JPS6193384A - 窯炉の炉壁補修装置 - Google Patents

窯炉の炉壁補修装置

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JPS6193384A
JPS6193384A JP59214816A JP21481684A JPS6193384A JP S6193384 A JPS6193384 A JP S6193384A JP 59214816 A JP59214816 A JP 59214816A JP 21481684 A JP21481684 A JP 21481684A JP S6193384 A JPS6193384 A JP S6193384A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコークスか、精錬炉等、工業窯炉の内壁(内張
耐火物)の10傷を補修する方法及びその装置に関する
〔従来技術〕
コークス炉、精錬炉等の工業窯炉の内壁は、耐火煉瓦等
の耐火物を内張すすることにより構築される。ところで
、この内壁は反復して1000℃以上の高温に曝される
ため、高温物質により溶損されるのみならず、膨張収縮
の反復により亀裂、剥離等の損傷も発生する。従って、
上述の如き窯炉内壁の溶損、亀裂、剥離等の効率的かつ
安全な環境下での補修は、これらの工業窯炉を内包する
製鉄プラントの運営において重要な問題である。
さて、1述のような工業窯炉の内壁の補修は、従来はバ
インダ (結合剤)を混合して不定形とした耐火物を?
+li修剤とし、吹付り装置を炉Uから挿入し、あるい
は操業を一旦停止して作業員が炉内に持ち込んで1旧易
部分に吹付ける湿式の補修方法が一般的であった。この
湿式法では、?+Ii修剤を吹付り可能な状態とするた
めに含水させたバインダ、 を混合して高粘性としてい
る。このため、損傷部分に1ヶ1寸りられた補修剤が施
工後に加熱された際、バインダに含まれている水分が水
蒸気爆裂して補修部分が剥離することがあり、またバイ
ンダと補修剤との混合が不充分でバインダの分槓】が一
様でない場合には、炉壁への付着強度が一定しない、史
には炉口に近い部分しか補修出来ない等の問題があった
このような湿式の?di伯力法の問題点を解決する方法
として、火炎溶射あるいは金兄又は半金属の微粒子を補
修剤として酸化性ガスと共に吹付け、その際に発生ずる
熱により金兄又は半金属の?di修剤を焼結させる乾式
の補修方法が知られている。
このような乾式の補修方法では湿式の場合に比して、バ
インダが不要であること、従ってバインダに含まれる水
分の影響を受けないこと等の利点が有る。また、乾式の
補修方法は吹付けに用いるフレーム(火炎)又はガス流
が拡散するため、広範囲に多量の補修剤を付着させるに
は適切な方法である。しかし、亀裂部分、耐火煉瓦の目
地部分の損傷のような幅の狭い損傷を高精度で補修する
必要があるような場合には、tU f&部分の周囲にま
で補修剤が付着して炉壁内部に突起が形成されることに
なる。このような状態では、例えばコークス炉ではコー
クスの押し出しに支障が生じる等の事態となり、窯炉操
業に際して不適当である。更に、前述の湿式の補修方法
同様に、炉口に近い部分しか補修出来ないという問題は
解決されない。
以上のような宇情に鑑み、本願発明者等は特開昭58−
49889号においてプラズマ溶射を利用して窯炉の内
壁を補修する方法を開示した。
この発明は、ArガスにN2ガスを添加した作動ガスに
よりプラスマジエノトを発生させ、このプラスマシェノ
トにより炉壁を加熱しつつ?di修剤としてセラミック
ス等の1ii1火性物質の粉末を溶射する方法である。
この発明は、セラミックス等のII耐火性物質のり)末
を補修剤として使用する乾式であるため、湿式の?ll
i修力法か自する水蒸気3H裂等の欠点は解消される。
ま〆こプラズマジェットのフレームは細く絞ることが可
能であるから、亀裂等の狭いtハ傷部分にのみ高精度で
?d目lr剤を吹け4ノる必要がある場合には好適であ
る。更に、補修剤の溶射と同時に煉瓦にほぼ匹敵する強
度かi?j、られること、窯炉の炉壁を構成する煉瓦と
補修材とがl8着するため付着力が人であること、溶着
後の補修剤は緻密で水蒸気、 COガス等の気体を透過
しないこと、補修剤の溶着部分の急冷を起こさないため
炉壁への影響が少ないこと、補修剤の選択9組合せの自
由度が比較的太であること、等の利点がある。
C本発明が解決しようとする問題点〕 ところで、窯炉の内壁の補修は、窯炉の温度を余り低下
させることなく、理想的には通常の操業時の温度下で行
えるならば、操業効率、エネルギーAノ率等の而から非
′帛に有利である。このため、従来は操業を一時停止し
て作業員が吹付は装置あるいは溶射ガンを窯炉内に持ち
込んで補修を行っていたが、安全性、作業環境の改善等
の而からも、更には炉内の奥深い部分の補修を行うため
にも遠隔操作による補修作業の実現が望まれていた。
このような事情から熔Q、Jカン等を遠隔制御するため
に、例えば目視観察により溶射ガンの位71゛制御を行
う特開昭53−82802号、同57−48611号等
、窯りJ内に(11?大した1台の撮像装置にて炉壁の
打1傷部と溶射ガンとの位置関係の概略を読み取って溶
射ガンの位置制御を行う実公昭57−46360号等が
提案されている。しかし、これらの発明、名案はいずれ
も通′帛の溶射ガンを制御対象としているため、その制
御精度は高精度でなくとも良く、精細な精度で?di修
剤を4躬し得るプラズマ溶射への適用は余り効果がない
のが実inである。
そこで、本願発明者等はi;1記特開昭58−4988
9号において、2台のテレビカメラとレーザスポット光
の発ル1装置とを用いて3次元的に溶射カン等の位置を
制御する方法をも併せて開示している。しかし、この方
法においても、溶射ガンと炉壁面との最適距離に関して
は、予め行った実験により得られた結果に基ついた値を
用いている。また、プラズマ溶射を行う場合は、溶射ガ
ンと炉壁面との間の距離がセラミックス等の補修剤の付
着効率に大きく影響し、更にプラズマ溶射を利用すれば
、炉壁の亀裂等の狭い損傷部分を高精度で補修し得ると
いう利点を自りJに活用するためには、溶射ガンを高精
度にて暫隔制御し得る技術が必要とされていた。
〔問題点解決のための手段〕
本発明は以上の如き事情に為みてなされたものであり、
その第1の目的は、炉壁面の亀裂のような狭い範囲の損
傷部分のみに高精度にて?+li修剤を溶射して炉壁の
?lli修を行い得る窯炉の炉壁の補修方法及びその装
置の提供にある。
本発明の第2の目的は、袖11x剤の付箔幼率が良く、
剥離、水蒸気爆裂等を生じない窯炉のが璧の?+li修
方法及びその装置の提(J’にある。
本発明の第3の目的は、補修に際して窯炉の温度を余り
下げずに所謂熱間補修を可能として、窯炉の操業効率を
低下させることのない窯炉の炉壁の補修方法及びその装
置の提供にある。
本発明の第4の目的は、作業員に悪環境下での補修作業
を強いることのない窯炉の炉壁の補修方法及びその装置
の提1)(にある。
本発明の第5の目的は、窯炉外からは視認不可能な奥深
い位置のか壁の損傷をも補修可能な窯炉の炉壁の補修方
法及びその装置の提供にある。
本発明の第6の目的は、窯炉寿命の延長を実現しIJI
る窯炉の炉壁の補修方法及びその装置の提供にある。
本発明の第7の目的は、操作が容易な窯炉の炉壁の補修
方法及びその装置の提供にある。
本発明に係る窯炉の炉壁補修方法は、ArガスにN2ガ
スを添加した作動ガスを用いるプラズマ溶射ガンと、炉
壁を観察するための撮像装置と、+iif記熔射ガ溶射
炉壁のti)傷位置に一致さ・Uるための位置制御装置
と、niJ記溶射カンの作・υJガスのN。
ガスとArガスとの混合比を調節して+ii+記溶躬ガ
ンのフレーム長を制御するプラズマ制御装置シ置と、i
iJ記溶射カンに炉壁の補修材料を供給する?Ili修
祠料供給装置と、目11記溶射ガンを炉壁の損傷に沿っ
て移りJさせる移動機構とを備え、前記ヘット移動機構
を制御して前記溶射ガンをinn皿部分沿って移すリJ
させつつ、l′iiJ記プラズマ溶射ガンのフレーム長
を最適溶射距離に制御して窯炉の炉壁を補修すべ(なし
たことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述す
る。
第1図は本発明に係る炉壁補修装置の炉内挿入へノドの
構成を示す模式図である。
図中1は炉内挿入ヘットである。この炉内挿入へノド1
は後述する如く垂直面に沿って旋回可能に構成されてい
るが、第1図においてはその旋回面と直交する断面が示
されており、図の奥行き方向に旋回する。
炉内挿入ヘットIは、金属製−重構造の冷却ケース10
に冷却水を循環させることにより、内装された機器をd
’li温から遮蔽し保護するようになっている。そして
、炉内挿入ヘット1内の先端寄り部分には、プラズマ/
811Jガン11炉壁2を観察するための撮像装置であ
るテレビカメラ12、プラズマ溶射ガン11のジェット
フレーム110を観察するためのテレビカメラ13、三
角法によりプラズマ溶射ガン11と炉壁2との距離を求
めるために炉壁2上にレーザビームを投射するライトガ
イド14等が内装されている。これらのテレビカメラ1
2の光軸及びプラズマ溶射ガンIIのプラズマジェット
の噴射方向(フレームの方向)は炉内挿入ヘッド1の旋
回面に直交する方向に、テレビカメラ13の光軸及びラ
イl−ガイド14のレーザビーム投射方向は炉内挿入ヘ
ッドlの旋回面と直交する面上にそれぞれ設定されてい
る。また、炉内挿入ヘット1の基端部(図上で右側)は
、後述する如くアーム18 (第3図参!((リ と接
続され、このアーム18はヘッド移動機構8に備えられ
た昇降機構81の下端に枢支されており、プラズマ溶射
ガン11、テレビカメラ12゜13等を炉壁2に対向さ
せた状態で炉壁2に平行に旋回し得るようになっている
また、プラズマ溶射ガン11のノズル部分は後述する補
修材料供給管31と共に、冷却ケース10の炉壁2に対
向すべき位置に開口された小孔17から外部へ突出され
ている。そして、プラズマ溶射ガン11は炉壁2の方向
、換言すればそのシェフ)フレーム110の放射方向に
移動可能になっている。即ち、プラズマ溶射ガン11の
一側部の炉内挿入へノド1の内部にはその出力軸を炉内
挿入ヘッドlの旋回面と垂直な方向(炉壁2方向)とし
てモータ115が取付られており、このモータ115の
出力軸には耀杆116が接続されている。一方、プラズ
マ溶射ガン11の一側部にはナソI−状の部材117が
突設されており、モータ115の出力軸に接続された軸
杆116がこのナツト状部祠117に螺入されている。
これにより、モータ115が駆動されると、軸杆116
が回転し、プラズマ溶射ガン11が炉壁2方向に岬進す
る。なお、プラズマ溶射ガン11の移動域の両端部及び
中央部にはそれぞれ図示しないリミットスイッチが備え
られており、プラズマ溶射ガン11は炉内挿入へノド】
に対する位置を3段階に変更することが可能である。
更に、冷却ケース10の炉壁2に対向する位置には耐熱
ガラス等により窓15.16が備えられている。
そして、窓15にはテレビカメラ13の視野が、窓托に
はテレビカメラI2及びライトガイド14の共通の視野
が而するようになっている。その他、フレーム観察用の
テレビカメラ13には、フレーム110の光pを減光し
て撮像するための光量カットフィルタ130が取付けら
れている。
プラズマ溶射ガンIIには補修材料供給装置3から補修
利料が、プラズマ制御装置5がらプラズマ作動ガスが供
給される。?+li修材料供給装置3は、1列えば5i
02、八j2203 、ZrO2、MgO、CaO、S
iC等の補修材料を補修材料供給管31を通して前述の
プラズマ溶射ガン11のノズル部分へ送給するものであ
り、送給量調節用のバルブが備えられている。
また、プラズマ制御装置5は、Arガス51とN2ガス
52とを混合して作動ガス供給管50を通じてプラズマ
溶射ガン11に供給するものである。
炉壁2を観察するためのテレビカメラ12が撮像した画
像はm傷位置入力装置4に送られ、表示される。この損
傷位置入力装置4の表示画面上で損傷25の位置をライ
トベン41にて指示することにより、tMf高25の炉
壁2上の位置が制御装置9に入力され、記憶される。
ライトガイド14から投射されるレーザ光はレーザ発振
装置6により発振される。即ち、レーザ発振装置6によ
り発振されたレーザ光は、ライトガイド14を介して炉
内挿入ヘッド1に送られ、ライトガイドI4の先端から
窓16を介して炉壁2表面のテレビカメラ12の視野内
にレーザビームとして投射される。
フレーム観察用のテレビカメラ13が撮像した画像はモ
ニタ7に表示される。
そして、以上の各機器は制御装置9により制御される。
即ち、制御装置9はヘッド移動機構8を制御して損傷位
置入力装置4から入力され、記憶した炉j2!2のtt
l (M位置にプラズマ溶射ガン11のフレームを追従
させ、プラズマ制御装置5を制御してArガスとN2ガ
スの混合比を変更することにヨリプラズマ溶射ガン11
のフレーム長を調節し、?lIi修桐料供給装置3を制
御して補修材料を供給する。
なお、図中8は炉内挿入ヘッド1の移動機構であるが、
これに関しては以下に説明する。
第2図は一ト述した炉内挿入ヘッド1の移動11賃構8
の構成及びそのコークス炉20における使用状態を示す
模式図であり、コークス炉20の炉長方向が現れた側断
面が示されている。
ヘッド移動機構8は、コークス炉20上面を炉幅方向に
走行する移動基台84、この移動基台84上を炉長方向
に走行する台車82、この台車82に搭載されているマ
ニプレータ80、このマニプレータ80に備えられた炉
内挿入ヘット1の昇降機構81等からなる。
マニプレータ80は、台車82に搭載されており、その
平面視中央部に炉内挿入へラド1の昇降機構81を備え
ており、これを支持しつつ上下駆動装置81Aにより上
下方向への昇降及び回転駆動装置81Bにより水平方向
への回転を行わせる。そして、昇降機構81のマニプレ
ータ80に対する上下方向の位置はセンサ81aにて、
回転角度はセンサ81bにてそれぞれ検出され、制御装
置9に与えられている。
台車82は、移動基台84上に第2図上で左右方向(炉
長方向)に敷設された二本のレール83.83上を駆動
装置82Δにより走行可能に構成されている。
そして、移動基台84はコークス炉20の上面に第2図
上で奥斤き方向(台車82が走行するレール83゜83
とは直交する方向、即ち炉幅方向)に敷設された二本の
レール85.85上を駆動装置83Aにより走行可能に
構成されている。従って、マニプレータ80はコークス
炉20の上面を炉長及び炉幅の両方向に移動可能である
。そして、台車82の走行位置はセンサ82aにて、移
動基台84の走行位置はセンサ83bにてそれぞれ検出
され、制御装置9に与えられている。
昇降機構81は、その長手方向を垂直方向とじて0:1
述した如くマニプレータ80に支持されており、水平方
向へ回転され、上下方向へ昇降される。
この昇降機構81の下端には前述した炉内挿入へラドl
の基端部が垂直面内での回動自在に枢支されている。第
3図の断面図及び第4図の側面図は、炉内挿入へラド1
と昇降機構81との接続部の構成を示す模式図である。
なお、第3図は、炉内挿入ヘッド1が第4図に想像線に
て示す位置、即ち炉内挿入ヘッド1と昇降機構81の長
さ方向が一致した状態において、m−m線矢符方向を見
た断面図である。
昇降機構81の下端部は二股状になっており、この二股
状部分に炉内挿入ヘッド1の基端側に接続されたアーム
18が挟まれる状態で枢支されている。
11Jち、アーム18の基端寄り部分には、炉内挿入ヘ
ッド1の長さ方向と直交する方向を軸長方向とする回転
継手胴Oが取りつけられている。一方、昇降機構81に
は水平方向をその軸長方向とした軸受811が備えられ
ている。そして、この軸受811に一ヒ述の回転相手8
10が支持されている。
このような構成とするごとにより、炉内挿入ヘット1は
〜フ゛ラスマl容射ガン11、テレヒ゛カメラ12゜1
3等を炉壁2に対向させた状態で炉壁2に平行な垂直面
内において回転継手810を中心として回動iI能であ
る。回転継手810の昇降機構81 (11,11に突
出した部分にはケーブル入口813.813が、アーム
18側に位置する部分にはケーブル出口814.814
がそれぞれ開設されており、ライトガイド14、テレヒ
゛カメラ12.13等のケーブル、補修材料供給管31
、作動ガス供給管50等が挿通されている。
なお 図中815は炉内挿入ヘッド1の冷却ケース10
同様に構成された昇降機構81の冷却ケースである。ま
た、81Gは昇fiI N!構81の一ト端邪に備えら
れ、炉内挿入ヘッド1を回動させる駆動装置であり、8
]cは炉内挿入ヘッドIの昇降機構81に対する回動角
を検出するためのセンサであり、この検出結果は痛算装
置9に与えられる。
一方、コークス炉20の上面には、コークスの原料であ
る石炭を挿入するための複数の挿炭口21゜21・・・
が開口されており、この挿炭口21.21・・−〇いず
れかを通してりj内挿入ヘッド1がコークス炉20内に
挿入される。
なお、台車82、移動基台84、昇降機構81の移動量
及び炉内挿入ヘット1の昇IRNu構81に対ず′る回
J!Js量等はiii述した如くセンサ81a等に、よ
り検出されるが、これらのセンサはそれぞれポテンショ
メータ、デジタルスケール等にて構成されている。
そして、その測定結果は制御装置9に入力され、制御装
置9は、これらの測定結果に基づいて炉壁観察用テレビ
カメラ12が撮像している画面の位置を特定する。
以」二の説明から理解される如く、本発明装置では、プ
ラズマ溶射ガン11による炉壁2に対する溶射位置の制
御J11は、炉内挿入ヘッド1の回動及び昇降機構81
の昇降による上下方向及び水平方向、モータ115によ
るプラズマ溶射ガン11の炉壁2と直交する方向の3次
元方向に制御可能であるが、更に後述する如くプラズマ
溶射ガン11のフレーム長を制御して炉壁2に直交する
方向の位置制御も可能である。
次に上述の如く構成された本発明装置の動作について説
明する。なお、以下の説明では、補修対象とされる損傷
25は幅の狭い亀裂状の損傷であるものとする。
先ず、コークス炉20内の損傷25が発生していると思
われる炉壁2付近の挿炭口21の直上にヘッド移動機構
8のマニプレータ80を位置させる。この後、昇降機構
81を降下させて炉内挿入ヘッド1をコークス炉20内
に挿入する。なお、炉内挿入ヘット1をコークス炉20
内に挿入する際には、炉内挿入へ2ド1の長さ方向と昇
降機構81の長さ方向、即ち昇降方向とを一致させて挿
炭口21からコークス炉20内へ降下させる。
次に、昇fi1機構81の昇降及び水平方向への回転、
すj内挿入ヘット1の垂直面内での回%Jを131用し
つつ炉内挿入ヘット’ lの長さ方向を炉壁2と平行に
位置させる。そして、損傷位置人力装置4に再生される
炉壁観察用テレビカメラ12が撮像した画像によりID
傷25を探し、補修されるべきFil傷25が発見され
た場合には、ライトペン旧によりまず制i+7++装置
9にIj傷の位置を記↑、aさせる。このFB @25
の位置の記憶は、tii位置入力装置4の画面上で、こ
れから袖(+’tを行う損傷25の位置、具体的には亀
裂状のF?J (Is 25の両1瑞または両端及び屈
曲点をライトペン41によりそれぞれ指示することによ
り行われる。即ち、制御装置9は、現在のヘッド移動機
構8 (具体的にはマニプレータ80)のコークス炉2
0上の位置、昇降機構81の昇降位置及び回転位置、炉
内110人ヘッド1の回動位置をそれぞれ検出しており
、これらに基づいて、炉壁観察用テレビカメラ12が撮
像している画面の炉壁2に対する位置を3次元的に特定
する。そして、ライトペン41により損傷25の両端の
位置が指示されると、制御装置9はその位置を画面上の
位置として特定する。これにより、制御装置9は、損傷
25の炉壁2上の位置を記憶する。
以上のようにして、制御装置9に損傷25の位置が記憶
された後、実際の?lli修が開始される。
実際の補修に際しては、制御装置9は、ライトガイド1
4先醋)からテレビカメラ12の光軸とは領斜した方向
へ投射されるレーザビームの炉壁2上への投射位置のテ
レビカメラ12の画面上における位置を測定する三角法
(炉壁2に対するテレビカメラ12の光軸及びレーザビ
ームの角度が一定で、テレビカメラ12の光軸とライト
ガイド14先端の間の距離が一定)により、炉内挿入ヘ
ッド1と炉壁2との間の距離を常時測定している。この
測定結果に基づいて、制御装置9はモータ115を駆動
してプラズマ溶射ガン11を炉壁2と直交する方向に移
υノさせる。これにより、プラズマ溶射ガン11と炉壁
2との間の1屯離が、プラズマ溶射のための適切な距離
に調整される。
そして、制御装置9は昇降機構81を昇降させ、あるい
は炉内挿入ヘッド1を回動させて、プラズマ溶射ガン1
1のジェットフレーム110が損傷25の長手方向に沿
って移動されるように制御する。
ところで、プラズマ溶射を行う場合、プラズマ溶射ガン
IIと溶射対象である炉壁2表面との間の距離(以下、
溶射距離という)が大き過ぎる場合には溶射剤、即ち補
修材料の付着効率が低く、逆に溶射距離が小さ過ぎる場
合には炉壁2が/g融される事態が生しる。従って、両
者の中間の範囲が最適溶射距離となる。即ち、前述した
プラズマ溶射ガン11のノズル先端と炉壁2との間の距
離を、上述した最適溶射距離内に維持すればよい。この
目的で、」二連した如く、プラズマ溶射ガン11はモー
タ115により炉壁2と直交する方向に移動可能に構成
されている。
しかし、炉壁2表面には局所的な凹凸が存在することが
多く、また補修対象の損傷25は通常は周囲の炉壁2よ
り窪んでいるが、その窪みの程度は一様ではない。これ
に対して上述の如く、プラズマ溶射には最適溶射距離が
存在する。このため、プラズマ溶射ガン11のノズル先
端と炉壁2との距離をモータ115により調節して一定
に維持するのみでは、プラズマ溶射ガン11のノズル先
端と実際に溶射が行われるべき損傷25の表面との間の
距離は一定とはならず、良好な補修結果は得られないこ
とになる。
一方、本願発明者等は前述した如く、プラズマジェット
の作動ガスとして、ArガスにN2ガスを添加した場合
には、N2ガスの量を調節することによりプラズマフレ
ームの長さを変化させて最適溶射距離を調整することが
可能であることを見いだしている。これは、プラズマ溶
射を行う場合、プラズマフレームにより射出される溶射
材粒子の加熱状態と基材の加熱状態に最も大きく影響す
る要因が作動ガスであることによる。換言すれば、作動
ガスの成分、量を駆節することにより、溶射材の加熱及
び/g融状態を制御し、これによりプラズマ溶射ガンの
ノズル先端と溶射対象との間の距離の変化に拘わらずほ
ぼ一様な溶射材の被膜を形成することが可能となるから
である。
第5図は、作動ガスとしての−A「ガス(−次ガス)に
対するN2ガス(二次ガス)の添加量と溶射距離との関
係を求めるために本願発明者等が行った実験結果を示す
グラフである。この実験は珪石(Si02)煉瓦製の炉
壁に、蝋石(Si02ニア8%、ANO3:22%)の
粉末を補修材料として溶射した場合のオフラインによる
実験結果を示している。なお、縦軸は溶射距離を、横軸
はプラズマジェットの作動ガスの混合比N2/Arを、
ハツチング部分は最適溶射距A11範囲をそれぞれ示し
ている。なお、最適溶射範囲は、溶射材の付着効率、溶
融固化状況及び基材に対する影響をも加味して定められ
ている。また、最適溶射範囲より上部の領域は溶射材の
熔融が不充分であり、下部の領域は基材が溶損傾向を示
す領域である。
この結果によれば、Arガスのみをプラズマジェットの
作動ガスとして55Nj2/min用いた場合の最適溶
射距離は約28〜35龍である。そして、Arガス量は
一定とし、N2ガス量を徐々に増加させた場合は、N2
ガスの増加量にほぼ比例して最適溶射距離が長くなって
いる。Arガス量55Nff/minの場合、N2ガス
量は最大5.5N 1 /minまで添加可能であり、
この範囲では、フレーム長は最小28m。
〜最大63鶴となる。従って、溶射距離が最小28fi
lから最大63龍まで変化しても、これに応してガス混
合比をJlli1節してフレーム長を制御すれば、溶射
距離の大小に拘わらずほぼ同等の溶射材被膜が(Mられ
る。
従って、プラズマ溶射ガン11のノズル先端と炉壁2の
表面との1屯離は一定に維持しつつ、上述の如き方法に
より損傷25の炉壁2表面からの深さに応してフレーム
長を制御すればよい。
以上のように、N2ガスの添加量を増加し過ぎた場合は
、溶射対象に過剰な熱が供給されて基材を熔…させる。
逆にN2ガスの添加量を少9にし過ぎると、フレーム先
端が溶射対象の表面に達しなくなる。このため、溶射材
粉末が溶射対象に達した時点では溶射材が冷却して溶射
対象への付着効率が悪くなる。更に、Arガス(−次ガ
ス)とN2ガス(二次ガスガスの混合比N、+/Arが
1O7100以上の領域では、事実上フレーム長は増加
せず、これ以上にN2ガス量を増加することは無意味で
ある。
本発明における最適溶射距離を得るための制御は以下の
如く行われる。
プラズマ溶射ガン11から発せられるフレーム110は
第6図に示す如く、実際のプラズマのフレーム111 
と、その先0111側の加熱された補修材料によるフレ
ーム112とからなる。このフレーム110は、1/1
000程度に透過光♀をカットするフィルタ130を介
してテレビカメラ13にて撮像すると、最適溶射距離の
範囲内である場合には第7図に示すような“きのこ”状
の形状を呈する。このような形状は、フレーム110を
斜め上方から見た場合に、フレーム110の先17F1
部分と炉壁2表面に吹付けられて周囲に拡II((して
ゆく部分とが一体的に見えるためである。そして、溶射
距離が小さくなり過ぎると第8図ta+に示すように“
きのこ”の笠状の部分が広くなり、逆に溶射距離が大に
なり過ぎると第8図fb)に示すように笠状部分が小さ
くなる。更に溶射距離が大になると、第8図fclに示
すように先端部が分離する。従って、第7図に示すよう
に、モニタ7の画面上のフレームの像の笠状部分の厚み
aと幅すとを測定すれば、その比率から実際の溶射距離
がQ適溶射距離の範囲内であるか否かが判定可11シで
ある。
上述したフレーム110の画像に基づく最適溶射距離1
1の判定は、フレーム観察用テレビカメラ13の画像を
解析して第7図に示したフレームの像の笠状部分の厚み
a及び幅すを測定することにより、制御装置9が行う。
そして、制御装置9は、上述の測定値aとbとの比が予
め定められた所定範囲内に維持されるように、プラズマ
制御装置5を制御してArガスとN2ガスとの混合比を
X1li1節し、これによりフレーム110の長さを制
御する。この際、ガス混合比の調節では測定値aとbと
の比が所定範囲内にならない場合には、モータ115を
駆動してプラズマ溶射ガン11を移動させることにより
対処する。
なお、一般的に最適溶射距離は、 (11プラズマの出力値、 (2)補修材料の供給量、 (3)補修材料の材質、 (4)補修される炉壁の材質、 等、の因子にも左右されるため、以上の諸条件を基に実
験により予め定めた数値、即ち上述のaとbとの比を制
御装置9に入力しておく。
次に、プラズマ溶射中のプラズマ溶射ガン11の移動速
度の制御について説明する。
フレーム観察用テレビカメラ13のモニク7上で、プラ
ズマ溶射中に補修材料がスプラシュとなって飛散して見
えるような場合には、プラズマ溶射ガン11の移動速度
が遅すぎるためであるから、プラズマ溶射ガン11の移
動速度をより高速にする。また、補イ1(材料の炉壁2
への付着量が多過ぎるように見える場合には、補修材料
供給装置3のバルブを絞って補修材料の供給量を減少さ
せるか、あるいはプラズマ溶射ガン11の移動速度をよ
り高速にすればよい。
なお、以上に説明した実施例は、制御装置9により記↑
、αされたiff傷25の位置に基づいてプラズマ溶射
ガンIIを自動的に移動させ、またフレーム観察用のテ
レビカメラ13により撮像された画像を解析して求めた
用(1;25の深さに合わせて自動的にフレーム長を調
節するように構成されているが、両者の機能の内のいず
れか一方のみを制御装置に行わせ、他方を人手により操
作することも、あるいは両者を共に人手により操作する
ことも可能である。
〔効果〕
以上のように、本発明によれば、炉壁面の亀裂のような
細長い損傷部分を高精度、高〃J率にて補修することが
出来、窯炉外からは視認不可能な奥深い位置のt0傷を
も容易に補修可能であり、また窯炉の温度を余り低下さ
せずに所謂熱間補修が可能であるから、窯炉の操業効率
を低下させることはな(、エネルギー効率も低下しない
。更に、作業員C: Z環境下での危険な作業を強いる
こともなく、その操作も容易であり、窯炉寿命の延長も
実現される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1図は炉内
挿入ヘッドの構成を示す模式図、第2図はヘッド移動機
構の構成を示す模式図、第3図は炉内挿入ヘッドと昇降
機構との接続部の構成を示す断面図、第4図はその外観
図、第5図はプラズマジェット作動ガスの成分比とフレ
ーム長の関係を示すグラフ、第6図はプラズマのフレー
ムの模式図、第7図は最適溶射距離の場合フレームの形
状を示す模式図、第8図は溶射距離が不適当な場合のフ
レームの形状を示す模式図である。 ■・・・炉内挿入ヘッド  2・・・炉壁  3・・・
補修材料供給装置  4・・・損傷位置入力装置  5
・・・プラズマ制御装置  6・・・レーザ発振装置8
・・・ヘッド移動機構  9・・・制御装置  10・
・・冷却ケース  11・・・プラズマ溶射ガン  1
2・・・炉壁観察用テレビカメラ  13・・・フレー
ム観察用テレビカメラ  14・・・ライトガイド  
18・・・アーム20・・・コークス炉  25・・・
損傷  41・・・ライトベン5]・・・Arガス  
52・・・N2ガス  80・・・マニプレータ  8
1・・・昇降機構 特 許 出願人  住友金属工業株式会社代理人 弁理
士  河  野  登  夫(nun) 力°ス屁合力””/Ar) 派 5 図 第G 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、窯炉内に挿入したプラズマ溶射ガンにて炉壁を補修
    する方法において、 ArガスにN_2ガスを添加した作動ガスを用いるプラ
    ズマ溶射ガンと、 炉壁を観察するための撮像装置と、 前記溶射ガンを炉壁の損傷位置に一致させ るための位置制御装置と、 前記溶射ガンの作動ガスのN_2ガスとArガスとの混
    合比を調節して前記溶射ガンのフレーム長を制御するプ
    ラズマ制御装置と、 前記溶射ガンに炉壁の補修材料を供給する 補修材料供給装置と、 前記溶射ガンを炉壁の損傷に沿って移動さ せる移動機構とを備え、 前記ヘッド移動機構を制御して前記溶射ガ ンを損傷部分に沿って移動させつつ、前記プラズマ溶射
    ガンのフレーム長を最適溶射距離に制御して窯炉の炉壁
    を補修すべくなしたことを特徴とする窯炉の補修装置。 2、窯炉内に挿入したプラズマ溶射ガンにて炉壁を補修
    する方法において、 ArにガスにN_2ガスを添加した作動ガスを用いるプ
    ラズマ溶射ガンと、 炉壁を観察するための撮像装置と、 該撮像装置の画像上で炉壁の損傷位置を入 力する損傷位置入力装置と、 前記溶射ガンを炉壁の損傷位置に一致させ るための位置制御装置と、 前記溶射ガンの作動ガスのN_2ガスとArガスとの混
    合比を調節して前記溶射ガンのフレーム長を制御するプ
    ラズマ制御装置と、 前記溶射ガンに炉壁の補修材料を供給する 補修材料供給装置と、 前記溶射ガンを炉壁の損傷に沿って移動させる移動機構
    と、 前記損傷位置入力装置から入力された損傷 位置を記憶し、この記憶内容に基づいて前記ヘッド移動
    機構を制御して前記溶射ガンを損傷部分に沿って移動さ
    せる制御装置と を備えたことを特徴とする窯炉の補修装置。 3、窯炉内に挿入したプラズマ溶射ガンにて炉壁を補修
    する方法において、 ArガスにN2ガスを添加した作動ガスを 用いるプラズマ溶射ガンと、 炉壁を観察するための撮像装置と、 前記溶射ガンのジェットフレームを観察す るための撮像装置と、 前記溶射ガンを炉壁の損傷位置に一致させ るための位置制御装置と、 前記溶射ガンの作動ガスのN_2ガスとArガスとの混
    合比を調節して前記溶射ガンのフレーム長を制御するプ
    ラズマ制御装置と、 前記溶射ガンに炉壁の補修材料を供給する 補修材料供給装置と、 前記溶射ガンを炉壁の損傷に沿って移動させる移動機構
    と、 前記プラズマ溶射ガンのフレーム長を最適 溶射距離とすべく前記フレーム観察用の撮像装置による
    観察結果に基づいて前記プラズマ制御装置を制御してN
    _2ガスとArガスの混合比を調節する制御装置と を備えたことを特徴とする窯炉の補修装置。
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