JPS6190526A - 送信電力制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野シ　　　　　　　　　　゛本発明は、
ブレストーク弐等で通話するＦＭ無線機等において、送
信起動時に送信電力が出過ぎないようにするための送信
電力制御回路に関する。

〈従来技術とその問題点さ 従来のこの種の回路では、送信電力を検出して電力増幅
率をコントロールすることにより送信電力を一定に保つ
ようにした出力電力増幅自動制御回路のループ応答′に
頼っていたために。

送信起動時には、電力増幅回路が持つ最大能力の出過ぎ
を押さえるためには、ループ応答速度を早くする必要が
あった。

、〈発明の目的〉 本発明は、上記の欠点を除去するために為されたもので
、送信オフ信号手段信電力検出電圧の代わりに送信オフ
信号を出力電力増幅自動制御回路に加えることにより、
電力増幅回路の電力増幅率を最低の状態に押さえておい
て、送信オン時に出力電力増幅自動制御回路のループ応
答により徐々に電力増幅率を上昇させ送信電力を一定値
に至らしめ、似て、送信電力が瞬間にでも出過ぎないよ
うにした送信電力制御回路を提供することを目的とする
。

〈発明の構成〉 上記目的を達成するために９本発明は、送信オン・オフ
信号により送信周波数信号をオン又はオフとする高周波
スイッチ回路と、送信電力を検出して電力増幅率をコン
トロールすることにより送信電力を一定に保つようにし
た出力電力増幅自動制御回路とから成る送信電力制御回
路において、送信オフ時に、送信電力検出電圧の代わり
に送信オフ信号を、出力電力増幅自動制御回路に加える
構成にした。

〈発明の実施例〉 以下９図面を参照して本発明に基づく具体的な実施例に
ついて、詳細に説明する。

第１図は１本発明に係る送信電力制御回路の一実施例を
示すブロック図で９図中、■は送信周波数信号の入力端
子、２は高周波スイッチ回路、３は送信オン・オフ信号
の入力端子で、前記高周波スイッチ回路２がらの送信周
波数信号出力は、入力端子３からの送信オン・オフ信号
により制御されるものである。１１は出力電力増幅自動
制御回路で、この判例回路１１は、電力増幅率可変回路
４．電力増幅回路８．送信電力検出回路９及び送信電力
制御用帰還回路６がら構成される。そして、この帰還回
路６は、電圧比較回路及び積分回路を含み送信電力検出
回路９からの送信電力検出電圧５及び入力端子３からの
送信オン・オフ信号をそれぞれ入力とじ。

電力増幅率可変回路４へ電力増幅率コントロール電圧７
を出力する構成に成っている。１ｏは送信電力出力端子
である。

次に上記構成からなる送信電力制御回路の動作について
説明する。先ず入力端子１がら送信周波数信号を高周波
スイッチ回路２に加える。

次いで、入力端子３かも送信オン・オフ信号をオフ信号
として前記高周波スイッチ回路２に加えて、電力増幅率
可変回路４に加える送信周波　　　１数倍号を阻止させ
ておく。

一方、送信電力検出電圧５の代わりに、入力端子３から
の送信オン・オフ信号をオフ信号として、送信電力制御
用帰還回路６に加えることにより、電力増幅率可変回路
４に加える電力増幅率コントロール電圧７を電力増幅率
最低の状態にしておく。

電力増幅率可変回路４の出力は、電力増幅回路８及び送
信電力検出回路９を経て、送信電力出力端子１０へ出力
されるように成っているが。

前記高周波スイッチ回路２により電力増幅率可変回路４
への信号入力が阻止されているため。

この状態では、送信電力出力端子ＩＯには信号は無く、
又、送信電力検出電圧５も無い。

次に、入力端子３からの送信オン・オフ信号をオン信号
として高周波スイッチ回路２に加えると送信周波数信号
は、高周波スイッチ回路２を通過し電力増幅率可変回路
４に加えられ、電力増幅回路８．送信電力検出回路９を
経て送信電力出力端子ＩＯに至る。この時、電力増幅率
可変回路４の増幅率は最低の状態に押さえられているた
め、送信電力出力端子１０へ一出力される送信電力は低
く、かつ、送信電力検出回路９から送信電力制御用帰還
回路６へ出力される送信電力検出電圧５も低い。

一方、送信電力制御用帰還回路６に加えられている入力
端子３からの送信オン・オフ信号はオン信号に変化して
いるため、電力増幅率コントロール電圧７は徐々に上昇
することになり。

送信電力出力端子ｉｏへ出力される送信電力も徐々に上
昇し、やがて一定値に至って安定することになる。

第２図は、入力端子３・からの送信オン・オフ信号に対
する送信電力、送信電力検出電圧５及び電力増幅率コン
トロール電圧７の波形変化を示したもので、第２図（ａ
）は送信電力制御用帰還回路６に入力端子３がらの送信
オン・オフ信号を加えていない従来回路の場合を示し、
第２図（ｂ）は本発明回路の場合を示したものである。

この第２図（ａｌ　ｌ　（ｂ）からも明らかなように、
送信オン信号の入力があると、送信電力及び送信電力検
出電圧共に、従来回路では急峻な立ち上がりをみせた後
徐々に立ち下がり一定値に至るが。

本発明回路では従来回路のような急峻な立ち上がりは無
く、緩やかなカーブで徐々に立ち上がり一定値に至るこ
とがわかる。

（発明の効果〉 以上述べたように１本発明によれば、送信起動時に過大
電力が出ることが無くなるため、出力電力に余裕の有る
電力増幅器を使用しても。

電波法に抵触する心配が無く、又、過大電流が流れるこ
とも無くなる等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る送信電力制御回路の一実施例を示
すブロック図、第２図ｔａ＋は従来回路の送信オン・オ
フ信号による制御波形図、第２図（ｂｌは本発明回路の
送信オン・オフ信号による制御波形図である。 ■・・・送信周波数信号入力端子、２・・・高周波スイ
ッチ回路、３・・・送信オン・オフ信号入力端子。 １０・・・送信電力出力端子、１１・・・出力電力増幅
自動制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信オン・オフ信号により送信周波数信号オン又はオフ
   とする高周波スイッチ回路と、送信電力を検出して電力
   増幅率をコントロールすることにより送信電力を一定に
   保つようにした出力電力増幅自動制御回路とから成る送
   信電力制御回路において、送信オフ時に、前記出力電力
   増幅自動制御回路に、送信オフ信号を、送信電力検出電
   圧の代わりに加える手段を設けたことを特徴とする、送
   信電力制御回路。