JPS61133319A - 超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法Info
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- JPS61133319A JPS61133319A JP25196484A JP25196484A JPS61133319A JP S61133319 A JPS61133319 A JP S61133319A JP 25196484 A JP25196484 A JP 25196484A JP 25196484 A JP25196484 A JP 25196484A JP S61133319 A JPS61133319 A JP S61133319A
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- Japan
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- steel sheet
- oriented electrical
- electrical steel
- film
- iron loss
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
- C21D8/1294—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties involving a localized treatment
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は低鉄損の方向性電磁鋼板の製造法に係わり、さ
らに詳しく述べると熱処理されても鉄損改善効果が消失
しない、磁区細分化により鉄損が掻めて低い方向性電磁
鋼板を製造する方法に関する。
らに詳しく述べると熱処理されても鉄損改善効果が消失
しない、磁区細分化により鉄損が掻めて低い方向性電磁
鋼板を製造する方法に関する。
(従来の技術)
方向性電磁鋼板は主として変圧器、その他、電気機器の
鉄芯材料として使用されるので、励磁特性、鉄損特性が
良好である必要がある。
鉄芯材料として使用されるので、励磁特性、鉄損特性が
良好である必要がある。
この鋼板は2次再結晶現象を利用し、圧延面に(110
)面を、圧延方向に<001 >軸をもつ、いわゆるゴ
ス方位を有する2次再結晶粒組織が発達している。該(
110”) <001 >方位の集積度を高めるとと
もに、圧延方向からの偏りを可及的に減少、せしめるこ
とにより、励磁特性、鉄損特性等のすぐれたものが製造
されるようになっている。
)面を、圧延方向に<001 >軸をもつ、いわゆるゴ
ス方位を有する2次再結晶粒組織が発達している。該(
110”) <001 >方位の集積度を高めるとと
もに、圧延方向からの偏りを可及的に減少、せしめるこ
とにより、励磁特性、鉄損特性等のすぐれたものが製造
されるようになっている。
ところで、(110) <001 >方位の集積度を
高めるにつれて結晶粒は大きくなり、また磁壁が粒界を
貫通するために磁区が大となり、集積度を高めた割りに
は鉄損が低くならない現象がある。
高めるにつれて結晶粒は大きくなり、また磁壁が粒界を
貫通するために磁区が大となり、集積度を高めた割りに
は鉄損が低くならない現象がある。
上述の現象を解消し、鉄損の低下を図る技術として、例
えば特公昭58−5968号がある。これは最終仕上焼
鈍済みの一方向性電磁鋼板の表面に小球等を押圧して深
さ5μ以下の凹みを形成して線状の微小ひずみを付与す
ることによって磁区の細分化を行い、鉄損を改善するも
のである。また、特公昭58−26410号には、最終
仕上焼鈍により生成した2次再結晶の各結晶粒表面にレ
ーザー照射による痕跡を少なくとも1個形成せしめて、
磁区を細分化し鉄損を低下させることが提案されている
。
えば特公昭58−5968号がある。これは最終仕上焼
鈍済みの一方向性電磁鋼板の表面に小球等を押圧して深
さ5μ以下の凹みを形成して線状の微小ひずみを付与す
ることによって磁区の細分化を行い、鉄損を改善するも
のである。また、特公昭58−26410号には、最終
仕上焼鈍により生成した2次再結晶の各結晶粒表面にレ
ーザー照射による痕跡を少なくとも1個形成せしめて、
磁区を細分化し鉄損を低下させることが提案されている
。
これら特公昭58−5968号及び特公昭5B−264
10号に示された方法によれば、一方向性電磁鋼板表面
に局部的な微小ひずみを付与することで鉄損が改善され
、超低鉄損材料を得ることができる。
10号に示された方法によれば、一方向性電磁鋼板表面
に局部的な微小ひずみを付与することで鉄損が改善され
、超低鉄損材料を得ることができる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記の如く得られた超低鉄損材料も焼鈍
すると鉄損の改善効果が失われ、例えば巻鉄心を製造す
る際の歪取り焼鈍では該鉄損改善効果が消失する問題が
ある。
すると鉄損の改善効果が失われ、例えば巻鉄心を製造す
る際の歪取り焼鈍では該鉄損改善効果が消失する問題が
ある。
本発明は熱処理例えば歪取焼鈍されても鉄損改善効果が
消失しない磁区細分化帯を形成して、鉄損の極めて低い
方向性電磁鋼板を安定して得ることを目的とする。
消失しない磁区細分化帯を形成して、鉄損の極めて低い
方向性電磁鋼板を安定して得ることを目的とする。
本発明者らは磁区細分化後に歪取焼鈍など例えば700
〜900℃の温度で熱処理されても鉄損改善効果が消失
しない磁区細分化を行ない、鉄損の極めて、低い方向性
電磁鋼板を製造するため、多くの実験を行ない検討した
。
〜900℃の温度で熱処理されても鉄損改善効果が消失
しない磁区細分化を行ない、鉄損の極めて、低い方向性
電磁鋼板を製造するため、多くの実験を行ない検討した
。
(問題点を解決するための手段)
その結果、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板に、該鋼板の
鋼成分或いは鋼組織と異なった侵入体、例えば鋼板や表
面被膜等との反応による合金層、表面反応生成物、拡散
体等を、間隔をおいて鋼板に入り込ませて形成すると、
その両側に磁区の芽が生じ、鋼板が磁化されるとき磁区
が細分化され、その後に歪取焼鈍などの熱処理を施して
も磁区細分化による鉄損改善効果は消失せず、鉄損の極
めで低い方向性電磁鋼板が得られることを見出した。
鋼成分或いは鋼組織と異なった侵入体、例えば鋼板や表
面被膜等との反応による合金層、表面反応生成物、拡散
体等を、間隔をおいて鋼板に入り込ませて形成すると、
その両側に磁区の芽が生じ、鋼板が磁化されるとき磁区
が細分化され、その後に歪取焼鈍などの熱処理を施して
も磁区細分化による鉄損改善効果は消失せず、鉄損の極
めで低い方向性電磁鋼板が得られることを見出した。
本発明は斯かる超低鉄損方向性電磁鋼板を安定的に製造
する方法を提供するものであり、その特徴とするところ
は、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板に、再侵入体の被膜
を形成する前または後に、歪を付与し、ついで被膜を急
速加熱短時間の焼付した後、熱処理することにより該鋼
板に、鋼板地鉄の鋼成分あるいは鋼組織と異なった侵入
体を間隔をおいて形成し、磁区細分化を行なうことを特
徴とする超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法にあ
2る。
する方法を提供するものであり、その特徴とするところ
は、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板に、再侵入体の被膜
を形成する前または後に、歪を付与し、ついで被膜を急
速加熱短時間の焼付した後、熱処理することにより該鋼
板に、鋼板地鉄の鋼成分あるいは鋼組織と異なった侵入
体を間隔をおいて形成し、磁区細分化を行なうことを特
徴とする超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法にあ
2る。
この耐熱性のある磁区細分化は次のようにして行える。
即ち、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板に、再侵入体例え
ば金属、非金属やそれらの混合物、合金、酸化物、リン
酸、ホウ酸、リン酸塩、及びホウ酸塩等さらにはそれら
の混合物の薬剤を塗布、メッキ、蒸着、接着、溶着、腐
食などの方法で被膜し、該被膜の形成の前または後に歪
を付与し、ついで被膜を急速加熱短時間焼付した後、熱
処理する゛と、鋼板や表面被膜等と反応して、鋼板に入
り込むかたちで鋼成分或いは鋼組織と異なった侵入体゛
が間隔をおいて安定して形成され、耐熱性のある磁区細
分化が行われる。
ば金属、非金属やそれらの混合物、合金、酸化物、リン
酸、ホウ酸、リン酸塩、及びホウ酸塩等さらにはそれら
の混合物の薬剤を塗布、メッキ、蒸着、接着、溶着、腐
食などの方法で被膜し、該被膜の形成の前または後に歪
を付与し、ついで被膜を急速加熱短時間焼付した後、熱
処理する゛と、鋼板や表面被膜等と反応して、鋼板に入
り込むかたちで鋼成分或いは鋼組織と異なった侵入体゛
が間隔をおいて安定して形成され、耐熱性のある磁区細
分化が行われる。
なお本発明において「被膜」とは、鋼板上の機械的な塗
装膜、メッキ等の化学的な付着膜或いは接着、さらに一
部が反応層をもつ膜など全てを含む総称であり、又その
厚みについても特定されない。
装膜、メッキ等の化学的な付着膜或いは接着、さらに一
部が反応層をもつ膜など全てを含む総称であり、又その
厚みについても特定されない。
また本発明において「侵入体」とは、鋼板上の被膜が、
そのもの単独、又は他の被膜を含む鋼板側成分、さらに
は雰囲気成分等と結合した状態で鋼板中に粒又は塊りと
なって存在する様子を表現するものである。「再侵入体
」とは侵入体を形成し得る物質である。
そのもの単独、又は他の被膜を含む鋼板側成分、さらに
は雰囲気成分等と結合した状態で鋼板中に粒又は塊りと
なって存在する様子を表現するものである。「再侵入体
」とは侵入体を形成し得る物質である。
以下に本発明を、仕上焼鈍された方向性電磁鋼板に、薬
剤を塗布して被膜を形成する前に、歪を付与し、次いで
急速加熱短時間焼付し、その後に熱処理する例に基づい
て具体的に説明する。
剤を塗布して被膜を形成する前に、歪を付与し、次いで
急速加熱短時間焼付し、その後に熱処理する例に基づい
て具体的に説明する。
本発明では仕上焼鈍された方向性電磁鋼板に、磁区細分
化を行うが、該方向性電磁鋼板の鋼成分、および仕上焼
鈍されるまでの製造条件は特定する必要はなく、例えば
インヒビターとしてAi 。
化を行うが、該方向性電磁鋼板の鋼成分、および仕上焼
鈍されるまでの製造条件は特定する必要はなく、例えば
インヒビターとしてAi 。
MnS = 、 MnSe 、 BN 、 Cu、S等
の適宜なものが用いられ、必要に応じてCu 、 Sn
、 Cr 、 Ni 、 Mo 、 Sb等の元素が
含有され、さらにスラブを熱間圧延し、焼鈍して1回ま
たは焼鈍をはさんで2回以上の冷間圧延により最終板厚
とされ、脱炭焼鈍され、焼鈍分離剤を塗布され仕上焼鈍
される一連のプロセスの条件についても特定する必要は
ない。
の適宜なものが用いられ、必要に応じてCu 、 Sn
、 Cr 、 Ni 、 Mo 、 Sb等の元素が
含有され、さらにスラブを熱間圧延し、焼鈍して1回ま
たは焼鈍をはさんで2回以上の冷間圧延により最終板厚
とされ、脱炭焼鈍され、焼鈍分離剤を塗布され仕上焼鈍
される一連のプロセスの条件についても特定する必要は
ない。
ところで該方向性電磁鋼板には歪を付与するが、該歪の
付与はレーザー照射、溝付ロール、小球、ボールペン、
ケガキ等により間隔をおいて行ってもよいし、またショ
ツトブラスト投射、レベラー、スキンバス等により全面
に付与してもよい。
付与はレーザー照射、溝付ロール、小球、ボールペン、
ケガキ等により間隔をおいて行ってもよいし、またショ
ツトブラスト投射、レベラー、スキンバス等により全面
に付与してもよい。
歪を間隔をおいて付与する場合は、その間隔は例えば1
〜301とされる。また歪は連続あるいは非連続のいず
れでも構わない。
〜301とされる。また歪は連続あるいは非連続のいず
れでも構わない。
この歪の付与は、従来のようにそれ自体によって磁区を
細分化するためでなく、後記の被膜が鋼板やその表面被
膜等に急速加熱短時間焼付は時に強固に付着し、一部は
歪に侵入し、その後の熱処理時における反応を安定して
高め、侵入体の形成を促進させるためである。
細分化するためでなく、後記の被膜が鋼板やその表面被
膜等に急速加熱短時間焼付は時に強固に付着し、一部は
歪に侵入し、その後の熱処理時における反応を安定して
高め、侵入体の形成を促進させるためである。
次τ)で該方向性電磁鋼板に薬剤を全面または間隔をお
いて塗布し被膜を形成する。
いて塗布し被膜を形成する。
全面に塗布するのは、歪が間隔をおいて付与されている
場合に適する。また間隔をおいて塗布するのは、歪が全
面的にあるいは間隔をおいて付与されている両方に適す
る。
場合に適する。また間隔をおいて塗布するのは、歪が全
面的にあるいは間隔をおいて付与されている両方に適す
る。
この例における薬剤としては、AJ、Si、Ti。
Sb、Sr、Cu、Sn、Zn、Fe、Ni、Cr、M
n、 S 、 B等の金属、非金属、それらの混合物、
酸化物、合金や、リン酸、ホウ酸、リン酸塩、ホウ酸塩
、硫酸塩、硝酸塩、珪酸塩等、さらにはそれらの混合物
が用いられ、これをスラリー状あるいは溶液にして塗布
し被膜が形成される。
n、 S 、 B等の金属、非金属、それらの混合物、
酸化物、合金や、リン酸、ホウ酸、リン酸塩、ホウ酸塩
、硫酸塩、硝酸塩、珪酸塩等、さらにはそれらの混合物
が用いられ、これをスラリー状あるいは溶液にして塗布
し被膜が形成される。
前記薬剤において、金属、非金属やそれらの酸化物、合
金は、粉末状にして用いるのが好ましい。
金は、粉末状にして用いるのが好ましい。
金属、非金属或いはその酸化物、合金の粉末をスラリー
として使用する場合は水と懸濁させて塗布するのが作業
性がよいため、水100重量部に対し2〜100重量部
程度の濃度にする。
として使用する場合は水と懸濁させて塗布するのが作業
性がよいため、水100重量部に対し2〜100重量部
程度の濃度にする。
金属、非金属、或いはそれらの酸化物、合金を酸又は塩
類と混合して使用する際は原液のままか、水で適当な濃
度にうすめて塗布すればよい。
類と混合して使用する際は原液のままか、水で適当な濃
度にうすめて塗布すればよい。
被膜を形成するこれら薬剤の塗布量は、鋼板の面積当り
0.1〜50g/rrrの範囲にあればよい。
0.1〜50g/rrrの範囲にあればよい。
次いで、乾燥の後、急速加熱しミ短時間均熱する被膜の
焼゛付けを行う。該急速加熱短時間焼付けは、鋼板及び
/又は被膜に付与された歪の消散を抑制しつつ、被膜を
鋼板やその表面被膜に強固に付着させ又は一部は鋼板に
入り込ませ、焼付後好ましくは冷却せずに昇温を行い、
熱処理する際において、残存する歪によって被膜と鋼板
やその表面被膜等との反応を高め、侵入体の形成を促進
させる。ための被膜焼付処理条件である。
焼゛付けを行う。該急速加熱短時間焼付けは、鋼板及び
/又は被膜に付与された歪の消散を抑制しつつ、被膜を
鋼板やその表面被膜に強固に付着させ又は一部は鋼板に
入り込ませ、焼付後好ましくは冷却せずに昇温を行い、
熱処理する際において、残存する歪によって被膜と鋼板
やその表面被膜等との反応を高め、侵入体の形成を促進
させる。ための被膜焼付処理条件である。
該急速加熱短時間焼付けは例えば加熱速度5℃/分以上
、均熱(保温)温度650℃超〜1000℃で、均熱(
保温)時間20分以下とされる。
、均熱(保温)温度650℃超〜1000℃で、均熱(
保温)時間20分以下とされる。
次いで、500〜1200℃の温度で熱処理する。こ°
のさい、焼付けされた被膜は歪などを介して昇温時ある
いは保温時に、鋼板やその表面被膜などとの反応が安定
して高められ、鋼板に入り込むかたちで合金層、表面反
応生成物、拡散物等の侵入体が確実に安定して形成され
る。この本発明の適用により形成された侵入体の1例の
顕微鏡組織写真(X 1000)を第1図に示す。この
図中でA印を付したものが侵入体である。
のさい、焼付けされた被膜は歪などを介して昇温時ある
いは保温時に、鋼板やその表面被膜などとの反応が安定
して高められ、鋼板に入り込むかたちで合金層、表面反
応生成物、拡散物等の侵入体が確実に安定して形成され
る。この本発明の適用により形成された侵入体の1例の
顕微鏡組織写真(X 1000)を第1図に示す。この
図中でA印を付したものが侵入体である。
侵入体の組成は鋼成分組成と異なり、また組織も異なっ
てその両側に磁区の芽が多数つ(られ、鋼板を磁化した
とき、該磁区の芽が伸びて磁区が細分化されると推察さ
れる。
てその両側に磁区の芽が多数つ(られ、鋼板を磁化した
とき、該磁区の芽が伸びて磁区が細分化されると推察さ
れる。
以下実施例を説明する。
実施例1
重量%でC: 0.070 、Si : 3.20
、Mn : 0.065、Af : 0.025 、S
: 0.02B 、Cu : 0.10、Sn :
0.13、ζ部鉄からなる珪素鋼スラブを周知の方法に
よって熱間圧延−焼鈍−冷間圧延を経て0.225mm
厚の鋼板を得た。
、Mn : 0.065、Af : 0.025 、S
: 0.02B 、Cu : 0.10、Sn :
0.13、ζ部鉄からなる珪素鋼スラブを周知の方法に
よって熱間圧延−焼鈍−冷間圧延を経て0.225mm
厚の鋼板を得た。
次いで更に周知の脱炭焼鈍−焼鈍分離剤塗布−最終仕上
焼鈍の各工程を実施した。得られた鋼板コイルから中1
0cmx長さ50C11のサンプルを切出し、次いでレ
ーザー照射し、圧延方向と直角方向に5龍間隔に微小な
歪を入れ「処理前」の供試材とした。
焼鈍の各工程を実施した。得られた鋼板コイルから中1
0cmx長さ50C11のサンプルを切出し、次いでレ
ーザー照射し、圧延方向と直角方向に5龍間隔に微小な
歪を入れ「処理前」の供試材とした。
このグラス被膜つきの鋼板に第1表に示すような薬剤を
鋼板に、乾燥后の重量で0.5g/rrfになるように
塗布し乾燥の後、加熱速度300℃/分で800℃に急
速加熱し5分間保持する短時間均熱条件で薬剤よりなる
被膜を焼付した。その後800℃X30分の熱処理を行
って「処理後」の供試材とした。
鋼板に、乾燥后の重量で0.5g/rrfになるように
塗布し乾燥の後、加熱速度300℃/分で800℃に急
速加熱し5分間保持する短時間均熱条件で薬剤よりなる
被膜を焼付した。その後800℃X30分の熱処理を行
って「処理後」の供試材とした。
第1表
次に上記「処理後」の鋼板に対して800℃×4時間の
歪取焼鈍を行った後、「歪取焼鈍後」の供試材とした。
歪取焼鈍を行った後、「歪取焼鈍後」の供試材とした。
以上の「処理前」、「処理後」、及び「歪取焼鈍後」の
それぞれの供試材の磁気特性を測定した結果を第2表に
示す。B、。は磁束密度(T)、W17/’30は鉄損
(W/kg)である。
それぞれの供試材の磁気特性を測定した結果を第2表に
示す。B、。は磁束密度(T)、W17/’30は鉄損
(W/kg)である。
以下余白
実施例2
重量%でC: 0.083 、Si : 3.35
、Mn : 0.082、Aji : 0.033 、
S ; 0.026 、Cu : 0.12、Sn :
0.16、残部鉄からなる珪素鋼スラブを周知の方法
によって熱間圧延−焼鈍−冷間圧延を経て0.225+
n厚の鋼板を得た。
、Mn : 0.082、Aji : 0.033 、
S ; 0.026 、Cu : 0.12、Sn :
0.16、残部鉄からなる珪素鋼スラブを周知の方法
によって熱間圧延−焼鈍−冷間圧延を経て0.225+
n厚の鋼板を得た。
次いで更に周知の脱炭焼鈍−焼鈍分離剤塗布−最終°仕
上焼鈍の各工程を実施した。得られた鋼板コイルから巾
10口×長さ50cmのサンプルを切出し、「処°理前
」の供試材とした。
上焼鈍の各工程を実施した。得られた鋼板コイルから巾
10口×長さ50cmのサンプルを切出し、「処°理前
」の供試材とした。
このグラス皮膜つきの鋼板に第3表に示す薬剤を鋼板に
塗布乾燥后の重量で0.8g/rrfになるように塗布
し、乾燥の後、溝つきロールで5I1m間隔の微小な歪
を入れた。その後、700℃×5分、加熱速度300℃
/分の急速加熱短時間処理条件で上記薬剤よりなる被膜
を焼付した。
塗布乾燥后の重量で0.8g/rrfになるように塗布
し、乾燥の後、溝つきロールで5I1m間隔の微小な歪
を入れた。その後、700℃×5分、加熱速度300℃
/分の急速加熱短時間処理条件で上記薬剤よりなる被膜
を焼付した。
次いで、800℃×30分の熱処理を行なって「処理後
」の供試材とした。この後更に800℃×2時間の歪取
焼鈍を行なって「歪取焼鈍後」の供試材とした。
」の供試材とした。この後更に800℃×2時間の歪取
焼鈍を行なって「歪取焼鈍後」の供試材とした。
以上、「処理前」 「処理後」及び「歪取焼鈍後」のそ
れぞれの供試材の磁気特性を測定した。
れぞれの供試材の磁気特性を測定した。
第3表
以上の実施例から分かるように磁区細分化後に歪取焼鈍
されても鉄損改善効果は失われず、鉄損の極めて低い方
向性電磁鋼板が製造される。
されても鉄損改善効果は失われず、鉄損の極めて低い方
向性電磁鋼板が製造される。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、該侵入体による磁
区細分化で鋼板の鉄損が低くなるとともに、その後に、
高温に加熱される歪取焼鈍が行われても、鉄損改善効果
が消失しないという、これまでの磁区細分化法に見られ
ないすぐれた特長がある。
区細分化で鋼板の鉄損が低くなるとともに、その後に、
高温に加熱される歪取焼鈍が行われても、鉄損改善効果
が消失しないという、これまでの磁区細分化法に見られ
ないすぐれた特長がある。
第1図は本発明によって鋼板に形成された点状集合体の
侵入体を示す金属顕微鏡組織写真(X 1000)であ
る。
侵入体を示す金属顕微鏡組織写真(X 1000)であ
る。
Claims (1)
- 仕上焼鈍された方向性電磁鋼板に、可侵入体の被膜を形
成する前または後に、歪を付与し、ついで被膜を急速加
熱短時間の焼付した後、熱処理することにより該鋼板に
、鋼板地鉄の鋼成分あるいは鋼組織と異なった侵入体を
間隔をおいて形成し、磁区細分化を行うことを特徴とす
る超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25196484A JPS61133319A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25196484A JPS61133319A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61133319A true JPS61133319A (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=17230605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25196484A Pending JPS61133319A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61133319A (ja) |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP25196484A patent/JPS61133319A/ja active Pending
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