JPS6186209A - 無機質板材の製造方法 - Google Patents
無機質板材の製造方法Info
- Publication number
- JPS6186209A JPS6186209A JP20877084A JP20877084A JPS6186209A JP S6186209 A JPS6186209 A JP S6186209A JP 20877084 A JP20877084 A JP 20877084A JP 20877084 A JP20877084 A JP 20877084A JP S6186209 A JPS6186209 A JP S6186209A
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- JP
- Japan
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- water
- materials
- dry
- inorganic board
- board material
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、無機質板材の製造方法に関し、詳しくはい
わゆる乾式製法による無機質板材の製造方法に関する・ 従来の技術 従来、セメント又は石膏等を原料とする無機質板材の製
造方法として、送行ベルトコンベヤ上に予めセメント又
は石膏の粉末原料、補強繊維、骨材等を均一混合した材
料を層状に供給賦ベルト送行過程において上記混合材料
に水を散布供給し、最終的にロールプレスで成形し、養
生硬化させるいわゆる乾式製法が周知でおる。
わゆる乾式製法による無機質板材の製造方法に関する・ 従来の技術 従来、セメント又は石膏等を原料とする無機質板材の製
造方法として、送行ベルトコンベヤ上に予めセメント又
は石膏の粉末原料、補強繊維、骨材等を均一混合した材
料を層状に供給賦ベルト送行過程において上記混合材料
に水を散布供給し、最終的にロールプレスで成形し、養
生硬化させるいわゆる乾式製法が周知でおる。
従来技術の問題点
しかしながら、上記製造手段においては、送行ベルトコ
ンベヤ上の粉末原料は高々３％前後の含水率しかなく、
従って新に加水供給する際、セメント原料に水が浸透し
にくく、これが材質の不均一化の原因となるといった問
題がめった。
ンベヤ上の粉末原料は高々３％前後の含水率しかなく、
従って新に加水供給する際、セメント原料に水が浸透し
にくく、これが材質の不均一化の原因となるといった問
題がめった。
もつとも、このような問題を解消するため、送行ベルト
コンベヤ上へ原料を多層に分けて供給し、その眉間毎に
加水供給することも行なわれているが、多層に原料を供
給するための装置が複雑となり、しかも、水の浸透性の
不均一のため層間剥離の原因となる場合もあるといつた
欠点があった。。
コンベヤ上へ原料を多層に分けて供給し、その眉間毎に
加水供給することも行なわれているが、多層に原料を供
給するための装置が複雑となり、しかも、水の浸透性の
不均一のため層間剥離の原因となる場合もあるといつた
欠点があった。。
さらに、乾燥した粉末原料は、混合過程において空気を
多量にまき込んでいるために、送行ベルト上で層状原料
を加圧するときに、徐々に空気抜きを行なう必要があり
、このコントロールが非常にやっかいである上、これに
失敗すると、ブローバックを生じ良品質の製品となし得
すさらに１加圧工程で残留空気に原因してスプリングバ
ックが生じやすくなり、密度上昇もさまたげられるとい
った問題もあった。
多量にまき込んでいるために、送行ベルト上で層状原料
を加圧するときに、徐々に空気抜きを行なう必要があり
、このコントロールが非常にやっかいである上、これに
失敗すると、ブローバックを生じ良品質の製品となし得
すさらに１加圧工程で残留空気に原因してスプリングバ
ックが生じやすくなり、密度上昇もさまたげられるとい
った問題もあった。
発明の解決する問題点
この発明は上記問題点に鑑み、いわゆる乾式製法による
場合、均質な材質の無機質板材が容易に、かつ、安価に
製造し得る方法を得ることを目的としてなされたもので
ある。
場合、均質な材質の無機質板材が容易に、かつ、安価に
製造し得る方法を得ることを目的としてなされたもので
ある。
問題点を解決するに至った技術
この発明の無機質板材の製造方法は、乾燥状態で計量さ
れた必要量のセメント、繊維物質、骨材等を混合する際
、これら混合材料に造粒を生じさせない程度の量の水を
添加して混合を行ない、かくして得た加湿混合原料を成
形ベルトコンベヤ上へ層状に供給し、必要量の水を散布
供給後ロールプレスにより成形し、次いで養生硬化する
ことを特徴とするものである。
れた必要量のセメント、繊維物質、骨材等を混合する際
、これら混合材料に造粒を生じさせない程度の量の水を
添加して混合を行ない、かくして得た加湿混合原料を成
形ベルトコンベヤ上へ層状に供給し、必要量の水を散布
供給後ロールプレスにより成形し、次いで養生硬化する
ことを特徴とするものである。
作用
この発明において、乾燥状態の混合材料に造粒を生じさ
せない程度の水の量としては、上記混合材料に対し、３
〜１５重量％であり、望ましくは、乾燥材料の混合用ホ
ッパなどの上部より噴霧により供給される。
せない程度の水の量としては、上記混合材料に対し、３
〜１５重量％であり、望ましくは、乾燥材料の混合用ホ
ッパなどの上部より噴霧により供給される。
上記加水により混合材料は、加湿されるが、未だ、粉状
体とビでの流動性は保持しているだめ、コンベヤ上へ層
状に供給する場合も、スムースに行なえる。
体とビでの流動性は保持しているだめ、コンベヤ上へ層
状に供給する場合も、スムースに行なえる。
送行ベルトコンベヤ上では、硬化に必要な水がさらに添
加されるが、混合材料に既に添加された水分がいわば呼
び水的な作用を営むため、きわめて迅速に層状混合材料
に吸収される。
加されるが、混合材料に既に添加された水分がいわば呼
び水的な作用を営むため、きわめて迅速に層状混合材料
に吸収される。
また、加湿混合材料を構成する各粉粒体粒子は水分含有
によシ比重が大きくなっており、従って、混合材料中の
空気含有率が低く、抜気、圧縮が容易となる。
によシ比重が大きくなっており、従って、混合材料中の
空気含有率が低く、抜気、圧縮が容易となる。
また、この圧縮の際、層状原料中に水分が浸透しやすい
こと、及び抜気が完全に行なわれやすいことより、セメ
ントマトリックスと混合繊維の親和性が良くまた組織も
ち密になることよシ板材の比重の向上が図れ、よシ強靭
な成形体を成形し得ることとなる。
こと、及び抜気が完全に行なわれやすいことより、セメ
ントマトリックスと混合繊維の親和性が良くまた組織も
ち密になることよシ板材の比重の向上が図れ、よシ強靭
な成形体を成形し得ることとなる。
実施例
次に、この発明の実施例について説明する。
下表の配合の原料につき、■〜■までは、乾燥原料に加
水することなく乾式製法により板材を成形し、■〜■ま
では、乾燥原料に造粒しない程度の量の水を添加し、乾
式製法によシ板材を成形し、−次養生、オートクレイプ
による二次養生後板材の曲げ強度、及び絶乾比重を測定
した。
水することなく乾式製法により板材を成形し、■〜■ま
では、乾燥原料に造粒しない程度の量の水を添加し、乾
式製法によシ板材を成形し、−次養生、オートクレイプ
による二次養生後板材の曲げ強度、及び絶乾比重を測定
した。
その結果は、下表記載の通りである。
表
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 単位
セメント ４３ ４８ ４７ ４８ ４３
４８ ４７ ４８ 重量％７ リ カ
４２ ４７ ４６ ４７ ４２
４７ ４６ ４７ ＃石 綿
１５ ５ ４．５ ０ １５ ５
４．５ ０ ｌバルブ ＯＯＬ５ ５ ０ ０
２５５ 耶ｉ′ｃ−０加水の有無 無 無 無
無 有 有 有 有曲げ強度２９２２２６２０
６１５０３３５２７５ ２６９ ２１０ ｋｇ、’（
ｉ絶乾比重１８９１８１３１７９１６３１９６１９４１
８８１？２上表において配合率から明らかなように、配
合例■のものは■に、■のものば■、以下同様に■は■
に対応している。
セメント ４３ ４８ ４７ ４８ ４３
４８ ４７ ４８ 重量％７ リ カ
４２ ４７ ４６ ４７ ４２
４７ ４６ ４７ ＃石 綿
１５ ５ ４．５ ０ １５ ５
４．５ ０ ｌバルブ ＯＯＬ５ ５ ０ ０
２５５ 耶ｉ′ｃ−０加水の有無 無 無 無
無 有 有 有 有曲げ強度２９２２２６２０
６１５０３３５２７５ ２６９ ２１０ ｋｇ、’（
ｉ絶乾比重１８９１８１３１７９１６３１９６１９４１
８８１？２上表において配合率から明らかなように、配
合例■のものは■に、■のものば■、以下同様に■は■
に対応している。
上表から明らかなように、本発明によれば成形板材の比
重の向上が図れ、その結果板材強度も、同一の原料配合
のものに比し、著るしく向上し、補強繊維（石綿）無配
合のものでも、乾燥材料のみで成形した、補強繊維′含
有の試験体■、又は■に匹敵する強度を有する。
重の向上が図れ、その結果板材強度も、同一の原料配合
のものに比し、著るしく向上し、補強繊維（石綿）無配
合のものでも、乾燥材料のみで成形した、補強繊維′含
有の試験体■、又は■に匹敵する強度を有する。
効果
この発明によれば、送行ベルトコンベヤ上の混合原料に
対する加水の浸透が著るしくスムースとなるだめ、添加
水浸透不均一に原因する成形体の強度不・均一が防止で
き、寸だ、従来でおれば、厚い板材を成形する場合、何
層にも分けて原料を供給し、各層間に加水する必要がち
つだのに対し、水の浸透性が良いため、一時に層厚の厚
い層を成層出来、製造設備の省略が図れ、ざらに、供給
材料間の空気含有率も低くなるからブローバック防止の
抜気管理も容易となり、圧縮時のスプリングバックも生
じることなく、かつ、板材の密度向上も達成されるので
、きわめて強靭な成形体を製造出来るなど種々の効果を
有する１゜
対する加水の浸透が著るしくスムースとなるだめ、添加
水浸透不均一に原因する成形体の強度不・均一が防止で
き、寸だ、従来でおれば、厚い板材を成形する場合、何
層にも分けて原料を供給し、各層間に加水する必要がち
つだのに対し、水の浸透性が良いため、一時に層厚の厚
い層を成層出来、製造設備の省略が図れ、ざらに、供給
材料間の空気含有率も低くなるからブローバック防止の
抜気管理も容易となり、圧縮時のスプリングバックも生
じることなく、かつ、板材の密度向上も達成されるので
、きわめて強靭な成形体を製造出来るなど種々の効果を
有する１゜
Claims (1)
- （１）乾燥状態で計量された必要量のセメント、繊維物
質、骨材等を混合する際、これら混合材料に造粒を生じ
ない程度の量の水を添加して混合を行ない、かくして得
た加湿混合原料を成形ベルトコンベヤ上へ層状に供給し
、必要量の水を散布供給後ロールプレスにより成形し、
次いで養生硬化することを特徴とする無機質板材の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20877084A JPS6186209A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 無機質板材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20877084A JPS6186209A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 無機質板材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6186209A true JPS6186209A (ja) | 1986-05-01 |
Family
ID=16561800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20877084A Pending JPS6186209A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 無機質板材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6186209A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0657258A1 (de) * | 1993-12-08 | 1995-06-14 | Stahlton AG | Verfahren für die Herstellung von Bauteilen, insbesonders aus faserverstärkten mineralisch gebundenen Baustoffen |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP20877084A patent/JPS6186209A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0657258A1 (de) * | 1993-12-08 | 1995-06-14 | Stahlton AG | Verfahren für die Herstellung von Bauteilen, insbesonders aus faserverstärkten mineralisch gebundenen Baustoffen |
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