JPS6189353A - 流体噴射式無杼織機の緯糸貯留装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の目的） 産業上の利用分野 本発明は流体噴射式無杼織機に関し、特に緯糸８１ｑＩ
＋装置と緯入れノズル間に配設される緯糸貯留装置に関
するものである。

従来の技術 前記のような無杼織機では、例えば１、シ公昭５７−３
４３７９号に示されているようにＰＩ糸をｉｌｉ’ｌ長
′！Ａ置で測装ローラとセパレータに所定回数券いた後
、緯糸貯留用噴射ノズルへ送り出し、測長ローラの連続
回転により、前記粋糸■′ｉ留用噴射ノズルから噴射し
て棚状の緯糸貯留：％に置」−へ所定長をループ状に損
゛留し１次いで１′ト入れ運動時に１′話糸保持装置を
開放することにより貯留されていた緯糸は緯入れノズル
から緯糸間ロ内ｌ＼−気に噴射され、急速な緯入れが可
能なようにされていた。また。

例えば実開昭５７　１３８９９２号公報に開示されてい
るように回転ドラムに緯糸を芒付けて貯留し、その後緯
入れノズルから噴ｎ寸するようにしたものも提案されて
いた。

発明が解決しようとする問題点 前記１；（：束の技術によれば、緯糸貯留装置上へ緯糸
をループ状に貯留するために、緯糸を緯糸貯留装置前端
付近まで吹出すので緯糸貯留用噴射ノズルから吹き出す
空気量が多量に必要であり、そのため緯糸にも羽立ちが
生し易いという問題があった。また、緯糸貯留装置上に
緯糸がループ状に載置、貯留されるので、撚りの強い緯
糸ではもつれたり、あるいは撚りが戻ったりして緯入れ
や織布の風合に悪影響を及ぼすおそれがあった。

Ｊ：た、回転ドラ１１に緯糸を巻イ１けるトラム貯留方
式では緯入れの際にバルーニングを生じて緯糸に巳１２
トγちを生じ易いという問題もあった。

（発明の構成） 間Ｒ，１点を解決するための手段 本発明は流体噴射式無杼織機の、緯糸測長装置と偉人れ
ノズル間に配設される緯糸貯留装置において、緯糸ｊ則
長装置によって１０１長された緯糸をガイ１〜する’３
Ｓ内手段を設け、この案内手段先端に対向して網体や多
孔板などから成る吸着保持板を配設し、この吸着保持板
を挟んで前記案内手段と反対側から空気吸引するように
空気吸引装置をｆ、’ｉｉえで成る。

作　　　　用 前記手段によれば、　ｆ？糸ａｌｌ長装置により測長さ
れだ緯糸は、案内手段を介して空気吸側袋［占によって
吸着保持４Ｆｉ　Ｉニへ所定長（・７人、ｆｔに先だっ
てごく弱い力で吸着保持される。

実施例 第１図に示すように、緯糸ボビン１から引き出された緯
糸Ｙは張力付与シ装置２を通って従来公知の緯糸副長装
置３へ導かれる。この緯糸測長装置３は例えば特公昭５
７−３４　、’３７９号に開示されでいるように、図示
しないル（２動モータによりｌ哉！；１の回転に関連し
て円錐状駆動ドラム・１が連続回転され、この円錐状態
駆動ドラ１、　４の母線に平行に配設された軸５に、先
端に副長ローラ７を備えた被動ローラ６を回転自在にＳ
Ｊ、ｉ着し、この波動ローラ６は前記円錐状駆動ドラム
４の外周と滑ること　　　　　ｌなく圧接されている。

副長ローラ７と対応して中１ｌ１５と平行にセパレータ
８が装備されている。

次に緯糸貯留装置９について説明する。１０は前記、緯
糸；ｔｐｔ長装置３で測長された緯糸Ｙを後述の１１＋
ｔ　、ｉ７　区持抜Ｊ二へ案内する案内手段としてのノ
ズル冑置て、本体１１側部から空気を流入させ、誘導用
ノズル１２を介して緯糸Ｙを重力へ吹出すようにしであ
る。１３は（１台に固定された円筒カバーで　？！：方
が開放され、また前記ノズル装置７ｊＩＯ先、ｊ：、＋
；ど対応オろ前板１４がその下部！／２を切欠か１して
開［］部１５が形成されている。円筒カバー１３の円筒
部内側には合成樹脂性リング１６が装着されている。１
７は軸受部で、この軸受部１７に中空軸１８が回動自在
に支持されている。この中空軸１８先端は前記円筒カバ
ー１３へ向って広がった円錐ドラム１９に形成され、こ
の円錐ドラム１９先喘は前記合成樹メ指性リングＪ６の
内周に摺接するように円筒部１９ａに形成されている。

この円筒部ＬＯａ前端には吸着保持板としての網体２０
が装ン゛トされている。前記中空軸１８の後部は空気連
結部２１へ回動可能に１１χ”ｆ’２され、空気吸引！
’ｊ　Ｆ−１’、　２２の吸気管２３が１妾？ｊａされ
ている。更に前記中空＋１１８の、軸受部１７と空気連
結部２１間部分にはタイミングベルト２４のプーリ２５
がキー止めされ、織機の回転に関連し、第１１７１に示
すように前記網体２０がノズル１ｊＪｊ置１０先端に対
して緯糸保持Ｖ！装２６方向へ相対回転するようになっ
、でいろ。この回転は、緯入れノズル２７による緯入れ
運動が終了して、次の偉人、１運動が行われるまでの間
に所定長（この長さは木７ミ旅例ではり入れ運動時に、
ｔ仝糸を更にＨ１’ｌ長Ｘｌｉ置がら送り出すようにし
ているので、Ｘａ物１１１の糸長よりこの送り出し長を
引いた長さである）の緯糸を１円筒カバー１３の開１１
部１５に対応する部分の？１１　Ｃ＋：　２０に空気吸
引によって吸着貯留するように設定され、前板１４の」
二部部分にはｔｒＡ糸が至らないようになっている。

このような構成によれば、緯入れ運動が終了したと同時
に緯糸保持’ＳＪ２置２６が緯糸Ｙを保持し、測長ドラ
ｉｓ　７から連？２′シ的に送り出される緯糸Ｙは、円
錐トラム１９１多方からの空気１及引力により１１体２
０　Ｊニへ吸着され、同１１％＋にタイミングベルト２
・１によって緯糸保持装置２６方向へ移動され、次の枠
入れ１１に勅が行われるまでの間に所定長の緯糸Ｙが吸
着貯留される。次いで緯入れ運動時には前記環系保持装
置２６が開放され、網体２０上に吸着１１ｉ留されてい
た緯糸Ｙはガイド２８を通り緯入れノズル２７の作用に
よって緯糸１ｍ　ＩＴＩ内へ放出され、更にＪ１１１長
ローラ７から連続して緯糸Ｙが送り出さ、１１、てｉ′
り糸Ｙが経糸開口を通過し終ったところで緯糸保持装置
２６が緯糸Ｙを保持し、再び緯糸Ｙがｍ体２０上に貯留
される。

本実施例では円錐ドラム１９に前板１４を取り付けたが
この前板１４は省略してもよい。またノズル装Ｆ’ｒ、
１０は本実施例の場合、緯糸Ｙを一度挿通させる時のみ
作用させるだけでその後は網体２０後方からの吸引力で
もって緯糸Ｙが緯糸保持装置３から送り出されるので、
ノズル装置１０を作用させる空気量は極めて１（１１か
である。従って、この緯糸ｉ！’！ｉ長装置３とｍ体２
０間には単に緯糸Ｙをｉｆイ１〜する案内部材があれば
足り、中空円筒２９のに部にスリシミ〜３０ｔ！：入九
た案内部材（第４図）でもよい。更に吸着保持板は１１
体２０の代わりに細かな孔の明いたパンヂングメタルで
４：’？成してもよい。

また、本実施例では、？！′１体２０とノズル装置１０
とを相対移動するようにしたので、ｔｔ糸Ｙが互いに重
なり合うことが少な／　、ｉ゛、７入れ（（ｊ７に緯糸
Ｙが吸着状態からより円滑に抵抗少なく臣脱てきるとい
う利点がある。

他の実施例 第５．６図に示すように円筒カバー３１の前板３２下部
が円弧状切欠部３３に形成され、また上部は吸引孔３４
が明けられている。この吸引孔３４には前板３２前方か
らダクト３５が接続され、このダク１〜３５には図示し
ない空気吸引装置の吸気管が連結されている。円筒カバ
ー３１の前ｔＦｉ３２裏面には小径の円筒案内部３６が
取付けられている。この円筒案内部３６及び円筒カバ−
３１内周面には前記実施例同様の合成、ｔ、′ｒ１脂性
リング３７．３８が装着されている。３９は断面Ｖ字状
の円錐ドラムで、その先端部は円筒リング４０に形成さ
！ｔ、この円筒リング４０の内、外周面が前記合成ｌｒ
ｌ脂；土リング３７．３８と摺接するように合成樹脂リ
ング３７．３８間に１僕装され、合成樹脂リング３７．
３８と円筒リング４０間がほぼシールされている。この
円筒リング４０の前面にはリング状の柵体４１が装着さ
れている。円錐ドラム３９後端は、回転軸４２に一体的
に連結され、この回転軸４２は軸受部４３に回動自在に
支持されている。この回転軸４２の後端には前記実施例
同様のプーリ４４がキー止めされ、織機の回転に関連し
て連続的に回転するようにしである。

このような溝成によれば、前記同様、緯入れ終ｒから１
、７このｎ入れ運動開始までの間に副長ローラから所定
長の緯糸Ｙを網体４１上に吸引貯留することができろ。

しかも、固唾ドラム３９の前板３２１一部に吸引孔３４
を形成して網体４１前方から空／、、＋、　１１！を引
するようにしたので、朴１（ト４１の緯糸Ｙ＆　！ｌ’
ｉ留［７ていた部分が回・’Ｉ’！’＊　Ｌ／て、その
網体４１表面に付着したほこり等を吸引孔３４部分で取
り去ることができるという利点がある。また、本実施例
では、円錐ドラム３９をａ所１Ｃ１１がＶ字状になるよ
うにしたため、吸引孔３４からの空気流による吸引力を
円筒カバー３１の前板３２下部の円弧状切欠部３３に対
応した８口体４１に対してその後方から作用させること
がてき、緯糸Ｙｔ！：確実に１′口体４１上に吸着、貯
留できる。

尚、前記二つの実施例では柵体をノズル１１４ｊ置先端
に対して移動させるようにしたが、ｍ体を固定し、ノズ
ル装置をｍ体に沿って移動させてもよい。

また、このように移動させなくとも実施可能である。

（発明の効果） 以」二のように本発明では、緯糸測長装置でＥ　Ｊンさ
れた所定長の緯糸を、空気吸引装置によって吸着保持板
上へ吸引旧習するようにしたので、従ユ；コのように緯
糸貯留用噴射ノズルにより緯糸を達くまで飛ばさなくと
もよく、空気ン肖費「【が少なくでき、また、ドラム１
１？留式に比べてもバルーニングが生じないため緯糸の
毛羽立ちが抑えられると共に、貯留されている間は、！
￥若保持板上に吸７γｉ保持されているため、撚りの強
い糸であっても互いにからむことがない」二に１．′、
♂りが戻るということもなく、偉人れ及び織布の風合に
恋患ＴＰを及はすことを防止し得るものである。更に本
発明では、緯糸を吸着貯留するため、緯入れの際、緯糸
に与える張力をこの吸、ｔ１カのｌｊ’ｌ　Ｊ！ｊ”、
で容易に制御ヰすることができるという利点も有するも
のである。

・１．　　図面（１）　ｆｌｉＩ　’！−’、ｇ　説明
”ｌ’５　］図は水均１完明の全体斜視図、第２図は緯
糸１１ｉ留゛皆置の断面図、第３ＰＩはノズル装置断面
図、第・１図は案内手段の他の実施例、第５図は緯糸貯
留装置の要部の他の実施例の１９１而図、第６図は第５
図の正面図である。

３・・・緯糸側長袋［Ｉ″Ｆ、　９・・緯糸貯留装置。

１０・・ノズル装置、　２０・・・網体、　　２２・・
・空気吸側袋［ｌ′Ｔ、　　２７・・・緯入れノズル特
許出願人　　　豊和工業株式会社 第２０ 年３図 に５４図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、流体噴射式無杼織機の、緯糸測長装置と緯入れノズ
   ル間に配設される緯糸貯留装置において、前記緯糸測長
   装置で測長された緯糸をガイドする案内手段を設け、こ
   の案内手段先端に対向して網体等で構成される吸着保持
   板を配設し、この吸着保持板を挟んで前記案内手段と反
   対側から空気吸引するように空気吸引装置を備え、前機
   緯入れノズルへ供給する緯糸を吸引して前記吸着保持板
   上へ貯留するようにしたことを特徴とする流体噴射式無
   杼織機の緯糸貯留装置。 ２、前記吸着保持板を前記案内手段に対して相対移動す
   るように構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の流体噴射式無杼織機の緯糸貯留装置。