JPS6197487A - 特殊視認性布帛 - Google Patents
特殊視認性布帛Info
- Publication number
- JPS6197487A JPS6197487A JP59216954A JP21695484A JPS6197487A JP S6197487 A JPS6197487 A JP S6197487A JP 59216954 A JP59216954 A JP 59216954A JP 21695484 A JP21695484 A JP 21695484A JP S6197487 A JPS6197487 A JP S6197487A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- formulas
- hydrogen
- carbon atoms
- tables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coloring (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、低圧ナトリウム灯光源下で有彩色に見える色
を有する特殊視認性布帛に関するものである。
を有する特殊視認性布帛に関するものである。
(ロ)従来の技術
従来から、目的に応じて種々の照明方式が採用されてお
り、その光源も様々なものが使用されている。特にトン
ネル、高速道路等では、光透過性などの点から、低圧ナ
トリウム灯が使用されている。しかしながら、低圧ナト
リウム灯は、588〜590nmの波長の光のみを発す
る光源であり、一般の色は全て無彩色に見えるという欠
点を有している。即ち、一般の照明下では、明瞭に識別
できる色相も、低圧ナトリウム打丁では殆ど識別できず
、従ってこのような照明下では、例えばトンネル。
り、その光源も様々なものが使用されている。特にトン
ネル、高速道路等では、光透過性などの点から、低圧ナ
トリウム灯が使用されている。しかしながら、低圧ナト
リウム灯は、588〜590nmの波長の光のみを発す
る光源であり、一般の色は全て無彩色に見えるという欠
点を有している。即ち、一般の照明下では、明瞭に識別
できる色相も、低圧ナトリウム打丁では殆ど識別できず
、従ってこのような照明下では、例えばトンネル。
高速道路等において、一般に市販されている通常の色相
の衣服などを着用した作業者は、車の運転者から視認さ
れに<<、作業上危険が多い。
の衣服などを着用した作業者は、車の運転者から視認さ
れに<<、作業上危険が多い。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
本発明は、上記のごとき低圧ナトリウム灯の照明下にお
いても、特定の色相が視認できる布帛を提供しようとす
るものである。
いても、特定の色相が視認できる布帛を提供しようとす
るものである。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用本発明は、
スルホイソフタル酸成分が0.8〜2.5モル%の共重
合ポリエチレンテレフタレート繊維からなる布帛であっ
て、下記(1)式及び(2)式で表される染料のうちの
少なくとも1種類で染色されていることを特徴とする特
殊視認性布帛である。
スルホイソフタル酸成分が0.8〜2.5モル%の共重
合ポリエチレンテレフタレート繊維からなる布帛であっ
て、下記(1)式及び(2)式で表される染料のうちの
少なくとも1種類で染色されていることを特徴とする特
殊視認性布帛である。
基、(II)、 (IV)、 (V)は水素又は炭
素数1〜5の炭化水素残基である。) 素残基、([)、(■)、(X)は水素又は炭素数1〜
3の炭化水素残基である。) 本発明の特殊視認性布帛(以下本発明の布帛という、)
は、スルホイソフタル酸成分(以下SIPという、)を
0.8〜2.5モル%の範囲で、ポリエチレンテレフタ
レートと共重合させた共重合ポリエチレンテレフタレー
ト繊維からなり、布帛の形態としては、織物1編物、不
織布などがある。SIPを上記の範囲で共重合した共重
合ポリエチレンテレフタレート繊維は、通常のポリエチ
レンテレフタレート繊維と同程度の高強力を有し、しが
も上記(1)式及び(2)式で表されるカチオン染料タ
イプの特殊染料で容易に染色することができ、低圧ナト
リウム打丁でも有彩色に見えるものが得られる。
素数1〜5の炭化水素残基である。) 素残基、([)、(■)、(X)は水素又は炭素数1〜
3の炭化水素残基である。) 本発明の特殊視認性布帛(以下本発明の布帛という、)
は、スルホイソフタル酸成分(以下SIPという、)を
0.8〜2.5モル%の範囲で、ポリエチレンテレフタ
レートと共重合させた共重合ポリエチレンテレフタレー
ト繊維からなり、布帛の形態としては、織物1編物、不
織布などがある。SIPを上記の範囲で共重合した共重
合ポリエチレンテレフタレート繊維は、通常のポリエチ
レンテレフタレート繊維と同程度の高強力を有し、しが
も上記(1)式及び(2)式で表されるカチオン染料タ
イプの特殊染料で容易に染色することができ、低圧ナト
リウム打丁でも有彩色に見えるものが得られる。
通常のポリエチレンテレフタレート繊維は、前記特殊染
料で染色することができず、本発明の目的とする特殊視
認性布帛は得られない。ポリエチレンテレフタレートと
共重合させるSIPの量は、0.8〜2.5モル%の範
囲内にあることが必要である。共重合させるSIPが0
.8モル%未満では、染料の染着性が不良であり、又2
,5モル%を超えると繊維強度が低下して、実用上不適
当である。
料で染色することができず、本発明の目的とする特殊視
認性布帛は得られない。ポリエチレンテレフタレートと
共重合させるSIPの量は、0.8〜2.5モル%の範
囲内にあることが必要である。共重合させるSIPが0
.8モル%未満では、染料の染着性が不良であり、又2
,5モル%を超えると繊維強度が低下して、実用上不適
当である。
次に、本発明の、上記のごとく、所定範囲の5IPを共
重合した共重合ポリエチレンテレフタレート繊維からな
る布帛は、上記(1)式及び(2)式で表される特殊染
料の少なくとも1種類で染色されている。ところで上記
特殊染料は、波長588〜590nmの光により、波長
590nm以上の螢光を発する赤色系の螢光色に染色す
ることができる。従って上記特殊染料で染色された本発
明の布帛は、波長588〜590nmの光のみを発する
低圧ナトリウム灯の照明下でも有彩色に見える特性が付
与される。
重合した共重合ポリエチレンテレフタレート繊維からな
る布帛は、上記(1)式及び(2)式で表される特殊染
料の少なくとも1種類で染色されている。ところで上記
特殊染料は、波長588〜590nmの光により、波長
590nm以上の螢光を発する赤色系の螢光色に染色す
ることができる。従って上記特殊染料で染色された本発
明の布帛は、波長588〜590nmの光のみを発する
低圧ナトリウム灯の照明下でも有彩色に見える特性が付
与される。
上記(11式で表される染料は、通常アルキルアミノフ
ェノール類に無水フタル酸を反応させることによりi#
られ、具体例としては、下記のものが挙げられる。
ェノール類に無水フタル酸を反応させることによりi#
られ、具体例としては、下記のものが挙げられる。
上記(2)式で表される染料を得る方法としては、ジア
ミノトルエン、トルイジン及びアニリンから合成スる方
法、ジアミノトルエン、アルキルニトロソアニリンから
合成する方法、フェニルジアミン、アニリン、トルイジ
ンから合成する方法などがある。(2)式で表される染
料の具体例として、下記のものが挙げられる。
ミノトルエン、トルイジン及びアニリンから合成スる方
法、ジアミノトルエン、アルキルニトロソアニリンから
合成する方法、フェニルジアミン、アニリン、トルイジ
ンから合成する方法などがある。(2)式で表される染
料の具体例として、下記のものが挙げられる。
上記SIP共重合ポリエチレンテレフタレート繊維から
なる布帛を、(1)弐又は(2)式で表される染料で染
色する際の染色方法は、繊組、あるいは糸条を染色した
後編織して染色布帛とする先染法や、布帛を編織成した
後染色する後染法のいずれでもよい。染色条件は、布帛
の構造等により異なるが、通常は120〜140°C5
10〜60分間で行えばよい。
なる布帛を、(1)弐又は(2)式で表される染料で染
色する際の染色方法は、繊組、あるいは糸条を染色した
後編織して染色布帛とする先染法や、布帛を編織成した
後染色する後染法のいずれでもよい。染色条件は、布帛
の構造等により異なるが、通常は120〜140°C5
10〜60分間で行えばよい。
(ボ)実施例
すl・リウムスルホイソフタル酸を1.5モル%共重合
した共重合ポリエチレンテレフタレート繊維マルチフィ
ラメント糸(150D/48F )を用いて平織物(織
密度:経100本/吋、緯80本/吋)を織成した。こ
の織物を精練後、前記(7)の構造式を有する染料を1
%O,W、F、含む染浴中で、130°C520分間の
染色を行って、本発明の布帛を得た。
した共重合ポリエチレンテレフタレート繊維マルチフィ
ラメント糸(150D/48F )を用いて平織物(織
密度:経100本/吋、緯80本/吋)を織成した。こ
の織物を精練後、前記(7)の構造式を有する染料を1
%O,W、F、含む染浴中で、130°C520分間の
染色を行って、本発明の布帛を得た。
比較例として、ナトリウムスルボイソフタル酸を、(T
)0.2モル%及び(■)3モル%をそれぞれ共重合し
た共重合ポリエチレンテレフタレート繊維マルチフィラ
メント糸を用いて、前記実施例と同様に織成、精練及び
染色を行った。
)0.2モル%及び(■)3モル%をそれぞれ共重合し
た共重合ポリエチレンテレフタレート繊維マルチフィラ
メント糸を用いて、前記実施例と同様に織成、精練及び
染色を行った。
得られた本発明の実施例布帛及び各比較例布帛の引裂強
力並びにC標準光源下での色相及び低圧ナトリウム灯光
源下での色相を第1表に示す。
力並びにC標準光源下での色相及び低圧ナトリウム灯光
源下での色相を第1表に示す。
第1表から明らかなごとく、本発明の布帛のみが、低圧
ナトリウム打丁でも有彩色となり、しかも強力もすぐれ
ていた。
ナトリウム打丁でも有彩色となり、しかも強力もすぐれ
ていた。
(へ)発明の効果
本発明の特殊視認性布帛は、上記のごとき構成からなり
、すぐれた強力を保持するとともに、鮮やかなオレンジ
、赤、ピンクの色相を有し、しかも通常の色相では全て
無彩色にしか見えない588〜590nmの光のみを発
する、低圧ナトリウム灯光源下でも有彩色に見えるもの
であって、例えばかかる本発明の布帛を用いて形成した
衣服等を着用しておけば、前記の低圧すトリウム灯によ
る照明が採用されているl・ンネル、又は道路等におけ
る作業者も、走行する車の運転者からもよく視認されて
、危険が回避され、又舞台等においても特殊な色彩効果
を演出できる、などの格別の効果を奏するものである。
、すぐれた強力を保持するとともに、鮮やかなオレンジ
、赤、ピンクの色相を有し、しかも通常の色相では全て
無彩色にしか見えない588〜590nmの光のみを発
する、低圧ナトリウム灯光源下でも有彩色に見えるもの
であって、例えばかかる本発明の布帛を用いて形成した
衣服等を着用しておけば、前記の低圧すトリウム灯によ
る照明が採用されているl・ンネル、又は道路等におけ
る作業者も、走行する車の運転者からもよく視認されて
、危険が回避され、又舞台等においても特殊な色彩効果
を演出できる、などの格別の効果を奏するものである。
Claims (1)
- (1)スルホイソフタル酸成分が0.8〜2.5モル%
の共重合ポリエチレンテレフタレート繊維からなる布帛
であって、下記(1)式及び(2)式で表される染料の
うちの少なくとも1種類で染色されていることを特徴と
する特殊視認性布帛。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(1) (但し、( I )は−O−(A)、又は▲数式、化学式
、表等があります▼基で、(A)、(B)は水素又は炭
素数1〜5の炭化水素残基、(III)は▲数式、化学式
、表等があります▼基で、(A′)、(B′)は水素又
は炭素数1〜5の炭化水素残基、(II)、(IV)、(V
)は水素又は炭素数1〜5の炭化水素残基である。) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(2) (但し、(VII)及び(IX)は▲数式、化学式、表等が
あります▼基で、(A″)、(B″)は水素又は炭素数
1〜3の炭化水素残基、(VI)、(VIII)、(X)は水
素又は炭素数1〜3の炭化水素残基である。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59216954A JPS6197487A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 特殊視認性布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59216954A JPS6197487A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 特殊視認性布帛 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6197487A true JPS6197487A (ja) | 1986-05-15 |
Family
ID=16696518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59216954A Pending JPS6197487A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 特殊視認性布帛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6197487A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017071888A (ja) * | 2011-08-04 | 2017-04-13 | 旭化成株式会社 | 耐久撥水性ポリアミド繊維布帛及びその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725364A (en) * | 1980-07-22 | 1982-02-10 | Showa Kagaku Kogyo Kk | Dyestuff salt |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP59216954A patent/JPS6197487A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725364A (en) * | 1980-07-22 | 1982-02-10 | Showa Kagaku Kogyo Kk | Dyestuff salt |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017071888A (ja) * | 2011-08-04 | 2017-04-13 | 旭化成株式会社 | 耐久撥水性ポリアミド繊維布帛及びその製造方法 |
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