JPS6196036A - 低鉄損方向性電磁鋼板及びその製造法 - Google Patents
低鉄損方向性電磁鋼板及びその製造法Info
- Publication number
- JPS6196036A JPS6196036A JP59215823A JP21582384A JPS6196036A JP S6196036 A JPS6196036 A JP S6196036A JP 59215823 A JP59215823 A JP 59215823A JP 21582384 A JP21582384 A JP 21582384A JP S6196036 A JPS6196036 A JP S6196036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- grain
- oriented electrical
- iron loss
- intervals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
- C21D8/1294—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties involving a localized treatment
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/16—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys in the form of sheets
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は低鉄損方向性電磁鋼板およびその製造方法に係
り、さらに詳しく述べるならば熱処理されても鉄損改善
効果が消失しない磁区細分化帯を形成し鉄損が極めて低
い方向性電磁鋼板及びその製造に関する。
り、さらに詳しく述べるならば熱処理されても鉄損改善
効果が消失しない磁区細分化帯を形成し鉄損が極めて低
い方向性電磁鋼板及びその製造に関する。
従来の技術
方向性電磁鋼板は主として変圧器、その他電気機器の鉄
芯材料として使用されるので、励磁特性、鉄損特性が良
好である必要がある。
芯材料として使用されるので、励磁特性、鉄損特性が良
好である必要がある。
この方向性電磁鋼板は2次再結晶現象を利用し、圧延面
に(110)面を、圧延方向に<001>軸をもつ、い
わゆるゴス方位を存する2次再結晶粒が発達している。
に(110)面を、圧延方向に<001>軸をもつ、い
わゆるゴス方位を存する2次再結晶粒が発達している。
該(110)<001>方位の集積度を高めるとともに
、圧延方向からの偏りをできるだけ減少せしめることに
より、励磁特性、鉄損特性等のすくれたものが製造され
るようになっている。
、圧延方向からの偏りをできるだけ減少せしめることに
より、励磁特性、鉄損特性等のすくれたものが製造され
るようになっている。
ところで、(110)<001>方位の集積度を高める
につれて結晶粒は大きくなり、またfil壁が粒界を貫
通するために磁区が大となり、方向性を高めた割りには
鉄損が低下しない現象がある。
につれて結晶粒は大きくなり、またfil壁が粒界を貫
通するために磁区が大となり、方向性を高めた割りには
鉄損が低下しない現象がある。
この現象を解消し、鉄損の低下を図る技術として、例え
ば特公昭筒58−5968号がある。これは最終仕上焼
鈍後の一方向性電磁鋼板の表面に小球等を押圧して深さ
5μ以下のへこみを形成して線状の微小ひずみを付与す
ることで磁区細分化を行い鉄損を改善させるものである
。また特公昭第58−26410号には、最終仕上焼鈍
により生成した2次再結晶の各結晶粒表面にレーザー照
射による傷跡を少なくとも1個形成せしめて、磁区を細
分化し鉄損を低下させることが提案されている。
ば特公昭筒58−5968号がある。これは最終仕上焼
鈍後の一方向性電磁鋼板の表面に小球等を押圧して深さ
5μ以下のへこみを形成して線状の微小ひずみを付与す
ることで磁区細分化を行い鉄損を改善させるものである
。また特公昭第58−26410号には、最終仕上焼鈍
により生成した2次再結晶の各結晶粒表面にレーザー照
射による傷跡を少なくとも1個形成せしめて、磁区を細
分化し鉄損を低下させることが提案されている。
これら特公昭第58−5968号及び特公昭第58−2
6410号に示された方法によれば一方向性電磁鋼板表
面に局部的な微小ひずみを付与することで鉄損が改善さ
れ、超低鉄損材料を得ることができる。
6410号に示された方法によれば一方向性電磁鋼板表
面に局部的な微小ひずみを付与することで鉄損が改善さ
れ、超低鉄損材料を得ることができる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記の如く得られた超低鉄損材料も焼鈍
すると鉄損等の改善効果が失われる。例えば巻鉄心を製
造する際の歪取り焼鈍では該鉄損改善効果が消失する問
題がある。
すると鉄損等の改善効果が失われる。例えば巻鉄心を製
造する際の歪取り焼鈍では該鉄損改善効果が消失する問
題がある。
本発明は熱処理例えば歪取焼鈍されても鉄損改善効果が
消失しない磁区細分化帯を形成して鉄損の極めて低い方
向性電磁鋼板を製造することを目的とする。
消失しない磁区細分化帯を形成して鉄損の極めて低い方
向性電磁鋼板を製造することを目的とする。
本発明者らは磁区細分化後に歪取焼鈍など例えば700
〜900℃の温度で熱処理されても鉄損改善効果が消失
しない磁区細分化を行ない鉄損の極めて低い方向性電磁
鋼板を製造するため多くの実験を行ない検討した。
〜900℃の温度で熱処理されても鉄損改善効果が消失
しない磁区細分化を行ない鉄損の極めて低い方向性電磁
鋼板を製造するため多くの実験を行ない検討した。
問題点を解決するための手段
その結果、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板に、該鋼板の
鋼成分あるいは鋼組織と異なった侵本体例えば鋼板や表
面被膜との反応により合金層、表面反応生成物等を間隔
をおいて鋼板に入り込ませて形成すると、その侵入体の
両側に磁区の芽が生じ鋼板が磁化されるとき磁区が細分
化され、その後に歪取焼鈍などの熱処理を施されても磁
区細分化による鉄損改善効果は消失せず、鉄損の極めて
低い方向性i1 m 綱板が製造されることを見出した
。
鋼成分あるいは鋼組織と異なった侵本体例えば鋼板や表
面被膜との反応により合金層、表面反応生成物等を間隔
をおいて鋼板に入り込ませて形成すると、その侵入体の
両側に磁区の芽が生じ鋼板が磁化されるとき磁区が細分
化され、その後に歪取焼鈍などの熱処理を施されても磁
区細分化による鉄損改善効果は消失せず、鉄損の極めて
低い方向性i1 m 綱板が製造されることを見出した
。
この耐熱性の磁区細分化は次のようにして行なえる。即
ち、仕上焼鈍された方向性型[鋼板に、金属、非金属の
粉末やそれらの酸化物の粉末、リン酸、ホウ酸、リン酸
塩、ホウ酸塩等の薬剤を間隔をおいて塗布し、次いで熱
処理すると鋼板やその表面被膜と反応して、鋼板に入り
込むかたちで鋼成分あるいは鋼組織と異なった侵入体が
間隔をおいて形成され、耐熱性のある磁区細分化が行な
われる。次に本発明の詳細な説明する。
ち、仕上焼鈍された方向性型[鋼板に、金属、非金属の
粉末やそれらの酸化物の粉末、リン酸、ホウ酸、リン酸
塩、ホウ酸塩等の薬剤を間隔をおいて塗布し、次いで熱
処理すると鋼板やその表面被膜と反応して、鋼板に入り
込むかたちで鋼成分あるいは鋼組織と異なった侵入体が
間隔をおいて形成され、耐熱性のある磁区細分化が行な
われる。次に本発明の詳細な説明する。
本発明では、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板に磁区細分
化を行なうが、該方向外電vA鋼板は鋼成分および仕上
焼鈍されるまでの製造条件については特定する必要はな
い。すなわち例えばインヒビターとして^(l N+
MnS+ MnSe、 BL CuzS等が適宜用いら
れる。また必要に応じてCu 、 Sn 、 Cr 、
Ni 。
化を行なうが、該方向外電vA鋼板は鋼成分および仕上
焼鈍されるまでの製造条件については特定する必要はな
い。すなわち例えばインヒビターとして^(l N+
MnS+ MnSe、 BL CuzS等が適宜用いら
れる。また必要に応じてCu 、 Sn 、 Cr 、
Ni 。
No 、 Sb 、−等の元素が含有され、熱間圧延し
、焼鈍、して1回、または中間焼鈍を工程にそれぞれ1
回以上計の2回以上の冷間圧延により最終板厚とし、脱
炭焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布して仕上焼鈍される。
、焼鈍、して1回、または中間焼鈍を工程にそれぞれ1
回以上計の2回以上の冷間圧延により最終板厚とし、脱
炭焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布して仕上焼鈍される。
ところで、本発明では仕上げ焼鈍された方向性電磁鋼板
に薬剤を間隔をおいて線状あるいは点状に塗布する。こ
の薬剤としてはll、Si、Ti、Sb。
に薬剤を間隔をおいて線状あるいは点状に塗布する。こ
の薬剤としてはll、Si、Ti、Sb。
Sr 、 Cu 、 Sn 、 Zn 、 Ni 、
Cr 、 Mn 、 R等の金属、非金属粉末またはそ
れらの酸化物の1種あるいは2種以上と、リン酸、ホウ
酸、リン酸塩、ホウ酸塩、硫酸塩の1種あるいは2種以
上とからなり、スラリー状あるいは溶液として塗布され
る。
Cr 、 Mn 、 R等の金属、非金属粉末またはそ
れらの酸化物の1種あるいは2種以上と、リン酸、ホウ
酸、リン酸塩、ホウ酸塩、硫酸塩の1種あるいは2種以
上とからなり、スラリー状あるいは溶液として塗布され
る。
金属、非金属粉末は数10ミクロン以下のサイズのもの
が用いられる。
が用いられる。
金属、非金属粉末或いはその酸化物をスラリーとして使
用する場合は水と懸濁させて塗布するのが作業性がよい
ため、水100重量部に対し2〜100重量部程度の濃
度にする。
用する場合は水と懸濁させて塗布するのが作業性がよい
ため、水100重量部に対し2〜100重量部程度の濃
度にする。
金属、非金属粉末或いは酸化物を酸又は塩類と混合して
使用する際は原液のままか、水で適当な濃度にうすめて
塗布すればよい。
使用する際は原液のままか、水で適当な濃度にうすめて
塗布すればよい。
薬剤は3〜30龍の間隔をおいて方向性電磁銅板に塗布
するが、予め、機械的に例えば小球、ローラー等で鋼板
表面に微小なへこみを、あるいは例えばレーザーを照射
することによって光学的に痕跡を、それぞれ3〜301
嘗の間隔にて形成したのち、前記薬剤を塗布してもよい
。この際の薬剤の塗布量は塗布乾燥後の重量で0.1〜
50g/rrrの範囲であればよく、0.3〜10g/
n?がより好ましい。
するが、予め、機械的に例えば小球、ローラー等で鋼板
表面に微小なへこみを、あるいは例えばレーザーを照射
することによって光学的に痕跡を、それぞれ3〜301
嘗の間隔にて形成したのち、前記薬剤を塗布してもよい
。この際の薬剤の塗布量は塗布乾燥後の重量で0.1〜
50g/rrrの範囲であればよく、0.3〜10g/
n?がより好ましい。
次いで、乾燥後、500〜1200℃の温度で熱処理す
ると、薬剤が鋼板や表面被膜と反応し、板厚方向に入り
込むかたちで合金層または/および表面反応生成物など
の侵入体が油隔をおいて形成される。該熱処理は中性又
はH2を含む還元性雰囲気でなされる。この侵入体の1
例の顕微鏡組織写真(X、2000)を第1図に示す。
ると、薬剤が鋼板や表面被膜と反応し、板厚方向に入り
込むかたちで合金層または/および表面反応生成物など
の侵入体が油隔をおいて形成される。該熱処理は中性又
はH2を含む還元性雰囲気でなされる。この侵入体の1
例の顕微鏡組織写真(X、2000)を第1図に示す。
図に示すようにこの1例の侵入体は点状の集合体を形成
している。侵入体の組成は鋼成分組成と異なり、また組
織も異なって、その両側に磁区の芽が多数つくられ、鋼
板を磁化したとき、該磁区の芽が伸びて、磁区が細分化
されると推察される。
している。侵入体の組成は鋼成分組成と異なり、また組
織も異なって、その両側に磁区の芽が多数つくられ、鋼
板を磁化したとき、該磁区の芽が伸びて、磁区が細分化
されると推察される。
以下実施例を説明する。
実施例1
重量%でC:0.077 、Si:3.28、Mn:0
.076、A 1 : 0.030 、S : 0.0
24 、Cu:0.15、S n:0.15残部鉄から
なる珪素鋼スラブを周知の方法によって熱間圧延−焼鈍
−冷間圧延を経て0 、025 m厚の鋼板を得た。
.076、A 1 : 0.030 、S : 0.0
24 、Cu:0.15、S n:0.15残部鉄から
なる珪素鋼スラブを周知の方法によって熱間圧延−焼鈍
−冷間圧延を経て0 、025 m厚の鋼板を得た。
次いで更に周知の脱炭焼鈍−焼鈍分離剤塗布−最終仕上
焼鈍の各工程を実施した。得られた鋼板コイルから巾1
0CIIIX長さ50ωののサンプルを切出し850℃
×4時間の歪取焼鈍を行なって「処理前」の供試材とし
た。
焼鈍の各工程を実施した。得られた鋼板コイルから巾1
0CIIIX長さ50ωののサンプルを切出し850℃
×4時間の歪取焼鈍を行なって「処理前」の供試材とし
た。
このグラス皮膜つきの鋼板に第1表に示すような薬剤を
鋼板の圧延方向と直角方向に10mm間隔に塗布乾燥后
の重量で0.5 g/ nlになるように塗布し、炉温
400℃で乾燥後積層し、800℃×30分の熱処理を
行って「処理後」の共試材とした。
鋼板の圧延方向と直角方向に10mm間隔に塗布乾燥后
の重量で0.5 g/ nlになるように塗布し、炉温
400℃で乾燥後積層し、800℃×30分の熱処理を
行って「処理後」の共試材とした。
第 1 表
次に上記「処理後」の鋼板に対して800℃×4時間の
歪取焼鈍を行った後、「歪取焼鈍後」の共試材とした。
歪取焼鈍を行った後、「歪取焼鈍後」の共試材とした。
以上の「処理前」、「処理後」、及び「歪取焼鈍後」の
それぞれの共試材の磁気特性を測定した結果を第2表に
示す。S+Oは磁束密度(T)、W+?/S。は鉄壜(
W/kg)である。
それぞれの共試材の磁気特性を測定した結果を第2表に
示す。S+Oは磁束密度(T)、W+?/S。は鉄壜(
W/kg)である。
以下余白
第2表
実施例2
実施例1と同様にして得られた最終仕上焼鈍後のコイル
を絶縁コーティング塗布とヒートフラ・ノトニング処理
を行った成品鋼板から中10cmx長さ50cmのサイ
ズ試料を切り出し、レーザー照射し、圧延方向と直角に
10蒙宵間隔に微少なキズを入れた「処理前」の供試材
とした。
を絶縁コーティング塗布とヒートフラ・ノトニング処理
を行った成品鋼板から中10cmx長さ50cmのサイ
ズ試料を切り出し、レーザー照射し、圧延方向と直角に
10蒙宵間隔に微少なキズを入れた「処理前」の供試材
とした。
次いでこのノーザー照射後に、第3表に示す薬剤を塗布
乾燥后の重量で0.58/mになるように塗布し、炉温
400℃で乾燥後積層し、800℃×30分の熱処理を
行なって「処理後」の供試材としたこの後更に800℃
×2時間の歪取焼鈍を行なって「歪取焼鈍後」の供試材
とした。
乾燥后の重量で0.58/mになるように塗布し、炉温
400℃で乾燥後積層し、800℃×30分の熱処理を
行なって「処理後」の供試材としたこの後更に800℃
×2時間の歪取焼鈍を行なって「歪取焼鈍後」の供試材
とした。
以上「処理前」 「処理後」及び「歪取焼鈍後」のそれ
ぞれの供試材の磁気特性を測定した。
ぞれの供試材の磁気特性を測定した。
以下余白
第3表
第4表
以上の実施例によれば磁区細分化後に歪取焼鈍されても
鉄損改善効果は消なわれず、鉄損の極めて低い方向性電
磁鋼板が製造される。
鉄損改善効果は消なわれず、鉄損の極めて低い方向性電
磁鋼板が製造される。
発明の詳細
な説明したように本発明によれば、該侵入体による磁区
細分化で鋼板の鉄損が低くなるとともに、その後に、高
温に加熱される歪取焼鈍が行われても、鉄損改善効果が
消失しないという、これまでの磁区細分化法に見られな
いす(れた特長がある。
細分化で鋼板の鉄損が低くなるとともに、その後に、高
温に加熱される歪取焼鈍が行われても、鉄損改善効果が
消失しないという、これまでの磁区細分化法に見られな
いす(れた特長がある。
第1図は本発明によって鋼板に形成された点状集合体の
侵入体を示す金属顕微鏡組織写真(X2000)である
。 第1図 (×2000) 手続補正書(自発) 昭和61年1月】4日 パ、−許庁長官宇賀道部 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願 第215823号 2、発明の名称 低鉄損方向性電磁鋼板及びその製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (665)新日本製録株式会社4、代理人 5、補正の対象 (1)明細書の「特許請求の範囲」の欄(2〕 明細
書の「発明の詳細な説明jの欄6、補正の内容 (])特許請求の範囲を別紙のように補正する。 (2)発明の詳細な説明 (イ)明細書第4頁第7行の「・・・鋼板に」の次に以
下の文を加入する。 「歪を付与し、該歪を介して熱処理により」 (ロ)明細書第4頁第15行の「・・・見出した。」の
次に以下の文を加入する。 「なお本発明において「侵入体Jとは鋼板上の薬剤がそ
のもの単独、または表面被膜を含む鋼板側成分、さらに
は界囲気成分等と結合した状態で鋼板中に粒または塊シ
となって存在する様子を表現するものである。j (ハ)BAm書第4貞第20行の「塗布し」の次に以下
の文を加入する。 一−\ 「あるいは塗布の前または後でレーザー照射などKよシ
歪を間隔をおいて付与し、」に)明細書第6頁第1行の
「以上と、」を1以上や」に訂正する。 (へ)明細書第6頁第18行の「・・・してもよい。」
の次に以下の文を加入する。 「この塑性歪を呈する歪の付与は、従来のようにそれ自
体によって磁区を細分化するためでなく、薬剤と鋼板ま
たはその表面被膜等との熱処理時における反応を安定し
て高め、侵入体の形成を促進させるためである。」 (ト)明細書第7頁第18行のr O,025朋Jをr
O,25朋」に訂正する。 7、添付書類の目録 補正特許請求の範囲 1通2、特許請求
の範囲 1.仕上焼鈍された方向性電磁鋼板において、織と異な
った侵入体を間隔をおいて形成し、磁区細分化帯を構成
していることを特徴とする低鉄損方向性電磁鋼板。 2、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板において、該鋼板に
、薬剤を間隔をおいて塗布し、熱処理することによって
該薬剤と鋼板及び/又はその表面被膜とを反応させ、鋼
成分あるいは鋼組織と異なった侵入体を間隔をおいて形
成し、磁区細分化を行うことを特徴とする低鉄損方向性
1jt@鋼板の製造方法。
侵入体を示す金属顕微鏡組織写真(X2000)である
。 第1図 (×2000) 手続補正書(自発) 昭和61年1月】4日 パ、−許庁長官宇賀道部 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願 第215823号 2、発明の名称 低鉄損方向性電磁鋼板及びその製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (665)新日本製録株式会社4、代理人 5、補正の対象 (1)明細書の「特許請求の範囲」の欄(2〕 明細
書の「発明の詳細な説明jの欄6、補正の内容 (])特許請求の範囲を別紙のように補正する。 (2)発明の詳細な説明 (イ)明細書第4頁第7行の「・・・鋼板に」の次に以
下の文を加入する。 「歪を付与し、該歪を介して熱処理により」 (ロ)明細書第4頁第15行の「・・・見出した。」の
次に以下の文を加入する。 「なお本発明において「侵入体Jとは鋼板上の薬剤がそ
のもの単独、または表面被膜を含む鋼板側成分、さらに
は界囲気成分等と結合した状態で鋼板中に粒または塊シ
となって存在する様子を表現するものである。j (ハ)BAm書第4貞第20行の「塗布し」の次に以下
の文を加入する。 一−\ 「あるいは塗布の前または後でレーザー照射などKよシ
歪を間隔をおいて付与し、」に)明細書第6頁第1行の
「以上と、」を1以上や」に訂正する。 (へ)明細書第6頁第18行の「・・・してもよい。」
の次に以下の文を加入する。 「この塑性歪を呈する歪の付与は、従来のようにそれ自
体によって磁区を細分化するためでなく、薬剤と鋼板ま
たはその表面被膜等との熱処理時における反応を安定し
て高め、侵入体の形成を促進させるためである。」 (ト)明細書第7頁第18行のr O,025朋Jをr
O,25朋」に訂正する。 7、添付書類の目録 補正特許請求の範囲 1通2、特許請求
の範囲 1.仕上焼鈍された方向性電磁鋼板において、織と異な
った侵入体を間隔をおいて形成し、磁区細分化帯を構成
していることを特徴とする低鉄損方向性電磁鋼板。 2、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板において、該鋼板に
、薬剤を間隔をおいて塗布し、熱処理することによって
該薬剤と鋼板及び/又はその表面被膜とを反応させ、鋼
成分あるいは鋼組織と異なった侵入体を間隔をおいて形
成し、磁区細分化を行うことを特徴とする低鉄損方向性
1jt@鋼板の製造方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板において、該鋼板に
鋼成分あるいは鋼組織と異なった侵入体を間隔をおいて
形成し、磁区細分化帯を構成していることを特徴とする
低鉄損方向性電磁鋼板。 2、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板において、該鋼板に
、薬剤を間隔をおいて塗布し、熱処理することによって
該薬剤と鋼板及び/又はその表面被膜とを反応させ、鋼
成分あるいは鋼組織と異なった侵入体を間隔をおいて形
成し、 磁区細分化を行うことを特徴とする低鉄損方向性電磁鋼
板の製造方法。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59215823A JPS6196036A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 低鉄損方向性電磁鋼板及びその製造法 |
IT67867/85A IT1182608B (it) | 1984-10-15 | 1985-10-14 | Lamiera di acciaio elettrico a grana orientata avente una bassa perdita di potenza e metodo per la sua fabbricazione |
SE8504752A SE465128B (sv) | 1984-10-15 | 1985-10-14 | Kornorienterad staaltunnplaat foer elektriska aendamaal samt foerfarande foer framstaellning av plaaten |
DE19853536737 DE3536737A1 (de) | 1984-10-15 | 1985-10-15 | Kornorientiertes elektrostahlblech mit niedrigem ummagnetisierungsverlust und verfahren zu seiner herstellung |
GB08525352A GB2167324B (en) | 1984-10-15 | 1985-10-15 | Grain-oriented electrical steel sheet having a low watt loss and method for producing same |
CA000492955A CA1249764A (en) | 1984-10-15 | 1985-10-15 | Grain-oriented electrical steel sheet having a low watt loss and method for producing same |
BE0/215728A BE903448A (fr) | 1984-10-15 | 1985-10-15 | Toles d'acier electrique a grains orientes ayant une faible perte en watts et procede de production de celles-ci |
FR858515269A FR2571884B1 (fr) | 1984-10-15 | 1985-10-15 | Tole d'acier electrique a grains orientes ayant une faible perte en energie active et procede de production de cette tole |
KR1019850007583A KR900008852B1 (ko) | 1984-10-15 | 1985-10-15 | 저철손 방향성 전자강판 및 그것의 제조방법 |
US07/002,394 US4863531A (en) | 1984-10-15 | 1987-01-09 | Method for producing a grain-oriented electrical steel sheet having a low watt loss |
US07/470,997 US4960652A (en) | 1984-10-15 | 1990-01-22 | Grain-oriented electrical steel sheet having a low watt loss |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59215823A JPS6196036A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 低鉄損方向性電磁鋼板及びその製造法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29176187A Division JPS63171848A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 低鉄損方向性電磁鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6196036A true JPS6196036A (ja) | 1986-05-14 |
JPS6330968B2 JPS6330968B2 (ja) | 1988-06-21 |
Family
ID=16678845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59215823A Granted JPS6196036A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 低鉄損方向性電磁鋼板及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6196036A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63300502A (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-07 | Kawasaki Steel Corp | 磁気特性に優れた非晶質合金薄帯の製造方法 |
JPH0336213A (ja) * | 1989-03-23 | 1991-02-15 | Allegheny Internatl Inc | フラックス印刷による配向ケイ素鋼の磁区細分化法 |
US5141573A (en) * | 1988-04-23 | 1992-08-25 | Nippon Steel Corporation | High flux density grain-oriented electrical steel sheet having improved watt loss characteristic and process for preparation thereof |
KR100544535B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2006-01-24 | 주식회사 포스코 | 무그라스피막 방향성전기강판용 무크롬 절연피막제와 이를이용한 방향성 전기강판의 제조방법 |
-
1984
- 1984-10-15 JP JP59215823A patent/JPS6196036A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63300502A (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-07 | Kawasaki Steel Corp | 磁気特性に優れた非晶質合金薄帯の製造方法 |
US5141573A (en) * | 1988-04-23 | 1992-08-25 | Nippon Steel Corporation | High flux density grain-oriented electrical steel sheet having improved watt loss characteristic and process for preparation thereof |
JPH0336213A (ja) * | 1989-03-23 | 1991-02-15 | Allegheny Internatl Inc | フラックス印刷による配向ケイ素鋼の磁区細分化法 |
KR100544535B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2006-01-24 | 주식회사 포스코 | 무그라스피막 방향성전기강판용 무크롬 절연피막제와 이를이용한 방향성 전기강판의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6330968B2 (ja) | 1988-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101070064B1 (ko) | 자속 밀도가 높은 방향성 전자기 강판의 제조 방법 | |
EP3178965B1 (en) | Pre-coating agent composition for grain-oriented electrical steel sheet, grain-oriented electrical steel sheet comprising same, and manufacturing method therefor | |
JP6995010B2 (ja) | 改良されたフォルステライト被膜特性を有する方向性珪素鋼の製造方法 | |
US20220074011A1 (en) | Annealing separator composition for grain-oriented electrical steel sheet, grain-oriented electrical steel sheet, and method for manufacturing grain-oriented electrical steel sheet | |
JPS6196036A (ja) | 低鉄損方向性電磁鋼板及びその製造法 | |
JPS62161915A (ja) | 超低鉄損の方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH02200732A (ja) | 磁気特性の優れた方向性電磁鋼板の製造法 | |
JPH0121229B2 (ja) | ||
JPS61133321A (ja) | 超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS61284529A (ja) | 鉄損の極めて低い方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS6253571B2 (ja) | ||
JPS61139677A (ja) | 低鉄損方向性電磁鋼板の製造法 | |
JPS63171848A (ja) | 低鉄損方向性電磁鋼板 | |
JPH01139722A (ja) | 二方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS61117220A (ja) | 低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS61117283A (ja) | 低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS61183457A (ja) | 磁気特性の極めてすぐれた方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS61130421A (ja) | 超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS61117221A (ja) | 低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS61111509A (ja) | 超低鉄損方向性電磁鋼板 | |
JPS61117217A (ja) | 超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS61190902A (ja) | 鉄損の極めて低い方向性電磁鋼板 | |
JPS61117216A (ja) | 超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP2786577B2 (ja) | 方向性けい素鋼板の製造方法 | |
JPS61133319A (ja) | 超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 |