JPS6187002A - 舗装方法及びそれに使用する合成樹脂ブロツク - Google Patents

舗装方法及びそれに使用する合成樹脂ブロツク

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JPS6187002A
JPS6187002A JP20718084A JP20718084A JPS6187002A JP S6187002 A JPS6187002 A JP S6187002A JP 20718084 A JP20718084 A JP 20718084A JP 20718084 A JP20718084 A JP 20718084A JP S6187002 A JPS6187002 A JP S6187002A
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JP
Japan
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synthetic resin
paving
blocks
resin block
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JP20718084A
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石沢 博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、舗装方法及びそれに使用する合成樹脂ブロッ
クに関し、特にテニスコート、各種運動場、校庭、歩道
、家畜台の床等に対する舗装方法及びそれに使用する合
成樹脂ブロックに関する。
(従来の技術) テニスコート、各種グラウンド、学校校庭などの舗装は
、従来、はとんどクレーで行われて来た。
しかし、クレー舗装は、降雨、降霜などにより、容易に
路面が損われるため、使用効率が低く、また年間を通し
て、手入整備に多額の費用を要するとともにほこりが発
生し易い。
そこで、近年、テニスコート等にアスファルトなどで舗
装したものが、使用されてきたが、アスファルト舗装は
1表面が、舗装道路と同じ固さであるため、運動に使用
するには、非常に危険である。
以上の欠点を克服した方法として、舗装面に合成ゴムを
数ミリメートルの厚さに塗布してクッションをもたせる
方法が考案された。
本出願人による特公昭50−11179号公報には、こ
のような舗装方法の一つが開示されている。この舗装方
法は、地面などの基盤を転圧仕上げた後に、その上に石
灰岩ダストよりなる基層、気泡コンクリートよりなる下
層、合成樹脂を特徴とする特許を形成する各段階よりな
ることを特徴としている。
この方法は、水はけが良好であり、また断熱性にもすぐ
れ、更に、中間クッション層のために、適度の弾力性を
有しているため、人体に対し安全であるとともに1脚腰
の疲労を少なく出来るというすぐれた効果を有している
(発明が解決しようとする問題点) しかし、特公昭50−11179号公報に記載された方
法は、複雑な積層構造であるため、製造経費がかかる。
特に、最大の難点は、現場施工であるため、雨などの気
象条件の影響を受けることが大きく、また仕上がりにム
ラが生じた場合、手直しに時間がかかる。通常1力月半
から2力月位の工期が必要とされる。
(発明を解決するための手段) 本発明は、このような欠点を克服することを目的とした
ものである。
本発明は、熱可塑性樹脂、並びにタイヤゴム砕片と製紙
スラッジを含む増量材を混合して、加熱しながら圧縮成
型して合成樹脂ブロック製造する段階、この合成樹脂ブ
ロックを、予め整地転圧した路床に敷き詰め、ブロック
同士及びブロックと路床とを互いに接続することにより
路床を舗装する段階とよりなることを特徴とする舗装方
法を提供するものである。
本発明は、また塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂、並びに
タイヤゴム砕片と製紙スラッジを含む増量材を混合し、
加熱しながら圧縮成型して、製造してなる合成樹脂ブロ
ックを提供するものである。
(作用) ブロックは工場内で製作しうるため、現場工期の短縮が
可能である。したがって、工期と、施工経費を大幅に節
減しうる。
また、増量材には、産業廃棄物を用いるため、製造経費
を安価にすることが出来る。
(実施例) 以下1図面に基づき、本発明の合成樹脂ブロックによる
舗装方法の1実施例について説明する。
第1図及び第2図は、本発明による基盤用ブロック(1
)の第1の実施例が示されている。
ブロック(1)は、塩化ビニルを主材として50%、こ
れにタイヤゴム砕片と製紙スラッジを含む増量材を50
%を混合し、加熱しながら圧縮成型して、予め工場で作
られた塩化ビニルボードよりなっている。温度は約18
06Cまで加熱するとよい。所望に応じて、石膏、石綿
、石粉、炭酸カルシウム、土、砂などを増量材として、
製紙スラッジとタイヤゴム砕片に加えてもよい。これら
の成分は、遊戯用、球技用あるいは屋内用、屋外用など
の用途に応じて、それぞれに必要とされる諸係数に適合
する配合を行うとよい。また、各成分の割合を適当に変
えてもよい。塩化ビニルを、30%から70%、増量材
を70%から30%までの範囲で変更しうる。
ブロック(1)の寸法は、用途に応じて決定される。テ
ニスコートに使用される場合には1着色の都合上、フィ
ート単位が好ましく、また運搬の際の事情を考慮して、
−辺60.7cmの正方形の形状をなし、厚さは3cm
であるとよい。重さは、約15kgである。
第1図は、4個のブロック(1)を路床に取り付けた状
態での平面図で、第2図は、第1図のブロック(1)を
、A−A線により破断した断面図である。ブロック(1
)(1)″は釘(2)により路床(4)に固定されてい
る。釘(2)は、ブロック(1) (1)’の断面の中
間部に、第1図のように水平方向に貫通したステンレス
ディスク(3)を介して、打ち込まれる。長い方の釘(
2)はステンレスディスク(3)を会し路床に打ち込ま
れ、短い方の釘(2)はステンレスディスク(3)のみ
に打ち込まれている。このような構造により、ブロック
(1)は地面及びブロック(X)′に固定される。
第3図及び第4図には、本発明に使用される基盤用ブロ
ック(5)の第2の実施例が示されている。
第3図はブロック(5)の平面図、第4図はブロック(
5)の正面図であり、かつ左側面図である。
ブロック(5)は、2辺に、厚さの上半分に突出する上
部突出面(6) (6)を有し、また残りの2辺に厚さ
の下半分に突出する下部突出面(7)(7)を有してい
る。この上部突出面(6) (6)及び下部突出面(7
)(7)の幅は約3cmである。上部突出面(6) (
6)及び下部突出面(7)(7)は隣接するブロックの
それぞれ下部突出面及び上部突出面に接し合うようにし
て、互いに取り付けられ、路床に敷き詰められる。
第5図には、ブロック(5)と、隣接するブロック(5
)′との接続の方法が示されている。ブロック(5)の
上部突出面(6)をブロック(5)′の下部突出面(7
)′に接し合わせ、この接合部にねじ釘(8)をねじ込
む。ブロック(5)′は、気温変化に伴い伸縮があるた
め、ブロック(5)の上部突出面(6)と、ブロック(
5)′の隣接する壁面との間に約2.5mmの目地が設
けられている。この目地には、発泡目地テープ(9)が
充填されている。この発泡目地テープ(9)を介し、ブ
ロック(5)′上の水分が排出される。また、路床(1
1)とブロックとの間には、ブロックに弾力性を与える
とともに、路床(11)の凹凸を調整するため、安定シ
ート(10)が敷かれている。
本実施例においては、熱可塑性樹脂として塩化ビニルを
使用したが、他の熱可塑性樹脂も使用することが出来る
ブロックは予め着色出来るようになっている。
着色方法は、ブロック材料に顔料を加えて全体に着色す
る方法、ブロック表面に塗装する方法、及び着色された
樹脂皮膜をブロック表面に張り付ける方法などがある。
用途に応じ適宜選択され、工場内で着色される。
本発明による方法は、在来のクレーのコート又はグラウ
ンドに対し1表面の不陸修正を行い、そのまま路床とし
て使用することが出来る。その際、その地盤の質に応じ
、予め地盤に対し、次のような修正を行っておく。
(A)堅固な地盤 通常の土質の地盤の場合、ダストまたはクツラシャラン
を混入して、十分に転圧する。粘土質の強いときは、石
灰系のダストを混入し木綿めを行なう。
(B)軟弱な地盤 在来上にセメントと添加剤を加え、十分に締め固める。
(C)アスファルト又はコンクリート路床の場合緩衝層
として発泡樹脂ボードをブロックとの間に敷き込む。
・地盤が、クレーコートやクレーグラウンドとして長期
間使用されていた場合には、修正せずに実施することも
可能である。
(発明の効果) 本発明による方法を、テニスコートの施工に使用した際
の効果について述べる。
在来のタレイコート、アンツーカ−コートの場合は、熟
練した職人を要し、また全天候型コートの場合は、不陸
修正及び合成ゴム層の塗装に熟練度と多大の手間を必要
とする。これに対して、本舗装法は、路床造成が、通常
の土木業者であれば容易に出来、また路盤層の組み立て
は、素人であっても簡単に出来る。工期がきわめて短い
ので、出張工事に要する経費も少なくて済むが、施工法
が容易なため、地元業者に委託しても容易に完成するこ
とが出来る。次に、本発明により製作されたテニスコー
トを、他種のコードと、工期及び建設費について比較す
る。
弄」S艮 全天候ハード型   30日      45日全天候
ソフト型   45日      60日本ブロックコ
ート  7日      15日第ス艮 建設    In”当り   600m2(1面)当り
全天候ハード型 6500−7500円  390−4
50万円全天候ソフト型 10000−20000円 
600−1200万円本ブロックコート6000−65
00円  360−390万円第2表のように、本発明
に使用されるブロックは、すべて廃棄物を原料として作
られているので、著しく経費を節減出来る。ただし、こ
の廃棄物原料は、安定供給源から出るもののみを使用す
るため、品質上のムラは生じない。
本発明による方法で作られた路盤は、更に次のように、
すぐれた特徴を有している。
(A工]L友法 基盤ブロックは工場において完全な品質管理の下に生産
されるため、長期にわたり故障変質が生じない。また、
地盤が盛土部で沈下を生じたような場合にも、基盤ブロ
ックを取り外して、地盤を修正の上、再度組み立てが出
来る。
(b)低熱性 熱伝導がなく、また輻射熱も少ないので、従来のソフト
型のコートと比較して、全く熱さを感じない。
(金工」〃去の容易性 基盤ブロックを取り外すことにより、簡単に移設、撤去
が出来る。
(d)排水の敏速性 各ブロック面が完全に平らなため、表面勾配により排水
が容易である。更に、残りの水分は目地に充填された透
水性発泡樹脂ベルトを介し、下部へ落され排水される。
(e)好適な弾力性 テニスコートに使用した場合、球の弾みが充分め快適な
プレーが可能である。
(f)人体に対しての安全性 テニスコートとして使用された場合、基盤ブロックが適
度の固さを持ち、かつ大きな衝撃吸収力を持つため、プ
レイヤーの脚腰の疲労がきわめて少ない。また、大きな
ショックに対しては路床も緩衝の機能を持つので、けが
の心配がない。
本発明のこのような特徴により、次のような、さまざま
な用途に使用しうるちのである。
(イ)テニスコートその他の各種コート(ロ)運動場 (ハ)学校校庭幼稚園庭 (ニ)屋上運動場 (ホ)公園、団地などの遊び場 (へ)歩道全般 (ト)家畜舎の床
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明により敷き詰められた4枚のブロック
の第1の実施例の平面図、 第2図は、第1図においてA−A線で破断した横断面図
、 第3図は、本発明に使用されるブロックの第2の実施例
の平面図、 第4図は、第3図のブロックの正面図であり、かつ左側
面図、 第5図は、第3図のブロックを相互に接続した状態を示
す断面図である。 (1)(1)’ (5) (5)’ブロック (2)釘
(3)ステンレスディスク  (4)(11)M床(5
)上部突出面      (7)下部突出面(8)ねじ
釘        (9)発泡目地テープ(10)安定
シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂、並びにタイヤゴム砕片と製紙スラ
    ッジを含む増量材を混合して、加熱しながら圧縮成型し
    て合成樹脂ブロック製造する段階、この合成樹脂ブロッ
    クを、予め整地転圧した路床に敷き詰め、ブロック同士
    及びブロックと路床とを互いに接続することにより路床
    を舗装する段階とよりなることを特徴とする舗装方法。
  2. (2)熱可塑性樹脂、並びにタイヤゴム砕片と製紙スラ
    ッジを含む増量材を混合して、加熱しながら圧縮成型し
    て製造してなる合成樹脂ブロック。
JP20718084A 1984-10-04 1984-10-04 舗装方法及びそれに使用する合成樹脂ブロツク Pending JPS6187002A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524098B2 (ja) * 1972-05-20 1977-02-01
JPS5396232A (en) * 1977-02-01 1978-08-23 Utarou Tsujimoto Civil building block material
JPS579452U (ja) * 1980-06-20 1982-01-18

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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