JPS619223A

JPS619223A - 脱穀装置におけるチヤフシ−ブ

Info

Publication number: JPS619223A
Application number: JP12968584A
Authority: JP
Inventors: 三好　英樹
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-06-23
Filing date: 1984-06-23
Publication date: 1986-01-16
Also published as: JPH0527365B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は脱穀装置におけるチャフシーブに係るものであ
る。

（従来技術）従来公知のチャフシーブのストロ−ラック板は回動起立
するように形成されていたが、従来のものは、軸の位置
が全部同一であったから、漏下面積のみの調節であった
。

（発明が解決しようとする問題点）したがって、従来は、稲と麦の脱穀のとき使い分けられ
なかった。

（問題を解決するための手段）本発明は、全てのストロ−ラック板が一斉に回動起立す
るように形成し、かつストロ−ラック板群の勾配が回動
起立により変化するようにした脱穀装置におけるチャフ
シーブとしたもので、稲の脱穀と麦の脱穀のとに使い分
けられるようにしたもので、扱胴室１内に扱胴２を設け
、前記扱胴室１の前側に殻稈挿入口４を前記扱胴室１の
後側に殻稈排出口５をそれぞれ形成し、該排出口５の下
方位置には左右方向のストけ一ラック板１５を前後に並
設して形成したチャフシーブ９を設けたものにおいて、
前記ストロ１　　　　　−ラック板１５は左右方向の軸
１６で軸支して回動起伏自在とするにあたり、その軸支
位置を前側より後側に至る程下側とし、各軸１６にはそ
れぞれアーム１９を取付け、各アーム１９は連結杆２０
で連結して、全てのストロ−ラック板１５が一斉に回動
起立するように形成し、かつストロ−ラック板１５群の
勾配が回動起立により変化するようにした脱穀装置にお
けるチャフシーブを考案の要旨とする。

本発明の一実施例を図により説明すると、１は扱胴室で
、内部に扱胴２を軸止し、下側は扱網３で包囲され、前
側には殻稈挿入口４を、後側には殻稈排出口５を設ける
。

６は扱網３の下部に設けた送風機、７は風選室で、風選
室７内には揺動選別枠８を設ける。

揺動選別枠８には、チャフシーブ９とグレンシ　　　　
２−ブｌＯと流穀板１１とを設ける。１２は一番コンベ
ア、１３は二番コンベア、１４は吸引室である。

しかして、チャフシーブ９は殻稈排出口５の下方に位置
し、左右方向の多数のストロ−ラック板１５を前後方向
に並設して形成する。実施例では８枚のストロ−ラック
板１５を左右方向の軸１６に１枚ずつ固定して設けるが
、前側のストロ−ラック板１５は軸１６に上部寄りを金
具１７で固定し、次のストロ−ラック板１５は槽下側を
軸１６に金具１７で固定し、このように後側のストロ−
ラック板１５程下部寄りを軸′１６に金具１７で固定す
る。

各軸１６は側壁１８より外部に突出し、突出部にアーム
１９の上端を固定し、各アーム１９の下端を連結杆２０
で連結する。アーム１９のうち、いずれか１本は下方に
長く突き出させ、該アーム１９に一方に牽引するバネ２
１と他方に牽引するレバーに接続されるワイヤー２２を
接続する。

（作用）次に作用を述べる。

ａ、稲を脱穀する場合稲を脱穀する場合は、ワイヤー２２を操作してバネ２１
の弾力に抗してストロ−ラック板１５を直立に近くする
。すると、ストロ−ラック板１５とストロ−ラック板１
５の間は広くなり、かつ、軸１６の高さは同じ高さでも
、その固定位置が後側のストロ−ラック板１５捏上部寄
りを軸１６に金具１７で固定しであるので、ストロ−ラ
ック板１５が直立すると、ストロ−ラック板１５の上端
を結ぶ線は後方程高くなり、勾配は急になる。

この状態で脱穀すると、殻稈排出口５より排出された切
穂、藁屑、穀粒群は、広い間隔のストロ−ラック板１５
群により能率よく篩われてグレンシーブ１０に落下し、
グレンシーブ１０では再び篩われて一番物は一番コンベ
ア１２に二番物は二番コンベア１３に落下し、吸引室１
４に至った藁屑は吸引除去される。

ｂ、麦の脱穀の場合麦を脱穀する場合は、稲に比べて遥かに多量の藁屑が発
生する。このような場合、稲と同様にストロ−ラック板
１５の間隔を広くしておく、　　　　　と、大量藁屑が
グレンシーブ１０上に落下して、グレンシーブ１０上で
選別を不能にする。又、ストロ−ラック板１５が急勾配
に形成されていると、大量藁屑の進行が阻害されて遂に
は詰まることになる。

そこで、ワイヤー２２を操作してバネ２１の弾力により
ストローララミ板１５を水平に近くする。すると、スト
ロ−ラック板１５とストロ−ラック板１５の間は狭くな
り、かつ、軸１６の固定位置が後側のストロ−ラック板
１５程下部寄りを軸１６に金具１７で固定してあっても
ストロ−ラック板１５が水平になると、ストロ−ラック
板１５の上端を結ぶ線は水平になり、勾配は緩くなる。

この状態で脱穀すると、殻稈排出口５より排出された切
穂、藁屑、穀粒群は、狭い間隔のストロ−ラック板１５
群により少しだけ篩われてグレンシーブｌＯに落下し、
グレンシーブ１０では再び篩われて一番物は一番コンベ
ア１２に二番物は二番コンベア１３に落下し、吸引室１
４に至った藁屑は吸引除去され、詰ることなく吸引され
る。

（効果）従来公知のチャフシーブのストロ−ラック板は回動起立
するように形成されていたが、従来のものは、軸の位置
が全部同一であったから、漏下面積のみの調節であった
。したがって、従来は、稲と麦の脱穀のとき使い分けら
れなかった。

本発明は、扱胴室ｌ内に扱胴２を設け、前記扱胴室ｌの
前側に殻稈挿入口４を前記扱胴室１の後側に殻稈排出口
５をそれぞれ形成し、該排出口５の下方位置には左右方
向のストロ−ラック板１５を前後に並設して形成したチ
ャフシーブ９を設けたものにおいて、前記ストロ−ラッ
ク板１５は左右方向の軸１６で軸支して回動起伏自在と
するにあたり、葛の軸支位置を前側より後側に至る楔下
側とし、各軸１６にはそれぞれアーム１９を取付け、各
アーム１９は連結杆２０で連結して、全てのストロ−ラ
ック板１５が一５斉に回動起立するように形成し、かつ
ストロ−ラック板１５群の勾配が回動起立により変化す
るようにした脱穀装置におけるチャフシーブを考案の要
旨とするから、全てのストロ−ラック板が一斉に回動起
立するとストロ−ラック板群の勾配が回動起立により変
化するようにしたから、稲の脱穀と麦の脱穀のとに使い
分けられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は要部の断面図、第２図は要部の平面図、第３図
は要部の側面図、第４図は全体の断面図である。符号の説明ｌ・・・扱胴室、２・・・扱胴、３・・・扱網、４・・
・殻稈挿入口、５・・・殻稈排出口、６・・・送風機、
７・・・風選室、８・・・揺動選別枠、９・・・チャフ
シーブ、１０・・・グレンシーブ、１１・・・流穀板、
１２・・・一番コンベア、１３・・・二番コンベア、１
４・・・吸引室、１５・・・ストロ−ラック板、１６・
・・軸、１７・・・金具、１８・・・側壁、１９・・・
アーム、２０・・・連結杆、２１・・・バネ、２２・・
・ワイヤー。

Claims

【特許請求の範囲】

扱胴室１内に扱胴２を設け、前記扱胴室１の前側に殻稈
挿入口４を前記扱胴室１の後側に殻稈排出口５をそれぞ
れ形成し、該排出口５の下方位置には左右方向のストロ
ーラック板１５を前後に並設して形成したチャフシーブ
９を設けたものにおいて、前記ストローラック板１５は
左右方向の軸１６で軸支して回動起伏自在とするにあた
り、その軸支位置を前側より後側に至る程下側とし、各
軸１６にはそれぞれアーム１９を取付け、各アーム１９
は連結杆２０で連結して、全てのストローラック板１５
が一斉に回動起立するように形成し、かつストローラッ
ク板１５群の勾配が回動起立により変化するようにした
脱穀装置におけるチャフシーブ。