JPS62100541A - 発泡性共重合樹脂粒子 - Google Patents
発泡性共重合樹脂粒子Info
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- JPS62100541A JPS62100541A JP24029985A JP24029985A JPS62100541A JP S62100541 A JPS62100541 A JP S62100541A JP 24029985 A JP24029985 A JP 24029985A JP 24029985 A JP24029985 A JP 24029985A JP S62100541 A JPS62100541 A JP S62100541A
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- Japan
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- copolymer resin
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- substituted maleimide
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、耐熱性の良好な発泡成形体を得るための発泡
性共重合樹脂粒子に関するものである。
性共重合樹脂粒子に関するものである。
(ロ)従来の技術
ポリスチレン粒子に易揮発性発泡剤を含ませたものは発
泡性ポリスチレン粒子として知られている。この発泡性
ポリスチレン粒子は水蒸気で加熱して予備発泡粒子とし
、閉鎖型の金型に充填して再び加熱すると粒子が型内で
融着して、容易にポリスチレン発泡成形体が得られる。
泡性ポリスチレン粒子として知られている。この発泡性
ポリスチレン粒子は水蒸気で加熱して予備発泡粒子とし
、閉鎖型の金型に充填して再び加熱すると粒子が型内で
融着して、容易にポリスチレン発泡成形体が得られる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
しかしながらポリスチレン発泡成形体は剛性が強く、断
熱性、保形性が良い反面、耐熱性に劣り、また脆弱で耐
薬品性、耐油性にも劣る欠点があった。これを改善する
ために、従来から多くの研究が行なわれている。例えば
特公昭47−4155号明細潜には発泡性のスチレンー
アクリロニl−リル共重合樹脂粒子が提案されでいる。
熱性、保形性が良い反面、耐熱性に劣り、また脆弱で耐
薬品性、耐油性にも劣る欠点があった。これを改善する
ために、従来から多くの研究が行なわれている。例えば
特公昭47−4155号明細潜には発泡性のスチレンー
アクリロニl−リル共重合樹脂粒子が提案されでいる。
しかしながらこの場合、脆弱さ、耐薬品性、耐油性は大
巾に改良されるもののスチレン成分の性質上、耐熱性に
劣り、その発泡成形体を80℃以上の雰囲気に長時間保
つと、収縮或いは膨張を起こし、原形を保つことはでき
ない。
巾に改良されるもののスチレン成分の性質上、耐熱性に
劣り、その発泡成形体を80℃以上の雰囲気に長時間保
つと、収縮或いは膨張を起こし、原形を保つことはでき
ない。
そこで、従来からABS樹脂にみられるようにスチレン
系樹脂の耐熱性を上げる手段として、スチレンの一部或
いは大部分をα−メチルスチレンに置き換える方法も提
案されている。例えば、特開昭59−204629号公
報には二官能性有機過酸化物を用いることにより懸濁重
合で効率よく得られたα−メヂルスチレンーアクリロニ
トリル系発発泡性熱可塑性樹脂粒子提案されており、該
公報の実施例1〜4にはα−メヂルスチレンーアクリロ
ニ]−リルースヂ1.・ン分ニー元11.重合体の発泡
性熱可塑性樹脂粒子が開示され(いる。しかし、これに
1って、As樹脂の発泡成形体に比べて、5ヘ−20℃
の耐熱温度の向上が計られるものの、100℃までが限
度Cあり、110℃以上もの高温の雰囲気下における長
時間の使用には耐えられないという問題点があった。
系樹脂の耐熱性を上げる手段として、スチレンの一部或
いは大部分をα−メチルスチレンに置き換える方法も提
案されている。例えば、特開昭59−204629号公
報には二官能性有機過酸化物を用いることにより懸濁重
合で効率よく得られたα−メヂルスチレンーアクリロニ
トリル系発発泡性熱可塑性樹脂粒子提案されており、該
公報の実施例1〜4にはα−メヂルスチレンーアクリロ
ニ]−リルースヂ1.・ン分ニー元11.重合体の発泡
性熱可塑性樹脂粒子が開示され(いる。しかし、これに
1って、As樹脂の発泡成形体に比べて、5ヘ−20℃
の耐熱温度の向上が計られるものの、100℃までが限
度Cあり、110℃以上もの高温の雰囲気下における長
時間の使用には耐えられないという問題点があった。
本発明は、かかる状況に鑑みなされたものであり、こと
に、100℃以十の高温雰囲気下においても5時間に口
っr、優れた耐熱性ことに寸法安定性を示す発泡成形体
が簡便に得られる発泡性樹脂粒子を提供しようとするも
のである。
に、100℃以十の高温雰囲気下においても5時間に口
っr、優れた耐熱性ことに寸法安定性を示す発泡成形体
が簡便に得られる発泡性樹脂粒子を提供しようとするも
のである。
マレイミド系単量体と、ビニル中量体とからなるマレイ
ミド系共重合体は、高い熱変形温度をイjし、かつ熱安
定性もすぐれていることく高分子論文集第36巻、第1
号、第447頁、1979年発行)は知られでいるが、
かかる共重合体が従来の発泡性樹脂粒子の基材樹脂とし
て使用しうるかどうがは全く知られでいない。この点に
関し、本梵明石らはマレイミド系共重合樹脂を゛応用し
て発泡性共重合樹脂粒子を得るべく鋭意研究を行なった
。その結果、N−置換マレイミドを含む特定の単量体組
成からなりかつ特定の比粘度及び溶剤成分含量の共重合
樹脂粒子を基材樹脂粒子とすることにより、発泡成形性
良く耐熱性の著しく優れた発泡成形体が得られる事実を
見出した。
ミド系共重合体は、高い熱変形温度をイjし、かつ熱安
定性もすぐれていることく高分子論文集第36巻、第1
号、第447頁、1979年発行)は知られでいるが、
かかる共重合体が従来の発泡性樹脂粒子の基材樹脂とし
て使用しうるかどうがは全く知られでいない。この点に
関し、本梵明石らはマレイミド系共重合樹脂を゛応用し
て発泡性共重合樹脂粒子を得るべく鋭意研究を行なった
。その結果、N−置換マレイミドを含む特定の単量体組
成からなりかつ特定の比粘度及び溶剤成分含量の共重合
樹脂粒子を基材樹脂粒子とすることにより、発泡成形性
良く耐熱性の著しく優れた発泡成形体が得られる事実を
見出した。
く二)問題点を解決するための手段及び作用かくして本
発明によれば、下式(丁):HC=CH Ar (式中、Arはアリール基)で示されるN−置換マレイ
ミド0.5〜30ffi 1%、アクリロニトリル15
〜40重量%、α−メチルスチレン40〜70重間%及
び共重合可能な他のビニル単量体0〜20重量%を単量
体組成として構成され、温度30±0.2℃での1 a
/ ’100ylテ1ヘラヒドロフラン溶液の比粘度
ηspが0.3〜1.1でかつ常圧沸点100℃1ス上
の溶剤成分量が1.0重椿%以下であるN−置換マレイ
ミド系共重合樹脂粒子に、易揮発性発泡剤を1〜10重
量%含有しでなることを特徴とする発泡性共重合樹脂粒
子が提供される。
発明によれば、下式(丁):HC=CH Ar (式中、Arはアリール基)で示されるN−置換マレイ
ミド0.5〜30ffi 1%、アクリロニトリル15
〜40重量%、α−メチルスチレン40〜70重間%及
び共重合可能な他のビニル単量体0〜20重量%を単量
体組成として構成され、温度30±0.2℃での1 a
/ ’100ylテ1ヘラヒドロフラン溶液の比粘度
ηspが0.3〜1.1でかつ常圧沸点100℃1ス上
の溶剤成分量が1.0重椿%以下であるN−置換マレイ
ミド系共重合樹脂粒子に、易揮発性発泡剤を1〜10重
量%含有しでなることを特徴とする発泡性共重合樹脂粒
子が提供される。
本発明に43ける単量体として用いるN−置換マレイミ
ドとしては、N−71ニルマレイミド、N−ナフヂルマ
レイミド等が挙げられ、7リール基は1又は複数のハ!
」ゲン原子又は低級アルキル基でd換されていてもよい
。これらのうち、入手し易さ等の点でN−フェニルマレ
イミド又はN−メチルフェニルマレイミドを用いるのが
好ましい。
ドとしては、N−71ニルマレイミド、N−ナフヂルマ
レイミド等が挙げられ、7リール基は1又は複数のハ!
」ゲン原子又は低級アルキル基でd換されていてもよい
。これらのうち、入手し易さ等の点でN−フェニルマレ
イミド又はN−メチルフェニルマレイミドを用いるのが
好ましい。
N−置換マレイミド≠は単量体中0.5〜30小諺%と
される。o、sl量%未満ぐは、得られたブで泡成形体
の耐熱性の向Pがみらねバ(くなり、30重量%を越え
るど共重合樹脂の耐熱性が過度に高くなるため予備発泡
自体が困難どなる。通常、5−.20重量%とするのが
好ましい。α−メヂルスヂレンtは発泡倍率によって決
められ40・へ−7O小開?6の範囲である。40重量
%未満では、5と泡性共φ合樹脂粒子の発泡剤の保持性
が極度に低下するため、5倍以上の発泡成形体を1!′
?られなり4゛Lす、70小吊%を越えると、共重合樹
脂中に未反応α−メチルスチレンが過度に残存するよう
になり、結局、耐熱性を低Fさせるので好ましくない。
される。o、sl量%未満ぐは、得られたブで泡成形体
の耐熱性の向Pがみらねバ(くなり、30重量%を越え
るど共重合樹脂の耐熱性が過度に高くなるため予備発泡
自体が困難どなる。通常、5−.20重量%とするのが
好ましい。α−メヂルスヂレンtは発泡倍率によって決
められ40・へ−7O小開?6の範囲である。40重量
%未満では、5と泡性共φ合樹脂粒子の発泡剤の保持性
が極度に低下するため、5倍以上の発泡成形体を1!′
?られなり4゛Lす、70小吊%を越えると、共重合樹
脂中に未反応α−メチルスチレンが過度に残存するよう
になり、結局、耐熱性を低Fさせるので好ましくない。
通常、50−70重量%とするのが好ま1ノい。
アクリロニトリル酸は15〜40重量%の範囲内で使用
する。、15重量%未満では、脆弱さ、耐薬品性、耐油
性の改良はなされず、40重−%を越えると、ポリアク
リロニトリル鎖の生成により、共重合樹脂の着色と耐熱
性の低下を招くので好ましくない。
する。、15重量%未満では、脆弱さ、耐薬品性、耐油
性の改良はなされず、40重−%を越えると、ポリアク
リロニトリル鎖の生成により、共重合樹脂の着色と耐熱
性の低下を招くので好ましくない。
通常、20〜30重量%とするのが好ましい。
本発明において、上記三種の主単量体成分以外に、共重
合樹脂の改質の点でさらに、共重合可能な他のごニル単
量体を用いてもよい。かかるごニル単量体としてはハ[
]ゲン化スチレンなどの上記α−メチルスヂレン以外の
スチレン誘導体やメチルメタクリレートなどのメタクリ
ル酸誘導体が挙げられ、これらは単独でも混合して用い
てもよい。
合樹脂の改質の点でさらに、共重合可能な他のごニル単
量体を用いてもよい。かかるごニル単量体としてはハ[
]ゲン化スチレンなどの上記α−メチルスヂレン以外の
スチレン誘導体やメチルメタクリレートなどのメタクリ
ル酸誘導体が挙げられ、これらは単独でも混合して用い
てもよい。
これらのうち、ことにその単独重合体のガラス転移点が
ポリスチレンのガラス転移点り100℃)以上である単
量体を用いるのが好ましい。これらビニルール吊イ本の
量は0−・・20重量%ど、yれイ)、20重偵%を越
えると耐熱性を低1・さけるので好;t ly <ない
。
ポリスチレンのガラス転移点り100℃)以上である単
量体を用いるのが好ましい。これらビニルール吊イ本の
量は0−・・20重量%ど、yれイ)、20重偵%を越
えると耐熱性を低1・さけるので好;t ly <ない
。
上記単量体から構成される装置換マし/イミド系共重合
樹脂粒子の比粘度ηS p G、J: 0 、3・・−
1、i 、’。−される。こJで比粘度ηspとは、テ
1−ラヒド[コノラン100xl中1gの共重合樹脂濃
度、温r′tJ30℃±0.2℃の条件下でオスi−ワ
ルド帖度計で測定(、〕た比粘度を意味する。ηspが
0.3未満であると得られた発泡成形体は非常C脆くな
り、実使用に全く耐えない。一方ηspが 1.1を越
えると発泡性共重合樹脂粒子は150″C以上もの水蒸
気で(−〉発泡せず、したがって発泡成形体は得られな
い。通常ηapは0.4〜0゜8が好ましい。
樹脂粒子の比粘度ηS p G、J: 0 、3・・−
1、i 、’。−される。こJで比粘度ηspとは、テ
1−ラヒド[コノラン100xl中1gの共重合樹脂濃
度、温r′tJ30℃±0.2℃の条件下でオスi−ワ
ルド帖度計で測定(、〕た比粘度を意味する。ηspが
0.3未満であると得られた発泡成形体は非常C脆くな
り、実使用に全く耐えない。一方ηspが 1.1を越
えると発泡性共重合樹脂粒子は150″C以上もの水蒸
気で(−〉発泡せず、したがって発泡成形体は得られな
い。通常ηapは0.4〜0゜8が好ましい。
かかる比粘度の制御は後述fる重合条件に、I5ける重
合開始剤最や重合温度を調整するごとにより容易に可能
rある。
合開始剤最や重合温度を調整するごとにより容易に可能
rある。
本発明において、上記N−置換マレイミド系共1合樹脂
粒子の溶剤成分量は1.0弔囁%以下とされる。ここで
溶剤成分量とは、前記tii ia体組成で重合条件に
何して得られた共重合樹脂粒子内に必然的に残存しうる
常圧沸点100℃以上の液状成分の総組を意味し、例え
ば、未反応α−メチルスチレン、α−メチルスチレン単
量体に不純物として含まれる。イソプロピルベンゼン、
アセトフェノン等及び重合開始剤の安全性を高めるため
の希釈剤として使用されているトルエン、ジブチルフタ
レート、ジオクチルフタレート等のいわゆる溶剤や可塑
剤が挙げられる。
粒子の溶剤成分量は1.0弔囁%以下とされる。ここで
溶剤成分量とは、前記tii ia体組成で重合条件に
何して得られた共重合樹脂粒子内に必然的に残存しうる
常圧沸点100℃以上の液状成分の総組を意味し、例え
ば、未反応α−メチルスチレン、α−メチルスチレン単
量体に不純物として含まれる。イソプロピルベンゼン、
アセトフェノン等及び重合開始剤の安全性を高めるため
の希釈剤として使用されているトルエン、ジブチルフタ
レート、ジオクチルフタレート等のいわゆる溶剤や可塑
剤が挙げられる。
かかる溶剤成分量が、1.0重世%を越すと40倍以上
の高発泡倍率の発泡成形体を得ることは可能となるが結
果的には共重合樹脂の軟化点を大幅に低下させることに
なり、従って本発明の目的とする耐熱性の良好な発泡成
形体は全く得られない。
の高発泡倍率の発泡成形体を得ることは可能となるが結
果的には共重合樹脂の軟化点を大幅に低下させることに
なり、従って本発明の目的とする耐熱性の良好な発泡成
形体は全く得られない。
好ましい溶剤成分量は0.5重量%以下である。なお、
常圧沸点100℃未満の溶剤成分は、発泡及び成形を行
なう際に比較的飛散し易く成形体の耐熱性に悪影響を及
ぼさない。かかる知見に基づく溶剤成分量の特定自体、
本願発明の一つの大きな特徴とするものである。かかる
溶剤成分量の制御は、後述する重合条件における重合開
始剤の種類や使用徂を調整したり、重合温度や時間を調
整することにより容易に可能である。
常圧沸点100℃未満の溶剤成分は、発泡及び成形を行
なう際に比較的飛散し易く成形体の耐熱性に悪影響を及
ぼさない。かかる知見に基づく溶剤成分量の特定自体、
本願発明の一つの大きな特徴とするものである。かかる
溶剤成分量の制御は、後述する重合条件における重合開
始剤の種類や使用徂を調整したり、重合温度や時間を調
整することにより容易に可能である。
本発明において、発泡性N−置換マレイミド系共重合樹
脂粒子は通常の懸濁重合法によって得ることができる。
脂粒子は通常の懸濁重合法によって得ることができる。
この際、水性懸濁液に使用される分散剤としては、例え
ば部分鹸化ポリビニルアルコール、ポリアクリルM塩、
ポリビニルビ[1リドン、カルボキシメチルセルローズ
、メチルセルローズ、ステアリン酸カルシウム、■ブレ
ンlゴスステアロアミド等の有機化合物の他、ビロリン
酸カルシ「ンム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、
リン酸マグネシウム、ビロリン酸マグネシウム、酸化マ
グネシウム等の水に難溶性の微粉末からなる無菌化合物
を挙げることができる。分散剤として無機化合物を用い
る際には、ドデシルベンゼンスルフオン酸ソーダ等の界
面活性剤をイノ1用することが好ましい。
ば部分鹸化ポリビニルアルコール、ポリアクリルM塩、
ポリビニルビ[1リドン、カルボキシメチルセルローズ
、メチルセルローズ、ステアリン酸カルシウム、■ブレ
ンlゴスステアロアミド等の有機化合物の他、ビロリン
酸カルシ「ンム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、
リン酸マグネシウム、ビロリン酸マグネシウム、酸化マ
グネシウム等の水に難溶性の微粉末からなる無菌化合物
を挙げることができる。分散剤として無機化合物を用い
る際には、ドデシルベンゼンスルフオン酸ソーダ等の界
面活性剤をイノ1用することが好ましい。
また、上記重合法における重合開始剤は通常のポリスチ
レンの重合に使用されているもので良く、例えばベンゾ
イルパーオキサイド、ターシャリープチルパーベンジェ
−1〜、ラウロイルバーオキザイド、ターシャリ−ブチ
ルパーオキシイソブチレート、ターシャリ−ブチルパー
オキシラウレート、ターシャリ−ブチルパーオキサイド
等の有機過酸化物、アゾビスインブチロニトリル、アゾ
ビスジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物等のが挙げ
られる。
レンの重合に使用されているもので良く、例えばベンゾ
イルパーオキサイド、ターシャリープチルパーベンジェ
−1〜、ラウロイルバーオキザイド、ターシャリ−ブチ
ルパーオキシイソブチレート、ターシャリ−ブチルパー
オキシラウレート、ターシャリ−ブチルパーオキサイド
等の有機過酸化物、アゾビスインブチロニトリル、アゾ
ビスジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物等のが挙げ
られる。
重合処理は60〜140℃の温度で2〜20時間加熱す
ることにより行なうのが適している。
ることにより行なうのが適している。
また、本発明における易揮発性発泡剤としては、プロパ
ン、n−ブタン、1−ブタン、n−ペンタン、i−ペン
タン、n−ヘキサン等の脂肪族炭化水素、メチルクロラ
イド、エチルクロライド、ジクロロジフルオロメタン、
トリクロロフルオロメタン等のハロゲン化炭化水素を挙
げることができ、好ましくはn−ブタン、i−ブタンで
ある。これらの易揮発性発泡剤は前記N−置換マレイミ
ド系共重合樹脂粒子に対して1〜10重量%の割合で含
有するようにして使用される。
ン、n−ブタン、1−ブタン、n−ペンタン、i−ペン
タン、n−ヘキサン等の脂肪族炭化水素、メチルクロラ
イド、エチルクロライド、ジクロロジフルオロメタン、
トリクロロフルオロメタン等のハロゲン化炭化水素を挙
げることができ、好ましくはn−ブタン、i−ブタンで
ある。これらの易揮発性発泡剤は前記N−置換マレイミ
ド系共重合樹脂粒子に対して1〜10重量%の割合で含
有するようにして使用される。
易揮発性発泡剤の含浸は1重合途中に水性懸濁液中に発
泡剤を添加するか、重合後に共重合樹脂粒子を水性懸濁
液に懸濁させた状態で、これに易揮発性発泡剤を添加す
ることによって行なうことができる。
泡剤を添加するか、重合後に共重合樹脂粒子を水性懸濁
液に懸濁させた状態で、これに易揮発性発泡剤を添加す
ることによって行なうことができる。
(ホ)実施例
以下、本発明の実施例を示す。実施例において、部およ
び%はすべで重量部および重量%である。
び%はすべで重量部および重量%である。
実施例1〜3
回転撹拌機付オートクレーブに水100部、第3リン酸
カルシウム0.25部、ドデシルベンゼンスルフォン酸
ソーダ0.004部を入れ均一に分散させ、撹拌下、N
−フェニルマレイミド10部、アクリロニトリル30部
、α−メチルスヂレン60部からなる単量体と、ターシ
ャリブチルパーオキシイソブチレート0.3部、ターシ
ャリブチルパーオキシベンゾエート0.2部、を混合し
てオートクレーブ中に仕込み、90℃で8時間型合を行
なった。次いでブタン5部を加え120℃で6時間発泡
剤を含浸した後、40℃まで冷却し、発泡性N−フェニ
ルマレイミド系発泡性重合樹脂粒子を取り出し、比粘度
(ηsp> (測定条件は、オストワルド粘度計、テ
トラヒドロフラン1001!中1g共重合体濃度、温度
30℃±0.2℃)及び100℃以上の沸点を有する溶
剤成分潰(溶剤+可塑剤量)を測定した。
カルシウム0.25部、ドデシルベンゼンスルフォン酸
ソーダ0.004部を入れ均一に分散させ、撹拌下、N
−フェニルマレイミド10部、アクリロニトリル30部
、α−メチルスヂレン60部からなる単量体と、ターシ
ャリブチルパーオキシイソブチレート0.3部、ターシ
ャリブチルパーオキシベンゾエート0.2部、を混合し
てオートクレーブ中に仕込み、90℃で8時間型合を行
なった。次いでブタン5部を加え120℃で6時間発泡
剤を含浸した後、40℃まで冷却し、発泡性N−フェニ
ルマレイミド系発泡性重合樹脂粒子を取り出し、比粘度
(ηsp> (測定条件は、オストワルド粘度計、テ
トラヒドロフラン1001!中1g共重合体濃度、温度
30℃±0.2℃)及び100℃以上の沸点を有する溶
剤成分潰(溶剤+可塑剤量)を測定した。
得られたN−フェニルマレイミド系発泡性共重合樹脂粒
子のうち粒子径0.59〜1.00mmのものを105
℃の水蒸気で加熱してカサ倍数10倍に予備発泡した後
、閉鎖型の金型に充填し、水蒸気で加熱することにより
400mmX 200mmX10mmの外観の美しい融
着の良い発泡成形体を得た。そこで耐熱試験として、こ
の発泡成形体を105℃及び110℃の熱風循環式恒温
槽内に24時間、500時間及び1000時間放置した
後の、初期寸法に対する寸法変化率を測定した。
子のうち粒子径0.59〜1.00mmのものを105
℃の水蒸気で加熱してカサ倍数10倍に予備発泡した後
、閉鎖型の金型に充填し、水蒸気で加熱することにより
400mmX 200mmX10mmの外観の美しい融
着の良い発泡成形体を得た。そこで耐熱試験として、こ
の発泡成形体を105℃及び110℃の熱風循環式恒温
槽内に24時間、500時間及び1000時間放置した
後の、初期寸法に対する寸法変化率を測定した。
測定結果を表1に示した。
実施例2.3
!+111体組成をそれぞれ表1とした以外は実施例1
と同様にしてN−フェニルマレイミド系発泡性共重合樹
脂粒子をl? 、評価した結果を表1に示した。
と同様にしてN−フェニルマレイミド系発泡性共重合樹
脂粒子をl? 、評価した結果を表1に示した。
実施例4
N−フェニルマレイミドの代りにN−メチルフェニルマ
レイミドを使用した以外は実施例1と同様にしてN−フ
ェニルマレイミド系発泡性共重合樹脂粒子を得、評価し
た結果を表1に示した。
レイミドを使用した以外は実施例1と同様にしてN−フ
ェニルマレイミド系発泡性共重合樹脂粒子を得、評価し
た結果を表1に示した。
比較例1
ターシャリブチルパーオキシイソブチレートを0.6部
とし、 100℃で4時間重合を行なった以外は実施例
1と同様にしてll−フェニルマレイミド系発泡性共重
合樹脂粒子を得、評価した結果を表1に示した。
とし、 100℃で4時間重合を行なった以外は実施例
1と同様にしてll−フェニルマレイミド系発泡性共重
合樹脂粒子を得、評価した結果を表1に示した。
比較例2
タージャリブデルパーオキシイソブチレートを0.15
部とし、75℃で16時間重合を行なった以外は実施例
1と同様にしてN−フェニルマレイミド系発泡性共重合
樹脂粒子を得、評価した結果を表1に示した。
部とし、75℃で16時間重合を行なった以外は実施例
1と同様にしてN−フェニルマレイミド系発泡性共重合
樹脂粒子を得、評価した結果を表1に示した。
比較例3
ターシャリブチルパーオキシベンゾエートを0.02部
どした以外は実施例1と同様にしてN−フェニルマレイ
ミド系発泡性共重合樹脂粒子を得、評価した結果を表1
に示した。
どした以外は実施例1と同様にしてN−フェニルマレイ
ミド系発泡性共重合樹脂粒子を得、評価した結果を表1
に示した。
比較例4
単量体組成を表2と1、さらに分離量調節剤としてター
シャリドデシルメルカプタン0.3部を単量体に添加し
た以外は実施例1と同様にして発泡性樹脂粒子を得、評
価した結果を表2に示した。
シャリドデシルメルカプタン0.3部を単量体に添加し
た以外は実施例1と同様にして発泡性樹脂粒子を得、評
価した結果を表2に示した。
比較例5
単は体組成を表2とした以外は実M例1と同様にして発
泡性樹脂粒子を得、評価した結果を表2に示した。
泡性樹脂粒子を得、評価した結果を表2に示した。
比較例6
市販耐熱性ビーズ[「セキスイダイラークビーズ」積水
化成品工業社製を使用し、実施例1と同様の評価をした
結果を表2に示した。
化成品工業社製を使用し、実施例1と同様の評価をした
結果を表2に示した。
(以下余白、次頁へ続く。)
(へ)発明の効果
この発明の発泡性共重合樹脂粒子によれば、高温雰囲気
下ことに 110℃下という環境下においても長時間に
亘って優れた耐熱性ことに寸法安定性を示す発泡成形体
を得ることができる。
下ことに 110℃下という環境下においても長時間に
亘って優れた耐熱性ことに寸法安定性を示す発泡成形体
を得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Arはアリール基)で示される、N−置換マレ
イミド0.5〜30重量%、アクリロニトリル15〜4
0重量%、α−メチルスチレン40〜70重量%及び共
重合可能な他のビニル単量体0〜20重量%を単量体組
成として構成され、温度30±0.2℃での1g/10
0mlテトラヒドロフラン溶液の比粘度ηspが0.3
〜1.1でかつ常圧沸点100℃以上の溶剤成分量が1
.0重量%以下であるN−置換マレイミド系共重合樹脂
粒子に、易揮発性発泡剤を1〜10重量%含有してなる
ことを特徴とする発泡性共重合樹脂粒子。 2、比粘度が0.4〜0.8である特許請求の範囲第1
項記載の樹脂粒子。 3、溶剤成分量が0.5重量%以下である特許請求の範
囲第1項記載の樹脂粒子。 4、N−置換マレイミドが、N−フェニルマレイミド又
はN−低級アルキル置換フェニルマレイミドである特許
請求の範囲第1項記載の樹脂粒子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24029985A JPS62100541A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 発泡性共重合樹脂粒子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24029985A JPS62100541A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 発泡性共重合樹脂粒子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100541A true JPS62100541A (ja) | 1987-05-11 |
JPH0512385B2 JPH0512385B2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=17057400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24029985A Granted JPS62100541A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 発泡性共重合樹脂粒子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62100541A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3815454A1 (de) * | 1988-05-06 | 1989-11-16 | Schloemann Siemag Ag | Biege- und ausbalanciervorrichtung fuer axial verschiebbare walzen eines walzgeruestes |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122932A (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-21 | Hitachi Chem Co Ltd | 発泡性スチレン系樹脂粒子 |
JPS59149933A (ja) * | 1983-02-17 | 1984-08-28 | Hitachi Chem Co Ltd | 発泡性スチレン系樹脂粒子 |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP24029985A patent/JPS62100541A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122932A (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-21 | Hitachi Chem Co Ltd | 発泡性スチレン系樹脂粒子 |
JPS59149933A (ja) * | 1983-02-17 | 1984-08-28 | Hitachi Chem Co Ltd | 発泡性スチレン系樹脂粒子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0512385B2 (ja) | 1993-02-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |