JPS6199045A

JPS6199045A - 空冷形空気調和装置

Info

Publication number: JPS6199045A
Application number: JP59218220A
Authority: JP
Inventors: Isamu Sudo; 勇須藤; Osamu Matsushima; 修松島; Mitsuru Ichimura; 市村　充; Tetsuo Suenaga; 末永　徹夫
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1984-10-19
Filing date: 1984-10-19
Publication date: 1986-05-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、空気を熱源とし、年間を通じて冷房を行うこ
とのできる空気調和装置に関するものである。

（従来の技術）従来この種の装置は、通常、被空気調和室内に設置され
る抜空気調和室内側熱交換装置（以下室内機という）と
屋外に設置される被空気調和室外　−側熱交換装置（以
下室外機という）とを冷媒配管で連結してなるものであ
り、外気による熱交換のみが可能な構成であった。

屋外に室外機が設置されているので、冬季における冷房
運転時の外気温度の低下に伴う凝縮温度の低下を防止す
るため室外機の送風量をコントロールし凝縮圧力の低下
を防いだり、自然通風による凝縮圧力の低下全防止する
ために、第３図に示すように防風フードを室外機の機器
の検温に用いることか行なわれた。第３図において、１
は室外機、３２はファン用フード、３３は熱交換器用フ
ードである。室外機１は被覆に適する材質のファン用フ
ード３２および熱交換器用フード３３によって被覆され
ていて、図示してないが、公知技術により熱交換器に直
接当らないように処置されている。また、第４図に示す
ように、室外機３１内の熱交換器２の凝縮器１次側に高
圧制御弁３４を設け、冷媒の凝縮圧力を制御することも
行なわれている。第４図において、３は送風機、５は受
液器、１６は室内機、１８￥′！、室内側送風機、１７
は同じく熱交換器、１９は圧縮機、２ｏはアキュムレー
タ、２１は膨張弁、２２は冷媒配管である。

（発明が解決しようとする問題点）年間を通じて冷房を行うことのできる空気調和装置を従
来前記のように構成していたが、寒冷地や山間部で気温
低下の激しい地域および積雪の多い地域では正常な運転
が困難であり、該空気調和装置を使用できない場合もあ
った。すなわち、前記第３図に示した如くフードを用い
て室外機を被覆したシ、第４図に示した如く凝縮器１次
側に高圧制御弁を設けて冷媒の凝縮圧力全制御するとい
う手段を講じても、冬季における冷房運転時、外気温度
の低下に伴って、凝縮温度が低下し、これによυ凝縮圧
力も低下するため高圧側と低圧側の圧力差が不足し、膨
張弁の動作が不安定となシ、該空気調和装置の故障を起
す原因となっていた。

また外気温度が一１５℃以下となると該空気調和装置の
実際的に運転が不可能であった。従って正常な運転を確
保するため、前記原因を取り除く必要があった。

（問題点を解決するための手段）前記問題点を解決するため、室外機と被冷房室に熱源を
有する室内機とを冷媒配管してなる冷房専用の空冷形空
気調和装置において、屋外に開口する吸気口および排気
口を具備した１台乃至複数台のユニット型室外機を専用
室内に設置するとともに、該専用室を冷房運転効率維持
の適温、例えば約１５°〜２５℃に保持する手段を設け
る構成とした。また少くとも１台は室外に開口する吸気
口および排気口を具ω１′ｉシた複数台のユニット型室
外機を、専用室内に設置するとともに、専用室内の室温
を前記適温に保持する手段を設ける構成とした。前記ユ
ニット型室外機とは、つぎのようなものである。

すなわち、本出願人の出願に係る昭和５９年７月２１日
付、昭ｆＤ５９年実用新案登録題第１０９５７０号のヒ
ートポンプ型空気調和装置（以下ユニット型室外機とい
う）であって、室外機としてユニット型の筐体上各部分
に各機能を有する部材を搭載して構成したものであって
、その詳細は以下の本発明の実施例で図面とともに説明
する。

（作　用）上記の通り本発明を構成したので、本発明による空冷形
空気調和装置は、前記寒冷地等で年間を通じて冷房運転
を行なっても、ユニット型室外機が専用室に設置されて
いて、また専用室の室温が前記適温に保持されているの
で、激しい戸外の気温低下や積雪の影響にも支障なく正
常な運転が可能となるように作用する。

（実施例）本発明の１実施例を第１図（ａ）　（ｂ）で示す。（ａ
）図は、実施例の要部を説明する側断面図である。（ｂ
）図は全体の構成を示す説明図である。（ａ）図におい
て′、１はユニット型室外機である。４はユニット型室
外機１を設置する専用室である。この図では専用室４に
は、１台のユニツ）型室外機１が図示でれているが、必
要に応じて複数台数設置され必要な装置が附加される。

ユニット型室外機１は、ユニ、ト型の筐体の各部分に各
機能を有する部材を搭載して構成したものであって、図
示の筐体上部の左側には専用室４への送気口６を有し、
右側に（７筐体からダクト１２で接続された屋外８への
排気口１０を有している。上部中央には前記送気口６と
排気口１０への流路を択一できる送排気側切替ダンパ１
５が設けられている。筒体下部の圧側には専用室４から
の吸気口５を有し、右側には筐体からダクトｌｌで接続
きれた屋外８からの吸気口９を有している。下部中央に
は前記吸気口５と吸気口９への流路を択一できる吸気側
切替グン・′Ｐ１４が設けられている。筐体の上部と下
部の中間部の室体１３には、上部側に送風機３が設けて
あり、下部側には熱交換器２である凝縮器が冷媒配管２
２に接続でれている。送・排気側切替ダンパ１５および
吸気側切替ダンパ１４の切替位置により吸気・排気の流
路が筐体下部から上部に向い形成され、例えば図のダン
パの位置では矢印の方向になる。

以上説明したユニット型室外機１が前記昭和５９年実用
新案登録願第１０９５７０号のものである。

本発明においては、前記の通シ専用室４内にこのユニッ
ト型室外機１を、専用室４内に送気口６と吸気口５が開
口し、また壁７を貫通して屋外側吸気口９と屋外側排気
口ＩＯが屋外８に開口するように配置しである。また専
用室４内と屋外８の適宜な個所に例えばサーモスタット
等よりなる室内温度センサ２４、室外温度センサ２５を
配設して、その温度の如何によシ、図示してない駆動装
置によシ前記切替ダンパ１５，１４を自動切替するよう
になっている。（ｂ）図は室内機１６と室外機ｌとを冷
媒配管２２で接続してなる本発明の全体構成と夫りの部
材の配置を示しである。室内機１６は公知のものであり
説明は省略する。

第２図（、）乃至（ｅ）は本発明の実施例におけるダン
パの動作位置と空気の流れを示すものである。図（、）
乃至（ｅ）には室内、室外温度センサ２４．２５および
ダンパの駆動装置は図示を省略した。またこれらの図に
おいて、黒矢印は屋外８の空気の動く方向を示し、白矢
印は専用室４内の空気の動く方向を示した。

第２図（ａ）は、夏季、中間季等で外気温度が約１５℃
以上ある場合における、冷房運転時の動作例を示してい
る。ユニット型室外機１内で「屋外側給気口９−室体１
３−屋外側排気口１０」の様に連通ずる。屋外８の空気
は、送風機３により、屋外側吸気口９から吸気され室体
１３に設けられている熱交換器２にて冷媒から凝縮熱を
取り、屋外側排気口１０から排気される。前記冷媒は、
前記冷媒配管２２により第１図（ｂ）に図示した前記室
内機１６に至υ前記熱交換器１７にて蒸発し、前記被空
気調和室内の空気から熱を取り、該被空気調和室を冷房
する。

第２図（ｂ）　、　（ｃ）は冬季、外気温度が１５℃未
満の場合の動作例を示し、（ｂ）図に示すようにユニッ
ト型室外機ｌ内で、「屋内側吸気口５−室体１３−屋内
側送気口６」の様に連通し被空気調和室の熱を専用室４
に放熱し、壁体７がら伝熱にょシ外気８に熱を捨てる。

専用室４の室温が一定温度を越えて上昇した場合は（ｃ
）図に示すように切替ダンパ１４．１５の位置を動して
、専用室４内の空気と屋外８の空気を混合して熱交換を
行う事で放熱量を自動的にコントロールするもので、専
用室４の室温は前記適温に保持きれる。

第２図（ｄ）は外気８よシの空気の取入れ、第２図（ｅ
）は専用室４内の排気の動作例を示したものであるが、
詳細は省略する。

第２図（ｆ）に示す如く専用室４にユニット型室外機ｌ
が複数台設置されている場合は、第２図（ｄ）に図示し
た外気取入れに使用したものと１第２図（ｅ）に図示し
た排気に使用したものとを用いることで、専用室４の室
温をコノトロールすることによシ効率の良い、放熱温度
に維持することができる。又この制御はサーモスタット
の使用によυ自動的に制御することがで会る。

（発明の効果）以上説明したように、冬季や中間季における冷房運転の
場合に、本発明の実施による空冷形空気調和装置を用い
ることにより、外気温度の低下や積雪等による外的条件
の変化に対して従来の如く、圧力制御弁や防雪フードを
付加したり、上屋をかけたりすることもなく、安定した
運転を行うことができる。また、圧力制御弁を付加して
も運転が不可能な実際的に一１５°以下の低外気温度の
発生する地域においても、本発明の実施により運転が可
能となる。

また、専用室として事務室に本発明の実施に係るユニッ
ト型室外機を設置した場合は、冬季破窒気調和室内の排
熱を事務室暖房用熱諒として利用できること、又室内設
置であるから、日光や風雨のえいきようを直接うけない
から効率アップと長寿命化を図ることができる等の利点
がちるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示しく、）図は実施例要部
の側断面図、（ｂ）図は、全体の構成説明図である。第
２図（、）乃至（ｅ）は本発明の実施例の動作説明図で
ある。（ａ）図は外気温度が１５℃以上の場合、（ｂ）
　、　（ｃ）図は外気温度が１５℃未満の場合、（ｄ）
図は空気の取入れ、（ｅ）図は排気の動作例の説明図で
ある。第２図（ｆ）は本発明の他の実施例の説明図であ
る。第３図は従来技術の説明図、第４図は他の従来技術
の説明図である。ｌ・・・ユニット型室外機、２・・・熱交換器、３・・
・送風機、４・・・室外機の専用室、５・・・屋内側吸
気口、６・・・屋内外送気口、８・・・屋外、９・・・
屋外側吸気口、ｌＯ・・・屋外側排気口、１１．１２・
・・ダクト、１３・・・室体、１４．１５・・・ダンパ
、１６・・・室内機、１２・・・熱交換器、１８・・・
送風機、１９・・・圧縮機、２０・・・アキュムレータ
、２１・・・膨張弁、２２・・・冷媒配管、２３・・・
ドレンパン・　２４．２５・・・Ｉｔセンサ。第２図（ａ）　　　　　　第２図（ｂ）第２図（Ｃ）智第２図（ｄ）　　　　第２図（ｅ）３１・室外機３２・ファン月２−ド３３・・熱交換器用フード第４．因

Claims

【特許請求の範囲】

（１）室外機と被冷房室に熱源を有する室内機とを冷媒
配管してなる冷房専用の空冷形空気調和装置において、屋外に開口する吸気口および排気口を具備した１台乃至
複数台のユニット型室外機を専用室内に設置するととも
に、該専用室内を冷房運転効率維持の適温に保持する手段を
設けたことを特徴とする空冷形空気調和装置。
（２）室外機と被冷房室に熱源を有する室内機とを冷媒
配管してなる冷房専用の空冷形空気調和装置において、少くとも１台は室外に開口する吸気口および排気口を具
備した複数台のユニット型室外機を、専用室内に設置す
るとともに、該専用室内を冷房運転効率維持の適温に保持する手段を
設けたことを特徴とする空冷形空気調和装置。