JPS6192064A - アンサバツク方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は基地局と多数の移動端末局か無線回線で構成さ
れるシステムで基地局において移動端末局のデータをポ
ーリング方式で収集し、その結果をアンサバック信号で
移動端末局へ返送信する方式の改良に関するものである
。

（従来技術とその問題点） 第２図は無線回線を使用したポーリング方式を示すもの
で、Ｐは基地局から送信されるポーリング信号、　Ｓ、
＝Ｓｎは基地局の受信スロノ）、Ｄ、〜Ｄｎは移動端末
局から送信されるデータを示す。つまり、基地局からポ
ーリング信号Ｐを送信し、受信スロット８１〜Ｓｎに同
期させて、移動端末局からデータＤ１〜Ｄｎを返送信さ
せてデータを収集する。また、このポーリング方式では
ポーリング信号Ｐに対して返送信させる移動端末局の応
答順位は常に一定であるから、受信スロ７）Ｓｌ−Ｓｎ
で移動端末局の番号を判定する。

また、このポーリング方式をタクシ事業用Ａ　ＶＭシス
テム（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ　Ｖｅｈｉｃｌｅ　Ｍｏｎｉ
ｔｏｒｉｎｇＳｙｓｔｅｍ　）の如く移動端末局の数が
極めて多いシステムに採用する場合は配車業務に対して
１回のデータ収集時間が適切となるよう、移動端末局を
グループ分割してグループごとにポーリングを行いスロ
ット数を制限する方法が採られる。

以上の如きポーリング方式において、移動端末局側で自
局のデータが送信され、基地局（受信されたか否かを乗
務員に認識させる方法として、基地局側でデータを受信
した移動端末局に対して受信した旨のアンサバック信号
を送信する。

しかし、この方式では移動端末局の数が多くなるとアン
サバック信号の送信回数が多くなり、無線回線を占有す
る時間が長くなって無線配車業務を著しく低下させるこ
とになる。

（目的） 本発明はアンサバック信号の送信回数を減らして無線回
線の占有率を下げ、無線配車業務への影響を少くするこ
とを目的としたものである。

（実施例） 第１図は本発明に関する基地局装置の主要部を示すもの
でＡは通信制御装置、Ｂは無線機、Ｃは送信アンテナ、
Ｄは受信アンテナ、１はポーリング信号生成部、２は信
号切換部、３は符号化部。

４は変調部、５は送信機、６は受信機、７は復調部、８
は復号部、９は端末番号判定部、１０はデータ記憶部、
１１はキャリア検出部、１２は受信エラ一端末番号記憶
部、１３はアンサバック信号生成部を示す。

次に動作を説明する。

ポーリング信号生成部１で生成されたポーリング信号は
信号切換部２を通って符号化部３で符号化され変調部４
で変調されて送信機５．送信アンテナＣで移動端末局に
送信される。一方、移動端末局は第２図に示す如くデー
タを順次送信しているので、受信アンテナＤ、受信機６
で受信してその信号を復調部７へ渡す。また、受信機６
はキャリア受信信号をキャリア検出部１１へ渡す。

復調部７へ入力された信号は樟調され復号部８で復号さ
れる。復号部８は入力された信号に誤りが検出されない
場合、その出力をデータ記憶部１０へ渡す。データ記憶
部１０は端末番号判定部９からの信号によって端末番号
別にデータを記憶する。

また、キャリア検出部１１からの信号と端末番号判定部
９からの信号が受信エラ一端末番号記憶部１２へ入力さ
れるが、データ記憶部１０からの信号によってクリアさ
れる。

一方、無線回線に符号誤りが発生した場合は復号部８で
誤りが検出され、データ記憶部１０へ信号が出力されな
い。したがって、前述の如く受信エラ一端末番号記憶部
１２へその端末番号が記憶されてその信号がアンサバッ
ク信号生成部１３へ渡される。アンサバック信号生成部
１３はアンサバック信号を生成して信号切換部２をアン
サバック信号主成部１３側に切換えて、受信スロットの
最終スロットを経過した後、ポーリング信号と同様移動
端末局にアンサバック信号を送信して移動端末局に認識
させる。なお、アンサバック信号送信後はアンサバック
信号生成部１３から受信エラ一端末番号記憶部１２へ信
号を送り、記憶をクリアする。

（効果） 以上説明した如く本発明の方式は移動端末局が返送信し
ているか否かを無線キャリアで判定し。

無線キャリアが受信されているにもかかわらずデータを
受信できなかった移動端末局へのみアンサバック信号を
送信する方法を採っているので、基地局でデータを受信
できた全移動端末局にアンサバック信号を送信する方式
と同一機能を持つにもかかわらずアンサバック信号送信
回数は極めて低く押えることができる。

【図面の簡単な説明】

第２図はポーリング方式、第１図は本発明に関する基地
局装置の主要部。 Ａ：通信制御装置、Ｂ：無線機、Ｃ：送信アンテナ、４
：受信アンテナ、１：ポーリング信号生成部、２：信号
切換部、３：符号化部、４：変調部、５：送信機、６：
受信機、７：復調部、８：復号部、９：端末番号判定部
、１０：データ記憶部。 １１：キャリア検出部、１２：受信エラ一端末番号記憶
部、１３：アンサバック信号生成部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基地局と多数の移動端末局が無線回路で構成され、基地
   局からポーリング信号を送信し、移動端末局にタイムス
   ロットでデータを送信させて基地局でデータを収集する
   方式において、基地局側で受信タイムスロットから移動
   端末局番号を検出する回路、無線キャリア検出回路、復
   号回路を備え、無線キャリア受信を検出し、かつ複合回
   路部で復号データに誤りを検出した場合当該移動端末局
   番号を記憶し、複合データに誤りを検出した場合のみ当
   該移動端末局に受信不良のアンサバック信号を送り返す
   ことによって、移動端末局に自局データの受信状況を表
   示することを特徴とするアンサバック方式。