JPS6186279A

JPS6186279A - ２色印字型プリンタ−

Info

Publication number: JPS6186279A
Application number: JP20715984A
Authority: JP
Inventors: Toshio Yagi; 八木　敏夫
Original assignee: Star Micronics Co Ltd
Current assignee: Star Micronics Co Ltd
Priority date: 1984-10-04
Filing date: 1984-10-04
Publication date: 1986-05-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は１行を往復動する印字ヘッドにより２色混在印
字を行うことのできる１行２色印字型プリンターに関す
るものである。

（従来技術）従来、例えば赤、黒等の２色のインクリボンを備え、印
字始端から印字終端に向かう往動時印字前にインクリボ
ンの例えば黒等の一方の色を印字位置に設置してその１
色だけで印字し、印字終端から印字始端に向う復動時に
インクリボンの例えば赤等の他方の色を印字位置に設置
してその他方の色で印字するようにした１行２色印字方
法は公知である。又、そのプリンタメカニズムとしても
、片方向印字ではあるが、特開昭５４−１００８１３．
１００８１４号に示す如くものが知られている。しかし
ながら、該構造としては本体下部に配設した大型カムに
よシ諸動作の切替えを行っていたので印字桁が異ると大
部分の部品の種類が異シ部品の共通化が、困難であった
。従ってコストアップになるという欠点があった。又、
取付寸法も印字桁数の増加により幅寸法が増加するだけ
でなく、カム半径増加により奥行寸法も増加し、取付面
積が犬きぐなる欠点を有している。更には、大型カムの
１回転（１行印字）に対して３回紙送りできるよう形成
されておシ、紙送りするしないにか＼わらず紙送りソレ
ノイド作動時におけるソレノイド負荷軽減のため、紙送
りトリガーに圧接する紙送りレバーを、該圧接用のバネ
力に抗して、１行印字３回係合を解除する必要があり、
且、リボンチェンジソレノイド負荷軽減対策としても前
記と同様な措置がとられており、これらが全て大型カム
を回転するための負荷となるため、大型のモータを必要
とする等の欠点を有していた。

（目的）本発明は印字桁が変ってもドライブシャフト。

プラテン、リボンベース等筐体両側板間に位置している
部品のみをその桁数に合せた部品とし、両側に配設した
色替えンレノイド、コントロールカム、紙送りコイル１
紙送りラチェット、カムレバー等をそのま＼共通に使用
できるようにして各種桁数の２色印字型プリンターを安
価に提供することを目的としている。

（構成）本発明は上記目的を達成するため印字ヘッドを載置した
キャリッジを往復移動するドライブシャフトと平行に配
設したプラテン前方もしくは後方にインクリボン巻取り
軸及び巻き戻し軸を有するリボンベースを上下方向に揺
動し得る如く取り付け筐体一側に色替えトリガー、スプ
リング及び色替えソレノイドを配設し、他側には１回転
で１動作をする紙送りカムと紙送りカム作動点と１８６
離れた点で作動するリボン送りカムを有するコントロー
ルカムを設け、紙送りカムに紙送り爪９紙送りラチェッ
トを連動させ、リボン送りカムに連動して揺動するカム
レバーの先端をリボン送りレバーに係合し、ドライブシ
ャフトの回転をコントロールカムに連動させるクラッチ
及びクラッチソレノイドを備えたことを特徴とするもの
である。以下実施例に基づいて具体的に説明する。１は
筐体底板で筐体側板２，３間にはプラテン４、ドライブ
シャフト５、ガイド棒６が平行に配設されている。７は
筐体側板２上に固定したモーターで筐体側板２外面に枢
着した歯車列８によりドライブシャフト５を所定速度で
回転し、ドライブシャフト５の左右螺溝５αに係合した
キャリッジ９を往復動するようになっている。１０はキ
ャリッジ９に載置した印字ヘッドである。１１はインク
リボン回動軸１２，１３を有するリボンベースで両側板
１４．１５がプラテン４０両端面と一定の間隔で位置し
、該両側板１４．１５の後部折曲片１４１Ｚ　、　１５
αが筐体側板後部上端溝２α、３αに後方より上下揺動
し得るよう嵌入し、スプリング１６で常時前部が上方に
回動する如く付勢されている。１８は筐体側板２外面に
固定した色替えソレノイド、１９は色替えトリガーでス
プリング２０により下端が色替えソレノイド１８より離
間するよう引張られ、中間係止部１９αがリボンベース
１１の右側縁に係止しリボンベース１１を下方回動位置
に係止している。筐体側板３外面には、コントロールカ
ム２４の１回転で１動作をする紙送りカム２１と紋紙送
りカム２１の作動点及び１８０離れた点で作動するリボ
ンカム２２とクラッチ２３を一体にしたコントロールカ
ム２４を枢着し、ギヤー２５．２６でドライブシャフト
５に連動している。２７はスプリング３５の作用により
クラッチ２３のカム面に圧接したクラッチトリガー、２
８はクラッチソレノイドである。２９はスプリング１７
の作用にて紙送りカム２１０回転制御により圧接揺動す
る紙送りレバー、３０は紙送りレバー２９に枢着されス
プリング３１で紙送りラチェット３２に係合する紙送り
爪である。バネ３６とレバー３７は紙送りラチェット３
２の送り動作に対してインデックスするだめのもの。３
３はカムレバーで端部はリボンベース１ＩＩＩ板１５の
溝１５ｂよシ突出したインクリボン送りレバー３４の係
合部３４αにリボン送り動作時に係合するよう配置して
いる。

次に作用について説明する。クラッチソレノイド２８が
作動しない時はクラッチ２３はギヤー２５と切れている
のでモーター７の駆動により回転するドライブシャフト
５の溝に倣って印字ヘッド１０を載置したキャリッジ９
が往復動する。色替えソレノイド１８が作動しない時は
りポンベース１１は先端部が下方に位置し、色替えトリ
ガー１９の中間係止部１９αに係止されインクリボン３
５の上方黒色部が印字ヘッド１０に対向している。クラ
ッチソレノイド２８が作動する度にクラッチトリガー２
７がクラッチ２３の保合部から外れコントロールカム２
４は半回転して停止する。コントロールカム２４が半回
転する時カムレバー３３はリボン送りカム２２に押され
て揺動し、インクリボン送りレバー３４の係合部３４α
を押圧することによシ、リボンベース１４がリボンベー
スストッパー３８との間の隙間内にて、僅かに下方に押
し下げられ、色替えトリガー１９の中間係止部１９１２
に加わるスプリング１６の作用によるリボンベースとの
間の圧接係合が解かれると共にこのタイミングに合せて
色替えソレノイド１８を作動させることにより色替えト
リガー１９を弱い力で動作せしめ、インクリボン３５の
下方赤色部が印字ヘッド１０に対向し色替えを行うこと
ができ、且、前記係合解除と共に前記コントロールカム
２４の回転制御による該レバーの揺動往復動作により、
リボン送りが並行して行われる。コントロールカム２４
が１回転する毎に紙送りカム２１が作動して改行が行わ
れる。

第６図は全行黒印字を行う場合である。キャリッジ９が
往動して印字区間での黒印字が終るとクラッチソレノイ
ド２８が作動してコントロールカム２４が半回転し改行
とリボン送りが行われ、次いで復動に移シ印学区間に入
る前にクラッチソレノイド２８が作動してコントロール
カム２４が更に半回転しリボン送りが行われる。

キャリッジ９が復動して印字区間で黒印字が終ると往動
に移る迄にクラッチソレノイド２８が作動してコントロ
ールカム２４が半回転して改行とリボン送りが行われて
停止している。このようにしてインクリボンの色替えは
行われず往復動の前後で夫々改行とリボン送りが行われ
る。

第７図は全行赤印字を行う場合である。第６図の如く停
止している状態から往動して印字区間に入る前にクラッ
チソレノイド２８が作動してコントロールカム２４が半
回転し、同時に色替えソレノイド１８を作動してリボン
送りと同時に黒から赤へ色替えを行い、印字区間で赤印
字が終ると復動に移る迄にクラッチソレノイド２８が作
動してコントロールカム２４が半回転して改行とリボン
送りが行われ、この時リボンベース１１もリボン送シを
行うためのカムレバー３３の揺動にてリボンベース１１
に回転モーメントが加わることにより、色替えトリガー
１９の上部係止部１９７５との係合が解かれると共に下
方に押され、リボンが赤から黒になり、リボンベース１
１がカムレバー３３の中間係止部１９αと係合し、その
状態を保持する。次いで復動に移り印字区間に入る前に
クラッチソレノイド２８が作動してコントロールカム２
４が半回転してリボン送シが行われ、同時に色替えソレ
ノイド１８が作動して黒から赤に色替えが行われ、印字
区間で赤印字が終ると往動に移る前にクラッチソレノイ
ド２８が作動してコントロールカム２４が半回転して改
行とリボン送りが行われ赤から黒に色替えが行われ停止
している。

第８図は１行に黒、赤の混在印字を行う場合である。印
字命令がくるとクラッチソレノイド２８は作動せずに往
動し、印字区間で黒印字のみが行われる。次に復動して
印字区間に入る前にクラッチソレノイド２８が１回だけ
作動するのでコントロールカム２４は前に改行した状態
から半回転だけしたま＼で改行は行わずリボン送りのみ
を行うと共に色替えソレノイド１８の作動によシリボン
が黒から赤に色替えが行われ同一行を復動して印字区間
の赤印字が終るとりラッチソレノイド２８が１回だけ作
動するのでコントロールカム２４は更に半回転し、この
間に改行とリボン送りが行われ、リボン送り時に前記と
同様リボンベース１１も下方に押されて赤から黒に色替
えが行われ停止している。この動作を繰返すことにより
１行黒赤混在の印字を行うことができる。

なお実施例では、コントロールカム半回転毎にリボン送
りを行わせる例であるが、印字桁数に対応するリボンの
使用頻度、すなわち、印字状態との兼合いにより改行と
同期してリボン送りを行わないようにしてもよい。

（効果）本発明によると印字ヘッドを載置したキャリッジを往復
移動するドライブシャフトと平行に配設したプラテン前
方又は後方にインクリボン回動軸を有するリボンベース
を上下方向に揺動し得る如く取り付け筐体一側に色替え
トリガー。

スプリング及び色替えソレノイドを配設し、他側には１
回転で１動作をする紙送、リカムと紙送りカム作動点と
１８０°離れた点で作動するリボン送りカムを一体にし
たコントロールカムを設け、紙送りカムに紙送り爪１紙
送りラチェットを連動させ、リボンカムに連動して揺動
するカムレバーの先端をリボン送りレバーに係合し、ド
ライブシャフトの回転をコントロールカムに連動させる
クラッチ及びクラッチソレノイドを備えているので印字
桁が変ってもドライブシャフト。

プラテン、リボンベース等筐体両側板間に位置している
部品のみをその桁数に合せた部品とし、筐体両側板外面
に配設した部品はそのま＼使用できるので各種桁数の２
色印字プリンターを安価に提供できる。更には、従来例
のものと比較して通常、印字状態において、紙送り作動
用ソレノイド、作動負荷軽減のため紙送りするしないに
か＼わらず、加っていたモータの負荷を軽減できるため
、小型モータを使用できる等の効果も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例平面図、第２図は第１図の右
側面図、第３図は第１図の左側面図、第４図はリボン送
り時の作動説−明図、第５図は紙送り時の作動説明図、
第６図は黒印字時の印字サイクル図、第７図は赤印字時
の印字サイクル図、第８図は１行黒赤混在印字時の印字
サイクル図である。２．３・・・筐体両側板、４・・・プラテン、５・・・
ドライブシャフト、７・・・モーター、９・・・キャリ
ッジ、１０・・・印字ヘッド、１１・・・リボンベース
、１２．１３・・・インクリボン回動軸、１４，１５・
・・リボンベース両側板、１５ｈ・・・溝、１６．１７
，３５．３６・・・スプリング、１８・・・色替えソレ
ノイド、１９・・・色替えトリガー、１９α・・・中間
係止部、１９ｂ・・・上部係止部、２１・・・紙送りカ
ム、２２・・・リボン送りカム、２３・・・クラッチ、
２４・・・コントロールカム、２７・・・クラッチトリ
ガー、２８・・・クラッチソレノイド、２９・・・紙送
シレバー、３０・・・紙送り爪、３２・・・紙送りラチ
ェット、３３・・・カムレバー、３４・・・インクリホ
ン送りレバー、３４α・・・係合部。スダー　ｔｖ！￥′づイフル　　　第６　図−イ↑寧８
混在　　　　第８図手続補正書（自発差出）昭和５９年１２月１２日

Claims

【特許請求の範囲】

印字ヘッドを載置したキャリッジを往復移動するドライ
ブシャフトと平行に配設したプラテン前方もしくは後方
にインクリボン巻取り軸及び巻き戻し軸を有するリボン
ベースを上下方向に揺動し得る如く取り付け筐体一側に
前記リボンベースとの係合解除にて、リボンの色替を行
うための色替えトリガー、スプリング及び色替えソレノ
イドを配設し、他側には１回転で１動作をする紙送りカ
ムと紙送りカム作動点と１８０°離れた点で作動するリ
ボン送りカムを有したコントロールカムを設け、紙送り
カムに紙送り爪、紙送りラチェットを連動させ、リボン
送りカムに連動して揺動するカムレバーの先端をリボン
送りレバーに係合し、ドライブシャフトの回転をコント
ロールカムに連動させるクラッチ及びクラッチソレノイ
ドを備えてなる２色印字型プリンター。