JP3434860B2 - Fo−2546物質およびその製造法 - Google Patents

Fo−2546物質およびその製造法

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アシルコエンザイムA
コレステロールアシル転位酵素阻害活性を有する新規物
質FO−2546物質およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いくつかの高脂血症治療のための
薬物が知られている。高脂血症の治療薬としては、
(1)コレステロールの生合成阻害、(2)コレステロ
ールの吸収阻害、(3)コレステロールの異化促進、
(4)リポ蛋白リパーゼの活性化(リポ蛋白の合成の抑
制)などの作用を有する薬物が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、食生活の向上に
伴い成人の高脂血症や動脈硬化などコレステロール蓄積
に起因する症状が現代病として問題視されている。高脂
血症は、動脈硬化の進行を促進する因子のひとつとして
知られており、血中コレステロールを低下させることで
虚血性心疾患の減少をもたらすことができる。又、高脂
血症になると心筋硬塞の発症率も高くなるなど高脂血
症、特に高コレステロール血症のより有効で安全な治療
薬の出現が望まれている。
【0004】コレステロールはアシルコエンザイムAか
らアシル基転位によりコレステロールエステルとなり、
細胞内および血中リポ蛋白に蓄積される。このアシル基
転位反応を触媒する酵素がアシルコエンザイムAコレス
テロールアシル転位酵素であり、コレステロールの腸管
からの吸収および冠動脈における泡沫細胞の形成に深く
係わっている。したがって、アシルコエンザイムAコレ
ステロールアシル転位酵素を阻害する物質は、かかる疾
病に有効であることが推察される。
【0005】かかる実情において、アシルコエンザイム
Aコレステロールアシル転位酵素阻害活性を有する物質
を提供することは、高脂血症やそれに基づく動脈硬化な
どの成人病の治療上有用なことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、微生物の
生産する代謝産物について研究を続けた結果、土壌から
分離したFO−2546菌株の培養物中にアシルコエン
ザイムAコレステロールアシル転位酵素阻害活性を有す
る物質が産生されることを見出した。次いで、該培養物
からアシルコエンザイムAコレステロールアシル転位酵
素阻害活性物質を分離、精製した結果、後記の理化学的
性質を有する各物質を得た。これらの物質は従来全く知
られていないことから、これら各物質をFO−2546
A物質、FO−2546B物質、FO−2546C物
質、FO−2546D物質、FO−2546I物質、F
O−2546J物質、FO−2546K物質と称するこ
とにした。本発明においては、これら各物質をFO−2
546物質と総称する。本発明は、かかる知見に基いて
完成されたものであって、一般式、
【0007】
【化6】 (式中、R1 は水素原子または水酸基を示し、Wは結合
手を有しないか、または酸素原子を示し、XはYと共に
【0008】
【化7】 で表される基、式
【0009】
【化8】 で表される基または式
【0010】
【化9】 で表される基を形成し、R2 は式
【0011】
【化10】 で表される基を示し、Zは単結合または酸素原子を示
し、R3 は水素原子または水酸基を示す)で表されるF
O−2546物質を提供するものである。
【0012】また、本発明は分生子果不完全菌綱に属
し、FO−2546物質を生産する能力を有する微生物
を培地に培養して培養液にFO−2546物質を蓄積せ
しめ、該培養液からFO−2546物質を採取すること
を特徴とするFO−2546物質の製造法を提供するも
のである。
【0013】さらにまた、本発明は、分生子果不完全菌
綱に属し、FO−2546物質を生産する能力を有する
微生物を提供するものである。FO−2546物質を生
産する能力を有する微生物(以下、FO−2546物質
生産菌と称する)は、分生子果不完全菌網に属するが、
例えば本発明者らが分離した分生子果不完全菌綱に属す
るFO−2546菌株は、本発明の最も有効に使用され
る菌株の一例であって、本菌株の菌学的性状を示すと次
の通りである。
【0014】本発明のFO−2546物質を生産するた
めに使用される菌株としては、例えば本発明者らによつ
て土壌から分離された分生子果不完全菌綱に属するSt
rain FO−2546株が挙げられる。
【0015】1.培養上の諸性状 (1)表1に本菌株の培養所見を示す。本所見は各種培
地上で25℃、14日間培養した場合の肉眼的に観察し
た結果である。
【0016】
【表1】
【0017】2.生理学的性状 (1)生育温度範囲:8.5〜33℃ (2)至適生育温度範囲:18.5〜28℃ (3)生育pH範囲:2〜10 (4)至適生育pH範囲:3〜6 (5)好気性、嫌気性の区別:好気性
【0018】上記FO−2546株の形態的特徴、培養
上の諸性状、生理学的性状に基づき、既知菌種との比較
を試みた結果、本菌株は分生子果不完全菌綱に属する一
菌株と考えられるが、菌学的性質を詳細に明らかにする
までに至っていない。従って、本菌株をStrain
FO−2546と仮称した。尚、本菌株は、Strai
n FO−2546として通商産業省工業技術院生命工
学工業技術研究所に寄託されている(FERM BP−
4406)。原寄託日は平成4年7月17日である。
【0019】以上、FO−2546生産菌について説明
したが、菌の一般的性状として菌学上の性状はきわめて
変異し易く、一定したものではなく、自然的にあるいは
通常行われる紫外線照射または変異誘導体、例えばN−
メチル−N−ニトロ−N−ニトロソグアニジン、エチル
メタンスルホネートなどを用いる人工的変異手段により
変異することは周知の事実であり、このような人工的変
異株は勿論、自然変異株も含め、分生子果不完全菌綱に
属し、FO−2546物質を生産する能力を有する菌株
は、すべて本発明に使用することができる。また、細胞
融合、遺伝子操作などの細胞工学的に変異させた菌株も
物質FO−2546物質生産菌として包含される。
【0020】本発明においては、先ず分生子果不完全菌
綱に属するFO−2546物質生産菌が培地に培養され
る。本菌の培養においては、通常真菌の培養に用いられ
る方法が一般に用いられる。培地としては微生物が同化
し得る炭素源、資化し得る窒素源、さらには必要に応じ
て無機酸塩などを含有させた栄養培地が使用される。同
化し得る炭素源としては、ブドウ糖、ショ糖、糖密、デ
キストリン、セルロースなどが単独または組み合わせて
用いられる。
【0021】資化し得る窒素源としては、ペプトン、肉
エキス、酵母エキス、乾燥酵母、大豆粉、コーン・ステ
イープ・リカー、綿実粕、カゼイン、大豆蛋白加水分解
物、アミノ酸、尿素などの有機窒素源、アンモニウム塩
などの無機窒素化合物が単独または組み合わせて用いら
れる。その他、必要に応じてナトリウム塩、カリウム
塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、リン酸塩などの無
機塩、重金属塩類が添加される。さらに、培地には、必
要に応じて、本菌の生育やFO−2546物質の生産を
促進する微量栄養素、発育促進物質、前駆物質などを適
当に添加してもよい。
【0022】培養は通常振とうまたは通気攪拌培養など
の好気的条件下で行うのがよい。工業的には深部通気攪
拌培養が好ましい。培養のpHは中性付近で培養を行う
のが好ましい。培養温度は20〜37℃で行い得るが、
通常は24〜30℃に保つのがよい。培養時間は通常2
〜3日間培養を行うと、本FO−2546物質が蓄積さ
れるので、培養中の蓄積量が最大に達した時に、培養を
終了すればよい。
【0023】これらの培地組成、培地の液性、培養温
度、培養時間、通気量などの培養条件は使用する菌株の
種類や外部の条件などに応じて好ましい結果が得られる
ように適宜調節、選択されることはいうまでもまない。
液体培養において、発泡があるときは、シリコン油、植
物油、界面活性剤などの消泡剤を適宜使用できる。この
ようにして得られた培養物に蓄積されるFO−2546
物質は、菌体内および培養濾液中に含有されるので、培
養物を遠心分離して培養濾液と菌体とに分離し、各々か
ら本FO−2546物質を採取するのが有利である。
【0024】培養濾液からFO−2546物質を採取す
るには、先ず培養濾液を酢酸エチル、酢酸ブチル、ベン
ゼンなどの非親水性有機溶媒で抽出し、抽出液を減圧濃
縮して粗製のFO−2546物質が得られる。この粗製
物質はさらに脂溶性物質の精製に通常用いられる公知の
方法、例えばシリカゲル、アルミナなどの担体を用いる
カラムクロマトグラフイーにより各々FO−2546
A、B、C、D、I、JおよびK物質をそれぞれ分離精
製することができる。
【0025】菌体からFO−2546物質を採取するに
は、菌体を含水アセトン、含水メタノールなどの含水親
水性有機溶媒で抽出し、得られた抽出液を減圧濃縮し、
その濃縮物を酢酸エチル、酢酸ブチル、ベンゼンなどの
非親水性有機溶媒で抽出、得られた抽出液は前記の培養
液から得た抽出液と合わせて分離精製するか、あるいは
前記と同様の方法によりFO−2546物質を分離精製
することができる。
【0026】次に、本発明のFO−2546物質の理化
学的性状について述べる。FO−2546A物質、FO
−2546B物質、FO−2546C物質、FO−25
46D物質、FO−2546I物質、FO−2546J
物質およびFO−2546K物質の理化学的性状は表2
および表3に示す。
【0027】尚、FO−2546A物質、FO−254
6B物質、FO−2546C物質、FO−2546D物
質、FO−2546I物質、FO−2546J物質およ
びFO−2546K物質の溶媒に対する溶解性、塩基
性、酸性、中性の区別および物質の色は次の通りであ
る。 溶媒に対する溶解性:メタノール、エタノール、アセト
ニトリル、酢酸エチル、ベンゼンに可溶、水に不溶 塩基性、酸性、中性の区別:中性 物質の色、形状:黄色粉末
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】本発明におけるFO−2546A物質、F
O−2546B物質、FO−2546D物質、FO−2
546I物質、FO−2546J物質およびFO−25
46K物質の化学構造式はそれぞれ以下に示す通りであ
る。 FO−2546A物質
【0031】
【化11】 FO−2546B物質
【0032】
【化12】 FO−2546D物質
【0033】
【化13】 FO−2546I物質
【0034】
【化14】 FO−2546J物質
【0035】
【化15】 FO−2546K物質
【0036】
【化16】
【0037】
【発明の効果】次に、本発明のFO−2546物質の生
物学的性状について述べる。 (1)ラツト由来アシルコエンザイムAコレステロール
アシル転位酵素に対する阻害作用 アシルコエンザイムAコレステロールアシル転位酵素活
性に対する影響は、供田らの方法(ザ・ジャーナル・オ
ブ・アンチバイオティックス、44巻、136頁、19
91年)に従い、ラツト肝ミクロソーム画分より調製し
た粗酵素を用い100mMリン酸緩衝液(pH7.4)
中300μM牛血清アルブミン、30μM〔1−14C〕
オレオイルコエンザイムA(0.02μCi)、30μ
Mコレステロール(30分の1重量のトリトンWR−1
339で溶解させたもの)を添加して全量200μl と
し、37℃で30分間反応させ、総脂質をクロロホル
ム:メタノール(2:1)混合液で抽出後、TLC(キ
ーゼルゲルGF254 、展開溶媒として石油エーテル:ジ
エチルエーテル:酢酸=90:10:1)で各脂質を分
離後、コレステロールエステル画分にとり込まれた放射
活性をRIスキャナー(アンビス社製)で分析し、アシ
ルコエンザイムAコレステロールアシル転位酵素活性を
測定した。本酵素活性を50%阻害する濃度を算定した
結果は表4に示す。
【0038】
【表4】
【0039】以上のように、本発明のFO−2546物
質は、アシルコエンザイムAコレステロールアシル転位
酵素に対して著しい阻害活性を示すことから、ヒトのコ
レステロール蓄積に起因する疾病の予防および治療に有
用である。
【0040】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。 実施例 1 500ml容三角フラスコにグルコース2%、酵母エキ
ス0.2%、硫酸マグネシウム(7水和物)0.05
%、ポリペプトン0.5%、リン酸2水素カリウム0.
1%、寒天0.1%を含む培地(pH6.0に調整)1
00mlを仕込み、綿栓後、蒸気滅菌し、寒天培地上に
生育させたStrain FO−2546(FERM
BP−4406)を白金耳にて無菌的に接種し、27℃
で48時間振とう培養して種培養液を得た。
【0041】一方、30Lジャーフアーメンター1基に
可溶性スターチ3.0%、グリセリン1.0%、きなこ
2.0%、乾燥酵母0.3%、塩化カリウム0.3%、
炭酸カルシウム0.2%、硫酸マグネシウム(7水和
物)0.05%、リン酸2水素カリウム0.05%(p
H6.5に調整)に仕込み、蒸気滅菌冷却後、種培養し
た種培養液200mlを無菌的に移植し、攪拌速度25
0rpm、通気量10L/分の培養条件下で27℃で7
2時間、通気攪拌培養した。
【0042】培養後、菌体を含む全培養液20Lを酢酸
エチル18Lで抽出し、抽出液を減圧濃縮して粗製物1
9gを得た。この粗製物をシリカゲル(400g、メル
ク社製、ART.9385)のカラムにチャージし、ク
ロロホルム−メタノール(99:1)で溶出するカラム
クロマトグラフイーを行った。各フラクションは100
mlづつ分画し、活性分を含むフラクションを集め、減
圧乾固して粗活性物質1.0gを得た。
【0043】これを10回に分けて高速液体クロマトグ
ラフイーにより分離精製した。装置はトリロータV(日
本分光社製)を用い、カラムはYMC−Pack A−
343(ODS系樹脂、山村化学研究所製)を用い、溶
媒系は75%から90%のアセトニトリル水へ20分か
けた直線グラジエントの条件で、検出はUV225n
m、流速は8ml/分で行った。その結果、FO−25
46A物質13mg、FO−2546B物質4.6m
g、FO−2546C物質13mg、FO−2546D
物質335mg、FO−2546I物質41mg、FO
−2546J物質134mgおよびFO−2546K物
質11mgを単離した。
【図面の簡単な説明】
【図1】FO−2546A物質の紫外線吸収スペクトル
である。
【図2】FO−2546A物質の赤外線吸収スペクトル
である。
【図3】FO−2546A物質の 1H−NMRスペクト
ルである。
【図4】FO−2546A物質の13C−NMRスペクト
ルである。
【図5】FO−2546B物質の紫外線吸収スペクトル
である。
【図6】FO−2546B物質の赤外線吸収スペクトル
である。
【図7】FO−2546B物質の 1H−NMRスペクト
ルである。
【図8】FO−2546B物質の13C−NMRスペクト
ルである。
【図9】FO−2546C物質の紫外線吸収スペクトル
である。
【図10】FO−2546C物質の赤外線吸収スペクト
ルである。
【図11】FO−2546C物質の 1H−NMRスペク
トルである。
【図12】FO−2546C物質の13C−NMRスペク
トルである。
【図13】FO−2546D物質の紫外線吸収スペクト
ルである。
【図14】FO−2546D物質の赤外線吸収スペクト
ルである。
【図15】FO−2546D物質の 1H−NMRスペク
トルである。
【図16】FO−2546D物質の13C−NMRスペク
トルである。
【図17】FO−2546I物質の紫外線吸収スペクト
ルである。
【図18】FO−2546I物質の赤外線吸収スペクト
ルである。
【図19】FO−2546I物質の 1H−NMRスペク
トルである。
【図20】FO−2546I物質の13C−NMRスペク
トルである。
【図21】FO−2546J物質の紫外線吸収スペクト
ルである。
【図22】FO−2546J物質の赤外線吸収スペクト
ルである。
【図23】FO−2546J物質の 1H−NMRスペク
トルである。
【図24】FO−2546J物質の13C−NMRスペク
トルである。
【図25】FO−2546K物質の紫外線吸収スペクト
ルである。
【図26】FO−2546K物質の赤外線吸収スペクト
ルである。
【図27】FO−2546K物質の 1H−NMRスペク
トルである。
【図28】FO−2546K物質の13C−NMRスペク
トルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // A61K 31/40 A61K 31/40 A61P 3/06 A61P 3/06 (C12N 1/14 C12N 1/14 C12R 1:645) C12R 1:645 (C12P 17/18 C12P 17/18 C12R 1:645) (56)参考文献 特開 平6−65246(JP,A) 国際公開94/09004(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12P 17/00 - 17/18 C07D 491/153 C07D 491/22 CA/REGISTRY(STN) JICSTファイル(JOIS) BIOSIS/WPI(DIALOG)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式 【化1】 (式中、R1 は水素原子または水酸基を示し、Wは結合
    手を有しないか、または酸素原子を示し、XはYと共に
    式 【化2】 で表される基、式 【化3】 で表される基または式 【化4】 で表される基を形成し、R2 は式 【化5】 で表される基を示し、Zは単結合または酸素原子を示
    し、R3 は水素原子または水酸基を示す)で表されるF
    O−2546物質。
  2. 【請求項2】 分生子果不完全菌綱に属し、請求項1に
    記載のFO−2546物質を生産する能力を有するSt
    rain FO−2546(FERM BP−440
    )を培地に培養して培養物中にFO−2546物質を
    蓄積せしめ、該培養物からFO−2546物質を採取す
    ることを特徴とするFO−2546物質の製造法。
  3. 【請求項3】 分生子果不完全菌綱に属し、請求項1に
    記載のFO−2546物質を生産する能力を有するSt
    rain FO−2546(FERM BP−440
    6)である微生物。
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