JPS6197061A - 塗装方法およびスプレイ・ノズル - Google Patents

塗装方法およびスプレイ・ノズル

Info

Publication number
JPS6197061A
JPS6197061A JP22023384A JP22023384A JPS6197061A JP S6197061 A JPS6197061 A JP S6197061A JP 22023384 A JP22023384 A JP 22023384A JP 22023384 A JP22023384 A JP 22023384A JP S6197061 A JPS6197061 A JP S6197061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
compressed air
pattern
spray nozzle
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22023384A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Suishiyu
水主 安男
Shinji Fujita
伸二 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OMIYA KOGYO KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
OMIYA KOGYO KK
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OMIYA KOGYO KK, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical OMIYA KOGYO KK
Priority to JP22023384A priority Critical patent/JPS6197061A/ja
Publication of JPS6197061A publication Critical patent/JPS6197061A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、噴霧塗料の広がり制御と塗料損失の減少を図
る塗装方法およびその方法に用いるスプレイ・ノズルに
関するものである。
(ロ)従来技術 従来、例えば造船、橋梁等に使用される厚鋼板は、ユー
ザまでの移送期間、さらにはユーザにおける加工までの
保管期間等に鋼板表面の発錆を防止する目的で、メーカ
において一次防錆塗装が施されている。
ところで、このよ5 ft−次防錆塗装は、塗装ライン
の上下またはいずれか一方に、ライ/と一定の距離を隔
てかつラインに対して直角方向に往復移動可能に設置し
たスプレイ・ノズルを備えた塗装機で、一定の速度で移
送される被堕装材に塗料を噴射している。塗装機は高圧
ポンプから配管またはホースをかいして、スプレイ・ノ
ズルに圧送されてくる調合された塗料を被塗装材表面に
霧状に噴射し塗装を行つ。シたがって、被塗装材lは第
2図に示すように、千鳥状に塗装されるので、塗装部2
は2回塗りされることになる。   。
第3図に示すように、塗装ラインより一定の距離を隔て
た位置にスプレイ・ノズル3を配した塗装機では、スプ
レイ・ノズル3と被堕装材1の表面との距離、すなわち
被塗装材1の厚み(toまたは11)により被凌装面上
で得られる塗布パターンC1oまたは11)が異なる。
第3図゛において、4は塗料噴射パターン、θは噴射角
、5は搬送ローラ、矢印6は被塗装材1の移送方向、矢
印7はスプレイ・ノズル3の移動方向をそれぞれ示す0
塗料噴射パターン4が噴射角θのノズル3を用いて被塗
装材1を塗布した場合、厚みtoの被塗装材10表面に
形成される堕布パターンの長さく被塗装材長手方向)は
loであるのに対し、厚みtlの被塗装材1ではそれが
11となり、厚みが大きくなるに従い塗布パターンの長
さは短かくなる。
塗料噴射パターンは、使用されるスプレイ・ノズルの口
径により決まり、ノズルを取り替えることによって、塗
料噴射パターンを板厚に応じて変え、これにより塗布パ
ター/を一定にすることは可能であるが、非能率的であ
る。前述のように、被塗装材の厚みにより塗布パターン
が異なることは、スプレイ・ノズルの往復移動速度、被
塗装材の移送速度、塗料吐出量が同じとすれば、厚物材
と薄物材とでは塗膜厚が変化する。塗布パターンが広く
なる薄物材では、塗布パターンの両端部で塗布される所
が3回塗りとなり、塗装表面上の塗膜厚が変化する。
さらに、従来のスプレイ・ノズルでは、圧空で搬送され
てくる塗料をノズル先端より噴霧状に噴射しているため
、噴霧塗料が、スプレイ・ノズルと被塗装材間で一部が
大気中に飛散したり、被塗装材表面に当った塗料が一部
跳返り、その跳返り塗料が前記と同様大気中に飛散し塗
料損失が発生する。
塗布パターンを一定にする問題の解決策としては、被塗
装材の厚みに応じてスプレイ・ノズルを昇降させる方法
がある。しかし、この方法は塗装材自体の構造が複雑と
なり設備費用が嵩む。塗料損失を防止する問題の解決策
としては、実開昭53−64162号公報に塗装ガンの
前面に一定の間隔で圧縮空気を噴射する空気噴射口を配
した環状体を取付け、塗装部周囲に局部的にエアー・カ
ーテンを形成する装置が開示されている。しかし、この
装置は、塗料損失を減少するが、噴射パターンを制御す
ることはできない。
(/ウ  発明が解決しようとする問題点本発明が解決
しようとする問題点は、スプレイ・ノズルの交換や昇降
を必要とせずに、塗料の塗布パターンを自由に制御でき
、しかも塗料の損失を防止することのできる方法および
スプレイ・ノズルを得ることにある0 に)問題点を解決するための手段 本発明の塗装方法は、塗装ラインの上下またはいずれか
一方に、該ラインより一定の距離を隔てかつ該ライン直
角方向に往復移動可能にスプレイ・ノズルを配置し、被
塗装材を一定の速度で搬送させつつその表面を塗装する
方法において、前記スプレイ・ノズルより塗装面に噴射
される噴霧状の塗料長円錐形パターンの外周を、該スプ
レイ・ノズルより噴射される圧縮空気流で包囲すること
によって、上記問題点を解決している0本発明のスプレ
イ・ノズルは、中央部に塗料噴射口を有し、該塗料噴射
口の周囲に圧縮空気噴射口を設けることによって、上記
問題点を解決している。
前記塗装方法においては、被塗装材の厚みに応じて前記
圧縮空気流の流量および圧力を調整して前記噴霧状の塗
料長円錐形パターンの形状を制御することが好ましい。
(ホ)実施例 第4図は、本発明の塗装方法の概略を示す。被塗装材1
は、搬送ローラ5(チェーン・コンベアでもよい)にて
矢印方向へ一定速度で移送される。
ラインを横架して設けられた門形支柱8に保持されチェ
ーン駆動等により往復移動する台車9に取り付けられた
スプレイ・ノズル3により噴射される塗料が被塗装材1
0表面に塗布される。本発明法では、スプレイ・ノズル
3より塗料と併せて圧縮空気を噴射する。
第、1図は、本発明のスプレィ−ノズル3を示す。
塗料噴射口11は、ノズル先端部の中心で外部の塗料調
合タンク(図示せず)にて調合され、高圧ポンプ(図示
せず)にて配管、またはホース等をかいして塗料供給口
12に圧送され塗料通路13に送り込まれた塗料を噴霧
状に噴出する。一方、圧縮空気噴射口14は、塗料噴射
口11の外周部に形成されコンプレッサ(図示せず)に
て配管、またはホース等をかいして圧縮空気供給口15
に圧送され圧縮空気通路16に送り込まれた圧縮空気を
噴出する。塗料供給口12に供給された余分な塗料は塗
料戻り口17よシ調合タンクへ戻される。制御用エヤ供
給口19かもの圧空によって、バネ20を伸縮させてニ
ードル弁18を左右に移動させて塗装の吹出し・吹終り
を制御する。
スプレイ・ノズル3を塗装ラインの上下または、いずれ
か一方に、ラインに対して一定の距離を隔てて配し、被
塗装材1を一定速度で移送させっつスプレイ・ノズル3
をラインと直角方向に一定速度で往復移動させる。この
とき、スゲレイ・ノズル3の先端から塗料供給口12、
塗料通路13をへて圧送された塗料を塗料噴射口11か
ら被塗装材1に向けて噴霧状に噴射する。この塗料の噴
射と併せて、圧縮空気供給口15、圧縮空気通路16を
へて圧送された圧縮空気を圧縮空気噴射口14より噴射
し、圧縮空気で第5図および第6図に示すように、噴霧
塗料210回りにエア・カーテン22を形成し噴霧塗料
21が大気中に飛散するのを防止する。
このエア・カーテン用の圧縮空気の圧力は、塗料の吐出
圧より大きくしすぎると噴霧塗料21が乱れ、また低す
ぎるとその効果は小さくなる。したがって、1.5〜2
.0〜が好ましい。
さらに、本発明は、被塗装材1の厚みに応じて圧縮空気
の圧力および流量を調整し、常に一定の塗布パターンに
制御することができる。例えば、第7図に示すように、
塗装ラインより高さH=300.0所に、噴霧塗料21
の広がり角θ=80°(圧縮空気を用いず塗料のみのと
き)のスプレイ・ノズル3を配し、厚みto=10mm
、tl =100flの被塗装材10表面に塗布する。
厚み10市の被塗装材の場合、その塗布パターンの長さ
l。
は約420 mであるのに対し、厚み100 rrrm
の被塗装材では1l=290+nmとなり、厚物材と薄
物材とでその塗布パターンの長さが異なり膜厚が変動す
る。
したがって、薄物材、厚物材でも同様の塗布パターンの
長さが得られるように圧縮空気の流量、圧力を調整して
破線で示す塗料噴射パターンにする。この所定の噴射パ
ターンにするのに必要な圧縮空気の圧力および流量は予
め第8図に示すような圧力と流量との関係を実験等によ
り求めておく。
空気圧1〜、流量20 Nm3/ mi nの圧縮空気
で塗布した場合、塗布パターンの長さが440mm  
である。この条件で厚物材を塗布した場合、塗布パター
ンは小さくなる。したがって、同様の塗布パターンとす
るために空気圧および流量を2〜および15 N”3/
 minとする。
く具体的実施例工〉 塗料噴射口のロ径=0.61圏(0,0241in )
、圧縮空気噴射口の間隔= 0.5 rm、塗料の広が
り角θ=80°の第1図に示すスプレイ・ノズルを塗装
ラインより300mmの高さに配し、鋼板移送速度=9
6”/min sスプレイ・ノズルの横行速度=4゜O
−/min、板厚25 ran X幅3000mmX長
さ8000 mmの鋼板を本発明法と従来法で、それぞ
れ25枚にウォッシュ系プライマ(犬日本塗料のプリマ
イトS −100)を塗布した。
本発明法は、110%のポンプ圧にて圧送されてきた塗
料と併せて圧縮空気噴射口より1.5〜2.0〜の圧縮
空気を噴射し、噴霧塗料の回りにエア・カーテンを形成
しつつ塗装した。また、従来法は、圧縮空気を噴射せず
前記と同様の圧力で圧送されてきた塗料のみで塗装した
。このようにして塗装した鋼板の塗膜厚を測定した結果
を第9図および第10図に示す。第9図および第10図
よりわかるように、本発明法では大気中への塗料の飛散
が無(なり、同量の塗料で得られる塗膜厚が厚くなり塗
料損失が減少する。
〈具体的実施例■〉 具体的実施例Iと同様のスプレイ・ノズルを用いて、同
様の配置高さ、鋼板移送速度、スプレィ−ノズルの横行
速度で、板厚6wX幅2000..x長さ8000 w
xと板厚100mX幅2000wX長さ8000 tt
rxrの鋼板に対し、同様の塗料を用い目標目付量15
μで本発明法と従来法で塗装した。
本発明法は110〜で圧送されてきた塗料の噴射と併せ
て圧縮空気噴射口より板厚6mのときは圧力、流量を1
.5製、20 ”L3/n i nまた・板厚100頭
のときは2.5〜.15 Nm34nの圧縮空気を噴射
し、塗布パターンがそれぞれ420簡になるように制御
した。
これに対して、従来法は圧縮空気を用いず前記と同様の
圧力で圧送されてきた塗料のみで塗装した。したがって
、板厚6鰭のときの塗布パターンの長さは420yms
板厚100 mのときは290mmであった。このよう
属して塗装した後の膜厚バラツキを調べた結果、本発明
法では、バラツキレンジで8μであったのに対し従来法
は12μとバラツキが大きかった。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明にもとづくスプレイ・ノズルの縦断面図
。第2図は縦来の塗装方法を示す被塗装材の平面図。第
3図は従来の塗装方法を示す説明図。第4図は本発明の
塗装方法を示す説明図。第5図は本発明の方法による塗
料の噴射パターンの縦断面図。第6図は第5図のW−w
線からみた横断斜視図。第7図は本発明の方法の実施例
の説明図。第8図は所望の塗料の噴射パターンを得るた
めにつくられた実験結果を示すグラフ。第9図は本発明
の方法の実施例の結果を示すグラフ。第10図は従来の
方法の実施例の結果を示すグラフ。 1:被塗装材     2:塗装部 3ニスグレイ・クズ/l/4:塗料噴射パターン5:搬
送ローラ    8;門形支柱 9;台車      11:塗料噴射口12;塗料供給
口   13:塗料通路14;圧縮空気噴射口 15:
圧縮空気供給口16:圧縮空気通路  17:塗料戻り
ロ18:二−ドル弁  19:弁制御用エア供給口21
:噴霧塗料  22:エア・カーテン特許出願人 住友
金属工業株式会社 (外5名) 空気圧Ckg/crn2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗装ラインの上下またはいずれか一方に、該ライ
    ンより一定の距離を隔てかつ該ライン直角方向に往復移
    動可能にスプレイ・ノズルを配置し、被塗装材を一定の
    速度で搬送させつつその表面を塗装する方法において、
    前記スプレイ・ノズルより塗装面に噴射される噴霧状の
    塗料長円錐形パターンの外周を、該スプレイ・ノズルよ
    り噴射される圧縮空気流で包囲することを特徴とする塗
    装方法。
  2. (2)被塗装材の厚みに応じて前記圧縮空気流の流量お
    よび圧力を調整して前記噴霧状の塗料長円錐形パターン
    の形状を制御することを特徴とした特許請求の範囲第(
    1)項に記載の塗装方法。
  3. (3)中央部に塗料噴射口を有し、該塗料噴射口の周囲
    に圧縮空気噴射口を設けたスプレイ・ノズル。
JP22023384A 1984-10-19 1984-10-19 塗装方法およびスプレイ・ノズル Pending JPS6197061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22023384A JPS6197061A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 塗装方法およびスプレイ・ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22023384A JPS6197061A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 塗装方法およびスプレイ・ノズル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6197061A true JPS6197061A (ja) 1986-05-15

Family

ID=16747971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22023384A Pending JPS6197061A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 塗装方法およびスプレイ・ノズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6197061A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6382750A (ja) * 1986-09-27 1988-04-13 Dainippon Printing Co Ltd インキ供給ノズル
JPH0338169U (ja) * 1989-08-23 1991-04-12
JP2002248383A (ja) * 2001-02-16 2002-09-03 Wiwa Wilhelm Wagner Gmbh & Co Kg スプレーガン

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6382750A (ja) * 1986-09-27 1988-04-13 Dainippon Printing Co Ltd インキ供給ノズル
JPH0338169U (ja) * 1989-08-23 1991-04-12
JP2002248383A (ja) * 2001-02-16 2002-09-03 Wiwa Wilhelm Wagner Gmbh & Co Kg スプレーガン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5401204A (en) Blast nozzle containing water atomizer for dust control
US6027568A (en) Apparatus for processing fasteners
WO1993001893A1 (en) Apparatus and method for applyling a stream of atomized fluid
JPS6197061A (ja) 塗装方法およびスプレイ・ノズル
JP3214936U (ja) ジンクリッチペイント用循環スプレーガン
JP3905752B2 (ja) 吹き付け装置
JP2992443B2 (ja) 建築板端縁塗工機
JP7064919B2 (ja) 鋳鉄管内面への粉体塗装方法及びその装置
JP6673307B2 (ja) 表面処理金属板の製造方法
JP2009113019A (ja) 液状体の回転式スプレイ塗布方法及び装置
JPS61283370A (ja) 塗装用スプレイガンの塗料吹付幅制御方法及び装置
CN207951781U (zh) 一种家具用喷漆装置
JPS5922588B2 (ja) 防食被膜形成方法
JP3574934B2 (ja) 静電粉体塗装における加速エア吹込器
JP6835007B2 (ja) 表面処理金属板の製造方法
JP3882366B2 (ja) 多色模様塗装法
JPH0585459U (ja) 砂粒状物を骨材とする塗料用スプレーガンにおける水の供給構造
JPS635801Y2 (ja)
JPH01207159A (ja) 溝部・重ね合せ部の塗装方法及び塗装装置
KR100754915B1 (ko) 도장 방법
JP2003236423A (ja) 塗装方法および塗装システム
JP3157680B2 (ja) 建築板の直線模様塗装方法
JPH0857402A (ja) 高粘度塗料の高効率、高品質塗布方法
JPH01203066A (ja) 液体吹付方法およびその装置
JPH10113602A (ja) スプレー塗装方法