JPS618317A - 注型積層板および注型成形方法 - Google Patents
注型積層板および注型成形方法Info
- Publication number
- JPS618317A JPS618317A JP12915184A JP12915184A JPS618317A JP S618317 A JPS618317 A JP S618317A JP 12915184 A JP12915184 A JP 12915184A JP 12915184 A JP12915184 A JP 12915184A JP S618317 A JPS618317 A JP S618317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- cast
- cavity
- mold
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
従来注型成形(二より板状物を得る方法は型内面1:離
型処理を施こしたキャビティ内に液状樹脂を注入し、加
熱硬化した後脱型して得るというのが一般的であった。
型処理を施こしたキャビティ内に液状樹脂を注入し、加
熱硬化した後脱型して得るというのが一般的であった。
黙しながらこのような方法に用いられる液状樹脂は揮発
成分を含んでいないこと、硬化に際して硬化収縮が小さ
いこと、また縮合水等の反応副生物が出ないこと、注型
し易い低粘度樹脂であること等の制約があるため現状で
はアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、
シリコン系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂C二限定さ
れる。
成分を含んでいないこと、硬化に際して硬化収縮が小さ
いこと、また縮合水等の反応副生物が出ないこと、注型
し易い低粘度樹脂であること等の制約があるため現状で
はアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、
シリコン系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂C二限定さ
れる。
この結果得られた注型板の性能はこれら樹脂単独の性能
の域を出ることが出来ず注型成形の量産性の低さと相ま
って用途は極く限られてしまっているのが現状であり、
この欠点を除く方法としてハードコート等に見られる表
面塗装等がやむなく行なわれているが工程が増えるため
更に量産性が低下゛する。
の域を出ることが出来ず注型成形の量産性の低さと相ま
って用途は極く限られてしまっているのが現状であり、
この欠点を除く方法としてハードコート等に見られる表
面塗装等がやむなく行なわれているが工程が増えるため
更に量産性が低下゛する。
また一つの樹脂単独の注型板であるため注型板表面のみ
を1段成形で着色するといった表面響二各柚機能を付与
する方法は不可能であったー一方これらの欠点を有して
はいるものの注型法(二も一例を挙げれば成形歪が小さ
いといった各種長所の有るととも事実である。
を1段成形で着色するといった表面響二各柚機能を付与
する方法は不可能であったー一方これらの欠点を有して
はいるものの注型法(二も一例を挙げれば成形歪が小さ
いといった各種長所の有るととも事実である。
本願発明者らは、注型成型方法により高機能を有する注
型板をなるべく少ない工数で得るべく鋭意検討を行ない
転写注型成形法を見い出し本発明を達成した。
型板をなるべく少ない工数で得るべく鋭意検討を行ない
転写注型成形法を見い出し本発明を達成した。
即ち、キャビティを形成すべき平面板の表面(=樹脂層
を予め施こしておき、これを注型・脱型に際して注型板
表面(二転写して得られた高機能注型板であり、その注
型成形方法である。
を予め施こしておき、これを注型・脱型に際して注型板
表面(二転写して得られた高機能注型板であり、その注
型成形方法である。
本願発明(=おいて、キャビティを形成する平面板(:
形成すべき樹脂層はいかなる樹脂でも良く、熱硬化性樹
脂、熱可塑性樹脂、紫外線硬化性樹脂が適宜選択利用出
来る。
形成すべき樹脂層はいかなる樹脂でも良く、熱硬化性樹
脂、熱可塑性樹脂、紫外線硬化性樹脂が適宜選択利用出
来る。
また液状樹脂であればそのまま適用可能であり、溶液型
の樹脂であれば塗布乾燥して用いることが可能である。
の樹脂であれば塗布乾燥して用いることが可能である。
更に樹脂中(二乗・顔料、導電性フィラー、磁性粉体無
機フィラー、滑剤、濡れ改良剤、撥水剤、難燃剤、紫外
線吸収剤、可塑剤等の表面機能を付与する目的で各種添
加剤を含む樹脂を用いることは極めて有効な方法である
。
機フィラー、滑剤、濡れ改良剤、撥水剤、難燃剤、紫外
線吸収剤、可塑剤等の表面機能を付与する目的で各種添
加剤を含む樹脂を用いることは極めて有効な方法である
。
好ましくは、注型用液状樹脂の硬化温度C二耐え得る樹
脂系が用いられる。
脂系が用いられる。
また1稈短縮の意味で紫外線硬化樹脂も好んで用いられ
る。
る。
また表面に樹脂層を形成する方法としてはディラフ、ロ
ールコート、スプレー、キャスト、スクリーン印刷、ス
ピンナー等の塗膜形成方法はすべて利用可能であり、重
ね塗りも可能である。
ールコート、スプレー、キャスト、スクリーン印刷、ス
ピンナー等の塗膜形成方法はすべて利用可能であり、重
ね塗りも可能である。
また形成される膜厚は所望の厚みで良く適宜決定される
。
。
また最終的(二2層注型板が必要な時は片面のみC樹脂
層を形成すれば良い、また最終脱型時の転写性、型面か
らの離型性および注型時の樹脂層の剥れ等を考慮して平
板面を処理することも好んで用いられる方法である。
層を形成すれば良い、また最終脱型時の転写性、型面か
らの離型性および注型時の樹脂層の剥れ等を考慮して平
板面を処理することも好んで用いられる方法である。
次いで樹脂層の形成された面を内面(ニしてキャビティ
厚み(:応じたスペーサーを用いて対向せしめる2、ま
た3周辺をシールして液状樹脂が漏れないよう(二する
。
厚み(:応じたスペーサーを用いて対向せしめる2、ま
た3周辺をシールして液状樹脂が漏れないよう(二する
。
次いで該キャビティ内C=液状樹脂を注入する。
樹脂としてはエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコン樹脂の通常注型
成形(=用いられる熱硬化性樹脂はすべて使用可能であ
るが、型内面に形成された樹脂層との密着性という点か
ら酸無水物硬化液状エポキシ樹脂が好んで用いられる。
脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコン樹脂の通常注型
成形(=用いられる熱硬化性樹脂はすべて使用可能であ
るが、型内面に形成された樹脂層との密着性という点か
ら酸無水物硬化液状エポキシ樹脂が好んで用いられる。
゛注型終了後加熱C二より樹脂を硬化させる。所定時間
硬化後脱型して樹脂層が片面もしくは両面に転写された
注型積層板が得られる。
硬化後脱型して樹脂層が片面もしくは両面に転写された
注型積層板が得られる。
得られた注型積層板表面は型面が転写されるため極めて
平滑性に優れたものであり、注型品を碍゛たのちコート
層を形成する従来法では全く得られない表面平滑性を有
するものである。
平滑性に優れたものであり、注型品を碍゛たのちコート
層を形成する従来法では全く得られない表面平滑性を有
するものである。
また特徴ある樹脂層を転写することにより表面(二各N
#J能を有する注型積層板となる。
#J能を有する注型積層板となる。
例として挙げれば耐熱性、耐水耐湿性、耐摩耗性、耐擦
過傷性、柔軟性、光反射性、表面着色性等の表面に各M
M#能を有する注型積層板となる。
過傷性、柔軟性、光反射性、表面着色性等の表面に各M
M#能を有する注型積層板となる。
以下に実施例を示す。
実施例1
片面離型処理を施こした2枚のガラスの夫々の処理面に
ポリイミド樹脂フェス(商品名PYLE−ML。
ポリイミド樹脂フェス(商品名PYLE−ML。
デュポン社製)をパーコーターにより塗布し、150℃
の温度で溶剤を乾燥除去した後、200℃2時間加熱し
閉環反応を生ぜしめ完全硬化し夫々ガラス片面に10μ
炉のぐ膜を形成した。
の温度で溶剤を乾燥除去した後、200℃2時間加熱し
閉環反応を生ぜしめ完全硬化し夫々ガラス片面に10μ
炉のぐ膜を形成した。
次いで該塗膜面を内側(ニして対抗させ画板間に2mの
スペーサーを挾みキャビィティを形成し3周をシールし
た。
スペーサーを挾みキャビィティを形成し3周をシールし
た。
次いで以下の配合から成るエポキシ樹脂液状組成物を注
入した。
入した。
脂環式エポキシ樹脂 10o 重量部メチ
ル、ヘキサヒドロフタール酸無水物 120 重量
部ベンゼンヒドロキントルエン(酸化防止剤)1.0
重■部2エテルー4メチルイミダゾール
2.0 jJ、量部該注入物を120℃2時間硬化せ
しめた後、脱型して両面にイミド層を有する板状物を得
た。
ル、ヘキサヒドロフタール酸無水物 120 重量
部ベンゼンヒドロキントルエン(酸化防止剤)1.0
重■部2エテルー4メチルイミダゾール
2.0 jJ、量部該注入物を120℃2時間硬化せ
しめた後、脱型して両面にイミド層を有する板状物を得
た。
j尋られた板状物の表面耐熱性はポリイミド樹脂層であ
るが故に非常(:優れており、磁性膜スパッター等の表
面耐熱性の要求される薄膜形成用基板として優れたもの
であった。
るが故に非常(:優れており、磁性膜スパッター等の表
面耐熱性の要求される薄膜形成用基板として優れたもの
であった。
実施例2
ガラス表面(=高屈折率樹脂であるフェノールレゾール
ワニスを塗布し150℃加熱(二より完全硬化させ塗膜
?形成した(屈折率1.59 )次いで実施例1と全く
同様な方法でエポキン樹脂を注入硬化せしめた(屈折率
1.50)脱型後得られた板状物は両面(二高屈折率層
を有る三層から成る注型積層体であり、内部イニ光導波
路面を有する光学的(二意義のある透明注型板でありた
。
ワニスを塗布し150℃加熱(二より完全硬化させ塗膜
?形成した(屈折率1.59 )次いで実施例1と全く
同様な方法でエポキン樹脂を注入硬化せしめた(屈折率
1.50)脱型後得られた板状物は両面(二高屈折率層
を有る三層から成る注型積層体であり、内部イニ光導波
路面を有する光学的(二意義のある透明注型板でありた
。
実施例3
ガラス表面(ニフェノール樹脂をバインダーとするカー
ボンペーストをスクリーン印刷により塗布し加熱硬化せ
しめる以外は全〈実施例1と同様の方法で注型積層体を
得た。得られた積層体は表面(二平滑な導電層を有する
表面マモウ性C:優れた透明注型板であった。
ボンペーストをスクリーン印刷により塗布し加熱硬化せ
しめる以外は全〈実施例1と同様の方法で注型積層体を
得た。得られた積層体は表面(二平滑な導電層を有する
表面マモウ性C:優れた透明注型板であった。
Claims (2)
- (1)片面もしくは両面に同一種又は異種の樹脂の被覆
層を有する熱硬化性樹脂注型板よりなることを特徴とし
た注型積層板。 - (2)そのまま、もしくは離型処理された2枚の平面板
の少なくとも1枚の片面上に同一種または異種の樹脂を
被覆し、該被覆樹脂面を対向させて3周辺をシールして
キャビティを形成し、該キャビティ内に熱硬化型液状樹
脂を注入し、加熱硬化後脱型して被覆樹脂層を転写して
なることを特徴とする注型積層板の注型成形方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12915184A JPS618317A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 注型積層板および注型成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12915184A JPS618317A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 注型積層板および注型成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS618317A true JPS618317A (ja) | 1986-01-16 |
Family
ID=15002397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12915184A Pending JPS618317A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 注型積層板および注型成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS618317A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926297A (ja) * | 1972-07-03 | 1974-03-08 | ||
JPS4926507A (ja) * | 1972-07-06 | 1974-03-09 | ||
JPS4945965A (ja) * | 1972-09-11 | 1974-05-02 | ||
JPS53129254A (en) * | 1977-04-19 | 1978-11-11 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Production of mar-proof synthetic resin molded product |
JPS541353A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-08 | Omron Tateisi Electronics Co | Roll paper coating machine |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP12915184A patent/JPS618317A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926297A (ja) * | 1972-07-03 | 1974-03-08 | ||
JPS4926507A (ja) * | 1972-07-06 | 1974-03-09 | ||
JPS4945965A (ja) * | 1972-09-11 | 1974-05-02 | ||
JPS53129254A (en) * | 1977-04-19 | 1978-11-11 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Production of mar-proof synthetic resin molded product |
JPS541353A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-08 | Omron Tateisi Electronics Co | Roll paper coating machine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3085295A (en) | Method of making inlaid circuits | |
KR950018193A (ko) | 기능성 초미립자를 함유하는 투명기능성막 투명기능성필름 및 그의 제조방법 | |
JP2011500948A5 (ja) | ||
US2706166A (en) | Manufacture of articles of rubber bonded to a backing | |
JPS618317A (ja) | 注型積層板および注型成形方法 | |
CN107365553B (zh) | 热转印pet膜紫外光固化清漆及其制备方法 | |
CA2007180A1 (en) | Method of forming electrically conducting layer | |
CN107674224A (zh) | 陶瓷电容用的功能性离型膜及其制备方法 | |
US4571314A (en) | Process for producing substrate for optical recording medium | |
JPH0232156B2 (ja) | ||
JP3226605B2 (ja) | 転写層を有する成形体及びその製造方法 | |
JPS60149417A (ja) | 表面高硬度成形品の製造法 | |
JPH0514299Y2 (ja) | ||
JPH05330297A (ja) | 漆調転写材および漆調転写物 | |
JPH01113295A (ja) | 金属蒸着箔の熱転写印刷物および熱転写印刷方法 | |
US5094887A (en) | Method of spraying a mixture of polyol resin, methylene diphenyl diisocyanate, cork flour, and a solvent onto a surface having a primer coat so as to form an ablative coating | |
JP3237085B2 (ja) | ガラスを基板とする成形品 | |
US5281457A (en) | Reinforced glass and process for producing the same | |
JPS61184898A (ja) | 防湿絶縁性実装回路板 | |
JPH01232552A (ja) | 光ディスク基板の製造方法 | |
KR20040016918A (ko) | 아크릴수지판의 색상 형성방법 | |
CN115723461A (zh) | 一种光学转移材料及其制备方法 | |
JPS63302099A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
JPH0369035A (ja) | 光ディスク用エポキシ基板及びその製造方法 | |
JPH01154745A (ja) | 樹脂被覆金属板の製造方法 |