JPS621005B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS621005B2 JPS621005B2 JP54108474A JP10847479A JPS621005B2 JP S621005 B2 JPS621005 B2 JP S621005B2 JP 54108474 A JP54108474 A JP 54108474A JP 10847479 A JP10847479 A JP 10847479A JP S621005 B2 JPS621005 B2 JP S621005B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- shaped
- shaped cross
- spinneret
- filament
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 34
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 claims description 27
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 claims description 27
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 22
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 17
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 13
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 7
- 238000002074 melt spinning Methods 0.000 claims description 6
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 4
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 claims description 3
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 claims 1
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 4
- 239000012510 hollow fiber Substances 0.000 description 4
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 4
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 3
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 3
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 3
- QPFMBZIOSGYJDE-UHFFFAOYSA-N 1,1,2,2-tetrachloroethane Chemical compound ClC(Cl)C(Cl)Cl QPFMBZIOSGYJDE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000007429 general method Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000012046 mixed solvent Substances 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
本発明は横断面H字形の合成繊維の製造法に関
するものであり、特に巻縮性能(巻縮数、巻縮
率、嵩高性及び高荷重下での嵩保持性)が格別に
優れた合成繊維の製造法に関するものである。 従来巻縮性能の優れた合成繊維を製造する方法
として合成繊維に潜在巻縮性を付与する方法が知
られている。そしてこの潜在巻縮性を付与する一
般的方法としては、(1)サイド・バイ・サイド型複
合繊維とする方法及び(2)紡糸口金直下で紡出糸条
に強い冷却気流を直交して吹き当てて繊維横断面
に関し非対称的に冷却する所謂非対称冷却法があ
る。しかし上記(1)の方法の場合、紡糸設備が複雑
になるため原糸製造コストが高くつく欠点があ
り、又上記(2)の方法の場合、特別な紡糸設備を必
要としないため製造コストが安価である利点はあ
るが、巻縮性能は(1)の方法よりやや劣るきらいが
あつた。従つて従来より製造コストが安価でかつ
巻縮性能の優れた紡糸方法の開発が望まれてい
た。 本発明はかかる要望に応えるべく研究を重ねた
結果、ついに所期の目的を達することに成功した
ものである。即ち、本発明は、横断面H字形の合
成繊維を溶融紡糸する方法において、紡糸口金か
ら溶融紡出された未固化状態の横断面H字形の合
成繊維フイラメントを、紡糸口金直下において該
フイラメントのH字形の足(突起部)の方向から
冷却気流を吹き当ててフイラメントの横断面に関
し非対称的に冷却し、次いで直ちに又は一旦引き
取つた後熱延伸し、しかる後弛緩熱処理すること
を特徴とする横断面H字形の合成繊維の製造法で
ある。 次に本発明を図面によつて説明する。第1図イ
〜ハは本発明にかかる横断面H字形の合成繊維を
製造するためのH字型スリツト孔(ノズル孔)の
数例を示す平面図であり、第2図イ′〜ハ′はそれ
ぞれ第1図イ〜ハに示すH字型スリツト孔が穿設
された紡糸口金を使用して本発明に従つて溶融紡
糸して得られた合成繊維の横断面図である。 本発明に使用する紡糸口金は横断面がH字形の
合成繊維を製造することが可能なノズル孔を有す
るものであれば如何なるものでもよいが、就中、
第1図イ〜ハに示す如きH字型又は変形H字形ス
リツト孔を穿設した紡糸口金が好適である。そし
て該H字形スリツト孔の各部(a〜e)の寸法と
しては下記(1)〜(4)式を同時に満足するものが好ま
しい。 b/a=0.8〜2.5 (1) c/a≦0.25 (2) d/a≦0.25 (3) e≧0.05mm (4) H字形スリツト孔の各部の寸法が上記各式を満
足する場合には良好なH字形横断面形状を示す合
成繊維を製造することができる。しかして上記各
式のいずれかを満足しない場合にはH字形横断面
形状を形成しにくく、特に第1図ロ,ハの場合e
が第(4)式を満足しない場合には異形中空糸になり
易く、非対称冷却効果が半減して良好な巻縮特性
を有するH字形横断面繊維が得られなくなる。 又H字型スリツト孔の面積は、紡糸ドラフト
〔(紡糸引取速度)/(重合体に吐出線速度)の
比〕が200倍以上になるように選定することが非
対称冷却効果を上げ、良好な巻縮性能を有する繊
維とする上で重要であり、特に紡糸ドラフトを
300〜1500倍とするのが好ましい。紡糸ドラフト
が200倍未満の場合には非対称冷却効果が不充分
となり、潜在巻縮性能が充分与えられず、巻縮性
能の劣つた繊維となる。又H字型スリツト孔の各
部の具体的寸法は完成糸のデニール、紡糸引取速
度、ノズル背圧等を考慮して決定しなければなら
ないが、完成糸デニールが10d程度の場合、通常
スリツト幅c及びdは0.15〜0.3mm、H字型スリ
ツト孔1孔当りの全開口面積を0.5〜1.5mm2程度と
するのがよい。 紡糸引取速度は約500〜4000m/minの広範囲
にわたつて採用可能である。 第1図イ〜ハに示すH字型スリツト孔を通して
溶融紡糸して得られる繊維の横断面形状は、それ
ぞれ第2図イ′〜ハ′に対応して示すようなH字形
をしている。 紡糸口金直下における紡出糸条の冷却は本発明
では特に重要である。次にこれを図面により説明
する。第3図は第1図イに示すH字型スリツト孔
を穿設した紡糸口金から溶融紡出された未固化状
態の横断面H字形の合成繊維フイラメントに対す
る冷却気流の吹当状態を説明するための横断面図
であり、フイラメントを1、該フイラメントのH
字形の足(突起部)を2,2…………、H字のブ
リツジを3、冷却気流の吹当方向を矢印Qで示し
てある。本発明における冷却気流の吹当は、第3
図Aに示すようなフイラメントのH字形の足2,
2の方向から行うことが必要であり、第3図Bに
示すようなフイラメントのH字形の足に対し直交
する方向から吹き当てたり、第3図Cに示すよう
なフイラメントのH字形の足に対し45度傾斜した
方向から吹き当てたりする場合には非対称冷却効
果が不充分となり、高度の潜在巻縮性能、従つて
優れた巻縮性能を有する繊維(完成糸)が得られ
ない。しかして本発明におけるフイラメントのH
字形の足の方向から冷却気流を吹き当てるとは、
同一方向に突出している2本のH字の突起の冷却
程度がほぼ同一となるような冷却効果が達成され
る方向から冷却気流を吹き当てることを意味する
ものであり、第3図Aに示す如き冷却気流の吹当
状態が最も好ましいが、第3図Aにおける角θ
(H字のブリツジ3の左右上下の中心点Pからブ
リツジ3に直交する垂線Hを立て、該垂線Hと、
前記中心点PとH字の足2の最先端とを結ぶ直線
Lとのなす角)が30度以下、特に15度以下となる
方向から吹き当てれば本発明の前記冷却効果が達
成される。冷却気流は紡出糸条に対し片側から糸
条に直交して吹き当てるのがよく、その流速は高
度の潜在巻縮性能を与えるために通常一般の流速
約0.1〜0.2m/secより高速の約0.7〜6m/sec、
特に1〜4m/secとするのが好ましい。又冷却
気流は、紡出糸条を急冷する必要上、その最上流
面と紡糸口金面との距離が0〜100mm、特に4〜
80mmとなるように極力紡糸口金面に近接させる。
冷却気流の吹当長は、冷却気流の温度及び流速に
もよるが、糸条が完全固化するに充分な長さ(通
常約20〜150cm)とする。冷却気流は通常室温の
空気を使用するのが最も経済的で好ましいが、特
に高度の潜在巻縮性能を与える目的で室温以下の
冷却気流を使用しても勿論よい。 かくしてフイラメントの横断面に関し非対称的
に冷却した糸条は次いで直ちに又は一旦引き取つ
た後熱延伸し、しかる後弛緩熱処理して巻縮発現
させる。熱延伸は糸条を構成する重合体の二次転
移点以下の温度で最大延伸倍率の少なくとも70%
以上、好ましくは80〜95%に設定して行うのがよ
い。延伸倍率は高いほど完成糸の巻縮発現性が良
好となる。 延伸後の弛緩熱処理は、紡糸工程で付与した潜
在巻縮を顕在化し、高度の巻縮性能を有する三次
元立体巻縮繊維とするためのものである。この熱
処理温度は延伸温度より高温とするのがよく、通
常130〜200℃、特に160〜190℃が好ましい。ステ
ーブル綿として使用する場合にはこの弛緩熱処理
は、延伸後要すれば機械巻縮を付与し、次いでス
テーブル状に切断した後に行うのがよい。 かくして本発明に従つて得られた繊維は、横断
面が第2図イ′〜ハ′に示す如きH字形をしてお
り、反転コイル状の三次元立体巻縮を有し、高度
の巻縮数及び巻縮率を示し、高荷重下での嵩保持
性が特に優れた嵩高性に富んだものであり、詰綿
用として好適である。そして特に敷ぶとん用中入
綿として使用する場合、所謂床つき感を与えず、
極めて寝心地が良いという特徴を有している。又
かかる優れた巻縮性能を生かして詰綿用のみなら
ず、衣料用、カーペツト用、インテリア用として
の用途にも適している。 本発明の対象とする合成繊維は溶融紡糸可能な
ものであれば如何なるものでもよいが、就中、ポ
リエステル、ポリプロピレン及びポリアミド繊維
に適用して有用である。 以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれらにより何ら限定されるもので
はない。なお、実施例において使用される用語は
次のとおりである。 (1) 巻縮数及び巻縮率 単繊維に2mg/dの初荷重をかけてつるした
ときの長さをa、50mg/dの荷重をかけてつる
したときの長さをbとしたとき、 巻縮数=初荷重2mg/dをかけたときの25mm当
りの巻縮数(個/25mm) 巻縮率=b−a/b×100(%) で示す。 (2) 比容積 切断されたステープル綿をカードにかけ、得
られたフリースを150×200mmの大きさに切り、
適宜積み重ねて全量25gとする。 次いで荷重180gをかけ5分後の高さをacm
とし、次に1680gの荷重をかけ5分後の高さを
bcm、次に7680gの荷重をかけ5分後の高さを
ccmとしたとき、 比容積V1=15×20×a/25=12・a(cm3/g
) V2=15×20×b/25=12・b(cm3/g
) V3=15×20×c/25=12・c(cm3/g
) で示す。 実施例 1 フエノール/テトラクロルエタン=6/4の混
合溶媒中30℃で測定した固有粘度が0.62のポリエ
チレンテレフタレートを溶融し、285℃に保たれ
た紡糸口金から押出した。紡糸口金は第1図イに
示す形状(a=1.8mm、b=1・8mm、c=0.2
mm、d=0.2mm、e=1.4mm)のH字型スリツト孔
を穿設したもので孔数30のものを用いた。吐出さ
れた糸条に紡糸口金直下45〜345mmの間を4m/
secの室温の冷却風を第3図Aの矢印の方向から
吹き当てて冷却し、油剤を付着させて1000m/
minで引き取つた。紡糸ドラフトは312倍とし
た。得られた未延伸糸を80℃で3.1倍に延伸し、
次いで68mmの長さに切断し、見掛比重0.01g/cm2
程度にエア開繊したのち、160℃の熱風乾燥機中
で5分間弛緩処理をして単糸デニール10dのふと
ん綿とした。得られた繊維は断面形状が第2図
イ′の形状で、巻縮数16個/25mm、巻縮率30%、
比容積V1=1.28cm3/g、V2=52cm3/g、V3=23
cm3/gと従来の中空糸(比較例1として後記す
る)に比べ非常に巻縮数が高く、嵩の保持率が良
好で、高荷重下における嵩高性の優れた特性を示
した。この綿を用いて敷ぶとんを作つたところ、
従来の敷ぶとんに比べて、圧縮性のすぐれたいわ
ゆる床つき感の少ない優れたものであつた。 実施例 2 実施例1と同じポリエチレンテレフタレートを
用いて285℃で溶融紡糸した。紡糸口金は第1図
ハに示す形状のH字形スリツト孔(a=1.6mm、
b=1.6mm、c=0.2mm、e=0.5mm、f=0.4mm、
g=0.2mm)を穿設したもので孔数30のものを用
いた。吐出された糸条に紡糸口金直下45〜345mm
の間を2.5m/secの室温の冷却風を第3図Aの矢
印の方向から吹きつけて冷却し、油剤を付着させ
て3000m/minで引き取つた。紡糸ドラフトは
890倍とした。得られた高配向未延伸糸を80℃で
1.3倍に延伸し、以後は実施例1と同様の処理を
して、単糸デニール10dのふとん綿とした。得ら
れた繊維は断面形状が第2図ハ′の形状で、巻縮
数18個/25mm、巻縮率33%、比容積V1=121cm3/
g、V2=53cm3/g、V3=25cm3/gと非常に優れ
た巻縮特性を示した。 比較例 1 実施例1と同じポリエチレンテレフタレートを
用いて、285℃で溶融紡糸した。紡糸口金は第4
図に示す中空糸用C型スリツト孔(a=2.0mm、
b=1.6mm、C=0.2mm)を穿設したもので孔数30
のものを用い、第4図に示す矢印Qの方向から冷
却風を吹きつけた。その他は実施例1と同様の方
法で紡糸、延伸後弛緩熱処理を行つて、単糸デニ
ール10dのふとん綿とした。紡糸ドラフトは340
倍とした。得られた繊維は横断面が中空で、巻縮
数9.5個/25mm、巻縮率23%、比容積V1=146cm3/
g、V2=50cm3/g、V3=21cm3/gと本発明のも
のと比べて巻縮性が劣り、高荷重下での嵩高性が
劣つていた。 比較例2及び比較例3 冷却風の吹当方向を第3図B及びCのように
し、その他はすべて実施例1と同一条件で製造し
て得た横断面H字形のポリエステル繊維の巻縮性
能を調べたところ、次表の如き結果を得た。尚、
次表には比較のために実施例1のデータも併記し
た。
するものであり、特に巻縮性能(巻縮数、巻縮
率、嵩高性及び高荷重下での嵩保持性)が格別に
優れた合成繊維の製造法に関するものである。 従来巻縮性能の優れた合成繊維を製造する方法
として合成繊維に潜在巻縮性を付与する方法が知
られている。そしてこの潜在巻縮性を付与する一
般的方法としては、(1)サイド・バイ・サイド型複
合繊維とする方法及び(2)紡糸口金直下で紡出糸条
に強い冷却気流を直交して吹き当てて繊維横断面
に関し非対称的に冷却する所謂非対称冷却法があ
る。しかし上記(1)の方法の場合、紡糸設備が複雑
になるため原糸製造コストが高くつく欠点があ
り、又上記(2)の方法の場合、特別な紡糸設備を必
要としないため製造コストが安価である利点はあ
るが、巻縮性能は(1)の方法よりやや劣るきらいが
あつた。従つて従来より製造コストが安価でかつ
巻縮性能の優れた紡糸方法の開発が望まれてい
た。 本発明はかかる要望に応えるべく研究を重ねた
結果、ついに所期の目的を達することに成功した
ものである。即ち、本発明は、横断面H字形の合
成繊維を溶融紡糸する方法において、紡糸口金か
ら溶融紡出された未固化状態の横断面H字形の合
成繊維フイラメントを、紡糸口金直下において該
フイラメントのH字形の足(突起部)の方向から
冷却気流を吹き当ててフイラメントの横断面に関
し非対称的に冷却し、次いで直ちに又は一旦引き
取つた後熱延伸し、しかる後弛緩熱処理すること
を特徴とする横断面H字形の合成繊維の製造法で
ある。 次に本発明を図面によつて説明する。第1図イ
〜ハは本発明にかかる横断面H字形の合成繊維を
製造するためのH字型スリツト孔(ノズル孔)の
数例を示す平面図であり、第2図イ′〜ハ′はそれ
ぞれ第1図イ〜ハに示すH字型スリツト孔が穿設
された紡糸口金を使用して本発明に従つて溶融紡
糸して得られた合成繊維の横断面図である。 本発明に使用する紡糸口金は横断面がH字形の
合成繊維を製造することが可能なノズル孔を有す
るものであれば如何なるものでもよいが、就中、
第1図イ〜ハに示す如きH字型又は変形H字形ス
リツト孔を穿設した紡糸口金が好適である。そし
て該H字形スリツト孔の各部(a〜e)の寸法と
しては下記(1)〜(4)式を同時に満足するものが好ま
しい。 b/a=0.8〜2.5 (1) c/a≦0.25 (2) d/a≦0.25 (3) e≧0.05mm (4) H字形スリツト孔の各部の寸法が上記各式を満
足する場合には良好なH字形横断面形状を示す合
成繊維を製造することができる。しかして上記各
式のいずれかを満足しない場合にはH字形横断面
形状を形成しにくく、特に第1図ロ,ハの場合e
が第(4)式を満足しない場合には異形中空糸になり
易く、非対称冷却効果が半減して良好な巻縮特性
を有するH字形横断面繊維が得られなくなる。 又H字型スリツト孔の面積は、紡糸ドラフト
〔(紡糸引取速度)/(重合体に吐出線速度)の
比〕が200倍以上になるように選定することが非
対称冷却効果を上げ、良好な巻縮性能を有する繊
維とする上で重要であり、特に紡糸ドラフトを
300〜1500倍とするのが好ましい。紡糸ドラフト
が200倍未満の場合には非対称冷却効果が不充分
となり、潜在巻縮性能が充分与えられず、巻縮性
能の劣つた繊維となる。又H字型スリツト孔の各
部の具体的寸法は完成糸のデニール、紡糸引取速
度、ノズル背圧等を考慮して決定しなければなら
ないが、完成糸デニールが10d程度の場合、通常
スリツト幅c及びdは0.15〜0.3mm、H字型スリ
ツト孔1孔当りの全開口面積を0.5〜1.5mm2程度と
するのがよい。 紡糸引取速度は約500〜4000m/minの広範囲
にわたつて採用可能である。 第1図イ〜ハに示すH字型スリツト孔を通して
溶融紡糸して得られる繊維の横断面形状は、それ
ぞれ第2図イ′〜ハ′に対応して示すようなH字形
をしている。 紡糸口金直下における紡出糸条の冷却は本発明
では特に重要である。次にこれを図面により説明
する。第3図は第1図イに示すH字型スリツト孔
を穿設した紡糸口金から溶融紡出された未固化状
態の横断面H字形の合成繊維フイラメントに対す
る冷却気流の吹当状態を説明するための横断面図
であり、フイラメントを1、該フイラメントのH
字形の足(突起部)を2,2…………、H字のブ
リツジを3、冷却気流の吹当方向を矢印Qで示し
てある。本発明における冷却気流の吹当は、第3
図Aに示すようなフイラメントのH字形の足2,
2の方向から行うことが必要であり、第3図Bに
示すようなフイラメントのH字形の足に対し直交
する方向から吹き当てたり、第3図Cに示すよう
なフイラメントのH字形の足に対し45度傾斜した
方向から吹き当てたりする場合には非対称冷却効
果が不充分となり、高度の潜在巻縮性能、従つて
優れた巻縮性能を有する繊維(完成糸)が得られ
ない。しかして本発明におけるフイラメントのH
字形の足の方向から冷却気流を吹き当てるとは、
同一方向に突出している2本のH字の突起の冷却
程度がほぼ同一となるような冷却効果が達成され
る方向から冷却気流を吹き当てることを意味する
ものであり、第3図Aに示す如き冷却気流の吹当
状態が最も好ましいが、第3図Aにおける角θ
(H字のブリツジ3の左右上下の中心点Pからブ
リツジ3に直交する垂線Hを立て、該垂線Hと、
前記中心点PとH字の足2の最先端とを結ぶ直線
Lとのなす角)が30度以下、特に15度以下となる
方向から吹き当てれば本発明の前記冷却効果が達
成される。冷却気流は紡出糸条に対し片側から糸
条に直交して吹き当てるのがよく、その流速は高
度の潜在巻縮性能を与えるために通常一般の流速
約0.1〜0.2m/secより高速の約0.7〜6m/sec、
特に1〜4m/secとするのが好ましい。又冷却
気流は、紡出糸条を急冷する必要上、その最上流
面と紡糸口金面との距離が0〜100mm、特に4〜
80mmとなるように極力紡糸口金面に近接させる。
冷却気流の吹当長は、冷却気流の温度及び流速に
もよるが、糸条が完全固化するに充分な長さ(通
常約20〜150cm)とする。冷却気流は通常室温の
空気を使用するのが最も経済的で好ましいが、特
に高度の潜在巻縮性能を与える目的で室温以下の
冷却気流を使用しても勿論よい。 かくしてフイラメントの横断面に関し非対称的
に冷却した糸条は次いで直ちに又は一旦引き取つ
た後熱延伸し、しかる後弛緩熱処理して巻縮発現
させる。熱延伸は糸条を構成する重合体の二次転
移点以下の温度で最大延伸倍率の少なくとも70%
以上、好ましくは80〜95%に設定して行うのがよ
い。延伸倍率は高いほど完成糸の巻縮発現性が良
好となる。 延伸後の弛緩熱処理は、紡糸工程で付与した潜
在巻縮を顕在化し、高度の巻縮性能を有する三次
元立体巻縮繊維とするためのものである。この熱
処理温度は延伸温度より高温とするのがよく、通
常130〜200℃、特に160〜190℃が好ましい。ステ
ーブル綿として使用する場合にはこの弛緩熱処理
は、延伸後要すれば機械巻縮を付与し、次いでス
テーブル状に切断した後に行うのがよい。 かくして本発明に従つて得られた繊維は、横断
面が第2図イ′〜ハ′に示す如きH字形をしてお
り、反転コイル状の三次元立体巻縮を有し、高度
の巻縮数及び巻縮率を示し、高荷重下での嵩保持
性が特に優れた嵩高性に富んだものであり、詰綿
用として好適である。そして特に敷ぶとん用中入
綿として使用する場合、所謂床つき感を与えず、
極めて寝心地が良いという特徴を有している。又
かかる優れた巻縮性能を生かして詰綿用のみなら
ず、衣料用、カーペツト用、インテリア用として
の用途にも適している。 本発明の対象とする合成繊維は溶融紡糸可能な
ものであれば如何なるものでもよいが、就中、ポ
リエステル、ポリプロピレン及びポリアミド繊維
に適用して有用である。 以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれらにより何ら限定されるもので
はない。なお、実施例において使用される用語は
次のとおりである。 (1) 巻縮数及び巻縮率 単繊維に2mg/dの初荷重をかけてつるした
ときの長さをa、50mg/dの荷重をかけてつる
したときの長さをbとしたとき、 巻縮数=初荷重2mg/dをかけたときの25mm当
りの巻縮数(個/25mm) 巻縮率=b−a/b×100(%) で示す。 (2) 比容積 切断されたステープル綿をカードにかけ、得
られたフリースを150×200mmの大きさに切り、
適宜積み重ねて全量25gとする。 次いで荷重180gをかけ5分後の高さをacm
とし、次に1680gの荷重をかけ5分後の高さを
bcm、次に7680gの荷重をかけ5分後の高さを
ccmとしたとき、 比容積V1=15×20×a/25=12・a(cm3/g
) V2=15×20×b/25=12・b(cm3/g
) V3=15×20×c/25=12・c(cm3/g
) で示す。 実施例 1 フエノール/テトラクロルエタン=6/4の混
合溶媒中30℃で測定した固有粘度が0.62のポリエ
チレンテレフタレートを溶融し、285℃に保たれ
た紡糸口金から押出した。紡糸口金は第1図イに
示す形状(a=1.8mm、b=1・8mm、c=0.2
mm、d=0.2mm、e=1.4mm)のH字型スリツト孔
を穿設したもので孔数30のものを用いた。吐出さ
れた糸条に紡糸口金直下45〜345mmの間を4m/
secの室温の冷却風を第3図Aの矢印の方向から
吹き当てて冷却し、油剤を付着させて1000m/
minで引き取つた。紡糸ドラフトは312倍とし
た。得られた未延伸糸を80℃で3.1倍に延伸し、
次いで68mmの長さに切断し、見掛比重0.01g/cm2
程度にエア開繊したのち、160℃の熱風乾燥機中
で5分間弛緩処理をして単糸デニール10dのふと
ん綿とした。得られた繊維は断面形状が第2図
イ′の形状で、巻縮数16個/25mm、巻縮率30%、
比容積V1=1.28cm3/g、V2=52cm3/g、V3=23
cm3/gと従来の中空糸(比較例1として後記す
る)に比べ非常に巻縮数が高く、嵩の保持率が良
好で、高荷重下における嵩高性の優れた特性を示
した。この綿を用いて敷ぶとんを作つたところ、
従来の敷ぶとんに比べて、圧縮性のすぐれたいわ
ゆる床つき感の少ない優れたものであつた。 実施例 2 実施例1と同じポリエチレンテレフタレートを
用いて285℃で溶融紡糸した。紡糸口金は第1図
ハに示す形状のH字形スリツト孔(a=1.6mm、
b=1.6mm、c=0.2mm、e=0.5mm、f=0.4mm、
g=0.2mm)を穿設したもので孔数30のものを用
いた。吐出された糸条に紡糸口金直下45〜345mm
の間を2.5m/secの室温の冷却風を第3図Aの矢
印の方向から吹きつけて冷却し、油剤を付着させ
て3000m/minで引き取つた。紡糸ドラフトは
890倍とした。得られた高配向未延伸糸を80℃で
1.3倍に延伸し、以後は実施例1と同様の処理を
して、単糸デニール10dのふとん綿とした。得ら
れた繊維は断面形状が第2図ハ′の形状で、巻縮
数18個/25mm、巻縮率33%、比容積V1=121cm3/
g、V2=53cm3/g、V3=25cm3/gと非常に優れ
た巻縮特性を示した。 比較例 1 実施例1と同じポリエチレンテレフタレートを
用いて、285℃で溶融紡糸した。紡糸口金は第4
図に示す中空糸用C型スリツト孔(a=2.0mm、
b=1.6mm、C=0.2mm)を穿設したもので孔数30
のものを用い、第4図に示す矢印Qの方向から冷
却風を吹きつけた。その他は実施例1と同様の方
法で紡糸、延伸後弛緩熱処理を行つて、単糸デニ
ール10dのふとん綿とした。紡糸ドラフトは340
倍とした。得られた繊維は横断面が中空で、巻縮
数9.5個/25mm、巻縮率23%、比容積V1=146cm3/
g、V2=50cm3/g、V3=21cm3/gと本発明のも
のと比べて巻縮性が劣り、高荷重下での嵩高性が
劣つていた。 比較例2及び比較例3 冷却風の吹当方向を第3図B及びCのように
し、その他はすべて実施例1と同一条件で製造し
て得た横断面H字形のポリエステル繊維の巻縮性
能を調べたところ、次表の如き結果を得た。尚、
次表には比較のために実施例1のデータも併記し
た。
【表】
上表に示すように、冷却風の吹当方向は完成糸
の巻縮性能に大きな影響を与えることが明らかで
あり、本願発明のようにフイラメントのH字形の
足(突起部)の方向から冷却風を吹き当てること
が良好な巻縮性能を得る上で有効であることがわ
かる。
の巻縮性能に大きな影響を与えることが明らかで
あり、本願発明のようにフイラメントのH字形の
足(突起部)の方向から冷却風を吹き当てること
が良好な巻縮性能を得る上で有効であることがわ
かる。
第1図イ〜ハは本発明にかかる横断面H字形の
合成繊維を製造するためのH字型スリツト孔(ノ
ズル孔)の数例を示す平面図、第2図イ′〜ハ′は
それぞれ第1図イ〜ハに示すH字型スリツト孔が
穿設された紡糸口金を使用して本発明に従つて溶
融紡糸して得られた合成繊維の横断面図、第3図
A〜Cは第1図イに示すH字型スリツト孔を穿設
した紡糸口金から溶融紡出された未固化状態の横
断面H字形の合成繊維フイラメントに対する冷却
気流の吹当状態を説明するための横断平面図、第
4図は従来の中空繊維製造用C字形スリツト孔の
平面図である。 1……横断面H字形のフイラメント、2……横
断面H字形フイラメントの足(突起部)、3……
横断面H字形フイラメントのH字のブリツジ、Q
……冷却気流吹当方向。
合成繊維を製造するためのH字型スリツト孔(ノ
ズル孔)の数例を示す平面図、第2図イ′〜ハ′は
それぞれ第1図イ〜ハに示すH字型スリツト孔が
穿設された紡糸口金を使用して本発明に従つて溶
融紡糸して得られた合成繊維の横断面図、第3図
A〜Cは第1図イに示すH字型スリツト孔を穿設
した紡糸口金から溶融紡出された未固化状態の横
断面H字形の合成繊維フイラメントに対する冷却
気流の吹当状態を説明するための横断平面図、第
4図は従来の中空繊維製造用C字形スリツト孔の
平面図である。 1……横断面H字形のフイラメント、2……横
断面H字形フイラメントの足(突起部)、3……
横断面H字形フイラメントのH字のブリツジ、Q
……冷却気流吹当方向。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 横断面H字形の合成繊維を溶融紡糸する方法
において、紡糸口金から溶融紡出された未固化状
態の横断面H字形の合成繊維フイラメントを、紡
糸口金直下において該フイラメントのH字形の足
(突起部)の方向から冷却気流を吹き当ててフイ
ラメントの横断面に関し非対称的に冷却し、次い
で直ちに又は一旦引き取つた後熱延伸し、しかる
後弛緩熱処理することを特徴とする横断面H字形
の合成繊維の製造法。 2 紡糸口金として第1図イ〜ハに示す如きH字
型スリツト孔が穿設されたものであつて該スリツ
ト孔の各部(a〜e)の寸法が下記(1)〜(4)式を同
時に満足するものを用いる特許請求の範囲第1項
記載の横断面H字形の合成繊維の製造法。 b/a=0.8〜2.5 (1) c/a≦0.25 (2) d/a≦0.25 (3) e≧0.05mm (4) 3 冷却気流を1〜4m/secの速度で紡出フイ
ラメントに直交して吹き当てる特許請求の範囲第
1項又は第2項記載の横断面H字形の合成繊維の
製造法。 4 冷却気流をその最上流面と紡糸口金面との距
離が4〜80mmとなるように吹き当てる特許請求の
範囲第1項、第2項又は第3項記載の横断面H字
形の合成繊維の製造法。 5 紡糸ドラフト(紡糸引取速度/重合体の吐出
線速度)を200倍以上とする特許請求の範囲第1
項乃至第4項のいずれかに記載の横断面H字形の
合成繊維の製造法。 6 合成繊維がポリエステル繊維である特許請求
の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の横断
面H字形の合成繊維の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10847479A JPS5637309A (en) | 1979-08-24 | 1979-08-24 | Production of synthetic fiber with h-shaped cross section |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10847479A JPS5637309A (en) | 1979-08-24 | 1979-08-24 | Production of synthetic fiber with h-shaped cross section |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5637309A JPS5637309A (en) | 1981-04-11 |
JPS621005B2 true JPS621005B2 (ja) | 1987-01-10 |
Family
ID=14485665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10847479A Granted JPS5637309A (en) | 1979-08-24 | 1979-08-24 | Production of synthetic fiber with h-shaped cross section |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5637309A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5972505A (en) * | 1989-04-04 | 1999-10-26 | Eastman Chemical Company | Fibers capable of spontaneously transporting fluids |
US5268229A (en) * | 1992-07-23 | 1993-12-07 | Eastman Kodak Company | Spinneret orifices and filament cross-sections with stabilizing legs therefrom |
GB9918376D0 (en) * | 1999-08-05 | 1999-10-06 | Slack Philip T | Filament production method |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017570A (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-24 | ||
JPS5199109A (ja) * | 1975-02-25 | 1976-09-01 | Kuraray Co | Etsukusujikeiikeidanmenseni oyobi sonoseizoho |
-
1979
- 1979-08-24 JP JP10847479A patent/JPS5637309A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017570A (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-24 | ||
JPS5199109A (ja) * | 1975-02-25 | 1976-09-01 | Kuraray Co | Etsukusujikeiikeidanmenseni oyobi sonoseizoho |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5637309A (en) | 1981-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3468759B2 (ja) | 低光彩及び高い嵩を示す三葉及び四葉フイラメント | |
US3509013A (en) | Composite polypropylene filament | |
US3884030A (en) | Fibrillated foamed textile products and method of making same | |
JP2004509238A (ja) | ポリ(トリメチレンテレフタレート)4チャネル断面ステープルファイバ | |
US5484650A (en) | Hollow fiber identification | |
EP0740000B1 (en) | Use of a modified cross-section fiber for artificial hair | |
JPS621005B2 (ja) | ||
US5733656A (en) | Polyester filament yarn and process for producing same, and fabric thereof and process for producing same | |
JP5578185B2 (ja) | 混綿詰め綿 | |
JPS6147807A (ja) | 捲縮多孔中空繊維及びその製造方法 | |
JPS6323795B2 (ja) | ||
US5527611A (en) | Relating to hollow fiber identification | |
EP0317192B1 (en) | New polyester fiberfill | |
JP4527875B2 (ja) | 捲縮ポリエステル繊維 | |
JPH0120627B2 (ja) | ||
JP2006115987A (ja) | 詰め綿 | |
JP2002061024A (ja) | 捲縮多孔中空繊維 | |
JPH0479674B2 (ja) | ||
EP0038887B1 (en) | Thermally insulating bulky product and method for its manufacture | |
JPH0367122B2 (ja) | ||
JPH0342323B2 (ja) | ||
JPS6163716A (ja) | 芳香繊維 | |
JPH04174753A (ja) | 長繊維不織布 | |
JPH0120628B2 (ja) | ||
JPS6285010A (ja) | 中空多芯芯鞘型複合繊維 |