JPS5962664A - 難燃性発泡体用樹脂組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、朔燃性発泡体用樹脂組成物に関するものであ
る。詳しくは、発泡性ポリマーに塩化ビニノ希厨脂を混
合してなる難燃性発泡１本川樹脂組成物に関するもので
ある。

従来、ポリスチレン系、ポリエチレン系発泡体は建材等
の分野に使用されているか、易燃性であるため特に建材
分野に使用する際、燃焼の懸念かあった。これを改良す
るだめ三酸化アンチモン、水酸化アルミニウム、硼酸塩
等の無機系輔燃剤や、芳香族系炭化水累化合物−まだは
非芳香族系炭化水素化合物のハロゲン誘導体の有機系難
燃剤が７ム加利用されていたが未だその効果は充分でな
かった。

そして５１１ｊ　ｍ系＆１燃剤（はポリマーと不相溶の
ため発泡性を低下せしめる、また従来の有機系難燃剤は
低分子化合物であるため成形中にチ１１！散、逸散して
作業環境を悪化せしめると共に、これらの化合物は比較
的高価である等の欠点があった。

本発明はかかる欠点を改良した発泡性ポリマーと塩化ビ
ニル系樹脂を混合してなる難燃性発泡体用樹脂組成物に
関するものである。

本発明では、発泡性ポリマー１００重量部当り塩化ビニ
ル系樹脂が１〜３０重量部、好捷しくば３〜２０重ｔ１
１部混合してなる組成物が好ましい。

これは、発泡性ポリマー１００°口↓量部当り、塩化ビ
ニル系樹脂が１重量部より少ないと難燃性改良効果が少
なく、寸だ３０亀量部より多くなると発泡性が低下する
からである。

不発り」の発泡性ポリマーとは、スチレンを主成分とす
るスチレン系ポリマー、エヂレンー酢酸ビニル共重合体
、ポリフレクン系ポリマー等の公知の発泡性ポリマーが
あげられる。また塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニルとこれと共重合しつる他のビニルモノマ
ー七の共重合体、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリチン
とこれと共相：合しうる他のビニルモノマーとの共重合
体等があげられる。

本発明では、混合する塩化ビニル系樹脂の粒子径が小さ
い程良い。これは粒子径が小さい程、発泡性ポリマーと
の混合性がよいため発泡性、難燃性が向上するからであ
る。小粒子径の塩化ビニル糸樹脂は一般の乳化重合法で
便利に得られる。

塩化ビニル系樹脂と発泡性ポリマーの混合方法としては
、これらのものを機械的にブレンドし、ついで押出機等
で加熱溶融混合するか、あるいは塩化ビニル系樹脂の存
在下で、発泡性ポリマーの原料となる単量体を重合させ
る事によって生成する発泡性ポリマー中に塩化ンニル系
樹脂を含有させることとする混合法がある。これらはい
づれの方法であってもよい。

以下に本発明の実施例を示すが、これらは何ら本発明を
限定するものでない。

実施例１ 通常の乳化重合法で得た平均粒子径０．８μのポリ塩化
ビニルと、通常の乳化重合法で得た平均粒子径０．７μ
のポリスチレン１００重量部とを凝固・脱水・乾燥後ス
ーパーミキサーでブレンドした。

ついでこのブレンド物を４０ｍ１／ｍ押出機で押出し、
ペレットを作製した。

’ｊ’ｌＬ燃性は、このペレットを゛加熱プレスして３
ｍｍ角で長さ５σのテストピースを作り、ガスノく−ナ
ーで慾やし、炎から離した時の燃焼性を調べた。

発泡性は、１ｌｊｄ圧容器にペレット１００部当り、水
２００部、ブタン８部を装填し、１１３°Ｃで７時間加
圧含浸せしめた。冷却后、ビーズ化したペレットを収り
出し、１００°Ｃの水蒸気に３分間接触し発泡さした。

この時の発泡前と発泡后の体積（メスシリング−で測定
）＊化率を発泡性尺度とした。

結果を第１表に示す。

表１ ※１　燃焼性：Ａガスバーナーから離すと消える。

Ｂ　　　　　　　／ｌ　　　　　　Ｌばらく燃えやがて
消える。

Ｃ／／　　　　　炎を」二 げて炎える。

表１より、燃焼性はポリ塩化ビニルが１％以上、好まし
くは３％以上あれば良いことが分かる。

また発泡性はポリ塩化ビニル含量が少ない程良いことが
分かる。

実施例２ 】ｍ常の乳化重合法で得た平均粒子径０．５μのポリ塩
化ビニリデンラテックスと通常の乳化重合法で得た平均
粒子径０．５μのα−メチルスチレンースチレン共重合
体ラテックスを、ポリマー濃度が５／１．００（重（Ｂ
、比）になる様にラテックスブレンドし、ついで熱凝固
し脱水乾燥した。この乾燥物を実施例１七同様にペレッ
ト化し、難燃性、発泡性を調べだ。その結果、燃焼性の
評価はＡて、発泡性は２３であった。ポリ塩化ビニリデ
ンがない局舎、燃焼性はＣで発泡性は４７であった。

実施例３ 撹拌翼を備えだ内容積５０１重合器にスチレン１５ｋｇ
、メチルメタアクリレート］、ｋｇ、イオン交換水３０
に９、部分ケン化ポリ酢酸ビニル１５ｇ１ベンゾイルパ
ーオキサイド４０ｇ、及び乳化重合法てイ４子だ平均粒
子径０．５μの塩化ビニル−塩化ビニリチン共重合体１
１０ｇを仕込み、脱気后９０°Ｃで６時間３０分重合し
て平均粒子径７００μのピース状のポリマーを得た。

このピース状ポリマーを加熱プレスして３　ｍｍ角で長
さ５ｃｍのテストピースを作り、実施例１と同じ方法で
燃焼性を調べた。壕だ、ビーズ状ポリマーの発泡性も実
施例１と同様にして調べた。その結果、燃焼性評価はＡ
で、発泡性評価は３０てあった。

時計出願人　　鐘淵化学工業株式会社 代丼人　　　弁理士　浅野真−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■９発泡性ポリマーと塩化ビニル系樹脂を混合してなる
   難燃性発泡体用樹脂組成物。 ２、発泡性ポリマー１００重量部に対し塩化ビニル糸樹
   脂が１〜３０重市部である特許請求の範囲第１項記載の
   難燃性発泡体用樹脂組成物。 ３、特許請求の範囲第１項において、発泡性ポリマーが
   スチレン糸ポリマーからなる％ｍ　ｅＡ　’ｌｌ発発泡
   体用樹脂組成物 ４、特♂に請求の範囲第１項において、塩化ビニル系樹
   脂が乳化重合法で得られる微小粒子の塩化ビニル系樹脂
   である難燃性発泡体用樹脂組成物。 ５、特ＩＦａ１８］′末の範囲第１項において、発泡性
   ポリマーとポリ塩化ビニル系樹脂の混合方法か、塩化ビ
   ニル系樹脂存在下で、発泡性ポリマーの原料となる単量
   体を重合させて、生成する発泡性ポリマー中に塩化ビニ
   ル系樹脂を含イ１させることによって混合することを特
   徴とする難燃性発泡体用樹脂組成物。