JPS6183234A - エポキシ樹脂積層板の製造法 - Google Patents
エポキシ樹脂積層板の製造法Info
- Publication number
- JPS6183234A JPS6183234A JP20521284A JP20521284A JPS6183234A JP S6183234 A JPS6183234 A JP S6183234A JP 20521284 A JP20521284 A JP 20521284A JP 20521284 A JP20521284 A JP 20521284A JP S6183234 A JPS6183234 A JP S6183234A
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- JP
- Japan
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- epoxy resin
- bonds
- parts
- bond
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電気絶縁材料である積層板、銅張積層板および
多層印刷配線板に利用さnる、エポキシ樹脂積層板の製
造法に関する。
多層印刷配線板に利用さnる、エポキシ樹脂積層板の製
造法に関する。
(従来の技術)
エポキシ樹脂積層板は電気2電子の分野において広く利
用さnてお01こn、らの積層板はその加工工程で生じ
る加熱冷却過程でふく′n、はが扛等が発生し問題とな
る。このふくれ、はがn等問題を解消するためジグリン
シールエーテルビスフェノールA型エポキシ樹脂にツノ
ボラック刑エポキシ樹脂を用いて変性することが行なわ
nており、こnによりある程度向−ヒさせることができ
るがその効果が充分ではない。
用さnてお01こn、らの積層板はその加工工程で生じ
る加熱冷却過程でふく′n、はが扛等が発生し問題とな
る。このふくれ、はがn等問題を解消するためジグリン
シールエーテルビスフェノールA型エポキシ樹脂にツノ
ボラック刑エポキシ樹脂を用いて変性することが行なわ
nており、こnによりある程度向−ヒさせることができ
るがその効果が充分ではない。
(発明の目的)
本発明の目的は、耐熱件[優nるエポキシ樹脂積層板を
製造法を提供することにある。
製造法を提供することにある。
(発明の構成)
本発明は、ジグリシジールエーテルビスフェノールA型
エポキシ樹脂100昏量部と、メチレン結合の配位の割
合が、0−0結合が15%以上、0−P結合か55%以
下、P−P結合が30%以下であるノボラック型エポキ
シ樹脂5〜30重量部とより成るエポキシ樹脂を、基材
に含浸漬、必要枚数を重ね台せ加熱加圧することを特徴
とするエポキシ樹脂績JwI板の製造法である。
エポキシ樹脂100昏量部と、メチレン結合の配位の割
合が、0−0結合が15%以上、0−P結合か55%以
下、P−P結合が30%以下であるノボラック型エポキ
シ樹脂5〜30重量部とより成るエポキシ樹脂を、基材
に含浸漬、必要枚数を重ね台せ加熱加圧することを特徴
とするエポキシ樹脂績JwI板の製造法である。
本発明者は、エポキシ樹脂積層板の耐熱性につき検討し
た結果、従来のエポキシ1k・1脂槓層板の耐熱性が充
分でないのは変性に用いるノボラック型エポキシ樹脂と
ジグリンシールエーテルビスフェノールA型エボキシイ
q(脂の硬化速度の違いにより、不均一な硬化物が形成
さn、変性に用いるノボラック型エポキシ樹脂の硬化速
度がその分子中のメチレン結合の配位の割合により影響
さR’Lることを見い出した。
た結果、従来のエポキシ1k・1脂槓層板の耐熱性が充
分でないのは変性に用いるノボラック型エポキシ樹脂と
ジグリンシールエーテルビスフェノールA型エボキシイ
q(脂の硬化速度の違いにより、不均一な硬化物が形成
さn、変性に用いるノボラック型エポキシ樹脂の硬化速
度がその分子中のメチレン結合の配位の割合により影響
さR’Lることを見い出した。
本発明はこのような知見に基いてなさtl−fcもので
ある。
ある。
ノボラック型エポキシ柾脂中に含まγLるメチレンの配
位結合(0−0、0−P 、 P−P )の0−0結台
が15%以上染ましくけ15〜25%、o−p結合が5
5%以下望ましくは45〜55%、P−P結合が30%
以下望ましくは20〜30%を含有するノボラック型エ
ポキシ樹脂はその硬化速度がジグリシジールエーテルビ
スフェノールA型エポキシ樹脂と同等になり均一な硬化
物を得ることができ耐熱性を向上させることができる。
位結合(0−0、0−P 、 P−P )の0−0結台
が15%以上染ましくけ15〜25%、o−p結合が5
5%以下望ましくは45〜55%、P−P結合が30%
以下望ましくは20〜30%を含有するノボラック型エ
ポキシ樹脂はその硬化速度がジグリシジールエーテルビ
スフェノールA型エポキシ樹脂と同等になり均一な硬化
物を得ることができ耐熱性を向上させることができる。
メチレンの配位結合の割合はC10N M R分析によ
り求めることができる。
り求めることができる。
ジグリシジールエーテルビスフェノールA型エポキシ樹
脂はそのエポキシ当量が170〜1000、望ましくは
650〜650.ノボラック型エポキシ樹脂はエポキシ
当量150〜500望ましくは180〜250が良好で
ある。
脂はそのエポキシ当量が170〜1000、望ましくは
650〜650.ノボラック型エポキシ樹脂はエポキシ
当量150〜500望ましくは180〜250が良好で
ある。
ジグリシジールエーテルビスフェノールAidエポキシ
樹脂100軍量部を本発明のノボラック型エポキシ樹脂
を用い5部〜30重量部変性することで耐熱性に優nた
積層板を得ることが出来る。
樹脂100軍量部を本発明のノボラック型エポキシ樹脂
を用い5部〜30重量部変性することで耐熱性に優nた
積層板を得ることが出来る。
硬化剤としてはジシアンジアミド、ジアミノジフェニル
メタン、ジアミノジフェニルスルホン0−7二二レンジ
アミン等のアミン系硬化剤が用いらnその使用量はエポ
キシ樹脂に対し0゜3〜1.4当量が好ましい。
メタン、ジアミノジフェニルスルホン0−7二二レンジ
アミン等のアミン系硬化剤が用いらnその使用量はエポ
キシ樹脂に対し0゜3〜1.4当量が好ましい。
硬化促進剤としては2エチル4メチルイミダゾール、2
フエニルイミダゾール等のイミダゾール類、ペンデルジ
メチルアミン、2.4゜6トリス(ジメチルアミノメチ
ル)フェノール%2−(ジメチルアミノメチル)フェノ
ール等の第3級アミンが使用さnエポキシ樹脂100部
に対し0.1〜1部配合さnる。
フエニルイミダゾール等のイミダゾール類、ペンデルジ
メチルアミン、2.4゜6トリス(ジメチルアミノメチ
ル)フェノール%2−(ジメチルアミノメチル)フェノ
ール等の第3級アミンが使用さnエポキシ樹脂100部
に対し0.1〜1部配合さnる。
有機溶剤としてはアセトン、メチルエチルケトン、トル
エン、キシレン、ジメチルホルムアミド、メチルセロソ
ルブ等が使用さnエポキシ樹脂の濃度は40〜80%が
好ましい。
エン、キシレン、ジメチルホルムアミド、メチルセロソ
ルブ等が使用さnエポキシ樹脂の濃度は40〜80%が
好ましい。
本発明によるエポキシ樹脂積層板用ワニスな基材となる
紙、ガラス布あるいはガラスペーパに含浸し% 100
〜200℃の温度の乾燥装置中で0.5〜30分間乾燥
し、半硬化状態のエポキシ樹脂プリプレグを製造する。
紙、ガラス布あるいはガラスペーパに含浸し% 100
〜200℃の温度の乾燥装置中で0.5〜30分間乾燥
し、半硬化状態のエポキシ樹脂プリプレグを製造する。
一5=
製造したプリプレグを用い圧力10〜100kg /
m、温度130〜180℃、時間30〜180分間加熱
加圧し積層板を製造する。
m、温度130〜180℃、時間30〜180分間加熱
加圧し積層板を製造する。
製造さnたエポキシ樹脂積層板は耐熱性を向上させるこ
とが出来る。
とが出来る。
実施例
ジグリンシールエーテルビスフェノールAfflエポキ
シ樹脂としてはエピコート1001(油化シェル■製部
品名エポキシ当量470)を100部(重量部以下同じ
)ノボラック型エポキシ樹脂としてはYDCN−703
(東部化成■製部品名0−0結合17%、o−p結合4
9%P−P結合28%2.5部をメチルエチルケトン2
5部に溶解させ、さらに硬化剤としてジシアンジアミド
4部をメチルグリコール50部に溶解させ、2エチル4
メチルイミダゾ−ルナ0.2部添加しワニスとした。
シ樹脂としてはエピコート1001(油化シェル■製部
品名エポキシ当量470)を100部(重量部以下同じ
)ノボラック型エポキシ樹脂としてはYDCN−703
(東部化成■製部品名0−0結合17%、o−p結合4
9%P−P結合28%2.5部をメチルエチルケトン2
5部に溶解させ、さらに硬化剤としてジシアンジアミド
4部をメチルグリコール50部に溶解させ、2エチル4
メチルイミダゾ−ルナ0.2部添加しワニスとした。
このワニスを基材であるガラス布(日東紡績■製部品名
18Wエポキシシラン処理)に含浸させ樹脂分38〜4
2%のプリプレグを130℃5分間乾燥させた。得らn
たプリプレグ(ブリブ1/グ特性を表1vc示す)を常
法に従かい圧力40 kg /−加熱温度165℃加熱
時間120分で1.6關の板片の銅張積層板を製造した
。
18Wエポキシシラン処理)に含浸させ樹脂分38〜4
2%のプリプレグを130℃5分間乾燥させた。得らn
たプリプレグ(ブリブ1/グ特性を表1vc示す)を常
法に従かい圧力40 kg /−加熱温度165℃加熱
時間120分で1.6關の板片の銅張積層板を製造した
。
この銅張積層板の銅げくをエツチング除去し50X50
mmの試験片を作成しプレッシャークツカー処理(12
1℃の水蒸気中)後はんだ耐熱性試験(230℃30秒
浸漬)を行なった。
mmの試験片を作成しプレッシャークツカー処理(12
1℃の水蒸気中)後はんだ耐熱性試験(230℃30秒
浸漬)を行なった。
さらに50X100mmの試験片の巾方向に3mmの間
隔で銅はくをエツチング除去した試験片を作成し煮沸処
理(100℃の水中)後、はんだ耐熱性試験(230℃
20秒浸漬)を行ないミーズリングの発生を観察した。
隔で銅はくをエツチング除去した試験片を作成し煮沸処
理(100℃の水中)後、はんだ耐熱性試験(230℃
20秒浸漬)を行ないミーズリングの発生を観察した。
比較例1
エポキシ樹脂としてエピノー)1001V100部使用
する以外は実施例1と同様にして銅張積層板を製造した
。
する以外は実施例1と同様にして銅張積層板を製造した
。
比較例2
ジグリンシールエーテルビスフェノールAffiエポキ
シ樹脂としてエピコート1001(油化シェル■製エポ
キシ当量470g/eq) を100部ノボラック型
エポキシ樹脂としてESCN220F(住人化学■製0
−0結合14%〇−P結合49%P−P結合32%C’
3NMR分析)を25部使用する以外&″!実施例1と
同様にして銅張積層板を製造した。そnぞnの特性を表
1表1 注)耐熱性評価 ○異常なし Xミーズリングまたはふ
くn発生ミーズリング発生状況 ○異常なし △若干のミーズリング ×著しいミーズリング (発明の効果) 本発明により、耐熱性に優nたエポキシ樹脂fJ層板が
製造さnる。
シ樹脂としてエピコート1001(油化シェル■製エポ
キシ当量470g/eq) を100部ノボラック型
エポキシ樹脂としてESCN220F(住人化学■製0
−0結合14%〇−P結合49%P−P結合32%C’
3NMR分析)を25部使用する以外&″!実施例1と
同様にして銅張積層板を製造した。そnぞnの特性を表
1表1 注)耐熱性評価 ○異常なし Xミーズリングまたはふ
くn発生ミーズリング発生状況 ○異常なし △若干のミーズリング ×著しいミーズリング (発明の効果) 本発明により、耐熱性に優nたエポキシ樹脂fJ層板が
製造さnる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ジグリンシールエーテルビスフェノールA型エポキ
シ樹脂100重量部と、メチレン結合の配位の割合が、
O−O結合が15%以上、O−P結合が55%以下、P
−P結合が30%以下であるノボラック型エポキシ樹脂
5〜30重量部とより成るエポキシ樹脂を、基材に含浸
後、必要枚数を重ね台せ加熱加圧することを特徴とする
エポキシ樹脂積層板の製造法。 2、ジグリンシールエーテルビスフェノールA型エポキ
シ樹脂のエポキシ当量が170〜1000であり、ノボ
ラック型エポキシ樹脂のエポキシ当量が150〜500
である特許請求の範囲第1項記載のエポキシ樹脂の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20521284A JPS6183234A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | エポキシ樹脂積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20521284A JPS6183234A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | エポキシ樹脂積層板の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6183234A true JPS6183234A (ja) | 1986-04-26 |
Family
ID=16503256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20521284A Pending JPS6183234A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | エポキシ樹脂積層板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6183234A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63207830A (ja) * | 1987-02-24 | 1988-08-29 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 積層板の製造法 |
JPH0687231U (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-22 | 亀重ダンボール株式会社 | 段ボール製パレット |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP20521284A patent/JPS6183234A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63207830A (ja) * | 1987-02-24 | 1988-08-29 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 積層板の製造法 |
JPH0412899B2 (ja) * | 1987-02-24 | 1992-03-06 | Shin Kobe Electric Machinery | |
JPH0687231U (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-22 | 亀重ダンボール株式会社 | 段ボール製パレット |
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