JPS6196846A - プレジオクロナススリツプ制御回路 - Google Patents

プレジオクロナススリツプ制御回路

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JPS6196846A
JPS6196846A JP59219124A JP21912484A JPS6196846A JP S6196846 A JPS6196846 A JP S6196846A JP 59219124 A JP59219124 A JP 59219124A JP 21912484 A JP21912484 A JP 21912484A JP S6196846 A JPS6196846 A JP S6196846A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/062Synchronisation of signals having the same nominal but fluctuating bit rates, e.g. using buffers
    • H04J3/0626Synchronisation of signals having the same nominal but fluctuating bit rates, e.g. using buffers plesiochronous multiplexing systems, e.g. plesiochronous digital hierarchy [PDH], jitter attenuators

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  • Communication Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は国際電信電話諮問委員会(CCITT )勧
告G、811に規定されるような、共に周波数確度±l
Xl0−11以内の正確なりロック周波数を持つ2つの
ディジタル信号系の間で信号の授受を行なう場合に、両
系の伝送レートの差を補正する目的で用いられるプレジ
オクロナス整合回路のプレジオクロナススリップ制御回
路に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にプレジオクロナス整合回路とは、上記のように、
予想されるクロック周波数の差が極めて小さな2つのデ
ィジタル信号系の間にあって、両系の伝送ピントの差の
累計が予め定められた条件に至った時、一定時量分に相
当するディジタル信号を読み捨て、あるいは2度読みす
ることにより、両系の間のデータ伝送速度を整合しよう
とする回路である。
第3図にプレジオクロナス整合回路の概念を示す。プレ
ジオクロナス整合回路はこの第3図で示されるような仮
想的にリング状の構成をもつメモリ回路1にたとえられ
る。入力信号は書き込みデータとしてこのメモリに書き
込まれ、読み出しデータが出力信号として取り出される
。このリング状メモリ1は第3図に示すように、0番地
から(n−1)番地までの合計n番地のアドレスを持ち
、同図は入力信号が書き込みデータとしてW番地に書き
込まれ、出力信号は読み出しデータとしてr番地から読
み出されている所を示している。
また書き込み、読み出しの順序は共に時計廻り方向に進
んで行くものである。
入力側の系のデータ伝送速度と出力側の系のデータ伝送
速度が一致している時は、書き込み番地と読み出し番地
の相対的な位置はこのリング状メモリ1のどの位置にあ
っても一定の距離関係を保つため、データの読み出しは
常に書き込みアドレスの(w−r)番地後ろのアドレス
で行なわれることになるが、入力側の系のデータ伝送速
度と出力側の系のデータ伝送速度とに差があると、書き
込み番地と読み出し番地の相対的な距離は時間と共に変
わって行き、前者が後者より速い場合は書き込み番地が
読み出し番地に追いついて行くことになり、逆に前者が
後者より遅い時は読み出し番地が書き込み番地に追いつ
いて行くことになる。
この現象を読み出し側番地を基準にして考えると、入力
側の系のデータ伝送速度の方が出力側のそれに比べて速
い場合には書き込み番地が進んで行き、相対的に時計廻
りに読み出し番地に近づいて行くことになり、逆の場合
には書き込み番地が遅れて行き相対的に反時計廻りに読
み出し番地に近づいて行くことになる。
このような場合、両アドレスの距離は時間と共に減少し
、放置しておけばやがて書き込み、読み出し番地が重な
り合い、遂には追い越してしまうことになるが、このこ
とは書き込みレートの方が相対的に高い前者の場合には
、リングバッファー周分のデータが読み捨てられること
になり、逆に読み出しレートの方が相対的に高い後者の
場合には、リングバッファー周分に相当する、既に一度
読み出されたデータが2度読みされることを意味する。
伝送速度に差がある以上、何等かの形でデータの読み捨
て、または2度読みが発生するのは止むを得ないが、読
み捨てまたは2度読みが行なわれるデータの範囲に何の
規則性もなければ、信号処理上不都合が極めて多い。こ
のデータの読み捨てまたは2度読みを行なう単位を予め
定められた法則に従った切れ目を持つように制御するの
が、プレジオクロナス整合回路の目的である。この一定
の単位としては、例えばPCM電話回線ディジタル信号
におけるサンプル単位、フレーム単位もしくはマルチフ
レーム単位のように一定の周期的な性格を持った単位を
選ぶのが普通である。
第3図において、例えば読み捨てまたは2度読みのスリ
ップを行なう単位を1フレームのデータに相当するj番
地分のデータとし、またデータのスリップを起こさせる
ための書き込み、読み出しアドレス接近検出のスレッシ
ョルドを2アドレス差とする。
今、例えば書き込みが読み出しより速く、書き込みアド
レスが時計廻りに読み出しアドレスに近づいて来たとす
る。そして読み出しアドレスが、あるフレームの最後の
アドレス(r −1)番地にある時、書き込みアドレス
が2アドレス隣の(r−3)番地まで近づいて来たとす
る。通常であれば、読み出し、アドレスはr番地へ進む
所であるが、この場合はプレジオクロナススリップ制御
により、読み出し番地を1フレ一ム分先の(r+j)番
地光へ進めることとなる。
また逆に、書き込みが読み出しより遅く、書き込みアド
レスが反時計廻りに読み出しアドレスに近づいて来たと
する。そして読み出しアドレスが、あるフレームの最後
のアドレス(r+j−1)i地に来た時、書き込みアド
レスが、まだ2アドレス前の(r+j+1)番地にいた
とする。この時通常であれば、(r + j)番地へ進
む読み出しアドレスは、プレジオクロナススリップ制御
により元のフレームの先頭アドレスであるr番地へ戻る
こととなる。
このようにして、予め定められた距離以内に書き込み、
読み出しアドレスが近づいて来た時、同じく予め定めら
れたデータの切れ目で予め定められた分量のデータ分だ
け読み捨てまたは2度読みのスリップ制御を規則的に行
なうことにより、わずかに伝送速度の異なる2つのデー
タ信号系のデータ伝送速度を整合させようとするのがプ
レジオクロナス整合回路である。
プレジオクロナス整合を行なう2系のクロック周波数の
確度は許容範囲内で変動しており、あるスリップが起こ
った瞬間に、それまでの2系のクロック周波数の相対関
係が全く逆に変化するという最悪条件を考えた場合、ス
リップ発生の最小時間間隔を一定値以上に保つためには
、スリップ実施後の書き込みアドレスと読み出しアドレ
スとの差が時計廻り2反時計廻りのどちらの方向に測っ
ても、■フレーム分以上ある必要があり、書き込み、読
み出しアドレスを考えに入れると整合パンツアメモリの
容量は、(2フレ一ム相当番地数+1)番地以上必要と
なる。アドレス差検出のスレッショルド値を、安全のた
め隣接アドレスに相当する1より離れた所に置く場合に
は、さらにメモリ容量が必要であり、またスリップ制御
を行なう上で、アドレス差を計数して任意のアドレスか
ら1フレ一ム分離れた番地へスリップを行なうようにす
ることは困難である。従って、通常整合パンツアメモリ
の容量は、2フレームを越え、スリップ単位であるフレ
ーム容量の整数倍となるように選び、整合バッファの各
アドレスが各フレーム単位のデータの定まったビットを
収容するようなアドレス固定割り付は方法を用い、整合
バッファメモリ上に規則的に配置される決まった番地に
スリップ単位の切れ目が常にあるように構成して、スリ
ップ制御を容易にする方法がとられる。
第4図にプレジオクロナス整合回路の基本的な一実施例
を示す。図において、送信側のディジタル系であるA系
から、受信側のディジタル系であるB系へディジタル信
号が伝送されるものとする。
10はA系からの入力信号、15はA系のクロック抽出
回路、11はA系のクロック信号、16はA系のフレー
ムタイミング検出回路、12はA糸信号列のフレームタ
イミング信号、13は書き込みアドレスカウンタ、14
は書き込みアドレス信号、20はB系への出力信号、2
1はB系のクロック信号、22は日系信号列のフレーム
タイミング信号、23は読み出しアドレスカウンタ、2
4は読み出しアドレス信号、30は整合バッファメモリ
、31はバッファ制御回路、32はメモリ制御信号、3
3は読み捨て制御信号、34は2度読み制御信号である
。。
次に動作について説明する。
A系のクロック抽出回路15はA系からの入力信号10
からA系のクロック信号11を抽出じ、これをA系のフ
レームタイミング検出回路16及び書き込みアドレスカ
ウンタ13へ供給する。A系のフレームタイミング検出
回路16はA系のクロック信号11を基にして、A系か
らの入力信号10からフレーム情報を検出し、A糸信号
列のフレームタイミング信号12を発生する。書き込み
アドレスカウンタ13はA系のクロック信号11を基に
して、A糸信号列のフレームタイミング信号12に同期
した計数を行ない、A系からの入力fit号10を整合
バッファメモリ30へ書き込むための書き込みアドレス
信号14を発生する。
一方、読み出しアドレスカウンタ23はB系のクロック
信号21を基にして、同じく日系信号列のフレームタイ
ミング信号22に同期した計数を行なうと巷に、後述の
バッファ制御回路31から与えられる読み捨て制御信号
33及び2度読み制御信号34の制御の下に読み出しア
ドレスのスリップを実施し、B系への出力信号20を整
合バッファメモリ30から読み出すための読み出しアド
レス信号24を発生する。
整合バッファメモリ30はバッファ制御回路31から印
加されるメモリ制御信号32の制御の下に、書き込みア
ドレス信号に対応したメモリ番地へのデータの書き込み
、及び読み出しアドレス信号に対応したメモリ番地から
のデータの読み出しを実行する。バッファ制御回路31
は書き込みアドレスカウンタ13から印加される書き込
みアドレス信号14及び読み出しアドレスカウンタ23
から印加される読み出しアドレス信号24を比較し、整
合バッファメモリ30へのデータの書き込み及び同メモ
リ30からのデータの読み出しを制御するメモリ制御信
号32を発生すると共に、書き込みアドレス、読み出し
アドレスの差を検知し、アドレスの差が予め設定された
値より小さくなった時には両アドレスの相対関係に対応
してデータの読み捨て実行を指示する読み捨て制御信号
33、もしくはデータの2度読み実行を指示する2度読
み制御信号34を発生し、これらを読み出しアドレスカ
ウンタ23に印加する。
第5図にバッファ制御回路31の一構成例を示す。図中
、破線で囲まれた部分310がプレジオクロナススリッ
プ制御回路であり、14は書き込みアドレス信号、24
は読み出しアドレス信号、32はメモリ制御信号、33
は読み捨て制御信号、34は2度読み制御信号、311
は第1のディジタル比較回路、312は読み出しチェッ
クアドレス設定回路、313はアドレスチェックタイミ
ング信号、314はランチ回路、315は書き込みアド
レスチェック信号、316は第2のディジタル比較回路
、317は第3のディジタル比較回路、318は読み捨
て闇値設定回路、319は2度読み闇値設定回路、32
1は書き込みアドレス変化検出回路、322は読み出し
アドレス変化検出回路、323は書き込み、読み出し制
御回路、324は書き込みアドレス変化検出信号、32
5は読み出しアドレス変化検出信号である。
次にこのバッファ制御回路31の動作をより詳細に説明
する。
書き込みアドレス信号14及び読み出しアドレス信号2
4はそれぞれ書き込みアドレス変化検出回路321及び
読み出しアドレス変化検出回路322に印加され、該各
回路321,322からは、それぞれの値が変化する立
上りタイミングでそれぞれ書き込みアドレス変化検出信
号324及び読み出しアドレス変化検出信号325のパ
ルスを発生させる。書き込みアドレス変化検出信号32
4及び読み出しアドレス変化検出信号325は、共に書
き込み、読み出し制御回路323に印加される。書き込
み、読み出し制御回路323は、書き込みアドレス変化
検出信号324及び読み出しアドレス変化検出信号32
5から各々書き込みサイクル、読み出しサイクルを検知
し、各々のサイクル内の適切なタイミングで整合バッフ
ァメモリ30への書き込み及び同メモリ30からの読み
出しを行なうことを指示するメモリ制御信号32を発生
する。
ここで、プレジオクロナススリップ制御回路310にお
いては、入力される書き込みアドレス信号14及び読み
出しアドレス信号24から、両アドレスの接近を予め検
知し、書き込み、読み出しアドレス差が所定の値より小
さくなることがないように、読み出しアドレスをジ中ン
ブさせてアドレス差を一定値以上に保つわけであるが、
許容される2系のクロック周波数の差が±2X10−1
1以下と非常に小さいため、通常数フレーム周期に設定
される整合バッファメモリ1周分に相当する読み出し又
は書き込み時間の間に生ずるアドレス差の減少は、時間
に換算して1アドレスに割り当てられる書き込み又は読
み出し動作の時間、即ち書き込みサイクル時間又は読み
出しサイクル時間に比べ非常に小さな値である。換言す
れば、書き込みアドレスと読み出しアドレスの差が1ア
ドレス分減少するのに要する時間は、整合バッファメモ
リ30を1周分書き込む又は読み出すのに要する時間に
比べ十分長い時間である。このようにアドレス差の変化
が緩やかに起こるため、書き込みアドレスと読み出しア
ドレスの差を常に監視する必要はなく、従ってアドレス
差が「1」減少するのに要する最短時間に比べ十分短い
周期でアドレス差を監視し、制御を行なうサンプリング
制御方式で対処でき、そのサンプリング周期としては、
整合バ・ノファメモリ1周分に相当する時間で十分であ
る。
読み出しチェックアドレス設定回路312には、整合バ
ッファメモリ30の適当なアドレス値が読み出しチェッ
クアドレス値として設定される。第1のディジタル比較
回路311に入力される読み出しアドレス信号24の値
が、読み出しチェックアドレス値に一致する度に、第1
のディジタル比較回路311はアドレスチェックタイミ
ング信号313を発生する。ランチ回路314に入力さ
れる書き込みアドレス信号14は、上記アドレスチェッ
クタイミング信号313パルスの立上りタイミングで該
ラッチ回路314にランチされ、書き込みアドレスチェ
ック信号315としてこのラッチ回路314から出力さ
れる。書き込みアドレスチェック信号315は、第2の
ディジタル比較回路316及び第3のディジタル比較回
路317の入力として印加される。読み捨て闇値設定回
路318には、前述の読み出しチェックアドレス値より
時間的に少し戻ったアドレス値が読み捨て闇値として設
定され、一方、2度読み闇値設定回路319には、逆に
読み出しチェックアドレス値より時間的に少し先となる
アドレス値が2度読み闇値として設定される。そして読
み出しアドレス信号24が読み出しチェックアドレス値
に一致するタイミングでサンプルされた書き込みアドレ
ス信号値である書き込みアドレスチェック信号315の
値が、アドレス進行方向に数えて、2度読み闇値か、ら
読み捨て闇値の間にある場合はプレジオクロナススリッ
プを実行する必要はないが、書き込み側であるA系のク
ロック周波数が、読み出しく111であるB系のクロッ
ク周波数より高い場合には、書き込みアドレスチェック
信号315の値は読み捨て闇値側から読み出しチェック
アドレス値に近づいて来るため、両アドレスが一致する
前に、即ち書き込みアドレスチェック信号値が読み捨て
信号値に一致した時、第2のディジタル比較回路316
は読み捨て制御信号33を発生する。そしてこの信号は
第4図の読み出しアドレスカウンタ23に印加され、読
み出しアドレス値がそのフレームの最後のアドレスに至
った後、次フレームのデータの先頭アドレスである1つ
先のアドレスへ進む代りに、1フレーム飛ばして次のフ
レームの先頭アドレスへアドレスをジャンプさせる。こ
れにより、書き込みアドレスが読み出しアドレスへ過度
に接近することを防止する制御が実施される。
逆にA系のクロック周波数がB系のクロック周波数より
低い場合には、書き込みアドレスチェック信号値は2度
読み闇値側から読み出しチェックアドレス値に近づいて
くることと4す、書き込みアドレスチェック信号値が2
度読み闇値に一致した時、第3のディジタル比較回路3
17は2度読み制御信号34を発生し、°この信号もま
た、第4図の読み出しアドレスカウンタ23に印加され
、読み出しアドレス値がそのフレームの最後のアドレス
に至った後、次のフレームに屈するデータの先頭アドレ
スである1つ先のアドレスへ進む代りに、lフレーム戻
ってそれまでのフレームに属するデータの先頭アドレス
へアドレスをジャンプさせる。これにより、読み出しア
ドレスが書き込みアドレスに過度に接近することを防止
する制御が実施される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の装置は以上のように構成されており、書き込みア
ドレス信号14は、第1のディジタル比較回路311か
らアドレスチェックタイミング信号313がラッチ回路
314へ印加されるタイミングでラッチされていたが、
書き込み側であるA系クロック位相と、読み出し側であ
るB系のクロック位相とは独立に変化しているため、以
下に示すような不具合の生ずる恐れがある。
即ち、B系のクロック信号で動作している読み出しアド
レスカウンタ23から出力された読み出しアドレス信号
24が読み出しチェックアドレス値に一致したときのア
ドレスチェックタイミング信号313で入力信号をラン
チ回路314にラッチするように制御を行なった時、書
き込み側であるA″系のクロック信号で動作している書
き込みアドレスカウンタ13が、その出力である書き込
みアドレス信号14を変化させている瞬間であった場合
、複数ビットの並列出力で構成される書き込みアドレス
信号14の個々のビットの変化タイミング間に存在する
スキューと呼ばれる時間的なばらつきに起因して、ラン
チ回路314が、その入力信号である書き込みアドレス
信号値の一部のビットは変化前の値、残りのビットは変
化後の値をラッチすることがある。これにより、書き込
みアドレスチェック信号315を誤認し、プ、レジオク
ロナスス・Jツブ制御を実行する必要がない状態にある
にもかかわらず、読み捨て制御信号33.もしくは2度
読み制御信号34を発生してしまったり、また逆に、読
み捨て又は2度読みが必要であるにもかかわらず、読み
捨て制御信号33.2度読み制御信号34が発生されな
かったりして、不要なデータ信号の乱れが発生する恐れ
があるという欠点があった。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、誤った書き込みアドレス認識をす
ることがなく、不要なスリップ制御を行なうことのない
プレジオクロナススリップ制御回路を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るプレジオクロナススリップ制御回路は、
書き込みアドレス信号値が変化する際の信号値下確定時
間帯を示すサンプルアパーチャ信号を発生するサンプル
アパーチャ信号発生手段と、該サンプルアパーチャ信号
から得られるサンプルが許可される時間範囲にのみ書き
込みアドレス信号値をサンプリングするサンプリング手
段と、咳サンプル値と所定タイミングの読み出しアドレ
ス信号値との差を検出し、その差が所定の値より小さい
場合にスリップ制御信号を発生するスリップ制御信号発
生手段とを設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、書き込みアドレス信号値が変化す
る際の信号値下確定時間帯は書き込みアドレス信号値の
サンプリングを禁止し、書き込みアドレス信号が確定し
ている時間帯にのみサンプリングを許可し、そのサンプ
リング値に応じてスリップ制御を行なう。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例によるプレジオクロナススリ
ップ制御回路を有するバッファ制御回路を示したもので
ある。図中、一点鎖線で囲まれた部分が第4図に示され
たバッファ制御回路31に該当する。また破線で囲まれ
た部分がプレジオクロナススリップ制御回路310に相
当する。
図において、書き込みアドレス信号14.読み出しアド
レス信号24.メモリ制御信号32.読み捨て制御信号
33.2度読み制御信号34.第1のディジクル比較回
路311.読み出しチェックアドレス設定回路312.
ラッチ回路314゜書き込みアドレスチェック信号31
5.第2のディジタル比較回路316.第3のディジク
ル比較回路317.読み捨て闇値設定回路318.2度
読み闇値設定回路31g、3:き込みアドレス変化検出
回路321.読み出しアドレス変化検出回路322.1
き込み、読み出し制御回路323.書き込みアドレス変
化検出信号324.読み出しアドレス変化検出信号32
5は各々従来回路の相当部分と同じ機能を持つ。
また326は書き込みアドレス変化検出信号324を極
性反転させるNOT回路、327は遅延′ 回路であり
、上記NOT回路326及び遅延回路327により、書
き込みアドレス信号値が変化する際の信号値下確定時間
帯を示すサンプルアパーチャ信号328を発生するサン
プルアパーチャ信号発生手段が構成されている。329
はAND回路、330はAND回路329の出力である
ランチ制御信号であり、上記第1のディジタル比較回路
311.読み出しチェックアドレス設定回路3  ′1
2、AND回路329.及びランチ回路314によりサ
ンプル手段が構成されている。
次に動作について説明する。
書き込みアドレス信号14.読み出しアドレス信号24
を入力とし、書き込みアドレス変化検出回路321.読
み出しアドレス変化検出回路322を経て書き込み、読
み出し制御回路323からメモリ制御信号32を発生せ
しめる動作、及び読み出しアドレス信号24を入力とし
て、第1のディジタル比較回路311において同信号を
読み出しチェックアドレス設定回路312に設定された
ディジタル値と比較し、両者が一致した時、アドレスチ
ェックタイミング信号313を発生せしめる動作は従来
の回路と同一である。
本実施例においては、書き込みアドレス変化検出信号3
24をNOT回路326で極性反転した信号を、遅延回
路327で書き込みサイクルタイムより少し短い時間遅
延させ、サンプリングアパーチャ信号を得ている。第2
図(al〜(d)に、書き込みアドレス信号14からサ
ンプルアパーチャ信号328を得るまでのタイムチャー
トを示す。サンプルアパーチャ信号328は遅延回路3
27の遅延時間を調整することにより、その負論理時間
帯が、書き込みアドレス信号14の不確定時間帯(第2
図(al斜線部分)を含むように設定する(第2図(a
)、 (d+参照)。第2図(e) 〜(g)及び(h
) 〜(j)には、同図上段のサンプルアパーチャ信号
328と同じタイムスケールで、読み出しアドレス信号
24からアドレスチェックタイミング信号313が発生
させられる様子を、2つの例について示している。
なお、図中nは読み出しチェックアドレス設定値を示し
ている。
まず第2図(el〜(g)で示した例は、アドレスチェ
ックタイミング信号313が書き込みアドレスサイクル
の中央寄りの時間帯、即ち書き込みアドレス信号14の
値が確定している時間帯に発生している場合である。こ
の場合は、同図(f)、 (dlのアドレスチェックタ
イミング信号313とサンプルアパーチャ信号328と
の論理積がAND回路329でとられ、AND回路32
9の出力信号であるラッチ制御信号330には同図(g
)に示されるように正論理パルス部分があり、そのパル
ス立上りエツジでラッチ回路314は書き込みアドレス
信号14をランチし、その値を書き込みアドレスチェッ
ク信号315として出力する。このアドレスチェック信
号315を基にして、第2めディジタル比較回路316
又は第3のディジクル比較回路317において読み捨て
制御信号33又は2度読み制御信号34を適宜発生する
動作は、従来の回路の場合と同一である。
また第2図(h)〜U)で示した例は、アドレスチェッ
クタイミング信号313が書き込みアドレスサイクルの
変わり目近く、即ち書き込みアドレス信号14の値が不
確定である時間帯もしくはその近傍で発生している場合
で(同図(a)、 (1)参照)、AND回路329に
おいてアドレスサイクタイミ7’)’48%313とサ
ンプルアパーチャ信号328との論理積をとった結果、
AND回路329の出力であるランチ制御信号330に
は正論理パルスが発生せず(同図(di、 (1)、 
0)参照)、従ってラッチ回路314は、それ以前に有
窓なラッチ制御信号330を受けてラッチした書き込み
アドレス値をアドレスチェック信号315として引き継
き出力する。これにより第2のディジタル比較回路31
6又は第3のディジタル比較回路317から読み捨て制
御信号33又は2度読み制御信号34が発生されること
はない。
ここで、本実施例によれば、第2図(h)〜(J)に示
されるように、アドレスチェックタイミング信号313
が発生しているにもかかわらず、ラッチ回路314が書
き込みアドレス値をラッチしないため、プレジオクロナ
ススリップ制御が実施されない場合が生じるが、前にも
述べたように、A系。
B糸相互間のクロック周波数の差は非常に小さく、従っ
てA系の書き込みサイクルとB系の読み出しサイクルの
位相差も時間が経過するにつれ少しづつずれて行き、何
周期か後のアドレスチェックタイミング信号313は第
2図(e)〜(aに示す例のように、サンプルアパーチ
ャ信号の正論理時間帯に発生されるようになり、プレジ
オクロナススリップ制御が実施されるようになる。
このように本実施例装置では、書き込みアドレス信号値
が変化する際の信号値下確定時間帯は、ラッチ回路31
4によるサンプリングを禁止するようにしたので、誤っ
てスリップ制御をしてしまうことがなく、不要なデータ
信号の乱れが発生するのを防止できる。
なお、上記実施例ではプレジオクロナススリップ制御を
読み出し側で行ない、読み捨て制御又は2度読み制御で
実施したが、プレジオクロナススリップ制御は書き込み
側で実施してもよく、その場合には上記実施例の読み捨
て制御に対応して、1スリップ単位分の入力データの書
き込み停止制御、また2度読み制御に対応して、連続し
た2スリップ単位分のメモリに同一人力データを2度書
きする制御でスリップ制御を行なう。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、プレジオクロナスス
リップ制御の必要の有無を検出するための書き込みアド
レス信号のサンプリングを、同信号値が変化する場合に
生じる信号値下確定時間帯を避けて実施するようにした
ので、誤った書・き込みアドレス認識による不必要なプ
レジオクロナス制御をすることのないプレジオクロナス
スリップ制御回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるプレジオクロナススリ
ップ制御回路を含むバッファ制御回路の構成図、第2図
は該プレジオクロナススリップ制御回路の動作を説明す
るためのタイミングチャート図、第3図はプレジオクロ
ナス整合回路の概念を示す図、第4図は従来のプレジオ
クロナス整合回路の一例を示す図、第5図は従来のプレ
ジオクロナススリップ制御回路を含むバッファ制御回路
の一例を示す図である。 13・・・書き込みアドレスカウンタ、14・・・書き
込みアドレス信号、23・・・読み出しアドレスカウン
タ、24・・・読み出しアドレス信号、30・・・整合
パンツアメモリ、31・・・バッファ制御回路、32・
・・メモリ制御信号、33・・・読み捨て制御信号、3
4・・・2度読み制御信号、310・・・プレジオクロ
ナススリップ制御回路、311・・・第1のディジタル
比較回路、312・・・読み出しチェックアドレス設定
回路、313・・・アドレスチェックタイミング信号、
314・・・ランチ回路、315・・・書き込みアドレ
スチェック信号、316・・・第2のディジタル比較回
路、317・・・第3のディジタル比較回路、318・
・・読み捨て闇値設定回路、319・・・2度読み闇値
設定回路、321・・・書き込みアドレス変化検出回路
、322・・・読み出しアドレス変化検出回路、323
・・・書き込み、読み出し制御回路、324・・・書き
込みアドレス変化検出信号、325・・・読み出しアド
レス変化検出信号、326・・・NOT回路、327・
・・遅延回路、328・・・サンプルアパーチャ信号、
329・・・AND回路、330・・・ラッチ制御(3
号。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つのディジタル信号系の間で信号の授受を行な
    う場合に両系の伝送レートの差を補正するためのプレジ
    オクロナス整合回路におけるプレジオクロナススリップ
    制御回路であって、書き込みアドレス信号値が変化する
    際の信号値下確定時間帯を示すサンプルアパーチャ信号
    を発生するサンプルアパーチャ信号発生手段と、該サン
    プルアパーチャ信号から得られるサンプルが許可される
    上記信号値不確定時間帯以外の時間範囲に読み出しアド
    レスカウンタの所定のタイミングで書き込みアドレス信
    号値をサンプリングするサンプリング手段と、該サンプ
    ル値と上記所定タイミングの読み出しアドレス信号値と
    の差を検出しその差が予め定められた所定の値より小さ
    い場合にスリップ制御信号を発生するスリップ制御信号
    発生手段とを備えたことを特徴とするプレジオクロナス
    スリップ制御回路。
JP59219124A 1984-10-17 1984-10-17 プレジオクロナススリツプ制御回路 Granted JPS6196846A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6286935A (ja) * 1985-10-11 1987-04-21 Nec Corp フレ−ムアライナ回路
JP2010068301A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Sony Corp 情報処理装置および方法

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