JPH02191251A - (2S,3↓aS,7↓aS)−2−カルボキシペルヒドロインドールの工業的合成法 - Google Patents

(2S,3↓aS,7↓aS)−2−カルボキシペルヒドロインドールの工業的合成法

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JPH02191251A
JPH02191251A JP63232123A JP23212388A JPH02191251A JP H02191251 A JPH02191251 A JP H02191251A JP 63232123 A JP63232123 A JP 63232123A JP 23212388 A JP23212388 A JP 23212388A JP H02191251 A JPH02191251 A JP H02191251A
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methylbenzylamine
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JP63232123A
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Michel Vincent
ミシェル ビンセン
Jean Baliarda
ジャン バリアルダ
Bernard Marchand
ベルナール マルシャン
Georges Remond
ジョルジュ ルモン
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ADIR SARL
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    • C07K5/0222Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link containing the structure -X-C(=O)-(C)n-N-C-C(=O)-Y-; X and Y being heteroatoms; n being 1 or 2 with the first amino acid being heterocyclic, e.g. Pro, Trp
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/04Indoles; Hydrogenated indoles
    • C07D209/30Indoles; Hydrogenated indoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
    • C07D209/42Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は(2S,3aS、 7aS) −2−カルボキ
シペルヒドロインドールの新規工業的合成法およびカル
ボキシルアルキルジペプチドの工業的合成におけるその
応用に関する。
更に詳しく言えば、本発明は2−カルボキシペルヒドロ
インドールの工業的合成法ならびに式(1): [式中、 R1およびR5は同一の基かまたは異なる基で、ヒドロ
キシ、低級アルコキシ、低級アルケニルオキシ、低級ジ
アルキルアミノ−低級アルコキシ、アシルアミノ−低級
アルコキシ、アシルオキシ−低級アルコキシ、アリール
オキシ、アリール−低級アルコキシ、アミノ、低級アル
キルアミノ、低級ジアルキルアミノ、ヒドロキシアミノ
、アリール−低級アルキルアミノまたは置換アリールオ
キシまたは置換アリール−低級アルコキシ(この場合の
置換基はメチル、ハロ、またはメトキシである)であり
、 へは水素、低級アルキル、アリール−低級アルキル、ア
ミノメチルフェニル−低級アルキル、ヒドロキシフェニ
ル−低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、アシル
アミノ−低級アルキル、アミノ−低級アルキル、ジメチ
ルアミノ−低級アルキル、グアニジノ−低級アルキル、
イミダゾリル−低級アルキル、インドリル−低級アルキ
ルまたは低級アルキルチオ−低級アルキルであり、馬は
水素、1から10炭素原子をもつ直鎖または分枝アルキ
ル、1個以上の置換基(ハロ、ヒドロキシ、低級アルコ
キシ、アリールオキシ、置換アリールオキシ、ヘテロア
リールオキシ、置換ヘテロアリールオキシ、アミノ、低
級アルキルアミノ、低級ジアルキルアミノ、アシルアミ
ノ、アリールアミノ、置換アリールアミノ、グアニジノ
、イミダゾリル、インドリル、低級アルキルチす、アリ
ールチオ、置換アリールチオ、カルボキシ、カルバモイ
ル、低級アルコキシカルボニルから選ばれる)により置
換された低級アルキルであり、このほか−はアリール、
置換アリール、低級アルアルキル、低級アルアルケニル
、置換低級アルアルキル、置換低級アルアルケニル、低
級ヘテロアルアルキル、置換低級ヘテロアルアルキル、
低、f&ヘテロアルアルケニル、置換低級ヘテロアルア
ルケニル、アルアルキルオキシ、置換アルアルキルオキ
シ、ヘテロアルアルキルオキシ、置換ヘテロアルアルキ
ルオキシ、アルアルキルチオ、置換アルアルキルチオ、
ヘテロアルアルキルチオ、または置換ヘテロアルアルキ
ルチオであり、上記の置換アリールオキシ、ヘテロアリ
ールオキシ、アリールアミノ、アリールチオ、アリール
、アルアルキルオキシ、ヘテロアルアルキルオキシ、ア
ルアルキルチオ、ヘテロアルアルキルチオ、低級アルア
ルキル、低級アルアルケニル、低級ヘテロアルアルケニ
ル、または低級ヘテロアルアルキルのアリールまたはヘ
テロアリール部分は、ハロ、低級アルキル、ヒドロキシ
、低級アルコキシ、アミン、アシルアミノ、低級アルキ
ルアミノ、低級ジアルキルアミノ、カルボキシル、シア
ノまたはスルファモイルから選ばれる1個以上の基によ
り置換され、上記置換アルアルキルオキシ、アルアルキ
ルチオ、低級アルアルキル、低級ヘテロアルアルキル、
ヘテロアルアルキルオキシまたはヘテロアルアルキルチ
オのアルキル部分は、これもまたハロ、低級アルキル、
ヒドロキシ、低級アルコキシ、アミノ、アシルアミノ、
低級アルキルアミノ、低級ジアルキルアミノ、カルボキ
シル、シアノまたはスルファモイルから選ばれる1個以
上の基により置換され、 R4は水素または低級アルキル基である]で表わされる
カルボキシアルキルジペプチドおよびそれらの製薬上容
認しうる塩類の合成への応用に関する。
前記基のうち[アシル」という用語は、残基ニルまたは
アリールを表わす)を包含する。
用語低級アルキルおよび低級アルケニルはまた1から6
炭素原子を含む炭化水素基を指し、そしてこれらは直鎖
および分枝鎖のいずれでもよく、例えばメチル、エチル
、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチ
ル、5ee−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ビ
ニル、アリルなどがある。
用語アリールは、特に断らない限り、フェニルまたはナ
フチル、および1個以上の低級アルキルまたはアルキル
オキシ基により任意に置換されたもの、例えばトリル、
キシリルなどを意味する。
用語へテロアリールの例として、ピリジル、チエニル、
フリル、ピロリル、ベンゾチエニル、ベンゾフリル、イ
ンドリル、チアゾリル、イミダゾリル、オキサシリル、
ベンゾイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、またはベンゾ
オキサシリル基ならびに前記の基の−CH−鎖単位の1
個以上を−N−鎖単位により置換することにより生ずる
基を挙げることができる。
式(I)で表わされる化合物のうち、特に適当なものは
、R1およびR5が互に無関係にヒドロキシ、あるいは
直鎖または分枝低級アルコキシ基であり、 鳥はアミノ基で任意に置換された直鎖または分枝低級ア
ルキル基であり、 馬はシクロアルキルまたはアリール基、例えばフェニル
により任意に置換された直鎖または分枝低級アルキル基
で、これらのうちn−プロピル、n−ブチル、およびフ
ェニルエチル基が特に適当であり、 R4が水素原子である 化合物である。
式(I)で表わされる特に適当な化合物は式(II):
で表わされるベルインドプリル、あるいは(2S。
3aS、 7aS) −1−(2−[1−(エトキシカ
ルボニル)−(S)−ブチルアミノ]−(S)−プロピ
オニル)オクタヒドロインドール−2−カルボン酸なら
びにその製薬上容認しうる酸または塩基との付加塩であ
り、この場合にとりわけ本発明がよく適用される。
式(1)の化合物ならびにそれらの塩類は興味ある薬理
学的性質をもつ。とりわけ、これら化合物はある種の酵
素、例えばカルボキシポリペブチダーゼ、エンケファリ
ナーゼ、またはキニナーゼIIに対して阻害作用を及ぼ
す。特にこれら化合物は、転換酵素に作用することによ
ってアンギオテンシンエデ力ペブチドからアンギオテン
シンIIオクタペプチド(これらはある場合に動脈性高
血圧の原因となる)への転換を抑制する。
従って、これら化合物を治療に使用すると、高血圧によ
る不調あるいは心不全の原因となるこれら酵素の活性を
減退あるいは抑制することさえ可能となる。キニナーゼ
IIに作用する結果循環ブラデイキニンが増加し、そし
てまたこの経路を経由して動脈圧低下を起こす。
式(I)の化合物、その製造法、および治療におけるそ
の使用は欧州特許第0.049,658号、第0.08
8゜341号明細書に、また欧州特許類第0.154,
886号および第0.046,953号明細書に記載さ
れている。式(II )の誘導体、その製造法および治
療への使用は欧州特許第0.049,658号明細書に
記載されている。
特に、式(I)の化合物の製造に使用できる出発原料の
一つは、欧州特許類第0.037,231号明細書記載
の2−カルボキシペルヒドロインドールならびに式(I
II): (式中、Rは低級アルキルまたはベンジル基を表わし、
あるいは水素元素を表わす)のエステルである。
式(III)の化合物は四つのラセミ対:二つのcis
 III BおよびllIb!ビマ一二つのtrans
 III cおよびllIbff−ビマー式(III)
のこれら化合物の製造は先行技術(欧州特許第0.03
7,231号、第0.084,164号、第0.115
,345号、第0,173,199号、第0.132,
580号明細書)の公知の方法を用いて実施できる。
しかし、式(I)の化合物の合成に特定的に用いる異性
体は(2S,3aS、 7aS ) −2−カルボキシ
ペルヒドロインドール、ならびに式(IIIaS):c
is、エンド cis、エキソ (±) l1lc transα (±) IIId trans p の形で存在する。
を有するそのエステルである。
事実(欧州特許第37,231号、第49,658号、
第88゜341号、および第154,886号明細書)
、ビシクロ系の立体配置が2S.3aS、7aSである
式(I)の化合物は、ビシクロ系のcis立体配置が異
なる化合物の活性よりも著しく高い活性を有することは
公知である。
(2S,3aS、 ?aS ) −2−カルボキシペル
ヒドロインドールの製造は、先行技術(欧州特許第0.
037,231号、第0.115,345号、第0,1
73,199号、第0,132.580号明細書)に記
載の方法に従って実施できる。
これらの幾つかは出発原料として2−カルボキシインド
ールを使用しており、この出発原料は入手容易かつ比較
的安価である(欧州特許第0.037,231号明細書
)という利点を有し、そしてこれをロジウム/炭上で接
触還元すると(2S,3aS、 7aS)および(2R
,3aR,7aR)の立体配置をもつ二つのcisエン
ド異性体の混合物が得られる。
しかし、式(I)のカルボキシアルキルジペプチドの合
成に使用される23.3aS、 7aS異性体を2R。
3aR,7aR異性体から分離するには、一般にとりわ
け使用困難な方法を使う必要がある。
従って、この2S.3aS、 7aSと2R,3aR,
7aR(cis。
エンド、ラセミ)異性体の分離を行なうために、欧州特
許第0.037,231号明細書はN−ベンゾイル誘導
体の合成、S−〇−フェニルエチルアミンとのジアステ
レオ異性体の塩の分別結晶化、二つのN−ベンゾイルS
SSとRRR誘導体の遊離、次にベンゾイル基除去とそ
れに続くイオン交換カラム通過および再結晶を必要とす
る多数の段階を用いている。
この同じ分離を行なうために、欧州特許願第0.115
,345号明細書はベンジルアルコールによるカルボン
酸基のエステル化、このアミンエステルを(S) −N
−ベンジルオキシカルボニルフェニルアラニンとの塩に
変換、分別結晶化によるS、 S、 S−異性体の分離
、そしてアミノ基の遊離と任意にこれら工程に続けてカ
ルボン酸基の遊離を必要とする数段階を使用している。
本発明者等は、(2S,3aS、 7aS ) −2−
カルボキシペルヒドロインドールの独創的な合成法をこ
こに見出した。拳法は出発原料として2−カルボキシイ
ンドールを使用するという利点を有し、カルボキシベル
ヒドロインドールの二つの2s、3as、7asと2R
,3aR,7aR異性体の面倒な分離という難点を有し
ない。それは最初の段階でカルボキシインドールをカル
ボキシインドリンに還元すると、分別結晶化により一段
階で容離に分けられる( 2R)。
(2S)−2−カルボキシインドリン混合物が得られ、
次にこの(2S)異性体を接触水素化に付することによ
り、厳密に選ばれた極性溶媒からの結晶化の後立体選択
的に(2S,3aS、 7aS ) −2−カルボキシ
ペルヒドロインドールに導けるからである。
更に詳しく言えば、本発明者等によりここに発見された
(2S.3aS、 7aS)−2−カルボキシペルヒド
ロインドールの合成法は、出発原料として式(■):(
式中、Rは低級アルキルまたはベンジル基あるいは水素
原子を表わす)を有する2−カルボキシインドールまた
はそのエステルの一つを使用し、これを低級脂肪族アル
コール媒質中室温で、例えばスズl塩酸の組合わせを使
用する方法により式(V):(式中、Rは式(IV)中
のそれと同じ意味をもつ)を有する(R,5)−2−イ
ンドリン酸またはそのエステルの一つに還元し、このも
のを、RがHの外の基であれば、アルカリ加水分解によ
り式(■):で表わされる(R,5)−2−カルボキシ
インドリンに変換し、事実このものはカルボキシル基の
付いた炭素が R配置(R異性体)であるが、 S配置(S異性体)であるか によって二つの異性体の混合物がらなり、前言己混合物
を低級脂肪族アルコール中(+)−a−メチルベンジル
アミンの溶液に加えて(S) −2−カルボキシインド
リンとα−メチルベンジルアミンとの塩の沈殿を得、こ
の沈殿を濾集後、水に溶解し、次に得られた溶液を酸性
にして(S) −2−カルボキシインドリンを遊離させ
ることにより前記混合物からS−異性体を単離し、この
化合物を接触水素化に付し、水素化の触媒は、例えば歳
末といった担体と混合した白金、ニッケル、パラジウム
またはロジウムから選ぶことによって(2S,3aS、
 7aS ) −2−カルボキシペルヒドロインドール
が最高の割合で得られるようにし、そして後者を、低級
脂肪族アルコール、アセトニトリル、ジオキサンおよび
酢酸エチルから厳密に選ばれた溶媒(そのもの自身か、
または混合したとき単一相を形成する限りこれら相互の
混合物または水との混合物)を用いて一回の結晶化によ
り、低割合で生成した(2S.3aR。
7aR)異性体から分離することからなる。
(R) −2−カルボキシインドリンを(R,5)−2
−カルボキシインドリンから分離するには(S) −2
−インドリン酸の場合と同じ手順を用いればよく、そし
てこの場合には(−)−α−メチルベンジルアミンを使
用すれば十分である。
本発明はまた本発明方法の実施時に得られる独創的生成
物、更に詳しく言えばα−メチルベンジルアミンと2−
カルボキシインドリンの異性体とから形成される塩、そ
してとりわけ(S) −2−カルボキシインドリンとの
塩を包含する。
下記の例により本発明を説明するが、如何なる場合にも
これら例が本発明を制限することはない。
例 (2S,3aS、 7aS ) −2−カルボキシオク
タヒドロインドール 段階A:2−エトキシカルボニルインドール硫酸存在下
2−力ルボキシインドール5Kgをエタノールに懸濁し
、8時間加熱沸騰させた。エタノールを蒸発し去り、4
0eの酢酸エチルにとり、有機溶媒溶液を水酸化ナトリ
ウム水溶液で洗浄し、乾燥した。
酢酸エチルを蒸発し去り、結晶塊をヘキサンで処理した
。濾過、乾燥後5.3 Kgの結晶を得た。
融点=123〜125°C 微量分析: 計算値: C%  69.83、H%  5.86、N
%  7.40実測値二C% 69.56、H%  5
.74、N%  7.30赤外は五二 2150 cm−’ (NH) 1680cm ’(カルボン酸) 段階B: (R,5)−2−エトキシカルボニルインドリン前に得
た2−エトキシカルボニルインドリン10Kgを、反応
器中で塩酸エタノール溶液11(R番こ懸濁した。次に
粒状スズ20 Kgを加えた。室温で約2日間かきまぜ
を続けた。
エタノールを蒸発し去り、残留物を水をことり、トルエ
ン1101を加えた。約20分間かきまぜ、アンモニア
水でアルカリ性にした。水相を分離し、これをもう−度
トルエン150ぞで抽出した。
トルエン相を合わせ、水洗した。トルエン相を分離し、
濾過した。
水−トルエン共沸混合物を蒸留することにより水を除去
し、冷却し、無水HC(ガス流を通した。
冷却し、蒸発させ、純トルエンで洗浄した。
収態: 10.11 Kg 弘圭:84% 薄層クロマトグラフィー: 溶媒:トルエン:10 酢酸エチル:5 支持体: Merckシリカ60 F 254検出:U
v Rf : 0.55 段階C: (R,5)−2−カルボキシインドリン(R,5)−2
−エトキシカルボニルインドリン2.15 Kgをエタ
ノールに溶解し、N水酸化ナトリウム12.51でかき
まぜながら24時間けん化した。このアルカリ性溶液を
洗浄後、濃塩酸で中和した。
濾過、洗浄、および乾燥後、目的生成物の白色結晶1.
57 Kgを得た。
旦=86% 融点:188〜189°C 赤外分析: NH2” : 2500〜2000 cm−”Coo 
 : 1620cm−1 段階D= (S) −2−カルボキシインドリン (R,5)−2−カルボキシインドリン6.05 Kg
を無水エタノール中(+)−〇−メチルベンジルアミン
4.49 Kgの溶液に加えた。白色沈殿生成物を得、
これを濾別後、還流イソプロパノール中で消化シた。冷
却後、固体を濾別し、少量のインプロパツールで洗浄し
、得られた白色結晶を乾燥した。
3.68 Kg。
旅尤姐: [α]2、= −5,3(c = 1%エタノール)上
記塩IKgを水5eに溶かし、塩酸水溶液で中和するこ
とにより(S)−2−カルボキシインドリンを定量的収
量で調製した。この沈殿を濾別し、水洗し、乾燥した。
段階E: (2S,3aS、 7aS ) −2−カルボキシオク
タヒドロインドール 前に得た(S) −2−カルボキシインドリン25 K
gをメタノール110eと共に容器に入れた。かきまぜ
を続け、ミキサー中にロジウム触媒(乾燥時5%)を入
れた。
水素化装置のかきまぜを開始し、(S) −2−カルボ
キシインドリンのメタノール性懸濁液をミキサーから流
し込み、組立てを水ですすいだ。60 ’Cに加熱し、
水素で加圧した。
シングル−プレート濾過器で触媒を濾別し、反応器内の
水性アルコール液を集め、メタノールを真空下で蒸発さ
せた。
濃縮後、ジオキサン約300 Kgを入れた。加熱沸騰
させ、溶解するまで水を加えた。放冷し、濾別し、乾燥
した。
結晶22.3 Kgが得られた。
収率: 86.1%

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式(IIIaS): ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIaS) で表わされる(2S,3aS,7aS)−2−カルボキ
    シペルヒドロインドールの製造法において、用いる出発
    原料は式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、Rは水素原子または低級アルキル基を表わす)
    で表わされる2−カルボキシインドールまたはそのエス
    テルの一つ(酸AHとの塩に任意に変換)であり、この
    ものを、例えばスズ−塩酸の組合わせを用いる方法によ
    り還元して式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、Rは式(IV)におけるRと同じ意味をもつ)で
    表わされる(R,S)−2−カルボキシインドリンまた
    はそのエステルの一つに導き、RがH以外のものである
    ときは、これをアルカリ加水分解により式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) で表わされる(R,S)−2−カルボキシインドリンに
    変換し、事実このものはカルボキシル基の付いた炭素が ¥R¥配置(R異性体)であるか、 ¥S¥配置(S異性体)であるか によつて二つの異性体の混合物からなり、前記混合物を
    低級脂肪族アルコール中(+)−α−メチルベンジルア
    ミンの溶液に加えて(S)−2−カルボキシインドリン
    と(+)−α−メチルベンジルアミンとの塩の沈殿を得
    、この沈殿を濾集後、水に溶解し、次に得られた溶液を
    酸性にして(S)−2−カルボキシインドリンを遊離さ
    せることにより前記混合物からS−異性体を単離し、こ
    のものを接触水素化に付し、その触媒を、例えば炭末の
    ような担体と混合したニッケル、白金、パラジウムまた
    はロジウムから選ぶことによつて(2S,3aS,7a
    S)−2−カルボキシペルヒドロインドールが最高の割
    合で得られるようにし、そして後者を、低級脂肪族アル
    コール、アセトニトリル、ジオキサンまたは酢酸エチル
    から慎重に選ばれた極性溶媒(そのもの自身、あるいは
    混合したとき単一相を形成する限りこれら溶媒相互の混
    合物または水との混合物)中で一回の結晶化により、低
    割合で生成した(2S,3aR,7aR)異性体から分
    離することからなる、上記製造方法。
  2. (2)用いる出発原料は、2−カルボキシインドールを
    硫酸のようなエステル化触媒の存在下にエタノールでエ
    ステル化することにより得られる式(IVo): ▲数式、化学式、表等があります▼(IVo) の2−カルボキシインドールのエチルエステルである、
    特許請求の範囲第1項記載の(2S,3aS,7aS)
    −2−カルボキシペルヒドロインドールの工業的合成法
  3. (3)カルボキシインドリンの2S異性体をその二つの
    2Sおよび2R異性体の混合物から分離するために工業
    的に使用できる方法において、混合物を低級脂肪族アル
    コール媒質中(+)−α−メチルベンジルアミンの溶液
    に添加して(S)−2−カルボキシインドリンと(+)
    −α−メチルベンジルアミンとの塩の沈殿を生成させ、
    この沈殿をなるべくは低級脂肪族アルコールから選ばれ
    る溶媒中で結晶化させ、(S)−2−カルボキシインド
    リンを単に水に溶かし、得られた溶液を酸性にし、そし
    て濾別することによつてその塩から遊離させることから
    なる、上記分離方法。
  4. (4)カルボキシインドリンの2R異性体をその二つの
    2Rおよび2S異性体の混合物から分離するために工業
    的に使用できる方法において、混合物を低級脂肪族アル
    コール媒質中(−)−α−メチルベンジルアミンの溶液
    に添加して(S)−2−カルボキシインドリンと(−)
    −α−メチルベンジルアミンとの塩の沈殿をつくり、こ
    の沈殿をなるべくは低級脂肪族アルコールから選ばれる
    溶媒から結晶化させ、(R)−2−カルボキシインドリ
    ンを単に水に溶かし、得られた溶液を酸性にし、濾別す
    ることによりその塩から遊離させることからなる、上記
    分離方法。
  5. (5)(S)−2−カルボキシインドリンと(+)−α
    −メチルベンジルアミンとの沈殿形成をエタノール中で
    行なう、特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれ
    か1項に記載の方法。
  6. (6)式(VI)で表わされるカルボキシインドールある
    いはそのエステルの一つ(任意に塩に変換)から(R,
    S)−2−カルボキシインドリンへの還元を、低級脂肪
    族アルコール媒質中室温、でスズ−塩酸の組合わせを用
    いて行なう、特許請求の範囲第1項から第3項までのい
    ずれか1項に記載の方法。
  7. (7)(S)−2−カルボキシインドリンから2−カル
    ボキシペルヒドロインドールへの還元を触媒として炭末
    上ロジウムを使用して行なう、特許請求の範囲第1項か
    ら第3項、第5項および第6項のいずれか1項に記載の
    方法。
  8. (8)(S)−2−カルボキシインドリンの接触還元後
    に得られる反応混合物から(2S,3aS,7aS)−
    2−カルボキシペルヒドロインドールを単離する目的の
    再結晶を溶媒としてジオキサン−水混合物を用いて行な
    う、特許請求の範囲第1項から第3項、第5項、第6項
    、および第7項のいずれか1項に記載の方法。
  9. (9)(S)−2−カルボキシインドリンと(+)−α
    −メチルベンジルアミンとの塩の結晶化をイソプロパノ
    ール中で行なう、特許請求の範囲第1項から第3項まで
    のいずれか1項に記載の方法。
  10. (10)α−メチルベンジルアミンと(S)−2−カル
    ボキシインドリンとの塩。
  11. (11)(+)−α−メチルベンジルアミンと(S)−
    2−カルボキシインドリンとの塩。
  12. (12)(−)−α−メチルベンジルアミンと(R)−
    2−カルボキシインドリンとの塩。
  13. (13)特許請求の範囲第1項から第3項および第5項
    から第9項のいずれか1項に記載の方法により得られる
    (2S,3aS,7aS)−2−カルボキシペルヒドロ
    インドールを、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 R_1およびR_5は同一の基かまたは異なる基で、ヒ
    ドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケニルオキシ、低
    級ジアルキルアミノ−低級アルコキシ、アシルアミノ−
    低級アルコキシ、アシルオキシ−低級アルコキシ、アリ
    ールオキシ、アリール−低級アルコキシ、アミノ、低級
    アルキルアミノ、低級ジアルキルアミノ、ヒドロキシア
    ミノ、アリール−低級アルキルアミノまたは置換アリー
    ルオキシまたは置換アリール−低級アルコキシ(この場
    合の置換基はメチル、ハロ、またはメトキシである)で
    あり、 R_2は水素、低級アルキル、アリール−低級アルキル
    、アミノメチルフエニル−低級アルキル、ヒドロキシフ
    ェニル−低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、ア
    シルアミノ−低級アルキル、アミノ−低級アルキル、ジ
    メチルアミノ−低級アルキル、グアニジノ−低級アルキ
    ル、イミダゾリル−低級アルキル、インドリル−低級ア
    ルキルまたは低級アルキルチオ−低級アルキルであり、 R_3は水素、1から10炭素原子をもつ直鎖または分
    枝アルキル、1個以上の置換基(ハロ、ヒドロキシ、低
    級アルコキシ、アリールオキシ、置換アリールオキシ、
    ヘテロアリールオキシ、置換ヘテロアリールオキシ、ア
    ミノ、低級アルキルアミノ、低級ジアルキルアミノ、ア
    シルアミノ、アリールアミノ、置換アリールアミノ、グ
    アニジノ、イミダゾリル、インドリル、低級アルキルチ
    オ、アリールチオ、置換アリールチオ、カルボキシ、カ
    ルバモイル、低級アルコキシカルボニルから選ばれる)
    により置換された低級アルキルであり、このほかR_3
    はアリール、置換アリール、低級アルアルキル、低級ア
    ルアルケニル、置換低級アルアルキル、置換低級アルア
    ルケニル、低級ヘテロアルアルキル、置換低級ヘテロア
    ルアルキル、低級ヘテロアルアルケニル、置換低級ヘテ
    ロアルアルケニル、アルアルキルオキシ、置換アルアル
    キルオキシ、ヘテロアルアルキルオキシ、置換ヘテロア
    ルアルキルオキシ、アルアルキルチオ、置換アルアルキ
    ルチオ、ヘテロアルアルキルチオ、または置換ヘテロア
    ルアルキルチオであり、上記の置換アリールオキシ、ヘ
    テロアリールオキシ、アリールアミノ、アリールチオ、
    アリール、アルアルキルオキシ、ヘテロアルアルキルオ
    キシ、アルアルキルチオ、ヘテロアルアルキルチオ、低
    級アルアルキル、低級アルケニル、低級ヘテロアルアル
    ケニル、または低級ヘテロアルアルキルのアリールまた
    はヘテロアリール部分は、ハロ、低級アルキル、ヒドロ
    キシ、低級アルコキシ、アミノ、アシルアミノ、低級ア
    ルキルアミノ、低級ジアルキルアミノ、カルボキシル、
    シアノまたはスルファモイルから選ばれる1個以上の基
    により置換され、上記置換アルアルキルオキシ、アルア
    ルキルチオ、低級アルアルキル、低級ヘテロアルアルキ
    ル、ヘテロアルアルキルオキシまたはヘテロアルアルキ
    ルチオのアルキル部分は、これもまたハロ、低級アルキ
    ル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、アミノ、アシルアミ
    ノ、低級アルキルアミノ、低級ジアルキルアミノ、カル
    ボキシル、シアノまたはスルファモイルから選ばれる1
    個以上の基により置換され、 R_4は水素または低級アルキル基である]で表わされ
    るカルボキシアルキルジペプチドならびにその製薬上容
    認しうる塩類の製造に使用する方法。
  14. (14)(2S,3aS,7aS)−1−{2−[1−
    (エトキシカルボニル)−(S)−ブチルアミノ]−(
    S)−プロピオニル}オクタヒドロインドール−2−カ
    ルボン酸をそのtert−ブチルアミン塩から工業的に
    製造するための、(2S,3aS,7aS)−2−カル
    ボキシペルヒドロインドールの特許請求の範囲第13項
    記載の使用法。
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