-02 |
KR880001848B1 (ko) | 1988-09-22 |
NL192985B (nl) | 1998-03-02 |
NL192985C (nl) | 1998-07-03 |
JPH0588223B2 (ja) | 1993-12-21 |
KR870001161A (ko) | 1987-03-11 |
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