JPS6199511A - 圧延機における上下ロ−ルの異トルク制御方法 - Google Patents
圧延機における上下ロ−ルの異トルク制御方法Info
- Publication number
- JPS6199511A JPS6199511A JP59222435A JP22243584A JPS6199511A JP S6199511 A JPS6199511 A JP S6199511A JP 59222435 A JP59222435 A JP 59222435A JP 22243584 A JP22243584 A JP 22243584A JP S6199511 A JPS6199511 A JP S6199511A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- control
- rolling
- torque
- different
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/46—Roll speed or drive motor control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、圧延機における上下ロールの速度またはトル
クを変えて圧延を行う異トルク制御方法に係り、特に異
トルク制御に生じる誤差（オフセット）を補正して精度
よく制御しうるものに関する。
クを変えて圧延を行う異トルク制御方法に係り、特に異
トルク制御に生じる誤差（オフセット）を補正して精度
よく制御しうるものに関する。
圧延機の上下ロールを異トルクで制御する方法として、
上ロールと下ロールのトルクの合計が一致するようにト
ータルトルクを制御する方法がある（特願昭５８−１１
５９０８号公報）。この異トルク制御方法によれば、上
ロールの駆動モータの電流（′ｒｔ流Ｉ＝トルクτ、但
し、磁束＝一定）の設定が圧下率（ｈ／Ｈ，ｈ、出側板
厚、Ｈ：入側板厚）！／Ｃ大幅に左右され、また種々の
圧延諸元（板幅、変形抵抗等）の誤差等により出側板厚
に誤差が生じ易いという問題がある。また、等速トルク
圧延から異速圧延への移行はきわめてむずかしいもので
あるが、特願昭５８−１１５９０８号公報には等速また
は等トルク圧延より異トルク圧延に推移していく方法に
ついての記載がない。
上ロールと下ロールのトルクの合計が一致するようにト
ータルトルクを制御する方法がある（特願昭５８−１１
５９０８号公報）。この異トルク制御方法によれば、上
ロールの駆動モータの電流（′ｒｔ流Ｉ＝トルクτ、但
し、磁束＝一定）の設定が圧下率（ｈ／Ｈ，ｈ、出側板
厚、Ｈ：入側板厚）！／Ｃ大幅に左右され、また種々の
圧延諸元（板幅、変形抵抗等）の誤差等により出側板厚
に誤差が生じ易いという問題がある。また、等速トルク
圧延から異速圧延への移行はきわめてむずかしいもので
あるが、特願昭５８−１１５９０８号公報には等速また
は等トルク圧延より異トルク圧延に推移していく方法に
ついての記載がない。
本発明は、圧延機の異トルク制御において、圧下率を等
トルク（ｈ＝Ｈ）から異トルク（ｈ／Ｈ）まで円滑に移
行しうるとともに、異トルク制御に伴う板厚偏差を消去
補正しうる異トルク制御方法を提供することを目的とす
る。
トルク（ｈ＝Ｈ）から異トルク（ｈ／Ｈ）まで円滑に移
行しうるとともに、異トルク制御に伴う板厚偏差を消去
補正しうる異トルク制御方法を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するために、本発明による異トルク制御
方法は、上ロール九対して定出力制御を行ない、下ロー
ルに対しては定速度制御を行うこととし、上ロールにお
ける異トルク誤差（設定誤差）ヲロールスタンドの出側
に設けた厚み計により淡出した目標厚みと実際の厚みと
の偏差（Δｈ）にてトルク修正するとともに、ある偏差
以上の誤差が住じた場合はこれを圧延圧力設定誤差とし
、厚み偏差（Δｈ）を圧下装置に反映させるようにした
点に特徴を有する。
方法は、上ロール九対して定出力制御を行ない、下ロー
ルに対しては定速度制御を行うこととし、上ロールにお
ける異トルク誤差（設定誤差）ヲロールスタンドの出側
に設けた厚み計により淡出した目標厚みと実際の厚みと
の偏差（Δｈ）にてトルク修正するとともに、ある偏差
以上の誤差が住じた場合はこれを圧延圧力設定誤差とし
、厚み偏差（Δｈ）を圧下装置に反映させるようにした
点に特徴を有する。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明す１
る０ まず、異速又は異トルク圧延を行う際の動作原理につい
て説明する。第１図（ａ）に示すように鋼板等の圧延材
１を４段圧延機にて圧延する場合、上下ロール２，３の
速度又はトルクを変えることにより高圧下（ｈ／Ｈ）が
できるという利点がある。
る０ まず、異速又は異トルク圧延を行う際の動作原理につい
て説明する。第１図（ａ）に示すように鋼板等の圧延材
１を４段圧延機にて圧延する場合、上下ロール２，３の
速度又はトルクを変えることにより高圧下（ｈ／Ｈ）が
できるという利点がある。
この場合、上下ロール２．３の速度比（Ｖ／ｖ）又は人
出側の板厚比（Ｈ／ｈ）を異速率といい、異速率を大き
くしていくに従って上ロール２のトルクは制動側（低く
又は逆）Ｋ下ロール３は増大する。そして、この上下ロ
ール２．３のトルクの合計は等しいという原理よシ、上
モーター９のトルクの制御を以下に述べる方法にて制−
するものである。
出側の板厚比（Ｈ／ｈ）を異速率といい、異速率を大き
くしていくに従って上ロール２のトルクは制動側（低く
又は逆）Ｋ下ロール３は増大する。そして、この上下ロ
ール２．３のトルクの合計は等しいという原理よシ、上
モーター９のトルクの制御を以下に述べる方法にて制−
するものである。
以下、本発明の実施例を第２図により説明する。
第２図において、上下ロール２．３は圧延速度を異にし
て異速又は異トルク圧延を行う。圧延材１は上記上下ロ
ール２．３を備えた４段（６段も同様）圧延機によって
母材板厚Ｈのものが製品板厚りに圧延される。
て異速又は異トルク圧延を行う。圧延材１は上記上下ロ
ール２．３を備えた４段（６段も同様）圧延機によって
母材板厚Ｈのものが製品板厚りに圧延される。
この圧延過程において、下ロール３はその回転速度が出
側板速度Ｖとほぼ同一の速度となるように、速度検出器
７からフィードバックされる検出値に基づき自動速度制
御装置（ＡＳＲ） ６Ｖｃよシ下ロール３の電ＩＪｈ機
５を制御し、定速制御される。
側板速度Ｖとほぼ同一の速度となるように、速度検出器
７からフィードバックされる検出値に基づき自動速度制
御装置（ＡＳＲ） ６Ｖｃよシ下ロール３の電ＩＪｈ機
５を制御し、定速制御される。
一方、上ロール２は定出力制御され、次の３つの要素に
より制御される。第１の制御は上ロール２に対する速度
（電圧）制御でろり、上ロール２を圧下率（ｈ／Ｈ）分
だけ遅い制動速度で回転させて上下ロール２．３間で引
張りまたは引抜き圧延を行わせるものである。この制御
を行うために、上ロール２の電動機９の回転速度を下ロ
ール３の回転速度（申出側板速度Ｖ）により圧下車補正
（ｈ／Ｈ）Ｌ、さらに、この値に補正器１６にてスリッ
プ分（α）を乗じ（Ｘ−ｈ／Ｈ）上ロール２に対する速
度指令Ｖ′を作る。この速度指令Ｖ′に基づき速度ｆｌ
ｉｌＪ御装置（ＡＶ几）１５はサイリスタ装置１４を制
御し、上ロール２の電動機９磁束を制御し、上ロール２
の電圧または速度を所定の値にする。
より制御される。第１の制御は上ロール２に対する速度
（電圧）制御でろり、上ロール２を圧下率（ｈ／Ｈ）分
だけ遅い制動速度で回転させて上下ロール２．３間で引
張りまたは引抜き圧延を行わせるものである。この制御
を行うために、上ロール２の電動機９の回転速度を下ロ
ール３の回転速度（申出側板速度Ｖ）により圧下車補正
（ｈ／Ｈ）Ｌ、さらに、この値に補正器１６にてスリッ
プ分（α）を乗じ（Ｘ−ｈ／Ｈ）上ロール２に対する速
度指令Ｖ′を作る。この速度指令Ｖ′に基づき速度ｆｌ
ｉｌＪ御装置（ＡＶ几）１５はサイリスタ装置１４を制
御し、上ロール２の電動機９磁束を制御し、上ロール２
の電圧または速度を所定の値にする。
第２の制御は、引張り力（Ｔ）の制御である。
これを行うために、電動機９の主回路電流（Ｉ）を−ｊ
Ｌ流積検出器１３よシ測定し、電流制御装置（ＡＣＲ，
）１１によりサイリスタ装置１０を介して調整する。電
流制御装置（ＡＣＲ）１１への引張シカ（Ｔ）の設定は
、圧延材１の変形抵抗、板幅等の諸元により決定し、設
定器１２を介して行う。すなわち、第１図（ｂ）に示し
たトルクカーブにおい、で、上ロール２の電動機９の主
回路電流工と磁束φの関係と、次に示す（１）式と（２
）式の関係とがうに）、速度Ｖと電圧Ｅを制御すること
により上ロール２のトルクｒ ｙ ｏｃ 工とすること
ができる。
Ｌ流積検出器１３よシ測定し、電流制御装置（ＡＣＲ，
）１１によりサイリスタ装置１０を介して調整する。電
流制御装置（ＡＣＲ）１１への引張シカ（Ｔ）の設定は
、圧延材１の変形抵抗、板幅等の諸元により決定し、設
定器１２を介して行う。すなわち、第１図（ｂ）に示し
たトルクカーブにおい、で、上ロール２の電動機９の主
回路電流工と磁束φの関係と、次に示す（１）式と（２
）式の関係とがうに）、速度Ｖと電圧Ｅを制御すること
により上ロール２のトルクｒ ｙ ｏｃ 工とすること
ができる。
ｒｌ＝φ・工 ・・・・・・・・・・
・・（１）但し、 次に、第３の制御は、誤差の補正である。以上の第１と
第２の制御により設定された圧下率、スリップ、変形抵
抗、板幅等に誤差があった場合には出側板厚（Ｈ）が所
定の板厚とはならなくなる。
・・（１）但し、 次に、第３の制御は、誤差の補正である。以上の第１と
第２の制御により設定された圧下率、スリップ、変形抵
抗、板幅等に誤差があった場合には出側板厚（Ｈ）が所
定の板厚とはならなくなる。
そこで、第２図に示す上下ロール２，３の出側に厚み計
１７を設置し、設定厚み（ｈ）と実際の厚みとの偏差Δ
ｈを平均的誤差として補正する。すなわち、厚み計１７
からの偏差Δｈを積分制御器１８に入力し、かつ偏差Δ
ｈが所定の範囲内となるようリミッタ−１９を通し、そ
の範囲内であれば、トルク変換してΔ工として電動機９
の電流制御装置（ＡＣＲ）１１に入力する。トルク変換
はトルフッ丁＝φ工であり、工はΔｈの関数であること
から理解しうる。
１７を設置し、設定厚み（ｈ）と実際の厚みとの偏差Δ
ｈを平均的誤差として補正する。すなわち、厚み計１７
からの偏差Δｈを積分制御器１８に入力し、かつ偏差Δ
ｈが所定の範囲内となるようリミッタ−１９を通し、そ
の範囲内であれば、トルク変換してΔ工として電動機９
の電流制御装置（ＡＣＲ）１１に入力する。トルク変換
はトルフッ丁＝φ工であり、工はΔｈの関数であること
から理解しうる。
一方、前記範囲を越えた場合には初期の圧延荷重がミス
設定と判断し、別に設けた不感帯要素２０に出力せしめ
、この不感帯要素２０から圧下装置４を移動させる信号
ΔＳを圧下装置４１Ｃ与えることによ）初期の板厚とな
るようトルク補正を行う。
設定と判断し、別に設けた不感帯要素２０に出力せしめ
、この不感帯要素２０から圧下装置４を移動させる信号
ΔＳを圧下装置４１Ｃ与えることによ）初期の板厚とな
るようトルク補正を行う。
以上を要約すると、下ロールに対しては自動速（え６．
工、え８□）６つ、、工。７□。、１度Ｖに一致するよ
う定速制御を行ない、上ロールに対しては圧下率（ｈ／
Ｈ）に比例して上ロールの電動機９の界磁制御を行うこ
とくよ、？）ルクを変化させるとともに、圧下率以外の
諸元に関するものを上ロールの電動機の主回路電流を制
御することで調整し、かつ諸元に含まれる誤差等により
発生する出側板厚偏差を厚み計の出力偏差Δｈで補正す
る。換元すれば、圧下率のよう釦予め設定応答が遅くて
よいものと、板厚偏差の補正のように高速応答が必要と
されるものを分離して制御するようにしたものである。
工、え８□）６つ、、工。７□。、１度Ｖに一致するよ
う定速制御を行ない、上ロールに対しては圧下率（ｈ／
Ｈ）に比例して上ロールの電動機９の界磁制御を行うこ
とくよ、？）ルクを変化させるとともに、圧下率以外の
諸元に関するものを上ロールの電動機の主回路電流を制
御することで調整し、かつ諸元に含まれる誤差等により
発生する出側板厚偏差を厚み計の出力偏差Δｈで補正す
る。換元すれば、圧下率のよう釦予め設定応答が遅くて
よいものと、板厚偏差の補正のように高速応答が必要と
されるものを分離して制御するようにしたものである。
以上述べたように、本発明によれば、圧延機の異トルク
制御において、圧下率を等トルク（ｈ＝Ｈ）から異トル
ク（ｈ／Ｈ）ｔで円滑に移行しうるとともに異トルク制
御に際して発生する板厚偏差を消去補正することができ
る。
制御において、圧下率を等トルク（ｈ＝Ｈ）から異トル
ク（ｈ／Ｈ）ｔで円滑に移行しうるとともに異トルク制
御に際して発生する板厚偏差を消去補正することができ
る。
第１図（ａ）は本発明の制御原理の説明図、第１図（ｂ
）は異速率に対するトルクの変化を示す特性図、第２図
は本発明の実施例を示すブロック図である。 １・・・圧下装置、２・・・上ロール、３・・・下ロー
ル、４・・・被圧延材、５・・・下ロール厄動機、６・
・・速度制御装置、７．１３・・・速度検出器、８・・
・速度指令、９・・・上ロール電動機、ｌＯ・・・主回
路サイリスタ、１１・・・主回路電流制御、１２・・・
電流（トルク）設定値、１４・・・界磁サイリスタ、１
５・・・界磁速度制御、１６・・・圧下率補正器、１７
・・・厚み計、１８・・・積分制御器、１９・・・出力
リミッタ−，２０・・・不感帯器。
）は異速率に対するトルクの変化を示す特性図、第２図
は本発明の実施例を示すブロック図である。 １・・・圧下装置、２・・・上ロール、３・・・下ロー
ル、４・・・被圧延材、５・・・下ロール厄動機、６・
・・速度制御装置、７．１３・・・速度検出器、８・・
・速度指令、９・・・上ロール電動機、ｌＯ・・・主回
路サイリスタ、１１・・・主回路電流制御、１２・・・
電流（トルク）設定値、１４・・・界磁サイリスタ、１
５・・・界磁速度制御、１６・・・圧下率補正器、１７
・・・厚み計、１８・・・積分制御器、１９・・・出力
リミッタ−，２０・・・不感帯器。
Claims (1)
- １、圧延機の上下ロールを異速または異トルクで制御す
る方法において、下ロールに対して圧延材の出側速度と
ほぼ一致するよう定速制御を行ない、上ロールに対して
は圧下率に比例して当該下ロールの駆動電動機の界磁制
御を行うとともに、圧下率以外の圧延諸元に関するもの
を前記駆動電動機の主回路電流制御によりトルク制御し
、異トルク圧延時に発生する出側板厚偏差を圧延機の出
側で検出した板厚偏差に基づき圧下調整により補正する
ことを特徴とする圧延機における上下ロールの異トルク
制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59222435A JPS6199511A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 圧延機における上下ロ−ルの異トルク制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59222435A JPS6199511A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 圧延機における上下ロ−ルの異トルク制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6199511A true JPS6199511A (ja) | 1986-05-17 |
Family
ID=16782347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59222435A Pending JPS6199511A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 圧延機における上下ロ−ルの異トルク制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6199511A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009057820A1 (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-07 | Nippon Steel Corporation | 板圧延機およびその制御方法 |
| JP2010260066A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Nippon Steel Corp | 板圧延機及びその制御方法 |
-
1984
- 1984-10-23 JP JP59222435A patent/JPS6199511A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009057820A1 (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-07 | Nippon Steel Corporation | 板圧延機およびその制御方法 |
| JP4538088B2 (ja) * | 2007-11-02 | 2010-09-08 | 新日本製鐵株式会社 | 板圧延機およびその制御方法 |
| JPWO2009057820A1 (ja) * | 2007-11-02 | 2011-03-17 | 新日本製鐵株式会社 | 板圧延機およびその制御方法 |
| KR101214348B1 (ko) | 2007-11-02 | 2012-12-20 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 판 압연기 및 그 제어 방법 |
| US8720242B2 (en) | 2007-11-02 | 2014-05-13 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Rolling mill for a plate or a sheet and its control technique |
| JP2010260066A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Nippon Steel Corp | 板圧延機及びその制御方法 |
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