JPS6185358A - 4−オキソ−2−アゼチジンカルボン酸の誘導体 - Google Patents

4−オキソ−2−アゼチジンカルボン酸の誘導体

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JPS6185358A
JPS6185358A JP59206922A JP20692284A JPS6185358A JP S6185358 A JPS6185358 A JP S6185358A JP 59206922 A JP59206922 A JP 59206922A JP 20692284 A JP20692284 A JP 20692284A JP S6185358 A JPS6185358 A JP S6185358A
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JP
Japan
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compound
group
formula
oxo
reaction
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Application number
JP59206922A
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English (en)
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Toshiya Tamura
田村 隼也
Makoto Yoshida
誠 吉田
Hidenori Iwamoto
岩本 英徳
Shinichi Tsukamoto
塚本 紳一
Minoru Yamamoto
実 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、中枢神経系に作用する4−オキソ−2−アゼ
チジンカルボン酸の誘導体またはその塩に関する。
(発明の詳細な説明) 本発明の目的化合物は、つぎの一般式(I)で示される
(式中 R1は水素原子、低級アルキル基または複素環
基で置換されたメチル基 を、R2とR3は共に水素原子であるか。
または両者一体となって炭素数2乃 至4個のプルキレン基を意味する。
ただし、R1が4(5)−イミダブリル基で置換された
メチル基であるときは R2とR3は共に水素原子であ
るか、または両者一体となってエチレン基を意味する。
)本発明の目的化合物(I)についてさらに説明すると
、以下の通りである。
R1の意味する「低級アルキル基」とは炭素数1乃至4
個の直鎖状または分枝状の炭素鎖である。代表的なもの
としては、メチル基、エチル基。
プロピル基、イノプロピル基、イソブチル基。
5ee−ブチル基で゛ある。「複素環基で置換され砂 たメチル基」とは、ピラゾリル基、フタルミド基、イミ
ダゾリル基から選ばれた複素環基で置換されたメチル基
である。このうち、イミダゾリル基は窒素原子のいずれ
か一方に低級アルキル基を置換して℃・でもよい。複素
環基で置換さである。ここに、R1が水素原子、メチル
基、イソプロピル基、イソブチル基、  5ec−ブチ
ル基。
1−ピラゾリルメチル基、3−イミダゾリルメチル基で
あるときは、上式中の−NHCHCO−は夫々グリ7ン
残基、アラニン残基、バリン残基、ロイシン残基、イン
ロイシン残基、1−ピラゾリルアラニン残基、ヒスチジ
ン残基を意味することになる。
つぎに R2とR3が一体となって形成される炭素数2
乃至4個のアルキレン基は、エチレン基。
プロピレン基、ブチレン基である。R2とR3が共に水
素原子のとき、または両者一体となってプ0ピレン基で
あるときは、上式中の−N<CH−R3ことになる。
化合物CI)の塩としては、非毒性の酸との塩(たとえ
ば塩酸塩、硫酸塩などの無機酸塩、およびベンゼンスル
ホン酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、酒石酸塩などの有機酸
塩)が挙げられる。
本発明の目的化合物(I)は      −不整炭素原
子を有しており、これに基づく立体異性体が存在する。
本発明の目的化合物にはこれらの異性体の分離されたも
のおよび混合物を包含する。
(従来の技術) 本発明の目的化合物(I)に関連する化合物としては、
別名を「サイロトロピン放出ホルモン」(TRH)とも
いうし−ピログルタミル−L−ヒスチジ/l/ −L−
プロリンアミド(pGlu−His−Pro−Nl2)
 。
およびメラミン細胞刺激ホルモン放出抑制因子(MIF
メラノスクチン)という L−プロリル−、。
L −0イシルーグリシンアミド(Pro−Leu−G
ly−Nl2)が知られている。
TRHの存在は1960年代から既に知られていたが、
  1970年にその構造が確認された[ Endoc
rino−1ogy 86.1143(1970) ]
。TRHは2本来咄乳動物の脳下垂体におけるサイロト
ロピン(TSH)の放出を調節するホルモンとされてい
た。しかし、その後の研究によって、このトリペプチド
TRHの生物学的機能はTSH放出の調節に限定される
ものではなく、中枢神経系(CNS)に広く作用するこ
とが明らかになり、この発見によって新しい研究の分野
が開かれた[5cience 178.417 (]9
72) 。
Lancet 2.999 (1972) ]。かくし
て、  TRHはTSH放出活性のほかに、バルビッー
ル酸塩類やアルコールによって起こされた睡眠の継続時
間の減少。
種々の薬剤の刺激による低体温症状の抑制、運動活性の
充進、ハロペリドールによって起こされる全身強直症の
防止あるいは記憶力増強作用。
精神分裂病の症状の改善、抗うつ病作用等のCNSに対
する作用を有することが知られている。
更にTRHは脳内の機能性もしくは器質性障害たとえば
頭部外傷、脳手術、脳血管障害、脳腫瘍(などに起因す
る意識障もとりわけ急性ないし亜急性の意識障害の改善
、治療剤であることも見い出されている(特開昭51−
118841号)。臨床治療面において、  TRHよ
りTSH放出活性は弱いか殆んど示さず、しかも上記し
たCNSに対する作用はTRHと同等かまたはそれ以上
の作用を与えるようなTRH誘導体の出現が要望されて
いた。
その様な目的で種々のTRH誘導体が合成され。
CNSに対する作用も更に拡大されて来た。この目的で
合成された化合物としては1例えば、TRHよりTSH
放出活性が弱いが麻酔拮抗作用、自発運動の増加または
ドパミン様作用があり人の睡眠剤中猾、意識障害、多動
児、精神分裂病、うつ病、パーキンソン氏病の改善治療
に有用であるとされているTRH誘導体(特開昭52−
116465号)。
頭部外傷後の意識障害に対する作用、ヘキソバルビクー
ルによる睡眠継続時間の減少作用があり、脳内の器質性
もしくは機能性障害に起因する意識障害患者、老衰また
は精神疲労を呈する患者の治療またうつ状態などの治療
に有用であるとされているTRH誘導体(%開昭56−
59714号)が知られている。
一方、  MIFは内分泌作用のほか、  CNS作用
を与えることが知られている。
(発明の効果及び利用) 本発明の目的化合物は、  TRHのピログルタミル(
pGlu )構造部分あるいはMIF’のプロリン構造
部分を従来全(採用されて℃・なかった4−=7= オキソ−2−アゼチジニルカルボニル構造上に変換した
誘導体である点に化学構造上の特徴を有し、しかも薬理
作用上は上記したTRH、従来公知のTRH誘導体及び
、 MIF誘導体よりも顕著に強力なCNS作用を有し
、医薬として有用である。例えば精神分裂病、うつ病、
脳血管障害後遺症9頭部外傷、老年痴呆、てんかん等に
おける意識障害改善剤あるいは意欲減退、抑うつ症。
記憶減退などの改善剤として有用である。また。
本発明の化合物は、単独で投与するが、あるいは L−
DOPAと併用することにより、パーキンソン症の改善
に有効である。
本発明の目的化合物(T)は、そのままあるいは適宜の
薬理的に許容される担体、賦形剤、希釈剤と混合し、散
剤、顆粒剤1錠剤、カプセル剤、注射剤(静脈内、皮下
、筋肉内)、坐剤などの形態で経口的または非経口的に
投与することができる。
本発明目的化合物(I)の投与量は、化合物(I)の種
類2年令2体重、症状、投与経路などにより異なるが、
たとえば、注射の場合、約0.001−10mg好まし
くは0.01〜O,1mg (1回投与量)であり、経
口の場合約0.05〜500 ”g好ましくは01〜1
0I10In回投与量)テアル。
(製造法の具体的説明) 本発明の目的化合物は、以下の経路により製造される。
(式中、RZ  R2およびR3は前記の意味を示す。
)すなわち9本発明によれば目的化合物(T)は(a)
化合物(JT)と化合物(m )とを反応させて化合−
9= 物(TV)を作り9次いでこの化合物(IV)と化合物
(V)とを反応させるか、あるいは。
(b)化合物(m)と化合物(V)とを反応させて、化
合物(VI)を作り2次いで得られた化合物(Vl)と
化合物(II)を反応させることによって製造できる。
上記、(a)または(b)で採用される化合物(I)の
製造反応はペプチド合成反応であり、それ自体公知の手
法が用いられる。通常使用できる手法としては、ジシク
ロへキシルカルボジイミドを縮合剤とする方法、アジド
法、酸クロリド法。
酸無水物法、活性エステル法が挙げられる。これらの方
法を行なうには1通常各工程のペプチド形成反応に先き
だち、原料化合物のその反応に関与しないアミノ基、イ
ミノ基、カルボキシル基等の官能基を保護することが行
なわれ、また、ペプチド形成反応に関与するアミン基、
イミノ基またはカルボキシル基は必要により活性化する
アミン基、イミノ基またはカルボキシル基が−]O− 活性化された化合物例えば活性エステルは、一旦単離し
てからペプチド合成反応に付しても良く、また単離しな
(・でペプチド合成反応に付しても良い。
アミン基の保護基としては9例えば、ペンジルオモシ力
ルボニル基、t−ブチルオキシカルボニル基、p−メト
キシベンジルオキシカルボニル基、フタロイル基、トリ
フルオロアセチル基などが、またイミノ基の保護基とし
ては2例エバトシル基、ベンジルオキシカルボニル基。
p−メトキシベンジルオキシカルボニル基、ベンジル基
、2.4−ジニトロフェニル基などが挙げられる。
カルボキシル基の保護基としては、メチルエステル、エ
チルエステル、ベンジルエステル。
p−ニトロベンジルエステル、t−ブチルエステルなど
のエステルの形態が用いられる。
反応に関与する基の活性化は、アミン基、イミノ基であ
るときはたとえば三塩化リンを月見・るホスファゾ法、
ホスゲンを用いろイソシアナート法、あるいは亜リン酸
エステル法を用いることにより、また、カルボキシル基
のときは。
ジシクロへキシルカルボジイミドを縮合剤とする方法、
活性エステル(2,4−ジニトロフェノールエステル、
N−ヒドロキシサクシンイミドエステルなど)、アジド
、カルボン酸無水物の形で行なわれる。これらの内、化
合物(TV)と(V)との合成にはアジド法あるいはジ
シクロへキシルカルボジイミドを縮合剤とする方法が好
まれる。また、アミノ酸の N−カルボキシ無水物を用
いて保護基を用いずに直接ペプチドとする方法を用℃・
る事もできる。
次に、ペプチド形成反応は、常法により不活性溶媒中、
冷却下あるいは室温下または加温して行なわれる。好適
な溶媒としてはジノチルポルムアミド(DMF)、  
酢酸エチル、ジクロルメタン(塩化メチレン)、テトラ
ヒドロフラン等が用いられる。
反応生成物から保護基を除去する必要があるときは、た
とえば、ベンジルエステルの場合には接触還元により、
  p−)ルエンスルホニル基の場合には無水フッ化水
素、  HOBT、またはフッ化丞素−ピリジンコンプ
レックスなどを用いることにより、保護基がアルキルエ
ステルのときは加水分解により、保護基がベンジルオキ
シカルボニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル
のときは接触還元または臭化水素酸−酢酸処理により、
保護基が t−ブチルオキシカルボニル基のときは酸分
解により容易に除去できる。
(実施例) 以下、実施例を挙げて本発明の化合物およびその製造法
をさらに説明する。
実施例で使用した略号は、以下の意味を表わす。
mp   融点 NMR核磁気共鳴スペクトル IR赤外線吸収スペクトル Mass   質素分析スペクトル z    ベンジルオキシカルボニル ph   フェニル Leu   ロイシン Pro    プロリン Gly   グリシン Val   バリン Ser   セリン His   ヒスチジン DCCジシクロへキシルカルボジイミドBOCt −ブ
チルオキシカルボニル DMF   ジメチルホルムアミド HOBT   1−ハイドロキシ−1,2,3−ベンゾ
トリアゾール p−TllOHハラトルエンスルホン酸実施例 1゜ Z −Val −OH+ H−Pro−NH2−〉Z−
Val −Pro −NH2(a) よ      23 N−ベノジルオキシ力ルボニルーL−バリンHOBT 
2.23gを乾燥DMF 50 mlに溶解し、水浴中
で冷却する。DCC3,4Qgを加えた後その混合物を
0〜5CKて1時間攪拌し2次いで室温下に終夜攪拌す
る。不溶物をP去後、P液は減圧下に濃縮する。残留物
をシリカゲル500 mlを用いたカラムクロマトグラ
フィーに付す。クロロホルム−メタノール−アンモニア
水(95: 5 : 0.5 )の混合液で溶出すると
、N−ベンジルオキシカルボニル−L−バリルーL−プ
ロリンアミド34.25gが得られる。このものは塩化
メチレノ−n−ヘキサノで結晶化する。
(i)  mp  135−138゜ 11)NMR(CDCl3 )δppm :  7.3
6(5H+Ph ) 、6.82(IH7NH)、 5
.66(2I(、d、 C0NH2)、 5.08(2
H,Ph暢)。
(iiDIR(KBr) Cm−+  : 3400,
3300,1660,1630゜1530.1,410
,1290.12406ψ Mass、 (mHz )
 :  347 (M+) 、303 + 275 +
 234 + 206 +195.162.91 Z −Vat−Pro −NH2−〉H−Val −P
ro−NH2(b) 化合物31.388gをメタノール20 mlに溶解し
、]]O%PPd−C1601Tを加える。常法により
水素化し定量的収率で L−バリル−し−プロリンアミ
ド4を得る。このものは精製しないで次の反応に用いる
上で得られた化合物4.(S)−4−オキソ−2−アゼ
チジンカルボン酸54.60mg及びT(OBT 54
0 mgをDMF 20 mlに溶解する。これを水浴
中で冷却した後、 DCC907[11gを加える。こ
の混合物をO〜5Cにて4時間攪拌し2次いで室温下に
終夜攪拌する。
不溶物をP去後、P液を減圧下に濃縮する。残留物をシ
リカゲル200 mlを用いたカラムクロマトグラフィ
ーに付ス。クロロホルム−メタノール−アンモニア水(
80: 20 : 2 )混液で溶出すると。
N−[(Sl−4−オキソ−2−アゼチジニルカルボニ
ル]−L−バリル−し−プロジノアミド6フ80唄が得
られる。
(!l  NMR(D20 )δppm :  4.5
2(IH,d 、 Valα−CH) 。
旦 1り  IR(KBr ) cm−+ :  3250
,2950,1750,1670゜1620.1530
.1440 (曲  Mass  (mHz)  :   310 
 (M+)、   266.240,223,195゜
141.70 実施例 2゜ BOC−Leu−OH+ H−Gay−NH2→BOC
Leu Gly NH2(a) N−t−ブチルオキシカルボニル−L−ロイシン1永和
物72.89g、 HOBT 1.73g及びグリシン
アミド8860mgをDMF 50 mlに溶解し、水
浴中で冷却する。DCC2,64gを加えた後、混合物
をO〜5uで4日間攪拌する。不溶物をf去後、P液は
減圧下に濃縮する。残留物を酢酸エチル80 mlに溶
解し、炭酸水素ナトリウム水溶液、0.IN−塩酸。
水で順次洗浄する。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を留去する。N−t−ブチルオキシカルボニ
ル−L−ロイシル−グリシぶアミド9を含む残留物2.
50gはこのまま次の反応に用いる。
(i)  NMR(CD、OD)δppm :  4.
0(IH,Leu  α−CH)。
3.80(2H,d、 G1yrCH2)、’ 1.3
〜1.7(12H,BOC。
1i)  IR(KBr) cm−+ :  3300
,2950,1660,1520゜(曲 Mass  
(mHz)  :  288 (M+1 )、  23
2,214,186゜130.86 (5,BOC−Le”−Gly−NH,−H−Lou 
−Gly−NH2°CF°COOHf、)で得られた化
合物9を乾燥塩化メチレン20m1に溶解し水浴中で冷
却する。トリフルオロ酢酸20m1を加えた後、2時間
水浴中で攪拌する。反応液を減圧下に濃縮し2次−・で
ベンゼンを用(・て共沸脱水する。残留物をエーテルで
トリチーレートしエーテル層はデカンテーションで除く
。エーテルに不溶な固体を乾燥し、L−ロイシル−グリ
シンアミド ) IJフルオロ酢酸塩10が定量的収率
で得られる。これをそのまま次の反応に用いる。
(c) 化合物5253 mgとHOBT 327 mgを乾燥
DMF 10mZに溶解し、氷冷する。DCC499r
r@を加えた後、15分間水冷下攪拌する。この混合物
に、化合物10790■とトリエチルアミン244 m
gからDMF 10 ml中で調製された L−ロイシ
ル−グリシノアミドのDMF溶液を加える。この反応液
を0〜5Cで終夜攪拌する。
不溶物を1去し、P液は減圧下に濃縮する。残留物をシ
リカゲル(150ml )のカラムクロマトグラフィー
に付す。クロロポルム−メタノール−アンモニア水(8
0: 20 : 2 )で溶出すると N−[(S) 
−4−オキソ−2−アゼチジニルカルボニル]−L−ロ
イシル−グリシノアミド1] 379 mgカ4’)も
れる。
(1)[αコぴ −473° (C= 1.27.メタ
ノール)(iD  NMR(CD30D )δppm 
: 4.36(]、H,t、 Leuα−CH)。
O,90C6H,d、d、 CH3) (jj9 1R(KBr ) cm−1:  3250
,2950,1750,1650゜QV)Mass (
ny’z):  285(M+])、  242,22
8,183,167゜141.86 実施例 3 実施例2 (a) Kお〜・て化合物8の代わりK  
L −プロリンアミド2を用いて同様に反応を行なうこ
とKより N−1−ブチルオキシカルボニル−し−ロイ
シルー■、−プロリンアミド12を得る。
(9T−1,t−Bu)、 1.0.0.92(6H,
s、s、 CH3)1i)  IR(KBr) crr
rl  :  3350,2950,1690,163
0゜1500.1/140,1.160 (曲  Mass  (亀/z)  :  328(M
+1 )、   283,272,254゜214.2
09,186.70 (5)”00−”+eu −Pro−ゞ“1′−”−”
Leu Pro NHt”CFsCOOH実施例2(b
)において、化合物9のかわりに、上で得られた化合物
12を用いて同様に反応を行うことKより L−ロイシ
ル−し−ブロリノアミドトリフルオロ酢酸塩13を得る
。これはそのまま次の反応に用いる。
(C) 実施例2(c)と同様な方法により、化合物5253■
と上で得られた化合物13751 mgから目的とする
 N−[(s)−4−オキソ−2−アゼチジニルカルボ
ニル]−り一ロイシルーL−フロリンアミド14355
 mgを得る。
(i)  [α]′D6−120.9°(C=0.8.
メタノール)。
(iD  NMR(CD、OD )  δppm : 
 4.70,4.44(2H,Leuα−CD− (68,s、s、CH3) (l!l)  I R(KBr )δppm :  3
250,2950,1750,1670゜1630.1
540.1440 0ψ Mass (m/y、) :  325(M+1
)、  280,267.254゜209.70 実施例 4 (a) DL−3−(1−ピラゾリル)アラニン メチルx y
、 テ/l/ 2塩酸塩16 ]、OOgをDMF 2
7 ml K溶解し。
これを−200〜−30CK冷却してトリエチルアミン
878 mgを加え同温度で15分間反応させる。これ
に(S)−4−オキソ−2−了ゼチジ7力ルポノ酸ベノ
タクロルフーニルエステル] 5 ]、550gヲ加工
=20〜−3CI’で30分間、O〜5Cで4日間反応
させる。沈でん物をP去し、P液から溶媒を減圧留去し
て得られる残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付す。クロロホルム−メタノール(9:1)にて溶
出すると N−−[(s) −4−オキソ−2−アゼチ
ジニルカルボニル]−DL−3−(1−ピラゾリル)ア
ラニンメチルエステル]7895 mgが白色結晶とし
て得られる。
(り  mp  116−119 C (1:)NMR(D20 )  δppm :  7.
52〜7.76(2H,ピラゾール環3,5位)、  
6.39(IH,ピラゾール環4位)。
4.90〜5.15(IH)、 4.16〜4.36(
IH,2種のd、d。
アゼチジン環2位)、 3.80(3H,s、 OCH
3)+ 3.33(IH,d、d、アゼチジン環3位)
、2.62〜2.9/I(]IH2種のd、d、アゼチ
ジン環3位) (曲  IR(KBr)  cm−+  :   33
40,3260,3100,2950゜1770.17
35,1655,1645,1550.1520GJ 
 Mass (mZz) :  267 (M+1.)
、 196,152,121..8]〜       
                 18bO0IN水
酸化ナトリウム水溶液25 mlを氷冷し、これに上で
得られた化合物17670mgを加えて水冷下[900
分間反応せる。反応終了後0.IN塩酸25m1を加え
て中和し減圧下に溶媒を除去する。さらにトルエンを用
いて共沸脱水を行うと白色粉末が得られる。
これをDMF 25 mZに溶解し氷冷下にHOBT 
510 n’gL−プロリフ7ミド22891T1g、
 DCC570mgを加えて0〜5Cで一夜反応させる
。不溶物をr去し、r液から溶媒を減圧下に留去して得
られる残留物をシリカゲルカラムクロマトゲラフィーに
付す。り2−アゼチジニルカルボニル]−3−(1−ピ
ラゾリル)アラニル−し−プロリフ7ミド18a、]、
8bが得られる。
このものは、置換−])L−アラ二ノ部に由来する2種
類のジアステレオマー混合物であるが分離の結果、極性
の弱い化合物18a、 305 mg+極性の強1、−
化合物18b 113 mg及び18a、 ]、8b 
 を含む粗製化合物5131T1gが得られる。
18a : □ 。
(1)[α]甘 −943°(cm1.メタノール)(
11)NMR(D20)δppm :  7.71(I
H,d、ピラゾール環3位)、 7.63(H(、d、
ピラゾール環5位)、 6./10(IH,d、d、ピ
ラゾール環4位)、 5.22(IH,d、d)。
4、.24(tH,a、d、 7ゼチジン環2位)、 
4.08〜4.64(合計4H)、 3.33(1,H
,d、d、アゼチジン環3位)。
2.76(IH,d、d、アゼチジン環3位)、 1.
72〜2伺(4H,m) 曲)   IR(KBr)cm−+  :   295
0,2850,1755,1670゜1.550,1,
530,15]5 0ψ Mass (mZz ) :  348 (M+
) 、304 + 278 + 235 +208.1
90.70 18b : (I)[α]%、’  −34,7°(C=1.メタノ
ール)26一 (!:)    NMR(D20  )  δ ppm
  :   7.55〜7.70(2H,ビラ ン゛−
ル位)、 4.08〜4.62 (合計4位)、 3.
33(11−T、d、d、アゼチジノ環3位)、 2.
go(IH,d、d、アゼチジン環3位)、 1.72
〜2.44(4H,m)(1ip  IR(K11r 
) cm−+ :  2950,2850,1755,
1670゜1550.1530.1515 11J  Mass (m/z) :  348(M+
)、  304,278,235゜208.190.7
0 実施例 5 菅・ N−ベンジルオキシカルボニル−L−セ1)ル−1、−
フロIJ 77ミド19643 mgをDMF 10m
1に溶解し、これにフタルイミド294■、トリフェニ
ルホスフィ1524 Tng、及びジエチルアソ”・ジ
カルボキー/レー)3801T1gを加え室温下で3日
間反応させる。
反応後減圧下((溶媒を留去し、残留物をシ1ノフノゲ
ルカラムクロマトグラフイーに付す。クロロツ二ルムー
メタノール(95: 5 )で溶出すると泡状物質とし
て N−ベンジルオキシカルボニル−−(1.3−ジヒ
ドロ−1.3−ジオキソ−2H−2−イソインドリル)
−L−アラニル−■,ーフ゛ロ1ノツプミド20 31
0 +11gを得た。
(i)  NMR ( CDCl2)δppm :  
7.63〜7.89(4H, ヘ/セ/環)、 7.2
7(5H,べ/ゼン環)、 6.59〜703(IH)
、 5.73〜6.13(IH)、 5.19〜5.5
9(IH)。
5、01 (2H, s 、  Ph C凸)、4.6
7〜519(合計3H)。
4、45〜4.67(IH, Proα−CH)、 3
.13 〜4.13(4H。
)N − C H2  1 ピロリジン環)、 1.7
3〜2.57(4H。
ピロリジン環) (ifl  Mass (m/z) :  464 (
M”)、 420,351,312,243。
160、91.70 (b)   Z−Nf(CHCO−Pro−NH2NH
,CHCO−Pro−NH27142        
  →    C)I2化合物20 591 mg,パ
ラトルエンスルホン酸1水和物242mgをメタノール
65mlK溶解し,これを10%Pd−C59mgの存
在下に水素化する。反応終了後触媒を戸去し,次℃・で
溶媒を留去すると泡状物aとして 3−(1.3−ジヒ
ドロ−1.3−ジオキソ−2H−2−イソインドリル)
−L−アラニル−Lーブロリ/アミド バラトルエンス
ルホノ酸塩2J658 ”gを得る。これはこのまま次
の反応に用いる。
(り  Mass (FAB) (m/z)  :  
331 (遊離塩基としてのM+)。
315、286,189,171.70(・)   。
IcI 化合物21622mgをDMF 24 ml VC溶解
し,−20°〜−30Cに冷却してトリエチルアミン1
28mgを加え。
同温度で30分間反応させる。これに化合物15436
 rltgを加え,−20°〜−30Cで30分間0〜
5]−’Cーー夜反応させる。反応液より減圧下に溶媒
を留去し残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付す。クロロホルム−メタノール(9:])で溶出す
ると N−[(S)−4−オキソ−2−アゼチジニルカ
ルボニル]−3−(1.3−ジヒドロ−1。
3−ジオキソ−2H−2−イソインドリル)−り一アラ
ニルーし一ブロリノ了ミド22 398■を泡状物質と
して得る。
(i)[α]′D3ー102.6° (C二0.53,
メタノール)(ID  NMR(D20 >  δpp
m  :  7.89(4f(、s)、  5.21(
IH,t)。
430〜4.57(IH)、  3.42〜4.30(
51−1)、  3.08〜3.42(]、IH、2,
67(IH,d、d、)、  1.76〜2.50(4
H)(!!り   IR(KI3r)  cm−+  
 :   3350,2940,2850,1760゜
17]5(肩)、 1705,1670,1630,1
540.152011V)  Mass  (m/z)
  :  427(M+)、  383,313,28
6゜2/14,189,147,104.70実施例 
6゜ (Sl]−t−ブチルオキシカルボニル−2−アゼチジ
ニルカルボアミド23400 mgを塩化メチレノ2.
5 mlに溶解し、0〜5CK冷却し トリフルオロ酢
酸5 mlを加えた溶液を0〜5Cで1時間攪拌した。
反応液を減圧下に濃縮し、(S)−2−アゼチジ255
32 mgを加え同温度で15時間攪拌した。次℃・で
パラトルエンスルホノ酸1水和物380 mgを加え減
圧下に水を留去した。残留物を了セトニ) IJルーベ
ノゼノにて共沸脱水して減圧下に乾燥すると。
N”−[(Sl−4−オキソ−2−アゼチジニルカルホ
゛ニル]−L−ヒスチジノ26を含む粉末状物質を得る
。これをDMF 20 mlに溶解し、上記(a)で得
られた化合物2/Iを加え氷冷する。l’)CC206
111gを加え。
室温下に24時間攪拌した。反応混合物を濾過し。
r液を減圧下に濃縮して得られる残留物をシリカゲル(
200g )のカラムクロマトグラフィーで精、I L
 タ。クロロホルム−ツタノール−濃アンモニア水(9
o : ]O: 0.1 )で溶出することにより。
無色固体として(S)−1−[N″′−[(S)−4−
オキソ−2−アゼチジニルカルボニル]−L−ヒスチジ
ルコ−2−アゼチジニルカルボアミド27409mgを
得た。
(il  NMR(D20)δpprn :  7.7
8(IH)、 7.06(IH)。
380〜4.50(41()、 3.37(IH,d、
d)、 2.94〜320(2f()、 2.82(I
H,d、d)、 2.42〜3.06(IH,m)。
210〜2.42(If(、m) (tt)  TR(KBr)cm−+  :   33
50,3230,1740.1670(肩)。
1630 、1555 (肩)、 1535(i!り 
 Mass (m/z) :  334(M”)、  
264,220,207゜136.110.82 =33−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素原子、低級アルキル基または複素
    環基で置換されたメチル基を、 R^2とR^3は共に水素原子であるか、両者と一体と
    なって炭素数2乃至4個 のアルキレン基を意味する。ただし、 R^1が4(5)−イミダゾリルで置換さ れたメチル基であるときは、R^2とR^3は共に水素
    原子であるか、または両 者一体となってエチレン基を意味する。) で示される4−オキソ−2−アゼチジンカルボン酸の誘
    導体またはその塩
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