JPS6189892A - 平版印刷版用支持体の製造方法 - Google Patents

平版印刷版用支持体の製造方法

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JPS6189892A
JPS6189892A JP21291684A JP21291684A JPS6189892A JP S6189892 A JPS6189892 A JP S6189892A JP 21291684 A JP21291684 A JP 21291684A JP 21291684 A JP21291684 A JP 21291684A JP S6189892 A JPS6189892 A JP S6189892A
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salt
acid
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治雄 中西
Hirokazu Sakaki
榊 博和
Toru Yamazaki
徹 山崎
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/03Chemical or electrical pretreatment
    • B41N3/038Treatment with a chromium compound, a silicon compound, a phophorus compound or a compound of a metal of group IVB; Hydrophilic coatings obtained by hydrolysis of organometallic compounds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は、平版印刷版用支持体の製造方法に関するもの
であり、特にアルミニウム板の表面を化学的に砂目立て
する工程を含む平版印刷版用支持体の製造方法に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来、平版印刷版用支持体としてアルミニウム板が広く
使用されているが、感光層との密着性を良好にし非画線
部に保水性を与えるためその表面を粗面化処理する、所
謂砂目立てすることが必要で、この砂目立ては製版工程
における適性や、製版後オフセット印刷機に取りつけて
印刷する際の耐刷力に大きな影響を及ぼすことから平版
印刷版を製造する上で重要な工程である。
かかる砂目立ての具体的手段としては、サンドブラスト
、ポールグレイン、ワイヤーグレイン、ナイロンブラシ
と研磨材/水スラリーを用いるブラシグレインなどによ
る機械的砂目立て方法、特開昭!I−4/30≠号公報
に開示されている特殊なアルミニウム合金をアルカリエ
ツチング処理する化学的砂目立て方法、または、%開昭
!!−31117号公報に開示されている、通常のアル
ミニウム(例えばグレード1100)を、鉱酸のアルミ
ニウム塩の飽和水溶液により、エツチング処理する化学
的砂目立て方法、I#開昭j≠−7弘623@号公報及
び特開昭ぴt−2r/コ3号公報に記載されている電気
化学的砂目立て方法、例えば特開昭!3−/コJJOe
号公報に記載きれている機械的砂目立て方法と電気化学
的砂目立て方法とを組合せた方法が知られている。
しかしながら、機械的砂目立て方法の代表的な方法の1
つであるボールグレイニングの場合KFiボールの材質
、研磨材の種類、研磨の際の水分の調整等、熟練を要す
る因子が多く、また作業を連続的に行うことは不可能で
一枚一枚仕上げる必要があった。又ワイヤーグレイニン
グしたものは、砂目が不均一である。これに対してブラ
シグレイニングは、これらの方法を改良し友ものである
が、一般的に単純な浅い砂目となり、印刷時に耐刷力か
弱いという欠点を有し回転ブラシ目が表面に残り之シ、
砂目の方向性が出たシあるいは非画線部が汚れ易いとい
う欠点も有していた。
また特開昭!l−4/Jl17弘号公報に開示されてい
る化学的砂目立て方法は、マンガンを/、4〜コ、!チ
含むアルミニウム曾金板を使用しなければならないため
材料の入手が困難であったり、印刷条件によって印刷物
に汚れの発生が生じて品質上好ましくないという欠点が
あつ九。
i友、特開昭!r−31/17号公報に開示されている
鉱酸のアルミニウム塩の飽和水溶液をエツチング液とし
て化学的に砂目立てしたアルミニウム板は耐刷力の低い
平版印刷版しか得られないという欠点のあることが判明
した。
他方、電気化学的砂目立て方法は、適切な電解条件を選
択することにより、ボールグレイニング、ブラシグレイ
ニングなどの従来の機械的砂目立て方法に比べ平均表面
粗さの大きな均一な砂目をつくることができるが、その
条件がきわめてせまいという欠点があった。即ち、電解
液組成、その温度、電流密度などの電気的条件などの諸
条件を一定にすれば製品のバラツキもされめて少く均一
な性能を有するものが容易に得られるが、それ等の電解
条件が非常に狭く、それらの諸条件を適当な範囲内に調
整するのは、極めて困難であった。しかも電気化学的砂
目立て方法のみによシアルミニウム板の表面の粗面化を
行った場合、その電力消費が大であり、製造原価に占め
る電力の割合が極め′て大きなものとなってしまい経済
的な見地からも問題があった。
これに対して、特開昭13−/23コO≠号公報に開示
されているブラシグレイニングと電気化学的砂目立てと
を組合せた方法では、砂目の方向性はなくなり、均一な
粗面が得られる上に消費電力も少なくて済むが、同一の
ブラシを使ってブラシグレイニングを長時間性なうと、
ブラシの摩耗により、一定品質のものが得られなくなる
こと、また一定のブラシの摩耗に到達すると、操業をそ
こでストップしなければならず、連続生産性に問題があ
った。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は、以上のような従来技術の問題
点に鑑み、特殊なアルミニウム合金を用いることなく、
また、比較的容易に均一な粗面が得られ、かつ長期連続
生産性に優れ、しかも汚れのない、耐刷力の優れた平版
印刷版を得ることができるような平版印刷版用支持体の
製造方法を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明者等は、種々研究を重ねfC結果、化学的砂目立
て、特に鉱酸および鉱酸のアルミニウム塩を未飽和で含
む水溶液によりアルミニウム板の少なくとも一面をエツ
チング処理することにより、上記目的が達成されること
を見出した。即ち本発明は、アルミニウム板の少なくと
も一面を、エツチング液で化学的に砂目立てする工程を
含む平版印刷版用支持体の製造方法において、該エツチ
ング液が鉱酸および鉱酸のアルミニウム塩を含む水溶液
であって、該アルミニウム塩がその飽和濃度に対して4
tQ〜り!重量俤含有されていることを特徴とする当該
製造方法である。
以下、本発明について順を追って詳しく説明する。
本発明に用いられるアルミニウム板には、純アルミニウ
ム板及びアルミニウム合金板が含まれ、通常の連続鋳造
によって製造されたものが用いられる。アルミニウム合
金としては種々のものが使用でき、例えばけい素、銅、
マンガン、マグネシウム、クロム、亜鉛、鉛、ビスマス
、ニッケルなどの金属とアルミニウムの合金が用いられ
る。これらの組成物は、いくらかの鉄およびチタンに加
えてその他無視し得る程度の量の不純物をも含むもので
ある。
このようなアルミニウム板は、本発明に従って化学的に
砂目立てされるが、必要に応じてその前にアルミニウム
板の表面に付着している油脂、さび、ごみなどを除去す
ることを目的として清浄化処理をしてもよ・ハ。この清
浄化処理としては、例えばトリクレンなどによる溶剤脱
脂、或いは苛性ソーダなどによるアルカリエツチング脱
脂等が含まれる。苛性ソーダのようなアルカリエツチン
グ脱脂をしfc場合【はスマットが発生するので、これ
を除去するためのデスマツナ処理(例えば10〜30%
の硝酸に浸漬する処理)が更に施されるのが通例である
上記のように、必要に応じて清浄化処理されたアルミニ
ウム板は、化学的に砂目立てされる。この化学的砂目立
てに用いられるエツチング液は、鉱酸および鉱酸のアル
ミニウム塩を含む水溶液である。
鉱酸としては塩酸、硫酸、燐酸、硼酸および硝酸などが
適当であり、中でも塩酸が特に好ましい。
また鉱酸のアルミニウム塩としては、上記のような鉱酸
のアルミニウム塩が適当であり、中でも塩化アルミニウ
ムが特に好ましい。
鉱酸ぼ、エツチング液中にt〜、20重量%で含有され
るのが適当であり、特に70〜l!重量%がより好まし
い。鉱酸の濃度がt重fチより低くなると、砂目立てス
ピードは急激に緩慢になる傾向を示し、他方鉱酸濃度が
20重量%より高くなると、酸による腐蝕反応が激しく
なり、アルミニウムの溶144量が多くなり、アルミニ
ウム板厚の減少、排液処理の負荷の増大となる。従って
、より好ましい鉱酸の#度は1o−is型重量の範囲で
ある。
鉱酸のアルミニウム塩(以下、単にアルミニウム塩と称
す。)Fi、飽和濃度に対して≠O〜り!重量−の範囲
で含有される必豪があり、特に飽和#度に対して70〜
り5重量%の範囲がより好ましい。アルミニウム塩の濃
度が飽和#度に対して弘O重量%より低くなると、腐蝕
作用が激しくアルミニウム溶解が多くなる几め好ましく
なく、また中心線表面粗さも、平版印刷版に不適な、高
い値(1,3μm以上)となり好ましくない。他方、ア
ルミニウム塩の濃度が飽和濃度に対して21重量%より
高くなると、得られる平版印刷版の耐刷力が急激に低下
してしまい、本発明の目的が達成されない。
所で、特開昭31−31/17号公報には鉱酸のアルミ
ニウム塩(例えば塩化アルミニウム)の飽和水溶液でア
ルミニウム板の表面を化学的に砂目立てする方法が開示
されており、この方法は塩化アルミニウムを飽和濃度で
含むエツチング液を使用する点が重要であると説明され
ているが、本発明者等が検討してい次ところ、塩化アル
ミニウムの飽和水溶液で化学的に砂目立てしたアルミニ
ウム板は、本発明により製造された支持体に対して、高
々10%の耐刷力をlする平版印刷版しか得られないと
いう極めて意外な粕来が得られた。
従って、本発明に使用されるエツチング液中に含まれる
アルミニウム塩の嬌度を飽和濃度に対して≠O〜り!重
量%とすることは非常に重要でおる。
本発明において、上記のようなエツチング液で化学的に
エツチングする工程は、アルミニウム板の被処理表面の
中心線平均粗さが0.3〜/、3μmの範囲となるよう
に行なうことが好ましい。
0.3μmより小さくなるにつれて平版印刷版としての
保水性が低下していき、7.3μmより大きくなるにつ
れて平版印刷版の非画像部に汚れが発生するようになる
。このような表面粗さとする具体的処理条件は、温度コ
o、ioo 0C,処理時間が10〜/、20秒間の範
囲から選択するのが有利であシ、例えばアルミニウム板
の表面にエツチング液をスプレーする方法やアルミニウ
ム板をエツチング液に浸漬する方法などのアルミニウム
板とエツチング液を接触させるいかなる手段をも採用す
ることができる。
このようにして化学的に砂目立て烙れ几アルミニウム板
の表面にはスマットが生じるので、このスマットを除く
ためのデスマット処理金施こすのが好ましい。デスマッ
ト処理は、酸またはアルカリの水溶液にアルミニウム表
面を、例えばスプレー処理や浸漬処理などの方法で接触
させることにより行なわれる。酸としては、燐酸、硫酸
、クロム酸などが含まれ、アルカリとしては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、第三燐酸ナトリウム、第三
珈酸カリウム、アルミン酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリ
ウム、炭酸ナトリウムなどが含まれる。
これらの内でも特に後者のアルカリの水溶液を使用する
方法が処理速度が早いので好ましい。これらの酸または
アルカリの0.3−弘OM量チ水溶液を用いコO〜/θ
0Cの液温で、7〜300秒処理するのが一般的である
。アルカリ水溶液を用いた場合は、アルミニウム板の表
面が溶解されて、アルカリに溶解しない不溶解残渣が表
面に生成するので、この場合には更に燐酸、硝酸、硫酸
、クロム酸またはこれらの2以上の酸を組合せた混酸で
処理して、この不溶解残渣がとり除かれる。
以上のような処理が施され几アルミニウム板は、そのま
まか又は更に親水化処理を施して平版印刷版用支持体と
して使用できるが、高耐刷力の平版印刷版の作成に供さ
れる場合には、引き続いて陽極酸化処理される。
陽極酸化処理は、この分野で従来より行なわれている方
法で行なうことができる。具体的には、硫酸、シん酸、
クロム酸、蓚酸、スルファミノ酸、ベンゼンスルホン酸
等あるいはこれらの二程類以上を組み合せた水溶液又は
非水溶液中でアルミニウムに直流または交流の電流を流
すと、アルミニウム支持体表面に陽極酸化皮膜を形成さ
せることができる。
陽極酸化の処理条件は使用される電解液によって種々変
化するので一概には決定され得らいが一般的には電解液
の温度が/−40重量%、液温j〜7o’c、電流密度
O1j〜≦θアンペア/d m 2、電圧/−100■
、電解時間io秒〜j0分の範囲が適当である。
これらの陽極酸化処理の内でも、特に英国特許第1.I
A/コ、76r号明細書に記載されている発明で使用さ
れている、硫酸中で高電流密度で陽極酸化する方法およ
び米国特許第3.!l/、tJ/号明細書に記載されて
いる燐酸を電解浴として陽極酸化する方法が好ましい。
陽極酸化されたアルミニウム板は、更に米国特許!、/
r/、弘61号の各明細書に記されている様にアルカリ
金属シリケート、例えば珪酸ナトリウムの水溶液で浸漬
などの方法により処理した9、米国特許第41./!!
、4!t1号明細曹に記されているようにポリビニルホ
スホ/酸で処理したり、米国特許第3.♂60.弘26
号明細吾に記載されているように、水溶性金属塩(例え
ば酢酸亜鉛など)1−含む親水性セルロース(例えば、
カルボキシメチルセルロースなど)の下塗9層を設ける
こともできる。
不発明による平版印刷版用支持体(Q上には、28版の
感光層として、従来より知られている感光層を設けて、
感光性平版印刷版(以下、28版と称す。)を得ること
ができ、これを製版処理して得た平版印刷版は、優れた
性能を有している。
上記感光層の組成物としては(a)ジアゾ樹脂とバイン
ダーからなるもの、(b)o−ナフトキノンジアジド化
合物からなるもの、(C)アジド化合物とバインダーか
らなるもの、(d)エチレン性不飽和モノマー、光重合
開始剤及び高分子バインダーからなる光重合性組成物、
(e)重合体の主鎖又は側鎖に−CH=CH−GO−基
を有する光架橋性ポリマーからなるものなどが含まれ、
これらの詳細は米国特許第≠、23r、jtO号明細書
に詳しく説明されている。このような感光層は本発明に
より製造された支持体に約0.1〜約7?/m2、より
好筐しくば01j−≠2/m2の被偵量となるように設
けられる。
〔発明の効果〕
本発明の平版印刷版用支持体の製造方法によれば、化学
的な砂目立て工程が短時間で行なえる上、均一な砂目形
状をアルミニウム板の表面に形成させることができる利
点がある。
そして、本発明によシ製造された平版印刷用支持体を使
用して作成された平版印刷版は、従来の化学的砂目立て
方法あるいは機械的砂目立て方法に比べて、良好な耐刷
力を有するという大きな効果が得られる。また、本発明
法を用い次印刷版では機械的砂目立てによる場合より、
非画綴部が汚れKくいという結果も得られた。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。なお
、実施例中の%は、特に指定のない限り重量俤を示す。
実施例 1〜8 厚さO,コ≠mmのアルミニウム板(材質JIShio
so)を塩酸と塩化アルミニウムを第1表に示したよう
な種々のf!に度で含肩する水溶液中で←o ’C〜7
o0cの範囲で、中心線表面粗さが、0.61μmとな
るように浸漬処理して化学的に砂目立てした。次いで1
0%水酸化ナトリウム水溶液に5OoCで、10秒間浸
漬して、上記砂目立てにより生成しtスマットを除去し
、更にλ0チ硝ばて中和洗浄して不溶解残渣を除去した
のち水洗した。矢にtr%硫酸水溶液中で酸化皮膜量が
1.sf/m2になるように陽極酸化処理したのち、水
洗し、乾燥して支持体を用意した。
このようにして得られた各支持体に下記組成の感光液を
塗布し、乾燥して、感光層を設けた。感光層の乾燥塗布
量はi、sy7m  であった。
感光液 このようにして作成した感光性平版印刷版を−KWのメ
タルハライドランプを光源として1mの距離を隔て次位
置に配置して60秒間ポジ透明画を通して露光した後、
下記の組成の現像液(液温λs 0c)を用いて現像し
、さらにガム引きした。
このようにして製版された印刷版全通常の手順で印刷し
た。その結果を後記の第1表に示した。
比較例 1〜2 化学的砂目立ての腐蝕液として、70%の塩酸と、飽和
濃度の塩化アルミニウムを含む水溶液を使用した以外は
実施例1又はlと全く同様にして支持体(A)又はCB
)を作成した。この支持体を使用して感光層塗布、露光
、現像、ガム引きから印刷までは実施例/と同様に行な
った。その結果を後記第1表に示した。
比較例 3 厚さ0.2φm / mのアルミニウム板を4A00メ
ツシユのパミストンー水の懸濁液中で回転ナイロンブラ
シにより、中心線表面粗さが0.11μmとなるように
機械的に砂目立てした。この砂目立てされたアルミニウ
ム″に10%の水酸化ナトリウム水溶液にro 0cで
6c秒間浸漬して、砂目立て処理時にアルミニウム表面
にぐい込んだ研磨剤、アルミ屑等を除去して表面を均斎
化したのち流水で洗浄し、次いで20%硝酸で中和洗浄
して水洗した。次に11%硫酸水溶液中で、酸化皮膜量
がl、zf/m”になるように陽極酸化したのち、水洗
、乾燥して支持体(C)を用意した。感光層塗布、露光
、現像ガム引きから印刷までは実施例1と同様に行なっ
た。その結果を後記第1表に示した。
第1表の結果から本発明による支持体は、比較?Ili
、コ及び3に比べて、非画線部の汚れにくさ及び耐刷力
の両者において優れた性能であることが判る。特に塩化
アルミニウムを飽和濃度で含むエツチング液で化学的に
砂目立てした支持体(A)又はCB)H耐刷力が著しく
低いことは注目に値する。
実施例 9 厚さ0.441mmのアルミニウム板(材質 JISA
/1)jO)f7r:、jOチの塩酸と、塩化アルミニ
ウムを飽和濃度の6j%(エツチング液の総重量に対し
て約l!%)含む水溶液中で、700Cで中心線表面粗
さが0.3jμmとなるように、=1漬処理して化学的
に砂目立てした。次いで10・透水酸化ナトリクム水溶
液にzoocで70秒間浸漬して、上記砂目立てにより
生成したスマットを除去し、更に20%硝酸で中和洗浄
して不溶解残渣を除去したのち水洗した。次にits硫
酸水溶液中で酸化皮膜量がi、sy7m  になるよう
に陽極酸化処理したのち、水洗171.2チ珪酸ナトリ
ウム水溶液に7o”cで、1分間浸漬し、水洗、乾燥し
て支持体〔り〕を用意した。
このようにして得られた支持体に下記組成の感光液を塗
布し乾燥して感光層を設けた。感光層の乾燥後の塗布量
は、コ、Of/m  であった。
感光液 し−メトキシエタノール      100fこのよう
にして作られた感光性平版印刷版は、真空焼枠中で透明
ネガティブフィルムを通して、/mの距離からJKWの
メタルハライドランプにより50秒間露光を行なったの
ち、下記組成の現像液で現像し、アラビアガム水溶液で
ガム引きして平版印刷版とした。
現像液 このようにして製版された印刷版を、通常の手順で印刷
し友。その結果を後記第2表に示した。
比較例 4 厚さ0.2弘mmのアルミニウム板(材質 JISkl
olo )flAOOメツシュのパミストンー水の懸濁
液中で回転ナイロンブラシにより、機械的に砂目立てし
た。この砂目立てされたアルミニウムtl−IO%水酸
化ナトリウム水溶液Kro℃で4o秒間浸漬して、砂目
立て処理時にアルミニウム表面にくい込んだ研磨剤、ア
ルミ屑等を除去して表面を4斎化し次のち流水で洗浄し
、次いで20%硝酸で中和洗浄して水洗した。次に11
1%硫酸水溶液中で、酸化皮膜量が/、197m  に
なるように陽極酸化したのち、水洗し、コチ珪酸ナトリ
ウム水溶液に700Cで1分間浸漬し、水洗、乾燥して
支持体CD)t−した。感光層塗布、露光、現像、ガム
引きから印刷まで、d1冥流側りと全く同様に行なつ穴
。その結果を後記第2表に示した。
第2表 簀 ○・・・印刷条件が変動しても汚れが生じな1ハ。
△・・・印刷染件の多少の変動で汚れが発生する。
第2表の結果から、本発明による支持体は、比較例≠に
比べて、非面線部の汚れにくい、良好な性能であること
が判る。
実施例 10 厚さo、2mmのアルミニウム板(材質 JISklo
lo)を70%の塩酸と、塩化アルミニウムを飽和濃度
に対して70%含む水溶液中で、6z0Cで中心線表面
粗さが0.2r!μmとなるように浸漬処理して化学的
に砂目立てした。次いで10S水酸化ナトリウム水溶液
にso 0cで70秒間浸漬して上記の砂目立てにより
生成し几スマットを除去し、更にコO%硝酸で中和洗浄
して不溶解残渣を除去し定のち、十分水洗した。次いで
1.よチ珪酸ナトリウム水溶液に70oCで30秒間浸
漬し、水洗、乾燥して支持体(10)i用意した。
この支持体〔IO〕上に、下記組成の感光液を塗布し、
乾燥して、感光層を設けた。感光層の乾燥塗布量&:t
i、sf/m  であつ之。
感光液 このようにして作成した感光性平版印刷版をλKWのメ
タルハライドランプを光源として/mの距離を隔てた位
置に配置してto秒間ポジ透明画を通して露光し念後、
下記の組成の現像液(液温xs0C)を用いて現像し、
さらにガム引きした。
この印刷版を用いて印刷し、耐刷枚数と非画像部の汚れ
の程度を調べ、後記の第3表に結果を示した。
比較例 5 化学的な砂目立てのエツチング液として70%の塩酸と
飽和濃度の塩化アルミニウムを含む水溶液を使用した以
外は、実施例3と全く同様にして支持体(E)を作成し
た。この支持体を感光層塗布露光、現像、ガム引きから
印刷までは、実施例町と同様に行なった。その結果を後
記の第3表に示した。
第3表 第3表の結果から、本発明の支持体は、比較例のものに
比べて耐刷力が優れていることが判る。
手続補正書 昭和60年φ月r日 1、事件の表示    昭和!り年特許第2/2り76
号2、発明の名称   平版印刷版用支持体の製造方法
3、補正をする者 事件との関係       特許出願人任 所  神奈
川県南足柄市中沼210番地4、補正の対象  明細書
の1発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 間第り頁第λ行の (−1,,20重斂%」を 「6〜35重量%」 と訂正する。
2)第1頁第3行の 「lO〜/j重祉%」を 「70〜コj重量%」 と訂正する。
3)第り頁第2行の 「コOMk嵩」を 「35重皺%」 と訂正する。
≠)第り頁第1O行の 「70〜75重量%」を 「10..26重量%」 と訂正する。
り第12頁第1行の 「λO〜10 °CJを 「コQ〜7000CJ と訂正する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム板の少なくとも一表面をエッチング
    液で化学的に砂目立てする工程を含む平版印刷版用支持
    体の製造方法において、該エッチング液が鉱酸および鉱
    酸のアルミニウム塩を含む水溶液であつて、該アルミニ
    ウム塩がその飽和濃度に対して40〜95重量%含有さ
    れていることを特徴とする該製造方法。
  2. (2)該化学的に砂目立てする工程を、中心線表面粗さ
    が0.3〜1.3μmとなるように行なうことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  3. (3)アルミニウム板の少なくとも一表面を、順にエッ
    チング液で化学的に砂目立てし、陽極酸化する各工程を
    含む平版印刷版用支持体の製造方法において、該エッチ
    ング液が鉱酸および鉱酸のアルミニウム塩を含む水溶液
    であつて、該アルミニウム塩がその飽和濃度に対して4
    0〜95重量%含有されていることを特徴とする該製造
    方法。
  4. (4)該化学的に砂目立てする工程を、中心線表面粗さ
    が0.3〜1.3μmとなるように行なうことを特徴と
    する特許請求の範囲第3項記載の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003005675A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Toyo Terumii Kk 複数情報表示看板装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003005675A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Toyo Terumii Kk 複数情報表示看板装置

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