JPS618394A - 自書性棒状固型筆記具の構造 - Google Patents

自書性棒状固型筆記具の構造

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Publication number
JPS618394A
JPS618394A JP12975684A JP12975684A JPS618394A JP S618394 A JPS618394 A JP S618394A JP 12975684 A JP12975684 A JP 12975684A JP 12975684 A JP12975684 A JP 12975684A JP S618394 A JPS618394 A JP S618394A
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JP
Japan
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writing
self
writing instrument
cavity
cylindrical solid
Prior art date
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Pending
Application number
JP12975684A
Other languages
English (en)
Inventor
須藤 重三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUDO JIYUUSABUROU
Original Assignee
SUDO JIYUUSABUROU
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Filing date
Publication date
Application filed by SUDO JIYUUSABUROU filed Critical SUDO JIYUUSABUROU
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Publication of JPS618394A publication Critical patent/JPS618394A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) この発明は、自書性棒状固型筆記具、即ち、鉛筆の芯9
色芯、シャープペンシルの芯、クレヨン、フレ岳ス(商
品名)、パステル、コンテチョーク等、所謂それ自体が
紙等の筆記すべき対象物に磨耗しながら残置して筆記の
用をなす棒状で固型の筆記具の新規な構造に関Vるもの
である。
(従来技術) 各種筆記具の中、鉛筆の芯で代表される自書性棒状固型
筆記具の歴史は極めて古い。それらは、天然の比較的柔
かい石灰岩や鍾乳石、石膏。
貝殻等の欠片をそのまま利用するタイプのものから始ま
り、既に14世紀頃には鉛と錫を混和して作られた鉛筆
があったという。そして、現在ではその技術内容も飛躍
的な進歩、発展を遂げ、書き味がよく、芯が折れに<<
、磨耗が少ない上に掠れず、しかも滓の出も少ないとい
った極めて高品質のものまで出廻るようになった。
これら従来までのものの改良の変遷を辿ってみると、鉛
筆の芯に限らずあらゆるこの種筆記具は、主に素材その
ものの改良と製造方法の開発に集中し、高品質で大量生
産の実現に向けて通道した歴史といえる。したがって、
この拙筆記具の構造面での変遷はほとんど見られず、は
とんどのものが丸棒状に仕上げられ、僅かにフレパス(
商品名)やコンテ等に六角形断面のものや四角形断面の
ものが実用化されているにすぎず、それらにしても筆記
具としての機能上にはほとんど影響することのない構造
上の変化にすぎないものであった。
このような状況から推して量ると、この種筆記具の機能
面での改良の余地は一1最早素材そのものの開発、研究
しか残されていないようにさえ思われる。しかしながら
、この種筆記具の基本的な機能である書き味、芯のすべ
り等といった点を原点に立、ち返ってその左右因子を分
析してみると、筆記すべき対象物、例えば紙や黒板とい
ったものの表面とこの筆記具との間の接触具合がその重
要な因子を構成していることに容易に想到し得る。そし
て、この接触具合を改善していく手段としては、確かに
素材面からの技術的な追求が最も基本的且つ重要な解決
手段であることに違いはなく、歴史的変遷がそれを裏付
けているといえるが、もう一つ残された手段として構造
面からの技術的な追求があるのではなかろうか。
この発明は、このような観点に立脚して鋭意開発、研究
を継続した結果、これまでに実現されたことのない極め
て新規な構造を完成するに至ったものであり、その構成
は、以下において詳述するとおりのものである。
(発明の構成) 図面に示す実施例からも理解されるとおり、この発明は
、自書性棒状固型筆記具1の軸芯部に空洞2を形成し、
筆記時における摩擦抵抗を軽減せしめ、且つ部材強度を
保持せしめる如くしたものである。
自書性棒状固型筆記具1は、既に従来技術の項で触れた
とおり、鉛筆の芯をはじめとする1紙等筆記対象物に対
して自らがその素材をすり減らしながら素材自体を付着
、残置させることにより筆記対象物の表面に痕跡を止め
て筆記の目的・を達成する類の棒状で固型の筆記具全般
を総称するものであり、万年筆やボールペン、フェルト
ペン、筆ペン等のように、液体の表面張力による毛細管
現象や浸透圧等を利用した類の筆^、当然この自書性棒
状固型筆記具1に含まれていない。
自書性棒状固型筆記具1の軸芯部に形成される空洞2は
、形成すべき筆記具1の直径に応じた直径のものが適宜
選択されなければならない。
(実施例1) 例えば、鉛筆の芯を例として取り挙げた図面に示す実施
例に基づいて例示するならば次のとおりとなる。
最も一般的なH’Bの鉛筆の芯の場合、直径は約2闘に
形成されており、この軸芯に0.2 M 。
即ち直径の十分の一程度の直径の空洞2を正しく軸芯に
一致させて形成する。この実施例における対象筆記具1
の直径に対する空洞2の直径、の割合例は、あくまで寺
一つの目安であり、空洞2の形成技術によっては更に小
さい値のものに設定されても勿論差し支えはない。そし
て、この割合の設定は、対象筆記具1を構成する素材の
種類、品質および筆記用途あるいは筆記具の使・用角度
等によって適宜決定されるものである。
この空洞2の形成手段は、例えばドリルやレーザー光線
等による外部からの機械的手段により穿孔する方法の外
、自書性棒状固型筆記具1の成形時に細線体を一体に埋
入し、然、るべき段階で抜去する方法、あるいは、押し
出し成形によるものの場合にはノズル部分の中心部に軸
線を配し、押し出し成形と同時に空洞2を形成する方法
、あるいは、焼入れ等加熱手段を伴う製造過程を有する
ものの場合には、その加熱温度によって燃焼、蒸発、流
失等消失してしまう素材から成る細線体を予め埋入形成
することにより空洞2を実現する方法等々、対象筆記具
1の素材、形状に応じた最適な手段が選択されるもので
、特にその形成手段を限定するものではない。
(実施例2) 空洞2を形成する自書性棒状固型筆記具2の軸芯部とし
ては、上記実施例1のように軸芯を含む中心部分の外、
第2図の要部を斜断した拡大斜視図のように、軸芯周り
に複数本の空洞2゜2・・・・・・を集束状に配する構
造のものをも包含される。この例のものは、比較的断面
の大きい筆記具1、例えばチョーク等に採用されると好
都合のものとなる。
(作用効果) 上記のとおりの構成から成るこの発明の自書性棒状筆記
具は、従前までの密実断面のものと比較して次のような
特徴点を有することになる。
即ち、従前までのものでは、使用段階で次第に先端が磨
耗し、紙S等筆記対象物の表面への接触面積が増大して
それだけ接触抵抗が増す。この状態における断面図が第
4図(イ)に示されている。この状態で筆記を継続する
と単に線が太くなるだけではなく、筆記者の疲労度が大
きくなるため、通常筆記者は無意識の中に筆記具Pを適
宜廻して同図(ロ)に示す状態を実現し、なるべく抵触
抵抗が少なくなるよう加減しながら筆記を続けているの
が実情である。したがって、筆記者の多くは、これまで
その煩わしさを避けるため、いくらかでも硬めの筆記具
Pを選んでしまう傾向にあったが、この場合、確かに煩
雑さは除去しえてもかえって滑り摩擦抵抗が増大してし
まうため、疲労の点では逆に増加傾向を示すこととなっ
ていた。そこで、メーカーサイドではその難点を解消す
べく品質の向上に努め、少しでも滑らかな材質の実現に
腐心してきた。
これに対し、この発明のものでは、第3図に示す断面図
のとおり、該筆記具1の軸芯部が空洞2となっているた
め、常にその部分の接触抵抗が軽減され、同一硬度で同
−太さのものの場合、それだけ書き味が滑らかなものと
なり、筆記者の疲労度もそれだけ軽減されて長時間の筆
記に支障を来すことがなくなる。
特に、素材の種類、用途、使用角度等に応じて最適な割
合の空洞2が軸芯部に実現されるものであることから、
筆記者が従前のものの場合、どのように廻しても常に接
触箇所となっていた先端中心部が空洞2となっていて接
触抵抗に全く関与しない、即ち筆記の際の書き味の邪魔
をしない部分となるため、書き味は滑らかさを増すこと
になって極めて理想的な筆記具を実現することとなる。
更に、この空洞2は当該筆記具の材質強度を保持する上
でも有効なものとなる。即ち、同一素材で同一断面積の
ものであれば、密実断面のものよりも中空断面のものが
強度が大であるこっている。
叙上のとおり、この発明の自書性棒状固型筆記具は、単
に素材の改良だけでは到達し得なかった筆記具のより秀
れた機能を、極めて簡単な構造で且つ確実に実現し得る
ものであり、しかも製造技術上においても何ら困難性を
伴わず、安価に提供し得る構造を実現していることから
、この種筆記具として画期的な筆記具として高く評価さ
れるべきものということができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の筆記具を代表するものの実施例と従
来技術の一例とを示すものであり、第1図は、軸芯を通
る要部中央縦断面図、第2図は、他の実施例によるもの
の要部拡大斜視図、第6図は、使用状態を示す要部拡大
断面図、第4図(イ)および(ロ)は、従来例の使用状
態を示す要部拡大断面図である。 1・・・自書性棒状固型筆記具、2・・・空洞。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉛筆の芯、クレヨン、チョーク等自書性棒状固型筆記具
    の軸芯部に空洞を形成し、筆記時の摩擦抵抗を軽減し、
    且つ部材強度を保持せしめる如くして成る自書性棒状固
    型筆記具の構造。
JP12975684A 1984-06-21 1984-06-21 自書性棒状固型筆記具の構造 Pending JPS618394A (ja)

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JP12975684A JPS618394A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 自書性棒状固型筆記具の構造

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JP12975684A JPS618394A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 自書性棒状固型筆記具の構造

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JPS618394A true JPS618394A (ja) 1986-01-16

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ID=15017416

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JP12975684A Pending JPS618394A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 自書性棒状固型筆記具の構造

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JP (1) JPS618394A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6072752A (en) * 1992-04-27 2000-06-06 Citizen Watch Co., Ltd. Hand display-type electronic timepiece

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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