JPS6188772A - 圧電素子を用いたアクチユエ−タ - Google Patents

圧電素子を用いたアクチユエ−タ

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JPS6188772A
JPS6188772A JP59209993A JP20999384A JPS6188772A JP S6188772 A JPS6188772 A JP S6188772A JP 59209993 A JP59209993 A JP 59209993A JP 20999384 A JP20999384 A JP 20999384A JP S6188772 A JPS6188772 A JP S6188772A
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JP
Japan
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piezoelectric element
chamber
casing
piston
actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP59209993A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Inagaki
光夫 稲垣
Kenji Takeda
憲司 武田
Etsuro Yasuda
悦朗 安田
Masahiro Tomita
正弘 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/04Constructional details
    • H02N2/043Mechanical transmission means, e.g. for stroke amplification

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧電効果を有する圧電素子いわゆるピエゾ素
子を用いたアクチュエータに関するもので、特にその熱
膨張による誤差を補償する構造に関するものである。
(従来の技術) 近年、応答性、耐久性の優れた圧電素子を駆動源として
用いたアクチュエータとして、圧電素子の極微小の変位
を非圧縮小流体によって、いわゆるパスカルの原理によ
ってその変位を拡大して利用するものが提案されている
ところが、圧電素子は熱膨張率αIがlXl0−6/°
Cと小さく、アクチュエータの他の部材のそれ(α2#
(12〜23)xlO−6/’c)に比し相当なひらき
があるため、アクチュエータの周囲温度、使用の温度の
範囲が広い場合例えば車両等に使用するアクチュエータ
のよう広い温度範囲(−30〜100℃)で使用する場
合には、圧電素子と他の部材との間に熱膨張または収縮
時の熱変位量に大きな差を生じ、アクチュエーク出力に
変動をもたらし、正常な作動が困難であった。従って、
この種のアクチュエータは使用可能な温度範囲が非常に
狭いという問題点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記の点に鑑みてなされるものであって、本発
明の目的は温度変化に伴う圧電素子及び他の部材の熱変
位の影響を補償し、使用可能な温度範囲を大きくなし得
る圧電素子駆動のアクチュエータを提供することにある
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するための手段として、ケー
シングと、このケーシング内に設けられて印加電圧によ
って軸方向に変位する圧電素子と、このケーシングに形
成された有底円孔に摺動可能に設けられ、かつ前記圧電
素子の変位が伝達されるピストンと、このピストンによ
り閉塞された有底円孔内の空間に非圧縮性液体が密封さ
れた封入室と、この封入室に前記ピスト断面より小さい
貫通穴か形成されると共に、この貫通穴に摺動可能かつ
液体もれ防止可能に嵌合された摺動部材とを備えた圧電
素子を用いたアクチュエータにおいて、前記ケーシング
及び前記圧電素子の各線膨張率の差によって生じる前記
封入室の容積変化を前記封入室内液体の体膨張率による
前記封入室の体積変化とを同じになるように、前記ケー
シングの線膨張率(α2)、前記封入室内液体の体膨張
率(β)及び前記圧電素子の軸方向長さくN)に基づい
て、前記封入室の軸方向長さを所定長さくδ)に設定し
たことを特徴とする圧電素子を用いたアクチュエータで
ある。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は圧電素子を用いたアクチュエータの断面図であ
る。図中符号1は、図示しない高電圧源より印加される
電圧(約500 V)によって軸方向に20μm程度の
伸縮変位をする圧電素子で、その軸方向の長さはlとし
て図示されており、本実施例においては40mmである
。2は、アルミ製のケーシングで、内部に有底円孔2a
が形成されており、その円孔2a内には0リング5を外
周に装着したピストン8が摺動可能に嵌合されている。
圧電素子1はケーシング2内に配設されて、一端をケー
シング2と同じ材料のストッパ7に固定され、他端はピ
ストン8と当接して固定されて、軸方向の伸縮変位をピ
ストン8に伝達する。
ピストン8と有底円孔2aにより区画形成された空間は
、非伸縮性液体例えばシリコンオイルが密封されて封入
室1oが形成される。封入室1゜の断面積はピストン8
の断面積と同じで、この場合は断面積Sは3.5 c 
m 2である。また封入室10の有底円孔2aの軸方向
長さはδとして図示されており、この場合封入室の体積
Vは、0.33 cm3である。
ケーシング2には封入室1oと連通ずる貫通穴12が形
成されており、この貫通穴12の断面積はピストン8の
断面積Sより小さくなっている。
貫通穴12には出力部材であるロッド3が、液体もれ防
止用のOリング6とともに摺動可能に設けられている。
ロッド3は、ケーシング2に固定されたストッパ9 (
ケーシング2と同材料)によって支持されるとともに、
ストッパ9支持されたスプリング4によって常に封入室
10側に付勢されて、封入室10内のシリコンオイルに
与圧を与えている。以主の構成によって、ピストン8が
変位すると、ピストン8とロッド3の断面積の比によっ
てその変位が拡大されてロッド3に伝達される。
ロッド3先端には、図示してない弁体などの被駆肋体が
装着されて、軸方向に駆動されて出力を得る。
尚、図中12は圧電素子1に印加電圧を供給するための
端子で、端子12に図示しない高圧源によって断続的に
電圧が印加される。端子12とストッパ7とは、図示し
ない絶縁部材によって絶縁されている。
ここで、封入室10の容積■は、ケーシング2の線膨張
率α2 (=22X10−”/”C)と、シリコンオイ
ルの体積膨張率β(=0.93xl(13/”C)、圧
電素子1の軸方向長さj! (=40mm)、ピストン
8の断面積s (=3.5 cm2)に基づいて設定さ
れており、ケーシング2及び圧電素子1の各線膨張率の
差によって生じる封入室10の容積変化を、封入室10
内のシリコンオイルの体膨張率による体積変化と同じに
なるようにして、温度変化による影響を?ili償して
いる。
この場合、封入室10の容積は、 V−(α2/β)・β・S に基づいて決定されてV=0.33cm3である。
次に作動について説明すると、圧電素子1.に高電圧(
500V程度)が印加されると、圧電素子lは軸方向に
20μm程度伸張変位する。ピストン8とロッド3の断
面積の比は、この場合約50倍に設定されているため、
圧電素子21の変位はピストン8.封入室10.ロッド
3によって50倍程度に拡大され、ロッド3は1000
μm程度変位して出力を得る。
次に、温度変位に伴う影響について説明する。
ここで、この場合封入室10の容積Vは前述の様に0.
33 c m 3になっている。
さて、アクチュエータの周囲温度が上昇変化すると、圧
電素子1の線膨張率αI (=IX10−6/ ”C)
とケーシング2の線膨張率α2(=22X10−6/”
C)の違いにより、封入室10の容積は増大する。この
時、シリコンオイルの体積が適当でないと(この場合0
.33 c m 3でないと)、ロッド3に設けられた
スプリング4によりロッド3が初期に配設された位置か
ら変位することになる。これはアクチュエータとして使
用する場合は、温度によって作動が一定でなくなるとい
うことになってしまう。
即ち、封入室10内のシリコンオイルの体積が0−33
cm3よりも小さい場合には、シリコンオイルの体積が
周囲温度の上昇によって膨張しても、その体積はケーシ
ング2と圧電素子1の線膨張率の差による封入室10の
容積変化を補いきれない。
このため、ロッド3は第1図の左方に移動することにな
り、口・ノド3の先端は初期に配設された位置よりもケ
ーシング2内にひっこむことになる。
また、シリコンオイルの体積が0.33cm3よりも大
きい場合は、上記の逆の現象が起きて、ロッド3の先端
はアクチュエータのケーシング2から突出することにな
る。
次に封入室10内のシリコンオイルの体積が0.33c
m3のとき、なぜ周囲温度に係らずロッド3の先端がア
クチュエータケースから突出する量が一定になるかを説
明する。
アルミ製ケーシング2に対して圧電素子1の熱膨張率α
lは前述の通り約1/20と小さいため圧電素子1の熱
膨張は考えないとする。又、アルミ製ピストン8はケー
シング2と同じ熱膨張率であるため、これもまた考えな
いものとする。この結果、周囲の温度変化に対して考慮
するのは、圧電素子1の長さβ及び封入室10の長さδ
の和に相当するケーシング2の長さl+δが変化する熱
変位量、封入室10の断面積Sの熱変位量及び、封入室
10内のシリコンオイルの体積■が変化する熱変化体積
の3つでよい。これは、各々1)(j2+δ)の温度上
昇Tを受けた後の熱変位量、(l+δ)α2T ・・・
・・・・・・・・・ 1llii)Sの温度上昇Tを受
けた後の熱変位量、S (1+2α2T)    ・・
・・・・・・・・・・ (2)iii)Vの温度上昇T
を受けた後の熱変化体積、■、βT         
・・・・・・・・・・・・ (3)となるが、ここで、
i)、ii)の積すなわち封入室10容積変化が、ii
i )と同じとなれば、封入室10の容積変化がシリコ
ンオイルの体積変化と一致してスプール3は温度に対し
ても一定の変位を示すことになる。
故に、 (l+δ)α2TX  (s  (1+2α2T)l=
■・ βT                ・・・・
・・・・・・・・ (4)なる関係的を整理すると、(
α22#0として)■・βT=S (N+δ)α2T 、’、V=S(N+δ)α2/β さらに、X>>δであるから V=(α2/β)・A−A    ・・・・・・・・・
・・・ +5)また ■=δ・Sを用いて(5)式を書
き直せばδ=(α2/β)・l     ・・・・・・
・・・・・・ (6)となる。(5)式において本発明
の実施例に基づく各値を代入すれば、 V= (22X10−12)/(0,93X10−3)
X 40 X 3.5 # 0.33 c m 3が得
られる。(6)式に各値を代入してδを求めればδ=0
.95mmとなる。
以上述べた様に、封入室10の容積■もしくは軸方向長
さδを決定することによって周囲温度が変化しても、本
発明のアクチュエータはその影響を補償し、アクチュエ
ータのケーシング2からのロッド3の突出量が一定とな
る。
(発明の効果) 以上述べた様に、ケーシングと圧電素子の線膨張率の差
によって生ずる封入室の容積変化を、封入室内の液体の
体積膨張率による体積変化で?iIi償することにより
、周囲温度の変化に対して影響を受けることな(一定の
出力を出力部より得らるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の圧電素子を用いたアクチュエータの断
面図を示す。 1・・・圧電素子、2・・・ケーシング、2a・・・有
底円孔、3・・・摺動部材であるロッド、8・・・ピス
トン、10・・・封入室

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ケーシングと、このケーシング内に設けられて印加
    電圧によって軸方向に変位する圧電素子と、このケーシ
    ングに形成された有底円孔に摺動可能に設けられ、かつ
    前記圧電素子の変位が伝達されるピストンと、このピス
    トンにより閉塞された有底円孔内の空間に非圧縮性液体
    が密封された封入室と、この封入室に前記ピスト断面よ
    り小さい貫通穴か形成されると共に、この貫通穴に摺動
    可能かつ液体もれ防止可能に嵌合された摺動部材とを備
    えた圧電素子を用いたアクチュエータにおいて、前記ケ
    ーシング及び前記圧電素子の各線膨張率の差によって生
    じる前記封入室の容積変化を前記封入室内液体の体膨張
    率による前記封入室の体積変化とを同じになるように、
    前記ケーシングの線膨張率(α_2)、前記封入室内液
    体の体膨張率(β)及び前記圧電素子の軸方向長さ(l
    )に基づいて、前記封入室の軸方向長さを所定長さ(δ
    )に設定したことを特徴とする圧電素子を用いたアクチ
    ュエータ。 2、前記封入室の軸方向の所定長さ(δ)は、δ=(α
    _2/β)・l (ただし、α_2は前記ケーシングの線膨張率、βは前
    記封入室内液体の体膨張率、lは前 記圧電素子の軸方向長さである) の関係で設定されている特許請求の範囲第1項記載の圧
    電素子を用いたアクチュエータ。
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