JPS6110578A - 1−および/または3−置換−4−オキソ−2−アゼチジニルカルボニル誘導体およびその製造法 - Google Patents

1−および/または3−置換−4−オキソ−2−アゼチジニルカルボニル誘導体およびその製造法

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JPS6110578A
JPS6110578A JP59129220A JP12922084A JPS6110578A JP S6110578 A JPS6110578 A JP S6110578A JP 59129220 A JP59129220 A JP 59129220A JP 12922084 A JP12922084 A JP 12922084A JP S6110578 A JPS6110578 A JP S6110578A
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oxo
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JP59129220A
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English (en)
Inventor
Hidenori Iwamoto
岩本 英徳
Toshiya Tamura
田村 隼也
Makoto Yoshida
誠 吉田
Minoru Yamamoto
実 山本
Soichi Kagami
加賀美 壮一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は医薬として利用できる新規な 1−および/または3−置換−4−オキソ−2−アゼチ
ジニルカルボニル誘導体またはその塩および該化合物の
製造法に関する。
(発明の構成) 本発明の化合物は、つぎの一般式で示される 1−およ
び/または3−置換−4−オキノー2−アゼチジニルカ
ルボニル誘導体またはその塩である。
(式中、R1は 水素原子、置換の低級アルキル基を。
R2は 水素原子、未置換または置換 の低級アルキル基を。
中R4は水素原子または低級 アルキル基を意味する)で示 されるイミダゾリル基を。
意味する。
但し R1とR2とが共に水素原子 を意味することはない。) また2本発明の製造法は、一般式 (式中 R1およびR2は前記の意味を有する。〕 で示される 1−および/または3−置換−4−オキソ
−2−アゼチジノカルボン酸またはその反応性誘導体と
一般式 反応させることを特徴とする前記一般式(I)で示され
る 1−および/または3−置換−4−オキソ−2−ア
ゼチジニルカルボニル誘導体またはその塩の製造法であ
る。
本発明の目的化合物(I)につt・てさらにしては、メ
チル基、エチル基、プロピル基イノプロピル基、ブチル
基、ペンチル基などの炭素数1乃至5個の直鎖または分
枝状のアルキル基である。低級アルキル基の1置換基」
としては、水酸基またはフェニル基である。
化合物(I)は、少くとも3個の不斉炭素原子を有して
おり、これにもとづく立体異性体が存在する。本発明の
目的化合物にはこれらの異性体の分離されたものお、よ
び混合物を包含する。
また、化合物(I)は塩を形成する。塩としては、非毒
性の酸との塩(たとえば塩酸塩などの無機酸塩、および
クエン酸塩、酢酸塩、酒石酸塩などの有機酸塩)が挙げ
られる。
本発明の目的化合物(I)は、そのままあるいは適宜の
薬理的に許容される担体、賦形剤、希釈剤と混合し、散
剤、顆粒剤1錠剤、カプセル剤、注射剤(静脈内、皮下
、筋肉内)、坐剤などの形態で経口的または非経口的に
投与することができる。
本発明目的化合物(I)の投与量は、化合物(I)の種
類1年令2体重、症状、投与経路などにより異なるが、
たとえば、注射の場合、約0.001〜10 +1tg
好ましくは0.01〜0.lff1g (1回投与量)
であり、経口の場合約0,05〜5001r@好ましく
は0.1〜10■(1回投与量)である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的化合物(I)に関連する化合物としては、
別名を「サイロトロピン放出ホルモン」(TRY()と
もいうし−ピログルタミル−L−ヒスチジル−L−グロ
リンアミド(pGlu−Hia−Pro−NH2)が知
られている。
TRHの存在は1960年代から既に知られていたが、
  1970年にその構造が確認された〔Endo−c
rtnology 86.1143 (1970) ]
。TRHは2本来哨乳動物の脳下垂体におけるサイロト
ロピン(TSH)の放出を調節するホルモンとされてい
た。しかし、その後の研究によって、このトリペプチド
TRHの生物学的機能はT S H放出の調節に限定さ
れるものではなく、中枢神経系(CNS)に広(作用す
ることが明らかになり。
この発見によって新しい研究の分野が開かれたC 5c
ience 178.41? (1972)、 Lnn
cet2999(1972))。
かくして、TRHはTSH放出活性のほかに、バルビッ
ール酸塩類やアルコールによって起こされた睡眠の継続
時間の減少1種々の薬剤の刺激による低体温症状の抑制
、運動活性の亢進、ハロペリドールによって起こされる
全身強直症の防止あるいは記憶力増強作用、精神分裂病
の症状の改善、抗うつ病作用等のCNS K対する作用
を有することが知られている。更にTRHは脳内の機能
性もしくは器質性障害たとえば頭部外傷、脳手術、脳血
管障害、脳腫瘍などに起因する意識障害とりわけ急性な
いし亜急性の意識障害の改善、治療剤であることも見い
出されている(特開昭51−118841号)。臨床治
療面において、TRHよりTSH放出活性は弱いか殆ん
ど示さず、しかも上記したCNSに対する作用はTRH
と同等かまたはそれ以上の作用を与えるようなTRH誘
導体の出現が要望されて(、・た。
その様な目的で種々のTRF(誘導体が合成され。
CNSに対する作用も更に拡大されて来た。この目的で
合成された化合物としては1例えば。
TRHよりTSH放出活性が弱いが麻酔拮抗作用。
自発運動の増加またはドバミ/様作用があり人の睡眠剤
中毒、意識障害、多動児、精神分裂病。
うつ病、パーキンソ/氏病の改善治療に有用であるとさ
れているTRH誘導体(特開昭52−1164.65号
)1頭部外傷後の意識障害に対する作用、ヘキソバルビ
クール睡眠継続時間の減少作用があり、脳内の器質性も
しくは機能性障害に起因する意識障害患者、老衰または
精神疲労を呈する患者の治療、また、うつ状態などの治
療に有用であるとされているTRH誘導体(特開昭56
−59714号)が知られて−・る。
(発明の効果) 本発明の目的化合物は、TRIのピログルタミル(pG
lu)構造部分を従来全く採用されていなかった 4−
オキンアゼチジン構造(β−ラクタム構造)K変換した
TRI(誘導体である点に化学構造上の特徴を有し、し
かも薬理作用上は上記したTRH及び従来公知のTRI
(誘導体よりも顕著に強力なCNS作用を有し、医薬と
して有用である。例えば精神分裂病、うつ病、脳血管障
害後遺症1頭部外傷、老年痴呆、てんかん等(ておける
意識障害改善剤あるいは意欲減退。
抑うつ症、記憶減退などの改善剤として有用である。
(本発明の製造法の具体的説明) つぎに1本発明の製造法について説明する。
本発明の製造法における反応経路を式示するとつぎの通
りである。
(式中 Hl 、 R2およびR3は前記の意味を有す
る。) すなわち1本発明によれば目的化合物(I)は(、J化
合物(TI)と化合物GIr)とを反応させて化合物α
)を作り1次いでこの化合物CrV)と化合物(V)と
を反応させるか、あるいは。
(b)化合物(m)と化合物(V)とを反応させて、化
合物(VI)を作り2次いで得られた化合物(V’l)
と化合物(I[)を反応させること罠よって製造できる
上記、(a)または(b)で採用される化合物(I)の
製造反応はペプチド合成反応であり、それ自体公知の手
法が用いられる。通常使用できる手法としては、ジシク
ロへキシルカルボジイミドを縮合剤とする方法、アジド
法、酸クロリド法。
酸無水物法、活性エステル法が挙げられる。これらの方
法を行なうには2通常各工程のペプチド形成反応に先き
たち、原料化合物のその反応に関与しないアミノ基、イ
ミノ基、カルボキシル基等の官能基を保獲することが行
なわれ、また。
ペプチド形成反応に関与するアミン基、イミノ基または
カルボキシル基は必要により活性化する。
アミン基、イミノ基またはカルボキシル基が活性化され
た化合物例えば活性エステルは、一旦It−離してから
ペプチド合成反応に付しても良く、また単離しないでペ
プチド合成反応に付しても良〜・0 アミン基の保護基としては1例えば、ベノジルオキシ力
ルボニル基、 ↑−ブヂルオキンカルボニル基、p−ノ
トキシベ/ジルオキシカルボニル基、フタロイル基、ト
リフルオロアセチル基などが、またイミノ基の保護基と
しては。
例えばトシル基、ベノジルオキシカルボニル基。
p−メトキシベンジルオキシカルボニル基、ベノジル基
、2.4−ジニトロフェニル基などが挙げられる。
カルボキシル基の保護基としては、メチルエステル、エ
チルエステル、べ/シルエステル。
p−ニトロベノジルエステル、t−ブチルエステルなど
のエステルの形態が用いられる。
反応に関与する基の活性化は、アミン基、イミノ基であ
るときはたとえば三塩化り/を用℃・るホスファゾ法、
ホスゲノを用いをイソゾ了ナート法、あるいは亜リン酸
エステル法を用(・ることにより、また、カルボキシル
基のときは。
活性エステル(2,4−ジニトロフェノールエステル、
N−ヒドロキシサクシ/1′好ドエステルなど)、アジ
ド、カルボン酸無水物の形で行なわれる。これらの内、
化合物(rV)と(V)との合成 ポジイミドを縮合剤とする方法が好まれる。また、アミ
ノ酸のN−力ルボキシ無水物を用℃・て保護基を用℃・
ずに直接ペプチドとする方法を用いる事もできる。
次に、ペプチド形成反応は、常法により不活性溶媒中、
室温乃至加温して行なわれる。好適な溶媒としてはジメ
チルホルムアミド(DMF)。
酢酸エチル、ジクロルメタン(塩化メチレノ)。
テトラヒドロフラノ等が用いられる。
反応生成物から保護基を除去する必要があるときは、た
とえば、ベンジルエステルの場合にハ接触還元により、
p−)ルエノスルホニル基の場合には無水フ、化水素、
N−ハイドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾール(
HOBT)、  またはフッ化水素−ピリジンコンプレ
ックスなどを用いることにより、保護基がアルキルエス
テルのときは加水分解により、保護基がベンジルオキシ
カルボニル、p−メトキシベンジルオキ7カルボニルの
ときは接触還元または臭化水素酸−酢酸処理により、保
護基がt−ブチルオキシカルボニル基のときは酸分解圧
より容易に除去できる。
(実施例) 以下、実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
なお、実施例で使用される原料化合物の製造法を参考例
で示す。
参考例 1、(実施例1.の原料) ジイソプロピルアミン836.3 mgを乾燥テトラヒ
ドロフラン(以下THFと略記する)、6mtに溶かし
、チ、素雰囲気下OCに冷却した。この溶液Kn−ブチ
ルリチウム530 mgを含むn−ヘキサン溶液5.2
 tnlをOCで注加し、同温度で10分間攪拌した。
次いで(S)−1−t−ブチルジメチルシリル−4−オ
キソ−2−アゼチジニルカルボッ酸1920■を乾燥T
HF8m7に溶かした溶液をOCで注加し。
室温にて30分間攪拌した。この溶液をOCK冷却しベ
ンジルブロマイド820.8111gを加え1次いで室
温にて30分間攪拌した。この溶液を再びOCに冷却し
10%クエン酸溶液を加え酸性としエーテルを加えて水
層と分離した。エーテル層を乾燥後溶媒を留去して融点
99〜102Cを示す(28,3R)−1−t −ブチ
ルジメチルシリル−3−ベノジルー4−オキソ−2−ア
ゼチジノヵルボン酸2を無色結晶として8581T1g
得た。
N M R(CDCl5)δppm : 0.00(3
H,s 、 S i−メチル)。
0.20(3H,s、 Si−メチル)、 0.76(
9H,s、  t −ブチル) 、2.80〜3.JO
(2H5I’11.ベンジル位)。
3.40〜3.72(IH,m、アゼチジン環3位)、
3.98(IH,a、アゼチジン環2位)、 7.28
(51(+ 8+Ph)、 10.05(IH,0H) TR(KBr )  cm−’ :  3000,29
10,2840,261.0,2480゜]730.1
680 実施例 1 化合物2858.21′IIgをメタノール16m1に
溶かした溶液VCOCにてIN−塩酸4.0 mlを加
え室温にて1.75時間攪拌した。反応混合物をOCに
冷却しIN−水酸化ナトリウム4.0 mlを加え減圧
下に水を留去し残留物をアセトニトリル−ベンゼンにて
共沸し乾燥した。
得られた( 2S、 3R) −3−ベンジル−4−オ
キソ−2−アゼチジノカルボン酸3は精製することなく
乾燥ジメチルホルムアミド(以下DMFと略記する)1
4.mtK溶かしOUKてN−ハイドロキシ−1,2,
3−ベンゾトリアゾール(以下HOBTと略記スる)4
72mg及びジシクロへキシルカルボジイミド(以下D
CCと略記する)610111gを加え同温度で15分
間攪拌した。(A液) L−ヒスチジル−L−プロリンアミドe2臭化水素酸塩
4 ]、11gを乾燥DMF 1.8 ml K溶かし
−1(1でトリエチルアミ70.749 mlを加え同
温度で30分間攪拌後冷却下析出した結晶を戸去し澄明
なe液を得た。(B液) A液にB液を加え0〜5Cで一夜攪拌後室温で3時間攪
拌した。析出した結晶をP去後P液を減圧下に濃縮し、
残留物をシリカゲル150mZを使用したカラムクロマ
トグラフィーにおいてクロロホルム−メタノール−濃ア
ンモニア水(40: 10 : 1 )で溶出し粗生成
物を得た。これをシリカゲル100m1を用いたカラム
クロマトグラフィーにて酢酸エチル−メタノール(2:
1)で溶出することにより N“−[(2S、3R)−
3−ベンジル−4−オキソ−2−アゼチジニルカルボニ
ル]−L−ヒスチジル−L−プロリンアミド53511
11gを得た、NMR(D20)  δppm : 1
.70〜2.40(4H,m、  ピロリジン環) 、
  2.80〜3.20(4H,m、ヒスチジン基β位
メチレン、ベンジル位)、3.20〜3.80 (3H
m、ピロリジン環、アゼチジン環3位)、4.00(I
H,d、アゼチジン環2位)’、  3.24〜3.4
8 (I H。
m、−メチン)、  5.1.0(IH,t、メチン)
 、 6.97(IH。
イミダゾール環)、 7.36(51(、S、 Ph)
、 7.68(IH。
イミダゾール環) IR(KBr )  cm−’  :  3250(ブ
ロード)、  1750,1665゜1635 、15
20 、1440 Mass (rn/’z ) ’F A B : 43
9 (M” + 1 ) 、396 + 325 +2
97.280 実施例 2 <2s、3s)−1−t−ブチルジメチルシリル−3−
(1−ハイドロキシエチル)−4−オキソ−2−アゼチ
ジンカルボン酸68221[1gをメタノール18m1
K溶かした溶液を0′Cに冷却し lN−塩酸4.5 
mlを滴下し室温にて2.5時間攪拌した。反応混合物
をOCに冷却し 1N−水酸化すl−’Jウム4.5m
lを加えた。室温にて減圧下水を留去し残留物をアセト
ニトリル−ベンゼンで共沸し乾燥した。得られた( 2
8,3S )−3−(1−ハイドロキシエチル)−4−
オキソ−2−アゼチジンカルボン酸7は精製することな
く乾燥DMF 15 ml K溶解し、この溶液にOC
でHOBT527mg及びDCC680mgを加え同温
度で15分間攪拌した。(A液)L−ヒスチジル−し−
プロリンアミド・2臭化水素酸塩91.239gを乾燥
DMF 20 ml K溶かし一10iCに冷却し、ト
リエチルアミン0.835 mlを加えた。
同温度で30分間攪拌後冷却下析出した結晶なf去しP
液を得た。(B液) A液KB液を加え0〜5Cで一夜攪拌した後。
室温で3時間攪拌し析出した結晶をP去後p液を減圧下
に濃縮した。残留物をシリカゲル(ワコーゲルc −2
00) 200 rnlを使用し酢酸エチル−メタノー
ル−濃アンモニア水(60: 30 : 3 )で溶出
し”  L (2S、3 S )  3  (1” イ
)’ ロキシエチル)−4−オキソ−2−アゼチジニル
カルボニル]−L−ヒスチジル−I、−プロリンアミド
8310mgを得た。
NMR(D20 )  δppm :  1.23(d
、メチル)  1.30(d。
メチル)両方を合わせて3H,1,60〜2.40(4
H,m、ピロリジン環)、  2.9(1−3,30(
3H,m)。
3.30〜4.oo(ztr、 m)、 4.11(I
H,d、アゼチジノ環H 2位)、4.20(IH+ ”+  )c H)、 4
.40(IH,m。
メチン)、  4.98(IH,mwhメチン) 、 
 7.04(IH,s。
イミダゾール環)、  7.76(IH,s、イミダゾ
ール環) JR(KBr ) cm−’  :  3250 (ブ
ロード)、  2960,2850゜1?40,166
0,1630,1530,1.440Mass (mH
z ) FD : 392 (M” )参考例 2((
実施例3の原料) (])  ]H00CCH,CHCOOH−−→Ph’
CH0OCCH2CHCOOCH,PhI L−N−メチルアスパラギン酸920g、ベンジルアル
コール1.3.6 ml 、パラトルエンスルホン酸1
水和物3.1 gをベンゼン90 mlと混合し、ディ
ーンスターク装置付きのフラスコ中で4時間加熱還流し
た。冷却後エーテル50m1を加え、飽和重そう水溶液
で塩基性とし有機層を分離した。
有機層を飽和食塩水溶液で洗った後、乾燥し減圧下に溶
媒を留去した。残留物をシリカゲル(ワコーゲルC−2
00,) 300 mlを用イ、溶離液として酢酸エチ
ル−ベンゼン(1:])の混液を使用したカラムクロマ
トグラフィーにて精製し。
L−N−メチルアスパラギン酸ジベンジルエステル10
2.53gを得た。
NMR(CDCl5)  δppm :  1.77 
(IH,s、 NH)。
2.40 (3H,s、 N−メチル)、2.60〜2
.90 (2H,d、 a。
−〇H2−CH−) 、  3.50〜3.80 (I
H,t、t、 −CH2−CH−)5,09(2H,s
、 PhCH2)、  5.14(2H,a、 PhC
H,)。
7.36 (IOH,s、 Ph ) 化合物101.73gを乾燥エーテル20 mlに溶解
し、チン素気流下−10°〜0℃でt−ブチルマグネシ
ウムクロライドの0.828モル溶液6.4 mZを徐
々に加えた。同温度で1時間攪拌後室温に一夜放置した
。乾燥THF10mlを加え室温にて1時間攪拌後、0
℃に冷却しIN−塩酸10.6 mlを加えエーテル層
を分離した。水層はエーテル10m1で2回抽出しエー
テル層を合わせ飽和食塩水溶液で洗い、乾燥した後減圧
下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル50 tnl
 (ワコーゲルC−200)を用いたカラムクロマトグ
ラフィーに付し、酢酸エチル−n−へキサン(1:1)
で溶出することにより(2S)−ベンジルl−メチル−
4−オキソ−2−アゼチジンカルボキシレート1115
5.3+I1gを黄色油状物として得た。
NMR(CDCl2)δppm : 2.87(3H,
s、 N−メチル)。
2.94 (I H,d、 a、アゼチジン環3位)。
3.27 (I H,d、 d、アゼチジン環3位)。
4.08 (I H,d、 d、アゼチジン環2位)。
5.21 (2H,s、PhCH2−)、 7.38(
5H,s、 Ph)。
IR(CHCl3) cm−’ : 1745化合物1
1450 Qをメタノ−#10m7に溶がし。
10%Pd−C45mgを加え水素気流中常温常圧にて
接触還元した。触媒を炉去し溶媒を減圧下に留去し、 
 (2S)−1−メチル−4−オキソ−2−アゼチジン
カルボン酸12258111g ヲiり。
NMR(CD30D)δppm : 2.94 (3H
,s、 N−メチル)。
4.17 (I H,d、 a、アゼチジン還2位)実
施例 3 L−ヒスチジル−L−プロリンアミド2臭化水素酸塩4
826■を乾燥DMF 25 mtに懸濁し、−15゜
〜10℃にてトリエチルアミン0.557 mlを徐々
に滴下した。同温度で30分間攪拌した後、冷却下不溶
物を沖去し澄明なp液を得た。このろ液に一10℃にて
化合物12258mg、 HOBT351 mg、  
DCC453■を加え、−10°〜0℃で2時間攪拌後
2昼夜冷蔵庫に放置した。析出した不溶物を炉去後溶媒
を減圧下に留去し、得られた残留物をシリカゲル(ワコ
ーゲルC−200) 150 mlを用いたカラムクロ
マトグラフィーに付す。クロロホルム−メタノール−濃
アンモニア水(40:40:1)で溶出することにより
、N″−(、’(2S) −1−メチル−4−オキソ−
2−アゼチジニルカルボニル)−L−ヒスチジル−し−
グロリンアミド13352.6■を得た。
〜 NMR(D20)δppm : 1.70〜2.50 
(4H,m、ピロリジン環)。
2.75(3H,s、 N −1f ル) 、  2.
80〜3.40 (4H。
m、ヒスチジン基β位メチレン、アゼチジン環3位) 
+  3.40〜400 (2H2m、ピロリジン環)
4.22 (] H,d、 d、アゼチジン環2位L 
4.43(1,H。
m、メチン)、  5.00(IH,t、ノチ7)、 
 7.07(]、 H,イミグゾール環)、  7.7
4(IH,イミダゾール環) IR(KBr) cm−’ : 、3250 (ブロー
ド) 、  2960゜2870、1735.1665
.1680Mass  (m/z  )   FAB 
 :  363  (M1) 1  )参考例 3(実
施例4の原料) (2S)〜ベンジル 4−オキソ−2−アゼチジンカル
ポキシレー) 143 gをギ酸10m1とポルマリ7
20 mlの混合物に加え、50’Cに15分間保つ。
冷却後飽和重そう水溶液でアルカリ性としエーテル50
m4で2回抽出した。エーテル抽出液を飽和食塩水で洗
った後乾燥し、減圧下に溶媒を留去し得られた残留物を
シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーにて精製
した。(2S)−ベンジル1−ヒドロキシメチル−4−
オキソ−2−アゼチジンカルホキシレー) 15970
■及び(2s)−ベンジル 1−ポルミルオキシメチル
−4−オキソ−2−アゼチジノヵルポキシレート161
.78gを得た。
化合物15の物性 NMRCCDCl3 )δppm : 3.00(IH
,d、d、アゼチジン環3位) 、  3.26(IH
,d、d、アゼチジン環3位)。
4.34 (IH,a、 a、アゼチジン環2位)、 
 4.72(2H。
q、 −CH20H)’、 5.1.9(2H,s、P
hCH2−)、  7.32(5H,!1. ph ) IR(CHCl5 ) cm−’ : 1760,17
40 (肩)化合物16の物性 NMR(CDCl3)δpprn: 3−00(IH,
d、d、 アゼチジン環3位)、  3−29(IT(
、d、d、アセチジン環3位)。
4.32(LH,d、d、7−tI−ジン環2位) 、
 5.20(2H。
s、PhCH2−)、  5.26(IH,q、 −N
−CI(2)、 7.32(5H,s、 Ph  )、
   7.96  (IH,、s、  −CHo  )
IR(CHCl3)cm ’ : 1775.1.72
2化合物]61.05 gをメタノール20m1に溶か
し。
10%Pd−C100mgを加え水素気流中常温常圧に
て接触還元した。触媒を沖去1−溶媒を減圧下に留去し
て(2S)−1−ホルミルオキシメチル−4−オキソ−
2−アゼチジンカルボン酸17650ff1gを得た。
+vMR(DMso−dすδppm : 2.92 (
L H,d、 d、アゼチジン環3位) 、 3.31
(IT(、d、d、アゼチジン環3位)。
4.20 (I H,d、 a、アゼチジン環2位)、
5.20(2H9q+  ”−CH2L 8.21 (
IH,s、  CHO)実施例4 化合物41.569g )l乾燥DMF26mlに懸濁
し。
一15°〜−1,0’CIC−(: t−1) xチル
7 ミ7 ]、187mZ ヲ徐々に滴下1−だ。同温
度で30分間攪拌後冷却下に不溶物を沖去し澄明なろ液
を得た。このP液を一10℃に冷却し、化合物1765
7.8+11gとHOB7667■の乾燥DMF 20
 ml溶液を徐々に滴下した。次いテDCC8611f
tgを加え一10’〜O’CKて2時間攪拌後。
氷室に1液放置し、た。室温に戻し析出した結晶を沖去
しF液を減圧下に留却し得られた残留物をシリカゲル(
ワコーゲルC−200) 200 mlを用いたカラム
クロマトグラフィーにて精製した。
酢酸エチル−メタノール−濃アンモニア水(60二30
:3)テ溶出することによりN″−[(2S)−1=ヒ
ドロキシメチル−4−オキソ−2−アゼチジニルカルボ
ニル)−L−ヒスチジル−し−プロリンアミド1884
0r1gを得た。
NMR(D20)δppm : 1.60〜2.50 
(4H,m、ピロリジン環) 、  2.60〜4.O
O(6H,m、アゼチジン環3位。
ヒスチジン基β位メチレン、ピロリジン環)。
4.64(’2H,q、 N−CH2−0−) 、  
5.00(IH,t、 メチン) 、 7.07 (I
 H,イミダゾール環)、  7.76(IH,イミダ
ゾール環)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1は水素原子、置換の低級アルキル基を、 R^2は水素原子、未置換または置換の 低級アルキル基を、 R^3は式▲数式、化学式、表等があります▼または▲
    数式、化学式、表等があります▼((式 中R^4は水素原子または低級アル キル基を意味する))で示される イミダゾリル基を、 意味する。但し、R^1とR^2が共に水素原子を意味
    することはない。) で示される、1−および/または3−置換 −4−オキソ−2−アセチジニルカルボニル誘導体およ
    びその塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1は水素原子、置換の低級アルキル基を、 R^2は水素原子、未置換または置換 の低級アルキル基を、 意味する。但し、R^1とR^2が共に水素原子を意味
    することはない。) で示される、1−および/または3−置換 −4−オキソ−2−アゼチジンカルボン酸またはその反
    応性誘導体と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^3は式▲数式、化学式、表等があります▼ま
    たは▲数式、化学式、表等があります▼ ((式中R^4は水素原子または低級アルキル基を意味
    する))で示されるイミダゾリル基を意味する。) で示されるアミンまたはその反応性誘導体とを反応させ
    ることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1、R^2およびR^3は前記の意味を有す
    る。) で示される1−および/または3−置換 −4−オキソ−2−アセチジニルカルボニル誘導体また
    はその塩の製造法。
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JPS63203661A (ja) * 1987-02-17 1988-08-23 チバ−ガイギー アクチェンゲゼルシャフト 4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチル−アゼチジノンの製造方法
JPH04289248A (ja) * 1991-03-19 1992-10-14 Teruko Koizumi ニット衣服の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60172996A (ja) * 1984-02-16 1985-09-06 Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd 2−アゼチジノン−4−置換体およびその製造法

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