JPS6196947A - マンナンオリゴマーの製造方法 - Google Patents

マンナンオリゴマーの製造方法

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JPS6196947A
JPS6196947A JP22033084A JP22033084A JPS6196947A JP S6196947 A JPS6196947 A JP S6196947A JP 22033084 A JP22033084 A JP 22033084A JP 22033084 A JP22033084 A JP 22033084A JP S6196947 A JPS6196947 A JP S6196947A
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acid
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はコーヒー抽出残渣材料を加水分解する方法に関
する。更に詳しくは1本発明は商業的コーヒー抽出系、
からの廃滓の如きコーヒー抽出残渣材料を酸触媒の存在
で反応器中で加水分解することを包含する。比較的に高
温での、短時間反応を与えるいずれの反応器も十分使用
されるが、管式プラグフロー反応器を用いることが好都
合である。
かくして得られる加水分解物は重合度(DP)1ないし
10の範囲のオリヒマ−を有するマンナンオリゴマー混
合物である。反応器に関して選択された特定条件によっ
てマンナンオリゴマーの分布がDPIおよびDP約10
の間に限定される。マ処゛ ンナンオリ!マー加水分解物は例えば焙焙コーヒーの水
性抽出物と混合してソルブルコーヒー固形物含量の増加
に有用である。
(背景技術) コ〒ヒー材料、特に部分的に抽出したコーヒー滓を加水
分解して増加した固形物収量を得ることは技術上周知で
ある。例えば、クロウ(Clough)等による米国特
許第2,573,406号にはソルブルコーヒーの製造
法が開示され、これには常圧で約20重量%のコーヒー
を抽出し、約1%硫酸の懸濁液中で滓の1部を約1時間
加水分解し、加水分解物のpHを調節し、加水分解物を
濾過し、これを常圧抽出物と混合し、混合抽出物を乾燥
することが包含される。ペネル(Benner)等によ
る米国特許第2,687,355号に記載された他の類
似方法ではリン酸が硫酸の代わシに使用された。ディナ
ルト(DiNardo)等による米国特許第3,224
,879号に記載された尚今一つの方法ではアルカリま
たは酸加水分解のいずれも少なくとも常圧で抽出された
コーヒー滓の抽出列中で直接実施された。抽出例におけ
る直接的な加水分解は先行技術の方法の別個の加水分解
工程を削除し。
廃コーヒー滓の物質にアルカリまたは酸触媒の吸着を与
える。
クロウ等およびベンネル等の方法に関して、相対的に低
温度の回分加水分解は完結するのに約1時間を要し、商
業的規模における前記の方法の実用性を限定する。更に
、クロウ等およびベンネル等の両者は100℃で1時間
の操作から生ずる加水分解物を本質的に目的としている
。いずれの開示も得られる加水分解物の組成に影響する
ような加水分解条件を操作する所望性または方法も記載
されていない。類似の欠陥がディナルト9の開示に関し
ても知られている。
炭水化物重合体およびリグニンを主として含有する繊維
素材料は酸触媒によシ短時間高温条件下に加水分解され
ることもまた技術上広く承認されている。然しなから、
もし繊維素材料が相対的に純粋でなければ加水分解反応
は望ましくない副生物を生成する。そのため、主として
繊維素材料の酸加水分解を扱う技術は一般に廃紙および
砥削産物またはコーン殻皮、もみ殻または穂芯の如き農
業廃棄物の加水分解に限定される。例えば、チャーチ(
Cbych)  等による米国特許第4,201,59
6号は管式反応器中で繊維素材料の酸触媒による糖化を
開示している。チャーチ等の方法の目的は鋸粉末、木材
廃物、コーン穂芯等の如き繊維素廃棄材料のグルコース
、フルフラールおヨヒキシロースへの変換である。同一
線に沿って、繊維素廃棄物の単糖類への変換の動力学が
デービド・アール・トンプンy (David R,T
hompson)およびジェームス・イー・ブレスライ
ン(James E Grethlein)の1繊維素
の酸加水分解用のプラグフロー反応器の設計および評価
1工h=、  Eng、 Chem、 Prod。
Res、 Dev、  1979年18巻、3号166
−169頁、に記載されている。前記の論文の著者は特
に繊維素に富んだ材料の単糖類への加水分解に興味を持
った。該著者はオリゴマーへの加水分解方法のみを開示
し、ましてオリゴマーへの特定の混合物に対しては開示
が少ない。他の開示である2〆(Rugg)等による米
国特許第4.316,747号は酸触媒を使用し二軸ス
クリュー押出機中で繊維素廃棄物のグルコースへの加水
分解の方法・を記載している。
その技術はかなシ繊維素リッチ材料の短時間高温酸加水
分解について開示しているが、その技術はコーヒー抽出
残渣材料、特に商業的抽出系からの廃滓の如き繊維素が
主成分でない材料の処理については開示していない。コ
ーヒー抽出残渣材料の主要な加水分解性炭水化物はマン
ナンで繊維素でない。更に、マンナン加水分解の生成物
は繊維素加水分解条件では劣化し、生成されるいずれの
所望するマンナンオリゴマー中間体も破壊される。
本発明の一つの目的はマンナンが主要な炭水化物である
コーヒー抽出残渣材料を加水分解する方法を提供するこ
とである。
本発明の他の目的はコーヒー抽出残渣材料を加水分解し
DPI−約DPIOのオリゴマーを有するマンナンオリ
ゴマー混合物を製造する方法を提供することである。
本発明の更に一つの目的はDPIおよび約DPI00間
のオリゴマーの所望の分布を有するマンナンオリゴマー
混合物を製造する方法を提供することである。
(発明の開示) 現在本発明の目的が酸触媒の存在でコーヒー抽出残渣材
料を加水分解することによシ満足されることが見出され
た。コーヒー抽出残渣材料、好ましくは商業的抽出系か
らの廃滓は水中でスラリー化されpHは酸触媒によりp
H1およびpH4の間に調整される。スラリーは次に1
60℃および260℃の間の温度で約6−60秒で反応
器に供給される。加水分解したコーヒー抽出残渣材料は
排出後、DPI−約DPIOのオリゴマーを有するマン
ナンオリゴマー混合物よシ分離される。
DPIおよびDPIOの間のマンナンオリビマーの分布
は与えられた反応器に対して選択された特定の条件に左
右される。また、コーヒー抽出残渣中Km初存在するマ
ンナンを完全に単糖類マンノース(以後DPtを有する
マンナンオリゴマーとして引用する)に加水分解するこ
とも可能である。
本発明は技術上広く認められなかったコーヒー抽出残渣
材料の多数の性質の利点を取上げる。第一に、コーヒー
滓を処理する技術の多くは前記の滓の繊維素含量に焦点
をあて、実際に滓中に存在する繊維素以上にマンナンが
あることを゛強調していない。更に1発明者は本発明細
書中に予期に反して前記のマンナンが繊維素とは別個に
実質的に加水分解されることを見出した。換言すれば、
コーヒー材料中のマンナンおよび繊維素が十分に分離さ
れて本質的に純粋なマンナン加水分解物が製造されるよ
゛うな条件である。景1ξマ′ンナンは多くの繊維素加
水分解研究の目的である単糖類に完全に分解する必要は
なくて(その様にすることも可能であるが)、マンナン
は加水分解されてDPIおよび約DPIQの間のいずれ
の所望されるオリ、ゴマ−分布を有するマンナンオリゴ
マー溶液を製造できることが見出された。     。
本発明の詳細な説明に進む前に若干の関連する用語を明
確にする必要がある。
本明細書中に使用される1マンナンl!/i広くd−マ
ンノース単位からなるいずれの多糖類をも指す。単糖類
d−マンノースはアNドヘキソーにで。
かつd−グルコースの異性体であり、単にカルボニルに
最も近くヒドロキシ基の反対1.の空間的配置を有する
ことにより異なる。コーヒー抽出残渣中に見出されるマ
ンナンは多糖類中40までのd−マンノース単位を有す
る。
同様に、I繊維素1は順に2個のグルコース単位に加水
分解されるセルビオース単位からなる重合体を広く指す
。従って、繊維素は完全な加水分解で単糖類グルコース
を生ずる。繊維素は植物の多くの構造材料からなってい
る。繊維素の更に完全な討論およびその性質はジエー・
コナン) (J。
Cpnant)  およびニー、プラット(A、 Bl
att)による有機化合物の化学、マツグミ92フ社1
947年295−299頁に記載されている。
1オリ!マー1は相対的に少数の単糖類からなる重合体
を意味するものとする。特に本明細書中に使用されるオ
リゴマーは10単位以下の単糖嫡からなる重合体を指す
。厳密に言え鹸、オリゴマーは代表的には1単位以上の
成分からなるがSマンノースは便宜上DPIのオリゴマ
ーとして示される。
1重合度1又は@DP”は与えられたオリゴマ二の組成
の単糖類単位の数を指す。従って1例えばDP4のマン
ナンオリゴマーはマンノース4単位からなる。
°コーヒー抽出残渣材料“は部分iに抽出された。好ま
しくは少なくとも常圧で福山された焙炒および磨砕コー
ヒー材料を意味するものとする。
アラビノガラクタンの如き安定性の少ない多糖類を加水
分解するための熱的に部分加水分解されたコーヒーが特
にコーヒー抽出残渣材料として有用である。商業的抽出
系からの廃滓は常圧で抽出され、かつ熱的に部分加水分
解されたコーヒーの1例である。
商業的コーヒー抽出系では多段向流抽出装置で抽出され
、そこでは約175℃以上の温度の新鮮水が、多くの廃
コーヒー(最大の抽出を受けたコーヒー)を含む区域に
入る。濃厚なコーヒー抽出物は最も新鮮なコーヒーを含
有する区域から引き出される。前記のコーヒーは明らか
に抽出中緬成変化を受ける。第1表は焙炒および磨砕コ
ーヒーの概略の組成を示し、第2表は商業的抽出系から
得た廃滓の組成を示す。炭水化物の全%はほぼ一定であ
るが、熱的に加水分解されたアラビノガラクタンは大部
分除去されたように見える。従って。
好ましいコーヒー抽出残渣材料は半数以上がマンナンで
ある約45重量外の炭水化物からなる。
第1表 重合炭水化物             41アラビノ
ガラクタン    13 マンナン         20 繊維素          8 タンパク質              13カラメル
および発泡剤         13脂質      
           11不活性物質       
        9酸               
         6灰分             
     2トリゴネリン             
   1第2表 重合炭水化物             45アラビノ
ガラクタン    5 マンナン         25 繊維素          15 皮質                 25不活性物
質              2゜タンパク質   
           10には水中でスラリー化され
る。スラリーは十分な加水分解のため反応器中に十分な
固体含量を保証にするため乾燥ベースのコーヒー抽出残
渣材料を5重量%および20重量%の間に置くべきであ
る。
更に、スラリーは均一にすべきであシ、即ち残渣材料は
十分均等に分布されねばならぬ。もし、スラリーがあら
かじめバッチ中で生成されるならば、スラリーポンプに
よる再循環の如き均一性を保証する手段を取るべきであ
る。結局、押出機の如き異なる反応器が使用され、スラ
リーをそのように希釈する必要はない。例えば1代表的
に約50重量%−60重量%の液体を含有する普通の抽
出系からの廃滓が更に希釈することなくか\る押出機に
直接供給することができる。
酸触媒が次にpHを適当な水準に調整するためスラリー
に添加される。酸触媒は代表的にスラリーの約0.05
重量%および2.0重量%の間で添加される。スラリー
のpHは0.5および40間が。
マンナンのマンナンオリゴマーへの短時間、高温加水分
解を接触するのに望ましいことが見出された。pHは与
えられた反応時間および温度と共にマンナンオリゴマー
の異なる重合度の分布を決定する。よシ低いpH(高温
度および恐らくよシ長い反応時間と組合せて)はよシ低
い重合度のオリゴマー、限定されたケースでは、単糖類
マンノースを与える傾向がある。逆に、よシ高いpHで
はよシ高いDPのマンナンオリゴマーを与える傾向があ
る。
本発明で使用の企図された特定の酸触媒には無機酸およ
び有機酸が包含される。硫酸の如き強無機酸は所望のp
Hに達するのに相対的に少量の酸を必要とするため本発
明の使用に特に適当である。
硫酸は最終加水分解物から沈降するのに容易であシ、核
酸は食品工業で広く適用される。リン酸。
硝酸および塩酸の如き他の無機酸もまた硫酸に混合した
リン酸の如き酸の組合せとして適当である。
酢酸、クエン酸、酒石酸、マロン酸、アジピン酸および
フマール酸の如き有機酸単独または組合せもまた、一般
にはよシ弱く、相対的に多量の有機酸が希望するpH調
整を達成するのに必要であるが、満足な酸触媒を形成す
る。
酸触媒はスラリーに添加されたL前記のスラリーは反応
器に仕込まれる。適当な連続反応器には一軸または二軸
スクリュー押出機または管式プラダフロー反応器の如き
相対的に高温、短時間反応を促進できるものが包含され
る。適当な回分反応器はコーヒー抽出残渣材料が酸触媒
と混合され、次いで蒸気によって加圧されるような反応
器中に置かれるいわゆる爆発バッファー(Puffer
)である。圧力は急速かつ爆発的に放出され反応器容器
から内容物を排出する。DPI−約DPIQの範囲のオ
リゴマーを有するマンナンオリゴマー混金物は次に前記
の反応器容器からそのように排出された材料から浸出さ
れる。管式プラグフa−反応器が特に好便である。管式
プラグフロー反応器は本質的に反応の起る円筒長の管で
ある。反応器中の圧力並びに前記の反応器からの排出速
度を調節するためオリアイスが反応器の放出末端に置か
れる。1プラダフCI−”は反応器を通して流れるスラ
リーの速度の状態を指す。常態では、流体は導管の中心
の流体が側壁により密接して流れる流体よシ更に高速度
を有する放物線輪郭の速度を示す。
プラグフローにおいては速度輪郭は平坦で容器の幾何学
および流体の性質から生ずる。
高温は多くの方法のいずれかで反応器中で達成される。
例えば、スラリーは反応器に入る以前に温蒸気が温度上
昇の手段として反応器に直接注入される。蒸気は若干ス
ラリーを希釈するが、か\る加熱は迅速であシ短時間反
応を可能にする。好ましい加熱方法の選択並びに反応器
およびオリフィスの直径の寸法は全て標準設計原理に基
づき機業者の技術の範囲内である。
反応器内で維持される条件は勿論1本質的にマンナンの
みを加水分解し、かつマンナンオリゴマーの希望する分
布を達成する仁とを保証するのに重要である。マンナン
を加水分解し、かつかくして得られたマンナンオリゴマ
ーの劣化を最小にするため反応温度は160℃および2
60°の間。
好ましくは190℃−220℃に置くべきである。
か\る温度は一般に6気圧および35気圧の間の前記の
反応器中の圧力に相等し、この圧力は反応器に仕込まれ
たスラリー中の水のほぼ飽和圧である。一般に、よ)高
い温度はより低い重合度(pHと反応の長さに左右され
る)のマンナンオリゴマーの生成を促進する。その逆も
また一般に真である。好ましい反応時間は6秒と60秒
との間であることか見出された。約6秒以下では、スラ
リーを加熱し反応の均一性を保証することが非常に困難
であるような装置に制限がある。これに反し、もし反応
が酸触媒の存在で約60秒以上かなシ長い間実施される
と、マンナンオリゴマー(および存在する少量のアラビ
ノースおよびガラ゛クトース)は劣化し始め異臭を生じ
有用な収率を制限し、かつ加水分解物の精製を困難にす
る。
明細書前文に示した如く1反応器の排出部分に反応器内
の圧力を調節し、排出速度を調節するオリフィスを有す
る。オリフィスを通してスラリーを迅速に通過させると
スラリーがほぼ大気圧となるまで圧力が低下する。圧力
のか\る迅速な減少はスラリーの膨張および蒸発的冷却
、それによるー急冷1または加水分解反応の即時停止を
起こす。
このように反応を急冷することによシ1反応時間を前記
の6秒−60秒以内に極めて確実に調節することが可能
である。
スラリーが管式プラグフロー反応器から排出されると、
前記のスラリーは更に冷却され1次いでマンナンオリゴ
マー溶液と残留する加水分解されたコーヒー抽出残渣材
料とに分離iれる。また。
排出したスラリーを塩による酸の沈殿、揮発性酸の蒸発
またはイオン交換樹脂の使用の如き既知の技術によシ中
和することが好ましい。中和・はヤンナンオリゴマー溶
液と加水分解したコーヒー抽出残渣材料との分離の前後
のいずれかになされる。
分離は技術上既知の固−液分離の方法のいずれでも可能
である。例えば、前記のスラリーは加水分解されたコー
ヒー抽出材料をそれから除去するために濾過される。代
わって、スラリーはバスケット遠心分離器における如く
スラリーを遠心分離によ)分離できる。分離vk、加水
分解されたコーヒー抽出残渣は廃業され、最も好ましく
は燃料向けに燃焼される・。
本発明の代わシの態様は2酸化炭素ガスが酸触媒として
使用されるものである。2酸化炭素はスラリーを攪拌し
つ\反応器に入る以前に2酸化炭素の頭隙(heads
pace)中でスラリーを加圧することによカスラリ−
中に溶解される。スラリーは次に明細書前文に記載した
如く反応器に仕込まれる。
代わって明細書前文に記載した如く反応器に入る以前に
触媒をスラリーに添加するよシむしろ2酸化炭素は管式
プラグフロー反応器中に直接注入され、そこで2駿化炭
素ガスがスラリーに溶解し。
pHを約pH4以下に低下させる。2酸化炭素を使用す
ることの驚ろくべき観点は前記のガスの注入は更に短時
間高温加水分解反応を接触するようにスラリーのpHを
十分に変化できることである。
以前に討議した酸触媒は全て相対的に強酸であり。
確かにスラリー中く溶解された2酸化炭素ガスから生じ
た酸よシ強い。前記の酸は相対的に弱いにも拘わらずコ
ーヒー抽出残渣材料の加水分解を接触できることが予期
に反して見出された。
いずれの態様を使用しても1本方法はDPI−約DPI
Qのオリゴマーを有するマンナンオリゴマー溶液の製造
を獅ける。更に反応器に対して選択した特定の条件はD
PIとDPPI1の間にマンナンオリゴマーの分布を決
定する。調節原理は1よシ苛酷な1条件であシ、即ち、
よシ高温、よ)長時間およびよプ低いスラリ 、Hは重
合度のより低いオリゴマーの製造を与え(単糖類マンノ
ースの製造が限定される)。逆に時間の短期間に対し範
囲のよシ低い端に向けての温度とよシ高いスラリーpH
における加水分解はよシ高い重合度を有するオリゴマー
の分布をもつ溶液を与える。第3表は表記した異なる条
件で製造された加水分解におけるマンナンオリゴマーの
分布を示す。使用した反応器は蒸気の直接注入用設備を
もつ管式プラグフロー反応器であった。各事例の酸触媒
は硫酸であシ反応時間は約6秒であった。コーヒー抽出
残渣材料の出発重量と生成したオリゴマーの量をベース
にした全収率は約30%であった。マンナンオリゴマー
の分布は高性能の液体クロマトグラフィー(HPLC)
によシ定量され、示された%はマンナンオリゴマーに対
する全ピーク面積の相対的%である。
第3表 0.25    240 98.6 1.40.25 
   220 95.5 4.50.10    22
0 34.025.919.011.06.5 2.7
 0.90.10    240 第、31表に見られる如く、よシ高温の加水分解と組合
せた酸触媒のよシ高い濃度(およびよシ低いスラリーp
H)はよシ低い重合度をもつオリゴマーを与えるが、D
PI−DP7のオリゴマーはよ)低い酸触媒濃度および
よシ低い加水分解温度で製造される。
本発明の方法によシ製造されたDPI−約DP10の範
囲のオリゴマーを有するマンナンオリゴマー混合物は多
数の応用を持ち、混合物中のオリゴマーの特定の分布は
与えられた末端のいずれの使用にも作成できる。最も重
要な利用の一つは焙炒および磨砕出発コーヒーから得ら
れたソルブルコーヒーの童を増加するため普通のコーヒ
ー抽出され、普通の抽出物は代表的に多量のマンナンオ
リゴマーを含有しているだけに得られたコーヒー抽出物
は特にコーヒー抽出物と異ならない。この特殊な応用に
対しDPPI3よびDP5の間に分布した多数のマンナ
ンオリゴマーを持つことが好ましい。マンナンオリゴマ
ー混合物は前記の抽出物を乾燥する以前に普通のコーヒ
ー抽出物に添加され、またはマンナンオリゴマー混合物
は乾燥し。
次いで普通の抽出物から製造されたソルブルコーヒーと
混合することができる。乾燥は冷凍乾燥または噴霧乾燥
の如き技術上既知のいずれの手段によって可能である。
代わって混合物はマンノース(明細書前文に限定したよ
うなりPIの1オリゴマー1)の方に激しく分布でき、
その混合物は次いで簡単に既知の方法でマニトールに変
換され。
食品工業で広く使用される甘味剤であるマニトールの安
価な資源を提供する。DPI−DPIQの範囲のオリゴ
マーを有するマンナンオリゴマーの他の利用にはコーヒ
ー豆にオリゴマーを浸透させるため、コーヒー豆の脱カ
フェインに使用され九コーヒー水性抽出物への前記の混
合物の添加、焙炒コーヒー豆にオリゴマーを浸透させる
ため該混合物による焙炒反応の急冷および優れた凝塊物
を製造するため乾燥したマンナンオリゴマー混合物と共
に噴霧乾燥したコーヒーの凝塊とが包含される。DPI
−DPIOの範囲のオIJ 、/マーを有するマンナン
オリゴマー混金物の更に他の利用は当業者に明白であシ
本明細書中に記載した応用に限定されない。
下記の実施例は本発明のある態様を説明する。
実施例は前記の特許請求の範囲を越えて本発明を限定す
るものではない。
実施例ま た。方法は欠配の如くであった。
商業的抽出工程からの廃コーヒー滓を水に分散しグリフ
オードクツドw−2oo:=rロイド9ミルを使用し十
分に0.8 vm (プラグフロー反応器のオリフィス
寸法)以下の粒子サイズに粉砕し4.68重量%固形物
のスラリーを得た。スラリーは次に室温でプラグフロー
反応器のホッパ中に置き攪拌して沈降を防止するよう保
持した。スラリーは次にモイノ(Moyno )ポンプ
使用して約113d容量を有するプラグフロー反応器中
に澁み上げた。スラリーを反応器に仕込む直前に目盛定
めした量の94重量%の硫酸を小変動行程のピストンポ
ンプによシスラリ−流体中ICポンプで吸み上げ所望の
酸濃度を得た。反応器は蒸気がスラリー中に直接注入さ
れた加熱部分と本質的にある長さの管材料である反応部
分よシ構成された。スラリーが前記の反応器に入った後
、温度はスラリー中に注入された蒸気の凝縮によシ迅速
に上昇した。反応器の温度はパルプによシ蒸気圧を変化
することによシ変化され熱電対によシモニターした。反
応器中のスラリーの滞留時間はモイノポンプの逼み上げ
速度を変化することくよシ変化できた。スラリーは反応
器から反応器のオリフィスを通して通過させた後スラリ
ーは大気圧に低下し、相等する温度は約100℃に低下
し1反応を急冷した。スラlJ−およびいずれの凝縮物
も水冷熱交換器l;通すことによシはぼ室温まで更に冷
却した。加水分解したスラリーは次に炭酸カルシウムで
中和し残渣はそれから濾過した。
マンナンオリゴマーを含有する得られた加水分解物は組
成およびDPPI3よびDPIOの間のマンナンオリゴ
マーの分布の両者を定量するため分析し友。本実施例お
よび下記の冥施中のマンナンオリゴマー〇純度は代表的
に80%以上であシ。
本質的にマンナンおよび極めて少量の繊維素のみが加水
分解されることを示した。
分析に高性能液体クロマトグラフィー(H,P。
L、C)  を使用し、示された%はマンナンオリゴマ
ーの全ピーク面積の相対的%である0分析はアクリロニ
トリJv/水 70/30の溶剤〈よシクオタースカー
ボハイドレートアナリシスカラム(部品番号84038
)で実施した。温度は約17℃に維持し、溶剤流速は約
2ゴ/分であった。
ピークはウオターλ差動屈折率検出器でモニターした。
。 第4表は硫酸に対する結果を示す。第5表はリン酸に対
する結果を示し、第6表は酢酸に対する結果′を示す。
0、零5 200 851.920.913.58.3
2.61.40.70.7−0.20  220 8 
36.323.O15,410,26,74,32,7
1,3−0,05220814,515,815,71
4,313,11L、58.24.82.10.025
°240 8 12.614.014.914.714
.312.78.94.73.3第5表−リン酸触媒 酸 025 22030 58222.7 11JI  4
4 24)  Qj  −−−0j5 20030 2
5421.7 174 134)  9B  65 4
0 24 −025 18030 22+320ft 
 1a3 12J1134 104)  5.7 − 
−1fl   20030 688154 68 52
 21 175 1B  −−IJ)   220 3
0 14315.115fl 15fl 14fi 1
24 8j53 −1.0   200 30 12f
i1aJS11!12+2136154 9J123 
−025   240 30 147)154)W 1
4J  134 1u  9.1 6A  −0252
20301421ZJI  136 14fl  13
j  13.7 110  ム −(12520030
23(J13E 11212213S154 9112
3 −上記の表の試験はマンナンオリゴマーの変化する
分布が酸触媒1反応源度および更応時間を変更すること
によシ得ることができることを示す。酸濃度の増加、温
度の上昇および反応時間の増加に対しよシ低い重合度の
オリゴマーが一般的傾向である。
実施例2 二酸化炭素はガスとして硫酸ヲ練み上げるのに使用した
と同一の開口を通して反応器中に仕込んだ。二酸化炭素
の圧力は二酸化炭素シリンダー上の調節弁を調整するこ
とによって反応器に導入した蒸気の圧力以上に維持した
。反応器罠流入する二酸化炭素の量もまたCO□調節器
上の弁を開くことによシ変化できた。二酸化炭素の水準
は約3.4のpHを生ずる約1重量%であると推定され
た。
よシ高い、かつよシ低い二酸化炭素の流速で異なる運転
を実施した。Co2調節器上の弁はよシ高い二酸化炭素
の流速に対しては通路の約2分の1を。
より低い二酸化炭素の流速に対しては室温に冷却した後
反応器から出る流出液は遊離した気泡(co2ガスプラ
ス加水物解物および廃滓残渣ンからなった。240℃で
高低C○2流速は匹敵するオリゴ糖類の分布を与えた。
それらの結果を下記の第7表に示した。
第7表−二酸化炭素触媒 41 200 low 55J3 as、7Trace
□48 240 10W  1os 1zsusxsj
x72x3y  9.7  sA −48240hig
h11.713J)1541571151137 90
 3028第7表の試験はマンナンオリゴマーの分布の
変化が酸触媒として二酸化炭素によって同様に得ること
ができることを示している。
実施例3 実験はカンサス州サベーサのウエンゲル(Wenger
)製造会社により製造された2個の修正ウエンゲル■−
軸スクリユー押出機によシ運転を行い、これは濃厚な粘
稠度(約60−70%水分)の商業的に製造された廃コ
ーヒー滓を加水分解するために高圧スクリューコンベア
として使用した。廃滓(約70%水分)を低部円形のラ
イブビン(live bin)中におき、2個の共回転
するスクリューを経て第1の押出機(sx−go)に仕
込んだ。この第1の押出機は高圧を発生し、滓を予熱す
るのに使用した。
5X−80O生産物は次に第2O押出機(SX−110
)に仕込み更に加熱した。硫酸を廃滓が反応温度に達し
た点で小型ポンプを使用して5X−110の前面部分に
注入した。スラリーが反応領域にある間は温度は一定に
留めた。材料は水圧で活動させたオリアイスを通して5
X−110を排出しオリフィスの口は水圧調節した。温
度も滞留時間のいずれも正確には測定できなかった。押
出機中の熱電対は金属胴の温度のみを読んだように見え
る。バレルの温度は107℃−約200℃の範囲であっ
た。
サージング(Surging)  により滞留時間は変
化した。H,P、 L、 C,分析は再びマンナンオリ
ゴマーの存在を示した。
結果は下記の第8表に示した。
第8表−クエンゲル押出機 酸       バレル 1.0  70  121 76.41L3 5.3 
40 3.1 −  −0.2  70  121 1
5.314.915.6−14.916.716.1 
6.50.3  60  150 45.621.61
3.3 8.8 6.6 4.1 −調節は押出機に対
し精密でなかったのでDPIおよびDP約10の間のマ
ンナンオリゴマーの範囲を得ることは可能でなかったが
、それにも拘わらずマンナンオリゴマーの分布を生成す
ることは可能であった。
実施例4 加水分解物は廃滓からプラグ流水反応器中で0.05%
硫酸〈より220℃でかつ約7秒の滞留時間で加水分解
することによシ製造した。加水分解物鉱真空で約22重
量%の固形物まで濃縮し。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)コーヒー抽出残渣材料を加水分解し、重合度1〜約
    10のマンナンオリゴマーを製造する方法であつて、前
    記のコーヒー抽出残渣材料は常圧で抽出され、次いで熱
    的に加水分解され大部分のアラビノガラクタンを除去し
    たコーヒー滓からなり、前記の方法が、 (a)液体中のコーヒー抽出残渣材料を乾燥ベースで5
    重量%および60重量%の間の残渣材料にスラリー化し
    、 (b)前記のスラリーのpHをpH0.5およびpH4
    の間に調整するのに十分な量の酸触媒をスラリーに添加
    し、 (c)スラリーを160℃および260℃の間の温度で
    6秒−60秒、6気圧および35気圧の間の圧力での反
    応器中に通過させてマンナンを加水分解し、 (d)スラリーを反応容器からオリフィスを通して排出
    して、圧力を迅速に常圧に低下させ、加水分解反応を急
    冷し、 (e)排出したスラリーを中和し、かつ (f)加水分解したコーヒー抽出残渣材料を重合度1〜
    約10のマンナンオリゴマーから分離して純度80%以
    上のマンナンオリゴマーを製造する 工程よりなることを特徴とするコーヒー抽出残渣材料の
    加水分解方法。 2)スラリーが、乾燥ベースで約5から約20重量%の
    乾燥ベースの残渣材料で、かつ前記工程1(c)の反応
    器が、管式プラグフロー反応器である特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3)重合度1〜10のマンナンオリゴマーが加水分解し
    たコーヒー抽出残渣材料から水溶液として分離される特
    許請求の範囲第2項記載の方法。 4)酸触媒が硫酸、リン酸、硝酸、塩酸、酢酸、クエン
    酸、酒石酸、マレイン酸、アジピン酸、フマール酸およ
    びそれらの組み合せよりなる群から選択される特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 5)管式プラグフロー反応器中の温度が190℃−22
    0℃である特許請求の範囲第2項記載の方法。 6)前記工程1(c)の反応器が押出機である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 7)硫酸が酸触媒としてスラリーに前記スラリーの0.
    05重量%および0.5重量%の間で添加される特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 8)コーヒー抽出残渣材料を加水分解し重合度1〜約1
    0のマンナンオリゴマーを製造する方法が、 (a)コーヒー抽出残渣材料を乾燥ベースで5重量%か
    ら60重量%の濃度で液体中にスラリー化し、 (b)スラリーを160℃および260℃の間の温度で
    6秒−60秒間、同時に約4以上のpHであるように酸
    触媒として二酸化炭素を注入しながら反応器中で反応さ
    せ、 (d)スラリーを反応器からオリフィスを通して排出し
    て圧力を急速に大気圧に低下させ、加水分解反応を急冷
    し、 (e)加水分解したコーヒー抽出残渣材料を重合度1〜
    約10のオリゴマーを有するマンナンオリゴマー溶液か
    ら分離する工程よりなることを特徴とする方法。 9)スラリーが乾燥ベースで5重量%および20重量%
    の間にあり、かつ工程8(b)の反応器が管式プラグフ
    ロー反応器である特許請求の範囲第8項記載の方法。 10)工程8(b)の反応器が押出機である特許請求の
    範囲第8項記載の方法。 11)スラリーを生成するための液体が水である特許請
    求の範囲第1項または同第8項記載の方法。 12)更に、重合度1〜10のオリゴマーを有するマン
    ナンオリゴマー溶液を乾燥することによりなる特許請求
    の範囲第3項または同第8項記載の方法。 13)特許請求の範囲第12項記載の方法により製造さ
    れた乾燥マンナンオリゴマー。 14)更に、乾燥したマンナンオリゴマー溶液を可溶性
    コーヒーと混合することよりなる特許請求の範囲第12
    項記載の方法。 15)重合度1〜10のオリゴマーを有するマンナンオ
    リゴマーを通常のコーヒー抽出物と混合し、かつ前記の
    混合物を乾燥することよりなる特許請求の範囲第3項ま
    たは同第9項記載の方法。
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