JPS6188891A - 酵素法スフインゴリン脂質複素環化合物誘導体の製法 - Google Patents

酵素法スフインゴリン脂質複素環化合物誘導体の製法

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JPS6188891A
JPS6188891A JP59209930A JP20993084A JPS6188891A JP S6188891 A JPS6188891 A JP S6188891A JP 59209930 A JP59209930 A JP 59209930A JP 20993084 A JP20993084 A JP 20993084A JP S6188891 A JPS6188891 A JP S6188891A
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Sumitaka Kokusho
国生 純孝
Mineo Nakayama
中山 峯雄
Akira Tsunoda
昭 角田
Shigeaki Kato
重昭 加藤
Haruo Machida
晴夫 町田
Shinjiro Iwasaki
岩崎 慎二郎
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、従来酵素法により製造できることの全く知ら
れていなかった、スフィンゴリン脂’Jt?tI素環化
合物誘導体の酵素法による製法に関し、該誘導体は例え
ばリポソーム形成基材、乳化剤、生理活性物質及びその
キャリヤーなどの分野に有用な、酵素法スフィンゴリン
脂質複素環化合物誘導体の製法に関する。
更に詳しくは、従来の、他のリン脂質についての酵素法
で使用されたキャベツ由来のホスホリパーゼD(至適温
度40℃以下、至適p H5,4〜5.6)とは異って
至適温度60〜70°C1至適pE7付近のホスホリパ
ーゼDA(の存在下で、スフィンゴリン脂質と従来、酵
素法によって製造できないとされていたアルコール性水
酸基を有する複素環化合物とを反応させるスフィンゴリ
ン脂質複素環化合物誘導体の製法に関する。
尚、本発明に於てスフィンゴリン脂質複素環化合物誘導
体とは、出発物質であるスフィンゴリン脂質のリン酸構
造部分と該スフィンゴリン脂質のアルコール措造部分と
のエステル結合を、ホスホリパーゼDA(の作用で加水
分解すると同時に上記反応に用いるアルコール性水酸基
を有する複素環化合物へ転移させて誘導した、出発物質
とは異る新しいスフィンゴリン脂質を意味する。
特に、本発明は、下記式(1) %式%) 但し式中、Aは下記(i)又は(11)ORHE   
 (i) O−R 又は H ORNil        、(ii)O−R を示し、ここでRは飽和もしくは不飽和のCI2〜C1
4の脂肪族炭化水素基を示し、A′はオキシドアニオン
又は水酸基を示し、Bは−(CHv)tN(CBs)s
、 (CHv)tNHtもしくは一〇H,CB(OR)CM
、(011)を示す、 で表わされるスフィンゴリン脂質と下記(1)〜(3)
、fil  −級アルコール性ORに結合した鎖状側鎖
を有し且つ下記複素環 フラン環、テトラヒドロフラン環、ジオキンラン環、チ
オフェン環、ピロリジン環、イミダゾール環、イミダゾ
リジン環、オキ凍すゾール環、チアゾール環、ピラン環
、オキサン環、チアン環、ピリジン環、ピペラジン環、
ピペリジン環、ピリミジン環、トリアジン環、モルホリ
ン環、インドール環、プリン環、フタルイミド環、テト
ラヒドロフタルイミド環、ベンゾオキソラン環、及びヘ
キサメチレンイミン環 よりなる群からえらばれた複素環を持つ複素環−級アル
コールさ化合物残基、ここで該残基の複素環部分はC8
〜C3アルキル基、01〜C,アルキレン基、水酸基、
カルボキシル基、カルボニル基、ハロゲン、アミン基、
オキソ基、ベンジル基、フェニル基及びCI〜C3のフ
ルキレンスルホン酸基より成る群からえらばれた置換基
を有していてもよい、但し上記に藁おいて、該複素環が
フラン環、ピリジン環、ピペラジン環、ピリミジン環、
モルホリン環、インドール環、プリン環又はフタルイミ
ド環からえらばれた場合には、それらの環は上記置換基
を有するものとし、更に、チアミン、ピリドキシン、ピ
リドキサール及び5−ヒドロキシメチルシトシンより成
る群からえらばれた複素環−級アルコール化合物残基を
除外する、 (2)  環に直接結合した二級アルコール性OHもし
くは二級アルコール性OHに結合した鎖状側鎖を有し且
つピペリジン環、モルホリン環、ピペラジン環、ピロリ
ジン環、オキサン環及びフタルイミド環よりなる群から
えらばれた複素環を持っ複素垣二級アルコール化合物残
基、ここで該残基の複素環部分はCI〜C3のアルキル
基、水酸基及びC1〜C1のアルキレンスルホン酸基よ
りなる群からえらばれた置換基を有してもよい、 (3)  ピリジン環、ピリミジン環、トリアジン環、
プリン環及び8−アザプリン環からえらばれた複素環を
置換基として有するペントース残基又はチオキンペント
ース残基、ここで該残基の複素環部分はメルカプト基、
ハロゲン、水酸基、カルボキシル基、オキソ基、アミノ
基、C8〜C3のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基
、カルボキシメチル基、アセチル基及びアニンイル基よ
りなる群からえらばれた置換基を有してもよい、ただし
、上記において、シチジン、アデノシン、ウリジン、グ
アノシン、アラビノシチジンより成る群からえらばれた
糖を持つ複素環化合物残基を除外する、 より成る群からえらばれたアルコール性水酸基を有する
複素環化合物とをホスホリパーゼDMの存在下で反応さ
せることを特徴とする下記式(II)A−0−P−0−
C(1) ■ A′ 但し式中、A及びA′は上記したと同義でありCは上記
(1)〜(3)における残基を示すで表わされるスフィ
ンゴリン脂質複素環化合物誘導体、及びその塩類の製法
に関する。
従来、ホスホリパーゼDがスフィンゴリン脂質たとえば
スフィンゴミエリンのコリン塩基−リン酸エステルを加
水分解し、プリンとN−アシルスフィンゴシン−1−1
7ン酸を生ずる反応をFilすることが知られているC
F、MDαυ1dtton「Bioche、m、J、v
ol  69.458−466(1958)J (キャ
ベツホスホリパーゼD);Y、0KAWA等「J 、 
Eiochem、 、  78 。
363−372 (1975) J (Strepto
−myces  hαchijoeusis  のホス
ホリパーゼD)〕。
更にグリセロリン脂質については、たとえばレシチンと
エチルアルコールとをホスホリパーゼDの存在下に反応
させるとリン脂質のリン酸構造部分と該リン脂質のアル
コール構造部分とのエステル結合が加水分解され、同時
にホスファチジル基転移作用によりホスファチジルエタ
ノールを生成する作用のあることが報公されている〔R
,ISf。
Dawson :  Biochem、J、102.2
05(1967):YCLILq:  J、Biol 
 chem、。
242.477 (1967) 〕。又キャベツ由来の
ホスホリパーゼDのホスファチジル基転移作用を利用す
る英国特許m1.s e t、s t o (対応西ド
イツ国公開NQ2717547)には1ホスホリビツド
の莢法”が提案されているが、この中ではグリセロリン
脂質とC3以下の鎖状−級アルコールとの間でのみホス
ホリパーゼDの作用によって転移銹4体が生起する事に
ついて述べているだけであってスフィンゴリン脂質とア
ルコールとの転移作用については全く記載も示唆もされ
ていない。
即ちこの提案によれば、この提案の一般式で示されたグ
リセロリン脂質と水酸基、ノ・ロゲン、アミノその他置
換基で置換されていてもよい(?5’lでの直鎖もしく
は、分枝のアルキル基を有する一層アルコールとの前記
キャベツ由来のホスホリパーゼDの酵素作用を利用した
一層アルコール転移反応について開示されているのみで
あって非極性部分の構造をグリセリン脂質とは全く異に
するスフィンゴリン脂質については全く言及されていな
い。
唯一、Robert  J、CBALIFOUR,等は
スフィンゴミエリンを基質としグリセロールを受容体ア
ルコールとして、ホスホリパーゼDの作用によりグリセ
リン転移の生成を試みたが生成しなかったと報告してい
る。(Cax、J、Biochem。
τot5B、1189(1980))。この様に従来、
スフィンゴリン脂質についてはアルコール性水酸基を有
する化合物の共存下にホスホリパーゼDを作用させた時
、スフィンゴリン脂質のリンf:”:4構造部分と該ス
フィンゴリン脂質のアルコール構造部分とのエステル結
合が加水分解されると同時にN−7シルスフインゴシン
ー1−リンI’ffl & fJ 作用により出発スフ
ィンゴリン脂質とは異なる新しいスフィンゴリン脂質訪
導体を生成する事は全く知られていなかった。
本発明者等は、従来公知のキャベツのホスホリパーゼD
とは、その至適温度、至適pH等で異なるホスホリパー
ゼD生産能を有する微生物の存在を発見して既に、特開
昭58−63388号、特開昭58−67183号に提
案した。
この提案の中では、該ホスホリパーゼD生産菌より得ら
れるホスホリパーゼD〔本発明においてはホスホリパー
ゼDHと呼ぶ〕はC3以下の一層アルコールを包合して
、更に従来全く言及されたことのない広範囲なアルコー
ル化合物に対してリン脂質を転移させる作用を持つこと
が記載されている。そしてこの中で、基質となるリン脂
質としてグリセロリン脂質、スフィンゴリン脂質が記載
され、又転移の起るアルコールの中で複素環アルコール
としては複素環−級アルコールが記載され、該複素環−
級アルコールの複素環としてフラン環、フタルイミド環
、ピロール環、インドール環、ピリジン環、モルホリン
環、ピリミジン環、ピペラジン環、イミダゾピリミジン
環(プリン環)が記載されている。
しかし上記提案の中にはテトラヒドロフラン環、ジオキ
ンラン環、チオフェン環、ピロリジン環、イミダゾール
環、イミダゾリジン環、チオキサゾール環、チアゾール
環、ビラン環、オキサン環、チアン環、ピペリジン環、
トリアジン環、テトラヒドロフタルイミド環、ベンゾオ
キソラン環、ヘキサメチレンイミン環を有する複素環−
級アルコール、及び複素環二級アルコールについては全
く記載されていないし、示唆もされていない。父上記提
案の中に記載されている複素環アルコ−/l/について
は、置換基の種類についてはとくには言及されていない
が、置換基を有する複素環−級アルコールとして、ピリ
ドキシン、チアミン及びアデノシンの三種のみが記載さ
れている。
本発明者等は、さらに研究を重ねた結果、該ホスホIJ
 ハーゼDA(は前記式(璽)で表わされるスフィンゴ
リン脂質を加水分解すると同時に、上記提案に全く記載
されていない前記(1)、(2)及び(3)より成る群
からえらばれたアルコール性水酸基を有する複素環化合
物に転移するという新しい事実を発見した。
本発明者等の研究によれば、スフィンゴリン脂質として
たとえばスフィンゴミエリンと複素環−級アルコールで
9るN−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジンとの間に
おけるスフィンゴリン詣質複素環化合物銹導体の形成を
触媒する本発明に於て新たにホスホリパーゼDMと呼称
する酵素が存在し、このホスホリパーゼDMの存在下に
、前記式(1)で表わされるスフィンゴリン脂質と前記
(11〜(3)のアルコール性水酸基を有する複素環化
合物とを反応させることにより、従来製造できることの
知られていなかった新しいスフィンゴリン脂質複素環化
合物銹導体が製造できる事が発見された。
斯して、煩雑且つ不利益な化学的合成手段を要酵素法に
よって新しいスフィンゴリン脂質複素環化合物銹導体を
好収率で製造できることがわかった。
従って本発明の目的は新しい酵素法スフィンゴリン脂質
複素理化合物誘導体の製法を提祖することにある。
本発明の上記目的及び更に多くの他の目的ならびに利点
は以下の記載から一層明らかとなるであろう。
本発明方法で利用するスフィンゴリン脂質は下記式(1
)で衣わされる。
A−o−p−o−B       (nA′ 但し式中Aは下記(+)又は(ト) OHNH(1) O−R 又は H ORHB O−R を示し、 ここでRは飽和もしくは不飽和のCI2〜C14の脂肪
族炭化水素基を示し、 A′はオキシドアニオン又は水酸基を示し、Bは、  
(CHt)!l(CH3)、(CHv ) ! A’ 
B ! もしくは−CH2・CD(OR)CD、(01
1)を示す。
上記式(1)原子スフィンゴリン脂質は公知化合物であ
って、市場でも入手可能でアシ、それ自体公知の方法に
よって天然物より抽出採取又は合成することが出来る。
例えば動植物及び微生物組織から公知の手段で抽出して
得られるスフィンゴミエリン、セラミドホスホリルエタ
ノールアミン、セラミドホスホリルグリセロール等の単
独或いは混合物をそのまま若しくは精製して用いること
ができるし、それ自体公知の方法によってその構造の一
部もしくは全部を化学合成して利用することが出来る。
本発明方法に於て上記式(1)原料スフィンゴリン脂質
とホスホリパーゼDAfの存在下に反応せしめる複素環
アルコールとしては以下に例示する(1)〜(3)のア
ルコール性水酸基を有する複素環化合物を利用すること
が出来る。
(1)複素環−級アルコール化合物として下記の化合物
をあげられる。−級アルコール性OBに結合した鎖状側
鎖を有し且つ下記複素環 フラン環、テトラヒドロフラン環、ジオキソラン環、チ
オフェン環、ピロリジン環、イミダゾール環1イミダゾ
リジン環、オキサゾール環、チアゾール環、ビラン環、
オキサン環、チアン環、ピリジン環、ピペラジン環、ピ
ペリジン環、ピリミジン環、トリアジン環、モルホリン
環、インドール環、プリン環、フタルイミド環、テトラ
ヒドロフタルイミド環、ベンゾオキソラン環及びヘキサ
メチレンイミン環 よシなる群からえらばれた複素環を持つ複素環−級アル
コール化合物残基、ここで該残基の複素環部分はC,、
C3アルキル基、C3〜C3アルキレン基、水酸基、カ
ルボキシル基、カルボニル基、ハロゲン、アミン基、オ
キソ基、ベンジル基、フェニル基及UCr〜C8のアル
キレンスルホン酸基よシ成る群からえらばれた置換基を
有してもよい; 上記において、置換基を持たない場合はチオフェン環、
ピロリジン環、イミダゾール環、ピペリジン環、テトラ
ヒドロフタルイミド環、ベンゾオキソラン環及びヘキサ
メチレンイミン環が好ましく、その例としてはN−(2
−ヒドロキシエチル)ピロリジン、N−(2−ヒドロキ
シエチル)ピペリジン、2−(2−ヒドロキシエチル)
ピペリジン、2−ヒドロキシメチルピペリジン、3−ヒ
ドロキシメチルピペリジン、N−(2−ヒドロキシエチ
ル)へキサメチレンイミン、2−チオフェンメタノール
、2−チオフェンエタノール、N−ヒドロキシメチルテ
トラヒドロフタルイミド、4−ヒドロキシメチルイミダ
ゾール、ビペロニルアルコールなどがあげられる。
上記において、置換基としてC,、C,のアルキル基を
有する場合はジオキソラン環、ピリジン環、ピロリジン
環、チアゾール環、オキサゾール環、イミダゾール環、
ピリミジン環、イミダゾリジン環及びプリン環が好まし
く、その例としてはN−メチル−2−ヒドロキシエチル
ピロリジン、2.2−ジメチル−1,3−ジオキソラン
−4−メタノール、5−エチル−2−ピリジンエタノー
ル、6−メチル−2+ ヒ+)ジンエタノール、1−(
ヒドロキシメチル)−5,5−ジメチルヒダントイン、
2.4−ジメチル−4−ヒドロキシオキサソリン、5−
(2−ヒドロキシエチル)−4−メチルチアゾール、7
〜(2−ヒドロキシエチル)テオフィリン、?−(3−
ヒドロキシプロピル)テオフィリンなどがあげられる。
上記において置換基としてC,−C3のアルキレン基を
有する場合は、該アルキレン基は2つの複素環を結ぶ結
合を意味し、ピペリジン環が好ましく、その例としては
1.3−ビス(N−2−ヒドロキシエチル−4−ピペリ
ジル)プロパン、1−(N−2−ヒドロキシエチル−4
−ピペリジル)−3−(4’−ピペリジル)プロパンな
どがあげられる。
上記において置換基として水酸基を有する場合は、モル
ホリン環、フラン環、ピリジン環、ピペラジン環、ピペ
リジン環、プリン環、テトラヒドロフラン環、オキサン
環及びピリミジン環が好ましく、その例としては2−ヒ
ドロキシメチル−2−(4−ピリジル)−1,3−プロ
パンジオール、2.6−ピリジンメタノール、3−(1
−ピペラジニル)−1,2−プロパンジオール、N−(
2−ヒドロキシエチル)−4−(ヒドロキシプロピル)
ヒペリジン、3−モルホリノ−1,2−プロパンジオー
ル、2,5−フランジメタノール、5−チオグルコース
、3,4−フランジメタノール、5−ヒドロキシメチル
ウラシル、5−ヒドロキシメチル−6−メチルウラシル
、コージ酸、アスコルビン酸、イソアスコルビン酸、ク
ルコノ−δ−ラクトン、ガラクツ−と−ラクトン、α−
グルコヘプトニックアシッド−γ−ラクトンなどがあげ
られる。
上記において、置換基としてオキソ基を有する場合はピ
ロリジン環が好ましく、その例としてはN−(2−ヒド
ロキシエチル)−2−ピロリドン、N−(2−ヒドロキ
シプロピル)−2−ピロリドンなどがあげられる。
上記において、置換基としてアミノ基を有する場合はピ
リミジン環が好ましく、その例として、トキソビリミジ
ンなどがあげられる。
その例としてはスコポラミン、アトロビン、ヒドロキシ
ジンなどがあげられる。
上記において置換基としてC3〜C3のアルキレンスル
ホン酸を有する場合はピペラジン環が好ましく、その例
としてはN−(2−ヒドロキシエチル)ヒヘラシンーN
’−2−エタンスルホン酸、N−(2−ヒドロキシエチ
ル)ピペラジン−N′−3−7”ロパンスルホン酸、N
−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−N′−2−ヒ
ドロキシプロパン−3−スルホン酸があケラレル。
上記において置換基としてカルボニル基を有する場合は
フラン環が好ましく、その例としてFi5−ヒドロキシ
メチル−2−フルフラールなどがあげられる。
(2)複素環二級アルコ−・ル化合物として下記の化合
物をあげられる。環に直接結合した二級アルコール性O
Bもしくは二級アルコール性ORに結合した鎖状側鎖を
有し且つピペリジン環、モルホリン環、ピペラジン環、
ピロリジン環、オキサン環及びフタルイミド環よシなる
群からえらばれた複素環を持つ複素皇二級アルコール化
合物残基、ここで該残基の複素環部分はC8〜C5のア
ルキル基、水酸基及びC,、C3のアルキレンスルホン
酸基よシ成る群からえらばれた置換基を有してもよいニ
ー 上記において環に直接結合した二級アルコール性OHを
持つ複素環としては、ピペリジン環及びピロリジン環が
好ましく、その例としては3−ヒドロキシピペリジン、
4−ヒドロキシピペリジン、3−ヒドロキシピロリジン
などがあげられる。
上記において二級アルコール性OEに結合した鎖状側鎖
を有する複素環としては、フタイミド環及びモルホリン
環、好ましく、その例としてはN−(2−ヒドロキシプ
ロピル)フタルイミド、N−(2−ヒドロキシプロピル
)モルホリンなどがあげられる。
上記において置換基として、C,C3のアルキル基を有
する場合はピペリジン環が好ましく、その例としてはN
−メチル−4−ヒドロキシピペリジンなどがあげられる
上記において置換基として水酸基を有する場合は、オキ
サン環が好ましく、その例としては、リキソースなどが
あげられる。
上記において置換基としてC1〜C3のアルキレンスル
ホン酸基を有する場合はピペラジン環及びモルホリン環
が好ましく、その例としてはピペラジン−N、N’−ビ
ス(2−ヒドロキシプロノζンー3−スルホン]、3−
(N−モルホリン)−2−ヒ)”oキシプロパンスルホ
ン酸なトカhlffられる。
(3)糖を持つ複素環化合物として下記のものがあげら
れる。ピリジン環、ピリミジン環、トリアジンハフ、プ
リン環及び8−アザプリン環からえらばれた複素環を置
換基として有するペントース残基又はデオキシペントー
ス残基、ここで該残基の複素環部分はメルカプト基、ノ
・ロゲン、水酸基、カルボキシル基、オキソ基、アミノ
基、C8〜C9のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基
、カルボキシメチル基、アセチル基及びアニソイル基よ
りなる群からえらばれだせ1換基を有してもよいニー上
記′においてピリジン環を置換基として有するペントー
ス残N及びヂ゛オキシペント〜ス残基としては、3−デ
アザクリジンなどがあげられる。
上記においてトリアジン環を置換基として有する、ペン
トース残基及びデオキシペントース残基としては、5−
アザシチジンなどがあげられる。
上記においてピリミジン環を置換基として有すルヘント
ース残基及びデオキシペントース’AMとしては、4−
チオウリジン、5−ブロモウリジン、5−ヒドロキシウ
リジン、6−フルオロデオキシウリジン、3−メチルウ
リジン、5−カルボキシメチルウリジン、5−メチルウ
リジン、N4−アセチルシチジン、5−メトキシウリジ
ン、5−ブロモ−2′−デオキシシチジン、N4−アニ
ソイル−2′−デオキシシチジン、3’−0−メチルシ
チジン、オロチジン、サイクロシチジン、チミンデオキ
シリボシド、ウラシルデオキシリボシド、シトシンデオ
キシリボシド、などがあげられる。
上記においてプリン環を置換基として有するべントース
残基及びデオキシペントース残基としては、6−メルカ
プトグアノシン、1−メチル−グアノシン、キサントシ
ン、6−メルカプトプリンリボシド、6−メチルアミノ
プリン−9−リボシド、N6−メチル−2′−デオキシ
アデノシン、8−ブロモアデノシン、N6−エタ、ノア
デノシン、2′−クロロアデノシン、1−メチルアデノ
シン1、ye 、 7ys−ジメチルアデノシン、2′
−〇−メチルアデノシン、イノシン、グアニンデオキシ
リホシト、アデニンデオキシリボシドなどがあげられる
上記において8−アザプリン環を置換基として有するペ
ントース残基及びデオキシペントース残基としては8−
アザアデノシンなどがあげられる。
上記例示の如き(1)〜(3)からえらばれたアルコー
ル性水酸基を有する複素環化合物力q列示出来るが、前
記fil〜(3)までの範囲がみだされる限り、アルコ
ール類の選択に制限まない。
上記例示の如き(1)〜(3)のアルコール性水酸基を
有する複素環化合物は天然物、合成品、いづれでも利用
できるが、目的とする化合物以外のアルコール性水酸基
を有する複素環化合物を含まないように、予め適当な手
段を利用してFit ’Hして利用するのが好ましい。
このような精製手段の例としてたとえば蒸留、再結晶、
アルミナ、シリカゲル活性炭、イオン交換樹脂などを用
いたカラムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィ
ー及びこれ等の適当な組合わせによる精製手段を例示で
きる。
本発明方法によれば前記例示の如き式(+)スフィンゴ
リン脂質と上記例示の如き(1)〜(3)の群からえら
ばれたアルコール性水酸基を有する複素環化合物とをホ
スホリパーゼDMの存在下に反応させる。
この際利用するホスホリパーゼDMとしては、従来公知
のキャベツから抽出されたホスホリン<−ゼDの至適温
度40℃以下、至適p H5,4〜5.6ニ対シテ、至
適温15:60〜70℃、至適pB7付近でちる点で公
知ホスホリパーゼDと区別ができるホスホリパーゼDM
生産菌の生産するホスホリパーゼDMが例示できるが、
N−アシルスフィンゴシン−1−リン酸転移作用を有す
るホスホリパーゼD Mであればその起汀にかかわらず
すべて利用できる。
該ホスホIJ ハーゼDMは式(1)スフィンゴリン脂
5t、トN −(2−ヒドロキシエチル)ピロリジンと
の間におけるスフィンゴリン脂質誘導体の形成を触媒す
る点で公知ホスホリパーゼDと区別できる。
このようなホスホリパーゼDM生産菌の例としては、同
一出願人の出題に係わる特開昭58−63388号に開
示されたノカルディオプシス(Nocardiopsi
8)属に属するホスホリパーゼDM生産菌たとえばノル
カデイオブシス属向779株CpERM−Bp −s 
t 2 )、同−出願人の出題に係わる特開昭58−6
7183号に開示されたアクチノマデューラ(Acti
nomadu−rα)属に属するホスホリパーゼDAf
生産菌既たとえはアクテノマデューラfiNa362株
CFER、)lZ?7)−5113等を挙げることがで
きるが前記式(1)のリン脂質を原料として前記(1)
〜(3)のアルコール性水酸基を有する′6.素環化合
物の転与反応を起す作用を有するホスホリパーゼDであ
れば如何なる起源のホスホリパーゼDでもホスホリパー
ゼDMとして用いることが出来る。至適温度及び至適p
Hの相違と共に他のいくつかの相違点と共に、下掲第1
表に、本発明方法で利用するホスホリパーゼDMと公知
ホスホリパーゼDとの酵素学的性質の差異を示した。
公知ホスホリパーゼDを用いては得られなかったスフィ
ンゴリン脂質様素環化合物誘導体が、本発明方法を形成
できる理由には、この酵素的触媒反応に関与する公知ホ
スホリパーゼDと本発明方法で用いるホスホリパーゼD
Afとの上記の如き酵素学的性質の差異が関与している
ものと推測される。勿論、本発明方法はこのような作用
の推測によって何等の制約もうけるものではない。
本発明方法で利用するホスホリパーゼDMは後記転移作
用の実験方法〔TLCによる転移生成物の生成確認方法
〕に従って反応を行って例えば複素環−級アルコールの
N−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジンとスフィンゴ
リン脂質であるスフィンゴミエリンとの間におけるスフ
ィンゴリン脂質誘導体形成反応を触媒して、該スフィン
ゴリン脂質の該複素環化合物誘導体を形成する。公知キ
ャベツホスホリパーゼDは上記誘導体を形成しない。
本発明方法によれば、前記例示の如き式(りスフィンゴ
リン脂質と前記例示の如き(1)〜(3)のアルコール
性水酸基を有する複素環化合物とを、上記に詳しく述べ
たホスホリパーゼDMの存在下に反応させることにより
、下記式(II)A−0−P−0−C(■) 区 A′ 但し式中、A、A’及びCは前記したと同義である、 で表わされるスフィンゴリン脂質様素環化合物誘導体を
製造することができる。この際、ホスホリパーゼDMは
精製品として使用する必要はなく粗製品であってもよい
。更に、適当な固定化担体たとえばポリプロピレン膜、
セライト粒、ガラスピーズなどの如き各種の重合体樹脂
類や無機材料の粒状物やフィルム状物に担持固定化して
利用することもできる。
反応は、ホスホリパーゼDMの存在下で、好ましくは溶
媒の存在下に、式(1)スフィンゴリン脂質と前記(1
)〜(3)アルコール性水酸基を有する複素環化合物と
を接触せしめることにより行うことができる。利用する
溶媒の例としては、水性溶媒及び水性溶媒と有機溶媒と
の混合溶媒を例示することができる。又、アルコール性
水酸基を有する複素環化合物によってはそれ自体に溶媒
の役目を兼ねさせることもできる。また、ホスホリパー
ゼDAfの酵素学的触媒作用を阻害しない任意の他の添
加剤を含む溶媒も利用でき、たとえば該作用を促進した
り、酵素の安定化に役立つ適当な添加剤を含有した溶媒
であることができる。例えば、アルブミン、カゼイン等
の蛋白質、酢酸、クエン酸、リン酸などの緩衝剤を含崩
したり、塩化カルシウムその他の中性塩を含有したり又
、タウロコール酸ソーダ等の胆汁酸塩類を含有した水性
溶媒であることができる。更に、有機溶媒の例としては
、例、tば、n−へブタン、n−ヘキサン、イソオクタ
ンなどの如き脂肪族炭化水素類;シクロペンクン、シク
ロヘキサン、シクロブタンなどの如き脂lfl族炭化水
1M?ベンゼン、トルエン、キシレンなどの如き芳香族
炭化水素類;アセトン、メチルイソプロピルケトンなど
の如きケトン類;ジメチルエーテル、ジエチルエーテル
、ジイソプロピルエーテルなどの如きエーテル類:酢酸
メチル、酢酸エチルなどの如きエステル類;四塩化炭素
、クロロホルム、塩化メチレンなどの如きノーロゲン化
炭化水素類;ジメチルホルムアミドの如きアミド溶謀類
;ジメチルスルホキシドの如きスルホキシド溶媒類など
を例示することができる。
水性溶媒と有機溶媒との混合ig員の形で利用する場合
の両者の混合比は適当に選択できるが、例えば水性溶媒
:有機溶媒(VlV比)の比で100:0〜1:99の
如き混合比を例示することができる。
反応モル比、ホスホリパーゼDMの使用量、溶媒の使用
量などは、適宜に選択できるが、例えば、式(厘)スフ
ィンゴリン脂質1モルに対して前記fi1− (31ア
ルコール性水酸基を有する複素環化合物約1:1〜約1
:1000モルの反応モル比を例示することができる。
また、ホスホリパーゼDMの使用量としては、例えば、
式(1)スフィンゴリン脂質1g当り約10〜約100
.000単位、好ましくは約100〜約1000単位程
度の使用量を例示することができる。さらに、溶媒の使
用量としては、例えば、式(1)スフィンゴリン脂質に
対して約2〜約100容量倍程度の使用量を例示できる
反応は、室温で進行するので、とくに冷却或は加熱の必
要はないが、所望により適宜に冷却もしくは加温条件を
採用することができる。例えば、約り℃〜約90℃、好
ましくは、約り0℃〜約60℃の如き反応温度を例示す
ることができる。また反応時間も適宜に選択できるが、
例えば約1分〜約10日、好ましくは約1時間〜第72
時間の如き反応時間を例示することができる。所望によ
り、の形成を確認することにより反応時間を適宜に変更
することができる。
ホスホリパーゼDλfの存在下で式(1)スフィンゴリ
ン脂質と前記(1)〜(3)アルコール性水酸基を有す
る複素環化合物とを接触せしめる態様は適宜に選択でき
るが、攪拌もしくは振盪条件下で行うのが香道である。
又、酸化分解を受は易い基質又はアルコール性水酸基を
有する複素環化合物を用いて反応する場合は窒素気流中
等で行う事が望ましい。又、前記のように適当な粒状物
やフィルム状物担体に担持固定化した固定化酵素の形で
ホスホリパーゼDAfを利用する場合には、例えば、固
定化酵素膜もしくは固定化酵素粒子層を介して反応組成
液を循環ポンプを用いて通過させる態様で行うことがで
きる。
上述のようにして反応を行った後、形成された式(II
)のようにして反応を行った後、形成された式(II)
スフィンゴリン脂質複素化合物誘導体は、その寸ま又は
塩の形で沈殿させて分離して利用することができる。尚
、ここで式(II)スフィンゴリン脂質i′5素環化合
物誘導体の塩としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸
、燐酸等の無機酸との塩、シュウ酸、マレイン酸、乳酸
、酒石酸、フマール酸、メタンスルホン酸、ペンビンス
ルホン酸、トルエンスルホン酸等の有機酸との塩、アル
ギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸等のアミノ酸と
の塩、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との塩
、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属との
塩及びアンモニウム塩等があげられる。更に、該誘導体
及びその塩はケイ酸カラムクロマト、アルミナカラムク
ロマト、イオン交換クロマト、高速液体クロマト、向流
分配、ゲル濾過、吸着クロマト等の適当な公知の方法を
利用して分離精製することができる。
本発明方法によれば、上述したようにして、式(りスフ
ィンゴリン脂質と前記(11〜(3)のアルコール性水
酸基を有する複素環化合物とを、ホスホリパーゼDAf
の存在下に反応させて弐1m)スフィンゴリン脂質複素
環化合物誘導体を製造することができる。得られる式(
n)スフィンゴリン脂質複素環化合物誘導体は、すぐれ
た界面活性作用を有しal胞膜の透過性に大きな影響を
持つ。この意味から、該式(n)誘導体はリポソーム形
成基材として又、リポソーム表面の修飾基材として利用
出来る他、化粧品たとえばクリーム、乳液に配合して皮
膚生理に役立つ乳化剤として、更に脂肪系薬剤の乳化剤
、殺虫剤、除草剤など乳化剤などの広い乳化剤用途に有
用である。
更にスフィンゴリン脂質は、植物細胞と動物細胞の重要
な膜成分であり、動物では特に脳と神経組織に多量に存
在している他、臓器や血球中にも存在する。スフィンゴ
リン脂質の中で最も豊富に見られるのはスフィンゴミエ
リンでありその誘導体と考えられるものとしてセラミド
ホスホリルエタノールアミン、セラミド2−アミノエチ
ルホスホネート等が知られているが天然に見出されるス
フィンゴリン脂質の種類はまだ、きわめて少ない。
スフィンゴリン脂質の生理的役割については、神経伝達
に関与していると考えられているが、この分野での解明
はまだあまりなされていない。
むしろそのアナログとも言えるスフィンゴグリコリピッ
ドについては、様々な抗原として、又は細菌毒素、イン
ターフェロン、ホルモンなどのりセプターとして知られ
ている。
又最近では細胞の分化誘導、増殖に関与している事も考
えられている。
本発明で誘導しうる式(夏)スフィンゴリン脂質複素環
化合物誘導体は多くの異った構造を有する新規なスフィ
ンゴリン脂質誘導体であシ、これ等のスフィンゴリン脂
質アナログの中には神経系薬剤として有効な作用を有す
る誘導体が期待出来る。又これ等の誘導体、特に糖を持
り複素環を誘導したスフィンゴリン脂質アナログの中に
は細胞培養に用いた時その分化誘導を促進したり細胞の
増殖を進めたシする効果を有するものが存在する可能性
が考えられる。又逆に分化あるいはガン化の進行を阻止
する効果を発現する可能性も考えられる。又、−1二級
アルコール水酸基を有する複素環化合物或は−、二級ア
ルコール水酸基を導入した複素環薬理活匪化合物を、ス
フィンゴリン脂質に転移させることによって、該化合物
の薬理学的副作用を弱めたり或は薬理効果を高めてその
投与量を低減させたシすることも期待できる。さらに又
、上記薬理活性化合物をスフィンゴリン脂質に転移させ
七、該化合物を患部に的確に集中させるための薬理活性
化合物のキャリヤーとして、さらには、薬理活性化合物
の保睦基として有用な役割をはたすことも期待できる。
又更に、各種医桑品をはじめとする化学合成の中間体と
して有用であり、例えば、反応性の高いハロゲンやアミ
ノ置換基を有するアルコールを転移させた誘導体を利用
出来る。更に又三重水素や14Cでラベルしたアルコー
ル性水酸基を有する複素環化合物を転移することによっ
て2ペルされたスフィンゴリン脂質複素環化合物誘導体
が得られ、スフィンゴリン脂質の代謝経路の解明に移用
する事も出来る。
以下、実施例によシ本発明方法実施の数態様について、
更に詳しく例示する。
参考例 1  ホスホリパーゼDMの調製。
きな紛3.0%、コーンスターテープリカー1.0%、
ペプトン0.5%、粉末酵母エキス0.1%、グルコー
ス1.0%、N114NO,0,25%、K、EP04
0.4%、Nano、・’B7,00.01%、ツウイ
ア (7’wgsz) −850,1%から成る培地(
pH6,0)約151を30J2.ジャーファーメンタ
−に入れ、120℃で15分間滅菌後、シード培養液1
.5Lを植菌し、27℃で40時間培養を行った。尚、
上記シード培養液は、殿粉1%、(NH3)HIP04
0.25%、ペプトン0.25%、K、Epo、0.2
%、MgSO4・7H200,01ty、を含む水溶液
培地(pHa8)100mlを50〇−坂ロフラスコに
入れ、蒸気殺菌後、ノカルディオプシス属NO,’l’
19株(F E RJf−B P 512 )又はアク
チノマデューラ属NO,362株(FERAf−BP−
511車〕の胞子を一白金耳接種し、培養温度30°C
,120回転/分の条件で2日間振盪培養して調製した
培養後、菌体固形物を遠心分離により除去し、遠心上清
13L(ノカルディオプシス属F E RM・Bp−5
12を用いた場合はo、 s 4 u/rrt ;アク
チノマデューラ属FERM−BP−5113株を用いた
場合は1.71L/−であった。)を得だ。
この遠心上清を5℃に冷却した後、−20°Cのアセト
ンを加えてアセトン濃度30〜70%画分に相補するホ
スホリパーゼDMf、含む沈殿■を遠心分離により集め
た。この沈殿物を、ノカルディオプシス属FERN、B
P−s t 24株を用いた場合にはp H6,0、ア
クチノマデュー2属F E R、、V・BP−5114
株を用いた場合はp H6,5のトリス・7レイン酸に
溶解し、0.02Mの同緩衝液に対して透析した後、同
緩衝液で平衡化しだDEAE−セルロースに通塔し、通
過区分を集めた。
次に場内等の方法C1,Biochem、  81.1
639 (1977) 〕で調整したバルミトイルガー
ゼをカラムに充填し、充分に水洗してから上記DEAE
−セルロース通過液を注入し、活性を吸着した。これを
0.05 M ) +7スー塩酸緩衝液(pH7,2)
で洗浄後、0.2%Triton  X−100を含む
同緩衝液を加え活性を溶出した。活性区分を集めてバイ
オエンジニアリング社製の限外濾過膜(Tttpe  
G−xoT)を用いて濃縮した後、ゲル濾過担体として
トヨパールHW−55F〔東洋曹達■製〕充填カラムに
注入し、蒸留水を用いて通塔し、活性区分を集めて凍結
乾燥を行った。
この乾燥粉末を、ノカルディオプシス属ホスホリハーゼ
DMの場合には0.025Mイミダゾール・塩酸(pH
7,4)に溶解後、アクテノマデューラ属ホスホリハー
ゼDAfの場合には0.025 M )リス−酢酸(p
H&3)に溶解後、ファルマシア・ファインケミカルス
社製のポリバッファ交換体N pBE   94(20ml)充填カラムに通塔して活
性を吸着後、同社製の溶出用ポリバッファ(p#5.o
)を用いてpH勾配により溶出した。
溶出したホスホリパーゼDAfの活性区分を集めて限外
濾過膜にて濃縮し、セファデックスG−75充填カラム
に通塔し、ホスホリパーゼDAI活性区分を集めて凍結
乾燥した。
斯くて、ノカルディオプシス属ホスホリパーゼDMの場
合には、約40%の活性回収率で、比活性17 & 3
 u / mg蛋白質として、アクチマデュー   □
う属ホスホリパーゼDMの場合には約43%の活性回収
率で、比活性21 & 31L/ *q蛋白質として、
ホスホリボーゼDMが回収された。
実施例 1  (Run Fit 〜has O)スフ
ィンゴミエリン、卵黄由来(シグマ社製)と後掲第2表
に示した多数種の複素環アルコールとを、後記TLCに
よる転移生成物の生成確認方法に従って、ホスホリパー
ゼDMの存在下で反応させて、転移生成物の形成を確認
した。そのRf値を後掲第2表に示した。
TLCによる転移生成物の生成確認方法ニー下記組成 1%スフィンゴミエリン乳([[’o、 1mt。
0.2M酢酸緩衝液(p E 5.7 )      
0.1 m11M塩化カルシウム水溶液      0
.01 ml20%複素環アルコール水溶液     
0.2−の反応液にホスホリパーゼDM水溶液0.01
 ml(IU)を加え、30℃で2日静置した。
尚上記1%スフィンゴミエリン乳化液はスフインゴミエ
リン1oomyンこジエチルエーテル−石油エーテル(
1:IF/〆)1−及び蒸留水10葦mlを加え氷冷条
件下に600F、20KBZの条件で5分間超音波処理
して形成した。父上記20%複素環アルコール水溶液は
、必要に応じてIN塩酸もしくはINカセイソーダでp
Hを6.0に調整した後に用いた。
上記静置後0.IN塩酸0.5−を加え反応を停止した
後激しく攪拌し、脂質(生成物)を抽出した。
この懸濁液を数分静置し、下層のクロロホルム層を分取
し、30℃で減圧乾固した後、クロロホルム−メタノー
ル混液(2:1〆/V)100どノに溶解して、TLC
の試料とした。このうちIJjLをシリカゲル薄層(メ
ルク社製、シリカゲル60TLCプレート、20X20
cWL)にスポットし、クロロホルム−メタノール−水
(60:30:5V/V ) 、クロロホルム−メタノ
ール−アンモニア−水(so : 20 : 1 : 
2V/V)又はジインブチルケトン−酢酸−水(40:
25:5V/V)を展開溶媒として展開した。
スポットの検出は下記の試薬を用いた。
検出されたスポットで未分解の基質及びその加水分解物
であるN−アシルスフィンゴシン−1−リン酸以外のリ
ン脂質のスポットが検出された場合、これを転移生成物
と認めた。
展開溶媒としてクロロホルム−メタノール−水(eo:
so:sV/V)を用いた時(DRf値を第2表に示し
た。(Run Nh 1〜50 )検出試薬; リンの呈色: Zinzαde の試薬(Beiss 
 U、  J、Chromatog。
、13.104.1964) プリン及びピリミジンの呈色: フルオレツセインーアンモニア試薬 (Wieland T、らAngew、 63.511
.1951) 有機化合物の呈色: 50%硫酸。
実施例 2  (Run Nn1−415 )スフィン
ゴミエリン(卵黄由来 シグマ社製)500〜、ジエチ
ルエーテルl−1蒸留水1〇−を超音波用セルに入れ、
氷冷しなから600W20KHzで5分間超音波処理を
し、乳化液を調整した。
このスフィンゴミエリン乳化i0.2m、0.1/酢酸
緩衝液(pH5,7)0.2ゴ、I A/塩化カルシウ
ム水溶液0.1m、20%N−(2−ヒドロキシエチル
)ピロリジン水溶液0.5d、を共栓付き試験管中に入
れ、pHを5.7に合した後、ホスホリパーゼDM水溶
液o、 lat (20U )を加えよく混合した後、
30°Cで、2日静置した。次に反応液に0.IN塩酸
を2ゴ加えて反応を停止した後更にクロロホルム−メタ
ノール混i(2:IF/〆)10−を加え激しく混合し
、リン脂質を抽出した。
この混合液を200QX!JIO分間遠心し、下層のク
ロロホルム層を分取し、分取したクロロホルム層を更に
5 mlの水で洗った。この混合液から遠心によって再
びクロロホルム層を分取し、30℃で減圧乾燥した後、
0.5dのn−ヘキサン−2−プロパノ−ルー水(6’
o : s o : 14V/V)混液に溶解した。こ
の試料10−をシリカゲル連層(メルク社製シリカゲル
60TLCプレート20x 20 cm )にスポット
しクロロホルム−メタノール−水(60:30:5i/
i)o溶媒基テJl開したところ3種類のリン脂質が検
出され、そのうち2つはスフィンゴミエリン及び、N−
アシルスフィンゴシン−1−リン酸とRf値が一致シタ
そこでこの試料を高速液体クロマトグラフィーによって
分離、精製した。
カラムはラジアルパックカートリッジクリカ8y+mX
10crn、(ウォーターズ社製)、溶媒はπ−ヘキサ
ン−イソプロパノ−ルー水(6o:go:14 V/V
 )で、ピークの検出には441型紫外線検出器(ウー
ターズ社製)による214nmの吸収、及び、R401
型示差屈析計(ウォーターズ社製)を用いた。試料はo
、 1−づつ5回に分は注入した。この溶媒によりN−
アシルスフィンゴシン−1−リン酸、スフィンゴミエリ
ン、N−アシルスフィンゴシン−1−リン酸−N−(2
−ヒドロキシエチル)ピロリジンエステルの3成分を分
取した。
得られたN−アシルスフィンゴシン−1−リン9−A’
−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジンエステルはもう
一度同様な操作によυ精製し、精製物3 mgを得た。
これはTLC及び高速液クロで単一であることを確認し
た。
この化合物のJRスペクトルは日本分光A202型赤外
分光光度計を用い、液膜法で測定した。その結果を第3
表(Runhh3)に示しだ。
更に第3表に示しだ各種複素環アルコールについて同様
な方法で転移生成物を調製してIRスペクトルを測定し
た。
その結果を第3表に示した。(Run  1〜2.4〜
15) 実施例 3 (RjLnトb1〜トh2)実施例2と同
様にして調整した5%スフィンゴミエリン乳化液10−
に0.2M酢酸緩衝液10rrtl(pH5,7)とI
 M塩化カルシウム水溶液1 mlを共栓付き三角フラ
スコに入れエタノール塩酸塩5Iを加え更にホスホリパ
ーゼDM水溶液10ゴ(20U/mt )を加え30℃
で2日間静置した。
上記静置後IN塩酸を加えてpHを20に合゛し反応を
止め更に50m1のクロロホルソ弓タノール混し、下層
のクロロホルム層を分取した。
分取した抽出液を30℃で減圧乾固しだ後2 meのn
−ヘキサン−2−プロペノール−水(60:so:14
V/V)混液に溶解した。以下実施例2と同様な操作に
よりN−アシルスフィンゴシン−1−リン酸エタノール
アミンエステルを精製し、精製物150■を得た。
同様な操作により精MN−アシルスフィンゴシン−1−
リン酸グリセロールエステル+30qを得た。
上記のようにして得られた 基質1’:N−アシルスフィンゴシン−1−リン酸エタ
ノールアミンエステル、 (セラミドホスホリルエタノールアミ ン) gill;A’−アシルスフィンゴシン−1−リン酸グ
リセロールエステル (セラミドホスホリルグリセロール) の5%乳化液を0.2−をそれぞれ別の共栓付き試験管
に入れ20%N−(2−ヒドロキシエチル)−2−ピロ
リドン水溶液0.2ゴ、0.2 、’yf酢酸緩衝液(
pH5,7)0.2ゴ、I M塩化カルシウム水溶液0
.1 mlを加えpHを5.7に合したホスホリパー−
ゼDM水溶U 0.1 ml(20U )を加え30℃
で移生成物であるN−アシルスフィンゴシン−1−IJ
フ酸N−(2−ヒドロキシエチル)−2−ピロリドンエ
ステルを得だ。そのJRスペクトルを第4表に示しだ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 但し式中、Aは下記(i)又は(ii) ▲数式、化学式、表等があります▼(i) 又は ▲数式、化学式、表等があります▼(ii) を示し、ここでRは飽和もしくは不飽和の C_1_2〜C_2_4の脂肪族炭化水素基を示し、A
    ′はオキシドアニオン又は水酸基を示し、 Bは−(CH_2)_2N^+(CH_3)_3、−(
    CH_2)_2NH_2もしくは−CH_2CH(OH
    )CH_2(OH)を示す、 で表わされるスフインゴリン脂質と下記(1)〜(3)
    (1)一級アルコール性OHに結合した鎖状側鎖を有し
    且つ下記複素環 フラン環、テトラヒドロフラン環、ジオキ ソラン環、チオフエン環、ピロリジン環、 イミダゾール環、イミダゾリジン環、オキ サゾール環、チアゾール環、ピラン環、オ キサン環、チアン環、ピリジン環、ピペラ ジン環、ピペリジン環、ピリミジン環、ト リアジン環、モルホリン環、インドール環、プリン環、
    フタルイミド環、テトラヒドロ フタルイミド環、ベンゾオキソラン環及び ヘキサメチレンイミン環、 よりなる群からえらばれた複素環を持つ複素環一級アル
    コール化合物残基、ここで該残基の複素環部分はC_1
    〜C_3アルキル基、C_1〜C_3アルキレン基、水
    酸基、カルボキシル基、カルボニル基、ハロゲン、アミ
    ノ基、オキソ基、ベンジル基、フエニル基及びC_1〜
    C_3のアルキレンスルホン酸基より成る群からえらば
    れた置換基を有していてもよい、但し上記において、該
    複素環がフラン環、ピリジン環、ピペラジン環、ピリミ
    ジン環、モルホリン環、インドール環、プリン環又はフ
    タルイミド環からえらばれた場合には、それらの環は上
    記置換基を有するものとし、更に、チアミン、ピリドキ
    シン、ピリドキサール及び5−ヒドロキシメチルシトシ
    ンより成る群からえらばれた複素環一級アルコール化合
    物残基を除外する、 (2)環に直接結合した二級アルコール性OHもしくは
    二級アルコール性OHに結合した鎖状側鎖を有し且つピ
    ペリジン環、モルホリン環、ピペラジン環、ピロリジン
    環、オキサン環及びフタルイミド環よりなる群からえら
    ばれた複素環を持つ複素環二級アルコール化合物残基、
    ここで該残基の複素環部分はC_1〜C_3のアルキル
    基、水酸基及びC_1〜C_3のアルキレンスルホン酸
    基より成る群からえらばれた置換基を有してもよい、(
    3)ピリジン環、ピリミジン環、トリアジン環、プリン
    環及び8−アザプリン環からえらばれた複素環を置換基
    として有するペントース残基又はデオキシペントース残
    基、ここで該残基の複素環部分はメルカプト基、ハロゲ
    ン、水酸基、カルボキシル基、オキソ基、アミノ基、C
    _1〜C_3のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基、
    カルボキシメチル基、アセチル基及びアニソイル基より
    なる群からえらばれた置換基を有してもよい、ただし、
    上記において、アデノシン、シチジン、ウリジン、グア
    ノシン及びアラビノシチジンより成る群からえらばれた
    糖を持つ複素環化合物残基を除外する、よれ成る群から
    えらばれたアルコール性水酸基を有する複素環化合物と
    をホスホリパーゼDMの存在下で反応させることを特徴
    とする下記式(II)▲数式、化学式、表等があります▼
    (II) 但し式中、A及びA′は上記したと同義で ありCは上記(1)〜(3)における残基を示す、で表
    わされるスフインゴリン脂質複素環化合物誘導体及びそ
    の塩類の製法。
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