JPH04364904A - 繊維補強セメント板の製造方法 - Google Patents
繊維補強セメント板の製造方法Info
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- JPH04364904A JPH04364904A JP16758091A JP16758091A JPH04364904A JP H04364904 A JPH04364904 A JP H04364904A JP 16758091 A JP16758091 A JP 16758091A JP 16758091 A JP16758091 A JP 16758091A JP H04364904 A JPH04364904 A JP H04364904A
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- silica fume
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は繊維補強セメント板の
製造方法に関し、詳しくは無石綿配合とされた繊維補強
セメント板の乾式製法の改良に関する。
製造方法に関し、詳しくは無石綿配合とされた繊維補強
セメント板の乾式製法の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、屋根材、壁板等として繊維補強セ
メント製のものが非常に広く知られ、またこれら製造方
法として、図１に示すように成形ベルトＡ上に石綿等の
補強繊維を混合したセメント配合物Ｂ１ 〜Ｂ３ を層
状に供給し、加水の上ロールＲにより ２００〜３００
ｋｇ／ｃｍ２ 前後の圧力で圧縮し帯状板Ｇを連続成
形し、これを例えば屋根材の場合はこれらが互いに組合
わさった状態に製品を切り出し、養生硬化させて製品と
することが行われていた。ところで、近年では公害防止
の見地より石綿繊維の使用の制限ないしは全廃が強く要
請され、石綿代替え繊維として各種繊維が検討されてい
るが、これらの内パルプ繊維が保形性、補強効果の点で
有望であるとして注目されている。
メント製のものが非常に広く知られ、またこれら製造方
法として、図１に示すように成形ベルトＡ上に石綿等の
補強繊維を混合したセメント配合物Ｂ１ 〜Ｂ３ を層
状に供給し、加水の上ロールＲにより ２００〜３００
ｋｇ／ｃｍ２ 前後の圧力で圧縮し帯状板Ｇを連続成
形し、これを例えば屋根材の場合はこれらが互いに組合
わさった状態に製品を切り出し、養生硬化させて製品と
することが行われていた。ところで、近年では公害防止
の見地より石綿繊維の使用の制限ないしは全廃が強く要
請され、石綿代替え繊維として各種繊維が検討されてい
るが、これらの内パルプ繊維が保形性、補強効果の点で
有望であるとして注目されている。
【０００３】
【従来技術の問題点】しかしながら、上記パルプ繊維は
乾式製法における材料混合時、繊維同志が絡み合ってフ
ァイバーボール化するいわゆる「ダマ」が生じ、補強繊
維の均一分散化が達成されない場合が生じやすく、この
ため十分な補強効果が得られない問題があった。
乾式製法における材料混合時、繊維同志が絡み合ってフ
ァイバーボール化するいわゆる「ダマ」が生じ、補強繊
維の均一分散化が達成されない場合が生じやすく、この
ため十分な補強効果が得られない問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に鑑み、パルプ繊維を使用したセメント配合系における
乾式製法における材料混合時、パルプ繊維による「ダマ
」の発生を有効に防止し得る繊維補強セメント板の製造
方法を提供することを目的としてなされたものである。
に鑑み、パルプ繊維を使用したセメント配合系における
乾式製法における材料混合時、パルプ繊維による「ダマ
」の発生を有効に防止し得る繊維補強セメント板の製造
方法を提供することを目的としてなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の繊維補
強セメント板の製造方法は、シリカ分をシリカヒューム
、補強繊維をパルプ繊維としたセメント配合を使用する
乾式ベルト成形法において、配合材料物を乾式混合する
場合、先にシリカヒュームとパルプ繊維を混合しパルプ
繊維表面にシリカヒュームールを均一に付着させた後、
セメント、骨材等他の配合材料物と混合し、該混合材料
を乾式ベルト成形装置に供給することを特徴とするもの
である。
強セメント板の製造方法は、シリカ分をシリカヒューム
、補強繊維をパルプ繊維としたセメント配合を使用する
乾式ベルト成形法において、配合材料物を乾式混合する
場合、先にシリカヒュームとパルプ繊維を混合しパルプ
繊維表面にシリカヒュームールを均一に付着させた後、
セメント、骨材等他の配合材料物と混合し、該混合材料
を乾式ベルト成形装置に供給することを特徴とするもの
である。
【０００６】
【作用】この発明において使用されるセメント配合物は
補強繊維を石綿代替繊維としてパルプ繊維を使用し、か
つセメントマトリックスの結合強度向上を目的としてシ
リカヒュームを使用する配合とされ、これ以外の配合に
ついては特に記する点は無い。また、帯状体を成形する
ための乾式製法自体も従来と全く同じである。
補強繊維を石綿代替繊維としてパルプ繊維を使用し、か
つセメントマトリックスの結合強度向上を目的としてシ
リカヒュームを使用する配合とされ、これ以外の配合に
ついては特に記する点は無い。また、帯状体を成形する
ための乾式製法自体も従来と全く同じである。
【０００７】この発明において、上記シリカヒューム及
びパルプ繊維を含むセメント配合を混合するに際し、ま
ずシリカヒュームとパルプ繊維だけを先に混合する。シ
リカヒュームは非常に微細な粒子からなる粉体で、ブレ
ーン値１０００００ｇ／ｃｍ２以上とされる。従って、
このシリカヒュームとパルプ繊維とを先に混合すればパ
ルプ繊維表面にシリカヒューム粒子が均一に付着し、あ
たかもシリカヒュームでコーティングした状態となる。 このシリカヒュームを付着させたパルプ繊維をセメント
、骨材等の他の配合材料と混合すれば、上記シリカヒュ
ームのコーティング作用によって繊維同志の絡み合いが
防止され「ダマ」の発生が有効に防止されるのである。 従って、配合材料中には均一分散状にパルプ繊維が分散
し強度に優れた板材が成形可能となるのである。
びパルプ繊維を含むセメント配合を混合するに際し、ま
ずシリカヒュームとパルプ繊維だけを先に混合する。シ
リカヒュームは非常に微細な粒子からなる粉体で、ブレ
ーン値１０００００ｇ／ｃｍ２以上とされる。従って、
このシリカヒュームとパルプ繊維とを先に混合すればパ
ルプ繊維表面にシリカヒューム粒子が均一に付着し、あ
たかもシリカヒュームでコーティングした状態となる。 このシリカヒュームを付着させたパルプ繊維をセメント
、骨材等の他の配合材料と混合すれば、上記シリカヒュ
ームのコーティング作用によって繊維同志の絡み合いが
防止され「ダマ」の発生が有効に防止されるのである。 従って、配合材料中には均一分散状にパルプ繊維が分散
し強度に優れた板材が成形可能となるのである。
【０００８】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。セメント
４０〜５０重量％、シリカヒューム４０〜５０重量％、
補強繊維としてパルプ繊維３〜５重量％の配合とした乾
式製法のセメント配合物においてまずシリカヒュームの
全量とパルプ繊維の全量とを高速剪断ミキサにより１分
間混合し、その後セメントの全量を添加して４分間混合
し、乾式製法のセメント材料とした。比較例として、実
施例で使用した材料の全部を同時に高速剪断ミキサに投
入し５分間混合した。混合後の混合材料 １００ｇ中の
ダマの個数を勘定したところ、実施例は平均３．７個、
比較例の場合は平均７．４ 個と実施例の２倍弱となっ
ているのが判明した。
４０〜５０重量％、シリカヒューム４０〜５０重量％、
補強繊維としてパルプ繊維３〜５重量％の配合とした乾
式製法のセメント配合物においてまずシリカヒュームの
全量とパルプ繊維の全量とを高速剪断ミキサにより１分
間混合し、その後セメントの全量を添加して４分間混合
し、乾式製法のセメント材料とした。比較例として、実
施例で使用した材料の全部を同時に高速剪断ミキサに投
入し５分間混合した。混合後の混合材料 １００ｇ中の
ダマの個数を勘定したところ、実施例は平均３．７個、
比較例の場合は平均７．４ 個と実施例の２倍弱となっ
ているのが判明した。
【０００９】次に、上記実施例、比較例材料で乾式製法
にて厚さ５ｍｍ長さ ９００ｍｍ、幅 ４５０ｍｍの試
験板を成形し、オートクレーブにより蒸気養生を行い、
試験板を得た。 上記実施例材料と比較例材料で得た試験板の強度につい
てＪＩＳ ４ 号曲げ試験を行ったところ実施例材料の
場合は曲げ強度２１１．７ｋｇ／ｃｍ２ 、たわみ２．
０ｍｍ であったのに対し、比較例材料の場合は曲げ強
度１９０．５ｋｇ／ｃｍ２、たわみ１．６ｍｍ と実施
例より強度が下回ることが判明した。
にて厚さ５ｍｍ長さ ９００ｍｍ、幅 ４５０ｍｍの試
験板を成形し、オートクレーブにより蒸気養生を行い、
試験板を得た。 上記実施例材料と比較例材料で得た試験板の強度につい
てＪＩＳ ４ 号曲げ試験を行ったところ実施例材料の
場合は曲げ強度２１１．７ｋｇ／ｃｍ２ 、たわみ２．
０ｍｍ であったのに対し、比較例材料の場合は曲げ強
度１９０．５ｋｇ／ｃｍ２、たわみ１．６ｍｍ と実施
例より強度が下回ることが判明した。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の方法に
よれば、乾式法に供給される材料中に発生するダマの数
が略半減するので、その分補強繊維の均一分散化が図れ
、補強繊維の補強効率が高まり、その結果石綿に匹敵す
る強度のセメント板が成形可能となるのである。
よれば、乾式法に供給される材料中に発生するダマの数
が略半減するので、その分補強繊維の均一分散化が図れ
、補強繊維の補強効率が高まり、その結果石綿に匹敵す
る強度のセメント板が成形可能となるのである。
【図１】乾式製法を示す説明側面図である。
Ａ 成形ベルト
Ｂ１ 〜Ｂ３ セメント配合物
Ｒ ロール
Ｇ 帯状板
Claims (1)
- 【請求項１】 シリカ分をシリカヒューム、補強繊維
をパルプ繊維としたセメント配合を使用する乾式ベルト
成形法において、配合材料物を乾式混合する場合、先に
シリカヒュームとパルプ繊維を混合しパルプ繊維表面に
シリカヒュームールを均一に付着させた後、セメント、
骨材等他の配合材料物と混合し、該混合材料を乾式ベル
ト成形装置に供給することを特徴とする繊維補強セメン
ト板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16758091A JPH04364904A (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 繊維補強セメント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16758091A JPH04364904A (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 繊維補強セメント板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04364904A true JPH04364904A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=15852388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16758091A Pending JPH04364904A (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 繊維補強セメント板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04364904A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008155500A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Asahi Keisan Kogyo Kk | けい酸カルシウム板の製造方法 |
| JP2010510088A (ja) * | 2006-11-21 | 2010-04-02 | ガルシア，カルロス ハビエル フェルナンデス | 予備混合および乾式繊維添加処理 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP16758091A patent/JPH04364904A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010510088A (ja) * | 2006-11-21 | 2010-04-02 | ガルシア，カルロス ハビエル フェルナンデス | 予備混合および乾式繊維添加処理 |
| JP2008155500A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Asahi Keisan Kogyo Kk | けい酸カルシウム板の製造方法 |
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