JPS6190240A - 割込み制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理装置において、複数の割込み原因が重
畳して発生したる際の割込み制御方式に関するものであ
る。

情報処理装置では、定められた順序通りに処理を実行し
ているが、途中なんらかの異常な状態が発生すると、自
動的に現在行っている処理を中断して、別の処理を実行
する。この別の処理が終了すると、旧の処理を行う。上
記した中断が行われることを割込みという。この割込み
を発生する原因は、複数であり、従ってこの複数の割込
み原因が同時に重畳、即ち重なって発生することが生じ
る。

この割込み原因重畳に対して効率のよい割込み制御方式
が要望されている。

〔従来の技術〕

割込み原因を情報処理装置に通知し割込みを行う方法と
して、複数の割込み原因が発生すると、それぞれの割込
み原因を別の割込みとして通知する方法と、複数の割込
み原因が発生すると１個の割込みとして情報処理装置に
通知して、割込み処理でその原因を識別する方法とがあ
った。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記方法の複数の割込み原因を別々に通知する方法は、
割込み原因毎に割込み処理が行われ、情報処理装置は割
込み処理の準備処理と終了処理の前後処理に要する負荷
が問題となる。複数の割込み原因を１　（［の割込みと
する方法は、割込み回数は１回であるが、割込み原因を
識別するために、割込み処理時間がその分長くなり、更
に割込みを識別するために複数の割込み原因を記憶して
おくハードウェアが必要となると云う不都合を生じる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記問題点を解消した割込み原因を記憶する
ことなく、割込み負荷の少ない割込み制御方式を提供す
るものである。その手段は、割込み原因によって割込み
処理を行う情報処理装置において、該情報処理装置に割
込み処理を登録するベクタテーブルを備えると共に、複
数の割込み原因が重畳したる場合に、前記ベクタ情報を
変化せしめる手段を設け、前記ベクタテーブルに基づい
て１度の割込みによって前記複数の割込み原因を処理し
、割込み可否を制御する割込み制御方式によってなさる
。

〔作用〕

上記割込み制御方式は、情報処理装置にベクタテーブル
を備え、このベクタ情報を複数の割込み原因が重畳した
場合に、割込み原因の重畳に応じてベクタ情報を変化せ
しめてベクタテーブルによって１回の割込みで割込み処
理を行い、割込み可否を制御するのである。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本発
明のベクタテーブルの模式図である。情報処理装置は中
央処理装置１゛とベクタ情報を変化せしめる手段として
働く割込み発生部２とからなり、中央処理装置１は、割
込み可否を制御する手段として働く割込みシーケンサ１
１と割込みマスクレジスタ１２と割込みベクタレジスタ
１３とベクタテーブル１４とからなる。

割込みシーケンサ１１は中央処理装置１の割込み受付を
行うと共に、中央処理装置１の割込み可能状態にあるこ
とを割込み可信号として出力すると共に、割込みシーケ
ンサ１１は割込み発生部２からの肯定応答信号を受信し
肯定応答信号の当該割込みマスクをマスクすると共に、
割込みベクタレジスタ１３の入力許可信号を出力する。

割込みマスクレジスタ１２は割込み原因別の割込み可否
を表示する。割込みベクタレジスタ１３は割込みを行う
ベクタ番号（番号は後述する）を格納し、内容はベクタ
アドレスを示す。即ち、ベクタテーブル１４は割込みベ
クタレジスタ１３にて検索され、当該割込み処理が行わ
れる。

割込み発生部２は、割込み原因を格納するレジスタ２１
−１乃至２１−ｎと第２図のべり、タテ−プルのベクタ
番号を格納する番号発生部２２−１乃至２２−ｎとアン
ド回路２３−１乃至２３−ｎとから構成される。

以下、動作に付いて割込み原因へを用いて説明をする。

割込み原因へが発生するとレジスタ２１−１に原因へが
格納される。この原因Ａは、アンド回路２３−１の入力
となる。アンド回路２３−１には中央処理袋Ｅ１の割込
み可能状態を示す割込みシーケンサ１１の割込み可信号
と、割込み原因へに対するマスク状態を示す割込みマス
クレジスタ１２の状態とが入力される。

従って、アンド回路２３−１は、原因へが発生し、中央
処理装置１と原因へのマスクが割込み可の状態の時に、
番号発生部２２−１を作動して、第２図に示すように原
因Ａのベクタ番号、即ち＃１を送出して割込みベクタレ
ジスタ２３にもたらす。更に、番号発生部２２−１は、
割込み肯定応答を出力し、割込みシーケンサ１１に肯定
応答を返し、レジスタをクリアする。

上記した過程によって、原因Ａは中央処理装置１に割込
みを発生して、割込みシーケンサ１１にて原因Ａのマス
クと割込みベクタレジスタ１３の入力許可信号を出力す
る。結果として、上記した番号発生部２２−１から割込
みベクタレジスタ１３にもたらされたベクタＡが、割込
みベクタレジスタ１３に格納される。

以上の説明は原因Ａに付いて行ったが、他の原因にても
同様に動作する。複数の割込み原因が発生しても同等支
障されることなく、割込みは１度発生するだけで、割込
みベクタレジスタ１３にそれぞれ格納されることとなる
。即ち、割込みベクタレジスタ１３の内容はベクタアド
レスとなり、ベクタテーブル１４に基づく割込み処理を
行うこととなる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、複数の割込み原因
が重畳して発生しても、１度の割込みにて処理が行われ
、情報処理装置の負荷を減少すると共に、割込み原因を
区別することなく割込み処理時間の短いものとなり、情
報処理装置に提供すると割込み処理の効率向上の上で利
点の多いものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本発
明のベクタテーブルの模式図である。 図において、１は中央処理装置、２は割込み発生部、１
３は割込みベクタレジスタ、１４はベクタテーブル、２
２−１乃至２２−ｎは番号発生部をそれぞれ示す。 第１Ｌ′４ 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）割込み原因によって割込み処理を行う情報処理装
   置において、該情報処理装置に割込み処理を登録するベ
   クタテーブルを備えると共に、複数の割込み原因が重畳
   したる場合に、前記ベクタ情報を変化せしめる手段を設
   け、前記ベクタテーブルに基づいて１度の割込みによっ
   て前記複数の割込み原因を処理することを特徴とする割
   込み制御方式。
2. （２）前記複数の割込みに際し、割込み可否を制御する
   手段を設けたことを特徴とする特許請求範囲第１項記載
   の割込み制御方式。