JPS6182960A - 磁性合金の製造方法 - Google Patents

磁性合金の製造方法

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JPS6182960A
JPS6182960A JP18726784A JP18726784A JPS6182960A JP S6182960 A JPS6182960 A JP S6182960A JP 18726784 A JP18726784 A JP 18726784A JP 18726784 A JP18726784 A JP 18726784A JP S6182960 A JPS6182960 A JP S6182960A
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JP
Japan
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casting
molten metal
ingot
temp
mold
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JP18726784A
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JPH0152111B2 (ja
Inventor
Koichi Tamaki
玉城 幸一
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Tokin Corp
Original Assignee
Tohoku Metal Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D27/00Treating the metal in the mould while it is molten or ductile ; Pressure or vacuum casting
    • B22D27/04Influencing the temperature of the metal, e.g. by heating or cooling the mould

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は磁性合金の製造方法に関する。さらに詳しく1
dlFGjsilAlを主成分とし、これにTiを2〜
5%添加した磁性合金の製造方法に■月−る。
〔先行技術とその問題点〕
近年磁気記録はその高記録密度化に伴ない、記録媒体の
高保磁力化、磁気ヘッドの狭トラ、り化。
さらに短波長化が進んでおり、 VTR分野では8間V
TR、カメラ分野では電子スチルカメラ等が提案されて
いる。このため、記録媒体およびヘッドコア材の見直し
が図られている。記録媒体としては。
高保磁力化のために、従来のCo−γ−Fe203塗布
型テーグから塗布型メタルテープ、蒸着型メタルテープ
等への移行が提案されている。一方へ、ドコア材料とし
ては、従来のフェライト単結晶では飽和磁束密度が小さ
すぎるため、高飽和磁束密度を有する材料としてFe−
8i −Al系合金が期待されている。この合金は一部
放送用4ヘッド形VTRにおいて実際に使用されておシ
、磁気特性上は特に大きな問題はない。しかし、この合
金をへ、ドコアに使用したヘッドではテープ走行時にコ
アのテープ摺動面に焼付き現象が生じて出力特性が低下
してしまい、ヘッドとしての特注が劣化するという問題
があった。さらに、へ、ド組立ての容易さ。
特に巻線の容易さの点からはコアの材料が硬い方が望ま
しい。しかし従来のFe −3i −Al系合金ではビ
ッカース硬さはHv ”’ 480〜530と硬いが。
巻線時にひずみが導入されたり割れたりするため。
さらに硬い材料が望まれている。
そこでチーブ走行時に焼付きがなくかつ硬さの高いFe
−8i−Al系合金を得るために各種の添加元素につい
て検討した。その結果2wt%(以下単に矛と略す)以
上のTrの添加が焼付防止および硬さの向上に効果的で
あることを見い出した(特願昭58− =16009 
、特願昭58−196235 )。
一方、Fe−3i−Al系合金の従来の造塊方法として
は主として次の2つの方法が知られている。その第1の
方法はあらかじめ加熱された鋳型に溶湯を注ぎ込み鋳造
することにより、鋳造欠陥を減少させ割れを防止する方
法であり、第2の方法は溶湯を冷却金型に注湯し、イノ
ゴツト全体を急速冷却することにより微細な結晶粒を得
て鋳造欠陥を減少させる方法である。
しかしながらFe、Si、Alを主成分としこれにTi
2〜5%を添加した磁性合金は上記の2つの方法で製造
することが不可能であった。すなわち上記第1の方法を
用いると、冷却速度が遅くなシ、特に800℃以上の領
域における低冷却速度が原因でTiが粒界部分に偏析し
、均質な合金が得られず。
又第2の方法によると冷却速度、特に800℃以下の領
域の冷却速度が過大となって鋳塊に割れが発生するとい
う欠点があった。
上記の例としてFe−10%5i−6%Al−3%Ti
の組成を有する溶湯を用いた場合について各1例を説明
する。
第1図は上記の第1の方法によシ溶湯を鋳型に注湯した
あと溶湯温度から800℃までは50℃/ minの冷
却速度で、800℃以下300℃までは5℃/ min
の冷却速度でそれぞれ冷却させて得た鋳塊の金属組織写
真であり、(a)は硝酸水溶液(50℃)で腐蝕した断
面の顕微鏡写真であって。
粒界部に偏析(黒色部)が明らかに認められる。
(bl)および(b2)は偏析の起因を調べるためにと
ったXMA観察による金属組織の二次電子写真およびX
線写真(Kα線)であり、 Ti −richは相の析
出が極めて明確に認められる。そしてこの析出相をXM
Aにより定量分析したところ。
FG63T12oS!1sA2という結果が得られた。
第2の方法の例としては、前述の組成の溶湯を用い、@
湯温度から800℃までを300℃/minの冷却速度
で、800℃以下を30℃/ mlnの冷却速度で冷却
すると2粒界偏析は認められないが。
800℃以下で600℃に達しないうちに鋳塊が粉々に
破壊した。又多少条件を変えても、800℃り下て鋳塊
に割れが生じ、健全な鋳塊を得ることはできなかった。
なお上述の従来方法の2つの例は、あとに本発明による
方法の説明に用いた表に比較し11として示しである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は上記のような尖状に鑑みなされたもので
、その主たる目的はFe HS+ + Al を主成分
とし、これに2〜5%仲キリT iを添加してなる組成
的に均一な溶湯から、 Tiの粒界偏析がなく鋳造欠陥
もなり、シかも鋳造割れが生じない健全な鋳塊を製造す
る方法を提案することにある。
〔発明の構成〕
本発明はSi4〜12%、Al3〜8%、残部Feを主
成分とし、これにTi 2〜5%を添加してなる組成的
に均一な溶湯を任意の形状を有する鋳型に注湯し鋳塊を
製造する方法において、溶湯温度から800℃までの温
度域を100℃/ m 11以上の速度で冷却させ、さ
らに800℃から300℃までの一温度域を5℃/m 
10以下の速度で冷却させることを特徴とする磁性合金
の製造方法である。
ここでSi量を4〜12%、 Al量を3〜8チとした
のは、この範囲外では磁気特注なかでも保磁力および実
効透磁率が著しく劣化するためである。
Tiは前述の通り焼付防止および硬さの向上のために添
加するもので、2%未満の添加でも硬さは若干向上する
が焼付防止とならないため、2%以上の添加が必要とな
る。しかし5%を越えて添加すると切削加工が極めて困
難となりさらに飽和磁束密度の低下も著しくなる。
溶湯♂h度から800℃までの温度域の冷却速度を10
0℃/m i n以上としたのは、冷却速度が100℃
/ m i n未満では粒界にTi−richな相が析
出するためである。添加するTl量が増加すればそれだ
け冷却速度を早くする必要があり2例えばTi 2%添
加の場合の冷却速度は200〜b しく 、 Ti 3%添加の場合は700〜bが好まし
い。またこの時に用いる鋳型としては銅鋳型もしくは水
冷銅鋳型が好ましい。
800 ℃から300℃までの温度域の冷却速朋を5℃
/ m i n以下としだのは、冷却速度が5℃/mi
nよりも速いと鋳造割れが生じ易くなるためで、特に1
0℃/minよりも速い場合は鋳塊が完全に破壊する。
この冷却速度はTi量にはあまり影響されず。
1〜b 3 Fl 0 ℃1メ下の11、i’l I隻J成の冷
却速度はTiの偏析、ジj造割り等に関与しないので、
任意に逆捩して良い。
〔発明の実施例〕
表−1の本発明し11の組成揃に示した合金(A 1〜
扁・l)をアルミナルツボ゛を用いて真空中で高周波溶
解を行ない組成的に均一な溶湯を得これを銅鋳型もしく
は水冷銅鋳型に注湯した。次いで鋳塊の温度が800℃
に達した時に鋳型から鋳塊をすみやかに取り出し、あら
かじめ800℃に加熱保持されている/リコニット炉に
入れそのまま炉冷した。なお鋳型のまま適当な炉に入れ
ても良いが。
ここでは炉の熱容量および炉内容積の関係から鋳塊のみ
を炉の中に入れた。鋳塊の大きさは200×150X1
0膿であり、鋳込温度は1450〜1500℃としだ。
以下余日 このときの結果を表−1の右側に示す。これより溶湯温
度から800℃までの冷却速度が[001: 7m i
 n以上で、800〜300℃までの冷却速度が5℃/
 m I n以下の)’ffa ]〜A 4はTiの粒
界偏析がなく、鋳造割れも生じなかった。また鋳造欠陥
は主として鋳込温度に起因するものであり9本実施例に
ついては鋳込温度を最適の1150℃〜1500℃に設
定したため、鋳造欠陥はほとんど認められなかった。こ
の鋳込温度は合金の融点により決定される要因である。
第2図は上記の試料、・に2の金属組織の顕微鏡写真で
あシ9粒界部に偏析は全く認められず、又ひび割れを生
じていない。なお腐食液は硝酸水溶液(50℃)を用い
た。
なお表−IのA5およびノI66の比較例は、さきに従
来例の説明で使用した2つの試料についての結果を、J
IG、1−A4の本発明の方法による結果と対比して示
したものである。
また1本発明はSi 4〜12%、 kl 3〜8チ、
 Ti2〜5%、残部Feからなる合金に副成分として
Co。
V 、 Nb 、 Ta 、 Cr 、 Mo 、 W
 、白金族元素I Be TB、Zr、Y、Hfおよび
希土類元素などが単独もしくは複合して含まれる場合に
も十分適用可能である。
〔発明の作用効果〕
以上述べたように2本発明によれば組成的に均一で鋳造
割れがなく、シかも硬さが高く、焼付き現象の生じない
磁気へラドコア用材料の提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の製造方法において得られる鋳塊の金属組
織の顕微鏡写真(a ) 、 XMA二次電子写真(b
I)、およびXMA X線写真(b2)であり。 第2図は本発明の製造方法による鋳塊の金属組織の顕微
鏡写真である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%でSi4〜12%、Al3〜8%、および
    残部Feを主成分とし、これにTi2〜5%を添加して
    成る組成的に均一な溶湯を任意の形状を有する鋳型に注
    湯し鋳塊を製造する方法において、溶湯温度から800
    ℃までの温度域を100℃/min以上の速度で冷却さ
    せ、さらに800℃から300℃までの温度域を5℃/
    min以下の速度で冷却させることを特徴とする磁性合
    金の製造方法。
JP18726784A 1984-09-08 1984-09-08 磁性合金の製造方法 Granted JPS6182960A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54162613A (en) * 1978-06-15 1979-12-24 Hitachi Metals Ltd High magnetic permeability alloy

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54162613A (en) * 1978-06-15 1979-12-24 Hitachi Metals Ltd High magnetic permeability alloy

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