JPH1068473A - サーモエレメントおよびサーモスタット - Google Patents

サーモエレメントおよびサーモスタット

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JPH1068473A
JPH1068473A JP22663596A JP22663596A JPH1068473A JP H1068473 A JPH1068473 A JP H1068473A JP 22663596 A JP22663596 A JP 22663596A JP 22663596 A JP22663596 A JP 22663596A JP H1068473 A JPH1068473 A JP H1068473A
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JP
Japan
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piston
case
thermoelement
flange
temperature
Prior art date
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Application number
JP22663596A
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English (en)
Inventor
Koji Uomori
康治 魚森
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Nippon Thermostat Co Ltd
Original Assignee
Nippon Thermostat Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーモエレメントの部品点数の削減により製造
コストを下げ、ピストンの長手方向の寸法を短く小型化
し、ピストンの摺動部が外部に露出しないで摺動部から
感温部材が漏洩せず、摺動部が水に浸漬しないので、摺
動部に水が浸入せず悪影響を与えることがなく、また、
摺動部に水垢が付着せず摺動に悪影響を与えることがな
く、信頼性の向上および長寿命化を図ることである。 【解決手段】温度変化によって膨張・収縮する感温部材
4を充填したケース1内に設けたピストンガイド2にピ
ストン3の一端部3aを摺動自在に支持させ、前記感温
部材4の膨張を前記ピストン3に伝達する変形性弾性部
材5は、外周部5aを前記ケース1の開口部1aに固定
され、内周部5bは前記ピストン3の先端部3bと外部
ピストン6とにより挟持されるとともに前記感温部材4
をケース1内に密封するように構成したことを特徴とす
るサーモエレメント。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケースに充填さ
れ温度変化によって膨張・収縮する感温部材の膨張・収
縮によって、ピストンを進退(ストローク)させるサー
モエレメントおよびこのサーモエレメントを使用したサ
ーモスタットの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のサーモエレメントとして
は、次のようなものがあった。図5はその従来例の一つ
であり、15は有底のケースで、このケース15に温度
変化によって膨張・収縮する感温部材(ワックス)16
が充填され、この感温部材16を封入するように前記ケ
ース15の開口部に、変形性弾性部材(ダイヤフラム)
17を介在させて筒状のピストンガイド18がかしめ固
定等によって連結され、このピストンガイド18内に、
前記変形性弾性部材17側から順次、流動体19と、ラ
バーピストン20と、円盤21およびピストン22とを
入れてサーモエレメントTEが構成されている。図5の
(a)は低温時の状態であり、温度が上昇すると前記感
温部材16が膨張し、図5の(b)に示すように、変形
性弾性部材17がピストン22側に変形して流動体19
を押動し、ラバーピストン20および円盤21を介して
ピストン22を突出させる。
【0003】図6は従来例の他の一つであり、23は有
底のケースで、このケース23に温度変化によって膨張
・収縮する感温部材24が充填され、ゴムスリーブ25
、先端部外周に金属スリーブ27を焼き付け固定して
感温部材24を前記ケース23の開口部で封入するよう
に、前記ケース23に挿入して固定され、ピストン26
が前記ゴムスリーブ25の中に摺動自在に挿入され、前
記ケース23の開口部でかしめ固定されて、サーモエレ
メントTEが構成されている。図6の(a)は低温時の
状態であり、温度が上昇すると前記感温部材24が膨張
して、図6の(b)に示すように、ゴムスリーブ25の
外周を矢印で示すように押圧し、前記ゴムスリーブ25
に摺動自在に挿入したピストン26を絞り出すように作
用させて、ピストン26を突出させる。
【0004】図7は従来例のさらに他の一つであり、2
8は有底のケースで、このケース28に温度変化によっ
て膨張・収縮する感温部材29が充填され、この感温部
材29をケース28に封入するように、ケース28の開
口部にピストン挿入孔を有するゴムシール30を設け、
このゴムシール30の外面にピストン挿入孔を有するテ
フロンスリーブ31を設け、これらゴムシール30およ
びテフロンスリーブ31の外周に、ピストン挿入孔を有
するピストンガイド32を当接するとともに、このピス
トンガイド32を前記ケース28の開口部にかしめ固定
等によって取り付け、前記各部材のピストン挿入孔にピ
ストン33を摺動自在に挿入してサーモエレメントTE
が構成されている。図7の(a)は低温時の状態であ
り、温度が上昇すると前記感温部材29が膨張して、図
7の(b)に示すように、ピストン33の外周を矢印で
示すように押圧して、ピストン33を押し出すように作
用して突出させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来例は、
感温部材29の膨張をピストン22に伝達する流動体1
9の漏洩防止のためにラバーピストン20と円盤21と
で二重シールを行っているが、シール部材であるラバー
ピストン20および円盤21がピストン22と一緒にピ
ストンガイド18内を摺動しながら流動体19が漏洩し
ないようにシールする構造であるため、シール性能が比
較的良くないといった課題があった。また、サーモエレ
メントTEを大型化した場合等には特に軸方向に大きく
なるといった課題がある。また、部品点数が多くなるた
め、製造コストが高くなる等の課題があった。
【0006】また、図6に示す従来例は、ピストン26
の支持がゴムスリーブ25のみで行われているため、ピ
ストン26に横方向からの力が加わると、ピストン26
が左右に振れて、ピストン26が正確に進退しない等の
課題がある。また、ピストン26とゴムスリーブ25と
の間に冷却水が浸入し易いため、冷却水が浸入すると、
ゴムスリーブ25が膨れてピストン26が突出する場合
があり、設定温度よりも早くピストン26が突出してし
まう等、ピストン26の進退が正確に行われない。ま
た、冷却水の影響により、ゴムスリーブ25が硬化し永
久歪みを起こし易く、感温部材24の膨張時にピストン
26を絞り出さなくなり、すなわち、ピストン26が動
かなくなる等の課題があった。
【0007】また、図7に示す従来例は、ゴムシール3
0およびテフロンスリーブ31とピストン33との間か
ら感温部材29が漏れるおそれがある。また、ピストン
ガイド32のピストンをガイドする部分が短いため、ピ
ストン33が突出して開弁状態になったときに、ピスト
ン33の先端部に横方向から力が加わると、ピストン3
3が左右に振れて、ピストン33がケース28の内壁と
干渉しピストン33を破損させる等の課題があった。ま
た、図6および図7に示す従来のサーモエレメントTE
で、例えばエンジンの冷却水(LLC)の流れを制御す
るサーモスタットを構成した場合には、開弁時にピスト
ンの先端側に横方向から水圧が加わると、ピストンが左
右に振れて、弁が弁座に対して斜めに開弁するなど弁の
開閉が正確に行えない等の課題があった。この発明は、
前記各従来例のような諸問題を解決したサーモエレメン
トおよびこのサーモエレメントを使用したサーモスタッ
トを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明のサーモエレメントは、温度変化によって
膨張・収縮する感温部材4を充填したケース1内に設け
たピストンガイド2にピストン3の一端部3aを摺動自
在に支持させ、前記感温部材4の膨張を前記ピストン3
に伝達する変形性弾性部材5は、外周部5aを前記ケー
ス1の開口部1aに固定され、内周部5bは前記ピスト
ン3の先端部3bと外部ピストン6とにより挟持される
とともに前記感温部材4をケース1内に密封するように
構成したことを特徴とするサーモエレメントTEとした
ものである。
【0009】また、前記ケース1内に設けたピストンガ
イド2、または、ピストン3のピストンガイド摺動部3
cに感温部材4が流通する溝7を設けたことを特徴とす
るサーモエレメントTEとしたものである。
【0010】また、前記変形性弾性部材5の内周部5b
は、ピストン3の先端部3bに形成した鍔3dと外部ピ
ストン6の一端より中間部寄りに形成した鍔6aとで挟
持されていることを特徴とするサーモエレメントTEと
したものである。
【0011】また、前記サーモエレメントTEのケース
1の外周に弁体9を取付け、この弁体9の外周部9aを
フランジ10の内周部に形成した開口10aを開閉し得
るように前記フランジ10を配設するとともに、前記フ
ランジ10から膨出した支持部11を形成し、前記サー
モエレメントTEの外部ピストン6の頂点6bを前記支
持部11の頂点内面11aに当接固定し、前記フランジ
10のサーモエレメントTEのピストンガイド2側に、
ピストンガイド2が摺動自在な開口部13aを有し、前
記弁体9をフランジ10側に付勢するスプリング12を
縮設するようにフレーム13を取り付けて構成したこと
を特徴とするサーモスタットとしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に従ってこの発明のサ
ーモエレメントの実施の形態について詳細に説明する。
図1はこの発明のサーモエレメントの縦断面図、図2お
よび図3は図1のX−X線における断面の各実施の形態
を示すものであり、1は例えば熱伝達性良好の金属製の
有底のケース、2はケース1の底部に形成したピストン
ガイド、3はピストンで、その一端部3aがピストンガ
イド2に摺動自在に支持されている。4はピストン3と
ケース1内との間に充填した感温部材(ワックス)、5
は変形性弾性部材(ダイヤフラム)で、その外周部5a
がシール部材8を介して前記ケース1の開口部1aにか
しめ等で固定され、内周部5bは前記ピストン3の先端
部3bと外部ピストン6とにより挟持されている。
【0013】さらに、前記ピストン3の先端部3bの上
に変形性弾性部材5および外部ピストン6を取付る説明
を詳細に行う。前記ピストン3の先端部3bの中心に前
記外部ピストン6の一端部6cを挿入する挿入穴3eが
穿設されており、さらに、ピストン3の先端部3bの外
周に鍔3dが形成されている。中心部に前記外部ピスト
ン6の一端部6cが挿入される挿入孔5cが穿設された
変形性弾性部材5の内周部5bが、前記ピストン3の先
端部3bおよび鍔3dの上に当接され、変形性弾性部材
5の内周部5bから外周部5aの近傍までの上に鍔6a
を当接させて外部ピストン6の一端部6cを、前記変形
性弾性部材5に穿設した挿入孔5cおよびピストン3の
先端部3bの中心に穿設した挿入穴3eに挿入して、前
記ピストン3の先端部の鍔3dと外部ピストン6の鍔6
aとで前記変形性弾性部材5の内周部5bを挟持して、
前記ピストン3の先端部3bに変形性弾性部材5および
外部ピストン6を連結する。
【0014】また、図1のX−X線における断面を図2
および図3で示すように、前記感温部材4が膨張して前
記ピストン3が前進したときに、ピストン3の後端(一
端)とケース1内のピストンガイド2との間1bに、前
記感温部材4が流通し得る溝7が、前記ピストンガイド
2またはピストン3のピストンガイド摺動部3cに設け
られている。
【0015】この発明のサーモエレメントTEは、以上
のように構成されているので、前記感温部材4が温度の
上昇によって膨張すると、ピストン3の先端部3bの鍔
3dの内面を図1で矢印で示すように外方に押圧して、
ピストン3を外部ピストン6の方向へ摺動させ、このピ
ストン3の先端部3bに変形性弾性部材5を介して連結
した外部ピストン6が前進する。温度の低下によって前
記感温部材4が収縮すると、前記変形性弾性部材5の変
形が復元して、あるいは前記外部ピストン6を図示しな
いスプリング等で付勢させた復帰力によってピストン3
および外部ピストン6が後退する。前記感温部材4の膨
張・収縮によってピストン3が前進・後退する際に、前
記ピストンガイド2またはピストン3のピストンガイド
摺動部3cに設けた溝7を感温部材4が流通するので、
ピストン3がスムーズに前進・後退することができる。
【0016】また、この発明のサーモスタットの実施の
形態について図4に従って詳細に説明する。9は前記の
ように構成したサーモエレメントTEのケース1の外周
に取り付けた例えば円板状の弁体、10は弁座となるフ
ランジで、このフランジ10の内周部に形成した開口1
0aを前記弁体9の外周部9aで開閉し得るようになっ
ている。前記フランジ10の開口10aから所望幅の板
状に膨出した支持部11を形成し、前記サーモエレメン
トTEの外部ピストン6の頂点6bを前記支持部11の
頂点内面11aに当接固定している。前記支持部11と
サーモエレメントTEとの間の空間Sは、支持部11の
外方と連通している。
【0017】また、前記フランジ10のサーモエレメン
トTEのピストンガイド2側に、ピストンガイド2が摺
動自在な略円状の開口部13aを有する所望幅の板状の
フレーム13が設けられている。このフレーム13とサ
ーモエレメントTEとの間の空間S′は、フレーム13
の外方と連通している。12は前記弁体9とフレーム1
3との間に縮設し弁体9をフランジ10側に押圧付勢す
るスプリングである。
【0018】この発明のサーモスタットは、以上のよう
に構成されているので、低温時には図4の(a)に示す
ように、前記サーモエレメントTEの感温部材4が収縮
しているので、ピストン3および外部ピストン6が後退
するので、前記弁体9がスプリング12に押されて弁座
となるフランジ10の開口10a部に押圧されて、開口
10aを閉じる。
【0019】温度が上昇すると、図4の(b)に示すよ
うに、前記サーモエレメントTEの感温部材4が膨張
し、ピストン3および外部ピストン6が前進する。この
外部ピストン6の頂点6bは前記支持部11の頂点内面
11aに当接固定されているので、サーモエレメントT
Eのケース1が外部ピストン6の前進方向と反対方向に
移動し、このケース1に取り付けた弁体9が、スプリン
グ12の付勢力に抗して前記フランジ10の開口10a
部から離れて、開口10aを開ける。
【0020】
【発明の効果】請求項1のサーモエレメントによれば、
感温部材はケースとピストンの間に配設されている変形
性弾性部材により外部と完全に遮断されているので、ピ
ストンとピストンガイドの摺動部分などの内部への外部
からの水・水垢などの浸入の恐れもなく、また、感温部
材の外部への漏洩の心配もないので、信頼性の向上およ
び長寿命化をはかることができる。ゴム材料は、変形性
弾性部材のみにしか使用しておらず、従来に対してゴム
材料の使用量(ボリューム)も少ないため、サーモエレ
メントの性能に対するゴムの経時変化による劣化の影響
を最小限に抑えることができる。また、感温部材の膨張
収縮作用をピストンに伝達させるための流動体、および
流動体の漏洩防止のためのラバーピストンや円盤を使用
していないため、軸方向および全体の寸法の小型化と軽
量化を図ることができるとともに、流動体の漏洩や、ラ
バーピストン、円盤のシール性能の悪化の恐れもない。
また、ピストンは、常に、ピストンガイドと摺動しなが
ら進退するので、ピストンに横方向からの力が加わって
も、ピストンが左右に振られることもなく、ピストンが
正確に進退可能である。
【0021】また、請求項2に記載のサーモエレメント
によれば、感温部材が膨張・収縮してピストンが移動し
たときに、ピストンの後端とピストンガイドとの間に感
温部材が流通し得る溝が、ピストンガイドまたはピスト
ンのピストンガイド摺動部に設けられているので、ピス
トンがよりスムーズに摺動するようになる。
【0022】また、請求項3に記載のサーモエレメント
によれば、変形性弾性部材の内周部が、ピストンの先端
部に形成した鍔と、外部ピストンに形成した鍔とで挟持
されているので、各々(変形性弾性部材と外部ピストン
およびピストン)との接触面積が大きくとれるので、変
形性弾性部材の取付がより確実に行われるとともに、シ
ール性能が向上するとともに、信頼性もさらに向上させ
ることができる。
【0023】また、請求項4に記載のサーモスタットに
よれば、前記のような利点を有するサーモエレメントに
よってサーモスタットを構成したので、サーモスタット
の軸方向の寸法を短くし、サーモスタットを小型化する
ことができ、また、部品点数の削減等によって、製造コ
ストを下げることができる。また、感温部材はケースと
ピストンの間に配設されている変形性弾性部材により外
部と完全に遮断されているので、ピストンとピストンガ
イドの摺動部分などの内部への外部からの水・水垢など
の浸入の恐れもないので、ピストンとピストンガイドの
摺動に悪影響を与えたり、水垢が付着してサーモスタッ
トの開弁に悪影響を与えることがなくなるので、正確な
開弁が可能になる。また、感温部材の外部への漏洩の心
配もないので、信頼性の向上および長寿命化をはかるこ
とができる。また、ピストンは、常に、ピストンガイド
と摺動しながら進退するので、開弁時にピストンの先端
側に横方向から水圧が加わった場合でも、ピストンが左
右に振れることもなく、弁が弁座に対して平行に開弁可
能であるため、正確な開弁が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のサーモエレメントの縦断面図であ
る。
【図2】図1のX−X線における横断面の一実施の形態
を示す図である。
【図3】図1のX−X線における横断面の他の実施の形
態を示す図である。
【図4】この発明のサーモスタットの縦断面図である。
【図5】従来のサーモエレメントの縦断面図である。
【図6】従来の他のサーモエレメントの縦断面図であ
る。
【図7】従来のさらに他のサーモエレメントの縦断面図
である。
【符号の説明】
1 ケース 1a 開口部 1b 間 2 ピストンガイド 3 ピストン 3a 一端部 3b 先端部 3c ピストンガイド摺動部 3d 鍔 3e 挿入穴 4 感温部材(ワックス) 5 変形性弾性部材(ダイヤフラム) 5a 外周部 5b 内周部 5c 挿入孔 6 外部ピストン 6a 鍔 6b 頂点 6c 一端部 7 溝 8 シール部材 9 弁体 9a 外周部 10 フランジ 10a 開口 11 支持部 11a 頂点内面 12 スプリング 13 フレーム 13a 開口部 15 ケース 16 感温部材 17 変形性弾性部材 18 ピストンガイド 19 流動体 20 ラバーピストン 21 円盤 22 ピストン 23 ケース 24 感温部材 25 ゴムスリーブ 26 ピストン 27 金属スリーブ 28 ケース 29 感温部材 30 ゴムシール 31 テフロンスリーブ 32 ピストンガイド 33 ピストン TE サーモエレメント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度変化によって膨張・収縮する感温部材
    (4)を充填したケース(1)内に設けたピストンガイ
    ド(2)にピストン(3)の一端部(3a)を摺動自在
    に支持させ、前記感温部材(4)の膨張を前記ピストン
    (3)に伝達する変形性弾性部材(5)は、外周部(5
    a)を前記ケース(1)の開口部(1a)に固定され、
    内周部(5b)は前記ピストン(3)の先端部(3b)
    と外部ピストン(6)とにより挟持されるとともに前記
    感温部材(4)をケース(1)内に密封するように構成
    したことを特徴とするサーモエレメント。
  2. 【請求項2】前記ケース(1)内に設けたピストンガイ
    ド(2)、または、ピストン(3)のピストンガイド摺
    動部(3c)に感温部材(4)が流通する溝(7)を設
    けたことを特徴とする請求項1記載のサーモエレメン
    ト。
  3. 【請求項3】前記変形性弾性部材(5)の内周部(5
    b)は、ピストン(3)の先端部(3b)に形成した鍔
    (3d)と外部ピストン(6)の一端より中間部寄りに
    形成した鍔(6a)とで挟持されていることを特徴とす
    る請求項1記載のサーモエレメント。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3の何れか一つに記
    載のサーモエレメントTEのケース(1)の外周に弁体
    (9)を取付け、この弁体(9)の外周部(9a)をフ
    ランジ(10)の内周部に形成した開口(10a)を開
    閉し得るように前記フランジ(10)を配設するととも
    に、前記フランジ(10)から膨出した支持部(11)
    を形成し、前記サーモエレメントTEの外部ピストン
    (6)の頂点(6b)を前記支持部(11)の頂点内面
    (11a)に当接固定し、前記フランジ(10)のサー
    モエレメントTEのピストンガイド(2)側に、ピスト
    ンガイド(2)が摺動自在な開口部(13a)を有し、
    前記弁体(9)をフランジ(10)側に付勢するスプリ
    ング(12)を縮設するようにフレーム(13)を取り
    付けて構成したことを特徴とするサーモスタット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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