JPS6188664A - カラ−テレビジヨン画質改善装置 - Google Patents
カラ−テレビジヨン画質改善装置Info
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- JPS6188664A JPS6188664A JP59210314A JP21031484A JPS6188664A JP S6188664 A JPS6188664 A JP S6188664A JP 59210314 A JP59210314 A JP 59210314A JP 21031484 A JP21031484 A JP 21031484A JP S6188664 A JPS6188664 A JP S6188664A
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- signal
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
産業上の利用分野
本発明は、カラーテレビジョン受像機、特に高品位テレ
ビジョン用投写形表示装置の画質改善装置に関するもの
である。
ビジョン用投写形表示装置の画質改善装置に関するもの
である。
従来の技術
1 高品位テレビジョンは、高精細度のテレビジョン画
像を大型のスクリーンに表示することにより。
像を大型のスクリーンに表示することにより。
既存のテレビジョン受像機では得られない迫力や臨場感
を視聴者に感得させようとするものである。
を視聴者に感得させようとするものである。
このような高品位テレビジョン用表示装置の一つとして
、CRT投写形表示装置が開発されつつある。このよう
なCRT投写形表示装置の詳細については、テレビジョ
ン学会1982年金国大会講演番号5PI−15r高品
位テレビ用CRT形ディスプレイの開発−1と題する久
保等の論文を参照されたい。
、CRT投写形表示装置が開発されつつある。このよう
なCRT投写形表示装置の詳細については、テレビジョ
ン学会1982年金国大会講演番号5PI−15r高品
位テレビ用CRT形ディスプレイの開発−1と題する久
保等の論文を参照されたい。
−1−記CT? T投写形表示装置では、光学系の大型
化に伴う解像度の低下を補うため、カメラと受像機の間
で輪郭補正を行うことが不可欠と考えられている。この
ような輪郭補正の詳細については。
化に伴う解像度の低下を補うため、カメラと受像機の間
で輪郭補正を行うことが不可欠と考えられている。この
ような輪郭補正の詳細については。
テレヒジョン学会1983大会国大会講演番号12−2
1高品位テレビカメラ用ディジタル輪郭補正器−1と題
する開田等の論文を参照されたい。
1高品位テレビカメラ用ディジタル輪郭補正器−1と題
する開田等の論文を参照されたい。
また、上記の投写形表示装置では、投写光が複数回レン
ズを通過することに伴う反射成分や、スクリーンの厚み
が有限であること等のため、大きなフレア妨害が生ずる
。フレアの大きな映像信号は、低周波成分の増加を伴っ
ている。このようなフレア妨害の詳細につい一ζは、テ
レビジョン学会1982年余国大会講演番号5P−14
r高品位テレビ用役亙形ディスプレイの画質改善−3A
Wフイルターによるフレア妨害除去−」と題する金澤等
の論文を参照されたい。
ズを通過することに伴う反射成分や、スクリーンの厚み
が有限であること等のため、大きなフレア妨害が生ずる
。フレアの大きな映像信号は、低周波成分の増加を伴っ
ている。このようなフレア妨害の詳細につい一ζは、テ
レビジョン学会1982年余国大会講演番号5P−14
r高品位テレビ用役亙形ディスプレイの画質改善−3A
Wフイルターによるフレア妨害除去−」と題する金澤等
の論文を参照されたい。
発明が解決しようとする問題点
高品位カラーテレビジョン用投写形表示装置等のカラー
テレビジョン受像機に対し、水平方向と垂直方向への輪
郭補正とフレア補正を行うことにより画質改善番図ろう
とした場合1次のような種々の問題点を抽出し、他の商
照点との係わりも考慮しつつ、その一つ一つに解答を与
えることが必要になる。
テレビジョン受像機に対し、水平方向と垂直方向への輪
郭補正とフレア補正を行うことにより画質改善番図ろう
とした場合1次のような種々の問題点を抽出し、他の商
照点との係わりも考慮しつつ、その一つ一つに解答を与
えることが必要になる。
[A)アナログ回路で実現するかディジタル回路で実現
するかの問題 映像信号は、特殊な例外を除き、アナログ信号として供
給されており、また一般にアナログ回路の方がディジタ
ル回路に比較してi易・安価である。従って1回路の規
模とコストの点では上記の画質改善用装置をアナログ回
路で実現することが塑ましい。
するかの問題 映像信号は、特殊な例外を除き、アナログ信号として供
給されており、また一般にアナログ回路の方がディジタ
ル回路に比較してi易・安価である。従って1回路の規
模とコストの点では上記の画質改善用装置をアナログ回
路で実現することが塑ましい。
その反面、補正信号の作成に必要な所望の周波数特性と
良好な位相特性を有するアナログ・フィルタを実現する
ことは、相当の困難が予想される。
良好な位相特性を有するアナログ・フィルタを実現する
ことは、相当の困難が予想される。
例えば、前述した金澤等の論文によれば、映像信号を高
周波の搬送周波数で振幅変調することにより、これを一
旦150MIIz ±20 Mllz程度の高周波・広
帯域の映像信号に変換し、変換後の映像信号のうち15
0MIIz’(2)上下I Mllzの周波数成分の
みをSAWフィルターによって6dB程度減衰させた後
復調することによって、水平方向のフレア補正を行うと
いう方法が試みられている。
周波の搬送周波数で振幅変調することにより、これを一
旦150MIIz ±20 Mllz程度の高周波・広
帯域の映像信号に変換し、変換後の映像信号のうち15
0MIIz’(2)上下I Mllzの周波数成分の
みをSAWフィルターによって6dB程度減衰させた後
復調することによって、水平方向のフレア補正を行うと
いう方法が試みられている。
上記の方法によれば、簡易・安価なアナログ回路を使用
できるという確実な効果が奏される。その反面、この方
式では、少なくとも100 Mllz以上での高域の信
号処理が必要になるという問題がある。またこの方法を
フレアの水平成分の除去だけでなく、垂直方向成分の除
去にも適用する場合には、アナログ回路の限度に近い極
めて高精度の1ライン分の遅延回路が多数必要となると
いう問題もある。
できるという確実な効果が奏される。その反面、この方
式では、少なくとも100 Mllz以上での高域の信
号処理が必要になるという問題がある。またこの方法を
フレアの水平成分の除去だけでなく、垂直方向成分の除
去にも適用する場合には、アナログ回路の限度に近い極
めて高精度の1ライン分の遅延回路が多数必要となると
いう問題もある。
(B)全てディジタル回路で実現するかどうかの問題
画質改善装置をディジタル回路で実現するとした場合、
後述する三原色ごとに補正を行うかどうかの問題とも関
連して、全てをディジタル回路で実現するかどうか、す
なわちアナログ部分を併存させるかどうかの問題がある
。
後述する三原色ごとに補正を行うかどうかの問題とも関
連して、全てをディジタル回路で実現するかどうか、す
なわちアナログ部分を併存させるかどうかの問題がある
。
前述した開田等の論文には、アナログ併用方式によるデ
ィジタル輪郭補正器が開示されている。
ィジタル輪郭補正器が開示されている。
すなわち、アナログのR,G、Bの三原色の映像信号の
うち、G信号のみがディジタル信号に変換され、これに
基づきディジタル輪郭補正信号が作成される。上記ディ
ジタルG信号は、−h記ディジタル輪郭補正信号によっ
てディジタル加算されたのち、補正済みのアナログG信
号に復元される。
うち、G信号のみがディジタル信号に変換され、これに
基づきディジタル輪郭補正信号が作成される。上記ディ
ジタルG信号は、−h記ディジタル輪郭補正信号によっ
てディジタル加算されたのち、補正済みのアナログG信
号に復元される。
一方、上記ディジタル輪郭補正信号はアナログ信号に変
換されたのち、アナログ信号のままの原R信号とB信号
にアナログ加算され、補正済みのアナログR信号とB信
号が得られる。
換されたのち、アナログ信号のままの原R信号とB信号
にアナログ加算され、補正済みのアナログR信号とB信
号が得られる。
このように、アナログ部分を併存させれば2回路がそれ
だけ簡易・安価になるという確実な効果が奏される。そ
の反面、このようなアナログ併用方式は2処理時間を補
償するための遅延補償回路等を■、C回路等のアナログ
回路で実現しなければならないという問題を含んでいる
。すなわち、この種のアナログ回路はディジタル回路に
比較して調整精度が劣り、また温度変動等の影響を受&
J易いため5 このようなアナログ系統に高精度の安定
化対策を講しないと、特性の安定したディジタル系統と
の間で遅延時間の差異等が生じ1画質がかえって劣化し
かねないという問題を含んでいる。
だけ簡易・安価になるという確実な効果が奏される。そ
の反面、このようなアナログ併用方式は2処理時間を補
償するための遅延補償回路等を■、C回路等のアナログ
回路で実現しなければならないという問題を含んでいる
。すなわち、この種のアナログ回路はディジタル回路に
比較して調整精度が劣り、また温度変動等の影響を受&
J易いため5 このようなアナログ系統に高精度の安定
化対策を講しないと、特性の安定したディジタル系統と
の間で遅延時間の差異等が生じ1画質がかえって劣化し
かねないという問題を含んでいる。
〔C〕三原色ごとに補正を行うかどうかの問題画面内の
輸プISの出現やフL/−1妨害の発生シ1.三原信号
号間で相当程度の相関を有するものと考えられる。従っ
て、輝度信号のみから作成した++ti正信号で三原色
信号を補正することによって5補正悟り作成回路の規模
を3分の1に圧縮できることになる。
輸プISの出現やフL/−1妨害の発生シ1.三原信号
号間で相当程度の相関を有するものと考えられる。従っ
て、輝度信号のみから作成した++ti正信号で三原色
信号を補正することによって5補正悟り作成回路の規模
を3分の1に圧縮できることになる。
また、l−述した岡1■等の論文に記載されたように、
輝度信号に最も大きく貢献するG信号から補正信号を発
生さ−1.この補正信号で三原色信号を補正する構成と
すれば、三原色信号から輝度信号を作成する7トリソク
ス回路を省略でき1回路規模を一層圧縮することができ
る。
輝度信号に最も大きく貢献するG信号から補正信号を発
生さ−1.この補正信号で三原色信号を補正する構成と
すれば、三原色信号から輝度信号を作成する7トリソク
ス回路を省略でき1回路規模を一層圧縮することができ
る。
上記の方式では3回路規模を大幅に圧縮できるという利
点を有する反面、三原色間の輪郭の相関が失われと、直
ちに画質の劣化が生しるという問題がある。画面に単色
の輪郭が出現することによって三原色間の輪郭の相関が
失われる場合も少なくはないし、また、波長の異なる三
原色ごとにフレア妨害の程度が異なると考えられる。
点を有する反面、三原色間の輪郭の相関が失われと、直
ちに画質の劣化が生しるという問題がある。画面に単色
の輪郭が出現することによって三原色間の輪郭の相関が
失われる場合も少なくはないし、また、波長の異なる三
原色ごとにフレア妨害の程度が異なると考えられる。
(D)輪郭補償とフレア補償を同一回路によって同時処
理するかどうかの問題 輪郭補正は1画像の高域成分から輪郭信号を抽出し、こ
れをもとの画像に加算するように行われる。フレア補正
は、映像信号の低域成分を抑圧することによって行われ
る。従って9輪郭補正もフレア補正も映像信号の高域成
分の強調という共通の側面を有している。従って1両補
正処理を同一回路によって同時に行う構成とすれば、処
理回路の段数を半減できることになる。
理するかどうかの問題 輪郭補正は1画像の高域成分から輪郭信号を抽出し、こ
れをもとの画像に加算するように行われる。フレア補正
は、映像信号の低域成分を抑圧することによって行われ
る。従って9輪郭補正もフレア補正も映像信号の高域成
分の強調という共通の側面を有している。従って1両補
正処理を同一回路によって同時に行う構成とすれば、処
理回路の段数を半減できることになる。
この反面、処理対象の周波数域と周波数特性は両者にお
いて相当相違しており9両者を同一の回路で同時に処理
することには、処理回路の設計の困難化と処理回路の大
規模化が予想される。さらに7」二記同時処理方式には
9輪郭補正とフレア補正の特性を組立時や使用中に独立
に#1!整することが困難になるという問題も予想され
る。
いて相当相違しており9両者を同一の回路で同時に処理
することには、処理回路の設計の困難化と処理回路の大
規模化が予想される。さらに7」二記同時処理方式には
9輪郭補正とフレア補正の特性を組立時や使用中に独立
に#1!整することが困難になるという問題も予想され
る。
(F、)水平、垂直方向への輪郭補正、フレア補正を全
て並列に処理するかどうかの問題 輪郭補正とフレア補正を同一の回路で同時に行わない場
合には、水平方向への輪郭補正とフレア補正、垂直方向
への輪郭補正とフレア補正の4種の処理が必要になる。
て並列に処理するかどうかの問題 輪郭補正とフレア補正を同一の回路で同時に行わない場
合には、水平方向への輪郭補正とフレア補正、垂直方向
への輪郭補正とフレア補正の4種の処理が必要になる。
ディジタル処理を想定ずれば、上記4fIIiの処理を
全て並列的に行う構成は、丸め誤差の累積が生しないと
いう点において1画面平均的な画質改善の効果が最大と
なる。
全て並列的に行う構成は、丸め誤差の累積が生しないと
いう点において1画面平均的な画質改善の効果が最大と
なる。
その反面、水平方向への処理と垂直方向への処理を並列
して行うと、角張ったウィンI′”つ・パターン等では
四隅の処理が行われなくなり、その部分だけは他の部分
に比べて画質が相対的に劣化し。
して行うと、角張ったウィンI′”つ・パターン等では
四隅の処理が行われなくなり、その部分だけは他の部分
に比べて画質が相対的に劣化し。
画面全体の画質の均一性が損なわれるという問題が予ゼ
される。
される。
また、上記4種の処理に要する時間は全て異なるので、
これら全ての処理を並列的に行うと、最も長時間を要す
る垂直方向のフレア処理(フレア補正信号の作成)が終
了するまで、処理済みの他の3種の補正処理を遅延させ
なければならず、補正信号作成回路内の遅延補償用回路
の規模が大きくなるという問題もある。
これら全ての処理を並列的に行うと、最も長時間を要す
る垂直方向のフレア処理(フレア補正信号の作成)が終
了するまで、処理済みの他の3種の補正処理を遅延させ
なければならず、補正信号作成回路内の遅延補償用回路
の規模が大きくなるという問題もある。
(F)水平、垂直方向への輪郭補正、フレア補正を全て
直列に処理するかどうかの問題 上記4種の補正処理を全て直列に行う構成とすれば、一
つの補正処理が終了次第直ちに次の処理を開始できるた
め、補正回路内の遅延補償回路が不要となるという利点
がある。
直列に処理するかどうかの問題 上記4種の補正処理を全て直列に行う構成とすれば、一
つの補正処理が終了次第直ちに次の処理を開始できるた
め、補正回路内の遅延補償回路が不要となるという利点
がある。
その反面、水平方向であれ垂直方向であれ1輪郭補正と
フレア補正を直列に行う構成とすれば。
フレア補正を直列に行う構成とすれば。
前述した同一回路による同時処理の場合と同様。
処理回路の設計が困難になり、処理回路の規模も大きく
なるという欠点がある。
なるという欠点がある。
また、4種の処理に伴う丸め誤差が累積されるという欠
点もある。
点もある。
(G)高域通過濾波回路を使用するかどうかの問題前述
のように2輪郭補正もフレア補正も低域抑圧、高域強調
の処理であるから、高域通過濾波回路を使用する構成が
直裁的である。
のように2輪郭補正もフレア補正も低域抑圧、高域強調
の処理であるから、高域通過濾波回路を使用する構成が
直裁的である。
しかしながら、」−記(E)で説明した四隅が処理され
ないという問題を防1トするために、水平方向の処理と
垂直方向の処理を直列に行うものとし。
ないという問題を防1トするために、水平方向の処理と
垂直方向の処理を直列に行うものとし。
この場合に高域im通過波回路を使用すると、前述のも
のとは異なる原因によって新たな四隅の問題が生じる。
のとは異なる原因によって新たな四隅の問題が生じる。
すなわち、水平方向への輪郭補正によってレベルの低下
したウイントウタ1例の四隅が。
したウイントウタ1例の四隅が。
次の垂直方向への輪郭補正によって、かえってレベルが
」−昇し、四隅のみの画質改善効果が相対的に低下して
目障りになるという問題が生じる。
」−昇し、四隅のみの画質改善効果が相対的に低下して
目障りになるという問題が生じる。
〔11〕どのような濾波回路を使用するかの問題特に、
ディジタル処理を行う場合には、高域通過濾波回路であ
るかどうかを問わず、非巡回型フィルタ(トランスバー
サル・フィルタ)を使用するか2巡回型フィルタ(リカ
ーシブ・フィルタ)を使用するかの問題がある。
ディジタル処理を行う場合には、高域通過濾波回路であ
るかどうかを問わず、非巡回型フィルタ(トランスバー
サル・フィルタ)を使用するか2巡回型フィルタ(リカ
ーシブ・フィルタ)を使用するかの問題がある。
[1)γ補正された状態の原信号から補正信号を作成す
るかどうかの問題 映像信号には、CRTのカソードの電圧・電流特性の非
直線性を補償するためのγ補正が施されている。このγ
補正が施されたままの映像信号から補正信号を作成する
と、補正信号自体の直線性が失われ1画面の暗部(低輝
度部分)におけるS/Nが劣化して補正の効果が低下す
るおそれかある。 □以
上、水平、垂直方向に輪郭補正とフレア補正を行うこと
によって画質改善を図る上での主な問題点を列挙した。
るかどうかの問題 映像信号には、CRTのカソードの電圧・電流特性の非
直線性を補償するためのγ補正が施されている。このγ
補正が施されたままの映像信号から補正信号を作成する
と、補正信号自体の直線性が失われ1画面の暗部(低輝
度部分)におけるS/Nが劣化して補正の効果が低下す
るおそれかある。 □以
上、水平、垂直方向に輪郭補正とフレア補正を行うこと
によって画質改善を図る上での主な問題点を列挙した。
本発明者の概算によれば、上記各種の問題点にどのよう
な解答を与えるかによって、数千通りもの異なる構成に
到達することになる。
な解答を与えるかによって、数千通りもの異なる構成に
到達することになる。
発明の構成
問題点を解決するための手段
上記従来技術の問題点を解決する本発明の画質改善装置
は、R,G、B又は輝度信号と2種の色信号から成るデ
ィジタル映像信号のそれぞれから輪郭補正信号及びフレ
ア補正信号を含む画質改善信号を作成する3系統の画質
改善用補正信月作成回路と、上記A/D変換されたディ
ジタル映像信号のそれぞれを所定時間遅延さセる遅延補
償回路と、この遅延されたディジタル映像信号のそれぞ
れに前記画質改善用補正信号を加算するディジタル加算
回路と、ディジタル加算後の映像信号を対応のアナログ
映像信号に変換するD/A変換回路とを備えるように構
成されている。
は、R,G、B又は輝度信号と2種の色信号から成るデ
ィジタル映像信号のそれぞれから輪郭補正信号及びフレ
ア補正信号を含む画質改善信号を作成する3系統の画質
改善用補正信月作成回路と、上記A/D変換されたディ
ジタル映像信号のそれぞれを所定時間遅延さセる遅延補
償回路と、この遅延されたディジタル映像信号のそれぞ
れに前記画質改善用補正信号を加算するディジタル加算
回路と、ディジタル加算後の映像信号を対応のアナログ
映像信号に変換するD/A変換回路とを備えるように構
成されている。
上記3系統の画質改番用補正信号作成回路が別個の輪郭
補正信号作成手段とフレア補正信号作成手段から構成さ
れ、各補正信号作成手段は、ディジタル輝度信号を低域
通過濾波する低域通過濾波回路と、このディジタル輝度
信号を所定量遅延さゼる遅延回路と、遅延されたディジ
タル映像信号から低域通過濾波されたディジタル映像信
号を減算するディジタル減算回路とを備えている。
補正信号作成手段とフレア補正信号作成手段から構成さ
れ、各補正信号作成手段は、ディジタル輝度信号を低域
通過濾波する低域通過濾波回路と、このディジタル輝度
信号を所定量遅延さゼる遅延回路と、遅延されたディジ
タル映像信号から低域通過濾波されたディジタル映像信
号を減算するディジタル減算回路とを備えている。
上記輪郭補正信号作成手段とフレア補正信号作成手段と
は互いに並列に設置され、各補正信号作成手段は、互い
に直列に設置された垂直方向補正信号作成用の低域im
m過渡波回路、水平方向補正信号作成用の低域通過濾波
回路を備えるように構成されている。
は互いに並列に設置され、各補正信号作成手段は、互い
に直列に設置された垂直方向補正信号作成用の低域im
m過渡波回路、水平方向補正信号作成用の低域通過濾波
回路を備えるように構成されている。
本発明の好適な実施例においては9輪郭補正信号作成部
の各低域通過濾波回路はトランスバー勺ル・フィルタか
ら成り、フレア補正信号作成部の各低域通過濾波回路は
リカーシブ・フィルタから成っている。
の各低域通過濾波回路はトランスバー勺ル・フィルタか
ら成り、フレア補正信号作成部の各低域通過濾波回路は
リカーシブ・フィルタから成っている。
本発明のさらに好適な実施例においては2輪郭補正信号
作成部とフレア補正信号作成部は、前段に逆γ補正回路
を備えると共に、1&段にT補正回路を備えるように構
成されている。
作成部とフレア補正信号作成部は、前段に逆γ補正回路
を備えると共に、1&段にT補正回路を備えるように構
成されている。
以下1本発明の作用を実施例によって詳細に説明する。
実施例
第1図は1本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
本実施例の画質改善装置において、la〜ICは入力端
子、23〜2CはA/D変換回路、3a〜3Cは補正信
号作成回路、4a〜4cはフレー1、i!i!延回路、
5a 〜5cはライン遅延回路、5a〜6 c 1.j
加算回路、7a〜7cはD/A変換回路。
子、23〜2CはA/D変換回路、3a〜3Cは補正信
号作成回路、4a〜4cはフレー1、i!i!延回路、
5a 〜5cはライン遅延回路、5a〜6 c 1.j
加算回路、7a〜7cはD/A変換回路。
8a〜8Cは出力端子である。
入力端子1a〜1cには、それぞれ高品位テレビジョン
用アナログ映像信号R,G、Bがイバ給される。これら
アナログ映像信号R,G、Bは、A/D変換回路2a〜
2cによって、所定のザンプリング周波数で勺ンプリン
グされた後1例えば8ヒツトのディジタル映像信号R,
G、Bに変換される。ディジタル信号に変換された映像
信号R5G、Bは2それぞれ補正信号作成回路3a〜3
cの一方の入力端子3a−2,3b−2,3cm2に供
給される。一方、ディジタル映像信号R,c。
用アナログ映像信号R,G、Bがイバ給される。これら
アナログ映像信号R,G、Bは、A/D変換回路2a〜
2cによって、所定のザンプリング周波数で勺ンプリン
グされた後1例えば8ヒツトのディジタル映像信号R,
G、Bに変換される。ディジタル信号に変換された映像
信号R5G、Bは2それぞれ補正信号作成回路3a〜3
cの一方の入力端子3a−2,3b−2,3cm2に供
給される。一方、ディジタル映像信号R,c。
Bのそれぞれは、フレーム遅延回路4a〜4cとライン
遅延回路5a〜5cに61;って、補正信号作成回路3
a〜3cが補正信号の作成に要するほぼ1フレーノ、と
数ライン分の時間だけ遅延される。
遅延回路5a〜5cに61;って、補正信号作成回路3
a〜3cが補正信号の作成に要するほぼ1フレーノ、と
数ライン分の時間だけ遅延される。
この際、フレーム遅延回路4a〜4Cでほぼ1フレ一ム
分の時間だけ遅延されたディジタル映像信号R,G、H
が、それぞれ補正信号作成回路3a〜3cの他方の入力
端子3a−1,3b−1,3cm1に供給される。
分の時間だけ遅延されたディジタル映像信号R,G、H
が、それぞれ補正信号作成回路3a〜3cの他方の入力
端子3a−1,3b−1,3cm1に供給される。
遅延されたディジタル映像信号R,G、Bば。
ディジタル加算回路6a〜6cにおいて、補正信号作成
回路3a〜3cの出力端子3a−3,3b−3,3cm
3のそれぞれから供給される輪郭補正信号及びフレア補
正信号とディジタル加算される。このディジタル加算に
よって8輪郭補正とフレア補正が施されたディジタル映
像信号R,G。
回路3a〜3cの出力端子3a−3,3b−3,3cm
3のそれぞれから供給される輪郭補正信号及びフレア補
正信号とディジタル加算される。このディジタル加算に
よって8輪郭補正とフレア補正が施されたディジタル映
像信号R,G。
Bは、D/A変換回路7a〜7cにおいて、アナログ映
像信号R,G、 Bに復元され、出力端子8a〜8C
に出力される。
像信号R,G、 Bに復元され、出力端子8a〜8C
に出力される。
本実施例の装置においては、フレーム遅延回路4a〜4
cもライン遅延回路5a〜5cもRAMから構成されて
おり、入力されたディジタル映像信号を、補正信号作成
回路3A/D変換回路〜3Cが補正信号の作成に要する
1フレームと数ライン分の時間だけ遅延させて加算回路
6a〜6Cの一方の入力端子に供給する。
cもライン遅延回路5a〜5cもRAMから構成されて
おり、入力されたディジタル映像信号を、補正信号作成
回路3A/D変換回路〜3Cが補正信号の作成に要する
1フレームと数ライン分の時間だけ遅延させて加算回路
6a〜6Cの一方の入力端子に供給する。
3個の補正信号作成回路3a〜3Cは全て同一の構成を
有している。従って、1以下では、3個の補正信号作成
回路の構成を、補正信号作成回路3aで代表して説明す
る。
有している。従って、1以下では、3個の補正信号作成
回路の構成を、補正信号作成回路3aで代表して説明す
る。
第2図は、補正信号作成回路3aの構成を示すブロック
図である。
図である。
この補正信号作成回路3aは、並列に接続された輪郭補
正信号作成回路20とフレア補正信号作成回路30と2
両補正信号をディジタル加算するディジタル加算回路4
0とから成っている。
正信号作成回路20とフレア補正信号作成回路30と2
両補正信号をディジタル加算するディジタル加算回路4
0とから成っている。
輪郭補正信号作成回路20は、ディジタルR信号のγ補
正を解除する逆γ回路21と、直列接続された垂直輪郭
補正用低域通過濾波回路(L P F)22及び水平輪
郭補正用低域通過濾波回路23と、減算回路26と、垂
直輪郭補正用低域1fll過濾波回路22のセンタータ
ップ22aから引き出されたR信号を遅延させて−F記
減算回路26の2人力の位相を一致させる遅延補償回路
41と、γ補正機能を備えたコアリング回路27とから
成る。
正を解除する逆γ回路21と、直列接続された垂直輪郭
補正用低域通過濾波回路(L P F)22及び水平輪
郭補正用低域通過濾波回路23と、減算回路26と、垂
直輪郭補正用低域1fll過濾波回路22のセンタータ
ップ22aから引き出されたR信号を遅延させて−F記
減算回路26の2人力の位相を一致させる遅延補償回路
41と、γ補正機能を備えたコアリング回路27とから
成る。
同様に、フレア補正信号作成回路30も、逆T回路31
と、直列接続された垂直フレア補正用低域通過濾波回路
32及び水平フレア補正用低域通過濾波回路33と、減
算回路36と、γ補正機能を備えたコアリング回路37
とから成る。
と、直列接続された垂直フレア補正用低域通過濾波回路
32及び水平フレア補正用低域通過濾波回路33と、減
算回路36と、γ補正機能を備えたコアリング回路37
とから成る。
本実施例の補正信号作成回路3aは1輪郭補正用低域通
過濾波回路22.23と、フレア補正用低域通過濾波回
路32.33を用いて、一旦ディジタル映像信号Rの低
域成分を抽出し、この抽出した低域成分を所定時間だけ
遅延させたディジタル映像信号Rから減算することによ
り9輪郭補正信号とフレア補正信号を作成する。
過濾波回路22.23と、フレア補正用低域通過濾波回
路32.33を用いて、一旦ディジタル映像信号Rの低
域成分を抽出し、この抽出した低域成分を所定時間だけ
遅延させたディジタル映像信号Rから減算することによ
り9輪郭補正信号とフレア補正信号を作成する。
このように、低域成分の抽出と原信号からの減算を行う
構成としたのは、高域通過濾波回路を用いて映像信号R
から各補正信号を抽出する場合に生じる四隅の画質劣化
を防止するためである。
構成としたのは、高域通過濾波回路を用いて映像信号R
から各補正信号を抽出する場合に生じる四隅の画質劣化
を防止するためである。
入力端子3a−1と3a−2に供給された各映像信号R
には、CRTのカソードの電圧・電流特性の非直線性を
補償するためのγ補正が施されている。このγ補正が施
されたままの輝度信号Yから補正信号を作成すると、補
正信号自体の直線性が失われ2画面の暗部におけるS/
Nが劣化して補正の効果が低下するおそれがある。
には、CRTのカソードの電圧・電流特性の非直線性を
補償するためのγ補正が施されている。このγ補正が施
されたままの輝度信号Yから補正信号を作成すると、補
正信号自体の直線性が失われ2画面の暗部におけるS/
Nが劣化して補正の効果が低下するおそれがある。
そごで、第2図に示すように、γ補正の施された映像信
q’ Rは、ROM等のメモリから成る逆γ補正回路2
1と31によって一旦γ補正が解除され、撮像装置の受
光尾と直線的な関係を有する稙に復元された後、それぞ
れ輪郭補正用低域通過濾波回路22.23と、フレア補
正用低域通過濾波回路32.33に供給される。水平輪
郭補正用低域通過濾波回路23と水平フレア補正用低域
通過濾波回路33の出力む才、それぞれ減算回路26と
36において、垂直輪郭補正用低域通過濾波回路22の
センタータップ22aから引き出され遅延補償回路41
で遅延されて同相となったディジタル映像信号Rから減
算される。
q’ Rは、ROM等のメモリから成る逆γ補正回路2
1と31によって一旦γ補正が解除され、撮像装置の受
光尾と直線的な関係を有する稙に復元された後、それぞ
れ輪郭補正用低域通過濾波回路22.23と、フレア補
正用低域通過濾波回路32.33に供給される。水平輪
郭補正用低域通過濾波回路23と水平フレア補正用低域
通過濾波回路33の出力む才、それぞれ減算回路26と
36において、垂直輪郭補正用低域通過濾波回路22の
センタータップ22aから引き出され遅延補償回路41
で遅延されて同相となったディジタル映像信号Rから減
算される。
コアリング回路27と37はそれぞれγ補正機能をも備
え2作成された輪郭補正信号とフレア補正信号のそれぞ
れが所定レベル以下である場合にはそれぞれの出力をゼ
ロとすることによって、補正信号中に混入する高域雑音
を抑圧し1画面の暗部におけるS/Nの劣化を防止する
。上記所定のレベルの一例は、8ビツトで表示された最
大レベル256に対して2〜6のレベルである。
え2作成された輪郭補正信号とフレア補正信号のそれぞ
れが所定レベル以下である場合にはそれぞれの出力をゼ
ロとすることによって、補正信号中に混入する高域雑音
を抑圧し1画面の暗部におけるS/Nの劣化を防止する
。上記所定のレベルの一例は、8ビツトで表示された最
大レベル256に対して2〜6のレベルである。
加算回路40は、各コアリング回路27.37を経た輪
郭補正信号とフレア補正信号を加算合成する。
郭補正信号とフレア補正信号を加算合成する。
垂直輪郭補正用低域通過濾波回路22と水平輪郭補正用
低域通過濾波回路23は、いずれも第3図に示すような
トランスバーサル・フィルタから構成されている。この
トランスバーサル・フィルタは、入力端子50に供給さ
れたディジタル映像信号Rを所定量ずつ遅延させるため
に直列接続された遅延回路518〜51dと、所定量ず
つ遅延された各ディジタル映像信号Rを所定値倍する係
数回路528〜52eと、各係数回路の出力を所定の算
法に従って加算する加算器群53から構成され、ディジ
タル映像信号Rから抽出した輪郭補正用の低域成分を出
力端子54′に出力量る。
低域通過濾波回路23は、いずれも第3図に示すような
トランスバーサル・フィルタから構成されている。この
トランスバーサル・フィルタは、入力端子50に供給さ
れたディジタル映像信号Rを所定量ずつ遅延させるため
に直列接続された遅延回路518〜51dと、所定量ず
つ遅延された各ディジタル映像信号Rを所定値倍する係
数回路528〜52eと、各係数回路の出力を所定の算
法に従って加算する加算器群53から構成され、ディジ
タル映像信号Rから抽出した輪郭補正用の低域成分を出
力端子54′に出力量る。
垂直輪郭補正用低域通過濾波回路22においては、遅延
回路518〜51dは、ディジタル映像信号Rを1ライ
ン分遅延させるラインメモリから構成される。これに対
して、水平輪郭補正用低域通過濾波回路23においては
、遅延回路51a〜5]dば、ディジタル映像信号Rを
1ザンプリング周期遅延させるドツトメモリから構成さ
れる。
回路518〜51dは、ディジタル映像信号Rを1ライ
ン分遅延させるラインメモリから構成される。これに対
して、水平輪郭補正用低域通過濾波回路23においては
、遅延回路51a〜5]dば、ディジタル映像信号Rを
1ザンプリング周期遅延させるドツトメモリから構成さ
れる。
垂直フレア補正用低域通過濾波回路32と水平フレア補
正用低域通過濾波回路33は、いずれも第4図に示すよ
うに、同一構成の2個のリカーシブ・フィルタ6t、6
aと同一構成の2個の時間軸反転回路62と64とから
構成されている。
正用低域通過濾波回路33は、いずれも第4図に示すよ
うに、同一構成の2個のリカーシブ・フィルタ6t、6
aと同一構成の2個の時間軸反転回路62と64とから
構成されている。
上述の輪郭補正においては、数個の隣接ザンプリング点
間で信号処理を行えば足りるが、フレアの影響は一般に
極めて多数の隣接サンプリング点に及ぶ。従って、フレ
アの処理をトランスバーサル・フィルタで行うとすれば
、極めて多数の遅延回路、係数回路、加算回路が必要に
なり、フィルタの規模が極めて大きなものとなる。そこ
で、フレア補正用として、リカーシブ・フィルタが使用
される。
間で信号処理を行えば足りるが、フレアの影響は一般に
極めて多数の隣接サンプリング点に及ぶ。従って、フレ
アの処理をトランスバーサル・フィルタで行うとすれば
、極めて多数の遅延回路、係数回路、加算回路が必要に
なり、フィルタの規模が極めて大きなものとなる。そこ
で、フレア補正用として、リカーシブ・フィルタが使用
される。
垂直フレア補正用低域通過濾波回路32においては2時
間軸反転回路62と64は、1フイールド分のディジタ
ル映像信号Rを書込んだのら5 これを上記書込みとは
逆の順序で読出ずフィー月利−反転メモリから構成され
る。これに対し゛ζ、水平輪郭補正用低域通過濾波回路
33においてC11時間軸反転回路62と64は、1ラ
イン分のディジタル映像信号Rを書込んだのち、これを
−1−記書込みとは逆の順序で読出ずライン反転メモリ
から構成される。リカーシブ・フィルタ61に通したデ
ィジタル映像信号Rを時間軸反転させて再びリカーシブ
・フィルタ63に通して直線位相を実現することにより
1位相特性の改善を図っている。
間軸反転回路62と64は、1フイールド分のディジタ
ル映像信号Rを書込んだのら5 これを上記書込みとは
逆の順序で読出ずフィー月利−反転メモリから構成され
る。これに対し゛ζ、水平輪郭補正用低域通過濾波回路
33においてC11時間軸反転回路62と64は、1ラ
イン分のディジタル映像信号Rを書込んだのち、これを
−1−記書込みとは逆の順序で読出ずライン反転メモリ
から構成される。リカーシブ・フィルタ61に通したデ
ィジタル映像信号Rを時間軸反転させて再びリカーシブ
・フィルタ63に通して直線位相を実現することにより
1位相特性の改善を図っている。
リカーシブ・フィルタ61と62は、リカーシブ・フィ
ルタ61で代表して例示するように、加算回路70a〜
70Cと、遅延回路71a〜71Cと、係数回路722
〜72Cから構成されている。遅延回路71a〜71C
は、垂直フレア補正用のリカーシブ・フィルタでは、デ
ィジタル映像信号Rに1ライン分の遅延を与えるライン
メモリから構成され、一方水平フレア補正用のリカーシ
ブ・フィルタでは、ディジタル映像信号Rに1ザンプリ
ング周IUI分の遅延を与えるドツトメモリから構成さ
れている。
ルタ61で代表して例示するように、加算回路70a〜
70Cと、遅延回路71a〜71Cと、係数回路722
〜72Cから構成されている。遅延回路71a〜71C
は、垂直フレア補正用のリカーシブ・フィルタでは、デ
ィジタル映像信号Rに1ライン分の遅延を与えるライン
メモリから構成され、一方水平フレア補正用のリカーシ
ブ・フィルタでは、ディジタル映像信号Rに1ザンプリ
ング周IUI分の遅延を与えるドツトメモリから構成さ
れている。
第5図!I:、 :lアリング回路27から出力される
輪郭補正信号の一例を空間周波数特性(MTF)で示し
たものである。輪郭補正信号のレー、ルば100TV本
まではゼロであり、]00′FV本から300TV本ま
では空間周波数の増加につれてほぼ12dB/200本
の割合で直線的に増加し得。
輪郭補正信号の一例を空間周波数特性(MTF)で示し
たものである。輪郭補正信号のレー、ルば100TV本
まではゼロであり、]00′FV本から300TV本ま
では空間周波数の増加につれてほぼ12dB/200本
の割合で直線的に増加し得。
30OTV本以−1−では原輝度信号よりも12dB大
きなレベルまで増加し得る。
きなレベルまで増加し得る。
第〔1図は、コアリング回路37から出力されるフレア
補正信号の一例を空間周波数特性(MTF)で示したも
のである。フレア補正信号のレベルは+5TV本まで(
:1ゼロであり、12TV本から30′「■本までは空
間周波数の増加につれてほぼ6dr3/l5Tv本の割
合で直線的に増加し得、30TV本以上では原輝度信号
よりも6dB大きなレベルまで増加し得る。
補正信号の一例を空間周波数特性(MTF)で示したも
のである。フレア補正信号のレベルは+5TV本まで(
:1ゼロであり、12TV本から30′「■本までは空
間周波数の増加につれてほぼ6dr3/l5Tv本の割
合で直線的に増加し得、30TV本以上では原輝度信号
よりも6dB大きなレベルまで増加し得る。
第7図は、第3図のトランスバー(Jル・フィルタや第
4図のリカーシブ・フィルタで使用される係数回路の構
成の一例を示すブロック図である。
4図のリカーシブ・フィルタで使用される係数回路の構
成の一例を示すブロック図である。
この係数回路は、セレクタ81とRAM82から構成さ
れている。
れている。
CP Uは1例えば画面の表示が行われていない垂直ブ
ランキング期間内に、セレクタ8]にCPUアドレスの
選択を指令すると共に、値が漸増するCPUアドレスと
、このCP Uアドレスに設定しようとする所定の係数
を乗算したCPIJ DATAを繰り返し出力する。
ランキング期間内に、セレクタ8]にCPUアドレスの
選択を指令すると共に、値が漸増するCPUアドレスと
、このCP Uアドレスに設定しようとする所定の係数
を乗算したCPIJ DATAを繰り返し出力する。
このCPU DATAは、RAM82のデータ書込み
端子Dinに供給され、CPUアドレスで指定された2
56個の領域に書込まれる。CPUは」二記係数の書込
みを終了すると、セレクタ81にl’)ATA (ディ
ジタル映像信号R)の選択を指令する。この後、RAM
82がディジタル映像信号Rによってアドレスされると
、そのデータ出力端子Doutから、係数の乗算が行わ
れたディジタル映像信号RがDATAout として
出力される。
端子Dinに供給され、CPUアドレスで指定された2
56個の領域に書込まれる。CPUは」二記係数の書込
みを終了すると、セレクタ81にl’)ATA (ディ
ジタル映像信号R)の選択を指令する。この後、RAM
82がディジタル映像信号Rによってアドレスされると
、そのデータ出力端子Doutから、係数の乗算が行わ
れたディジタル映像信号RがDATAout として
出力される。
このように、係数回路をRAMで構成することにより、
ROMや乗算器等で構成する場合に比べて演算速度が向
」二すると共に、製造中の調整段階や使用中において係
数値を変更することにより補正特性を調整するごとがで
きる。
ROMや乗算器等で構成する場合に比べて演算速度が向
」二すると共に、製造中の調整段階や使用中において係
数値を変更することにより補正特性を調整するごとがで
きる。
以上、R,G、Bの映像信号に独立に補正を行う構成を
例示したが、輝度信号と2種の色信号から成る映像信号
に独立の補正を行う構成でってもよい。ただし、−に記
2種の色信号は、これらと輝度信号からR,G、Bの三
原色信号を復元できるような適宜な信号であり、高品位
テレビジョン信号の場合にはそれぞれ広帯域色信号(C
w)、狭帯域色信号(CM>等、NTSC信号の場合に
はそれぞれ(R−Y)、 (B−Y)信号あるいは■
。
例示したが、輝度信号と2種の色信号から成る映像信号
に独立の補正を行う構成でってもよい。ただし、−に記
2種の色信号は、これらと輝度信号からR,G、Bの三
原色信号を復元できるような適宜な信号であり、高品位
テレビジョン信号の場合にはそれぞれ広帯域色信号(C
w)、狭帯域色信号(CM>等、NTSC信号の場合に
はそれぞれ(R−Y)、 (B−Y)信号あるいは■
。
Q信号等である。
また、A/D変換回路によってアナログ映像信号をディ
ジタル映像信号に変換して画質改善を行う構成を例示し
たが、映像信号が既にディジタル化されている場合には
」−記A/D変換回路を必要としないことは勿論である
。
ジタル映像信号に変換して画質改善を行う構成を例示し
たが、映像信号が既にディジタル化されている場合には
」−記A/D変換回路を必要としないことは勿論である
。
発明の効果
以上詳細に説明したように9本発明の画質改善装置は、
映像信号R,G、B又は輝度信号と2個の色信号の3系
統独立に輪郭補正とフレア補正を行う構成であるから、
輝度信号やG信号のみによって上記補正を行う場合に比
べて画質改善の効果を一層高めることができる。
映像信号R,G、B又は輝度信号と2個の色信号の3系
統独立に輪郭補正とフレア補正を行う構成であるから、
輝度信号やG信号のみによって上記補正を行う場合に比
べて画質改善の効果を一層高めることができる。
本発明の画質改善装置は全てディジタル回路で構成され
るので、高精度、高安定性の画質改善を行うことができ
る。
るので、高精度、高安定性の画質改善を行うことができ
る。
また1本発明の画質改善装置は、3系統の補正信号作成
回路のそれぞれが並列配置された別個の輪郭補正信号作
成手段とフレア補正信号作成手段から構成されるので、
各補正信号作成手段の設計が容易になると共に、それぞ
れの回路規模も小さくできる。
回路のそれぞれが並列配置された別個の輪郭補正信号作
成手段とフレア補正信号作成手段から構成されるので、
各補正信号作成手段の設計が容易になると共に、それぞ
れの回路規模も小さくできる。
さらに1本発明の画質改善装置においては、各補正信号
作成手段内の垂直補正用と水平補正用の濾波回路が直列
に接続され、しかもこれらが高域通過濾波回路ではなく
低域通過濾波回路で構成されているので、角張ったウィ
ンドウの四隅の画質の劣化が生じない。
作成手段内の垂直補正用と水平補正用の濾波回路が直列
に接続され、しかもこれらが高域通過濾波回路ではなく
低域通過濾波回路で構成されているので、角張ったウィ
ンドウの四隅の画質の劣化が生じない。
第1図は本発明の一実施例の構成を示ずブ11ツク図、
第2図は第1図の補正信号作成回路3aの構成の一例を
示すブロック図、第3図は第2図の垂直輪郭補正用低域
1ffi過濾波回路22と水平輪郭補正用低域通過濾波
回路23の構成の一例を示すブロック図、第4図は第2
図の垂直フレア補正用低域通過濾波回路32と水平フレ
ア補正用低域通 □過渡波回路33の構成
の一例を示すブロック図。 第5図は輪郭補正信号の一例を示す特性図、第6図はフ
レア補正信号の一例を示すブロック図、第7図は低域i
lIl濾過回路内の係数回路の構成の一例を示すブロッ
ク図である。 la〜lc・・入力端子、2a 〜2c −・A/D変
換回路、3a〜3C・・補正信号作成回路。 4a〜4c=フレーl、遅延回路、5a 〜5c・・ラ
イン遅延回路、5a〜6c・・加算回路、7 −a
〜7C・・D/Ai換回路、l(a〜8C・・出力端子
、20・・輪郭補正信号作成回路、21゜31・・逆γ
補正回路、22・・垂直輪郭補正用低域通過濾波回路、
23・・水平輪郭補正用低域通過浦波回路、30・・フ
レア捕正信号作成回路。 32・・垂直フレア補正用低域通偏濾波回路、33・・
水平フレア補正用低域通過濾波回路、26゜36・・減
算回路、27.37・・コアリング回路、40・・加算
回路、41・・遅延補償回路。。 特許出願人 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
第2図は第1図の補正信号作成回路3aの構成の一例を
示すブロック図、第3図は第2図の垂直輪郭補正用低域
1ffi過濾波回路22と水平輪郭補正用低域通過濾波
回路23の構成の一例を示すブロック図、第4図は第2
図の垂直フレア補正用低域通過濾波回路32と水平フレ
ア補正用低域通 □過渡波回路33の構成
の一例を示すブロック図。 第5図は輪郭補正信号の一例を示す特性図、第6図はフ
レア補正信号の一例を示すブロック図、第7図は低域i
lIl濾過回路内の係数回路の構成の一例を示すブロッ
ク図である。 la〜lc・・入力端子、2a 〜2c −・A/D変
換回路、3a〜3C・・補正信号作成回路。 4a〜4c=フレーl、遅延回路、5a 〜5c・・ラ
イン遅延回路、5a〜6c・・加算回路、7 −a
〜7C・・D/Ai換回路、l(a〜8C・・出力端子
、20・・輪郭補正信号作成回路、21゜31・・逆γ
補正回路、22・・垂直輪郭補正用低域通過濾波回路、
23・・水平輪郭補正用低域通過浦波回路、30・・フ
レア捕正信号作成回路。 32・・垂直フレア補正用低域通偏濾波回路、33・・
水平フレア補正用低域通過濾波回路、26゜36・・減
算回路、27.37・・コアリング回路、40・・加算
回路、41・・遅延補償回路。。 特許出願人 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Claims (3)
- (1)R、G、B又は輝度信号及び2種の色信号から成
るディジタル映像信号のそれぞれから、輪郭補正信号及
びフレア補正信号を含むディジタル画質改善信号を作成
する画質改善用補正信号作成回路と、 前記ディジタル映像信号のそれぞれを所定時間遅延させ
る遅延回路と、 該遅延されたディジタル映像信号のそれぞれに前記画質
改善用補正信号をディジタル加算するディジタル加算回
路と、 該ディジタル加算後のディジタル映像信号を対応のアナ
ログ映像信号に変換するディジタル・アナログ変換回路
とを備え、 前記画質改善用補正信号作成回路のそれぞれは、前記デ
ィジタル映像信号の一つを低域通過濾波する低域通過濾
波回路、該ディジタル映像信号の一つを所定時間遅延さ
せる遅延回路及び該遅延されたディジタル映像信号の一
つから該低域通過濾波されたディジタル映像信号の一つ
を減算する減算回路をそれぞれ有する輪郭補正信号作成
手段とフレア補正信号作成手段とを備え、 前記各画質改善用補正信号作成回路内の前記輪郭補正信
号作成手段と前記フレア補正信号作成手段とは互いに並
列に接続され、 該各補正信号作成手段は、互いに直列に接続された垂直
方向補正信号作成用低域通過濾波回路及び水平方向補正
信号作成用低域通過濾波回路を備えたことを特徴とする
カラーテレビジョン画質改善装置。 - (2)前記輪郭補正信号作成手段の各低域通過濾波回路
はトランスバーサル・フィルタから成り、前記フレア補
正信号作成手段の各低域通過濾波回路はリカーシブ・フ
ィルタから成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のカラーテレビジョン画質改善装置。 - (3)前記輪郭補正信号作成手段とフレア補正信号作成
手段は、それぞれの前段に逆γ補正回路を備えると共に
、それぞれの後段にγ補正回路を備えたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項及び第2項記載のカラーテレビ
ジョン画質改善装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59210314A JPS6188664A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | カラ−テレビジヨン画質改善装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59210314A JPS6188664A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | カラ−テレビジヨン画質改善装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6188664A true JPS6188664A (ja) | 1986-05-06 |
JPH0130347B2 JPH0130347B2 (ja) | 1989-06-19 |
Family
ID=16587363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59210314A Granted JPS6188664A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | カラ−テレビジヨン画質改善装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6188664A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054669U (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-22 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 画質改善装置 |
US7006704B2 (en) | 2001-03-23 | 2006-02-28 | Nec Viewtechnology, Ltd. | Method of and apparatus for improving picture quality |
-
1984
- 1984-10-05 JP JP59210314A patent/JPS6188664A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054669U (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-22 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 画質改善装置 |
US7006704B2 (en) | 2001-03-23 | 2006-02-28 | Nec Viewtechnology, Ltd. | Method of and apparatus for improving picture quality |
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Publication number | Publication date |
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JPH0130347B2 (ja) | 1989-06-19 |
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