JP2000168289A - 柔軟性軸ボ―ルペンおよびそれに関連する装置 - Google Patents

柔軟性軸ボ―ルペンおよびそれに関連する装置

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JP2000168289A
JP2000168289A JP10376090A JP37609098A JP2000168289A JP 2000168289 A JP2000168289 A JP 2000168289A JP 10376090 A JP10376090 A JP 10376090A JP 37609098 A JP37609098 A JP 37609098A JP 2000168289 A JP2000168289 A JP 2000168289A
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shaft
ball
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ballpoint pen
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Masatoshi Iogi
将利 五百木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】柔軟性軸ボールペンによる筆記において、過剰
な筆圧によるボールの摩擦抵抗を柔軟性軸の作用により
適度に吸収する、したがって生命であるボールの摩耗を
軽減して尚且つ軽くしなやかな感触の書き味が得られ
る、さらに個人差のある筆圧に対応するため柔軟性の加
減をすることにより筆圧をコントロールする機能を設け
たものである。 【構成】柔軟性軸3を設けて、従来のボール2を設けた
柔軟性インクチューブ1を挿着しキャップ4で止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は筆記具であるボー
ルペンの筆記作業において力による筆圧の摩擦抵抗を柔
軟性軸の作用により適度に吸収する、尚且つ筆圧を自在
にコントロールできる機能を設けて適正な筆圧を得られ
る、生命であるボールにおいては摩耗を軽減できるため
液もれも軽減する効果もある、柔軟性軸ボールペンおよ
びそれに関連する装置に関するものである。
【0002】またこの柔軟性の作用を応用すれば同じ筆
記具の範疇である万年筆のペン先の摩耗を軽減できる効
果がある。
【0003】さらにシャープペンシルに応用すれば芯の
折損を極力減少できる効果がありともに共通した課題を
解決できる。
【0004】
【従来の技術】従来のボールペンは周知の通りボールを
設けてインクを充填した合成樹脂のチューブを金属や硬
質の合成樹脂を用いた軸との構成により強固に作られて
いる、その結果筆記作業によって生じる力による筆圧の
摩擦抵抗を吸収することはおろか摩耗を軽減することも
できないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のボールペンは軸
などに金属や硬質の合成樹脂などを用いた構成で強固に
作られているため、筆記作業において生命であるボール
に力による過剰な筆圧が加わり、紙面との摩擦抵抗によ
って摩耗を早める原因になるばかりでなく液もれなどに
影響をあたえる。
【0006】本発明は共通した課題である筆記による過
剰な筆圧を柔軟性軸の作用により適度に吸収して、摩擦
抵抗によるボールの摩耗及び液もれも軽減する、尚且つ
筆圧を自在にコントロールして軽くしなやかな感触の書
き味から硬めの書き味を提供できる。
【0007】またこの柔軟性の作用を応用して万年筆の
ペン先の摩耗を軽減できる効果がある。
【0008】さらにシャープペンシルに柔軟性の作用を
応用すれば芯折れ防止に効果がある
【0009】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、柔軟
性の作用の効果を達成するための手段として、従来のボ
ールを設けた柔軟性インクチューブを挿着した柔軟性軸
は筆圧により互いの複合作用で筆記に適したしなやかな
作用が形成できるようにした。
【0010】図3に示すように、柔軟性軸の外部に回動
自在な筒状の柔軟性コントロール軸を設ける、内面に適
度な範囲に螺旋状のネジ山を形成して回動すれば、ネジ
山の作用で軸方向の前後に対して移動可能となり、筆圧
による複合作用のしなやかな作用の加減を自在にコント
ロールできるようにした。
【0011】図5、図6に示すように、軸内を挿通した
ボールを設けた柔軟性インクチューブのボール側に微細
な固有振動も吸収する、適度な長さの柔軟性ネックチュ
ーブを固着した、他の一端はチューブコントロールキャ
ップ内で保持する、軸とチューブコントロールキャップ
は互いに嵌合するネジ部を形成しているため互いを回動
しても、前記の柔軟性ネックチューブとボールを設けた
柔軟性インクチューブはともに軸方向の前後に移動でき
る、筆圧による複合作用のしなやかな加減を自在にコン
トロールできるようにした。
【0012】図8、図9、図10に示すように、主軸と
チューブネジコントロール軸は複数の円溝ガイドと嵌合
する円溝を設けて互いに回動自在とした、さらに主軸に
は複数のスライド溝とこれに嵌合するチューブネジガイ
ドを設けて、さらにチューブネジおよびチューブネジコ
ントロール軸は互いに嵌合するネジ部を形成する、した
がって主軸またはチューブネジコントロール軸を回動す
ると、柔軟性インクチューブが挿通したチューブネジは
軸方向の前後に移動可能となる、ボールを設けた柔軟性
インクチューブの一端はチューブ保持キャップ内で保持
して、しなやかな加減を自在にコントロールできるよう
にした。
【0013】多目的な要素をとりいれたものでありたと
えば従来のノック方式のボールペン、またはシャープペ
ンシルなどに応用可能となる構成であるその手段を説明
する
【0014】図11に示すように、多目的に応用可能な
金属または合成樹脂などを用いたネックガイドは柔軟性
グリップ軸を介して、グリップ補助軸の間にしなやかな
作用が生じるクリアランス部を形成した、柔軟性インク
チューブの一端をキャップ軸内で保持しボールを設けた
柔軟性インクチューブと柔軟性グリップ軸の筆圧による
複合作用のしなやかな作用はクリアランス部位に生じる
ようにした。
【0015】図12に示すように、また柔軟性のネック
グリップ軸の組合せもあり交換も可能とした。
【0016】図14に示すように、従来のボールを用い
たボール金具、たとえばしなやかな合成樹脂などを用い
たチューブ状の柔軟性インク軸とインクキャップからな
り、柔軟性インク軸に直接インクを充填する、筆圧によ
るしなやかな作用が生じるようにした。
【0017】同じ筆記具で共通した課題をかかえる従来
の万年筆に対しても柔軟性グリップ軸の作用を応用する
ことにより解決できる、その手段を説明する。
【0018】図15に示すように、筆記に適した柔軟性
ネック軸とネック補助軸を嵌着し、ペン先と結合のネッ
ク部とペン軸の間に着脱可能に配設することにより、ペ
ン圧による適度にしなやかな作用が生じるようにした。
【0019】また同じ筆記具で共通した課題をかかえ
る、たとえば従来のノックキャップ式のシャープペンシ
ルに柔軟性グリップ軸の作用を応用することにより解決
できる、その手段を説明する。
【0020】図17、図18に示すように、筆記に適し
た柔軟性ネック軸とネック補助軸を嵌着し、従来の芯出
し装置部とペンシル軸の間に着脱可能に配設した、なお
芯出し装置部には芯を収納する柔軟性芯チューブが設け
られてノックキャップに挿入している、筆圧により柔軟
性芯チューブと柔軟性ネック軸の複合作用の適度にしな
やかな作用が生じるようにした。
【0021】
【作用】本発明の柔軟性軸ボールペンはそれに関連する
装置として前記した如く多様な構成である、従来のボー
ルを設けた柔軟性インクチューブと相関関係にある柔軟
性軸は、筆記における過剰な筆圧によるボールの摩擦抵
抗および紙面の凸凹による微細な固有振動を含め適度に
吸収させるために、複合作用のしなやかな作用を形成す
るものである、また図14に示すように柔軟性インク軸
の複合ではないしなやかな作用の形成もある。
【0022】また前記柔軟性軸の作用に相当する柔軟性
ネックチューブや柔軟性インク軸も柔軟性の作用を加減
する、すなわち筆圧を自在にコントロールできる機能を
設けて対応することができるのである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、各実
施例を示す図面により詳細に説明する。実施例図1につ
いて、従来のボールペンにおいて周知のボール2を設け
た柔軟性インクチューブ1を用いる、柔軟性軸3の筆記
に適した柔軟性は軟質から硬質のしなやかな作用のラバ
ーまたは合成樹脂など適宜な材質などを用いて、着脱自
在としてキャップ4を設けた構成である。
【0024】したがって前記ボール2に筆記による過剰
な筆圧が加わると、柔軟性インクチューブ1および柔軟
性軸3はともに複合作用のしなやかな作用を形成するよ
うにした。
【0025】その結果過剰な筆圧によるボール2の摩擦
抵抗および紙面の凸凹による微細な固有振動を含め適度
に吸収して、ボール2の摩耗および液もれも軽減できる
のである。
【0026】また柔軟性軸3の硬度をかえて対応するこ
ともできる、したがって軽くしなやかな感触の書き味か
ら硬めの書き味が選択できる、またこの作用を実証する
テストを実施して前記した効果を得た。
【0027】図2は筆記の様子、筆圧による柔軟性の姿
勢を示す。
【0028】実施例図3について、実施例図1の構成を
用いて柔軟性軸3の外部に金属または合成樹脂などを用
いた、筒状の回転可能な着脱自在の柔軟性コントロール
軸5を設け、端部の内面に適度な範囲の螺旋状のネジ山
6を形成して適度に接触抵抗が柔軟性軸3に生じる構成
である。
【0029】その結果前記の柔軟性コントロール軸5を
回動すると、内面に形成したネジ山6の作用により柔軟
性軸3の外周を回転しながら軸方向の前後に移動可能と
なる、つまり軸端5からボール2までの間隔を長くした
り短かくしたりして、柔軟性軸3と柔軟性インクチュー
ブ1はともに複合作用のしなやかな作用の加減をコント
ロールできることにある、また柔軟性軸3を回動しても
同じである、また筆圧が加わると柔軟性軸3の圧縮作用
が働き膨張が生じて、柔軟性コントロール軸5のネジ山
6に抵抗が生じてズレることもないのである。
【0030】したがってボール2から軸端5′までの間
隔を長く調整すれば柔軟性が増す逆に短かくすると減少
する、すなわちこの構成による特有の軽くしなやかな感
触の書き味から硬めの書き味が自在にコントロールでき
るのである。
【0031】図4は筆記の様子、筆圧による柔軟性の姿
勢を示す。
【0032】実施例図5について、従来のボール2を設
けた柔軟性インクチューブ1を用いて、ボール2の側に
筆記に適したしなやかなラバーまたは合成樹脂など適宜
な材質などを用いた柔軟性ネックチューブ8を固着す
る、筒状の軸7の一端内部には軸ネジ9′をこれに嵌合
するネジ部を形成した着脱自在のチューブコントロール
キャップ9には、前記ボール2を設けた柔軟性インクチ
ューブ1の端部を保持リブ10に嵌着して軸7内に挿着
した構成である。
【0033】したがってチューブコントロールキャップ
9を回動すると、軸ネジ9の作用でボール2を設けた柔
軟性インクチューブ1は柔軟性ネックチューブ8ととも
に軸7の内部を軸方向の前後に移動する、また軸7を回
動しても同じである、つまり軸端5′からボール2まで
の間隔を長くしたり短かくしたりしてコントロールでき
る。
【0034】すなわち前記ボール2に筆記による過剰な
筆圧が加わると柔軟性インクチューブ1と柔軟性ネック
チューブ8はともに複合作用のしなやかな作用を形成す
る。
【0035】その結果過剰な筆圧によるボール2の摩擦
抵抗および紙面の凸凹による微細な固有振動を含め適度
に吸収して、ボール2の摩耗および液もれも軽減できる
のである。
【0036】したがってボール2から軸端5′までの間
隔を長く調整すれば柔軟性が増す逆に短かくすると減少
する、すなわちこの構成による特有の軽くしなやかな感
触の書き味から硬めの書き味が細かくコントロールでき
るのである、またこの作用を実証するテストを実施して
前記した効果を得た、なお柔軟性ネックチューブ8を使
用しなくてもそれなりの効果はある。
【0037】図6は柔軟性ネックチューブ8とボール2
を設けた柔軟性インクチューブ1の複合作用のしなやか
さを示す、図7は筆記の様子、筆圧による柔軟性の姿勢
を示す。
【0038】実施例図8について、筒状の主軸12は片
方の内面にチューブネジ14を軸方向の前後に誘導する
ための複数のスライド溝13を設けた、さらに反対の端
部内面には複数の円溝ガイド12′を設け前記チューブ
ネジ14の外面にはネジ部を形成し、さらに複数のチュ
ーブネジガイド15とチューブ口14を設けた、中空状
のチューブネジコントロール軸17には円溝16と片方
の内面には前記チューブネジ14と互いに嵌合するネジ
部を形成した。
【0039】前記チューブネジ14をチューブネジコン
トロール軸17のネジ部に適度にねじ込み、次に主軸1
2内に適度に挿入しながら前記スライド溝13にチュー
ブネジ14のチューブネジガイド15が誘導される、さ
らに円溝ガイド12と円溝16も互いにカチッと嵌合す
ると主軸12およびチューブネジコントロール軸17は
ともに回動自在の状態になる。
【0040】この時点において主軸12またはチューブ
ネジコントロール軸17を回動すれば内蔵したチューブ
ネジ14はネジの作用により軸方向の前後に移動するこ
とができる、次に前記ボール2を設けた柔軟性インクチ
ューブ1の端部を着脱自在のチューブ保持キャップ11
の保持リブ10に嵌着する、この状態でチューブネジコ
ントロール軸17内を挿通してネジ止めとする、ボール
2側に柔軟性のネックカバー18を嵌着した構成であ
る。
【0041】したがって前記主軸12またはチューブネ
ジコントロール軸17を回動して、ボール2とチューブ
ネジ14のチューブ口14′までの間隔を長くしたり短
かくしたりコントロールできる。
【0042】すなわち前記ボール2に筆記による過剰な
筆圧が加わると、柔軟性インクチューブ1と柔軟性のネ
ックカバー18はともに複合作用のしなやかな作用を形
成する。
【0043】その結果過剰な筆圧によるボール2の摩擦
抵抗および紙面の凸凹による微細な固有振動を含め適度
に吸収して、ボール2の摩耗および液もれも軽減できる
のである、またネックカバー18を除いて使用すること
もできる。
【0044】したがってボール2からチューブ口14′
までの間隔を長く調整すれば柔軟性が増し逆に短かくす
れば減少する、すなわちこの構成による特有の軽くしな
やかな書き味から硬めの書き味が細かくコントロールで
きるのである。
【0045】図9は主軸12の詳細を示す、図10はチ
ューブネジ14とボール2を設けた柔軟性インクチュー
ブ1の状態を示す。
【0046】実施例図11について、金属または合成樹
脂などを用いたネックガイド21は中心部に柔軟性イン
クチューブ1の挿入口を設ける、しなやかな作用を生じ
させるクリアランス20′部を形成するために、筒状の
柔軟性グリップ軸19は筆記に適したしなやかなラバー
または合成樹脂など適宜な材質などを用いて、グリップ
補助軸20および前記ネックガイド21に嵌着する。
【0047】ボール2を設けた柔軟性インクチューブ1
の端部を中空状のキャップ軸22内の保持リブ10に嵌
着する、前記グリップ補助軸20側より挿通し着脱自在
のネジ止めとした構成である。
【0048】すなわち前記ボール2に筆記による過剰な
筆圧が加わると、柔軟性インクチューブ1と柔軟性グリ
ップ軸19はともにクリアランス20部位において、複
合作用のしなやかな作用を形成する。
【0049】その結果過剰な筆圧によるボール2の摩擦
抵抗および紙面の凸凹による微細な固有振動を含め適度
に吸収して、ボール2の摩耗および液もれも軽減できる
のである、またこの作用を実証するテストを実施して前
記した効果を得た。
【0050】したがって応用可能に多目的な要素の構成
であるため柔軟性グリップ軸19の硬度をかえて対応す
ることができる、またネックグリップ軸23による組合
せもありそれぞれ特有のしなやかな書き味から硬めの書
き味まで組合せによる対応ができる。
【0051】図12はネックグリップ軸23とグリップ
補助軸20の構成を示す、図13は筆記の様子、筆圧に
よる柔軟性の姿勢を示す。
【0052】実施例図14について、インク25や筆記
に適したしなやかな作用のたとえば合成樹脂または適宜
な材質などを用いた、柔軟性インク軸24に従来のボー
ル2を設けたボール金具26およびインクキャップ2
4′を設けて直接インク25を充填した構成である。
【0053】したがって前記ボール2に筆記による過剰
な筆圧が加わると柔軟性インク軸24はしなやかな作用
を形成する。
【0054】その結果過剰な筆圧によるボール2の摩擦
抵抗および紙面の凸凹による微細な固有振動を含め適度
に吸収して、ボール2の摩耗および液もれも軽減できる
ものである。
【0055】すなわち柔軟性インク軸24の硬度をかえ
て対応することもできる、したがって軽くしなやかな書
き味から硬めの書き味が選択できる。また実施例図3の
柔軟性コントロール軸5の応用も可能である。
【0056】応用実施例図15について、実施例図11
のグリップ補助軸20および柔軟性グリップ軸19の作
用を従来の万年筆に応用したものである。
【0057】図15に示すように着脱自在のペン軸32
とネック補助軸31および筆記に適したしなやかな作用
の柔軟性ネック軸30を嵌着して、ペン先27と結合の
ネック28およびカートリッジインク29からなる一連
と着脱自在のネジ状態の止めとした構成である。
【0058】すなわち前記ペン先27に筆記による過剰
な筆圧が加わると、柔軟性ネック軸30はしなやかな作
用を形成する。
【0059】その結果筆記作業において過剰な筆圧によ
る、ペン先27の摩擦抵抗を柔軟性ネック軸30が敏感
に順応して筆記に適したしなやかな作用で適度に吸収す
る、同時に紙面の凸凹から生じる微細な振動も吸収でき
る。
【0060】また柔軟性ネック軸30の硬度をかえて要
望に対応することもできる、したがって軽くしなやかな
感触の書き味から硬めの書き味が選択できる効果もあ
る。
【0061】図16は筆記の様子筆圧による柔軟性の姿
勢を示す。
【0062】応用実施例図17について、実施例図11
のグリップ補助軸20および柔軟性グリップ軸19の作
用を1例としてたとえば従来のノックキャップ式のシャ
ープペンシルに応用したものである。
【0063】図17に示すように着脱自在のペンシル軸
36とノックキャップ35、ネック補助軸31および筆
記に適したしなやかな作用の柔軟性ネック軸30を嵌着
した一連と、芯出し装置37しなやかな柔軟性芯チュー
ブ34および芯33からなるこの一連を着脱自在のネジ
状態の止めとした構成である。
【0064】すなわち前記芯33に筆記による過剰な筆
圧が加わると同時にして相関関係にある、柔軟性芯チュ
ーブ34および柔軟性ネック軸30の複合作用によるし
なやかな作用を形成する。
【0065】その結果筆記作業において過剰な筆圧によ
る芯33の摩擦抵抗を柔軟性ネック軸30が敏感に順応
して、相関関係にある柔軟性芯チューブ34との複合作
用のしなやかな作用で適度に吸収する、同時に紙面の凸
凹から生じる微細な振動も吸収できるすなわち芯折れの
防止に効果がある。
【0066】周知の如く芯折れの原因の多くは芯出口部
における過剰な筆圧による芯33の摩擦抵抗によるもの
である、一見矛盾するようなしなやかな作用によって逆
に無理な力が働かないためである、軽くしなやかな感触
の書き味が得られる効果もある。
【0067】また柔軟性芯チューブ34のタワミはわず
かであり芯33の無理な状況にはないのである、そこで
この作用を実証するために従来のノックキャップ式のシ
ャープペンシルを応用し、芯径0.5のBを使用して毎
日3時間の3カ月間筆記した、その結果は1度も折れた
ことはなく前記した効果を得た。
【0068】図18は柔軟性芯チューブ34と芯33を
参考に示す、図19は筆記の様子筆圧による柔軟性の姿
勢を示す。
【0069】
【発明の効果】筆記作業において柔軟性の効果は過剰な
筆圧によるボールの摩擦抵抗に敏感に順応して、過剰な
筆圧を複合作用のしなやかな作用で適度に吸収できる、
尚且つ紙面の凸凹から生じるボールを介しての微細な固
有振動も吸収することもできる。
【0070】すなわち生命であるボールの摩耗を軽減で
きる効果がある、尚且つ筆圧としなやかな作用の関係
は、たとえば柔軟性軸においては材質や適宜な柔軟性に
より軽くしなやかな書き味から硬めの書き味まで自由に
選択できる。
【0071】さらに個人差のある筆圧および多様な要望
に答えるために柔軟性を自在にコントロールできる機能
を設けた、すなわち筆圧を自在にコントロールできるた
め解決できる効果がある。
【0072】また応用実施例図15、図17のような効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例、柔軟性軸ボールペンの破断面
図である。(2点鎖線表示は柔軟性を示す)
【図2】筆圧による柔軟性の姿勢図である。
【図3】実施例 柔軟性軸に柔軟性コントロール軸を設
けた破断面図である。
【図4】筆圧による柔軟性の姿勢図である。
【図5】実施例 従来のボールを設けた柔軟性インクチ
ューブの出入りをコントロールする破断面図である。
【図6】柔軟性ネックチューブのしなやかさを示す部分
斜視図である。
【図7】筆圧による柔軟性の姿勢図である。
【図8】実施例 コントロール装置を内蔵した破断面図
である。
【図9】主軸の1部破断面の斜視図である。
【図10】チューブネジとしなやかな柔軟性インクチュ
ーブの1部斜視図である。
【図11】実施例 柔軟性グリップ軸とその他の構成を
示す破断面図である。
【図12】ネックグリップ軸の破断面図である。
【図13】筆圧による柔軟性の姿勢図である。
【図14】実施例 柔軟性インク軸の破断面図である。
【図15】応用実施例 柔軟性ネック軸を用いた、万年
筆の1部破断面図である。
【図16】筆圧による柔軟性の姿勢図である。
【図17】応用実施例 柔軟性ネック軸を用いた、ノッ
クキャップ式シャープペンシルの1部破断面の参考図で
ある。
【図18】筆圧による柔軟性芯チューブのしなやかさと
芯を示した、参考図である。
【図19】筆圧による柔軟性の姿勢図である。
【符号の説明】
1 柔軟性インクチューブ 2 ボール 3 柔軟性軸 5 柔軟性コントロール軸 6 ネジ山 7 軸 8 柔軟性ネックチューブ 9 チューブコントロールキャップ 12 主軸 14 チューブネジ 17 チューブネジコントロール軸 18 ネックカバー 19 柔軟性グリップ軸 20 グリップ補助軸 21 ネックガイド 22 キャップ軸 23 ネックグリップ軸 24 柔軟性インク軸 30 柔軟性ネック軸 31 ネック補助軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具のボールペンに関わるボールを設
    けた柔軟性インクチューブを用いた柔軟性軸ボールペン
    において、柔軟性軸の筆記に適した柔軟性は軟質から硬
    質の適宜な材質を用いて形成する、筆記による過剰な筆
    圧を柔軟性軸のしなやかな作用で適度に吸収して摩擦抵
    抗によるボールの摩耗を軽減するとともに紙面の凸凹に
    よるボールを介して伝わる、微細な固有振動も適度に吸
    収できることを特徴とする柔軟性軸ボールペン。
  2. 【請求項2】 筆記具のボールペンに関わるボールを設
    けた柔軟性インクチューブを用いた柔軟性軸ボールペン
    に関連する装置において、柔軟性軸の外面に適度に接触
    抵抗を生じるように筒状の内面に適宜な螺旋状のネジ山
    を形成した柔軟性コントロール軸を回動すると、ネジ山
    の作用により柔軟性軸に装着したボールから柔軟性コン
    トロール軸の軸端までの間隔を、長くまたは短かくして
    柔軟性の作用の加減をすることにより筆圧をコントロー
    ルすることを特徴とする請求項1記載の柔軟性軸ボール
    ペンに関連する装置。
  3. 【請求項3】 筆記具のボールペンに関わるボールを設
    けた柔軟性インクチューブを用いた柔軟性軸ボールペン
    に関連する装置において、筆記に適した適宜な長さの柔
    軟性ネックチューブをボール側に固着した柔軟性インク
    チューブを軸内に挿着して、軸方向の前後に移動する適
    宜な方法を用いて柔軟性の作用の加減をコントロールす
    ることを特徴とする柔軟性軸ボールペンに関連する装
    置。
  4. 【請求項4】 筆記具のボールペンに関わるボールを設
    けた柔軟性インクチューブを用いた柔軟性軸ボールペン
    に関連する装置において、軸内にて柔軟性インクチュー
    プをスライド可能に挿通したチューブネジを適宜な方法
    でまたはネジの作用を用いて軸方向の前後に移動して、
    前記柔軟性インクチューブの柔軟性の加減をコントロー
    ルするチューブネジを設けたことを特徴とする請求項1
    または、3記載の柔軟性軸ボールペンに関連する装置。
  5. 【請求項5】 筆記具のボールペンに関わるボールを設
    けた柔軟性インクチューブを用いた柔軟性軸ボールペン
    に関連する装置において、柔軟性グリップ軸を介したネ
    ックガイドとグリップ補助軸の間に適度なすきまクリア
    ランス部を設けて、前記柔軟性グリップ軸の筆記に適し
    た柔軟性の作用を形成すること、および柔軟性の作用の
    ネックグリップ軸の構成を特徴とする請求項1記載の柔
    軟性軸ボールペンに関連する装置。
JP10376090A 1998-12-01 1998-12-01 柔軟性軸ボ―ルペンおよびそれに関連する装置 Pending JP2000168289A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008064557A1 (fr) * 2006-11-30 2008-06-05 Genhua Xu Ustensile d'écriture flexible
WO2014168196A1 (ja) * 2013-04-10 2014-10-16 三菱鉛筆株式会社 筆記具
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