JPS618613A

JPS618613A - 複軸式デイジタルトランシツト

Info

Publication number: JPS618613A
Application number: JP59130414A
Authority: JP
Inventors: Akio Takahama; 高浜　昭夫
Original assignee: Nikon Corp; Nippon Kogaku KK
Current assignee: Nikon Corp
Priority date: 1984-06-25
Filing date: 1984-06-25
Publication date: 1986-01-16
Anticipated expiration: 2010-07-19
Also published as: US4644659A; JPH0765897B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の技術分野）本発明は、デ九ルトランシット、さらに詳しくは、基盤
と、規準望遠鏡を有し鉛直軸を中心に回転可能に前記基
盤に支持された第１回転部材と、該第１回転部材と同一
の鉛直回転軸を中心にして基盤部材及び規準望遠鏡に対
し回転可能に支持された第２回転部材とを有している複
軸式であって、倍角測定法による測定が可能なディジタ
ルトランシットに関する。

（発明の背景）倍角測定法は、トランシットの構造上の欠陥や調整の不
完全等による誤差のほかに、規準や読取り等の観測操作
による誤差の影響を少なくするために行うものである。

その方法は、第１図に示すように、点０にトランシット
を据え、基盤を固定し、第２回転部材（上盤）に固定し
た第１回転部材の回転によシ点Ａを規準する。このとき
の測定値をα０　とする。次に、第２回転部材を基盤に
固定したまま第１回転部材を回転可能にして点Ｂを規準
する。次に、第１回転部材を第２回転部材に固定して再
び点Ａを規準し、続いて第２回転部材を基盤に固定した
、まだ第１回転部材を回転可能（ＡＯＢの角度σを αｎ　−αＯｄ　＝−□ により求める。

ところで、従来の複軸式ディジタルトランシットは、角
度が一般的に３６０度以下で表示されることから、回転
角が３６０度になるとディジタル表示部は零値となるよ
うに構成されている。そのため、測定角度が３６０度を
越える場合は、規準ければならなかった。従って、上記
従来の複軸式ディジタルトランシットによシ倍角測定法
による角度測定を行うときにｎ回測定して累加した測定
値が３６０度を越えると、測定作業が煩雑化する問題が
あった。

そこで従来の複軸式ディジタルトランシットは特開昭５
８−１６５０１１号公報に開示されているよ５ＪＣ，基
盤と、規準望遠鏡を有し鉛直軸を中心に回転可能に前記
基盤に支持された第１回転部材と、該第４回転部材と同
一の鉛直回転軸を中心にして基盤及び第１回転部材に対
し回転可能に支持された第２回転部材と、前記第１回転
部材と第２回転部材との間の相対角度変位を２値化コー
ドによって測定する測定手段と、該測定手段の測定値を
表示するディジタル表示手段と、上記測定手段の測定結
果が３６０度となったときディジタル表示手段を零値と
するディジタル表示クリア手段と、該ディジタル表示ク
リア手段のクリア機能を選択的に抑制するクリア抑制手
段とからなり、倍角測定法等により測定角度が３６０度
を越える時にも、ディジタル表示手段は正しい測定値を
表示するように構成されていた。

しかしながら、上記従来技術では、クリア抑制手段によ
って、ディジタル表示クリア手段のクリア機能を抑制す
ることを回路的に行なっているので構造が複雛になると
いう欠点があった。

（発明の目的）本発明は上述の欠点を解消し、構造を簡単にした複軸式
ディジタルトランシットを得ることを目的とする。

（発明の概要）基盤２と、規準望遠鏡４を有し鉛直軸８を中心に回転可
能に前記基盤に支持された第１回転部材１０と、該第１
回転部材と同一の鉛直回転軸を中心にして前記基盤及び
前記第１回転部材に対し回転可能に支持された第２回転
部材１２と、前記第１回転部材と前記第２回転部材との
間の相対角度変位を２値化コードによって測定する測定
手段１４＋２０＋２２＋２４＋２４ａ＋２４ｂ＋２Ｌ２
Ｌ３０＋３２＋３４＋３６　、３８　、４０　　と、該
測定手段に接続され、３６０度の整数倍を最大カウント
とするカウンタ手段４２と、該カウンタ手段のカウント
数よシ３６０度の整数倍を減じて表示値を０度から３６
０度未満とする第１信号と、前記測定手段の測定結果に
対応した第２信号とを択一的に出力する演算手段４４と
、該演算手段がいずれの信号を出力するかを指示する選
択手段４５．７１と、を有する複軸式ディジタルトラン
シットである。つまり、上記の如きカウンタ手段を用い
ることによシ演算手段が第１信号を演算によって（ソフ
ト的に）求めることが可能になり、処理回路の構成が簡
単になったのである。従来の如く単に測定手段が相対的
角度変位を２値化コードで測定するものでは、順方向の
計数の場合は問題がないが、逆方向に計数する場合には
フルカウントから畑らに減算をする場合があシ、フルカ
ウントが３６０度の整数倍になっていないと面倒な補正
をしなければ正しい角度変位を求めることができない。

（実施例）以下本発明の実施例を図にもとづいて説明する。

複軸式ディジタルトランシット１の機構は、第２図に示
すように、基盤２と、規準望遠＃！４を水平軸６を中心
（４一回転可能に支持し、鉛直軸８を中心に回転可能に
基盤２Ｖｃ支持された第］卿転部材１０と、基盤２及び
Ｍ１回転部材１．　’Ｑ　Ｋ対し鉛直ｓ８を中心に回転
可能に支持された第２回転部材（上盤）１２と、第１回
転部材１０と第２回転部材１２との間の相対角度変位を
２値化コードによって測定する角度測定系１４とからな
る。第２回転部材１２は、第２回転部材１２と第１回転
部材１０とを一体化する第１クランプネジ１６と、第２
回転部材１２と基盤２とを一体化する第２クランプネジ
１８を有する。角度測定系１４け、第２図及び第３図に
示すように、第１回転部材１０に取付けｆｃｆｔ、Ｈ２
ｏ、コンデンサーレンズ２２、インデックススリット２
４及び２つの受光素子２６　、２８と、第２回転部材１
２に取付けられたコード板３０とからなる。インデック
ススリット２４は、位相を９０度翼ならして配置された
２つのスリット群２４ａ、２４ｂからなる。

受光素子２６．２８の出力の演算表示回路の第１実施例
は、第４図に示すように、受光素子２６゜２８の出力が
増幅器３２．３４及び比較器３６゜３８を介して方向弁
別回路４０に接続される。方向弁別回路４０は、カウン
タ４２及び演算器４４を介してディジタル表示器４６に
接続される。

カウンタ４２は第５図に示す様に３５９°５９’５９”
を最大計数値とするカウンタ群４２０（第１カウンタ）
とＮ進カウンタ４２１（第２カウンタ）とが接続される
様構成されておシ、カウンタ群４２０が３５９°５９’
５９”を計数しておシ、さらにパルスを１つ計数すると
Ｎ進カウンタ４２１にパルスが１つ入力されると共にカ
ウンタ群４２０はリセットされる。但し、測定角度の分
解能（計数パルス１　パルスに相当する角度上述の例で
は１″）によ　。

リカウンタの構成が変る事はいうまでもない。又Ｎ進カ
ウンタ４２１の数Ｎは倍角測定により累積される角度に
よシカウンタ４２がオーバフローしない様選択する。

演算部４４にはオン、オフを選択できる選択スイッチ４
５が接続されている。

以上の回路構成において、受光素子２６　、２８れ、比
較器３６．３８によって矩形波に変換され、さらに両角
度信号は方向弁別回路４０によってカウンタにプラスの
計数を行わせる出力ａと同じくマイナスの計数を行わせ
る出力すとに分けられてカウンタ４２に入力される。カ
ウンタ４２によって計数されたパルス計数値は、演算器
４４に送られる。演算器４４は例えばマイクロコンピュ
ータにて構成され、そのフローチャートは第６図のよう
になる。）演算器４４はカウンタ４２からカウンタデー
タを読取シ（ステップ６０）、選択スイッチ４５のオン
、オフを読取る（ステップ６１）。

選択スイッチ４５がオフのとき（ステップ６２）、演算
部４４ではパルス計数値が３６０度を越えている場合は
、計数値よｊ５３６０度の整数倍の角度を減じ表示値を
０度から３６０度未満の数値に変換する（ステップ６３
．６４）。これは従来のディジタルトランシットの動き
と同様である。累積角度値が３６０度を越える倍角測定
法を実施する場合は、選択スイッチ４５をオンとすれば
、演算部はそれを読取り〔ステップ６１〕、この場合は
倍角測定であるから、演算部４４はカウンタの計数値が
３６０°を越える場合であっても上記の様な減算を行な
わす（ステップ６２）、そのままの値がディジタル表示
器４６に表示される（ステップ６４）。測定値はディジ
タル表示器４６に表示された累積角度値を倍角測定回数
で割ることによって求める。

以上の実施例では、倍角測定時に累積角度値がディジタ
ル表示器４６に表示されるので、測定値を求めるために
表示値を倍角測定回数で割る必要があったが、第２実施
例として上記測定値が直接表示される構成を第７図によ
って説明する。

受光素子２６．２８の出力の演算表示回路の第２実施例
は、第７図に示されるが、第１実施例と　。

同一の回路構成については同一の符号を付してその説明
を省略する。演算器４４には倍角測定回数設定器７１が
接続され、さらに演算器４４には測定終了スイッチ７０
が接続されている。

以上の回路構成において、倍角測定回数設定器７１に１
又は２以上の倍角測定回数が設定される。

倍角測定回数設定器７１によって倍角測定回数が１と設
定されたときには、演算部４４はパルス計数値が３６０
度を越えている場合、計数値よシ３６０度の整数倍の角
度を減じる。倍角測定回数が１以上に設定されたときに
は、いいかえると倍角測定を行うときには、演算部４４
Ｆｉ上記減算を行わない。測定終了スイッチ７０によシ
測定終了信号が入力されると演算部４４は、カウンタ４
２より計数値を読取シ、倍角測定回数設定器７１に設定
された倍角測定回数によって除算する。

その演算結果が測定値で１、ディジタル表示器４６に表
示される。演算部４４のフローチャートは、第６図にお
いてステップ６２が倍角測定回数Ｋが１か２以上かを判
断し、前者ならばステップ６３へ進み、後者ならばカウ
ンタデータを回数にで割るステップを経て、ステップ６
４へ進むようになせばよい。

なお、以上述べたいずれの例においても、カウンタ群４
２０１’を必要に応じていかよ５にも構成することがで
きる。すなわち、第５図の例では１０進のカウンタを中
心に組合せて構成したが、桁数を少なくするために１６
進のカウンタを中心に組合せるように成してもよい。

また第５図の如き構成のカウンタ群４２０を用いれば、
演算部４４はカウンタ４２の計数値から３６０度の整数
倍を表わすＮ進カウンタ４２１の内容を捨てることによ
り減算を行ない、第１カウンタ群４２０の値のみを出力
するように成すこともできる。

（発明の効果）本発明には以上のように３６０度の整数倍を最大カウン
トとするカウンタ手段を用いるととＫより処理回路の構
成が簡単になる、という効果があるＱ

【図面の簡単な説明】

第１図は倍角測定法の原理説明図、第２図は本発明の実
施例のディジタルトランシットの説明図、第３図は第２
図の角度表示系の拡大説明図、第４図は演算表示回路の
第１実施例のブロック図、第５図はカウンタの構成図、
第６図は演算器のフローチャート、第７図は演算表示回
路の第２実施例のブロック図である。（主要部分の符号の説明）２・・・基盤、４・・・規準望遠鏡、８・・鉛直軸、１
０・・・第１回転部材、１２・・・第２回転部材、１４
・・・角度測定系、４２・・・カウンタ、４４・・演算
器、４５・・・選択スイッチ、７１・・・倍角測定回数
設定器。

Claims

【特許請求の範囲】

基盤と、規準望遠鏡を有し鉛直軸を中心に回転可能に前
記基盤に支持された第１回転部材と、該第１回転部材と
同一の鉛直回転軸を中心にして前記基盤及び前記第１回
転部材に対し回転可能に支持された第２回転部材と、前
記第１回転部材と前記第２回転部材との間の相対角度変
位を２値化コードによって測定する測定手段と、該測定
手段に接続され、３６０度の整数倍を最大カウントとす
るカウンタ手段と、該カウンタ手段のカウント数より３
６０度の整数倍を減じて表示値を０度から３６０度未満
とする第１信号と、前記測定手段の測定結果に対応した
第２信号とを択一的に出力する演算手段と、該演算手段
がいずれの信号を出力するかを指示する選択手段と、を
有することを特徴とする複軸式ディジタルトランシット
。